JP6267896B2 - 両用型集塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃に使用されたモップやマット等の被集塵物に付着した塵埃を吸引し、フィルタにより塵埃を分離して集塵する集塵装置に関する。
床面等の清掃には、モップ清掃具や箒によりごみや塵を一箇所に寄せ集め、塵取りを用いてごみ箱に捨てる方法あるいは電気掃除機を用いる方法がある。電気掃除機を使えば、塵集めの手間を省くことができるが、吸引ホースやノズルを掃除機本体と一緒に移動させる必要があり、簡易に清掃作業を済ませたいときには、モップ清掃具や箒が広く使用されている。殊に、箒は使い込むと擦り減ってしまうが、モップ清掃具は汚れても洗浄して再利用可能であり、レンタルモップ製品としても普及している。また、床敷マットは多人数の靴底から塵埃を除去するが、使用済みの床敷マットから除塵するには、床敷マットを叩いて塵埃を脱落させたり、電気掃除機で床敷マット面から集塵し、後で床敷マットを洗浄する以外に方法は無かった。
これらの電気掃除機の中で、モップやマット等に特化された集塵装置が開発されている。まず従来集塵装置の一例として、特許第4949299号公報(特許文献1)の集塵装置が開発されている。図10に示されるように、収納ケース101の中にモータ7とファン108からなるブロワ106が配置され、スイッチ105をオンするとブロワ106が吸引作動する。突状リブ112に使用済みのモップを摩擦して繊維屑を含む塵埃を掻き取ると、落下した塵埃は吸引開口部103から奥壁115の貫通孔117を矢印方向へと吸い込まれる。吸引された塵埃混合空気はフィルタ124の中に入って塵埃が分離捕集され、清浄化された浄化空気はフィルタ124を通過し、上部116から吸引口120へとブロワ106により矢印方向へと上昇する。更にブロワ106により吹き出された浄化空気は、内排気口109から外排気口104を介して大気中に放出される。
突状リブ112の上縁部113は下部ケース体102の上方上縁114に固定されている。下部ケース体102の底面123は床面Fに載置され、フィルタ124は可動係着部122により着脱自在に装着されている。高さH0は突状リブ112の下方にある空隙高さを示す。また、収納ケース101の内枠121は下部ケース体102の上面と係着部118、119で相互に一体化されている。
従来集塵装置の第二例として、特許第5219567号公報(特許文献2)の集塵装置が開発されている。図11に示されるように、集塵装置201は、本体202と蓋体203と吸込口231と操作ボタン224とカバー部材226から構成されている。モップ200のハンドル212の下部にはパイルからなるモップ本体211が配置されている。使用済みのモップ本体211には多数の毛屑・繊維屑を含む塵埃が付着している。操作ボタン224を押して集塵装置201を作動させると、吸込口231から強力に空気流が吸い込まれてゆく。モップ本体211を吸込口の近傍で左右や前後に動かすと、モップ本体211から塵埃が脱落し、吸込口231から吸引されてゆく。その結果、モップ本体211は再生され、新たに室内の清掃作業を実施できる状態になる。
従来集塵装置の第三例として、実開昭58−169842号公報(特許文献3)の電気掃除機が開発されている。この電気掃除機はモップやマットに特化されたものではないが、2種類のホース使用法を示した電気掃除機である。図12に示すように、(12A)ではホースを一体化した使用方法が示され、(12B)ではホースを分離した使用方法が示されている。
(12A)には、吸込口体301を床面に載置した本体303と、本体303の背面上部と吸込口体301の背部に両端を傾斜状に連結したホース304と、本体303の天板に直立させた手で把持するハンドル302からなる電気掃除機が図示されている。吸込口体301が床面から塵埃を吸込み、ホース304を介して本体303の内部で集塵して浄化空気を排気する構造である。(12B)には、吸込口体301の背部からホース304を分離し、ホース304の先に吸込具305を装着した構造が示されている。この場合には、吸込具305で床面を清掃することになる。
特許第4949299号公報 特許第5219567号公報 実開昭58−169842号公報
特許第4949299号公報(特許文献1)の集塵装置では、使用済みのモップやマットを吸引開口部103の近傍に配置して、それらを突状リブ112と摩擦させて塵埃を脱落させ、この塵埃を吸引開口部103から吸込んで集塵することはできる。しかし、この集塵装置にはホースが装填されていないから、ホースを使ってホース口をマットやモップに接近させて集塵することはできないという欠点がある。
特許第5219567号公報(特許文献2)の集塵装置では、使用済みのモップやマットを吸引口231の近傍に配置して、それを突状リブと摩擦させて塵埃を脱落させる。脱落した塵埃を吸引口231から吸込んで集塵することができる点は特許文献1と同様である。しかし、この集塵装置にはホースが装填されていないため、ホースを使ってマットやモップから塵埃を直接的に集塵することができないという欠点も特許文献1と同様である。
実開昭58−169842号公報(特許文献3)の電気掃除機では、ホースの両端を装置に連結して吸込口体301から塵埃を吸込む方式と、ホース304の先端を装置から分離して、ホース304の先端に装着した吸込具305から塵埃を吸込む方式とからなる両用型電気掃除機が開示されている。しかし、この電気掃除機では、ホース304の先端を装置から分離ときに、腰を屈めて床面に近い位置にあるホース先端を手で抜き取り、その先端に吸込具305を装着しなければならないという欠点がある。腰を屈めてホースを抜き取って分離する作業は高齢者などには極めて過酷である。しかも、この電気掃除機はモップやマットなどに特化されたものではないから、吸込口は吸込口体301の下面にあり、ホースを分離しないで使用する場合には、モップやマット等の上に吸込口体301を被せて置かねばならないという欠点も有している。従って、モップやマット等から集塵するためには一層の改良が必要である。
従って、本発明の目的は、ホースの先端を本体に着脱することによって、モップやマット等の被集塵物から本体の吸込口からの吸込とホース先端からの吸込の2方式による切替集塵を可能にし、しかも本体に対するホースの着脱操作を腰を屈めることなく高齢者等でも簡単に行うことができる両用型集塵装置を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、本発明の第1の形態は、被集塵物からダストを空気とともに吸引する吸気口と、前記吸気口から吸引されたダスト混合空気を上方へと吸い上げる吸上管と、前記吸上管からダスト混合空気を流通させるホースを含むホース体と、前記ホース体の一端側で前記吸上管の排気端に挿脱自在に接続されるホース体口部と、前記ホース体口部を前記排気端に手動で挿脱させるために前記ホース体口部から延設された手で把持できる把持部を少なくとも有し、前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときには前記吸気口の近傍に前記被集塵物を接近させて被集塵物からダストを吸引することができ、前記把持部を手で把持して前記ホース体口部を前記吸上管の排気端から分離させ、前記ホース体口部を被集塵物の近傍に接近させて被集塵物からダストを吸引することができる両用型集塵装置である。
本発明の第2の形態は、前記ホース体を支持するホース体支持部と、前記ホース体の他端側で本体内部にダスト混合空気を送入するホース体基部と、前記ホース体基部から送入されたダスト混合空気を吸引してダストを分離捕集するフィルタ部と、前記ダスト混合空気を吸引する動力源で前記フィルタ部から浄化された空気を吸引排出させるモータ部と、前記モータ部から排出される浄化空気を大気中に排気する排気口を更に有し、前記ホース体支持部を手で把持して移動可能に構成される両用型集塵装置である。
本発明の第3の形態は、前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときに、前記把持部は、前記ホースに沿って上方に延設される把持部突出片と、前記把持部突出片の上方に形成された手指把握部を有し、前記手指把握部に手指を引っ掛けて前記把持部突出片を上方に引き上げ、前記ホース体口部を前記吸上管から上方に分離できる両用型集塵装置である。
本発明の第4の形態は、前記手指把握部は前記把持部突出片の上方に穿設された挿入孔であり、前記挿入孔の上縁位置に把持部突出端があり、前記挿入孔に手指を挿入して前記把持部突出端に手指を引っ掛けることができる両用型集塵装置である。
本発明の第5の形態は、前記把持部は、前記ホースが内挿される把持部本体管と、前記把持部本体管の上部を軸方向に切欠いて半割状に形成された把持部突出片及び把持部切欠部と、前記把持部突出片の上方に穿設された挿入孔から構成される両用型集塵装置である。
本発明の第6の形態は、前記ホース体口部は、前記ホースの一端側に結合されたホース一端管と、前記ホース一端管に同軸状に接続されるホース口部管と、前記ホース口部管の先端に接続されるゴム状管と、前記ホース一端管と前記ホース口部管を内挿して所定位置に固定した前記把持部本体管から構成され、前記ゴム状管が前記把持部本体管の本体管下面から突出している両用型集塵装置である。
本発明の第7の形態は、前記ホース体支持部は、後側本体ケースの左右中央位置からケース天板の中央に逆U字状に湾曲して形成され、前記ホースは前記ホース体支持部に載置されて逆U字状に湾曲して配置される両用型集塵装置である。
本発明の第8の形態は、前記ホース体基部はケース天板の中央に固定され、前記ホース体基部は前記フィルタ部に接続され、前記フィルタ部はその下方に配置されたモータ部に接続され、浄化空気は本体ケースの後部に形成された排気口から排出される両用型集塵装置である。
本発明の第1の形態によれば、吸気口から吸引されたダスト混合空気を上方へと吸い上げる吸上管と、前記吸上管からダスト混合空気を流通させるホースを含むホース体と、前記ホース体の一端側で前記吸上管の排気端に挿脱自在に接続されるホース体口部を設けたから、吸い上げるために上方へと立設された吸上管の排気端に上方からホース体口部を挿脱することができ、作業者が立った状態でホース体口部を上下に操作してホース体の挿脱が可能になり、作業者が腰を屈めること無くホース体口部の挿脱作業が容易になる。
また、前記ホース体口部を前記排気端に手動で挿脱させるために前記ホース体口部から延設された手で把持できる把持部を有しているから、作業者はホース体を直接触ること無く、手指で把持部を上下に操作するだけで、ホース体口部を排気端に挿脱でき、排気端に対するホース体口部の挿脱作業が極めて円滑になる。
更に、本形態の両用型集塵装置を用いれば、把持部を手で操作して前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときには前記吸気口の近傍に前記被集塵物を接近させて被集塵物からダストを吸引することができ、また前記把持部を手で把持して前記ホース体口部を前記吸上管の排気端から分離させると、前記ホース体口部を被集塵物の近傍に接近させて被集塵物からダストを吸引することができる。このように本形態の両用型集塵装置では、吸気口からの吸引とホース体口部からの吸引が容易に切り替えて行うことができる効果を有する。
本発明の第2の形態によれば、ホース体を支持するホース体支持部が具備され、しかもホース体支持部を手で把持して移動可能に構成される両用型集塵装置であるから、ホース体支持部はホース体の安定保持部であり、且つ両用型集塵装置を移動する把持体の両機能を有し、ホース体支持部を手で把持するだけでどこにでも簡単に移動することができる。
また、前記ホース体の他端側で本体内部にダスト混合空気を送入するホース体基部を有するから、このホース体基部でホース体は固定され、ホース体口部を排気端から分離して自由端にしても、ホース体を本体に連結保持できる。
更に、前記ホース体基部から送入されたダスト混合空気を吸引してダストを分離捕集するフィルタ部と、前記ダスト混合空気を吸引する動力源で前記フィルタ部から浄化された空気を吸引排出させるモータ部と、前記モータ部から排出される浄化空気を大気中に排気する排気口を有しているから、ダスト混合空気をフィルタ部で浄化し、浄化空気を大気中に排気でき、フィルタ部に装着されるフィルタを交換するだけで繰り返し集塵することができる。
本発明の第3の形態によれば、前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときに、前記把持部は、前記ホースに沿って上方に延設される把持部突出片と、前記把持部突出片の上方に形成された手指把握部を有しているから、前記手指把握部に手指を引っ掛けて前記把持部突出片を上方に引き上げ、前記ホース体口部を前記吸上管から上方に簡単に分離することができる。勿論、把持部突出片を手指で引っ張り上げて、前記ホース体口部を前記吸上管から上方に分離してもよいことは云うまでもない。吸上管は上方に伸びているから、把持部突出片も上方へと伸びており、作業者は腰を屈めずに立ったままで、手指把握部や把持部突出片を手指操作でき、腰を痛めることが無いので高齢者でも容易に取り扱うことができる利点を有する。
尚、手指把握部は手指で把握できる構造であればどんな具体的構造を有しても良く、例えば孔だけでなく、L字状構造体やT字状構造体やその他種々の構造体でも良い。
本発明の第4の形態によれば、前記手指把握部は前記把持部突出片の上方に穿設された挿入孔であるから、手指を容易に挿入することができ、手指操作が楽になる。また、前記挿入孔の上縁位置に把持部突出端があり、前記挿入孔に手指を挿入して前記把持部突出端に手指を引っ掛けることができるから、把握した状態で手指を上下に移動操作するだけでホース体口部を吸上管の排気端に対し容易に挿脱することができる。
本発明の第5の形態によれば、前記把持部は、前記ホースが内挿される把持部本体管と、前記把持部本体管の上部を軸方向に切欠いて半割状に形成された把持部突出片及び把持部切欠部と、前記把持部突出片の上方に穿設された挿入孔から構成される両用型集塵装置が提供される。基本的に把持部は管から構成され、管の下半分は管のままで把持部本体管と呼ばれる。管の上半分が竹を軸方向に半割したような構造を有し、割られて切欠かれた部分が把持部切欠部と称され、割られて残った部分が把持部突出片と称される。ホースは把持部本体管に内挿され、上方の把持部切欠部の方へホースは湾曲することができ、逆方向への湾曲は把持部突出片により阻止される。従って、把持部切欠部がホース体支持部、即ち装置本体に対面するように配置させれば、ホース体を無理なく湾曲させてホース体基部を本体に連結することが可能になる。
本発明の第6の形態によれば、前記ホースの一端側にホース一端管が結合されているから、柔軟で伸縮自在なホースの一端がホース一端管で保護され、繰り返し挿脱されるホース端部の耐久性を向上できる。また、前記ホース一端管に同軸状にホース口部管が接続され、前記ホース一端管と前記ホース口部管を前記把持部本体管に内挿して所定位置に固定すると、全体の長さ寸法を調整できる。しかも、前記ホース一端管と前記ホース口部管が前記把持部本体管に内挿されているから、ホース体口部の強度を向上できる。また、ホース口部管と把持部本体管を挿脱自在に仮止する仮止手段を設ければ、ホース体口部を一体に組み立て固定することが可能になる。前記ホース口部管の先端にゴム状管を接続させ、前記ゴム状管が前記把持部本体管の本体管下面から突出するように配置すると、ホース体口部を本体から分離したときに、被集塵物に対しゴム状管が当接することになり、ゴム状管の弾力性により被集塵物を棄損することが無くなる。
本発明の第7の形態によれば、前記ホース体支持部は、後側本体ケースの左右中央位置からケース天板の中央に逆U字状に湾曲して形成されるから、前記ホースは前記ホース体支持部に載置されて逆U字状に湾曲して配置されることになり、柔軟性と伸縮性を有したホースに無理な応力を掛けないでホースを支持でき、ホースの耐久性を向上できる。しかも、後側本体ケースの左右中央位置からケース天板の中央までホースを湾曲させながら誘導するから、吸気口から吸上管を経てホース体口部に入ったダスト混合空気は装置本体の左右中心を湾曲してケース天板の内部に誘導され、本体背面から排気されるから、空気流の流れが最短距離で回転して後方へ排気されることになり、最短距離回転による流体損失の極小化を実現できる。
本発明の第8の形態によれば、前記ホース体基部はケース天板の中央に固定され、前記ホース体基部は前記フィルタ部に接続され、前記フィルタ部はその下方に配置されたモータ部に接続され、浄化空気は本体ケースの後部に形成された排気口から排出されるから、前述したように、前方から流入した空気流の流れが最短距離で回転して後方へ排気されることになり、空気流が最短距離回転をして排気され、流体損失の極小化を実現でき、エネルギー損耗を低減して省エネルギーを実現できる。
図1は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の縦断面図で、ホース体と吸上管を連結した状態を示す。 図2は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の組立分解斜視図である。 図3は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の前方斜視図である。 図4は、本発明に係る両用型集塵装置においてホース体と吸上管との組立分解斜視図である。 図5は、本発明に係る両用型集塵装置においてホース体と吸上管との連結状態の縦断面図である。 図6は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の縦断面図で、ホース体を吸上管から分離した状態を示す。 図7は、本発明に係る両用型集塵装置において、ホース体支持部を手で把握して両用型集塵装置を持上げて移動する持上げ斜視図である。 図8は、本発明に係る両用型集塵装置の吸気口の近傍にモップを接近させてモップから塵埃を吸引する吸引口による塵埃吸引斜視図である。 図9は、本発明に係る両用型集塵装置において、ホース体をホース体支持部から分離してホース体によりモップから塵埃を吸引するホース体による塵埃吸引斜視図である。 図10は、従来技術である特許第4949299号公報(特許文献1)に記載の集塵装置の縦断面図である。 図11は、従来技術である特許第5219567号公報(特許文献2)に記載の集塵装置の吸引状態斜視図である。 図12は、従来技術である実開昭58−169842号公報(特許文献3)に記載の電気掃除機の使用状態斜視図である。
以下に、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態を添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の縦断面図で、ホース体と吸上管を連結した状態を示す。
本実施形態に係る両用型集塵装置1の本体ケース2は、フィルタ部正面板44と、前面本体ケース3と、底部ケース7と、後側本体ケース4と、吸上管ケース6と、斜面部9と、ケース天板5とにより筐体として形成されている。後側本体ケースから上方に向けて逆U字状に樋型のホース体支持部8が設けられ、このホース体支持部8は後側本体ケース4とから上方に支持部直立壁8bと支持部湾曲壁8aからなり、ケース天板7に至るまで形成されている。
底部ケース7の前面側には吸気口10が開口され、その上に弾性板からなる掻落板12が垂下されている。吸気口10の内方には吸込路13となる吸込管14、湾曲管16及び吸上管18が配置されている。モップやマット等の被集塵物を掻落板12に摩擦してダストを落下させると、ダスト混合空気は吸込管14により矢印A方向に吸込まれ、湾曲管16により矢印B方向に湾曲され、そして吸上管18により矢印C方向へと上昇される。
吸上管18は湾曲管16に内挿されて固定され、吸上管下端18cは湾曲管上端16aより下方位置にある。吸上管ケース6と後側本体ケース4の間には、吸上管18を固定するホース体口部受け18bが配置され、吸上管18はホース体口部受け18bの中を挿通してぐらつき無く立設されている。吸上管18の上端が排気端19であり、吸い上げられたダスト混合空気を前記排気端19から上方に吹き上げる。吸上管18の外側で吸上管ケース6と後側本体ケース4に囲まれた環状空間はホース体口部挿入孔部6aであり、後述するホース体口部35を挿入するための空間である。
ホース体20は、ホース22と、ホース22の一端側にあるホース体口部35と、ホース22の他端側にあるホース体基部29から構成されている。ホース体口部35の構造は後述する。ホース体口部35はホース体口部挿入孔部6aに挿通され、ホース体口部35の先端がホース体口部受け18bに当接してホース体口部35は吸上管18の先端部に挿脱自在に配置され、排気端19を開閉できるように構成される。ホース体20は後側本体ケース4に略平行に垂直状態に立設される。
ホース体口部35から上方に、ホース22に沿って把持部30が立設状に延設されている。把持部30の上方には、本体側に把持部切欠部30aが切欠かれて残った把持部突出片32が突設され、把持部突出片32の上部には挿入孔34が開口され、挿入孔34の上側には挿入孔周縁部34aで境界が形成された把持部突出端36が形成されている。ホース体口部35を排気端19から分離するには、手Hで把持部突出端36を把握してホース体口部35を上方へ脱離させればよい。
把持部突出片32に対向して本体側に把持部切欠部30aが形成されているから、ホース22は支持部湾曲壁8aに沿い乗りして本体側へと湾曲し、ホース体20の他端部であるホース体基部29がケース天板5に固定される。ホース他端28はホース他端管29aに固定され、ホース他端管29aの内周部にある他端管内側折返端29cに狭持されて固定される。他端管突出端29dはケース天板5に入り込み、他端管受部41に固定される。従って、ホース体基部29はケース天板5に脱離不能に固定されることになる。換言すれば、ホース体口部35が分離可能であるが、ホース体基部29は本体に固定され、ホース体20はホース体基部29を支点にしてホース体口部35を分離・固定に切り替えることができる。
前述した他端管受部41はフィルタ部天板42と一体に配置され、フィルタ部天板42によって区画された領域がフィルタ部40を構成する。このフィルタ部40はフィルタ部正面板44と一体となって前記空間に挿脱自在に配置される。フィルタ部40には図示しないフィルタが内蔵され、ダスト混合空気はフィルタ入口部43からフィルタに流入し、フィルタによりダストが分離集塵され、浄化された空気はフィルタ出口部45から流出して行く。
モータ部50には回転動力を与えるモータと、このモータにより吸気力を与える羽根が内蔵されている。フィルタ出口部45から流出した浄化空気はモータ入口部51からモータ部50に吸引され、モータ出口部52から流出してゆく。後側本体ケース4の背面には多数の排気口60が開口されており、モータ出口部52から流出する浄化空気は多数の前記排気口から大気中へと放出される。
次に上記構成の作動を説明する。電源コードリール部70に卷回収納されている電源コードを引き出してコンセントに接続する。後述する電源ボタンをオンすると、モータ部50が回転駆動し、吸気口10から空気が吸引されてゆく。モップやマット等の使用済みの被集塵物を吸気口10の近傍に配置し、被集塵物を掻落板12に擦りつけて、ダストを落下させると、ダストは空気中に混合されてダスト混合空気になる。ダスト混合空気は吸気口10から矢印A方向に吸い込まれ、矢印B方向に湾曲して、吸上管18により矢印C方向に吸い上げられる。ダスト混合空気はホース体口部35の中を吸い上げられ、ホース22の中を通過してホース体基部29からフィルタ入口部43へと矢印D方向に流入する。ダスト混合空気はフィルタ部40内のフィルタでダストが分離集塵され、浄化された空気がフィルタ出口部45から流出し、モータ入口部51を介して矢印E方向へとモータ部50に吸い込まれる。モータ部50により浄化空気はモータ出口部に矢印F方向へと送出され、更に浄化空気は後側本体ケース4に多数形成された排気口60から大気中へと放出されて行く。
図2は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の組立分解斜視図である。両用型集塵装置1は、本図に従って組み立てられて、図1に示される全体装置として完成される。既に図1で説明したが、ここで再度重複して説明しておく。本体ケース2のうちケース天板5には電源ボタン孔5aが開口されている。この電源ボタン孔5aから電源ボタン5bが突設される。
前側本体ケース3には上方にホース他端管29aと他端管受部41が形成されフィルタ部装着空間47が設けられている。また、下部には下端嵌合部3aが形成されている。前記フィルタ部装着空間47には引出状のフィルタ部40が装着され、そのフィルタ部正面板44には手指レバー46が形成されている。フィルタ部40を前記フィルタ部装着空間47に差し込んで装着すれば自動的にロックされ、抜き出すときには手指レバー46を開くとロックが解除されて抜き出すことが可能になる。
底部ケース7には、吸気口10の上方を塞ぐように掻落板12が配置されている。内部には、吸込管14と湾曲管16が配置され、空気流を上方へと吸い上げるために吸上管18が立設されている。吸上管18の上端が排気端19であり、この排気端から空気流が上方へと引き上げられる。
後側本体ケース4の後部背面には多数の排気口60が孔状に開口されている。また、後側本体ケースの背部には吸上管ケース6が装着される。後側本体ケース4の背面上部には斜面部9が形成され、前述したケース天板5と一体になって本体ケース2の頂部を形成する。また、斜面部9の下端位置からは樋状の支持部直立壁8bが立設され、続いて支持部湾曲壁8aが湾曲形成されて構成されるホース体支持部8が配置されている。支持部湾曲壁8aにはホースが湾曲して載置され、吸上管ケース6の内部の上方位置にはケース体口部が内挿され、ケース体口部から上方に把持部30が立設されている。把持部30の上方には挿入孔34が開口され、その周囲上端には把持部突出端36が位置している。この挿入孔34に手指を挿入し、把持部突出端に手指を握れば、ホース体を分離して上方に取り出すことが可能になる。
図3は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の前方斜視図である。図2に従って各部材を組み立てると、図3に示される両用型集塵装置1が完成される。本体ケース2は、ケース天板5と前側本体ケース3と底部ケース7と後側本体ケース4とホース支持部8から構成される。ケース天板5には、電源ボタン5bが突設され、ホース22のホース他端部28とホース他端管29aが配置されている。前側本体ケース3にはフィルタ部40が装着され、フィルタ部40の前面には、手指レバー46とフィルタ部正面板44が存在する。底部ケース7には掻落板12と吸気口10が配置されている。また、ホース支持部8は支持部湾曲壁8aと支持部直立壁8bから構成され、支持部直立壁8bから支持部湾曲壁8aに沿ってホース22が直立状から湾曲状に配置されている。把持部30の上方には挿入孔34と把持部突出端36が形成され、挿入孔に手指を挿入し、把持部突出端36を手指で把握してホース22を上方に引き上げると、ホースの先端、即ちホース体口部を本装置から分離することができる。
図4は、本発明に係る両用型集塵装置においてホース体と吸上管との組立分解斜視図である。図4により吸上管18とホース体口部35との相互関係が明らかになる。吸上管18の途中位置にホース体口部受け18bが配置され、ホース体口部受け18bは後側本体ケース4と吸上管ケース6に一体に形成されている。ホース体口部受け18bから上方に突出する吸上管18の部分を吸上管先端部18dと称する。吸上管先端部18dの周囲に形成される環状空間はホース体口部35を挿入配置するホース体口部挿入孔部6aとなる。吸上管18の上端である吸上管上端面18aはダスト混合空気を上方へ放出する排気端19に相当する。
把持部30は、ホース22の一端部を内挿する把持部本体管31とこれに連続して軸方向に半割状態に残る把持部突出片32と半割状態に切欠かれた把持部切欠部30aから構成される。把持部本体管31の内部には所定位置に内側段部33が形成され、最下端に本体管下面31aが位置する。把持部切欠部30aは本体背面に対面するように配置される。把持部突出片32の上方には挿入孔周縁部34aに取り囲まれて手指を挿入する挿入孔34が開口され、把持部突出片32の上端には手指で把握するための把持部突出端36が形成されている。
ホース22の下端部であるホース一端23にはホース一端管24が固定され、ホース一端管24は一端管下端面24bから内側に折り返され、その内部にある一端管内側折返端24cの間にホース一端23を狭着する。一端管下端面24bに口部管上端25aが当接するようにホース口部管25が配置される。ホース口部管25の下端部にはゴム状管26が嵌合され、ゴム状管26の下端部から下方に複数のゴム状突起27が突設されている。その先端であるゴム状突起先端27aが、前述したホース体口部受け18bに当接するように、ホース体口部35がホース体口部挿入孔部6aに挿入されるのである。
ホース22を上方へ引っ張り上げると、ホース一端管24は把持部本体管31の内部に挿入され、一端管上端24aが内側段部33に当接する位置まで挿入できる。次に、ホース口部管25を把持部本体管31の内部に挿入し、口部管上端25aが一端管下端面24bに当接する位置まで挿入できる。このとき、ホース口部管25の外周面の適所と把持部本体管31の適所に凹凸等の仮止部を形成して、ホース口部管25を把持部本体管31に対し着脱自在に嵌合する。ゴム状管上端26aが本体管下面31aと当接するようにしておけば、組み合わせた状態では、把持部本体管31の本体管下面31aから連続してゴム状管26が突出するように配置できる。
纏めておくと、ホース体20は、ホース22と、ホース22の一端部に形成されたホース体口部35と、ホース22の他端部に形成されたホース体基部29から構成される。また、ホース体口部35は、把持部本体管31と、その内部に挿入されるホース一端管24と、ホース一端管24に当接状態で内挿されるホース口部管25とゴム状管26から構成される。更に、上述したように、ホース体口部35は吸上管先端部18dの周囲に形成される前記ホース体口部挿入孔部6aに内挿され、ゴム状突起先端27aがホース体口部受け18bに当接した状態で固定される。従って、ホース体口部35が内挿された状態では、排気端19から吹き上げられたダスト混合空気流はホース体口部35に入り、ホース22の中を通過して、図示されないホース体基部29に到達し、装置本体内に誘導されることになる。
図5は、本発明に係る両用型集塵装置においてホース体と吸上管との連結状態の縦断面図である。図4の組立分解斜視図に従って完全に組み立て、その縦断面が図5に示されている。従って、図5に付された図番号は図4に示される図番号と同様であり、図番号の詳細な説明は省略する。再度述べておくことは、ホース体口部35の接続・分離の切替手順とダスト混合空気の流通方向である。
この図面の通りに、ホース体口部35がホース体口部挿入孔部6aに接続されている場合には、吸気口10から吸い込まれたダスト混合空気は吸上管18を矢印C方向に上昇し、ホース22の中を通過しながらダスト混合空気は矢印J方向に流通しながら、フィルタ部40へと矢印D方向に流入し、浄化空気はモータ部50の動力により排気口60から放出される。
他方、ホース体口部35をホース体口部挿入孔部6aから分離するには、手指を挿入孔34に挿入して把持部突出部36を把握し、手を上方へ引き上げると、ホース体口部35はホース体口部挿入孔部6aから引き離されて分離する。このときには、吸気口10からの吸引は停止される。ホース22は柔軟で伸縮自在であるから、ホース体口部35をモップやマット等の被集塵物に接近させ、被集塵物からダストをホース体口部35から吸引するのである。
図6は、本発明に係る両用型集塵装置の実施形態の縦断面図で、ホース体を吸上管から分離した状態を示す。図6に示される分離状態は、図1に示される接続状態と対照的な関係にある。図6に示される図番号は図1に示される図番号と同様であり、それら図番号の詳細説明は省略する。ここでは要点だけを説明する。
手指を把持部30の挿入孔34に挿入して把持部突出部36を把握し、手を上方へ引き上げて、ホース体口部35をホース体口部挿入孔部6aから引き離す。そして、ホース体口部35をモップやマット等の被集塵物に接近させ、電源スイッチをオンすると、モータ部50の吸引動力によりホース体口部35のホース体口部吸引口35aから被集塵物のダストが吸引されるのである。勿論、このときには、吸気口10からの吸引は無い。ホース22は柔軟性を有し伸縮自在であるから、ホース22を本体装置の周囲や多少の遠方への移動も容易に行われる。
この状態で、ダスト混合空気はホース体口部吸引口35aから矢印I方向に吸引され、ホース22を介して矢印D方向にフィルタ部40へと流入する。フィルタ部40のフィルタによりダスト混合空気からダストが分離集塵される。その結果、浄化空気はフィルタ出口部45から流出し、モータ入口部51を通過して矢印E方向にモータ部50により吸引される。更に、浄化空気はモータ出口部52を矢印F方向に流出し、多数の排気口60から大気中へと放出されることになる。
図7は、本発明に係る両用型集塵装置において、ホース体支持部を手で把握して両用型集塵装置を持上げて移動する持上げ斜視図である。図番号は上述した通りであるから、ここでは説明を省略し、必要なことだけを下記に述べる。
本発明において、ホース体支持部8は二つの役割を発揮する。ホース体支持部8の第1の役割は、柔軟性と伸縮性を有するホース22を湾曲状に保持する支持体となることである。ホース22を安定して確実に保持することができる。ホース体支持部8の第2の役割は、図7に示すように、手Hの手指HFでホース体支持部8を把握すると、本体装置は比較的軽量であるから、本体装置を簡単且つ楽に持ち上げることができ、この両用型集塵装置をどこにでも移動できることである。
図8は、本発明に係る両用型集塵装置の吸気口の近傍にモップを接近させてモップから塵埃を吸引する吸引口による塵埃吸引斜視図である。図番号は上述した通りであるから、ここでは説明を省略し、必要なことだけを下記に述べる。
本形態においては、ホース22はホース体支持部8に湾曲状に保持されままであり、ホース22又はホース体20は全く移動されない。モップやマット等の被集塵物Mが本体最下端に設けられた吸気口10の近傍に配置される。電源ボタン5bをオンして吸引作動させた状態で、被集塵物Mを掻落板12に矢印K方向に往復状に摩擦させると、被集塵物Mからダストが落下し、このダストが空気流に吸い込まれてダスト混合空気となり、吸気口10から吸い込まれる。このときには、手Hと手指HFは把持部突出端36を把握していない。換言すれば、本体装置を作動させて、吸気口10からダストを吸込み、被集塵物Mを浄化して再生させるものである。次に、ホース22を使用してダスト吸引を行うときに、図示するように、手指で把持部突出端36を把握して、矢印L方向に把持部30を引き上げるのである。引き上げた後の使用状態は図9で説明される。
図9は、本発明に係る両用型集塵装置において、ホース体をホース体支持部から分離してホース体によりモップから塵埃を吸引するホース体による塵埃吸引斜視図である。図番号は上述した通りであるから、ここでは説明を省略し、必要なことだけを下記に述べる。
図8で把持部30を引き上げると、ホース体口部35が排気端19から分離し、更に引き上げるとホース体20がホース体支持部8を離れる。作業者は把持部突出端36を把握しても良いし、把持部30の周囲を把握しても良く、作業のやり易い部位を把握すればよい。ホース体口部吸引口35aをモップやマット等の被集塵物Mに接近させると、ホース体口部吸引口35aから被集塵物Mのダストが吸引され、このダストが空気流に混合されてダスト混合空気となり、ホース22を介して本体装置へと吸い込まれてゆく。その結果、被集塵物Mは浄化されて再生されるのである。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
本発明によれば、被集塵物からダストを空気とともに吸引する吸気口と、吸気口から吸引されたダスト混合空気を上方へと吸い上げる吸上管と、吸上管からダスト混合空気を流通させるホースを含むホース体と、ホース体の一端側で吸上管の排気端に挿脱自在に接続されるホース体口部と、ホース体口部を前記排気端に手動で挿脱させるために前記ホース体口部から延設された手で把持できる把持部を有した構造に集塵装置を組み上げている。
そのため、本発明の集塵装置は、前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときには前記吸気口の近傍に前記被集塵物を接近させて被集塵物からダストを吸引することができ、前記把持部を手で把持して前記ホース体口部を前記吸上管の排気端から分離させ、前記ホース体口部を被集塵物の近傍に接近させて被集塵物からダストを吸引することができ、両用型集塵装置として機能する。
その結果、本発明の両用型集塵装置は、ホースの先端を本体に着脱することによって、モップやマット等の被集塵物から本体の吸込口からの吸込とホース先端からの吸込の2方式による切替集塵を可能にし、同時に把持部を手指操作することによって、本体に対するホースの着脱操作を腰を屈めることなく高齢者等でも簡単に行うことができる効果を有する。即ち、本発明の両用型集塵装置は、家電製品業界のみならず、モップやマット等のダストコントロール業界など多くの業界に利用できるものである。
1 両用型集塵装置
2 本体ケース
3 前側本体ケース
3a 下端嵌合部
4 後側本体ケース
5 ケース天板
5a 電源ボタン孔
5b 電源ボタン
6 吸上管ケース
6a ホース体口部挿入孔部
7 底部ケース
8 ホース支持部
8a 支持部湾曲壁
8b 支持部直立壁
8d 吸上管先端部
9 斜面部
10 吸気口
12 掻落板
13 吸込路
14 吸込管
16 湾曲管
16a 湾曲管上端
18 吸上管
18a 吸上管上端面
18b ホース体口部受け
18c 吸上管下端
18d 吸上管先端部
19 排気端
20 ホース体
22 ホース
23 ホース一端
24 ホース一端管
24a 一端管上端
24b 一端管下端面
24c 一端管内側折返端
25 ホース口部管
25a 口部管上端
26 ゴム状管
26a ゴム状管上端
27 ゴム状突起
27a ゴム状突起先端
28 ホース他端
29 ホース体基部
29a ホース他端管
29c 他端管内側折返端
29d 他端管突出端
30 把持部
30a 把持部切欠部
31 把持部本体管
31a 本体管下面
32 把持部突出片
33 内側段部
34 挿入孔
34a 挿入孔周縁部
35 ホース体口部
35a ホース体口部吸引口
36 把持部突出端
40 フィルタ部
41 他端管受部
42 フィルタ部天板
43 フィルタ入口部
44 フィルタ部正面板
45 フィルタ出口部
46 手指レバー
50 モータ部
51 モータ入口部
52 モータ出口部
60 排気口
70 電源コードリール部
101 収納ケース
102 下部ケース体
103 吸引開口部
104 外排気口
105 スイッチ
106 ブロワ
107 モータ
108 ファン
109 内排気口
110 吸引流路
111 モップ擦り板

Claims (8)

  1. 本体ケースは、フィルタ部正面板と、前面本体ケースと、底部ケースと、後側本体ケースと、吸上管ケースと、斜面部と、ケース天板とにより筐体として組み立てられて全体装置として完成され、
    前側本体ケースにはフィルタ部装着空間が設けられて、前記フィルタ部装着空間には引出状のフィルタ部がフィルタ部正面板と一体となって挿脱自在に配置され、そのフィルタ部正面板には手指レバーが形成されて、フィルタ部をフィルタ部装着空間に差し込んで装着すれば自動的にロックされ、抜き出すときには手指レバーを開くとロックが解除されて抜き出すことができ、
    フィルタ部にはフィルタが内蔵され、ダスト混合空気はフィルタ入口部からフィルタに流入し、フィルタによりダストが分離集塵され、浄化された空気はフィルタ出口部から流出し、前記フィルタの上面には前記フィルタ部を抜き出したときに視認できる穴が開口されている構成とされ、
    被集塵物からダストを空気とともに吸引する吸気口と、前記吸気口から吸引されたダスト混合空気を上方へと吸い上げる吸上管と、前記吸上管からダスト混合空気を流通させるホースを含むホース体と、前記ホース体の一端側で前記吸上管の排気端に挿脱自在に接続されるホース体口部と、前記ホース体口部を前記排気端に手動で挿脱させるために前記ホース体口部から延設された手で把持できる把持部を少なくとも有し、前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときには前記吸気口の近傍に前記被集塵物を接近させて被集塵物からダストを吸引することができ、前記把持部を手で把持して前記ホース体口部を前記吸上管の排気端から分離させ、前記ホース体口部を被集塵物の近傍に接近させて被集塵物からダストを吸引することができることを特徴とする両用型集塵装置。
  2. 前記ホース体を支持するホース体支持部と、前記ホース体の他端側で本体内部にダスト混合空気を送入するホース体基部と、前記ホース体基部から送入されたダスト混合空気を吸引してダストを分離捕集するフィルタ部と、前記ダスト混合空気を吸引する動力源で前記フィルタ部から浄化された空気を吸引排出させるモータ部と、前記モータ部から排出される浄化空気を大気中に排気する排気口を更に有し、前記ホース体支持部を手で把持して移動可能に構成される請求項1に記載の両用型集塵装置。
  3. 前記ホース体口部を前記吸上管に接続したときに、前記把持部は、前記ホースに沿って上方に延設される把持部突出片と、前記把持部突出片の上方に形成された手指把握部を有し、前記手指把握部に手指を引っ掛けて前記把持部突出片を上方に引き上げ、前記ホース体口部を前記吸上管から上方に分離できる請求項1又は2に記載の両用型集塵装置。
  4. 前記手指把握部は前記把持部突出片の上方に穿設された挿入孔であり、前記挿入孔の上縁位置に把持部突出端があり、前記挿入孔に手指を挿入して前記把持部突出端に手指を引っ掛けることができる請求項3に記載の両用型集塵装置。
  5. 前記把持部は、前記ホースが内挿される把持部本体管と、前記把持部本体管の上部を軸方向に切欠いて半割状に形成された把持部突出片及び把持部切欠部と、前記把持部突出片の上方に穿設された挿入孔から構成される請求項4に記載の両用型集塵装置。
  6. 前記ホース体口部は、前記ホースの一端側に結合されたホース一端管と、前記ホース一端管に同軸状に接続されるホース口部管と、前記ホース口部管の先端に接続されるゴム状管と、前記ホース一端管と前記ホース口部管を内挿して所定位置に固定した前記把持部本体管から構成され、前記ゴム状管が前記把持部本体管の本体管下面から突出している請求項5に記載の両用型集塵装置。
  7. 前記ホース体支持部は、後側本体ケースの左右中央位置からケース天板の中央に逆U字状に湾曲して形成され、前記ホースは前記ホース体支持部に載置されて逆U字状に湾曲して配置される請求項1〜6のいずれかに記載の両用型集塵装置。
  8. 前記ホース体基部はケース天板の中央に固定され、前記ホース体基部は前記フィルタ部に接続され、前記フィルタ部はその下方に配置されたモータ部に接続され、浄化空気は本体ケースの後部に形成された排気口から排出される請求項1〜7のいずれかに記載の両用型集塵装置。
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