JP2018069603A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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Hiroki Ichishita
太樹 市下
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Abstract

【課題】印刷するバーコードの読取精度の低下を抑えることができるインクジェット印刷装置を提供する。
【解決手段】インクジェット印刷装置1は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクをインクジェットヘッド21C,21M,21Y,21Kから吐出して用紙Pに印刷する印刷部3と、印刷部3を制御する制御部4とを備え、制御部4は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、シアン、マゼンタ、およびイエローのインクによりバーコード画像を印刷し、バーコード画像における複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローのインクの吐出を省略するよう印刷部3を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドから印刷媒体にインクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置に関する。
インクジェット印刷装置において、バーコードを印刷することがある(例えば、特許文献1参照)。
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、およびブラック(K)のインクを用いてフルカラー印刷可能なインクジェット印刷装置において、黒のバーコードを印刷する場合、一般に、ブラックインクのみで印刷される。
しかし、ブラックインクのみでバーコードを印刷する場合、ブラックインクを吐出するインクジェットヘッドにおける不吐出等の吐出不良が発生することにより、バーコードの印刷画質が低下することがある。これにより、バーコードの読取精度が低下するおそれがある。
これに対し、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクを重ねて黒のバーコードを印刷するようにすれば、例えばブラックインクの不吐出等が発生しても、他の色のインク吐出が正常であれば、バーコードの読取精度の低下を抑えることが可能になる。
特許第3321367号公報
しかしながら、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクでバーコードを印刷すると、インクの吐出量が多くなることでインクのにじみが大きくなり、バーコードのバーが太ることがある。特に、インクが油性インクの場合、にじみが大きくなりやすく、バーが太りやすい。インクのにじみによりバーが太ると、バーコードの読取精度が低下するおそれがある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、印刷するバーコードの読取精度の低下を抑えることができるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクをインクジェットヘッドから吐出して印刷媒体に印刷する印刷部と、前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、シアン、マゼンタ、およびイエローのインクによりバーコード画像を印刷し、バーコード画像における複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローのインクの吐出を省略するよう前記印刷部を制御することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクをインクジェットヘッドから吐出して印刷媒体に印刷する印刷部と、前記印刷部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、バーコード画像をマゼンタのインクとシアンのインクとによって印刷するよう前記印刷部を制御することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、制御部は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、シアン、マゼンタ、およびイエローのインクによりバーコード画像を印刷し、バーコード画像における複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローのインクの吐出を省略するよう印刷部を制御する。これにより、バーコード画像の各画素に対して、少なくともシアンインクおよびマゼンタインクを吐出するよう制御されるので、いずれかの色のインクの不吐出等の吐出不良が発生しても、印刷されるバーコードの読取精度の低下を抑えることが可能である。また、複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローのインクが吐出されないことで、インクの滲みによるバーの太りが抑えられる。このため、バーの太りによるバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。したがって、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、印刷するバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、制御部は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、バーコード画像をマゼンタのインクとシアンのインクとによって印刷するよう印刷部を制御する。これにより、マゼンタインクとシアンインクとによる、黒のバーコードを読み取るためのバーコードリーダで読取可能なバーコードが印刷される。そして、シアンインクまたはマゼンタインクの吐出不良により、いずれか一方が吐出されなくても、他方が吐出されれば、印刷されるバーコードの読取精度の低下を抑えることが可能である。また、バーコード画像の印刷のために吐出されるインクがシアンインクおよびマゼンタインクのみであるため、インクの滲みによるバーの太りは抑えられる。このため、バーの太りによるバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。したがって、本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、印刷するバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。
実施の形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。 図1に示すインクジェット印刷装置において黒のバーコード画像を含む画像データに基づく印刷を行う際の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すインクジェット印刷装置により印刷されたバーコード画像のドットイメージを示す図である。 比較例における印刷されたバーコード画像のドットイメージを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。以下の説明において、特に言及しない限り、図1における紙面の上下左右を上下左右方向とする。また、図1の紙面に直交する方向を前後方向とする。
図1、図2に示すように、本実施の形態に係るインクジェット印刷装置1は、搬送部2と、印刷部3と、制御部4とを備える。
搬送部2は、図示しない給紙部から給紙された印刷媒体である用紙Pを搬送する。図1の左から右に向かう方向が、用紙Pの搬送方向である。搬送部2は、搬送ベルト11と、駆動ローラ12と、従動ローラ13,14,15とを備える。
搬送ベルト11は、用紙Pを吸着保持して搬送する。搬送ベルト11は、駆動ローラ12および従動ローラ13〜15に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト11には、用紙Pを吸着保持するためのベルト穴が多数形成されている。搬送ベルト11は、ファン(図示せず)の駆動によりベルト穴に発生する吸着力により、上面に用紙Pを吸着保持する。搬送ベルト11は、図2における時計回り方向に回転することで、吸着保持した用紙Pを図1の左から右に向かう方向に搬送する。
駆動ローラ12は、搬送ベルト11を回転させる。駆動ローラ12は、図示しないモータにより駆動される。
従動ローラ13〜15は、駆動ローラ12とともに搬送ベルト11を支持する。従動ローラ13〜15は、搬送ベルト11を介して駆動ローラ12に従動する。従動ローラ13は、駆動ローラ12と同じ高さで、駆動ローラ12の左方に配置されている。従動ローラ14,15は、駆動ローラ12および従動ローラ13の下方において、互いに左右方向に離間して、同じ高さに配置されている。
印刷部3は、搬送部2により搬送される用紙Pにインクを吐出して画像を印刷する。印刷部3は、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yを備える。なお、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yにおけるアルファベットの添え字(K,C,M,Y)を省略して総括的に表記することがある。
インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yは、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを吐出する。インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yは、搬送部2の上方において、左右方向(副走査方向)に間隔を空けて並列配置されている。
インクジェットヘッド21は、前後方向(主走査方向)に沿って配置された複数のノズル(図示せず)を有し、ノズルからインクを吐出する。インクジェットヘッド21は、1つのノズルから1つの画素に対して複数のインク滴を吐出可能なマルチドロップ方式のものであり、インク滴の数(ドロップ数)により濃度を表現する階調印刷を行う。
制御部4は、インクジェット印刷装置1全体の動作を制御する。制御部4は、搬送制御部31と、画像処理部32と、ヘッド制御部33とを備える。制御部4の各部は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等によってソフトウェア的またはハードウェア的に実現できる。
搬送制御部31は、搬送部2を駆動させて用紙Pを搬送させる。
画像処理部32は、パーソナルコンピュータ等の外部装置から送信されたPDL(Page Description Language)形式の印刷ジョブデータを処理して、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yに対応する各色のドロップデータを生成する。各色のドロップデータは、各色の画素ごとのインクのドロップ数を示すデータである。
画像処理部32は、RIP(Raster Image Processor)処理部41と、バーコード検出部42と、色変換部43と、ドロップデータ生成部44とを備える。
RIP処理部41は、印刷ジョブデータをRIP処理して、RGB形式の画像データを生成する。
バーコード検出部42は、印刷ジョブデータに含まれるバーコード領域情報に基づき、画像データにおける黒のバーコード画像を検出する。バーコード領域情報は、印刷ジョブデータを生成した外部装置において、ユーザが黒のバーコード画像として指定した領域を示す情報である。
色変換部43は、RIP処理部41により生成されたRGB形式の画像データを、CMYK形式の画像データに変換する。この色変換は、あらかじめRGB値とCMYK値との対応関係が記録されたテーブルを用いて行うことができる。
ドロップデータ生成部44は、CMYK形式の画像データをハーフトーン処理して、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のドロップデータを生成する。ハーフトーン処理としては、誤差拡散処理やディザマスク処理を適用できる。ドロップデータ生成部44は、画像データにおける黒のバーコード画像については、シアン、マゼンタ、イエローのインクを重ねて黒で印刷するよう各色のドロップデータを生成する。
ヘッド制御部33は、ドロップデータ生成部44で生成された各色のドロップデータに基づき、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yを駆動させてノズルからインクを吐出させる。ヘッド制御部33は、黒のバーコード画像を印刷する際には、シアン、マゼンタ、イエローのうち、イエローのインクをバーの幅方向(横方向)における一方側に1画素分ずらして吐出するよう制御する。
次に、インクジェット印刷装置1において黒のバーコード画像を含む画像データに基づく印刷を行う際の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
図3のフローチャートの処理は、インクジェット印刷装置1が、黒のバーコード画像を含む画像をインクジェット印刷装置1に印刷させるための印刷ジョブデータを受信することにより開始となる。
図3のステップS1において、画像処理部32のRIP処理部41は、印刷ジョブデータをRIP処理して、RGB形式の画像データを生成する。
次いで、ステップS2において、バーコード検出部42は、RIP処理部41によるRIP処理で得られたバーコード領域情報に基づき、画像データにおける黒のバーコード画像を検出する。
次いで、ステップS3において、色変換部43は、RIP処理部41により生成されたRGB形式の画像データを、CMYK形式の画像データに変換する。
次いで、ステップS4において、ドロップデータ生成部44は、CMYK形式の画像データをハーフトーン処理して、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のドロップデータを生成する。ここで、ドロップデータ生成部44は、バーコード検出部42で検出された黒のバーコード画像については、シアン、マゼンタ、イエローのインクを重ねて黒で印刷するよう各色のドロップデータを生成する。
次いで、ステップS5において、ヘッド制御部33は、ドロップデータ生成部44で生成された各色のドロップデータに基づき、インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yを駆動させて、搬送部2により搬送される用紙Pへインクを吐出させる。ここで、ヘッド制御部33は、黒のバーコード画像を印刷時する際には、シアン、マゼンタ、イエローのうち、イエローのインクをバーの幅方向における一方側に1画素分ずらして吐出させる。
インクジェットヘッド21K,21C,21M,21Yから吐出されたインクにより、用紙Pに画像が印刷される。これにより、一連の動作が終了となる。
上述した動作により印刷されたバーコード画像のドットイメージを図4に示す。図4では、形成しようとするバーコードの一部である、3画素幅のバー51および1画素幅のバー52におけるドットイメージを示している。
上述のように、インクジェット印刷装置1では、黒のバーコード画像の印刷において、イエローインクは、バーの幅方向(横方向)における一方側に1画素分ずらして吐出される。
これにより、図4に示すように、バー51,52に対して、イエローインクによるドット61が、幅方向における一方側(図4では左側)に1画素分ずれて形成される。また、3画素幅のバー51の右端の1画素幅分の各画素は、シアンインクとマゼンタインクとによるドット62により形成される。バー51の左側の2画素幅分の各画素は、シアンインク、マゼンタインク、およびイエローインクによる黒色のドット63により形成される。また、1画素幅のバー52の各画素は、シアンインクとマゼンタインクとによるドット62により形成される。
ここで、バーコードリーダは、光源から光をバーコードの印刷面に照射し、バーコードの印刷面からの反射光を受光することによりバーコードを読み取る。一般に、黒のバーコードを読み取るためのバーコードリーダの光源としては、赤色の光を発する赤色LEDが使用されている。
イエローは、赤色の光を吸収しない色であるため、イエローのドット61は、バーコードリーダには白(バーコードの印刷面の地の色)として認識される。また、シアンインクとマゼンタインクとによるドット62は紫色となるが、紫色は赤色の光を吸収する色である。このため、ドット62は、バーコードリーダには黒として認識される。
したがって、図4の最下段に示すように、バーコードリーダには、ドット61は認識されず、ドット62,63により形成された部分がバー51,52として認識される。
ドット62,63が滲みのない理想的なドットであれば、バー51,52は規定の幅となるよう形成される。しかし、実際には、インクの滲みのため、ドット62,63は理想的なドットよりも大きくなる。このため、バー51,52は規定の幅より太くなる。
これに対し、複数画素幅のバー51では、右端の1画素幅分の各画素に対しては、イエローインクが吐出されていないため、右端部の滲みが抑えられている。また、1画素幅のバー52では、各画素に対してイエローインクが吐出されていないため、滲みが抑えられている。これにより、バー51,52の太りが抑えられている。このため、バー51,52の間のスペース53の幅の縮小量も抑えられている。この結果、バーコードリーダによるバーコードの読取精度の低下が抑えられる。
ここで、比較例として、本実施の形態とは異なり、イエローインクの吐出位置をずらさずに、全画素を、シアンインク、マゼンタインク、およびイエローインクを重ねて印刷した場合のバーコード画像のドットイメージを図5に示す。
この場合、図5に示すように、バー51,52の各画素が、シアンインク、マゼンタインク、およびイエローインクによる黒色のドット63により形成される。
このため、この場合、本実施の形態による図4の例と比べて、バー51,52の太りの度合いが大きくなっている。また、バー51,52の間のスペース53の幅の縮小量も大きくなっている。したがって、この場合、図4の例と比べて、バーコードリーダによるバーコードの読取精度が低くなる。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、制御部4は、画像データにおける黒のバーコード画像を、シアン、マゼンタ、イエローのインクにより形成される黒で印刷するよう印刷部3を制御する。この際、制御部4は、シアン、マゼンタ、イエローのうち、イエローインクをバーの幅方向における一方側に1画素分ずらして吐出するよう印刷部3を制御する。換言すれば、制御部4は、バーコード画像における複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローインクの吐出を省略するよう印刷部3を制御する。
これにより、バーコード画像の各画素に対して、少なくともシアンインクおよびマゼンタインクを吐出するよう制御されるので、いずれかの色のインクの不吐出等の吐出不良が発生しても、印刷されるバーコードの読取精度の低下を抑えることが可能である。
ここで、シアン、マゼンタはともに、黒のバーコードを読み取るためのバーコードリーダが発する赤色の光を吸収する色であり、バーコードリーダに黒として認識される。このため、例えば、イエローインクの吐出が省略される部分に対して、シアンインクまたはマゼンタインクの吐出不良により、いずれか一方が吐出されなくても、他方が吐出されれば、印刷されるバーコードの読取精度の低下を抑えることが可能である。
また、複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローのインクが吐出されないことで、インクの滲みによるバーの太りが抑えられる。このため、バーの太りによるバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。
したがって、インクジェット印刷装置1によれば、印刷するバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。
また、インクジェット印刷装置1では、バーコードの印刷にブラックインクを使用しないことで、例えば、圧着紙にバーコードを印刷する場合におけるバーコードの印刷面に圧着する面への転写汚れが抑えられる。
なお、上述した実施の形態では、イエローインクをバーの幅方向における一方側に1画素分ずらして吐出することで、複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対するイエローインクの吐出を省略するようにした。しかし、イエローインクを1画素分ずらして吐出することなく、単純に、複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対するイエローインクの吐出を省略してもよい。
また、バーコード画像のすべての画素に対するイエローインクの吐出を省略するようにしてもよい。すなわち、制御部4は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、バーコード画像をシアンインクとマゼンタインクとによって印刷するよう印刷部3を制御してもよい。
この場合でも、印刷されたバーコードは、黒のバーコードを読み取るためのバーコードリーダで読取可能である。そして、シアンインクまたはマゼンタインクの吐出不良により、いずれか一方が吐出されなくても、他方が吐出されれば、印刷されるバーコードの読取精度の低下を抑えることが可能である。また、この場合、バーコード画像の印刷のために吐出されるインクがシアンインクおよびマゼンタインクのみであるため、インクの滲みによるバーの太りは抑えられる。このため、バーの太りによるバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。したがって、この場合でも、印刷するバーコードの読取精度の低下を抑えることができる。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 インクジェット印刷装置
2 搬送部
3 印刷部
4 制御部
21K,21C,21M,21Y インクジェットヘッド
31 搬送制御部
32 画像処理部
33 ヘッド制御部
41 RIP処理部
42 バーコード検出部
43 色変換部
44 ドロップデータ生成部

Claims (2)

  1. シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクをインクジェットヘッドから吐出して印刷媒体に印刷する印刷部と、
    前記印刷部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、シアン、マゼンタ、およびイエローのインクによりバーコード画像を印刷し、
    バーコード画像における複数画素幅のバーの幅方向における一方の端の各画素、および1画素幅のバーの各画素に対してはイエローのインクの吐出を省略するよう前記印刷部を制御することを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクをインクジェットヘッドから吐出して印刷媒体に印刷する印刷部と、
    前記印刷部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、画像データにおける黒のバーコード画像を印刷する際、バーコード画像をシアンのインクとマゼンタのインクとによって印刷するよう前記印刷部を制御することを特徴とするインクジェット印刷装置。
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