JP6267878B2 - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットヘッドから印刷媒体にインクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置に関する。
従来、用紙を搬送しつつ、固定のインクジェットヘッドから用紙へインクを吐出するライン型のインクジェット印刷装置が知られている。
複数色のインクでカラー印刷可能なライン型のインクジェット印刷装置では、各色のインクをそれぞれ吐出する複数のインクジェットヘッドが、用紙の搬送方向(副走査方向)に間隔をおいて配置される。カラー印刷の際、各インクジェットヘッドのノズルから吐出された各色のインクが、搬送される用紙上に画素ごとに重なって着弾するように、各インクジェットヘッドが駆動される。
ところで、ライン型のインクジェットヘッドとして、互いに異なる色のインクを吐出可能な2列のノズル列を有し、この2列のノズル列の主走査方向におけるノズル位置がノズルピッチの半分(半ピッチ分)だけずれているヘッドユニットを用いたものがある。
このようなヘッドユニットを用いれば、1つのインクジェットヘッドから2色のインクを吐出可能になる。これにより、ノズル列が1列だけのインクジェットヘッドを用いた場合より、インクジェットヘッドの数を減らすことが可能になる。また、同一ヘッドユニット内の2列のノズル列から同じ色のインクを吐出させるようにすれば、その色の印字解像度を高めることが可能になる。
上記のようなヘッドユニットを用いたインクジェットヘッドを複数配置する場合、全インクジェットヘッドで主走査方向における各ノズル位置が一致するように配置する。そして、前述のように、各ヘッドユニットで2列のノズル列が半ピッチ分ずれているため、隣接するノズル列間で主走査方向に互いに半ピッチ分だけ離れた位置のノズルを同一画素の形成に使用する。例えば、シアン(C)のインクを吐出するノズル列と、マゼンタ(M)のインクを吐出するノズル列とが、主走査方向に半ピッチ分だけずれていることがある。この場合、同一画素に対応するシアンのインクとマゼンタのインクは、主走査方向に半ピッチ分だけ互いに離れた位置の2つのノズルから吐出される。
ところで、インクジェット印刷装置において、無色透明な機能性インクを用いることがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、印刷物の光沢性や保存性を良好とするために、機能性インクであるクリアインクを色インクに重ねるように吐出することがある。
特開2010−264730号公報
上述したヘッドユニットを用いたインクジェットヘッドを複数配置した装置でクリアインクを用いる場合、用紙の搬送方向における最下流のインクジェットヘッドの下流側のノズル列からクリアインクを吐出させる。これにより、各色インクにクリアインクを重ねるように吐出できる。
ここで、各色インクに対応するノズル列には、主走査方向におけるノズル位置が、クリアインクのノズル列と一致しているノズル列と、半ピッチ分ずれているノズル列とがある。このため、クリアインクのノズル列に対して半ピッチ分ずれているノズル列から吐出された色インクのある画素のドットに対し、当該画素に対応するノズルから吐出されたクリアインクが重なる部分が小さくなってしまう。
これに対し、色インクのドットに対する同一画素のクリアインクが重ならない部分に、隣接画素のノズルからクリアインクを吐出して補うようにすると、クリアインクの使用量が増大してしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、機能性インクの使用量を抑制できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、搬送される用紙に色インクを吐出する複数のノズルが用紙の搬送方向に直交する主走査方向に所定間隔で配置された複数の色インクノズル列と、搬送される用紙に機能性インクを吐出する複数のノズルが前記主走査方向に前記所定間隔で配置された機能性インクノズル列とを備え、前記複数の色インクノズル列のうちの少なくとも1つの色インクノズル列が、それ以外の少なくとも1つの色インクノズル列に対して、ノズルの位置が前記主走査方向にずれるように配置されており、前記複数の色インクノズル列における同一画素に対応する複数のノズルの前記主走査方向における重心位置と、前記機能性インクノズル列における当該画素に対応するノズルの前記主走査方向における中心位置とが一致することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記複数の色インクノズル列は、少なくとも1つの色インク吐出ヘッドに配置されており、前記機能性インクノズル列は、前記色インク吐出ヘッドとは別のインク吐出ヘッドである機能性インク吐出ヘッドに配置されており、前記機能性インク吐出ヘッドは、色インクを吐出する複数のノズルが前記主走査方向に前記所定間隔で配置された他の色インクノズル列をさらに有し、前記機能性インク吐出ヘッドの前記他の色インクノズル列は、前記機能性インクノズル列に対して、ノズルの位置が前記主走査方向にずれるように配置されており、前記機能性インク吐出ヘッドの前記他の色インクノズル列が吐出する色インクは、前記色インク吐出ヘッドの前記複数の色インクノズル列が吐出する各色インクよりも、視認性が低い色のインクであることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、複数の色インクノズル列における同一画素に対応する複数のノズルの主走査方向における重心位置と、機能性インクノズル列における当該画素に対応するノズルの主走査方向における中心位置とが一致している。このため、色インクのドットに機能性インクのドットを効率よく重ねることができる。この結果、機能性インクの使用量を抑制できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、機能性インク吐出ヘッドの他の色インクノズル列が吐出する色インクは、色インク吐出ヘッドの複数の色インクノズル列が吐出する各色インクよりも、視認性が低い色のインクである。これにより、機能性インク吐出ヘッドの他の色インクノズル列が吐出する色インクのドットが、色インク吐出ヘッドの複数の色インクノズル列が吐出する各色インクのドットによる1画素の範囲からはみ出し、また、はみ出した部分と機能性インクのドットとが重ならなくても、印刷画質に与える影響が小さく抑えられる。
実施の形態に係るインクジェット印刷装置の構成を示すブロック図である。 搬送部およびインクジェットヘッドの概略構成図である。 搬送部およびインクジェットヘッドの平面図である。 ヘッドユニットの概略構成図である。 マンセルの色相環を示す図である。 色選択処理のフローチャートである。 実施の形態によるドットイメージを示す図である。 比較例のドットイメージを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェット印刷装置の構成を示すブロック図、図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の搬送部およびインクジェットヘッドの概略構成図、図3は、搬送部およびインクジェットヘッドの平面図、図4は、ヘッドユニットの概略構成図である。
以下の説明において、図2の紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。また、図2に示すように、前方から見て、上下左右を上下左右方向とする。また、図2において左から右へ向かう方向が、用紙の搬送方向である。以下の説明における上流、下流は、搬送方向における上流、下流を意味する。
図1に示すように、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1は、搬送部2と、インクジェットヘッド3A,3B,3Cと、ヘッド駆動部4と、操作パネル部5と、制御部6とを備える。
搬送部2は、用紙PAを搬送する。図2に示すように、搬送部2は、搬送ベルト11と、駆動ローラ12と、従動ローラ13,14,15とを備える。
搬送ベルト11は、用紙PAを吸着保持して搬送する。搬送ベルト11は、駆動ローラ12および従動ローラ13〜15に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト11には、用紙PAを吸着保持するためのベルト穴が多数形成されている。搬送ベルト11は、ファン(図示せず)の駆動によりベルト穴に発生する吸着力により、上面に用紙PAを吸着保持する。搬送ベルト11は、図2における時計回り方向に回転することで、吸着保持した用紙PAを右方向に搬送する。
駆動ローラ12は、搬送ベルト11を回転させる。駆動ローラ12は、図示しないモータにより駆動される。
従動ローラ13〜15は、搬送ベルト11を介して駆動ローラ12に従動する。従動ローラ13は、駆動ローラ12と略同じ高さで、駆動ローラ12の左側に配置されている。従動ローラ14,15は、駆動ローラ12および従動ローラ13の下方において、互いに左右方向に離間して、略同じ高さに配置されている。
インクジェットヘッド3A〜3Cは、搬送部2により搬送される用紙PAにインクを吐出して画像を印刷する。インクジェットヘッド3A〜3Cは、搬送部2の上方において、上流側からこの順で、用紙PAの搬送方向(左右方向)に所定間隔を空けて並列配置されている。インクジェットヘッド3A〜3Cは、ライン型のインクジェットヘッドである。
インクジェットヘッド3A(請求項の色インク吐出ヘッドに相当)は、複数のヘッドユニット21Aを有する。本実施の形態では、図3に示すように、インクジェットヘッド3Aは、6個のヘッドユニット21Aから構成されている。6個のヘッドユニット21Aは、千鳥配置されている。具体的には、6個のヘッドユニット21Aは、用紙PAの搬送方向(左右方向)と略直交する方向(前後方向)に配列され、かつ、1つおきに搬送方向における位置をずらして配置されている。インクジェットヘッド3B(請求項の色インク吐出ヘッドに相当)は、6個のヘッドユニット21Bから構成されている。インクジェットヘッド3C(請求項の機能性インク吐出ヘッドに相当)は、6個のヘッドユニット21Cから構成されている。6個のヘッドユニット21B、6個のヘッドユニット21Cは、6個のヘッドユニット21Aと同様に、千鳥配置されている。ヘッドユニット21A〜21Cは、ヘッドホルダ(図示せず)に固定されている。ヘッドユニット21A〜21Cは、後述のように吐出するインクが異なる以外は、同様の構成を有する。
なお、インクジェットヘッド3A〜3C、ヘッドユニット21A〜21Cの符号におけるアルファベットの添え字(A〜C)を省略して総括的に表記することがある。
ヘッドユニット21は、図4に示すように、2つのインクチャンバ22U,22Dと、2列のノズル列23U,23Dとを有する。ここで、図4は、左右方向に沿った同一列のヘッドユニット21A〜21Cを下側から見た図である。なお、インクチャンバ22U,22D、ノズル列23U,23Dの符号におけるアルファベットの添え字(U,D)を省略して総括的に表記することがある。
インクチャンバ22は、インクを貯留する。インクチャンバ22には、インク経路(図示せず)を介してインクが供給される。インクチャンバ22内には、ピエゾ素子(図示せず)が配置されている。ピエゾ素子の駆動により、後述するノズル31からインクが吐出される。
ヘッドユニット21Aのインクチャンバ22U,22Dには、ともにブラックの色インクが供給される。ヘッドユニット21Bのインクチャンバ22Uには、シアンの色インクが供給される。ヘッドユニット21Bのインクチャンバ22Dには、マゼンタの色インクが供給される。ヘッドユニット21Cのインクチャンバ22Uには、イエローの色インクが供給される。ヘッドユニット21Cのインクチャンバ22Dには、機能性インクであるクリアインクが供給される。クリアインクは、印刷物の光沢性や保存性を良好とするための、無色透明のインクである。
ノズル列23は、インクを吐出する複数のノズル31からなる。各ノズル列23において、複数のノズル31は、主走査方向(前後方向)に所定のピッチPで等間隔に配置されている。上流側のノズル列23Uと下流側のノズル列23Dとは、用紙PAの搬送方向(左右方向)に並列配置されている。また、ノズル列23Uのノズル31とノズル列23Dのノズル31とが、主走査方向に半ピッチ(P/2)分だけずれるように配置されている。
ヘッドユニット21Aのノズル列23U,23Dは、ヘッドユニット21Aのインクチャンバ22U,22Dに供給されるブラックの色インクを吐出する。ノズル列23U,23Dの2列からブラックの色インクを吐出することで、ブラックの印字解像度を他の色より高めることができる。ヘッドユニット21Bのノズル列23U,23Dは、それぞれヘッドユニット21Bのインクチャンバ22U,22Dに供給されるシアン、マゼンタの色インクを吐出する。ヘッドユニット21Cのノズル列23U,23Dは、それぞれヘッドユニット21Cのインクチャンバ22U,22Dに供給されるイエローの色インク、クリアインクを吐出する。ヘッドユニット21Cのノズル列23Dが、請求項の機能性インクノズル列に相当する。
ここで、ヘッドユニット21Aとヘッドユニット21Bとは、主走査方向における各ノズル位置が一致するように配置されている。すなわち、ヘッドユニット21Aのノズル列23Uとヘッドユニット21Bのノズル列23Uとは、主走査方向における各ノズル31の位置が一致している。また、ヘッドユニット21Aのノズル列23Dとヘッドユニット21Bのノズル列23Dとは、主走査方向における各ノズル31の位置が一致している。
これに対し、ヘッドユニット21Cは、ヘッドユニット21A,21Bのノズル列23U,23Dにおける同一画素に対応する4つのノズル31の主走査方向における重心位置と、ヘッドユニット21Cのノズル列23Dの当該画素に対応するノズル31の主走査方向における中心位置とが一致するように配置されている。ここで、ヘッドユニット21A,21Bのノズル列23U,23Dにおける同一画素に対応する4つのノズル31の主走査方向における重心位置は、これら4つのノズル31から吐出されたインクにより用紙PA上に形成される画素の主走査方向における重心位置と同義である。また、ヘッドユニット21Cのノズル列23Dの当該画素に対応するノズル31の主走査方向における中心位置は、当該ノズル31から吐出されたインクにより用紙PA上に形成される画素の主走査方向における中心位置と同義である。また、「一致」は、完全一致に限らず、所定範囲内の変動を含むものである。この所定範囲は、例えば、実験的に決定することができる。
ヘッドユニット21A〜21Cにおける同一画素に対応するノズル31の組み合わせを、図4において一点鎖線で囲んで示す。
ヘッドユニット21A,21Bにおいて、同一画素に対応するノズル列23Uのノズル31とノズル列23Dのノズル31とは、主走査方向に半ピッチ(P/2)分だけずれている。そして、ヘッドユニット21Aのノズル列23Uとヘッドユニット21Bのノズル列23Uとにおいては、同一画素に対応するノズル31の主走査方向おける位置は一致している。また、ヘッドユニット21Aのノズル列23Dとヘッドユニット21Bのノズル列23Dにおいては、同一画素に対応するノズル31の主走査方向おける位置は一致している。
したがって、ヘッドユニット21A,21Bにおける同一画素に対応する4つのノズル31の主走査方向における重心位置は、同一画素に対応するノズル列23Uのノズル31とノズル列23Dのノズル31との主走査方向における中間位置である。
そこで、図4に示すように、主走査方向において、ヘッドユニット21Cのノズル列23Dのノズル31の中心位置が、同一画素に対応するヘッドユニット21A,21Bのノズル列23Uのノズル31とノズル列23Dのノズル31との中間位置に一致するように、ヘッドユニット21Cが配置されている。
ヘッド駆動部4は、インクジェットヘッド3A〜3Cを駆動させる。具体的には、ヘッド駆動部4は、ヘッドユニット21A〜21Cのインクチャンバ22U,22D内のピエゾ素子を駆動させ、ノズル31からインクを吐出させる。
操作パネル部5は、各種の入力操作を受け付けるとともに、各種の情報等を表示するものである。操作パネル部5は、操作ボタンおよびタッチパネル等を有する入力部と、液晶表示パネル等からなる表示部(いずれも図示せず)とを備える。
制御部6は、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部6は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。
次に、クリアインクと同じヘッドユニット21Cに導入する色インクの選択について説明する。
前述のように、インクジェット印刷装置1では、ヘッドユニット21Cの下流側のノズル列23Dがクリアインクを吐出する。ヘッドユニット21Cの上流側のノズル列23Uはイエローの色インクを吐出する。このイエローの色インクは、インクジェット印刷装置1で使用するすべての色インクであるブラック、シアン、マゼンタ、イエローの中で最も視認性が低い色のインクとして選択されたものである。
最も視認性が低い色の選択のために、まず、インクジェット印刷装置1の製造工程において、各色インクによるテスト印刷を行う。この段階では、ヘッドユニット21A,21Bのインクチャンバ22U,22D、ヘッドユニット21Cの上流側のインクチャンバ22Uのどこにどの色インクが導入されていてもよい。
テスト印刷が終了すると、測色計を用いて、印刷物に吐出されている各色インクの色のマンセル値(マンセル記号)を取得する。マンセル値は、マンセル表示系における色の3属性である色相、明度、彩度によって色を表示するものである。
ここで、色相は、図5に示すようなマンセルの色相環で表される。この色相環は、赤(R)、黄赤(YR)、黄(Y)、黄緑(GY)、緑(G)、青緑(BG)、青(B)、紫青(PB)、紫(P)、赤紫(RP)の10色を円環状に配置したものである。色相は、これら基本の10色を5、基本の10色をさらに10分割した色を1〜4,6〜10として色名に付加して表現される。例えば、黄色であれば5Y、青緑であれば5BGとなる。
有彩色のマンセル値は、「色相 明度/彩度」と表記される。例えば、色相が4Y、明度が8.5、彩度が12.3の色であれば、マンセル値は「4Y 8.5/12.3」となる。無彩色のマンセル値は、明度の前に「N」を付けて表記される。例えば、明度が0の無彩色であれば、マンセル値は「N0」となる。明度は、数値が大きいほど明るい色であることを示す。彩度は、数値が大きいほど鮮やかな色であることを示す。
インクジェット印刷装置1で使用する各色インクの色のマンセル値が得られると、作業者が操作パネル部5を操作して各色のマンセル値を入力し、色選択処理の開始を指示する。これにより、制御部6は、色選択処理を開始する。
色選択処理は、インクジェット印刷装置1で使用するすべての色インクの色の中で最も視認性が低い色を選択する処理である。色選択処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、図6のステップS1において、制御部6は、入力された各色のマンセル値に基づき、色相が1Yから10Yの間の色があるか否かを判断する。
色相が1Yから10Yの間の色があると判断した場合(ステップS1:YES)、ステップS2において、制御部6は、色相が1Yから10Yの間の色以外の色で、色相が1Yから10Yの間の色より明度が4以上大きい色があるか否かを判断する。
色相が1Yから10Yの間の色より明度が4以上大きい色があると判断した場合(ステップS2:YES)、ステップS3において、制御部6は、その色を最も視認性が低い色として選択する。これにより、色選択処理が終了する。
なお、色相が1Yから10Yの間の色より明度が4以上大きい色が複数ある場合、それらの中で明度が最も大きい色を、最も視認性が低い色として選択すればよい。また、色相が1Yから10Yの間の色より明度が4以上大きい色が複数あり、それらの明度が同じである場合、それらの中で彩度が最も大きい色を、最も視認性が低い色として選択すればよい。さらに、色相が1Yから10Yの間の色より明度が4以上大きい色が複数あり、それらの明度および彩度が同じである場合、いずれかの色を作業者に選択させればよい。
ステップS2において、色相が1Yから10Yの間の色より明度が4以上大きい色はないと判断した場合(ステップS2:NO)、ステップS4において、制御部6は、色相が1Yから10Yの間の色を、最も視認性が低い色として選択する。これにより、色選択処理が終了する。
なお、色相が1Yから10Yの間の色が複数ある場合、それらの中で明度が最も大きい色を、最も視認性が低い色として選択すればよい。また、色相が1Yから10Yの間の色が複数あり、それらの明度が同じである場合、それらの中で彩度が最も大きい色を、最も視認性が低い色として選択すればよい。さらに、色相が1Yから10Yの間の色が複数あり、それらの明度および彩度が同じである場合、いずれかの色を作業者に選択させればよい。
ステップS1において、色相が1Yから10Yの間の色はないと判断した場合(ステップS1:NO)、ステップS5において、制御部6は、すべての色の明度が同じであるか否かを判断する。
明度が異なる色があると判断した場合(ステップS5:NO)、ステップS6において、制御部6は、最も明度が大きい色を、最も視認性が低い色として選択する。これにより、色選択処理が終了する。
すべての色の明度が同じであると判断した場合(ステップS5:YES)、ステップS7において、制御部6は、すべての色の彩度が同じであるか否かを判断する。
彩度が異なる色があると判断した場合(ステップS6:NO)、ステップS8において、制御部6は、最も彩度が大きい色を、最も視認性が低い色として選択する。これにより、色選択処理が終了する。
すべての色の彩度が同じであると判断した場合(ステップS7:YES)、ステップS9において、制御部6は、いずれかの色を作業者に選択させる。そして、作業者が操作パネル部5を操作して指定した色を、最も視認性が低い色として選択する。これにより、色選択処理が終了する。
インクジェット印刷装置1で使用されるブラック、シアン、マゼンタ、イエローのマンセル値は、例えば、それぞれ、「N0」、「7.5B 6/10」、「5RP 5/14」、「4Y 8.5/12.3」である。この場合、イエローの色相が4Yであり、1Yから10Yの間であるため、上述の色選択処理では、ステップS1で「YES」と判定される。そして、他の色の中にイエローより明度が4以上大きい色はないため、ステップS2で「NO」と判定され、ステップS4で、色相が1Yから10Yの間の色であるイエローが、最も視認性が低い色として選択される。
上述のように、色選択処理では、色インクの色の中で最も視認性が低い色が選択される。ここで、一般的に、視認性のガイドラインにおいて、背景と文字等とにおける色と視認性との関係が定量的に定義されているものがある。これによると、背景と文字等とのコントラスト比が低いと文字等の視認性が低くなると考えられる。そこで、上述の色選択処理では、紙色(白)とのコントラスト比(以下、単にコントラスト比ともいう)が最も低い色が、最も視認性が低い色として選択されるようにしている。
インクジェット印刷装置で通常使用されるブラック、シアン、マゼンタ、イエローの中では、イエローが、コントラスト比が最も低い。このため、上述の色選択処理では、ステップS1において、色相が1Yから10Yの間の色があるか否かが判断される。なお、1Yから10Yの範囲を持たせたのは、インクの処方の違いによる色相の違いに対応するためである。
色相が1Yから10Yの間の色がある場合、その色はイエローであり、最も視認性が低い色の候補と考えられる。ただし、インクジェット印刷装置1で使用する色インクの色の中に、ライトシアンやライトマゼンタ等の、コントラスト比がイエローより低い色が含まれている可能性がある。イエローのコントラスト比は、通常、1.2程度かそれ以下であるため、イエローよりコントラスト比の低い色は、かなり薄い色である。
そこで、このような薄い色があるか否かを明度により判断するため、上述の色選択処理では、ステップS2において、イエロー(色相が1Yから10Yの間の色)より明度が4以上大きい色があるか否かが判断される。そして、イエローより明度が4以上大きい色がある場合(ステップS2:YES)、その色が最も視認性が低い色として選択される(ステップS3)。イエローより明度が4以上大きい色がない場合(ステップS2:NO)、イエロー(色相が1Yから10Yの間の色)が最も視認性が低い色として選択される(ステップS4)。なお、ステップS2の判断に用いる明度差の値は4に限らず、他の値としてもよい。
イエロー以外の色において、コントラスト比が低くなる要因として、明度と彩度とがある。このうち優先度が高いのは明度である。明度が大きい色ほど、白(紙色)に近くなる。そこで、上述の色選択処理では、イエロー(色相が1Yから10Yの間の色)がない場合(ステップS1:NO)、最も明度が大きい色が、最も視認性が低い色として選択される(ステップS5,S6)。
イエロー(色相が1Yから10Yの間の色)がなく(ステップS1:NO)、すべての色の明度が同じである場合(ステップS5:YES)は、彩度により最も視認性が低い色が判断される。彩度が小さい色ほどグレーに近く、コントラスト比が高い。すなわち、彩度が小さい色ほど視認性が高く、彩度が大きい色ほど視認性が低い。そこで、上述の色選択処理では、すべての色の明度が同じ場合(ステップS5:YES)、最も彩度が大きい色が、最も視認性が低い色として選択される(ステップS7,S8)。
上述した色選択処理が終了すると、制御部6は、最も視認性が低い色として選択した色を、操作パネル部5に表示させて作業者に通知する。
作業者は、色選択処理で選択された色が、テスト印刷時にヘッドユニット21Cのインクチャンバ22Uに導入されていた色インクの色と異なる場合、そのインクチャンバ22Uに導入する色インクを、色選択処理で選択された色の色インクに変更する作業を行う。これにより、クリアインクと同じヘッドユニット21Cに導入される色インクが、ヘッドユニット21A,21Bに導入される各色インクよりも、視認性が低い色のインクとなる。
なお、各色インクの色のマンセル値が予め分かっている場合、上述したテスト印刷は省略可能である。
また、作業者が各色のマンセル値から図6と同様の手順により最も視認性が低い色を選択してもよい。
次に、インクジェット印刷装置1の印刷動作について説明する。
印刷開始が指示されると、制御部6は、搬送部2の駆動ローラ12を回転駆動させる。これにより、搬送ベルト11が回転する。図示しない給紙部から用紙PAが給紙されると、用紙PAが搬送部2により搬送される。制御部6は、画像データに基づき、搬送部2により搬送される用紙PAに対し、インクジェットヘッド3A〜3Cからインクを吐出させる。これにより、用紙PAに画像が印刷される。
印刷動作において、制御部6は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの少なくともいずれかの色インクを吐出する画素に対しては、ヘッドユニット21Cの下流側のノズル列23Dからクリアインクを吐出させる。これにより、色インクのドットに対し、クリアインクのドットが重なるように形成される。
ここで、前述のように、ヘッドユニット21A,21Bにおける同一画素に対応する4つのノズル31の主走査方向における重心位置と、ヘッドユニット21Cのノズル列23Dの当該画素に対応するノズル31の主走査方向における中心位置とが一致している。
このため、図7に示すように、ブラックのドットDk、シアンのドットDc、マゼンタのドットDmに対し、クリアインクのドットDtを効率よく重ねることができる。
なお、図7に示したヘッドユニット21A〜21Cのノズル31は、同一画素に対応するものである。図7では、上側から見た各ノズル31の位置関係を概略的に示している。図7で示すヘッドユニット21A〜21Cにおける左側のノズル31が上流側のノズル列23Uのものであり、右側のノズル31が下流側のノズル列23Dのものである。
ところで、このようなヘッドユニット21A〜21Cのノズル31の位置関係により、クリアインクのドットDtと同じヘッドユニット21Cから吐出されるイエローのドットDyは、他の色のドットDk,Dc,Dmによる1画素の範囲より主走査方向にはみ出す。また、イエローのドットDyに対してクリアインクのドットDtが重なる部分は、他の色のドットDk,Dc,Dmに対するそれより小さい。
しかし、イエローは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの中で最も視認性が低い色である。このため、イエローのドットDyが他の色のドットDk,Dc,Dmの1画素の範囲からはみ出し、また、はみ出した部分にクリアインクのドットDtが重ならなくても、印刷画質に与える影響が小さく抑えられる。
本実施の形態とは異なり、ヘッドユニット21A〜21Cの主走査方向における各ノズル位置が一致している場合、図8に示すように、図7と比べて、ブラックのドットDk、シアンのドットDcがクリアインクのドットDtから大きくはみ出してしまう。このため、はみ出した部分に隣接画素のノズル31からクリアインクを吐出して補う必要が生じる。この結果、クリアインクの使用量が増大してしまう。これに対し、本実施の形態では、前述のように、ブラックのドットDk、シアンのドットDc、マゼンタのドットDmに対し、クリアインクのドットDtを効率よく重ねることができるので、隣接画素のノズル31からクリアインクを補う必要はない。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、ヘッドユニット21A,21Bのノズル列23U,23Dにおける同一画素に対応する4つのノズル31の主走査方向における重心位置と、クリアインクを吐出するヘッドユニット21Cのノズル列23Dの当該画素に対応するノズル31の主走査方向における中心位置とが一致している。これにより、インクジェットヘッド3Cの上流側のインクジェットヘッド3A,3Bから吐出された色インクのドットに、クリアインクのドットを効率よく重ねることができる。この結果、インクジェット印刷装置1は、機能性インクの使用量を抑制できる。
また、インクジェット印刷装置1では、クリアインクと同じヘッドユニット21Cに導入する色インクを、ヘッドユニット21A,21Bに導入するブラック、シアン、マゼンタの各色インクよりも、視認性が低いイエローのインクとしている。これにより、イエローのドットが他の色のドットによる1画素の範囲からはみ出し、また、はみ出した部分にクリアインクのドットDtが重ならなくても、印刷画質に与える影響が小さく抑えられる。
なお、本実施の形態では、各インクジェットヘッドに2列のノズル列が配置された構成を示したが、インクジェットヘッドのノズル列の数はこれに限らない。また、クリアインクを吐出するインクジェットヘッドに色インクを吐出するノズル列も配置されている構成を示したが、この色インクを吐出するノズル列を省略した構成でもよい。また、色インクとしてブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを用いたが、色インクの数および組み合わせはこれに限らない。また、同一ヘッドユニット内の2列のノズル列が互いに主走査方向に半ピッチ分だけずれている構成としたが、ノズル列間のずれの大きさはこれに限らない。また、すべての色インクを吐出するノズル列における同一画素に対応する複数のノズルの主走査方向における重心位置と、クリアインクを吐出するノズル列における当該画素に対応するノズルの主走査方向における中心位置とが一致するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、機能性インクとしてクリアインクを用いる場合を説明したが、機能性インクとして無色透明の前処理材を用いる場合にも本発明は適用できる。前処理材は、裏抜け抑制のために、色インクの吐出前に用紙に吐出されるものである。この場合、最上流のノズル列に前処理材が導入される。前処理材を吐出するノズル列と色インクを吐出するノズル列との主走査方向における位置関係は、本実施の形態と同様とすればよい。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 インクジェット印刷装置
2 搬送部
3A,3B,3C インクジェットヘッド
4 ヘッド駆動部
5 操作パネル部
6 制御部
21A,21B,21C ヘッドユニット
23U,23D ノズル列
31 ノズル

Claims (1)

  1. 搬送される用紙に色インクを吐出する複数のノズルが用紙の搬送方向に直交する主走査方向に所定間隔で配置された複数の色インクノズル列と、
    搬送される用紙に機能性インクを吐出する複数のノズルが前記主走査方向に前記所定間隔で配置された機能性インクノズル列とを備え、
    前記複数の色インクノズル列のうちの少なくとも1つの色インクノズル列が、それ以外の少なくとも1つの色インクノズル列に対して、ノズルの位置が前記主走査方向にずれるように配置されており、
    前記複数の色インクノズル列における同一画素に対応する複数のノズルの前記主走査方向における重心位置と、前記機能性インクノズル列における当該画素に対応するノズルの前記主走査方向における中心位置とが一致しており、
    前記複数の色インクノズル列は、少なくとも1つの色インク吐出ヘッドに配置されており、
    前記機能性インクノズル列は、前記色インク吐出ヘッドとは別のインク吐出ヘッドである機能性インク吐出ヘッドに配置されており、
    前記機能性インク吐出ヘッドは、色インクを吐出する複数のノズルが前記主走査方向に前記所定間隔で配置された他の色インクノズル列をさらに有し、
    前記機能性インク吐出ヘッドの前記他の色インクノズル列は、前記機能性インクノズル列に対して、ノズルの位置が前記主走査方向にずれるように配置されており、
    前記機能性インク吐出ヘッドの前記他の色インクノズル列が吐出する色インクは、前記色インク吐出ヘッドの前記複数の色インクノズル列が吐出する各色インクよりも、視認性が低い色のインクであることを特徴とするインクジェット印刷装置。
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