JP6261310B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
本発明の一形態によれば、管継手が提供される。この管継手は、軸線に沿って内孔が形成されており、前記内孔に管が挿入され得る筒状の継手本体と;前記内孔に配置され、前記管が前記内孔に前記軸線に沿って所定の長さ以上挿入されると、ロックが解除されて前記管の挿入方向とは反対方向に伸張する弾性部と;前記内孔に挿入されている前記管と前記継手本体との間をシールし、前記弾性部の伸張により初期位置から前記反対方向に移動するシール部と;少なくとも一部が前記内孔に配置され、前記シール部の前記反対方向への移動を、前記継手本体の外側に示すインジケータ部と;を備え;前記弾性部と前記シール部とが互いに係合し、前記シール部と前記インジケータ部とが互いに係合することにより、前記弾性部と前記シール部と前記インジケータ部とは一体化されている。
A1.構造:
図1は、本発明の第1実施形態としての管継手を示す部分断面側面図である。図2は、図1に示す管継手の分解断面側面図である。図1に示すように、管継手1は、軸線OLに沿った略円筒形の外観形状を有する。なお、図1の上側および図2の上側は、軸線OLを通る断面で管継手1を切断した断面図を示している。管継手1には、図示しないフレキシブル管が挿入され、管継手1は、かかるフレキシブル管と他の配管とを接続する。なお、図1および図2では、フレキシブル管が挿入されていない状態の管継手1を表わしている。フレキシブル管とは、例えば、都市ガス用のガス用フレキシブル鋼管やLPガス用の配管用フレキ管などの、軟質塩化ビニル等の樹脂で被覆された金属コルゲート管が相当する。管継手1へのフレキシブル管の挿入方向は、図1および図2において、軸線OLに沿って左から右に向かう方向(後述する押ナット3から継手本体2に向かう方向)であり、以降では、かかる方向を挿入方向IDと呼ぶ。また、軸線OLに沿って挿入方向IDとは反対の方向を、反対方向ODと呼ぶ。また、以降では、挿入方向IDにおける前方側を、単に「前方側」と呼び、挿入方向IDにおける後方側を、単に「後方側」と呼ぶ。
図2に示すように、継手本体2には、軸線OLに沿って内孔21が形成されている。継手本体2は、前方側に雄ねじ部22を備える。雄ねじ部22の外周面には、図示しないねじ山が形成されている。図2に示すように、内孔21は、雄ねじ部22から反対方向ODに沿って順番に、第1内径部21aと、第2内径部21bとを備える。第1内径部21aは、雄ねじ部22の内径よりも大きな内径を有し、図1に示すように、弾性部4、移動片43、およびシール部5を収容する。第1内径部21aは、内方環状突起部23を備える。内方環状突起部23は、第1内径部21aにおける前方側の端部の近傍に配置されている。内方環状突起部23は、第1内径部21aにおける他の部分に比べて内周径が小さい。換言すると、内方環状突起部23は、第1内径部21aにおける他の部分に比べて軸線OLに向かって突出している。第2内径部21bは、第1内径部21aよりも大きな内径を有し、インジケータ6、シール部5、および押ナット3の一部を収容する。なお、後述するように、シール部5が反対方向ODに移動した際には、第2内径部21bは、シール部5の一部を収容する。
図1および図2に示すように、押ナット3は、ナット本体30と、2つのリテーナ14と、ストップリング10と、水密Oリング11と、選択透過性部材12と、水密パッキン34とを備える。ナット本体30は、内孔31を有する略円筒形の外観形状を有する。図1に示すように、ナット本体30の前方側の一部は、管継手1が組み立てられた状態において、継手本体2の第2内径部21bに収容される。図2に示すように、ナット本体30における前方側の端に位置する先端部32は、ナット本体30における他の部分に比べて外周径が小さい。先端部32の外周径は、管継手1における第2内径部21bの内周径よりも小さい。したがって、図1に示すように、管継手1が組み立てられた状態において、先端部32と第2内径部21bとの間には、径方向に空隙13が形成される。ナット本体30の後方側の端である挿入端33から、フレキシブル管が挿入される。
弾性部4は、図示しないフレキシブル管の挿入が完了する前には、圧縮状態に保持されており、図示しないフレキシブル管の挿入が完了すると、開放されて反対方向ODに伸張することによってシール部5を反対方向ODに移動させる。図1に示すように、弾性部4は、第1内径部21aの前方側において、第1内径部21aの内周面に接して配置されている。図1および図2に示すように、弾性部4は、圧縮コイルばね41と、ガイド部材42とを備える。
図1および図2に示すように、移動片43は、略L字形の断面形状を有する円筒状の部材であり、円筒部431と、フランジ部432とを備える。円筒部431は、軸線OLと同じ軸線を有する円筒状の外観形状を有する。フランジ部432は、円筒部431の前方側の端と接続されており、円筒部431に比べて径方向に厚肉に形成されている。フランジ部432は、管継手1へのフレキシブル管の挿入が完了していない状態において、ガイド部材42(脚部422)の内周面と接している。フランジ部432は、外周方向にガイド部材42(脚部422)を支持することにより、屈曲部421と内方環状突起部23との係合が外れることを抑制する。移動片43は、軸線OLに沿って、挿入方向IDおよび反対方向ODに移動可能に構成されている。移動片43は、軸線OLに沿った移動を円滑に行うために、エンジニアリングプラスチックのように低比重、高強度及び低摩擦係数の材料で形成されている。
図1および図2に示すように、シール部5は、略円筒形の部材であり、継手本体2(第1内径部21a)の内周面に沿って弾性部4とインジケータ6との間に配置されている。なお、図1に示すように、管継手1へのフレキシブル管の挿入が完了していない状態において、シール部5は、弾性部4と接しておらず、また、インジケータ6と接している。なお、管継手1へのフレキシブル管の挿入が完了した状態においては、シール部5は、弾性部4およびインジケータ6のいずれとも接する。シール部5は、気密パッキン51と、金属ガイド54と、耐火パッキン53と、を備える。
図4は、図1および図2に示すインジケータ6の外観形状を示す斜視図である。図1、図2、および図4に示すように、インジケータ6は、略L字形の断面形状を有する円筒状の部材であり、本実施形態では、樹脂により形成されている。なお、樹脂に代えて、金属などにより形成してもよい。また、インジケータ6は、視認が容易となるように、管継手1を構成する各構成部の色よりも、視認性の高い色(例えば、赤色)を呈している。図1に示すように、インジケータ6は、第2内径部21bにおいて、第2内径部21bの内周面に接して配置されている。図4に示すように、インジケータ6は、支持部61と、円筒部62とを備える。
図5は、フレキシブル管を挿入する途中の状態の管継手1を示す第1の部分断面側面図である。図6は、フレキシブル管を挿入する途中の状態の管継手1を示す第2の部分断面側面図である。図7は、フレキシブル管の挿入が完了した状態の管継手1を示す部分断面側面図である。なお、図5、図6、および図7は、この順序で時系列に沿って、管継手1を示している。
B1.構造:
図8は、第2実施形態の管継手を示す部分断面側面図である。第2実施形態の管継手1aは、弾性部4に代えて弾性部4aを備える点と、シール部5に代えてシール部5aを備える点と、インジケータ6に代えてインジケータ6aを備える点と、補助スプリング7にかえて補助スプリング7aを備える点と、第1スペーサ60、水密シート81、および分解用リング80を追加して備える点と、継手本体2が分解用溝10hを追加して備え、かつ、内方環状突起部23を備えていない点と、継手本体2と押ナット3とが分解可能である点と、気密パッキン51にスリット51bが形成されている点とにおいて、第1実施形態の管継手1と異なる。第2実施形態の管継手1aにおいて、その他の構成は、第1実施形態の管継手1の構成と同じであるので、同一の構成要素については、第1実施形態と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、図8では、図1と同様に、管継手1aにフレキシブル管100が挿入されていない状態における管継手1aを表わしている。
図9は、第2実施形態において、フレキシブル管100を挿入する途中の状態の管継手1aを示す第1の部分断面側面図である。図10は、フレキシブル管100を挿入する途中の状態の管継手1aを示す第2の部分断面側面図である。図11は、フレキシブル管の挿入が完了した状態の管継手1aを示す部分断面側面図である。なお、図9、図10、および図11は、この順序で時系列に沿って、管継手1aを示している。
図12は、第2実施形態において、分解する際の管継手1aを示す部分断面側面図である。第2実施形態の管継手1aは、分解可能であり、継手本体2と押ナット3とを分けることができる。
C1.構造:
図13は、第3実施形態の管継手を示す部分断面側面図である。第3実施形態の管継手1bは、補助スプリング7aおよび第1スペーサ60を備えていない点と、インジケータ6aに代えてインジケータ6bを備える点と、係合溝82およびOリング83とを追加して備える点とにおいて、図8に示す第2実施形態の管継手1aと異なる。第3実施形態の管継手1bにおいて、その他の構成は、第2実施形態の管継手1aと同じであるので、同一の構成要素については、第2実施形態と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、図13では、図8と同様に、管継手1bにフレキシブル管100が挿入されていない状態における管継手1bを表わしている。
図14は、第3実施形態において、フレキシブル管100を挿入する途中の状態の管継手1bを示す第1の部分断面側面図である。図15は、フレキシブル管100を挿入する途中の状態の管継手1bを示す第2の部分断面側面図である。図16は、フレキシブル管の挿入が完了した状態の管継手1bを示す部分断面側面図である。なお、図14、図15、および図16は、この順序で時系列に沿って、管継手1bを示している。
図17は、第3実施形態において、分解する際の管継手1bを示す部分断面側面図である。第3実施形態の管継手1bは、第2実施形態の管継手1aと同様に分解可能であり、継手本体2と押ナット3とを分けることができる。
D1.構造:
図18は、第4実施形態の管継手を示す部分断面側面図である。第4実施形態の管継手1cは、補助スプリング7aおよび第1スペーサ60を備えていない点と、継手本体2が内方環状突起部23を備える点と、弾性部4aに代えて弾性部4bを備える点と、シール部5aに代えてシール部5bを備える点と、インジケータ6aに代えてインジケータ6cを備える点とにおいて、図8に示す第2実施形態の管継手1aと異なる。その他の構成は、第2実施形態の管継手1aと同じであるので、同一の構成要素については、第2実施形態と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。なお、図18では、図8と同様に、フレキシブル管100が挿入されていない状態における管継手1cを表わしている。
図20は、第4実施形態において、フレキシブル管100を挿入する途中の状態の管継手1cを示す第1の部分断面側面図である。図21は、フレキシブル管100を挿入する途中の状態の管継手1cを示す第2の部分断面側面図である。図22は、フレキシブル管の挿入が完了した状態の管継手1cを示す部分断面側面図である。なお、図20、図21、および図22は、この順序で時系列に沿って、管継手1bを示している。
図23は、第4実施形態において、分解する際の管継手1cを示す部分断面側面図である。第4実施形態の管継手1cは、第2実施形態の管継手1aと同様に分解可能であり、継手本体2と押ナット3とを分けることができる。
図24は、第5実施形態において、フレキシブル管100を挿入する途中の状態におけるインジケータの後方側の端部を拡大して示す説明図である。図25は、第5実施形態において、フレキシブル管100の挿入が完了した状態におけるインジケータの後方側の端部を拡大して示す説明図である。第5実施形態の管継手は、貫通孔9に代えて貫通孔9aを備える点と、レンズ8に代えて表示片90を備える点と、インジケータ6に代えてインジケータ6dを備える点とにおいて、第1実施形態の管継手1と異なる。その他の構成は、第1実施形態の管継手1の構成と同じであるので、同一の構成要素については、第1実施形態と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
F1.変形例1:
各実施形態における管継手1、1a−1cの構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、第1ないし第4実施形態において、レンズ8を省略してもよい。この構成においては、ユーザは、貫通孔9を覗き込むことにより、インジケータ6、6a−6c(指標部63)が、貫通孔9に対して径方向に対応する位置に配置されているか否かを確認できる。また、例えば、リテーナ14の数を2つに代えて、1または3以上などの任意の数としてもよい。また、レンズ8および貫通孔9の数を複数に限らず、1つにしてもよい。また、例えば、第1実施形態の管継手1において、補助スプリング7を省略してもよい。この構成では、管継手1にフレキシブル管100を挿入する際に、挿入端33が鉛直上方に位置し、雄ねじ部22が鉛直下方に位置するように管継手1を配置することにより、管継手1へのフレキシブル管100の挿入が完了する前において、インジケータ6が反対方向ODに移動することを抑制できる。また、例えば、各実施形態におけるシール部5、5a、5bをすべて耐火性パッキンにより構成してもよい。これとは反対に、各実施形態におけるシール部5、5a、5bをすべて耐火性の低いパッキンにより構成してもよい。
第1実施形態の管継手1では、インジケータ6とシール部5とは、接合または係合されておらず、シール部5と弾性部4とは、接合または係合されていなかったが、本発明はこれに限定されるものではない。インジケータ6とシール部5(金属ガイド54)とを接合し、また、シール部5(気密パッキン51)と弾性部4(ガイド部材42)とを接合してもよい。なお、これらの接合は、例えば、接着剤を用いて実現できる。また、かかる構成においては、第4実施形態と同様に、補助スプリング7を省略することができ、管継手1の製造コストを抑えることができると共に、管継手1を軽量化できる。
各実施形態において、貫通孔9の位置は、シール部5、5a、5bよりも、後方側であったが、後方側に代えて、前方側にしてもよい。かかる構成では、例えば、弾性部4の伸張方向を、各実施形態とは異なり挿入方向IDとなるように、内方環状突起部23の位置や、移動片43の形状を調整し、かかる弾性部の伸張に伴い、インジケータ6が、挿入方向IDに移動するように構成することが好ましい。
第2ないし第4実施形態において、継手本体2と押ナット3とを、第1実施形態と同様に、分解不可能としてもよい。この構成においては、第2ないし第3実施形態において、継手本体2と押ナット3とを単一の部材として構成することができる。また、第1実施形態においても、継手本体2と押ナット3とを単一の部材として構成することができる。このように、継手本体2と押ナット3とを単一の部材として構成する構成においては、内孔21と内孔31とを併せた孔は、請求項における内孔に相当する。また、かかる構成において、継手本体2と押ナット3とを合わせた単一の部材は、請求項における継手本体に相当する。また、かかる構成において、押ナット3の挿入端33から、移動片43の端面433までの軸線OLに沿った距離は、請求項における所定の長さに相当する。
各実施形態における管継手1、1a−1cの形状は、一端に雄ねじ部22を有する片ねじソケット形状であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、両ソケット、エルボ、ティー、雌ねじなどを有する任意の形状を、本発明の管継手の形状としてもよい。なお、本発明の管継手を、ガス栓や、ガスメータなどの機器の端部の一部として適用してもよい。また、各実施形態において、フレキシブル管100に代えて、他の任意の種類の管を用いても良い。
2…継手本体
3…押ナット
4,4a,4b…弾性部
5,5a,5b…シール部
6,6a,6b,6c,6d…インジケータ
7,7a…補助スプリング
8…レンズ
9,9a…貫通孔
9b…ガイド溝
10…ストップリング
10h…分解用溝
11…水密Oリング
12…選択透過性部材
13…空隙
14…リテーナ
21…内孔
21a…第1内径部
21b…第2内径部
22…雄ねじ部
23…内方環状突起部
30…ナット本体
31…内孔
32…先端部
33…挿入端
34…水密パッキン
35…リップ部
41…圧縮コイルばね
42,42a…ガイド部材
43…移動片
44…第2スペーサ
51,51a…気密パッキン
51b…スリット
53…耐火パッキン
54…金属ガイド
60…第1スペーサ
61、61a…支持部
62,62a…円筒部
63…指標部
64…収容溝
65…テーパー部
80…分解用リング
81…水密シート
82…係合溝
83…Oリング
84…傾斜部
90…表示片
91…主部
92…ガイド片
93…端面
100…フレキシブル管
101…金属コルゲート管
102…樹脂被覆
103…先端
141…円筒基部
142…爪部
421…屈曲部
422,422a…脚部
423…支持部
424…貫通孔
431…円筒部
432…フランジ部
433…端面
500…主部
501…係合爪部
502…突起部
511…突起部
512…空隙
ID…挿入方向
OD…反対方向
OL…軸線
Claims (11)
- 管継手であって、
軸線に沿って内孔が形成されており、前記内孔に管が挿入され得る筒状の継手本体と、
前記内孔に配置され、前記管が前記内孔に前記軸線に沿って所定の長さ以上挿入されると、ロックが解除されて前記管の挿入方向とは反対方向に伸張する弾性部と、
前記内孔に挿入されている前記管と前記継手本体との間をシールし、前記弾性部の伸張により初期位置から前記反対方向に移動するシール部と、
少なくとも一部が前記内孔に配置され、前記シール部の前記反対方向への移動を、前記継手本体の外側に示すインジケータ部と、
を備え、
前記弾性部と前記シール部とが互いに係合し、前記シール部と前記インジケータ部とが互いに係合することにより、前記弾性部と前記シール部と前記インジケータ部とは一体化されている、管継手。 - 請求項1に記載の管継手において、
前記継手本体には、厚さ方向に貫通孔が形成されており、
前記インジケータ部は、
前記シール部の前記反対方向への移動により前記反対方向に移動して、前記貫通孔を介して前記継手本体の外側から視認可能な位置に配置される指標部を有する、管継手。 - 請求項2に記載の管継手において、さらに、
前記貫通孔に配置されているレンズを備える、管継手。 - 請求項2または請求項3に記載の管継手において、さらに、
前記シール部が前記初期位置に配置されているときに、前記指標部の前記反対方向への移動を規制する移動規制部を備える、管継手。 - 管継手であって、
軸線に沿って内孔が形成されており、前記内孔に管が挿入され得る筒状の継手本体と、
前記内孔に配置され、前記管が前記内孔に前記軸線に沿って所定の長さ以上挿入されると、ロックが解除されて前記管の挿入方向とは反対方向に伸張する弾性部と、
前記内孔に挿入されている前記管と前記継手本体との間をシールし、前記弾性部の伸張により初期位置から前記反対方向に移動するシール部と、
少なくとも一部が前記内孔に配置され、前記シール部の前記反対方向への移動を、前記継手本体の外側に示すインジケータ部と、
を備え、
前記継手本体には、厚さ方向に貫通孔が形成されており、
前記インジケータ部は、前記シール部の前記反対方向への移動により前記反対方向に移動して、前記貫通孔を介して前記継手本体の外側から視認可能な位置に配置される指標部を有し、
前記シール部が前記初期位置に配置されているときに、前記指標部の前記反対方向への移動を規制する移動規制部をさらに備え、
前記弾性部は、第1のばねを有し、
前記移動規制部は、前記シール部を挟んで前記第1のばねとは反対側に配置され、前記第1のばねの伸長力よりも小さい付勢力の第2のばねを有する、管継手。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の管継手において、
前記シール部は、
第1のパッキンと、
前記第1のパッキンよりも耐火性が高く、前記第1のパッキンよりも前記インジケータ部に近い位置に配置されている第2のパッキンと、
を有する、管継手。 - 請求項6に記載の管継手において、
前記第2のパッキンの少なくとも一部は、金属部材により覆われている、管継手。 - 請求項6に記載の管継手において、さらに、
前記第2のパッキンと前記インジケータ部との間に配置されている金属部材を備える、管継手。 - 請求項2から請求項8までのいずれか一項に記載の管継手において、さらに、
前記内孔において前記弾性部よりも径方向において内側に位置し、前記挿入方向に移動可能な移動片を備え、
前記弾性部は、
前記軸線に沿った方向に圧縮および伸張を行う圧縮コイルばねと、
前記圧縮コイルばねにおける前記挿入方向の先端である第1端に接する規制用部材と、
前記圧縮コイルばねにおける前記反対方向の先端である第2端に接すると共に、前記規制用部材と接触可能なガイド部材と、
を有し、
前記ガイド部材は、前記管が前記内孔に前記所定の長さ以上挿入されていない場合に、前記第2端に接すると共に、前記規制用部材に接して前記規制用部材の前記挿入方向への移動を抑制し、
前記ガイド部材と前記規制用部材とは、前記管が前記内孔に前記所定の長さ以上挿入されていない場合に、前記圧縮コイルばねを、前記軸線に沿った方向に挟持することにより、前記圧縮コイルばねの伸張を制限し、
前記移動片は、前記管が前記内孔に前記所定の長さ以上挿入されていない場合に、前記ガイド部材が前記規制用部材に接するように前記ガイド部材の支持を実行し、前記管が前記内孔に前記所定の長さ以上挿入されている場合に、前記支持を実行しないことにより、前記ガイド部材と前記規制用部材とによる前記圧縮コイルばねの伸張の制限を解除する、
管継手。 - 請求項9に記載の管継手において、
前記インジケータ部と前記シール部とは、互いに接合または係合され、
前記シール部と前記ガイド部材とは、互いに接合または係合されている、管継手。 - 管継手であって、
軸線に沿って内孔が形成されており、前記内孔に管が挿入され得る筒状の継手本体と、
前記内孔に配置され、前記管が前記内孔に前記軸線に沿って所定の長さ以上挿入されると、ロックが解除されて前記管の挿入方向とは反対方向に伸張する弾性部と、
前記内孔に挿入されている前記管と前記継手本体との間をシールし、前記弾性部の伸張により初期位置から前記反対方向に移動するシール部と、
少なくとも一部が前記内孔に配置され、前記シール部の前記反対方向への移動を、前記継手本体の外側に示すインジケータ部と、
を備え、
前記シール部の前記管側のシール面における、前記反対方向側の端部に、スリットを備える、管継手。
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