JP6260158B2 - 便座装置 - Google Patents

便座装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6260158B2
JP6260158B2 JP2013188957A JP2013188957A JP6260158B2 JP 6260158 B2 JP6260158 B2 JP 6260158B2 JP 2013188957 A JP2013188957 A JP 2013188957A JP 2013188957 A JP2013188957 A JP 2013188957A JP 6260158 B2 JP6260158 B2 JP 6260158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
seat unit
fixing
slack
electric wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013188957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015054090A (ja
Inventor
智廣 佐合
智廣 佐合
禎二 川合
禎二 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2013188957A priority Critical patent/JP6260158B2/ja
Priority to CN201410461053.3A priority patent/CN104433940B/zh
Publication of JP2015054090A publication Critical patent/JP2015054090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6260158B2 publication Critical patent/JP6260158B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Description

本発明は、電気部品が設けられた便座ユニットを備える便座装置に関する。
下記特許文献1には、便器の後方に設置された本体部(便座ボックス)内に電気部品が収容された便座装置が記載されている。本体部の側面からは、給電用の電線が外部に引き出されている。
下記特許文献2には、電気部品が収容される本体部と便座部が一体的に形成された便座ユニットを備える便座装置が記載されている。このような便座装置において、下記特許文献1に記載の便座装置のように、電気部品が収容された本体部から電線を外部に引き出す構成とした場合、便座ユニットの回動に伴って電線(外部に引き出された部分)が動いてしまう。そのため、電線が他の部材に引っ掛かって破損するなどの問題が発生するおそれがある。
特開2001−314353号公報 特開2006−37408号公報
本発明が解決しようとする課題は、電気部品が設けられた便座ユニットを備える便座装置において、便座ユニットの回動に伴って、電線における外部に引き出された部分が動いてしまうのを防止することにある。
上記課題を解決するために本発明にかかる便座装置は、便器に固定される固定部材と、便器に対して回動自在であるとともに、電気部品が設けられた便座ユニットと、前記電気部品に電気的に接続された電線と、を備え、前記電線は、前記便座ユニットに設けられた第一固定部および前記固定部材に設けられた第二固定部に固定され、当該第二固定部から外部に引き出されており、前記便器に対して前記便座ユニットを回動させたとき、前記電線における前記第一固定部と前記第二固定部の間の弛み部が変形しつつ、前記第二固定部の位置が変化せずに前記第一固定部が移動するように構成され、前記便座ユニットの回動範囲において、前記第一固定部は、前記便座ユニットの回動中心軸より上方に位置することを特徴とする。
前記便座ユニットには、前記電線の弛み部の少なくとも一部が収容される収容部が設けられ、前記便座ユニットが便座使用位置に位置から便座非使用位置に向かって回動するにつれて、前記弛み部における前記収容部外に露出する部分が長くなるように構成されており、前記収容部内および前記弛み部の少なくともいずれか一方には、前記弛み部における前記収容部外に露出する部分の長さを規制する規制部が設けられているとよい。
前記規制部は、前記便座ユニットが便座使用位置に位置する状態において、前記第一固定部と前記収容部の入口を結ぶ直線よりも前方に位置するように前記収容部内に設けられた突起であるとよい。
前記弛み部は、相対的に変形しにくい部分と、相対的に変形しやすい部分とを含み、当該相対的に変形しやすい部分は、前記規制部によって前記収容部外に露出しないように規制されているよい。
前記弛み部が前記便座ユニットの回動中心軸に直交する平面に沿った状態に維持されるように保つ保持部が設けられているとよい。
本発明にかかる便座装置では、電線は、便座ユニットに設けられた第一固定部および固定部材に設けられた第二固定部に固定されている。便座ユニットを回動させると、両固定部の間の弛み部が変形しつつ、第一固定部は移動するものの、固定部材に設けられた第二固定部は移動しない。つまり、電線における第二固定部よりも外側にある部分、すなわち外部に引き出された部分は、便座ユニットを回動させても動かない。
便座ユニットに設けられた第一固定部は、当該便座ユニットの回動中心を中心として移動することになる。この便座ユニットの回動範囲において、第一固定部が便座ユニットの回動中心軸より上方に位置するように構成すれば、前後方向において第一固定部が往復動することがなくなる。したがって、便座ユニットを回動させたとき、電線の弛み部がイレギュラーな形状に変形してしまうこと(折れ曲がること等)が防止される。
便座ユニットに電線の弛み部の少なくとも一部が収容される収容部が形成されていれば、意匠性の向上、電線(弛み部)の破損等が防止される。また、弛み部における収容部外に露出する部分の長さを規制する規制部が設けられていれば、必要以上に収容部外に露出する部分が長くなってしまうことが防止される。
上記規制部は、第一固定部と前記収容部の入口を結ぶ直線よりも前方に位置するように収容部内に突起を設けることで構成することができる。当該突起は、弛み部の折れ曲がりを防止する機能も発揮する。
弛み部が、相対的に変形しにくい部分と、相対的に変形しやすい部分とを含んでいれば、便座ユニットの回動によって弛み部が変形した際、変形しやすい部分を設けた分、変形した弛み部の反作用力が小さくなる。すなわち、便座ユニットを回動させる際の抵抗力が小さくなる。そして、かかる相対的に変形しやすい部分は、相対的に変形にくい部分よりも被覆を薄くすること等によって構成することができる。このようにしても、相対的に変形しやすい部分は、規制部によって収容部外に露出しないように規制されているため、電気的な安全性も担保される。
便座ユニットの回動中心軸に直交する平面に沿った状態に弛み部を保つ保持部が設けられていれば、弛み部が三次元的に変形して折れ曲がったり、元の状態に戻らなくなってしまったりすること等を防止できる。
本発明の実施形態にかかる便座装置の外観図であって、便座ユニットが便座使用位置に位置した状態を示したものである。 本発明の実施形態にかかる便座装置の外観図であって、便座ユニットが便座非使用位置に位置した状態を示したものである。 便座ユニットにおける本体部内の構成の外観図である。 便座ユニットを幅方向外側から見た外観図(本体部の側壁を取り除いた状態)である。 第一固定部および第二固定部における電線の固定方法の一例を示した図である。 第二収容部内における弛み部の状態を説明するための縦断面図である。 便座ユニットが便座使用位置に位置した状態における電線(弛み部)の状態を示した図である。 便座ユニットが便座非使用位置に位置した状態における電線(弛み部)の状態を示した図である。 長さ方向に連続する壁状の規制部が形成された例を示した図である。 第一変形例にかかる便座装置において、便座ユニットが便座使用位置に位置した状態における電線(弛み部)の状態を示した図である。 第一変形例にかかる便座装置において、便座ユニットが便座非使用位置に位置した状態における電線(弛み部)の状態を示した図である。 第二変形例にかかる便座装置において、便座ユニットが便座使用位置に位置した状態における電線(弛み部)の状態を示した図である。 第二変形例にかかる便座装置において、便座ユニットが便座非使用位置に位置した状態における電線(弛み部)の状態を示した図である。
以下、本発明の実施形態にかかる便座装置1について図1〜図8を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において幅方向とは便座ユニット20の回動中心軸Cに沿う方向をいい、上下方向とは重力方向に沿う方向をいい、前後方向とは幅方向および上下方向に直交する方向(便器90の後方を後とする)をいうものとする。また、以下の説明における各部材の形状等は、特に明示した場合を除き、各部材が原位置(便座ユニット20であれば便座使用位置)に位置した状態での形状等をいうものとする。
図1および図2に全体構造を示す本実施形態にかかる便座装置1は、固定部材10、便座ユニット20、および電線30を備える。以下、各構成について詳細に説明する。
固定部材10は、便器90の後方に固定された部材であって、それ自体が動くことはない。本実施形態における固定部材10は、ベース部11、支持部12、および第二固定部13を有する。ベース部11は、便器90の後方に接続される平板状の部分である。支持部12は、便座ユニット20を回動自在に支持する部分である。この支持部12の構成はどのようなものであってもよい。本実施形態における支持部12は、ベース部11の上面から上方に突出した部分と、その幅方向両側から前方に突出した部分を含む。当該前方に突出した部分に便座ユニット20が回動自在に支持されている(図3参照)。なお、便座ユニット20は、便器90に対して回動自在でありさえすればよい。つまり、本実施形態のように、便器90に対して間接的に(固定部材10のような別部材を介して)回動自在に接続されていてもよいし、直接的に回動自在に接続されていてもよい。
第二固定部13は、電線30がその長さ方向に動かないように固定される部分である。電線30における第二固定部13に固定された箇所が電線30の長さ方向に移動しないような構造であれば、第二固定部13はどのような構造であってもよい。例えば、図5に示すように、電線30に径方向外側に向かって突出する鍔状の引掛部材301が固定(電線30の被覆に突き刺す等して固定)され、固定部材10におけるベース部11の左側に設けられたブロック状の部分に形成された前後方向に延びる貫通孔101の内側に、当該鍔状の引掛部材301が嵌まり込む溝102が周方向に形成された構成とすることができる(ブロック状の部分を貫通孔101に沿って分割可能な構成とする必要がある)。また、結束部材(インシュロック)等により、電線30をブロック状の部分に固定する構成とすることもできる。
電線30は、この第二固定部13に固定された箇所から後方に引き出されている。本実施形態における固定部材10の幅方向外側端面には、貫通孔の出口側が略U字状に切り欠かれて形成された引き出し凹部14が形成されている(図1〜図4参照)。当該引き出し凹部14内に電線30が位置するように電線30を屈曲させれば、電線30を幅方向外側に向けて引き出すことができる。なお、本実施形態における電線30は、単線であってもよいし、複数の電線が束になったもの(ハーネス)であってもよい。
便座ユニット20は、便座部21、本体部22、この本体部22に収容された電気部品23、および第一固定部24が一体化されたユニットである。本体部22は、便座部21の後方に設けられた、内側に所定の大きさの空間が形成された部分である。かかる本体部22内に電気部品23が収容される(図3参照)。収容される電気部品23は、その種類を問うものではない。例えば、便座部21を自動で回動させるためのモータ(その制御装置)、局部を洗浄する洗浄ノズルを駆動するモータ、洗浄水を供給するためのポンプ(その制御装置)、洗浄水を温めるためのヒータ(その制御装置)等、電力や信号を送るための電線30が接続されるものであればどのようなものであってもよい。
本実施形態における本体部22内の空間は、電気部品23が収容される第一収容部221と、電線30の少なくとも一部が収容される第二収容部222(本発明における収容部に相当する)を含む。第一収容部221と第二収容部222は、区画壁223によって区画されている。第二収容部222は、本体部22の幅方向外側(本実施形態では左端)に形成される幅方向の大きさが小さい空間である。つまり、本体部22の側壁224とそれに対向する上記区画壁223との間の、幅方向に直交する平面に沿う空間である(図6参照)。当該第二収容部222の後面下方には、第二収容部222の入口である電線挿通孔225が形成されている。電線挿通孔225は、上述した内側に第二固定部13が設けられた貫通孔101と繋がっている。本実施形態における電線挿通孔225は、便座ユニット20を回動させたときに電線30が通過しやすくなるように、上下方向に長い長孔となっている(詳細は後述)。
第一固定部24は、便座ユニット20の第二収容部222の上側後方に設けられている。第一固定部24は、電線30の一部が動かないように固定される部分である。電線30における第一固定部24に固定された箇所が電線30の長さ方向に移動しないような構造であれば、第一固定部24はどのような構造であってもよい。第一固定部24と第二固定部13は、同じような固定構造(図5に示した構造や結束部材で固定する構造等)とすることができる。電線挿通孔225から第二収容部222内に入り込む電線30は、当該第二収容部222内でUターンするように曲がり、第一固定部24に固定されている。第一固定部24は、第二収容部222と第一収容部221を繋ぐ開口でもあり、第一固定部24を通過した電線30は、第一収容部221内に入り込み、この第一収容部221内に収容されている電気部品23に電気的に接続されている。
本実施形態では、区画壁223から第二収容部222に向かって突出した突起である規制部226が形成されている。当該規制部226は、第一固定部24と収容部の入口である電線挿通孔225を結ぶ直線Lよりも前方に位置する。本実施形態では、規制部226として三つの突起(第一突起226a〜第三突起226c)が形成されており、その全てが第一固定部24と収容部の入口である電線挿通孔225を結ぶ直線Lよりも前方に位置する。中央に位置する第二突起226bは、第一固定部24側の第一突起226aおよび電線挿通孔225側の第三突起226cよりも前方に位置する(図7参照)。
以上説明したように、電気部品23に接続された側から電線30の各箇所を順に追うと、次の通りになる。1)電気部品23に接続された一端(第一収容部221内)、2)第一固定部24に固定された箇所、3)第一固定部24から第二収容部222内に入り込み、第二収容部222内でUターンするように曲がった箇所(後述する弛み部31)、4)電線挿通孔225を通る箇所、5)第二固定部13に固定された箇所、6)外部に引き出された部分、7)電源等、外部の電気的要素に接続された他端
電線30は、第一固定部24と第二固定部13で動かないように固定され、両固定部の間の部分が第二収容部222内でUターンするように曲がった状態にある。便座ユニット20が便座使用位置に位置するときには、第二収容部222の内壁に沿うように大きくUターンするように曲がった状態、すなわち大きく弛んだ状態にある(以下、当該両固定部間の部分を弛み部31と称する)。弛み部31は、第二収容部222内に設けられた規制部226(第一突起226a〜第三突起226c)よりも前方の空間に位置する。
また、便座ユニット20の回動範囲において、(便座装置1を幅方向外側から見て)第一固定部24は、当該便座ユニット20の回動中心軸Cよりも上方に位置する。具体的には、図7および図8に示すように、第一固定部24は常に便座ユニット20の回動中心軸Cを通る水平面Hよりも上方に位置する。本実施形態では、便座ユニット20が便座使用位置に位置するとき、第一固定部24は、便座ユニット20の回動中心軸Cよりも上方かつ前方(収容部側)に位置する。
このように構成される便座装置1の作用(各部材の動き)について、一部上記説明と重複するが、以下詳細に説明する。
図7に示す便座使用位置に位置する便座ユニット20を、便座非使用位置に向かって回動させると、便座ユニット20に設けられた第一固定部24は、便座ユニット20の回動中心軸Cを中心とする円弧を描くように移動する。つまり、電線30における第一固定部24に固定された箇所も、便座ユニット20の回動中心軸Cを中心とする円弧を描くように移動する。一方、第二固定部13は、便器90に固定された固定部材10に設けられているのであるから、電線30における第二固定部13に固定された箇所は便座ユニット20を回動させても移動しない。つまり、便座ユニット20を回動させると、電線30における第二固定部13に固定された箇所の位置は変化せずに、第一固定部24に固定された箇所が移動することになる。
このように第一固定部24が移動し、電線30における第一固定部24に固定された箇所と、第二固定部13に固定された箇所の相対的な位置関係が変化する。つまり、電線30の弛み部31が、第二収容部222内で変形する。具体的には、第一固定部24は、便座ユニット20の回動中心軸Cの上方かつ前方位置から、上方かつ後方位置に向かって移動していくことになるため、Uターンするように曲がった状態で弛んでいた弛み部31は、その弛み量が次第に小さくなっていくように変形する(図7に示した状態から図8に示した状態に変形する)。便座非使用位置から便座使用位置に向かって便座ユニット20を回動させたときには、弛み部31は、その弛み量が次第に大きくなっていくように変形する(図8に示した状態から図7に示した状態に変形する)。
このように、本実施形態にかかる便座装置1では、電線30が便座ユニット20に設けられた第一固定部24および固定部材10に設けられた第二固定部13に固定されている。便座ユニット20を回動させると、両固定部の間の弛み部31が変形しつつ、第一固定部24は移動するものの、固定部材10に設けられた第二固定部13は移動しない。つまり、便座ユニット20を回動させたとき、電線30はその弛み部31の弛み量を変化せるように変形する。別の見方をすれば、電気部品23に接続された電線30は、当該電気部品23が設けられた便座ユニット20の回動に追従しなければならないところ、その追従を弛み部31の変形によって吸収するというものである。つまり、電線30における第二固定部13よりも外側(電源等の外部の電気的要素側)にある部分、すなわち外部に引き出された部分は、便座ユニット20を回動させても動かない。したがって、便座ユニット20を回動させたとき、電線30における外部に引き出された部分が動くことによって発生しうる種々の問題(電線30が他の部材に引っ掛かって破損する等)を防止することができる。
このように、便座使用位置に位置する便座ユニット20が便座非使用位置に向かって回動すると、第二収容部222の位置も変化していく。つまり、弛み部31の弛み量が次第に小さくなっていくとともに、第二収容部222が便座ユニット20の回動中心軸Cを中心として移動していくから、便座使用位置では第二収容部222内に収容されていた弛み部31が、電線挿通孔225を通じて第二収容部222外に露出していくことになる。当該電線30(弛み部31)の露出量は、便座ユニット20が便座非使用位置に向かって移動するに従い大きくなっていき、便座ユニット20が便座非使用位置に到達した時点で最大となる。なお、本実施形態における電線挿通孔225は長孔であるため、電線30はスムーズに電線挿通孔225を通過していく。
ここで、本実施形態では、第二収容部222内に上述した規制部226が設けられている。規制部226は、以下のように、電線30(弛み部31)の露出量(露出する部分の長さ)を規制する部材である。便座ユニット20が便座非使用位置に向かって回動し、弛み部31の弛み量が次第に小さくなっていくとともに、第二収容部222が便座ユニット20の回動中心軸Cを中心として移動していくと、第二収容部222内における弛み部31の位置が次第に規制部226に近づいていく。規制部226と弛み部31が接触した状態が、弛み部31(電線30)における第二収容部222内に位置する箇所が最も短くなる状態である。したがって、当該規制部226と弛み部31が接触した状態から、弛み部31の露出する部分がそれ以上大きくなることはない(図8参照)。規制部226の位置を前方に移動させればさせるほど、便座ユニット20を便座非使用位置に位置させたときの弛み部31の弛み量が大きくなるから、露出量を小さくすることができる。
このように、規制部226によって、電線30(弛み部31)の露出量を規制すること、すなわち便座ユニット20を便座非使用位置に位置させたときに、電線30が必要以上に露出してしまうことを防止することができる。例えば、使用者が電線30の露出している部分を引っ張る等し、露出する部分が必要以上に大きくなってしまうと、電線30の弛み部31が第二収容部222に戻らなくなってしまうおそれがある。本実施形態では、規制部226によって電線30の露出量が規制されるから、このようなおそれはない。
特に、本実施形態における規制部226(第一突起226a〜第三突起226c)は、第一固定部24と収容部の入口である電線挿通孔225を結ぶ直線Lよりも前方に位置するため、便座ユニット20を便座非使用位置に向けて回動させたときであっても、第二収容部222内における弛み部31の形状が略U字状に維持される。仮に、第二収容部222内における弛み部31の形状が略U字状以外の形状(例えば、弛み部31の中央が凹んだような形状)になってしまうと、便座ユニット20を回動させたとき、弛み部31(電線30)が電線挿通孔225をスムーズに通過しない状態となってしまうおそれがある。つまり、弛み部31が便座ユニット20の回動を阻害してしまうおそれがある。本実施形態のように、規制部226が第一固定部24と収容部の入口である電線挿通孔225を結ぶ直線Lよりも前方に設けられていれば、第二収容部222内における弛み部31の形状がU字状に維持されるため、便座ユニット20を回動させたとき、弛み部31が電線挿通孔225をスムーズに通過する。
また、本実施形態における規制部226のように、最も前方に位置する第二突起226bの両側に、第二突起226bよりも後方に位置する第一突起226aおよび第三突起226cが設けられた構成とすれば、便座ユニット20を便座非使用位置に位置させたとき、弛み部31はこれら三つの突起に沿うような形状となる。つまり、複数の突起によって規制部226を構成することにより、第一固定部24が移動することによって弛み部31が最も引っ張られた状態になったとき、弛み部31は複数の突起に沿う形状となる。すなわち、最も引っ張られた状態になったときにおける弛み部31の形状を、複数の突起によって規制することができる。本実施形態では三つの突起を規制部226としているが、当該突起の数が多ければ多いほど、弛み部31の形状を規制する効果が高い。
規制部226は、図9に示すような長さ方向に連続する壁(上記点状の突起226a〜226cを繋げたような突起)としてもよい。この場合、便座ユニット20を便座非使用位置に位置させ、弛み部31が最も引っ張られた状態になったとき、弛み部31はこれら規制部226である壁に沿うような形状となる。したがって、弛み部31が最も引っ張られた状態になったときにおける弛み部31の形状を規制する効果がさらに高まる。当該壁の長さを長くすればするほど、弛み部31の形状を規制する効果を高めることができる。なお、当該壁と上述したような点状の突起を組み合わせて規制部226を構成してもよい。また、当該壁は、図示したような細長いものである必要はなく、ブロック状のものであってもよい。
本実施形態では、便座ユニット20の回動範囲において、第一固定部24は便座ユニット20の回動中心軸C(回動中心軸Cを通る水平面H)よりも上方に位置する。通常便座ユニット20は、便座使用位置から便座非使用位置まで90度〜110度程度回動させることになるため、当該範囲において常に第一固定部24が便座ユニット20の回動中心軸Cよりも上方に位置するようにすればよい。このようにすれば、便座ユニット20を便座使用位置および便座非使用位置の一方から他方に回動させる際、前後方向において第一固定部24が往復動すること(便座ユニット20を一方から他方に回動させたとき、前後方向で見て、第一固定部24が前方に移動するときもあれば、後方に移動するときもあることをいう)がなくなる。
例えば、便座ユニット20が便座使用位置にあるとき、第一固定部24が便座ユニット20の回動中心軸Cよりも下方かつ前方(第二収容部222側)に位置するように構成されているとすると、便座使用位置に位置する便座ユニット20を便座非使用位置に向けて回動させた場合、前後方向で見て、第一固定部24は一旦前方に移動した後、後方に移動することになる。このように一連の回動操作において第一固定部24が往復動することがある構成とすると、電線30の弛み部31がイレギュラーな形状(U字状以外の形状)に変形してしまう(折れ曲がる等)おそれがある。本実施形態では、便座ユニット20の回動範囲において、第一固定部24は常に便座ユニット20の回動中心軸Cよりも上方に位置するのであるから、便座使用位置に位置する便座ユニット20を便座非使用位置に向けて回動させた場合には、前後方向で見て、第一固定部24は後方に移動し続けることになり、便座非使用位置に位置する便座ユニット20を便座使用位置に向けて回動させた場合には、前後方向で見て、第一固定部24は前方に移動し続けることになる。そのため、便座ユニット20を回動させたとき、電線30の弛み部31がイレギュラーな形状に変形してしまうことが防止される。
特に、本実施形態では、便座ユニット20が便座使用位置に位置する状態において、弛み部31は第二固定部13から第一固定部24にかけて上方にUターンするような略U字形状であり、第一固定部24は便座ユニット20の回動中心軸Cよりも上方かつ第二収容部222側に位置する。そのため、便座使用位置に位置する便座ユニット20を便座非使用位置に向けて回動させた場合には、U字形状を維持したままその湾曲した部分が両固定部に近づく方向に移動し、便座非使用位置に位置する便座ユニット20を便座使用位置に向けて回動させた場合には、U字形状を維持したままその湾曲した部分が両固定部から離れる方向に移動するように弛み部31が変形することになる(電線30が折れ曲がったりしない)。
また、本実施形態では、便座ユニット20の回動範囲において、弛み部31は常にその少なくとも一部が第二収容部222内に位置する。当該第二収容部222は、図6に示したように、本体部22の側壁224とそれに対向する上記区画壁223との間の、幅方向に直交する平面に沿う幅が狭い空間である。本体部22の側壁224と区画壁223との間の幅は、弛み部31(電線30)の径より若干大きい程度に設定されている。つまり、本体部22の側壁224と区画壁223は、弛み部31が、便座ユニット20の回動中心軸Cに直交する平面に沿った状態に維持されるように保つ保持部の役割を果たす。
このような保持部を設けることにより、便座ユニット20を回動させても、弛み部31は当該平面に沿った状態が維持される。つまり、便座ユニット20を回動させたとき、弛み部31が三次元的に変形して折れ曲がったり、元の状態に戻らなくなってしまったりすること等を防止できる。
以下、上記実施形態にかかる便座装置1の変形例について説明する。なお、以下では、上記実施形態にかかる便座装置1と同様の構成が適用できる箇所については、説明を省略する。
図10および図11に示す第一変形例にかかる便座装置は、電線30が相対的に変形しにくい部分311と、相対的に変形しやすい部分312を含むものである。より具体的には、第一固定部24と第二固定部13の間の弛み部31が、電線30が相対的に変形しにくい部分311と、相対的に変形しやすい部分312を含むものである。当該変形しやすさの差は、種々の手法により設定することができる。当該手法としては、電線30の被覆の厚みや材質に差を設定したり、相対的に変形しにくい部分311が補強材(ワイヤ)を含む構成としたりする等が例示できる。本変形例では、芯線が被覆されてなる複数の電線が、別の被覆(主被覆)によってひとまとまりの束とされたもの(ハーネス)を本発明における「電線30」として用いており、弛み部31を構成する部分の主被覆を剥いだ状態とすることにより、上記「変形しやすさの差」を設定している。つまり、第一固定部24と第二固定部13との間のある箇所よりも第一固定部24側(電気部品23側)は、全体の被覆の厚みが相対的に薄く変形しやすい部分312となっており、当該ある箇所よりも第二固定部13側(電源等の外部の電気的要素側)は、被覆が相対的に厚く変形しにくい部分311となっている。
上述したように、便座使用位置に位置する便座ユニット20を便座非使用位置に向かって回動させると、その回動量が増加するにつれて、弛み部31(電線30)の露出する部分が大きくなっていくが、規制部226によってその露出量の最大値が規制されている。本変形例では、当該規制部226によって、相対的に変形しやすい部分312が収容部外に露出しないように規制されている(図11参照)。つまり、便座ユニット20を便座非使用位置に位置させても、弛み部31における相対的に変形しやすい部分312が第二収容部222内に位置した状態が維持される。
以上説明した本変形例によれば、弛み部31の少なくとも一部を変形しやすくすることにより、当該変形しやすい部分を設けた分、便座ユニット20を回動させたときにおける、変形した弛み部31の反作用力が小さくなる。すなわち、便座ユニット20を回動させる際の抵抗力を小さくすることができる。また、本変形例のように、被覆を相対的に薄くすること等によって所定の部分を変形しやすくする場合、当該部分が外部に露出すると電気的な安全性に問題が生じてしまうおそれがあるところ、規制部226によって変形しやすい部分が第二収容部222内に留まり、外部に露出しないようになっているため、そのような問題も生じない。つまり、規制部226は、露出する部分が必要以上に大きくなってしまい、電線30の弛み部31が第二収容部222に戻らなくなってしまうのを防止することに加え、相対的に変形しやすい部分312が露出することによる安全性の低下を防止する役割を果たす。
第二変形例にかかる便座装置について説明する。図12および図13に示す本変形例にかかる便座装置は、電線30の弛み部31に規制部として機能する部分を設けたものである。図示されるように、電線30の第一固定部24に固定された箇所と第二固定部13に固定された箇所の間における所定箇所、すなわち弛み部31の所定箇所には規制部として機能するストッパ部313が固定されている。本変形例におけるストッパ部313は、電線30の径方向に突出した部分である。ストッパ部313は、電線挿通孔225を通過することができない大きさ(形状)に形成されていればよい。
このようなストッパ部313を設けることにより、電線30(弛み部31)の露出量を規制することができる。つまり、電線30(弛み部31)におけるストッパ部313が設けられた箇所よりも第一固定部24側の部分は、外部に露出することはない(図13参照)。本変形例のように、規制部を弛み部31に設けることもできる。
本変形例におけるストッパ部313(規制部226)は、第一変形例に適用することもできる。すなわち、電線30(弛み部31)における相対的に変形しやすい部分312と、相対的に変形しにくい部分311の境界または当該境界よりも相対的に変形しにくい部分311側にストッパ部313を設けることにより、相対的に変形しやすい部分312が外部に露出することのない構成とすることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 便座装置
10 固定部材
13 第二固定部
14 引き出し凹部
20 便座ユニット
21 便座部
22 本体部
221 第一収容部
222 第二収容部
223 区画壁
224 側壁
225 電線挿通孔(第二収容部の入口)
226 規制部
23 電気部品
24 第一固定部
30 電線
31 弛み部
311 相対的に変形しにくい部分
312 相対的に変形しやすい部分
313 ストッパ部
90 便器

Claims (5)

  1. 便器に固定される固定部材と、
    便器に対して回動自在であるとともに、電気部品が設けられた便座ユニットと、
    前記電気部品に電気的に接続された電線と、
    を備え、
    前記電線は、前記便座ユニットに設けられた第一固定部および前記固定部材に設けられた第二固定部に固定され、当該第二固定部から外部に引き出されており、
    前記便器に対して前記便座ユニットを回動させたとき、前記電線における前記第一固定部と前記第二固定部の間の弛み部が変形しつつ、前記第二固定部の位置が変化せずに前記第一固定部が移動するように構成され、
    前記便座ユニットの回動範囲において、前記第一固定部は、前記便座ユニットの回動中心軸より上方に位置することを特徴とする便座装置。
  2. 前記便座ユニットには、前記電線の弛み部の少なくとも一部が収容される収容部が設けられ、前記便座ユニットが便座使用位置に位置から便座非使用位置に向かって回動するにつれて、前記弛み部における前記収容部外に露出する部分が長くなるように構成されており、
    前記収容部内および前記弛み部の少なくともいずれか一方には、前記弛み部における前記収容部外に露出する部分の長さを規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の便座装置
  3. 前記規制部は、前記便座ユニットが便座使用位置に位置する状態において、前記第一固定部と前記収容部の入口を結ぶ直線よりも前方に位置するように前記収容部内に設けられた突起であることを特徴とする請求項に記載の便座装置
  4. 前記弛み部は、相対的に変形しにくい部分と、相対的に変形しやすい部分とを含み、当該相対的に変形しやすい部分は、前記規制部によって前記収容部外に露出しないように規制されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の便座装置
  5. 前記弛み部が前記便座ユニットの回動中心軸に直交する平面に沿った状態に維持されるように保つ保持部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の便座装置
JP2013188957A 2013-09-12 2013-09-12 便座装置 Expired - Fee Related JP6260158B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013188957A JP6260158B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 便座装置
CN201410461053.3A CN104433940B (zh) 2013-09-12 2014-09-11 马桶座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013188957A JP6260158B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 便座装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015054090A JP2015054090A (ja) 2015-03-23
JP6260158B2 true JP6260158B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=52818907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013188957A Expired - Fee Related JP6260158B2 (ja) 2013-09-12 2013-09-12 便座装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6260158B2 (ja)
CN (1) CN104433940B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109938640A (zh) * 2017-12-20 2019-06-28 科勒(中国)投资有限公司 线缆连接结构及马桶、镜柜和淋浴房
CN108742270A (zh) * 2018-08-10 2018-11-06 中山市艾呦呦智能家居科技有限公司 低电压智能加热座板及其电子元件安装方法与智能马桶

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893294U (ja) * 1981-12-21 1983-06-24 アイシン精機株式会社 暖房便座のコ−ド収納装置
JPS6319395U (ja) * 1986-07-23 1988-02-08
JP2564844Y2 (ja) * 1989-06-01 1998-03-11 アイシン精機株式会社 暖房便座のリード線
JPH11285456A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暖房便座ユニット
JP2006158596A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Toto Ltd 腰掛け便座構造
JP4648741B2 (ja) * 2005-03-31 2011-03-09 Toto株式会社 コードブッシュ、同コードブッシュの形成方法、同コードブッシュを備えた電気コード、及び同電気コードを備えた暖房便座
JP2006320452A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 便座装置
CN200985539Y (zh) * 2006-12-27 2007-12-05 和成欣业股份有限公司 马桶结构
CN201200370Y (zh) * 2008-06-06 2009-03-04 周华松 不出水的智能马桶盖

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015054090A (ja) 2015-03-23
CN104433940A (zh) 2015-03-25
CN104433940B (zh) 2017-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5532523B2 (ja) 温度センサ支持装置
JP5854864B2 (ja) 電線カバー付きコネクタ
JP6260158B2 (ja) 便座装置
EP2523285B1 (en) Wire-harness wiring structure
US8723389B2 (en) Sheet plate for DC motor
JP6162549B2 (ja) スライドドア用給電構造
JP6951664B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6057077B2 (ja) 電線保持ブラケット
JP6679249B2 (ja) 車両用開閉体の駆動装置
JP5423389B2 (ja) スライドシート用のワイヤハーネスの配索構造
JP6924386B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6052148B2 (ja) シート用ワイヤハーネスの配索装置
JP2011121459A (ja) スライドシート用のワイヤハーネスの配索構造
WO2018180993A1 (ja) 経路規制部材、クランプ、及びワイヤハーネス
JP2007137339A (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP6186238B2 (ja) ハーネス屈曲規制部材とそれを用いたハーネス配索構造
JP7028061B2 (ja) ワイヤハーネス配索装置
JP2007195308A (ja) ワイヤハーネスの配索構造
JP2014076779A (ja) リクライニングシートの配線構造
JP6285727B2 (ja) ケーブル巻取装置
JP7240816B2 (ja) 回動ユニット及び便器装置
JP2012166640A (ja) スライド移動部材用配線装置
JP2008099499A (ja) 余長吸収装置
JP5264320B2 (ja) 車両シートにおけるワイヤハーネス配索構造
JP5204560B2 (ja) アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151020

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171127

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6260158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees