JP6258218B2 - ジョーが尚早に開くのを防止するための組織ステープラー安全スイッチ機構 - Google Patents

ジョーが尚早に開くのを防止するための組織ステープラー安全スイッチ機構 Download PDF

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Description

一般に、吻合ステープル留め外科手術の実施においては、管腔又は管状組織(例えば、腸組織)の2つの部分を、ステープルの環によって互いに付着する。管状組織の2つの部分は、末端部同士で付着されてもよく、又は管状組織の一方が、管状組織のもう一方の側面に形成された開口部の周囲に沿って付着されてもよい。ステープル留め器具を用いて吻合を行う際に、管状組織の2つの部分は、ステープル成形溝の円形アレイを備えるアンビルと、ステープルが受容される円形アレイ状に配列された複数のステープル受容スロットを備えるステープルホルダーとの間で、ともに締め付けられる。ステープルプッシャは、ステープルを組織の中へ推進し、アンビルに対してステープルを形成するように前進する。また、アンビルとステープルホルダーとの間で締め付けられた余分な組織を切断するように円形ナイフが前進する。その結果、ドーナツ形の組織区分が各管腔から切り取られ、アンビルシャフト上に残る。ステープルの円形環によって接合された管状組織は、アンビルシャフトを遠位に前進させ、ステープルホルダーからアンビルを遠ざけることによって、締め付けを解かれる。ステープル留め器具は、ステープルの環で付着された管状組織部分の間の円形開口部を通してアンビルを引っ張ることによって、取り外される。
そのような円形の外科用ステープラーの例は、米国特許第5,205,459号(1993年4月27日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」)、米国特許第5,271,544号(1993年12月21日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument)、米国特許第5,275,322号(1994年1月4日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」)、米国特許第5,285,945号(1994年2月15日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」)、米国特許第5,292,053号(1994年3月8日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」、米国特許第5,333,773号(1994年8月2日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」)、米国特許第5,350,104号(1994年9月27日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」、及び米国特許第5,533,661号(1996年7月9日発行の「Surgical Anastomosis Stapling Instrument」)に記載されている。これらの米国特許のそれぞれの開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。かかるステープラーのいくつかは、組織層をクランプし、クランプした組織層を切断し、組織層を通してステープルを打ち込むことによって組織層の切断された端部の近くで切断された組織層をともに実質的に封着するように動作可能である。
更なるあくまで例示の他の外科用ステープラーは、米国特許第4,805,823号(1989年2月21日発行の「Pocket Configuration for Internal Organ Staplers」)、同第5,415,334号(1995年5月16日発行の「Surgical Stapler and Staple Cartridge」)、同第5,465,895号(1995年11月14日発行の「Surgical Stapler Instrument」)、同第5,597,107号(1997年1月28日発行の「Surgical Stapler Instrument」)、同第5,632,432号(1997年5月27日発行の「Surgical Instrument」)、同第5,673,840号(1997年10月7日発行の「Surgical Instrument」)、同第5,704,534号(1998年1月6日発行の「Articulation Assembly for Surgical Instruments」)、同第5,814,055号(1998年9月29日発行の「Surgical Clamping Mechanism」)、同第6,978,921号(2005年12月27日発行の「Surgical Stapling Instrument Incorporating an E−Beam Firing Mechanism」)、同第7,000,818号(2006年2月21日発行の「Surgical Stapling Instrument Having Separate Distinct Closing and Firing Systems」)、同第7,143,923号(2006年12月5日発行の「Surgical Stapling Instrument Having a Firing Lockout for an Unclosed Anvil」)、同第7,303,108号(2007年12月4日発行の「Surgical Stapling Instrument Incorporating a Multi−Stroke Firing Mechanism with a Flexible Rack」)、同第7,367,485号(2008年5月6日発行の「Surgical Stapling Instrument Incorporating a Multistroke Firing Mechanism Having a Rotary Transmission」)、米同第7,380,695号(2008年6月3日発行の「Surgical Stapling Instrument Having a Single Lockout Mechanism for Prevention of Firing」)、同許第7,380,696号(2008年6月3日発行の「Articulating Surgical Stapling Instrument Incorporating a Two−Piece E−Beam Firing Mechanism」)、同第7,404,508号(2008年7月29日発行の「Surgical Stapling and Cutting Device」)、同第7,434,715号、2008年10月14日発行の「Surgical Stapling Instrument Having Multistroke Firing with Opening Lockout」)、及び同第7,721,930号(2010年5月25日発行の「Disposable Cartridge with Adhesive for Use with a Stapling Device」)に開示されている。これらの米国特許のそれぞれの開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。参考として上述した外科用ステープラーは、内視鏡手技において使用されるものとして記載されているが、かかる外科用ステープラーは、開口手技及び/又は他の非内視鏡手技でも使用することができることを理解されたい。
種々の外科用ステープラーが作製及び使用されているが、本発明者(ら)に先だって本明細書において説明されるような発明を作製又は使用した者はいないものと考えられる。
本明細書の末尾には発明を具体的に示し、明確にその権利を請求する特許請求の範囲が付属しているが、本発明は下記の特定の実施例の説明を添付図面と併せ読むことでより深い理解が得られるものと考えられる。図中、同様の参照符合は同様の要素を示す。
例示のステープラー器具の斜視図を示す。 図1のステープラー器具のステープル留めヘッドアセンブリの側面断面図を示す。 閉じた位置における図2のステープル留めヘッドアセンブリの側面断面図を示す。 発射位置にあるステープルドライバーを示す、図2のステープル留めヘッドアセンブリの側面断面図を示す。 ロックされた位置における作動装置ハンドルアセンブリを示す、図1のステープラー器具の側面断面図を示す。 ロック解除された位置における図5の作動装置ハンドルアセンブリの側面断面図を示す。 発射された位置における図5の作動装置ハンドルアセンブリの側面断面図を示す。 図5の作動装置ハンドルアセンブリの上部のインジケータ窓の正面図を示す。 安全機構を有する例示のステープラー器具の斜視図を示す。 図9のステープラー器具の内部のブレーキ及びドライバー作動部材の側面図を示す。 図9のステープラー器具の側面断面図を示す。 安全機構を有する別の例示のステープラー器具の側面断面図を示す。 ロックされた位置にある図12の安全機構の斜視図を示す。 ロック解除された位置にある図12の安全機構の斜視図を示す。 代替安全機構を有する別の例示のステープラー器具の側面断面図を示す。 図15の安全機構とともに使用するためのピンの立面図を示す。 遠位位置におけるアンビルロッドを有する図15の安全機構の側面図を示す。 近位位置におけるアンビルロッドを有する図15の安全機構の側面図を示す。 図15のステープラー器具と共に使用するための、例示のアンビルロッドの側面図を示す。 ステープラー器具の内部のブレーキ及びドライバー作動部材の側面図を示し、ブレーキ及びドライバー作動部材の移動を制限するために第1の位置に機械的連結を有する。 ステープラー器具の内部の図19Aのブレーキ、ドライバー作動部材、及び機械的連結の平面図を示し、第1の位置に機械的連結を有する。 ステープラー器具の内部の図19Aのブレーキ、ドライバー作動部材、及び機械的連結の平面図を示し、ブレーキ及びドライバー作動部材の外方への移動を可能にするように、機械的連結は第2の位置に移動されている。
各図面は、いかなる意味においても限定的なものではなく、図に必ずしも示されていないものを含め、本発明の異なる実施形態を様々な他の方法で実施し得ることも考えられる。本明細書に組み込まれその一部をなす添付の図面は、本発明の幾つかの態様を示すものであり、説明文とともに本発明の原理を説明する役割を果たすものである。しかしながら、本発明は図に示される正確な構成に限定されない点が理解されるべきである。
本発明の特定の実施例の以下の説明は、本発明の範囲を限定するために用いられるべきではない。本発明の他の実施例、特徴、態様、実施形態、及び利点が以下の説明から当業者には明らかとなろう。以下の説明は、実例として、本発明を実施するために企図される最良の形態の1つである。明らかなように、本発明は、本発明から逸脱することなく、他の様々な明白な態様が可能である。したがって、図面及び説明文は、例示的な性質のものであって限定的なものと見なすべきではない。
I.例示のステープル留め器具
図1は、長手方向に湾曲した支持シャフトアセンブリ(70)によって近位の作動装置ハンドルアセンブリ(80)に接続されている遠位のステープル留めヘッドアセンブリ(60)を含む円形の吻合外科手術用ステープル留め器具(50)を示す。ステープル留め器具(50)は、米国特許第5,205,459号(1993年4月27日発行の「Surgical anastomosis stapling instrument」)、同第5,271,544号(1993年12月21日発行の「Surgical anastomosis stapling instrument」)、同第5,275,322号(1994年1月4日発行の「Surgical anastomosis stapling instrument」、同第5,285,945号(1994年2月15日発行の「Surgical anastomosis stapling instrument」)、同第5,292,053号(1993年3月10日発行の「Surgical anastomosis stapling instrument」、同第5,333,773号(1994年4月2日発行の「Sealing means for endoscopic surgical anastomosis stapling instrument」)、同第5,350,104号(1994年9月27日発行の「Sealing means for endoscopic surgical anastomosis stapling instrument」)、及び/又は同第5,533,661号(1996年7月9日発行の「Sealing means for endoscopic surgical anastomosis stapling instrument」)の教示の少なくともいくつかにしたがって構築することができ、これらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。
ステープル留め器具(50)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)に対して長手方向に摺動可能なアンビルアセンブリ(100)を含む。回転式の調節ノブ(82)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)とアンビルアセンブリ(100)との間の間隔を調節するように動作可能な作動装置ハンドルアセンブリ(80)の近位端に提供される。調節ノブ(82)は、調節ノブ(82)の回転によってコントロールロッド(300)の並進が引き起こされるように、(例えば図5に図示されている)コントロールロッド(300)と連絡する。調節ノブ(82)が一方向に回転されると、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)とアンビルアセンブリ(100)との間の隙間が閉じ、調節ノブ(82)が別の方向に回転されると、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)とアンビルアセンブリ(100)との間の隙間が開く。例示の型式は調節ノブ(82)を備えているが、本明細書の教示を考慮して当業者には明らかであるように、調節ノブ(82)の代わりにボタン、作動装置、又は任意の他の好適な機構を使用してもよいことが理解されるであろう。いくつかの型式においては、調節ノブ(82)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)とアンビルアセンブリ(100)との間の隙間を開くように、1つを超える様式で動作可能であり得る。例えば、調節ノブ(82)は、動作が完了した後に2つの位置で移動可能であり得る。第1の位置では、調節ノブ(82)は小さい隙間を作り出すことができ、第2の位置では、調節ノブ(82)はより大きい隙間を作り出すことができる。例えば、ステープル留め器具(50)が外科部位から取り外されたときに、調節ノブ(82)を第1の位置に移動することができ、例えば、アンビルアセンブリ(100)をステープル留めヘッドアセンブリ(60)から取り外すために、調節ノブ(82)を第2の位置に移動することができる。いくつかの型式では、上記の隙間調節機構は、調節ノブ(82)によって制御可能であり得る。いくつかの他の型式では、動作後にステープル留めヘッドアセンブリ(60)とアンビルアセンブリ(100)との間の隙間を調整するために作動装置を使用するときに、使用者が後に調節ノブ(82)を操作することができなくなるように調節ノブ(82)がロックアウトされるように、別個の作動装置をステープル留め器具(50)と一体化することができる。
ハンドルアセンブリ(80)の上部の窓(85)を通して、調節ノブ(82)の回転によって選択されたステープルの高さを示す可動インジケータ(84)が見える。図5に示すように、インジケータ(84)は、アンビルの隙間がステープル器具(50)の所望の動作範囲内であることを示すスケール(87)に沿って移動可能である。インジケータ(84)の位置はまた、形成されたステープルの高さが高いか低いかも示す。
ステープル作動レバー(86)は、所望のステープルの高さをもたらすようにアンビルアセンブリ(100)が閉じられているときに、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)から外科用ステープルを打ち込むために、ハンドルアセンブリ(80)上に枢動式に取り付けられる。枢動式安全ラッチ(88)は、アンビルの隙間が既定範囲外であるときにステープル留めヘッドアセンブリ(60)の作動を阻止するように、ステープル作動レバー(86)が移動しないようにロックするために、ハンドルアセンブリ(80)上に取り付けられる。
図2を参照すると、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)は、作動装置ハンドルアセンブリ(80)の動作により前進及び後退させることができるステープルドライバー(62)を摺動式に受容する管状ケーシング(61)を含む。ステープルドライバー(62)は、ケーシング(61)の遠位端に取り付けられたステープルホルダー(68)からの複数のステープル(90)を係合して駆動するための、複数のフィンガー(63)を含む。ステープルホルダー(68)は、ステープル(90)が挿入される複数のステープル受容スロット(65)を含む。ステープルドライバー(62)は、更に、ステープルドライバー(62)によって前進及び後退させられる円形ナイフ及び/又はメス(69)を支持する。
ステープル留めヘッドアセンブリ(60)は、ケーシング(61)の近位端に、支持シャフト(70)の遠位端を受容する中空の管状コネクタ(64)を含む。フェルール又はスリーブ(72)は、管状コネクタ(64)と、支持シャフト(70)の遠位端との間の接合部と重なっている。同様に、支持シャフト(70)の近位端は、作動装置ハンドルアセンブリ(80)の遠位端で管状延長部(74)によって受容される。フェルール又はスリーブ(76)は、支持シャフト(70)の近位端と管状延長部(74)の遠位端との間の接合部と重なっている。
引き続き図2を参照すると、アンビルアセンブリ(100)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)によって摺動可能に支持されているトロカール(73)に取り外し可能に固定された中空の軸方向に延在するシャフト(104)上に取り付けられた概ね円形のアンビル(102)を含む。トロカール(73)は、アンビルシャフト(104)の近位端にて中空スリーブ(105)内に挿入される尖ったトロカール先端部(75)を含む。図示の型式はトロカール(73)及びアンビルシャフト(104)の1つの例示的な向きを示しているが、いくつかの型式では、アンビルアセンブリ(100)上にトロカール(73)が配置され、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)の方を向くように、トロカール(73)及びアンビルシャフト(104)の位置が逆であってもよいことが理解されるであろう。本明細書の教示を鑑みれば当業者には明らかなように、他の適切な変形形態が使用されてもよい。管状ケーシング(61)の遠位端に取り付けられたステープルホルダー(68)に対する長手方向の移動のために、トロカール(73)は、ケーシング(61)上に形成された中央支持管(66)内に摺動可能に受容される(図2に示す)。ステープルホルダー(68)内のステープル受容スロット(65)は、外科用ステープル(90)を受容するために円形アレイ状に配置されている。例示の型式のステープル受容スロット(65)は、近い間隔で置かれた同心の環状の列に配置されている。アンビル(102)は、アンビル(102)に対して駆動されたときにステープル(90)を形成するための複数のステープル形成溝を有する環状のリム(106)を含む。
アンビルアセンブリ(100)は、トロカール(73)がアンビルシャフト(104)に挿入されたときにトロカール先端部(75)と係合するための、アンビルシャフト(104)に沿って長手方向に延在する一対の細長いばね状の保持クリップ(110)を含む。アンビルシャフト(104)内へのトロカール(73)の挿入を容易にするために、トロカール先端部(75)は、低い抵抗力の外形を有している。典型的な型式では、トロカール先端部(75)は、保持クリップ(110)を付勢して開くために必要な力を低減するために、浅い角度で先細になっている。
保持クリップ(110)は、アンビルアセンブリ(100)上で押す又は引っ張ることによって、アンビルアセンブリ(100)をトロカール(73)に取り付ける、又はアンビルアセンブリ(100)をトロカール(73)から取り外すことを可能にする。図3に示されるように、ステープル留め器具(50)がその閉じた位置にある状態で、戻り止めがトロカール先端(75)に対して所定の位置に保持されるように、トロカール(73)を、保持クリップ(110)の径方向の移動を制限する中央支持管(66)内に後退させる。結果的に、アンビルアセンブリ(100)がトロカール(73)にロックされるので、トロカール先端部(75)から保持クリップ(110)が係合解除されることなく、アンビル(102)は、ステープル留め器具(50)の完全な発射力に抵抗することができる。
隆起した周辺部分(152)は、管状組織の巾着縫合のために便利なアンビルシャフト(104)上の周辺のノッチを画定している。図2に示すように、組織がシャフト(104)に堅く巾着縫合されていれば、巾着縫合された組織は隆起した周辺部分(152)を容易に滑り超えることができない。結果的に、巾着縫合された組織は、隆起した周辺部分(152)を超えたアンビルシャフト(104)の遠位領域に拘束され、アンビルシャフト(104)は、巾着縫合された組織を通って偶発的に滑ることができない。
図4及び5を参照すると、支持シャフト(70)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)内でステープルドライバー(62)を動作するために、作動装置ハンドルアセンブリ(80)からの圧縮力及び運動を伝達するように動作可能なドライバー作動部材(92)を含んでいる。また、支持シャフト(70)は、アンビルアセンブリ(100)に対する圧縮力にアンビルアセンブリ(100)が抵抗するように、作動装置ハンドルアセンブリ(80)からの張力をアンビルアセンブリ(100)に伝達するように動作可能な一対の細長い可撓性バンド(95、96)を備える張力部材(94)を含んでいる。張力バンド(95、96)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)に対してアンビルアセンブリ(100)の位置を調節することを可能にするように、作動装置ハンドルアセンブリ(80)からの長手方向の運動を伝達する。具体的には、張力部材(94)は、張力部材(94)とコントロールロッド(300)とが一体となって並進するようにコントロールロッド(300)に連結される。支持シャフト(70)と可撓性の張力バンド(95、96)との間の空間に細長い可撓性のスペーサバンドが収容されている。例えば図1に示すように、調節ノブ(82)を反時計回りの方向に回転することによって、コントロールロッド(300)は遠位方向に張力部材(94)を動かすように前進して、アンビルアセンブリ(100)とステープル留めヘッドアセンブリ(60)との間の隙間を開く。ハンドル部分(81)の1つの上の留め金(307)(図5に示す)は、ねじ(308)と係合して、コントロールロッド(300)の遠位移動を制限する。調節ノブ(82)を反対方向、すなわち時計回りの方向に回転することにより、コントロールロッド(300)が後退して張力部材(94)を近位方向に動かし、アンビルアセンブリ(100)とステープル留めヘッドアセンブリ(60)との間の隙間を閉じる。キャップ(89)上の留め金(309)は、コントロールロッド(300)の近位方向の移動を制限する。
ステープル留め器具(50)は、コントロールロッド(300)の移動に基づいて並進する安全解放ブラケット(312)を更に備える。具体的には、コントロールロッド(300)に固定されているクリップ(306)は、コントロールロッド(300)が一定の近位位置に達したときに安全解放ブラケット(312)の直立フランジ(318)と係合するように構成される。その後、コントロールロッド(300)が引き続き近位移動することにより、安全解放ブラケット(312)が近位に移動する。コイルばね(320)は、フランジ(318)と、ハンドルアセンブリ(80)のリブ(315)との間に配置され、それによって安全解放ブラケット(312)を遠位に付勢する。このようにして、安全解放ブラケット(312)が近位位置にあるとき、コントロールロッド(300)は遠位に前進させられ、コイルスばね(320)は、安全解放ブラケット(312)を遠位に移動する。安全解放ブラケット(312)は、インジケータ(84)の移動を制御するように動作可能である。具体的には、安全解放ブラケット(312)は、コントロールロッド(300)の長手方向の位置に基づいて、安全解放ブラケット(312)の横方向に向いた指を介してインジケータレバー(326)に移動を伝達するように動作可能である。インジケータ(84)は、インジケータレバー(326)の自由端に一体式に形成される。
図2及び5において、ステープル留め器具(50)は、完全に開いたアンビルアセンブリ(100)及び未発射でありかつロック解除された構成の作動装置ハンドルアセンブリ(80)とともに図示されている。アンビルアセンブリ(100)が完全に開いた状態で、安全解放ブラケット(312)はコイルばね(320)によって遠位に付勢されて、直立フランジ(318)をリブ(315)に対して促し、安全解放ブラケット(312)の横方向の指は遠位に前進し、インジケータレバー(326)から係合解除される。図6に示すように、コントロールロッド(300)が後退すると、コントロールロッド(300)上のクリップ(306)が近位方向に移動して、フランジ(318)と係合し、安全解放ブラケット(312)を近位方向に移動する。最初に、アンビルアセンブリ(100)が閉じ始める際、安全解放ブラケット(312)の横方向の指は、インジケータレバー(326)から係合解除されたままである。アンビルアセンブリ(100)とステープル留めアセンブリ(60)との間の隙間が器具の既定の範囲に調節されると、指がインジケータレバー(326)を係合し、枢動させて、インジケータ(84)を窓(85)のスケール(87)に沿って動かし、ステープル留め器具が発射されたときに選択されたステープル高さが作られていることを表示する。
安全解放ブラケット(312)はまた、安全ラッチ(88)の移動を選択的に防止するようにも動作可能である。具体的には、より詳細に以下に説明するように、コントロールロッド(300)が既定の長手方向範囲から外れていると、安全解放ブラケット(312)の一部が安全ラッチ(88)の枢動を物理的に妨害するが、安全解放ブラケット(312)は、コントロールロッド(300)が既定の長手方向範囲内にあるときは、安全ラッチ(88)の枢動を可能にする。そのような長手方向範囲は、アンビルアセンブリ(100)で形成されるステープルの高さの好ましい範囲と相関し得る。
安全ラッチ(88)は、ハンドル部分(81)の間に延在する枢軸ピン(330)によって安全解放ブラケット(312)の下に枢動可能に取り付けられる。安全ラッチ(88)は、作動レバー(86)が絞られるのを物理的に防止するように動作可能である。例えば、図5に示す1つの位置において、安全ラッチ(88)は、作動レバー(86)の作動を阻止する。図6に示す別の位置において、安全ラッチ(88)は、作動レバー(86)の作動を可能にするように移動されている。安全ラッチ(88)は、そのラッチ位置において安全解放ブラケット(312)の下に水平に配置される出っ張りを含む。アンビルの隙間がステープル留め器具の既定の範囲から外れている場合(図2及び図5に示す)は、安全解放ブラケット(312)の矩形プレート(314)が安全ラッチ(88)の出っ張りと重なり、安全ラッチ(88)がステープル作動レバー(86)から係合解除されるのを防止する。スケール(87)で、使用者は、移動可能なインジケータ(84)がスケール(87)によって表示されるゾーンの外側に出ているのを見ることができる。一方で、アンビルの隙間がその既定範囲内にあるときは(図3及び6に示す)、安全解放ブラケット(312)は後退されて、安全ラッチ(88)の出っ張りは安全解放ブラケット(312)の矩形プレート(314)から係合解除されている。安全ラッチ(88)は、ステープル作動レバー(86)の動作を可能にするように、そのラッチ解除位置に枢動され得る。理解されるように、移動可能なインジケータ(84)が、スケール(87)によって示されるゾーン内に移動する際に、ステープル留め器具(50)を発射してもよいことを使用者に知らせる視覚的信号として、移動可能なインジケータ(84)を利用することができる。
ステープル留め器具(50)の動作範囲内の所望のステープルの高さを作り出すようにアンビル(102)とステープルホルダー(68)との間の隙間が設定されているとき、安全ラッチ(88)を時計回りに枢動して、ステープル作動レバー(86)を係合解除する。ステープル留め器具(50)は、ステープル作動レバー(86)を把持してステープル作動レバー(86)をその動作位置に移動するように時計回りに枢動することによって発射される。結果的に、トリガアーム(340)の作動指(350)が発射クリップ(352)を遠位方向に駆動して、作動部材(92)をシャフトアセンブリ(70)に沿って長手方向に進める。ドライバー作動部材(92)はステープルドライバー(62)を進めて、ステープル受容スロット(65)内でドライバー指(63)を遠位に移動させて、ステープル(90)と係合させる。ドライバー作動部材(92)は、トリガアーム(340)からの必要な運動及び圧縮力をステープルドライバー(62)に伝達して、ステープル(90)をステープルホルダー(68)から組織内へと、アンビル(102)に対して駆動する。各ステープル(90)は、組織の部分(52、54)をともにステープル留めするように、B字形の構成に形成される。また、円形ナイフ(69)をステープルドライバー(62)によって進めて、バックアップワッシャ(160)に対して組織を切断する。図4に示すように、円形ナイフ(69)は、バックアップワッシャ(160)を2つの環状部分に分割する。
組織のステープル留め及び切断が完了した後、ステープル作動レバー(86)を図5に示すようなその開いた未作動の位置に戻すようにばねで付勢する。トリガアーム(340)の作動装置の指(350)は、図6に示すように反時計回りに枢動して、発射クリップ(352)及びドライバー作動部材(92)を近位方向に移動する。結果的に、ロケータの指によってドライバー作動部材(92)に接続されているステープルドライバー(62)、及び円形ナイフ(69)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)内に引き戻される。
アンビル(102)とステープルホルダー(68)との間のステープル留めされた組織は、例えば約2分の1回転又は4分の3回転などにより調節ノブ(82)を反時計回りに回転することによってアンビルアセンブリ(100)をステープル留めヘッドアセンブリ(60)から離れる方向に進めることによって解放される。アンビル(102)は、ステープル留めされた組織を適切な方法で操作して、ステープル留めされたルーメンを通じてアンビルを滑らせることによって、ルーメンを通じて移動される。次いで、ステープル留めしたルーメンを管状組織部分(52、54)の間に残して、ステープル留め器具(50)を患者から取り出す。
外科用ステープル器具(50)を使用して、腔内吻合を実行し、組織の2つの部分をステープルのアレイによってともに付着させることができる。例えば、臓器部分の間の中空のルーメンの周囲に円形アレイに配列された外科用ステープルを複数用いて、一対の中空の臓器部分(例えば、患者の大腸又は他の胃腸器官の部分)の端と端とを接合するための手技にステープル留め器具(50)を使用することができる。吻合のための準備として、吻合対象の中空臓器に巾着縫合糸を配置する。例えば、図2に示すように、巾着縫合糸(56)及び(58)を管状組織の部分(52)及び(54)の開放端に隣接させて巾着縫合式にそれぞれの組織を縫うことによって、2つの管状組織の部分(52)及び(54)を準備する。
二重巾着縫合技術を用いて外科手技を行う場合は、アンビルアセンブリ(100)がステープル留めヘッドアセンブリ(60)に付着して完全に閉じている状態で、ステープル留め器具(50)を、例えば患者の肛門の穴に挿入することによって、第1の管状組織の部分(52)に挿入する。ステープル留め器具(50)を患者に挿入する前に、トロカール(73)を支持管(66)内に後退させ、かつアンビル(102)をステープルホルダー(68)に対して締め付けるために、調節ノブ(82)を時計回りに回転させる。ステープル留めヘッドアセンブリ(60)を、管状組織部分(52)の巾着縫合された端に隣接して位置付ける。次いで、調節ノブ(82)を時計回りに回転して、アンビルアセンブリ(100)がその完全に開いた位置(図2)に移動するようにトロカール(73)が完全に前進させられるまでコントロールロッド(300)及び張力部材(94)を前進させる。トロカール(73)が完全に前進した状態で、巾着縫合糸(56)を引き絞ることによって、管状組織部分(52)の巾着縫合された端を円筒形のトロカール本体(130)の周囲にともに引き寄せる。巾着縫合した組織を円筒形のトロカール本体(130)に対して引き寄せ、トロカール本体(130)に対して組織を保持するために、巾着縫合糸(56)を結ぶ。
アンビルアセンブリ(100)を管状組織部分(54)の巾着縫合した端から中に挿入し、巾着縫合糸(58)を引き絞ることによりアンビルシャフト(104)の周囲で組織をともに引き寄せる。巾着縫合した組織を、アンビルシャフト(104)上の隆起した周辺部分(152)に隣接して遠位に、ノッチ(158)を結び付けてアンビルシャフト(104)に対して引き、巾着縫合糸(58)をともに結ぶ。所望により、アンビルアセンブリ(100)をトロカール(73)から外して、管状組織部分(54)へのアンビルアセンブリ(100)の挿入を容易にすることができる。管状組織部分(54)の巾着縫合した端を巾着縫合糸(58)によってアンビルシャフト(104)に結び付けた後、アンビルアセンブリ(100)をトロカール(73)に再び取り付ける。
管状組織部分(52)及び(54)の巾着縫合された端を結び付けた後、調節ノブ(82)を時計回りに回転して、トロカール(73)を支持管(66)内に後退させ、アンビル(102)をステープルホルダー(68)の方に向かって移動する。トロカール(73)が後退する際、トロカール本体(130)は近位方向に組織部分(52)の巾着縫合された端を通じて摺動して、アンビルシャフト(104)を巾着縫合された組織を通して支持管(66)内へと引く。ステープル器具(50)は、やがて、図3に示す構成に達する。作動装置ハンドルアセンブリ(80)は、この移行の間、図5に示す完全に前進した構成又は開いた構成のままである。
アンビル(102)とステープルホルダー(68)との間の隙間がステープル留め器具(50)の動作範囲内の所望のステープルの高さを生成するように設定されたとき、安全ラッチ(88、488、588、688)を上方に枢動して(図6、9、11、13、19、22及び24)、ステープル作動レバー(86)を係合解除する。枢動した位置では、安全ラッチ(88、488、588、688)は、コントロールロッド(300、400)又は調節ノブ(82、682、782、882)のいずれかに係合して調節ノブ(82、682、782、882)の回転を防ぎ、それによって、選択されたステープルの高さを維持する。ステープル留め器具(50)は、ステープル作動レバー(86)を把持してステープル作動レバー(86)を図7に示すようにその動作位置に移動するように時計回りに枢動することによって発射される。結果的に、トリガアーム(340)の作動指(350)が発射クリップ(352)を遠位方向に駆動して、作動部材(92)をシャフトアセンブリ(70)に沿って長手方向に進める。ドライバー作動部材(92)はステープルドライバー(62)を進めて、ステープル受容スロット(65)内でドライバー指(63)を遠位に移動させて、ステープル(90)と係合させる。ドライバー作動部材(92)は、トリガアーム(340)からの必要な運動及び圧縮力をステープルドライバー(62)に伝達して、ステープル(90)をステープルホルダー(68)から組織内へと、アンビル(102)に対して駆動する。また、円形ナイフ(69)をステープルドライバー(62)によって進めて、バックアップワッシャ(160)に対して組織を切断する。図4に示すように、円形ナイフ(69)は、バックアップワッシャ(160)を2つの環状部分に分割する。ステープル(90)は、ステープル(90)の同心環状列が形成する流体密封シールとともに組織部分(52)及び(54)の端を接合する。円形ナイフ(69)は、ステープル留めされた部位の近くの吻合部内の余分な組織を切り取る。切断された余分な組織は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)内に捕捉され得る(例えば、円形ナイフの内部とトロカール(73)及びアンビルシャフト(104)のアセンブリの外面との間に)。
組織のステープル留め及び切断が完了した後、ばね(346)でステープル作動レバー(86)をその完全に開いた位置に付勢する(図6)。トリガアーム(340)の作動装置指(350)は、図6に示すように反時計回りに枢動して、発射クリップ(352)及びドライバー作動部材(92)を近位方向に移動する。結果的に、ロケータ指(230)によってドライバー作動部材(92)に接続されているステープルドライバー(62)、及び円形ナイフ(69)は、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)内に引き戻される。ステープル、組織、又は他の破片がステープルホルダー(68)とドライバー指(63)との間に捕捉された場合は、患者からステープル留め器具(50)を引き出す前にステープルドライバー(62)を後退すれば、ステープル留めヘッドアセンブリ(60)は組織から開放される。高い力が必要とされる場合は、ステープル作動レバー(86)を手動でその完全に前進した位置に戻して、ステープルドライバー(62)を後退させることができる。
次に、ステープル作動レバー(86)をロックするために安全ラッチ(88、488、588、688)を下方向に枢動し、調節ノブ(82、682、782、882)が自由に回転することができるように調節ノブ(82、682、782、882)を解除する。アンビル(102)とステープルホルダー(68)との間のステープル留めされた組織は、アンビルアセンブリ(100)をステープル留めヘッドアセンブリ(60)から離れる方向に進めるように調節ノブ(82)を反時計回りに回転することによって解放される。アンビル(102)は、ステープル留めされたルーメンを通じてアンビルを滑らせるように、ステープル留めされた組織を適切なやり方で操作することによりルーメンを通じて移動される。次いで、ステープル留めしたルーメンを管状組織部分(52、54)の間に残して、ステープル留め器具(50)を患者から取り出す。
II.ブレーキを有する例示の作動装置安全スイッチ
偶発的な発射が一般に望ましくないものであり、様々な理由により引き起こされ得るものであることは、理解されるであろう。場合によっては、偶発的な発射は、安全ラッチ(88)を跳ね上げた後に、作動レバー(86)に意図せずに接触することによって単純に引き起こされることがある。したがって、スケール(87)に移動可能なインジケータ(84)が位置付けられて安全ラッチ(88)が跳ね上げられた後でさえも、使用者が組織にステープルを挿入する準備ができるまで作動レバー(86)の移動を防止することが望ましい場合がある。場合によっては、偶発的又は不完全な発射は、アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)に適切に配置されていないときにステープル留め器具(50)を発射することによって引き起こされることがある。したがって、そのような場合には、アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)に適切に配置されるまで、ステープル留め器具(50)の発射を防止することが望ましい場合がある。移動可能なインジケータ(84)がスケール(87)に位置付けられていない場合(すなわち、アンビルの隙間が「グリーンゾーン」の外にあるとき)は、発射は一般に望ましくない場合があることが更に理解されるであろう。
図9は、シャフト(404)に取り付けられたアンビルアセンブリ(410)を備える例示的なステープル留め器具(450)を示す。図9のステープル留め器具(450)は、上述のステープル留め器具(50)と実質的に同様に動作する。ステープル留め器具(450)は、作動装置安全スイッチ(451)を備える。作動装置安全スイッチ(451)は、この例では、管状延在部(474)に位置付けられている。更に、作動装置安全スイッチ(451)は、使用者がステープル留めをするためにステープル留め器具(450)を位置付けるために作動装置ハンドルアセンブリ(480)を保持しているときに使用者が偶発的に作動装置安全スイッチ(451)を起動する可能性をできるだけなくすように、管状延在部(474)上に位置付けられる。図10は、作動装置安全スイッチ(451)が管状延在部(474)内でドライバー作動部材(492)と連絡する際の作動装置安全スイッチ(451)の側面図を示す。作動装置安全スイッチ(451)は、2つの対向して配置されたボタン及び/又は作動装置を備えており、それらのボタン及び/又はスイッチを互いに向かって圧搾することによって押圧することができる。作動装置安全スイッチ(451)は、ドライバー作動部材(492)を圧搾するブレーキパッド(453)と連絡する。ブレーキパッド(453)によるそのような圧搾は、ブレーキパッド(453)がステープルドライバー(62)への運動及び圧縮力を実質的に防止するように、ドライバー作動部材(492)が長手方向に並進するのを実質的に防止する摩擦を提供する。
この例においては、作動装置安全スイッチ(451)は、使用者が作動装置安全スイッチ(451)を圧搾することによってブレーキパッド(453)を作動することができるように、挟み機構によってブレーキパッド(453)と接続されている。いくつかの型式では、ブレーキパッド(453)は、ドライバー作動部材(492)を把持するように弾力的に付勢される。したがって、使用者が作動装置安全スイッチ(451)を圧搾すると、ブレーキパッド(453)はドライバー作動部材(492)を解除する。この例では、ブレーキパッド(453)はドライバー作動部材(492)を選択的に保持するが、理解されるように、ブレーキパッド(453)は、使用者が手動でブレーキパッド(453)を解除するまでステープル留め器具(450)の発射を防止するために、ステープル留め器具(450)の任意の好適な構成要素を把持することができる。いくつかの型式では、ブレーキパッド(453)は、摩擦把持を介してドライバー作動部材(492)の移動を防止する。別の、あくまで例示の変形形態として、ブレーキパッド(453)は、ドライバー作動部材(492)と機械的に連結することによってドライバー作動部材(492)の移動を防止することができる。例えば、ブレーキパッド(453)は、ドライバー作動部材(492)の歯と係合するように動作可能な歯止めを有することができ、それらが係合すると、ブレーキパッド(453)はドライバー作動部材(492)の移動を防止する。更に別のあくまで例示の変形形態として、ブレーキパッド(453)が歯を備えて、ドライバー作動部材(492)が歯止めを備えてもよい。他の好適な変形形態は、本明細書の教示を考慮して当業者には明らかであろう。
いくつかの型式では、作動装置安全スイッチ(451)は、ステープル留め器具(450)の他の構成要素から独立して作用し、使用者が作動装置安全スイッチ(451)を単純に操作して、ドライバー作動部材(492)を有効にしてステープルドライバー(62)を並進することを可能にすることができる。いくつかの型式では、作動装置安全スイッチ(451)は、安全ラッチ(488)が解除されるまでは、作動装置安全スイッチ(451)がブレーキパッド(453)を解放するように動作可能でないように、例えば、連絡ロッド若しくは結合、電気通信、又は任意の他の適切な連絡機構を介して、安全ラッチ(488)と連絡する。したがって、いくつかの型式においては、動作中に安全ラッチ(488)を最初に作動してからでなくては、作動装置安全スイッチ(451)を圧搾してブレーキパッド(453)を解放することができない。例えば、図11は、作動レバー(486)を作動させることができないように係合された安全ラッチ(488)を示す。加えて、作動装置安全スイッチ(451)は、安全ラッチ(488)が解放されるまでは、ブレーキパッド(453)を解放してドライバー作動部材(492)を解放することができない。
図19A〜19Cは、単なる例示の変形形態を示し、図中、機械的連結(855)が安全ラッチ(888)の枢動に応じて長手方向に移動するように、機械的連結(855)が安全ラッチ(888)に連結されている。安全ラッチ(888)がステープル作動レバー(例えば、上述したステープル作動レバー(86)など)の作動を防止するように位置付けられていると、機械的連結(855)は、図19A〜19Bに示すように、ブレーキパッド(853)の外方への移動を阻止するように配置される。このように、機械的連結(855)は、ブレーキパッド(853)をドライバー作動部材(892)と係合させて保持し、それによって、図19A〜19Bに示す位置にあるときに、ドライバー作動部材(892)が組織にステープルを打ち込むのを防止する。ステープル作動レバーの作動を可能にする位置に安全ラッチ(888)が移動すると、機械的連結(855)は、図19Cに示すように、ブレーキパッド(853)の外方への移動を可能にするように位置付けられ、それによって、ドライバー作動部材(892)を解放し、ステープルを組織に打ち込むことを可能にする。使用者は作動装置安全スイッチ(851)を自由に操作してブレーキパッド(853)を解放することができ、それにより、安全ラッチ(888)及び機械的連結(855)が図19Cに示した位置に移動された後に、ドライバー作動部材(892)が運動を伝えることを可能にすることができる。このように、ステープル作動レバーの移動のためのクリアランスを提供するように安全ラッチ(888)が反転されるまでは、ブレーキパッド(853)からのドライバー作動部材(892)の解放が防止される。
別の、あくまで例示的な変形形態(図示せず)として、安全ラッチ(488)が係合解除された後にのみ作動装置安全スイッチ(451)がブレーキパッド(453)と係合してドライバー作動部材(492)を把持するように、作動装置安全スイッチ(451)を安全ラッチ(488)に連結してもよい。換言すれば、最初、安全ラッチ(488)は、安全ラッチ(488)が係合解除されるまではステープル留め器具(450)の発射を防止するように動作する。安全ラッチ(488)が作動レバー(486)を係合している間に、ブレーキパッド(453)がドライバー作動部材(492)から係合解除される。安全ラッチ(488)が作動レバー(486)からいったん係合解除されたら、ブレーキパッド(453)がドライバー作動部材(492)と係合して、ステープル留め器具(450)の発射を防止する。いくつかの型式では、ブレーキパッド(453)は、使用者が手動解放を操作することにより、安全ラッチ(488)及び/又は安全スイッチ(451)を再び係合することにより、ドライバー作動部材(492)を係合解除することができる。更に、いくつかの型式では、安全スイッチ(451)は、スケール(87)によって示されているゾーン内に移動可能なインジケータ(84)が移動するまで操作不能であってもよい。追加的に又は代替的に、安全スイッチ(451)は、図2に示すように、アンビルアセンブリ(410)がシャフト(404)又はトロカールに完全に設置されるまで操作不能であってもよい。いったん安全スイッチ(451)が有効化され、ドライバー作動部材(492)の移動を防止するようになったら、使用者は作動装置安全スイッチ(451)を押圧して、ドライバー作動部材(492)からブレーキパッド(453)を解放することにより、ステープル器具(450)の発射を可能にすることができる。
更にまた他の例示の型式において、作動装置安全スイッチ(451)は、2つの別個に動作可能なボタン及び/又はスイッチを備えることができ、一方のボタン/スイッチは、ドライバー作動部材(492)を把持してその移動を防止するようにブレーキパッド(453)を作動させるように動作可能であり、もう一方のボタン/スイッチは、ドライバー作動部材(492)を解放するようにブレーキパッド(453)を作動させるように動作可能である。いくつかの型式では、作動装置安全スイッチ(451)は、2つ以上の位置間で切り替えられるように動作可能な単一のスイッチを備えてもよく、作動装置安全スイッチ(451)のそれぞれの位置は、ブレーキパッド(453)の異なる作用に対応する。例えば、作動装置安全スイッチ(451)の1つの位置は、ドライバー作動部材(492)を把持するようにブレーキパッド(453)を作動させ、作動装置安全スイッチ(451)の別の位置は、ドライバー作動部材(492)を解放するようにブレーキパッド(453)を作動させる。安全スイッチ(451)に含めることができる他の好適な構成要素、機構、構成、及び操作性は、本明細書の教示を考慮して当業者には明らかであろう。
III.ピンを有する例示の作動装置安全スイッチ
場合によっては、安全スイッチ(588)が偶発的に反転されないように安全スイッチ(588)を制御するための追加的な手動操作方法を提供することによって偶発的な発射を防止し得ることが、理解されるであろう。図12〜14は、ステープル器具(550)の例示の型式を示し、この安全スイッチ(588)は、安全スイッチ(588)の偶発的な解放を防止するように動作可能なペグ(551)の形状の安全機構を備えている。ペグ(551)は、阻止位置と非阻止位置との間で移動可能である。図13に示すような阻止位置では、使用者がステープル作動レバー(586)の移動を可能にするのを安全スイッチが防止し続けるように、ペグ(551)は、安全スイッチ(588)が移動されるのを防止する。図14に示すような非阻止位置では、ペグ(551)は、安全スイッチ(588)が移動するのを可能にし、それによって、ステープル作動レバー(586)の移動を可能にする。このように、動作中、アンビルアセンブリ(100)が適切に位置付けられ、使用者がステープル器具(550)を発射する準備ができているとき、使用者は最初にペグ(551)を阻止位置から非阻止位置に移動することにより、安全スイッチ(588)を解放し、ステープル器具(550)の発射を可能にする。この例のペグ(551)は円筒形を有しているが、任意の他の適した形又は構成が使用され得ることを理解されたい。例えば、ピン(551)をラッチ、摺動ロックなど又は任意の他の好適な、安全スイッチ(588)の移動を選択的に防止するように動作可能な機構で置換又は補足してもよい。
場合によっては、アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)上に適切に位置付けられていないことによって不完全な発射が引き起こされることがある。図15は、ステープル器具(650)の発射を可能にする前に、アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)上に適切に位置付けられていることを確認するように動作可能な機構を有する、ステープル器具(650)の例示の型式を示す。ステープル器具(650)は、図12に示したステープル器具(550)と実質的に同様であると理解されるが、この例のステープル器具(650)は、アンビルロッド(651)を更に備えている。アンビルロッド(651)は、ステープル器具(650)を通じて長手方向に延在し、アンビルアセンブリ(100)と連絡する。アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)上に配置されていると、アンビルロッド(651)は近位に押される。アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)に接続されていないときは、アンビルロッド(651)は、例えば、ばね、ピストン、弾性ワイヤ、又は他の任意の適切な遠位付勢機構によって、遠位に付勢される。明瞭さを期すために図15でドライバー作動部材(92)及びコントロールロッド(300)が概略的な形態で示されていることに注意されたい。この例のドライバー作動部材(92)及びコントロールロッド(300)は、上述の構成要素と同様に構成及び動作可能であり得る。アンビルロッド(651)は、ドライバー作動部材(92)及びコントロールロッド(300)の横に配置することができ、シャフト(70)内で自由に並進することができる。
図17A〜17Bは、安全スイッチ(688)を通じて延在するアンビルロッド(651)を有する枢動式安全スイッチ(688)を示す。安全スイッチ(688)は、安全開口部(655)内に挿入されるピン(657)が適合する形及びサイズを有する安全開口部(655)を含んでいる。図16に示すように、この例のピン(657)は、中間部分(674)によって接続された第1ローブ(670)及び第2ローブ(672)を有するダンベル形を有している。しかし、本明細書の教示を考慮して当業者には明らかであるように、ピン(657)は使用可能な任意の他の好適な形を有し得ることを理解されたい。例えば、より小さい中間及びより大きい端を有する細長いロッドをピン(657)として使用し得る。理解されるように、ピン(657)は、ピン(657)全体が安全開口部(655)を通じていずれの方向にも通過し得るように、安全開口部(655)を通じて完全に適合するサイズを有する。ピン(657)が安全開口部(655)内に配置されていると、ピン(657)が安全スイッチ(688)の作動を防止し、作動レバー(686)が安全スイッチ(688)によって所定の位置にロックされる。安全開口部(655)からピン(657)が取り外されると、安全スイッチ(688)を作動して作動レバー(686)の移動を可能にすることができるようになり、それにより、ステープル器具(650)の発射が可能になる。
図18に見られるように、アンビルロッド(651)は、アンビルロッド(651)の近位端に配置された開口部(653)を画定する。ピン(657)は、安全開口部(655)を通じて適合するサイズと形を有する。アンビルロッド(651)の開口部(653)は、より小さい部分(660)及びより大きい部分(662)を有する。ピン(657)及び開口部(653)は、ピン(657)がより大きな部分(662)を通過できるが、より小さい部分(660)を通過できないようなサイズを有する。図17Aに示すようにアンビルロッド(651)が遠位に進められる(すなわち、アンビルがシャフトに完全に設置されていない)と、開口部(653)のより小さい部分(660)がピン(657)と整列して、ピン(657)が開口部(653)から出るのを防止する。図17Bに示すようにアンビルロッド(651)が近位に位置付けられる(すなわち、アンビルがシャフトに完全に設置されている)と、開口部(653)のより大きい部分(662)がピン(657)と整列し、したがって、ピン(657)を開口部(653)から取り出すことが可能になる結果として、アンビルアセンブリ(100)を効果的に使用して、開口部(653)のより小さい部分(660)又はより大きい部分(662)のいずれかをピン(657)と整列させてアンビルロッド(651)を制御することができる。
最初、ピン(657)はより小さい部分(660)と整列する。結果として、安全スイッチ(688)は係合されたままであり、使用者がステープル器具(650)を操作することが防止される。アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)にいったん適切に配置されると、ピン(657)が開口部(653)のより大きい部分(662)と整列するように、アンビルロッド(651)はピン(657)に対して近位に移動し、それにより、ピン(657)を取り出すことが可能になるので、安全スイッチ(688)を作動することができる。理解されるように、アンビルロッド(651)のそのような近位移動は、アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)に完全に配置されている場合にのみ生じ得る。このように、安全スイッチ(688)は、アンビルアセンブリ(100)がアンビルシャフト(104)に適切に配置されているときにのみ作動し得る。図18において、開口部(653)は概ねダンベル型の形を有するものとして示されているが、本明細書の教示を考慮して当業者には明らかであるように、任意の好適な形の開口部を使用することができる。
ステープル留め器具(50、450、550、650)の上記型式のいずれにおいても、ステープル留め器具(50、450、550、650)がいったん発射されたら、ステープル留め器具(50、450、550、650)を手術部位から取り出すことができるように、アンビルアセンブリ(100)を遠位に移動させることができることが理解されるであろう。手術部位からステープリング器具(50、450、550、650)を取り出す際に、ステープル留め器具(50、450、550、650)を再び発射することを回避することが望ましくあり得ることが理解されるであろう。例示の型式では、ステープル留め器具(50、450、550、650)は、例えば図1に示したような、アンビルアセンブリ(100)とステープル留めヘッドアセンブリ(60)との間の隙間を閉じる又は広げるために使用することができる調節ノブ(82)を使用する。いくつかの型式では、ステープル留め器具(50、450、550、650)が発射サイクルを完了した後に調節ノブ(82)が既定量だけ回転されると、アンビルロッド(751)が遠位に移動され、それにより安全スイッチ(688)が作動レバー(686)と再び係合して作動レバー(686)が発射しないようにロックアウトするように、アンビルロッド(751)を調節ノブ(82)に連結することができる。いくつかの型式では、外科的処置の後、使用者が調節ノブ(82)を特定の方向に回したときにステープル留め器具(50、450、550、650)の再発射が防止されるように、調節ノブ(82)が任意の適切な安全関連構成要素に機械的に連結され得ることを理解されたい。
また、ステープル留め器具(50、450、550、650)が1回正常に発射された後に、ステープル留め器具(50、450、550、650)が(例えば偶発的に)再度発射するのを防止することが望ましい場合がある。したがって、いくつかの型式では、ステープル留め器具が正常に発射された後に安全スイッチ(88、488、588、688)が所定の位置に戻ることによって、使用者が作動レバー(86、486、586、686)を偶発的に複数回操作することを防止するように、安全スイッチ(88、488、588、688)をばね付勢することができる。いくつかのこのような型式では、使用者は、その後、安全スイッチ(88、488、588、688)を係合解除して、作動レバー(86、486、586、686)を再び操作することができるが、そのような機能性は必須ではなく、場合によっては望ましくないこともある。
本明細書で述べる教示、表現、実施形態、例などのいずれの1つ又は複数も、本明細書で述べる他の教示、表現、実施形態、例などのいずれか1つ又は複数とも組み合わせることができることを理解されたい。上記の教示、表現、実施形態、例などは、したがって、互いに対して分離して考慮されるべきではない。本明細書の教示を組み合わせることができる種々の適切な方法は、本明細書の教示を考慮して当業者には容易に明らかであろう。こうした修正及び変形は特許請求の範囲内に含まれるものとする。
本明細書に組み込まれると称されているいかなる特許、刊行物、又は他の開示内容も、その全体又は一部において、組み込まれた事物が現行の定義、見解、又は本開示に記載された他の開示内容とあくまで矛盾しない範囲で本明細書に援用するものであることが認識されるべきである。このように及び必要な範囲で、本明細書に明瞭に記載されている開示は、参照により本明細書に組み込んだ任意の矛盾する事物に取って代わるものとする。本明細書に参照により組み込まれると称されているが現行の定義、記載、又は本明細書に記載されている他の開示物と矛盾するいずれの事物、又はそれらの部分は、組み込まれた事物と現行の開示事物との間に矛盾が生じない範囲でのみ組み込まれるものとする。
本発明の実施形態は、従来の内視鏡及び開腹手術器具、並びにロボット支援手術における応用が可能である。
本明細書で開示した装置の実施形態は、1回の使用後に処分されるように設計されることができ、又はそれらの実施形態は、複数回使用されるように設計されることができる。諸実施形態は、いずれの場合も、少なくとも1回の使用後に再利用のために再調整されることができる。再調整することは、装置を分解すること、それに続いて特定の部品を洗浄及び交換すること、並びにその後の再組み立てすることの任意の組み合わせを含んでよい。特に、装置の実施形態は分解されてもよく、また、装置の任意の数の特定の要素又は部品が、任意の組み合わせで選択的に交換されるか、又は取り外されてもよい。特定の部品の洗浄及び/又は交換の際、装置の実施形態は、再調整用の施設で、又は外科的処置の直前に外科チームによって、その後の使用のために再組み立てされてよい。デバイスの再調整が、分解、洗浄/交換、及び再組立のための様々な技術を利用できることが、当業者には理解されよう。このような技術の使用、及びその結果として得られる再調整された装置は、全て、本出願の範囲内にある。
一例に過ぎないが、本明細書で説明した実施形態は、手術前に処理されてもよい。まず、新品又は使用済みの器具が入手され、必要に応じて洗浄されてもよい。器具は次いで、滅菌されてもよい。1つの滅菌法では、プラスチック又はTYVEKバッグなどの閉鎖かつ密封された容器に器具を入れる。次いで、容器及び器具は、γ放射線、X線、又は高エネルギー電子など、容器を透過し得る放射線場に置かれてもよい。放射線は、器具上及び容器内の細菌を死滅させることができる。次いで、滅菌された器具は、滅菌容器内で保管されてもよい。密封容器は、医療施設で開けられるまで、器具を滅菌状態に保つことができる。装置はまた、限定されるものではないが、ベータ若しくはガンマ放射線、エチレンオキシド、又は水蒸気を含めて、当該技術分野で既知の任意の他の技術を使用して滅菌されてもよい。
本発明の様々な実施形態について図示し説明したが、本明細書で説明した方法及びシステムの更なる改変が、当業者による適切な変更により、本発明の範囲を逸脱することなく達成され得る。そうした可能な改変例の幾つかについて述べたが、その他の改変も当業者には明らかであろう。例えば、上で議論した実施例、実施形態、幾何学的図形、材料、寸法、比率、工程などは、例示的なものであり、必須ではない。したがって、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲において考慮されるべきであり、本明細書及び図面において示し、説明した構造及び動作の細部に限定されないものとして理解される。
〔実施の態様〕
(1) 外科用ステープラーであって、
(a)組織に複数のステープルを打ち込むように動作可能な、エンドエフェクタと、
(b)組織に前記複数のステープルを打ち込むように前記エンドエフェクタを作動するように動作可能な、ドライバーと、
(c)前記ドライバーと連絡するトリガであり、前記ドライバーを作動することにより前記エンドエフェクタを作動するように動作可能である、トリガと、
(d)前記トリガと連絡する安全スイッチであって、前記安全スイッチは、ロックされた位置とロック解除された位置との間を移動可能であり、前記安全スイッチは、前記安全スイッチが前記ロックされた位置にあるとき、前記トリガの動作を防止するように動作可能であり、前記安全スイッチは、前記安全スイッチが前記ロック解除された位置にあるとき、前記トリガの動作を可能にするように動作可能である、安全スイッチと、
(e)前記安全スイッチと連絡する安全機構であって、前記安全スイッチが前記ロック解除された位置にあるとき、前記ドライバーの動作を防止するように構成される、安全機構と、を備える、外科用ステープラー。
(2) 前記安全スイッチが、前記トリガの移動を阻止するように動作可能な枢動部材を備える、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(3) 前記安全機構が、作動スイッチ及びブレーキアセンブリを備える、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(4) 前記ドライバーが並進ドライバー作動部材と連絡し、前記ブレーキアセンブリが前記ドライバー作動部材と連絡する、実施態様3に記載の外科用ステープラー。
(5) 前記作動スイッチが、前記ブレーキアセンブリが前記ドライバー作動部材を選択的に把持又は解放するように動作可能なように前記ブレーキアセンブリを制御するように動作可能である、実施態様4に記載の外科用ステープラー。
(6) 前記作動スイッチが、少なくとも1個のボタンを備え、前記少なくとも1個のボタンが、少なくとも2つの位置の間で作動されるように動作可能であり、前記少なくとも1個のボタンが、前記ドライバー作動部材を把持するように前記ブレーキパッドを向けるように構成され、前記少なくとも1個のボタンが、前記ドライバー作動部材を解放するように前記ブレーキパッドを向けるように更に構成される、実施態様5に記載の外科用ステープラー。
(7) 前記安全スイッチの間に延在するアンビルロッドを更に備える、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(8) 前記アンビルロッドが、前記安全スイッチの移動を選択的に阻止するように動作可能である、実施態様7に記載の外科用ステープラー。
(9) 前記エンドエフェクタがアンビルアセンブリ及びアンビルシャフトを備え、前記アンビルロッドが、前記アンビルが前記アンビルシャフトに取り付けられているかどうかに基づいて近位又は遠位に移動するように構成される、実施態様8に記載の外科用ステープラー。
(10) 前記アンビルロッドが、前記アンビルと前記アンビルシャフトとの間の接続状況を可視インジケータに伝達するように構成される、実施態様9に記載の外科用ステープラー。
(11) 前記安全スイッチ及び前記安全機構が、単一の手によって同時に作動されるように動作可能である、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(12) 前記安全機構が前記安全スイッチと一体式である、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(13) 前記安全機構が、前記外科用ステープラーの1回の使用後に再び係合されるように構成される、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(14) 前記安全機構を再び係合するように動作可能な解除ボタンを更に備える、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(15) 前記安全機構が、組織の一部がステープル留めされた後に前記ドライバーを係合するように構成される、実施態様1に記載の外科用ステープラー。
(16) 外科用ステープラーであって、
(a)アンビルと、
(b)アンビルシャフトであって、前記アンビルが前記アンビルシャフトと連結するように構成される、アンビルシャフトと、
(c)前記アンビル及び前記アンビルシャフトと連絡するドライバーであって、前記アンビルに隣接した組織の領域内に複数のステープルを打ち込むように構成される、ドライバーと、
(d)前記複数のステープルを打ち込むために前記ドライバーを動作するように構成される、作動装置と、
(e)前記アンビル及び前記アンビルシャフトと連絡する安全機構であって、前記アンビルが前記アンビルシャフトと完全に連結されていないときに前記作動装置の動作を防止するように構成される、安全機構と、を備える、外科用ステープラー。
(17) 前記安全機構が、前記外科用ステープラーを通じて長手方向に延在する連絡部材を備え、前記連絡部材が、前記アンビルが前記アンビルシャフトに接続されているかどうかを伝達するように動作可能である、実施態様16に記載の外科用ステープラー。
(18) 前記安全機構が、前記外科用ステープラーを通じて延在するアンビルロッドを備え、前記アンビルロッドが、前記作動装置と連絡する安全スイッチを選択的にロックアウトするように動作可能である、実施態様16に記載の外科用ステープラー。
(19) 前記外科用ステープラーが発射された後に、前記アンビルシャフトに対して前記アンビルを遠位に並進するように動作可能な解除ボタンを更に備える、実施態様16に記載の外科用ステープラー。
(20) 外科用ステープラーを使用して外科用ステープル留め動作を行う方法であって、前記外科用ステープラーが、ドライバーと、作動装置と、アンビルアセンブリと、安全スイッチと、安全機構と、ディスプレイと、を備え、前記ドライバーが、外科部位で組織を通じて複数のステープルを打ち込むように構成され、前記作動装置が、前記ドライバーを動作するように構成され、前記アンビルアセンブリが、前記ドライバーと連絡するものであり、前記ドライバーに対向して配置され、前記安全スイッチが、前記作動装置と連絡するものであり、前記作動装置の動作を選択的に防止するように動作可能であり、前記安全機構が、前記安全スイッチと連絡するものであり、前記安全スイッチの動作を選択的に防止するように動作可能であり、前記ディスプレイが、前記アンビルアセンブリと連絡するものであり、前記ディスプレイが、前記外科用ステープラー内での前記アンビルアセンブリの接続状況を出力するように動作可能であり、この方法は、
(a)前記外科用ステープラーを前記外科部位に位置づけることと、
(b)前記アンビルアセンブリを前記ドライバーの方へ近位に移動することと、
(c)前記アンビルアセンブリの接続状況を前記ディスプレイに出力することと、
(d)前記アンビルアセンブリが完全に設置されているという通知を提供することと、
(e)前記安全機構を解放することと、
(f)前記安全スイッチを解放することと、
(g)前記複数のステープルを前記ドライバーで打ち込むことと、
(h)前記外科用ステープラーを前記外科部位から取り出すことと、を含む、方法。

Claims (6)

  1. 外科用ステープラーであって、
    (a)組織に複数のステープルを打ち込むように動作可能な、エンドエフェクタと、
    (b)組織に前記複数のステープルを打ち込むように前記エンドエフェクタを作動するように動作可能な、ドライバーと、
    (c)前記ドライバーと連絡するトリガであり、前記ドライバーを作動することにより前記エンドエフェクタを作動するように動作可能である、トリガと、
    (d)前記トリガと連絡する安全スイッチであって、前記安全スイッチは、ロックされた位置とロック解除された位置との間を移動可能であり、前記安全スイッチは、前記安全スイッチが前記ロックされた位置にあるとき、前記トリガの動作を防止するように動作可能であり、前記安全スイッチは、前記安全スイッチが前記ロック解除された位置にあるとき、前記トリガの動作を可能にするように動作可能である、安全スイッチと、
    (e)前記安全スイッチと連絡する安全機構であって、前記安全スイッチが前記ロック解除された位置にあるとき、前記ドライバーの動作を防止するように構成される、安全機構と、を備え、
    前記安全機構は、連絡機構を介して、前記安全スイッチと連絡しており、前記安全スイッチが前記ロックされた位置にあるとき、前記安全機構は、前記ドライバーを動作させるドライバー作動部材と係合解除されており、前記安全スイッチが前記ロック解除された位置に移動したとき、前記連絡機構が動作して、前記安全機構は前記ドライバー作動部材と係合し、前記安全機構が操作されることにより、前記安全機構は、前記ドライバー作動部材と係合解除される、外科用ステープラー。
  2. 前記安全スイッチが、前記トリガの移動を阻止するように動作可能な枢動部材を備える、請求項1に記載の外科用ステープラー。
  3. 前記安全機構が、作動スイッチ及びブレーキアセンブリを備える、請求項1に記載の外科用ステープラー。
  4. 前記ドライバーが前記ドライバー作動部材と連絡し、前記ブレーキアセンブリが前記ドライバー作動部材と連絡する、請求項3に記載の外科用ステープラー。
  5. 前記作動スイッチが、前記ブレーキアセンブリが前記ドライバー作動部材を選択的に把持又は解放するように動作可能なように前記ブレーキアセンブリを制御するように動作可能である、請求項4に記載の外科用ステープラー。
  6. 前記作動スイッチが、少なくとも1個のボタンを備え、前記少なくとも1個のボタンが、少なくとも2つの位置の間で作動されるように動作可能であり、前記少なくとも1個のボタンが、前記ドライバー作動部材を把持するように前記ブレーキアセンブリを向けるように構成され、前記少なくとも1個のボタンが、前記ドライバー作動部材を解放するように前記ブレーキアセンブリを向けるように更に構成される、請求項5に記載の外科用ステープラー。
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