JP6264027B2 - 電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置 - Google Patents

電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、電動モータで作動する電動パーキングブレーキが搭載され、エンジン自動停止制御とエンジン再始動制御を行う電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置に関する。
従来、電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置としては、電動パーキングブレーキが解除されていることを条件として、アイドルストップを解除してエンジンを自動再始動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−35773号公報
しかしながら、従来装置では、アイドルストップによるエンジン自動停止中、電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求があったとき、電動パーキングブレーキの解除終了を待ってエンジンが再始動されることになる。このため、エンジン再始動と電動パーキングブレーキの重複作動によるバッテリ電圧の瞬低は回避されるものの、できる限り早く発進させたいというドライバ要求のある電動パーキングブレーキの解除時、発進応答性が悪い、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、電動パーキングブレーキの解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、バッテリ電圧の瞬低防止と、発進応答性の確保と、の両立を図ることができる電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置は、電動パーキングブレーキと、エンジン自動停止制御手段と、エンジン再始動制御手段と、を備える。
前記電動パーキングブレーキは、電動モータによりパーキングブレーキを作動させる。
前記エンジン自動停止制御手段は、エンジン自動停止条件が成立すると、前記エンジンを自動的に停止させる制御を行う。
前記エンジン再始動制御手段は、エンジン自動停止中、エンジン再始動要求があり、かつ、エンジン再始動が許可されると、スタータモータにより前記エンジンを再始動する。
この電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置において、
前記電動モータと前記スタータモータと前記両モータ以外の電装品とで用いる共用電源としてバッテリを車載する。
前記電動モータは、電動パーキングブレーキの作動状態から解除状態への移行時、解除開始から解除途中までは電流値が上昇した後に低下し、解除途中から解除終了までは低下した電流値が維持される電流波形特性を示す。
前記エンジン再始動制御手段は、エンジン自動停止中、前記電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記電動パーキングブレーキの解除移行状態が解除開始から解除途中までの第1区間であるとエンジン再始動を禁止し、前記電動パーキングブレーキの解除移行状態が解除途中から解除終了までの第2区間であるとエンジン再始動を許可する。
前記スタータモータと前記電動モータの同時作動時にバッテリ電圧の瞬低が抑えられる前記電動モータの電流値を閾値としたとき、前記第1区間を、前記電動モータの電流値が前記閾値より高い区間に設定し、前記第2区間を、前記電動モータの電流値が前記閾値より低い区間に設定した。
よって、エンジン自動停止中、電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、電動パーキングブレーキの解除移行状態が解除開始から解除途中までの第1区間であるとエンジン再始動が禁止される。一方、電動パーキングブレーキの解除移行状態が解除途中から解除終了までの第2区間であるとエンジン再始動が許可される。
すなわち、電動パーキングブレーキの電動モータのモータ電流値は、解除開始から解除途中までは高いピーク電流値を持つ変化となるが、解除途中から解除終了までは低い電流値を維持したままの電流波形特性を示すことが判明した。
この電流波形特性に着目し、電動モータの電流値が、スタータモータと電動モータの同時作動時にバッテリ電圧の瞬低が抑えられる閾値より高い区間に設定した第1区間であるときは、エンジン再始動を禁止することで、エンジン再始動と電動パーキングブレーキの重複作動によるバッテリ電圧の瞬低が防止される。
一方、電動モータの電流値が閾値より低い区間に設定した第2区間であるときは、エンジン再始動を許可することで、電動パーキングブレーキの解除終了を待ってエンジン再始動する場合に比べ、再始動タイミングが早期となり、発進応答性が確保される。この第2区間では、エンジン再始動と電動パーキングブレーキの重複作動となるが、上記のように、電動モータが低い電流値を維持するため、バッテリ電圧の瞬低が防止される。
この結果、電動パーキングブレーキの解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、バッテリ電圧の瞬低防止と、発進応答性の確保と、の両立を図ることができる。加えて、電動パーキングブレーキの解除移行状態が第2区間であるとき、エンジン再始動と電動パーキングブレーキを重複作動させても、確実にバッテリ電圧の瞬低を防止することができる。
実施例1のエンジン再始動制御装置が適用された電動パーキングブレーキ搭載車両を示す全体システム図である。 実施例1の電動モータによりパーキングブレーキを作動させる電動パーキングブレーキを示す概略図である。 締結要求に基づき電動パーキングブレーキの電動モータに出力される締結開始から締結終了までのモータ電流の変化を示す電流波形図である。 解除要求に基づき電動パーキングブレーキの電動モータに出力される解除開始から解除終了までのモータ電流の変化を示す電流波形図である。 実施例1のエンジンコントローラにて実行されるアイドルストップ中からのエンジン再始動制御処理の流れを示すフローチャートである。 比較例の電動パーキングブレーキ搭載車両でのエンジン再始動時におけるエンジン回転・エンジン状態・ブレーキ・アイドリングストップ状態・電動パーキングブレーキ作動状態・電動パーキングブレーキ消費電流・バッテリ電圧の各特性を示すタイムチャートである。 実施例1の電動パーキングブレーキ搭載車両でのエンジン再始動時におけるエンジン回転・エンジン状態・ブレーキ・アイドリングストップ状態・電動パーキングブレーキ作動状態・電動パーキングブレーキ消費電流・バッテリ電圧の各特性を示すタイムチャートである。 実施例2のエンジンコントローラにて実行されるアイドルストップ中からのエンジン再始動制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3のエンジンコントローラにて実行されるアイドルストップ中からのエンジン再始動制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1〜実施例3に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1における電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置の構成を、「全体システム構成」、「電動パーキングブレーキの構成」、「エンジン再始動制御構成」に分けて説明する。
[全体システム構成]
図1は、実施例1のエンジン再始動制御装置が適用された電動パーキングブレーキ搭載車両を示す。以下、図1に基づき、全体システム構成を説明する。
前記電動パーキングブレーキ搭載車両は、図1に示すように、エンジン1と、スタータモータ2と、無段変速機3と、プロペラシャフト4と、ドライブシャフト5と、電動モータ6と、電動パーキングブレーキ7と、駆動輪8と、バッテリ9と、を備えている。
前記スタータモータ2は、モータ軸に設けたモータギア10が、エンジン1のクランクシャフトに設けたクランクギア11に噛み合う。そして、エンジン再始動時、後述するエンジンコントローラ20からスタータモータ駆動回路12へのモータ駆動指令により、エンジン1をクランキングする。
前記無段変速機3は、後述する変速機コントローラ21からの変速指令により変速比を無段階に変更する変速機である。この無段変速機3からの駆動力は、プロペラシャフト4→図外のデファレシャルギア→ドライブシャフト5を介して駆動輪8へ伝達される。
前記電動パーキングブレーキ7は、駆動輪8の制動状態を維持するパーキングブレーキを電動モータ6により作動させる。この電動モータ6は、パーキングブレーキ締結時とパーキングブレーキ解除時、後述する電動パーキングブレーキコントローラ22からの電動モータ駆動回路13へのモータ駆動指令に基づき、パーキングブレーキ締結動作とパーキングブレーキ解除動作を行う。
前記バッテリ9は、電動モータ6とスタータモータ2と両モータ2,6以外の電装品14とで用いる共用電源として車載された12V〜14Vバッテリである。このバッテリ9は、エンジン1により駆動される図外のオルタネータにより充電される。ここで、電装品14とは、ヘッドライト等の外装品、車室内ランプや表示盤等の内装品、ドアミラーモータ等の電動アクチュエータ、等の車両に搭載されたバッテリ9を電源とする様々な装備品を含む。
前記エンジン1の制御系には、図1に示すように、エンジンコントローラ20と、変速機コントローラ21と、電動パーキングブレーキコントローラ22(以下、「EPKBコントローラ22」と称する。)と、を備える。これらのコントローラ20,21,22は、双方向通信により情報交換可能なCAN通信線23により接続されている。
前記エンジンコントローラ20は、エンジン自動停止制御であるアイドルストップ制御と、自動停止されたエンジン1を再始動するエンジン再始動制御と、を行う。アイドルストップ制御は、停車時にアイドルストップ条件(例えば、ブレーキペダル踏み込み条件、アクセル足放し条件、セレクトレバー位置条件、等)が成立すると、エンジン1を自動的に停止する。エンジン再始動制御は、アイドルストップ制御によるエンジン自動停止中にエンジン再始動要求があり、かつ、エンジン再始動が許可されると、エンジン1をスタータモータ2によるクランキングにより再始動する。このエンジンコントローラ20は、CAN通信線23、エンジン回転数センサ24、フットブレーキスイッチ25から必要情報を入力する。
前記変速機コントローラ21は、車速センサ26やアクセル開度センサ27からのセンサ情報を入力し、車速やアクセル開度により決まる変速比を目標変速比とし、実変速比を目標変速比に一致させる変速制御を行う。
前記EPKBコントローラ22は、パーキングブレーキスイッチ28やモータ消費電流センサ29やアクチュエータ位置センサ30からの信号を入力する。そして、パーキングブレーキスイッチ28へのドライバ操作によりOFF→ON信号(締結要求)が入力されると、電動モータ駆動回路13へのモータ駆動指令により、パーキングブレーキ締結動作制御を行う。一方、パーキングブレーキスイッチ28へのドライバ操作によりON→OFF信号(解除要求)が入力されると、電動モータ駆動回路13へのモータ駆動指令により、パーキングブレーキ解除動作制御を行う。
[電動パーキングブレーキの構成]
図2は、電動モータ6によりパーキングブレーキを作動させる電動パーキングブレーキ7を示し、図3は、締結開始から締結終了までのモータ電流の変化を示し、図4は、解除開始から解除終了までのモータ電流の変化を示す。以下、図2〜図4に基づき、電動パーキングブレーキ7の構成を説明する。
前記電動パーキングブレーキ7は、図2に示すように、ブレーキディスク71の両面にブレーキパッド72,73を配置し、両ブレーキパッド72,73をブレーキキャリパ74により覆う。このブレーキキャリパ7に摺動可能に設けられたブレーキピストン75をブレーキパッド73と対向配置し、ブレーキピストン75の内部に配置されたアクチュエータ軸76を、電動モータ6によりストロークさせる構成としている。なお、電動モータ6のモータ軸と減速回転軸77との間には、図外のギア減速機構等を介在させ、モータ軸の回転を減速している。そして、減速回転軸77とアクチュエータ軸76は、ネジ嵌合されていて、減速回転軸77の減速回転運動を、アクチュエータ軸76の直線運動に変換する運動変換機構としている。
上記構成により、電動パーキングブレーキ7を締結するときは、アクチュエータ軸76及びブレーキピストン75を、図2の矢印A方向にストロークさせる。このブレーキピストン75の締結ストロークにより、ブレーキパッド72,73がブレーキディスク71の両面を挟圧し、ブレーキディスク71の動作を制止する。電動パーキングブレーキ7を解除するときは、アクチュエータ軸76及びブレーキピストン75を、図2の矢印B方向にストロークさせる。このブレーキピストン75の解除ストロークにより、ブレーキディスク71の両面を挟圧していたブレーキパッド72,73が、ブレーキディスク71から離れ、ブレーキディスク71の制動を解除する。
前記電動パーキングブレーキ7の締結開始から締結終了までのモータ電流の変化は、図3に示すようになる。すなわち、EPKB締結開始時刻t0から時刻t1までの締結初期は、高いピーク電流値を持って急上昇した後に急下降する。時刻t1から時刻t2までの締結中期は、低い電流値を維持する。時刻t2からの締結後期は、時刻t3までは低い電流値から緩勾配にて上昇し、時刻t3にてピーク電流に達すると、締結終了時刻t4に向かって一気にゼロ電流まで急下降する電流波形特性を示す。
前記電動パーキングブレーキ7の解除開始から解除終了までのモータ電流の変化は、図4に示すようになる。すなわち、EPKB解除開始時刻t0からの解除前期は、時刻t0から時刻t1までの解除開始瞬間に高いピーク電流値を持って急上昇する。そして、時刻t1から時刻t2までは高いピーク電流値が緩勾配により下降する。時刻t2からの解除後期は、時刻t2から時刻t3までは低い電流値を維持し、時刻t3から解除終了時刻t4までは低い電流値からゼロ電流値まで低下する電流波形特性を示す。なお、図4において、時刻t0から時刻t2までのモータ電流が高い区間を「第1区間C」といい、時刻t2から時刻t4までの低いモータ電流で推移する区間を「第2区間D」という。
[エンジン再始動制御構成]
図5は、実施例1のエンジンコントローラ20にて実行されるアイドルストップ中からのエンジン再始動制御処理の流れを示す(エンジン再始動制御手段)。以下、実施例1のエンジン再始動制御処理構成をあらわす図5の各ステップについて説明する。
ステップS1では、スタートに続き、或いは、ステップS2での電動パーキングブレーキ7が締結から解除作動中でないとの判断に続き、アイドルストップ中であるか否かを判断する。YES(アイドルストップ中)の場合はステップS2へ進み、NO(アイドルストップ中でない)の場合はエンドへ進む。
ステップS2では、ステップS1でのアイドルストップ中であるとの判断、或いは、ステップS3でのエンジン再始動要求中でないとの判断に続き、電動パーキングブレーキ7が締結から解除作動中であるか否かを判断する。YES(解除作動中)の場合はステップS3へ進み、NO(解除作動中でない)の場合はステップS1へ戻る。
ステップS3では、ステップS2での解除作動中であるとの判断に続き、エンジン再始動要求中であるか否かを判断する。YES(エンジン再始動要求中)の場合はステップS4へ進み、NO(エンジン再始動要求中でない)の場合はステップS2へ戻る。
ステップS4では、ステップS3でのエンジン再始動要求中であるとの判断、或いは、ステップS6でのエンジン再始動禁止に続き、モータ消費電流センサ29からのセンサ信号に基づき、電動パーキングブレーキ7の電動モータ6によるモータ消費電流を確認し、ステップS5へ進む。
ステップS5では、ステップS4での電動パーキングブレーキ7のモータ消費電流確認に続き、電動パーキングブレーキ7の消費電流が、所定値を下回ったか否かを判断する。YES(EPBK消費電流<所定値)の場合はステップS7へ進み、NO(EPBK消費電流≧所定値)の場合はステップS6へ進む。
ここで、「所定値」は、スタータモータ2と電動モータ6とが同時に作動したとき、バッテリ電圧の瞬低が抑えられる電動モータ6の消費電流値以下の値に設定される。
なお、「バッテリ電圧の瞬低」とは、スタータモータ2と電動モータ6の同時作動時、バッテリ9から持ち出される電流が急増することで、バッテリ電圧が瞬間的に電圧ゼロ域まで低下する現象をいう。
ステップS6では、ステップS5でのEPBK消費電流≧所定値であるとの判断に続き、エンジン再始動要求中であるが、エンジン1の再始動を禁止するエンジン再始動禁止フラグを立て、ステップS4へ戻る。
ステップS7では、ステップS5でのEPBK消費電流<所定値であるとの判断に続き、エンジン再始動要求中に応え、エンジン1の再始動を許可するエンジン再始動許可フラグを立て、エンドへ進む。
次に、作用を説明する。
実施例1の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置における作用を、「比較例の課題」、「エンジン再始動制御作用」、「エンジン再始動制御の特徴作用」に分けて説明する。
[比較例の課題]
アイドルストップ中、電動パーキングブレーキの作動中にエンジン再始動要求があった場合、電動パーキングブレーキの作動方向(締結方向、解除方向)に関係なく、一律に締結終了/解除終了までエンジン再始動を禁止するものを比較例とする。
比較例の電動パーキングブレーキが解除終了となるまでエンジン再始動を禁止する理由は、電動パーキングブレーキの解除開始から解除終了までの電動モータへの電流値は、台形状の電流波形特性により高い値で推移すると考えられていたことによる。
したがって、比較例の場合、エンジン再始動と電動パーキングブレーキの重複作動によるバッテリ電圧の瞬低は回避されるものの、できる限り早く発進させたいというドライバ要求のある電動パーキングブレーキの解除時、発進応答性が悪くなる。
上記比較例において、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキの解除移行中にエンジン再始動要求が介入したときのエンジン再始動制御作用を、図6に示すタイムチャートに基づき説明する。
図6において、t1はエンジンクランキング開始時刻、t2はエンジン自立運転開始時刻、t3はフットブレーキ足放し時刻、t4はフットブレーキ踏み込み時刻、t5はEPKB締結開始時刻、t6はEPKB締結終了時刻である。t7はアイドリングストップ開始時刻、t8はエンジン停止時刻、t9はEPKB解除開始時刻、t10はエンジン再始動要求時刻、t11はEPKB解除終了時刻、t12はエンジン再始動開始時刻、t13はクランキング開始時刻、t14はクランキング終了時刻である。
まず、時刻t3からの走行状態から時刻t4にてフットブレーキが踏み込まれ、かつ、時刻t5にて電動パーキングブレーキの締結が開始され時刻t6にて締結が終了すると、その後、時刻t7にてアイドリングストップが開始され、時刻t8にてエンジンが停止される。このエンジン停止状態で所定時間が経過し、時刻t9にてドライバから解除要求が出されると電動パーキングブレーキの解除が開始される。電動パーキングブレーキの解除開始直後の時刻t10にてフットブレーキ足放し操作に基づきエンジン再始動要求(ブレーキOFF再始動要求)が介入すると、時刻t11にて電動パーキングブレーキの解除が終了するまでエンジン再始動が待たれる。そして、時刻t12にてエンジン再始動が開始され、時刻t13〜t14までのクランキングを経過した後、再始動によりエンジンが作動状態となる。
すなわち、時刻t10にてエンジン再始動要求が出されてから時刻t12までの待ち時間TLを経過した後、エンジン再始動が開始される。このため、ドライバのブレーキOFF操作によるエンジン再始動要求に対し、エンジン再始動要求から実際に車両発進するまでの発進応答性が低下する。
[エンジン再始動制御作用]
上記のように、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキ7の解除作動中にエンジン再始動要求が介入した場合、発進応答性を高めたいという要求がある。以下、この要求を反映する実施例1のエンジン再始動制御作用を、図5及び図7に基づき説明する。
アイドルストップ中であり、かつ、電動パーキングブレーキ7が締結から解除作動中であり、かつ、エンジン再始動要求中という条件が成立したとする。このとき、図5のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4へと進む。ステップS4では、モータ消費電流センサ29からのセンサ信号に基づき、電動パーキングブレーキ7の電動モータ6によるモータ消費電流が確認される。次のステップS5では、電動パーキングブレーキ7のモータ消費電流が、所定値を下回ったか否かが判断され、EPBK消費電流≧所定値と判断されると、ステップS6へ進み、エンジン再始動が禁止される。
そして、ステップS5にてEPBK消費電流≧所定値であると判断されている間は、ステップS4→ステップS5→ステップS6へと進む流れが繰り返され、エンジン再始動の禁止が維持される。その後、ステップS5にてEPBK消費電流<所定値になったと判断されると、ステップS5からステップS7→エンドへと進み、ステップS7では、電動パーキングブレーキ7が解除作動中であるにもかかわらず、エンジン再始動要求中に応えてエンジン1の再始動が許可される。
実施例1において、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキ7の解除移行中にエンジン再始動要求が介入したときのエンジン再始動制御作用を、図7に示すタイムチャートに基づき説明する。
図7において、t1はエンジンクランキング開始時刻、t2はエンジン自立運転開始時刻、t3はフットブレーキ足放し時刻、t4はフットブレーキ踏み込み時刻、t5はEPKB締結開始時刻、t6はEPKB締結終了時刻である。t7はアイドリングストップ開始時刻、t8はエンジン停止時刻、t9はEPKB解除開始時刻、t10はエンジン再始動要求時刻、t11はエンジン再始動開始時刻、t12はクランキング開始時刻、t13はEPKB解除終了時刻、t14はクランキング終了時刻である。
まず、時刻t3からの走行状態から時刻t4にてフットブレーキが踏み込まれ、かつ、時刻t5にて電動パーキングブレーキ7の締結が開始され時刻t6にて締結が終了すると、その後、時刻t7にてアイドリングストップが開始され、時刻t8にてエンジン1が停止される。このエンジン停止状態で所定時間が経過し、時刻t9にてドライバから解除要求が出されると電動パーキングブレーキ7の解除が開始される。電動パーキングブレーキ7の解除開始直後の時刻t10にてフットブレーキ足放し操作に基づきエンジン再始動要求(ブレーキOFF再始動要求)が介入すると、時刻t11にてエンジン再始動が開始される。すなわち、電動パーキングブレーキ7の解除終了まで待つことなく、EPBK消費電流が所定値を下回る時刻t11にてエンジン再始動が開始される。その後、時刻t12にてクランキングが開始され、時刻t13にて電動パーキングブレーキ7の解除が終了し、時刻t14にてクランキングを終了した後、再始動によりエンジンが作動状態となる。
このように、時刻t10にてエンジン再始動要求が出されると、時刻t11までの短い待ち時間TS(<TL)を経過してエンジン再始動が開始される。このため、ドライバのブレーキOFF操作によるエンジン再始動要求に対し、エンジン再始動要求から実際に車両発進するまでの発進応答性が向上する。なお、EPKB解除開始時刻t9からクランキング終了時刻t14の直後までのバッテリ電圧は、図7の矢印Eの枠内の特性を示し、バッテリ電圧の瞬低は生じていない。この点は、図6の矢印Fの枠内特性に示すように、比較例でのEPKB解除開始時刻t9からクランキング終了時刻t14の直後までのバッテリ電圧特性と同等であることからも明らかである。
[エンジン再始動制御の特徴作用]
実施例1では、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキ7の解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、電動パーキングブレーキ7の解除移行状態が解除開始から解除途中までの第1区間Cであるとエンジン再始動を禁止する。一方、電動パーキングブレーキ7の解除移行状態が解除途中から解除終了までの第2区間Dであるとエンジン再始動を許可する構成とした。
すなわち、電動パーキングブレーキ7の電動モータ6のモータ電流値は、図4に示すように、解除開始から解除途中までの第1区間Cは、高いピーク電流値を持つ変化となる。しかし、解除途中から解除終了までの第2区間Dは、低い電流値を維持したままの電流波形特性を示すことが判明した。この判明した電流波形特性により、電動パーキングブレーキ7が解除途中から解除終了までの第2区間Dは、モータ電流値が小さく、バッテリ電圧の瞬低が問題ないにもかかわらず、上記比較例では、無駄にエンジン再始動を禁止していることが分かった。
この電流波形特性に着目し、解除開始から解除途中までの第1区間Cであるときは、エンジン再始動を禁止することで、エンジン再始動と電動パーキングブレーキ7の重複作動によるバッテリ電圧の瞬低が防止される。
一方、解除途中から解除終了までの第2区間Dであるときは、エンジン再始動を許可することで、電動パーキングブレーキ7の解除終了を待ってエンジン再始動する場合に比べ、再始動タイミングが早期となり、発進応答性が確保される。この第2区間Dでは、エンジン再始動と電動パーキングブレーキ7の重複作動となるが、上記のように、電動モータ6が低い電流値を維持するため、バッテリ電圧の瞬低が防止される。
この結果、電動パーキングブレーキ7の解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、バッテリ電圧の瞬低防止と、発進応答性の確保と、の両立を図ることができる。
実施例1では、スタータモータ2と電動モータ6の同時作動時にバッテリ電圧の瞬低が抑えられる電動モータ6の電流値を閾値としたとき、第1区間Cを、電動モータ6の電流値が閾値より高い区間に設定し、第2区間Dを、電動モータ6の電流値が閾値より低い区間に設定する構成とした。
このように、第2区間Dを、電動モータ6の電流値が、スタータモータ2と電動モータ6の同時作動時にバッテリ電圧の瞬低が抑えられる閾値より低い区間に設定したことで、第2区間Dでエンジン再始動を許可しても、確実にバッテリ電圧の瞬低が防止される。
したがって、電動パーキングブレーキ7の解除移行状態が第2区間Dであるとき、エンジン再始動と電動パーキングブレーキ7を重複作動させても、確実にバッテリ電圧の瞬低を防止することができる。
実施例1では、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、検出された電動モータ6の消費電流が所定値以上であるとエンジン再始動を禁止する。そして、検出された電動モータ6の消費電流が所定値を下回るとエンジン再始動を許可する構成とした。
このように、電動モータ6の消費電流を用い、消費電流の大きさによりエンジン再始動の禁止/許可判定を行うことで、あたかも図4に示す電流波形特性を監視しながら判定するときと同様に、精度良くエンジン再始動を禁止/許可判定が行われる。
したがって、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動モータ6の消費電流を判定情報に用いることで、精度の良い判定を行うことができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 電動モータ6によりパーキングブレーキを作動させる電動パーキングブレーキ7と、
エンジン自動停止条件(アイドルストップ条件)が成立すると、前記エンジン1を自動的に停止させる制御を行うエンジン自動停止制御手段(エンジンコントローラ20)と、
エンジン自動停止中(アイドルストップ中)、エンジン再始動要求があり、かつ、エンジン再始動が許可されると、スタータモータ2により前記エンジン1を再始動するエンジン再始動制御手段(エンジンコントローラ20)と、
を備えた電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置において、
前記電動モータ6と前記スタータモータ2と前記両モータ2,6以外の電装品14とで用いる共用電源としてバッテリ9を車載し、
前記エンジン再始動制御手段(エンジンコントローラ20)は、エンジン自動停止中(アイドルストップ中)、前記電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記電動パーキングブレーキ7の解除移行状態が解除開始から解除途中までの第1区間Cであるとエンジン再始動を禁止し、前記電動パーキングブレーキ7の解除移行状態が解除途中から解除終了までの第2区間Dであるとエンジン再始動を許可する(図5)。
このため、電動パーキングブレーキ7の解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、バッテリ電圧の瞬低防止と、発進応答性の確保と、の両立を図ることができる。
(2) 前記電動モータ6は、電動パーキングブレーキ7の作動状態から解除状態への移行時、解除開始から解除途中までは電流値が上昇した後に低下し、解除途中から解除終了までは低下した電流値が維持される電流波形特性を示し(図4)、
前記エンジン再始動制御手段(エンジンコントローラ20)は、前記スタータモータ2と前記電動モータ6の同時作動時にバッテリ電圧の瞬低が抑えられる前記電動モータ6の電流値を閾値としたとき、前記第1区間Cを、前記電動モータ6の電流値が前記閾値より高い区間に設定し、前記第2区間Dを、前記電動モータ6の電流値が前記閾値より低い区間に設定した(図4)。
このため、(1)の効果に加え、電動パーキングブレーキ7の電動パーキングブレーキ7の解除移行状態が第2区間Dであるとき、エンジン再始動と電動パーキングブレーキ7を重複作動させても、確実にバッテリ電圧の瞬低を防止することができる。
(3) 前記電動モータ6の消費電流を検出するモータ消費電流検出手段(モータ消費電流センサ29)を設け、
前記エンジン再始動制御手段(エンジンコントローラ20、図5)は、エンジン自動停止中(アイドルストップ中)、前記電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、検出された前記電動モータ6の消費電流が所定値以上であるとエンジン再始動を禁止し(図5のS5→S6)、検出された前記電動モータ6の消費電流が所定値を下回るとエンジン再始動を許可する(図5のS5→S7)。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動モータ6の消費電流を判定情報に用いることで、精度の良い判定を行うことができる。
実施例2は、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動パーキングブレーキの解除動作継続時間を判定情報に用いるようにした例である。
まず、構成を説明する。
図8は、実施例2のエンジンコントローラ20にて実行されるアイドルストップ中からのエンジン再始動制御処理の流れを示す(エンジン再始動制御手段)。以下、実施例2のエンジン再始動制御処理構成をあらわす図8の各ステップについて説明する。なお、ステップS21〜ステップS23までの各ステップは、図5のステップS1〜ステップS3の各ステップに対応する。また、ステップS26とステップS27は、図5のステップS6とステップS7に対応する。よって、これらのステップの説明は省略する。
ステップS28では、ステップS22での解除作動中であるとの判断に続き、電動パーキングブレーキ7の解除開始からの経過時間である解除動作継続時間を演算し、ステップS23へ進む。なお、解除動作継続時間は、解除開始から起動したタイマー値をカウントにより加算することで演算される。
ステップS24では、ステップS23でのエンジン再始動要求中であるとの判断、或いは、ステップS26でのエンジン再始動禁止に続き、電動パーキングブレーキ7の解除開始からの解除動作継続時間を確認し、ステップS25へ進む。
ステップS25では、ステップS24での電動パーキングブレーキ7の解除動作継続時間確認に続き、電動パーキングブレーキ7の解除動作継続時間が、所定値を上回ったか否かを判断する。YES(解除動作継続時間>所定値)の場合はステップS27へ進み、NO(解除動作継続時間≦所定値)の場合はステップS6へ進む。
ここで、「所定値」は、図4に示す電流波形特性において、第1区間Cを経過して第2区間Dに入る解除動作継続時間に対応する値に設定される。
なお、システム構成は、図1〜図4に示す実施例1と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
次に、作用を説明する。
アイドルストップ中であり、かつ、電動パーキングブレーキ7が締結から解除作動中であり、かつ、エンジン再始動要求中という条件が成立したとする。このとき、図8のフローチャートにおいて、ステップS21→ステップS22→ステップS28→ステップS23→ステップS24へと進む。ステップS24では、電動パーキングブレーキ7の解除開始からの解除動作継続時間が確認される。次のステップS25では、電動パーキングブレーキ7の解除開始からの解除動作継続時間が、所定値を上回ったか否かが判断され、解除動作継続時間≦所定値と判断されると、ステップS26へ進み、エンジン再始動が禁止される。
そして、ステップS25にて解除動作継続時間≦所定値であると判断されている間は、ステップS24→ステップS25→ステップS26へと進む流れが繰り返され、エンジン再始動の禁止が維持される。その後、ステップS25にて解除動作継続時間>所定値になったと判断されると、ステップS25からステップS27→エンドへと進み、ステップS27では、電動パーキングブレーキ7が解除作動中であるにもかかわらず、エンジン再始動要求中に応えてエンジン1の再始動が許可される。
上記のように、実施例2では、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、電動パーキングブレーキ7の解除動作開始からの解除動作継続時間を監視する。そして、電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、解除動作継続時間が所定値以下であるとエンジン再始動を禁止し、解除動作継続時間が所定値を上回るとエンジン再始動を許可する構成とした。
このように、電動パーキングブレーキ7の解除開始からの解除動作継続時間を用い、解除動作継続時間の長さによりエンジン再始動の禁止/許可判定が行われる。このため、あたかも図4に示す電流波形特性の第1区間Cから第2区間Dへの移行を監視しながら判定するときと同様に、精度良くエンジン再始動を禁止/許可判定が行われる。
したがって、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動パーキングブレーキ7の解除動作継続時間を判定情報に用いることで、精度の良い判定を行うことができる。
なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置にあっては、下記の効果を得ることができる。
(4) 前記エンジン再始動制御手段(エンジンコントローラ20、図8)は、エンジン自動停止中(アイドルストップ中)、前記電動パーキングブレーキ7の解除動作開始からの解除動作継続時間を監視し(図8のS28)、前記電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記解除動作継続時間が所定値以下であるとエンジン再始動を禁止し(図8のS25→S26)、前記解除動作継続時間が所定値を上回るとエンジン再始動を許可する(図8のS25→S27)。
このため、実施例1の(1)又は(2)の効果に加え、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動パーキングブレーキ7の解除動作継続時間を判定情報に用いることで、精度の良い判定を行うことができる。
実施例3は、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動パーキングブレーキのアクチュエータ位置を判定情報に用いるようにした例である。
まず、構成を説明する。
図9は、実施例3のエンジンコントローラ20にて実行されるアイドルストップ中からのエンジン再始動制御処理の流れを示す(エンジン再始動制御手段)。以下、実施例3のエンジン再始動制御処理構成をあらわす図9の各ステップについて説明する。なお、ステップS31〜ステップS33までの各ステップは、図5のステップS1〜ステップS3の各ステップに対応する。また、ステップS36とステップS37は、図5のステップS6とステップS7に対応する。よって、これらのステップの説明は省略する。
ステップS34では、ステップS33でのエンジン再始動要求中であるとの判断、或いは、ステップS36でのエンジン再始動禁止に続き、アクチュエータ位置センサ30からのセンサ信号に基づき、電動パーキングブレーキ7の電動モータ6によるアクチュエータ位置を確認し、ステップS35へ進む。
ステップS35では、ステップS34での電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置確認に続き、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が、所定値を超えたか否かを判断する。YES(アクチュエータ位置>所定値)の場合はステップS37へ進み、NO(アクチュエータ位置≦所定値)の場合はステップS26へ進む。
ここで、「所定値」は、スタータモータ2と電動モータ6とが同時に作動したとき、バッテリ電圧の瞬低が抑えられる電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置以上の値に設定される。
なお、システム構成は、図1〜図4に示す実施例1と同様であるので、図示並びに説明を省略する。
次に、作用を説明する。
アイドルストップ中であり、かつ、電動パーキングブレーキ7が締結から解除作動中であり、かつ、エンジン再始動要求中という条件が成立したとする。このとき、図9のフローチャートにおいて、ステップS31→ステップS32→ステップS33→ステップS34へと進む。ステップS34では、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が確認される。次のステップS35では、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が、所定値を超えたか否かが判断され、アクチュエータ位置≦所定値と判断されると、ステップS36へ進み、エンジン再始動が禁止される。
そして、ステップS35にてアクチュエータ位置≦所定値であると判断されている間は、ステップS34→ステップS35→ステップS36へと進む流れが繰り返され、エンジン再始動の禁止が維持される。その後、ステップS35にてアクチュエータ位置>所定値になったと判断されると、ステップS35からステップS37→エンドへと進み、ステップS37では、電動パーキングブレーキ7が解除作動中であるにもかかわらず、エンジン再始動要求中に応えてエンジン1の再始動が許可される。
上記のように、実施例3では、アイドルストップ中、電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が所定値以下であるとエンジン再始動を禁止する。そして、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が所定値を超えるとエンジン再始動を許可する構成とした。
このように、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置を用い、アクチュエータの到達位置によりエンジン再始動の禁止/許可判定が行われる。このため、図4に示す電流波形特性の第1区間Cを通過し、第2区間Dへ入るときにアクチュエータが到達する位置を予め実験等により求めておくことで、精度良くエンジン再始動を禁止/許可判定が行われる。
したがって、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置を判定情報に用いることで、精度の良い判定を行うことができる。
なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例3の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置にあっては、下記の効果を得ることができる。
(5) 前記電動パーキングブレーキ7の前記電動モータ6の動作によるアクチュエータ位置を検出するアクチュエータ位置検出手段(アクチュエータ位置センサ30)を設け、
前記エンジン再始動制御手段(エンジンコントローラ20、図9)は、エンジン自動停止中(アイドルストップ中)、前記電動パーキングブレーキ7が作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が所定値以下であるとエンジン再始動を禁止し(図9のS35→S36)、前記電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置が所定値を超えるとエンジン再始動を許可する(図9のS35→S37)。
このため、実施例1の(1)又は(2)の効果に加え、エンジン再始動の禁止/許可判定を行うとき、電動パーキングブレーキ7のアクチュエータ位置を判定情報に用いることで、精度の良い判定を行うことができる。
以上、本発明の電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置を、実施例1〜3に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1〜3では、本発明のエンジン再始動制御装置を、駆動源にエンジンのみを搭載したエンジン車に適用する例を示した。しかし、本発明のエンジン再始動制御装置は、駆動源にエンジンと走行用モータ/ジェネレータを搭載したハイブリッド車両に対しても適用することができる。また、エンジンのタイプについても、ガソリンエンジンであってもディーゼルエンジンであっても良い。さらに、変速機のタイプについても、無段変速機に限られるものではなく、有段の自動変速機、手動変速機(MT)、自動MT等であっても良い。要するに、エンジンと電動パーキングブレーキを搭載した車両であれば適用できる。
実施例1〜3では、エンジン自動停止手段として、アイドルストップ制御を行うアイドルストップ制御手段の例を示した。しかし、エンジン自動停止手段としては、コースト減速状態からエンジンを自動的に停止するコーストストップ制御を行うコーストストップ制御手段としても良い。
実施例1〜3では、電動パーキングブレーキ7として、ブレーキディスク71の両面にブレーキパッド72,73を配置し、両ブレーキパッド72,73をブレーキキャリパ74により覆い、ブレーキキャリパ74に設けられたブレーキピストン75を電動モータ6によりストロークさせる構成例を示した。しかし、電動パーキングブレーキとしては、例えば、特開2012−35773号公報に記載されているように、ワイヤケーブル式パーキングブレーキ機構のパーキングブレーキレバー位置に、レバー操作アクチュエータとして電動モータを用いるような例としても良い。
1 エンジン
2 スタータモータ
3 無段変速機
4 プロペラシャフト
5 ドライブシャフト
6 電動モータ
7 電動パーキングブレーキ
8 駆動輪
9 バッテリ
14 電装品
20 エンジンコントローラ(エンジン自動停止制御手段、エンジン再始動制御手段)
21 変速機コントローラ
22 電動パーキングブレーキコントローラ
28 パーキングブレーキスイッチ
29 モータ消費電流センサ(モータ消費電流検出手段)
30 アクチュエータ位置センサ(アクチュエータ位置検出手段)

Claims (4)

  1. 電動モータによりパーキングブレーキを作動させる電動パーキングブレーキと、
    エンジン自動停止条件が成立すると、前記エンジンを自動的に停止させる制御を行うエンジン自動停止制御手段と、
    エンジン自動停止中、エンジン再始動要求があり、かつ、エンジン再始動が許可されると、スタータモータにより前記エンジンを再始動するエンジン再始動制御手段と、
    を備えた電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置において、
    前記電動モータと前記スタータモータと前記両モータ以外の電装品とで用いる共用電源としてバッテリを車載し、
    前記電動モータは、電動パーキングブレーキの作動状態から解除状態への移行時、解除開始から解除途中までは電流値が上昇した後に低下し、解除途中から解除終了までは低下した電流値が維持される電流波形特性を示し、
    前記エンジン再始動制御手段は、エンジン自動停止中、前記電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記電動パーキングブレーキの解除移行状態が解除開始から解除途中までの第1区間であるとエンジン再始動を禁止し、前記電動パーキングブレーキの解除移行状態が解除途中から解除終了までの第2区間であるとエンジン再始動を許可し、
    前記スタータモータと前記電動モータの同時作動時にバッテリ電圧の瞬低が抑えられる前記電動モータの電流値を閾値としたとき、前記第1区間を、前記電動モータの電流値が前記閾値より高い区間に設定し、前記第2区間を、前記電動モータの電流値が前記閾値より低い区間に設定した
    ことを特徴とする電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置。
  2. 請求項1に記載された電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置において、
    前記電動モータの消費電流を検出するモータ消費電流検出手段を設け、
    前記エンジン再始動制御手段は、エンジン自動停止中、前記電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、検出された前記電動モータの消費電流が所定値以上であるとエンジン再始動を禁止し、検出された前記電動モータの消費電流が所定値を下回るとエンジン再始動を許可する
    ことを特徴とする電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置。
  3. 請求項1に記載された電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置において、
    前記エンジン再始動制御手段は、エンジン自動停止中、前記電動パーキングブレーキの解除動作開始からの解除動作継続時間を監視し、前記電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記解除動作継続時間が所定値以下であるとエンジン再始動を禁止し、前記解除動作継続時間が所定値を上回るとエンジン再始動を許可する
    ことを特徴とする電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置。
  4. 請求項1に記載された電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置において、
    前記電動パーキングブレーキの前記電動モータの動作によるアクチュエータ位置を検出するアクチュエータ位置検出手段を設け、
    前記エンジン再始動制御手段は、エンジン自動停止中、前記電動パーキングブレーキが作動状態から解除状態への解除移行中にエンジン再始動要求が介入したとき、前記電動パーキングブレーキを作動状態位置から解除方向にストロークさせたときのアクチュエータ位置が所定値以下であるとエンジン再始動を禁止し、前記電動パーキングブレーキを作動状態位置から解除方向にストロークさせたときのアクチュエータ位置が所定値を超えるとエンジン再始動を許可する
    ことを特徴とする電動パーキングブレーキ搭載車両のエンジン再始動制御装置。
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