JP6258100B2 - パネルの取付構造及びその取付構造を備えたパネル - Google Patents

パネルの取付構造及びその取付構造を備えたパネル Download PDF

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本発明は、吸音パネルや遮音パネルなどのパネルを支持体に取り付けるパネルの取付構造に関する。
騒音を防止する目的で、高速道路や鉄道に沿って、吸音パネルや遮音パネルなどが設置されている。また、建築物でも屋根や壁などに沿って、屋根や壁を構成するパネルや、仮設のパネルなどの色々なパネルが設置されている。
従来、このようなパネルのH形鋼や山形鋼などの支持体への取付構造も種々提案されており、例えば、特許文献1には、遮断壁の連結部構造が開示されている(特許文献1の請求項1、図面の図1等参照)。
しかし、特許文献1の遮断壁の連結部構造では、支持体であるH形鋼がパネル外部から見えてしまい景観上見栄えが悪いという問題点があった。また、パネル取付作業の前に、準備として支持体であるH形鋼にボルト挿通用の孔を空けなければならず、作業効率が悪いという問題点があった。その上、パネルが取り付けられる支持体がH形鋼だけであり、汎用性に乏しいという問題点もあった。
また、特許文献2には、パネルの固定構造が開示されている(特許文献2の明細書の段落0016〜0026、図面の図2等参照)。
そして、特許文献3には、前背面分離式遮音壁が開示されている(特許文献3の明細書の段落0024〜0038、図面の図2、図6等参照)。
しかし、特許文献2に記載のパネルの固定構造や、特許文献3に記載の前背面分離式遮音壁では、吸音パネル101や前面板3の裏面から取り付け用部材102、103やスリット形成具8などが突出しており、そのままでは平積できないため、パネルの運搬時の損傷を防ぐべく、パネル本体と取り付け用部材102、103やスリット形成具8などを別々に梱包・運搬する必要があった。このため、特許文献2又は3に記載の発明では、現場でこれらを組み立てる作業が必要であるという問題点があった。また、パネルの取付作業をパネル正面側又は背面側の何れか一方からしか行うことができないため、一方に大型機械があるとか、崖になっているとか、作業をすることができない状況があると、施工することができないという問題点もあった。
実開平1−109819号公報 特開2001−271312号公報 特開2006−070657号公報
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、支持体が露出せず、且つ取り付けられる支持体がH形鋼などに限定されてないで、事前の孔空けが不要であり、平積みができて運搬が容易となるパネル取付構造及びその取付構造を備えたパネルを提供することにある。
第1発明に係るパネルの取付構造は、パネルを支持体に沿って取り付けるパネルの取付構造であって、前記パネルの相対する一対の端面に形成された直角からなる段差と、この段差の段内に設置され、前記支持体の板材部分を前記パネルの前記段差の外側の縁である外縁部との間に挟持するめの取付部材と、を備え、前記取付部材には、挟持方向が前記板材の板面に対して垂直となるように、前記段差の側面に当接してガイドするガイドリブが形成されていることを特徴とする。
第2発明に係るパネルの取付構造は、第1発明において、前記ガイドリブは、その端面が前記段差と当接してガイドすることを特徴とする。
第3発明に係るパネルの取付構造は、第1発明又は第2発明において、前記ガイドリブは、前記取付部材に2以上形成されていることを特徴とする。
第4発明に係るパネルの取付構造は、第1発明乃至第3発明の何れかの発明において、前記外縁部の前記取付部材と対向する面の内部には、雌ネジが形成され、この雌ネジと螺合するボルトにより、前記板材部分が前記外縁部と前記取付部材との間に挟持されることを特徴とする。
第5発明に係るパネルの取付構造は、第1発明乃至第3発明の何れかの発明において、前記外縁部の表面には、ボルト頭を挿通可能な径の締付孔が穿設され、この締付孔から挿入されたボルトにより、前記外縁部と前記取付部材とがボルト接合され、前記板材部分が前記外縁部と前記取付部材との間に挟持されることを特徴とする。
第6発明に係るパネルの取付構造は、第4発明又は第5発明において、前記ボルトの締め付けが完了したときの、前記段差の裏面側の出隅から前記リブの端面までの距離が、前記ボルトの締付可能距離よりも長いことを特徴とする。
第7発明に係るパネルは、第1発明乃至第6発明に係るパネルの取付構造を備えたことを特徴とする。
第1発明〜第7発明によれば、パネルの外縁部で支持体を隠すことができるため、支持体が露出することがない。また、第1発明〜第6発明によれば、支持体の一部に板材部分があれば、それを外縁部と取付部材との間に挟持することができるので、取り付けられる支持体がH形鋼などに限定されてないうえ、パネル取付作業前の支持体への孔空けが不要である。その上、第1発明〜第6発明によれば、取付部材は、パネルの端面に形成された段差の段内に設けられるものであるため、パネルの板面から金具等が突出するものではなく、平積みができて傷つけることなく運搬が容易である。
特に、第2発明によれば、ガイドリブは、取付部材の曲げ剛性を高めるリブとしても機能し、締め付け過ぎた場合でも、取付部材が反り返ってしまうおそれが少なく、より適切に板材部分を外縁部と取付部材との間に挟持することができる。
特に、第3発明によれば、取付部材の曲げ剛性をさらに高めることができるだけでなく、段差と当接する面積も増えるため、挟持方向を板材部分の板面に対して垂直となるようにより正確にガイドすることができる。
特に、第4発明によれば、パネルの裏面側からの取付作業の施工が容易となる。
特に、第5発明によれば、パネルの表面側からの取付作業の施工が容易となる。このため、パネルの裏面側となる場所が、足場を設置することが困難であったり、大型機械等が設置してあったりするような、支持体の裏面側に立ち入ることができないなど事情により、取付作業ができない場合に、極めて有効である。
特に、第6発明によれば、工場等から取付部材にボルトを取り付けた状態でパネルを出荷しても、パネル裏面から取付部材やボルトなどが突出しない。このため、現場において、ボルトをセットする必要がなくなり、さらに作業性が向上する。
本発明を適用した一実施の形態である第1実施形態に係るパネルの取付構造を拡大して示す部分拡大斜視図である。 同上のパネルの取付構造を拡大して示す部分拡大水平断面図である。 本発明を適用した一実施の形態である第1実施形態に係るパネルを示す裏面斜視図である。 同上のパネルの表面を示す斜視図である。 同上の取付部材を示す斜視図である。 同上の取付部材の締付可能距離とガイドリブの端部から段差の角までの距離との関係を示す水平断面図である。 同上の取付部材の別の実施形態である変形例1を示す水平断面図である。 同上の実施形態に係る取付部材を示す斜視図である。 同上の取付部材のさらに別の実施形態である変形例2を示す水平断面図である。 同上の取付部材の別の実施形態である変形例3を示す水平断面図である。 同上の取付部材の別の実施形態である変形例4を示す水平断面図である。 同上の取付部材の別の実施形態である変形例5を示す水平断面図である。 本発明を適用した一実施の形態である第2実施形態に係るパネルの取付構造を拡大して示す部分拡大水平断面図である。 本発明の第1実施形態に係るパネルの取付構造を等辺山形鋼に適用した場合を示す水平断面図である。 本発明の第1実施形態に係るパネルの取付構造を円形パイプに適用した場合を示す水平断面図である。 本発明の第1実施形態に係るパネルの取付構造を角形パイプに適用した場合を示す水平断面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネルの取付構造をH形鋼の両フランジに適用した場合を示す水平断面図である。
以下、本発明を適用したパネル取付構造を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1〜図12を用いて、本発明を適用した一実施の形態である第1実施形態に係るパネル取付構造について説明する。符号1が、本発明の第1実施形態に係るパネルであり、このパネル1は、パネル本体10と、このパネル本体10を支持体Sに取り付ける4つの取付部材T1など、から構成されている。なお、パネル1を取り付ける支持体SとしてH形鋼を例示して説明する。
(パネル本体)
パネル本体10は、図1、図3等に示すように、高耐候性めっき鋼板、ガルバリウム鋼板などの耐候性、耐食性に優れた鋼板で被覆された平面視略長方形平板状の奥行(前後:図のX正逆方向)が薄い箱体であり、内部にグラスウール、ロックウール、樹脂繊維などの繊維材等からなる吸音材Qが封入された吸音機能を有した吸音パネルである。
このパネル本体10には、左右の側部端面の全長に亘り入隅、出隅何れも角部が直角である段差11、12が設けられ、この段差11、12の表面側が表面部13、裏面側が裏面部14となっており、この表面部13の段差11、12の外側が外縁部15、16となっている。
この裏面部14の裏面側の鋼板は、図1、図3に示すように、円形の孔が多数穿設されたパンチングメタルとなっており、音を通過させて、裏面部14の内部に装置された吸音材Qが騒音を吸収しやすくなっている。
また、外縁部15、16の裏面には、後述の取付部材T1のボルト孔と対向する位置に、取付部材T1を緊結するボルトBを挿通する孔が穿設されていると共に、このボルトBと螺合するナットNが溶接されている。なお、本実施形態では、ナットNが溶接されているが、ナットがなくてもボルトBと螺合する雌ネジが切削等で形成されていればよい。
(取付部材)
取付部材T1は、L形チャンネルなど断面L字状の金属からなる部材であり、外縁部15、16の裏面側に、上下左右の2対計4か所取り付けられて、外縁部15、16との間に、支持体Sの一部である板材(図示形態では、H形鋼のフランジF)部分を挟持する機能を有している。この取付部材T1は、板材(図示形態では、H形鋼のフランジF、以下単にフランジFという。)部分を挟持する挟持部T10と、この挟持部T10の挟持方向(ボルトBで締め付けられることによりナットNに引き寄せられて取付部材T1が移動する方向)をガイドするガイドリブT11など、から構成されている。
この挟持部T10には、中央やや一端寄りに、前述の外縁部15、16に溶接されたナットNと螺合するボルトBを挿通するボルト孔T12が穿設されている。また、本実施形態に係るガイドリブT11は、挟持部T10の板面に対して垂直に取り付けられ、ガイドリブT11の長手方向(図のYの正逆方向)の端部が段差11、12に当接することにより、挟持方向がH形鋼のフランジFに対して垂直となるようにガイドしている。
また、取付部材T1の高さ、即ち、ガイドリブT11の高さは、段差11、12の段内に納まるように設定されていると共に、図2に示したボルトBの締付が完了した後の段差11(12)の角からガイドリブT11の端面までの距離L1は、図6に示すボルトBの締付可能距離L2よりも長くなっている(即ち、L1≧L2)。このため、第1実施形態に係るパネル1を工場等から出荷するときに、ボルトBをナットNに装着しても、取付部材T1等がパネル1の裏面から飛び出るおそれがない。このため、ボルトBをパネル1に装着した状態で出荷可能となり、現場において、ボルトをセットする必要がなくなり、作業性が向上する。
このような取付部材T1によれば、ガイドリブT11が長手方向に沿って挟持部T10の板面に対して垂直に取り付けられているので、ガイドリブT11が取付部材T1自体の曲げ剛性を高めるリブとしても機能する。このため、ボルトBを締め付け過ぎた場合でも、取付部材T1の挟持部T10が反り返ってしまうおそれが少なく、支持体Sの板材部分を外縁部15(16)と挟持部T10との間に確実に挟持することができる。
次に、図7、図8を用いて、この取付部材T1の別の実施形態である変形例1に係る取付部材ついて説明する。図7及び図8に示すように、変形例1に係る取付部材T2は、前述の取付部材T1の挟持部T10、ボルト孔T12と全く同形の挟持部T20、ボルト孔T22を備えている。取付部材T2が、取付部材T1と相違する点は、ガイドリブT21が、挟持部T20の段差11(12)側の端面に、挟持部T20の板面に対して垂直となるように形成されている点だけである。
このような形態に係る取付部材T2によっても、ガイドリブT21の板面が段差11、12に当接することにより、挟持方向がH形鋼のフランジFに対して垂直となるようにガイドすることができる。但し、取付部材T2のガイドリブT21は、挟持部T20の剛性を高めるリブとしては機能しない。
次に、図9を用いて、取付部材のさらに別の実施形態である変形例2に係る取付部材について説明する。この変形例2に係る取付部材T3が、前述の取付部材T1と相違する点は、一点鎖線で示すガイドリブT31の形状が、平面視で三角形状となっている点だけであり、取付部材T3は、前述の取付部材T1の挟持部T10、ボルト孔T12と全く同形の挟持部T30、ボルト孔T32を備えている。
このような形態に係る取付部材T3によっても、ガイドリブT31の段差側の端面が段差11、12に当接することにより、挟持方向がH形鋼のフランジFに対して垂直となるようにガイドすることができる。また、取付部材T3によれば、軽量化を図りつつ、取付部材T1と同様に、ガイドリブT31を挟持部T30の曲げ剛性を高めるリブとしても機能させることができる。
さらに、図10〜12に、取付部材の変形例3〜5である取付部材T4〜T5を例示する。図10、図11に示す取付部材T4、T5が、挟持部にリブが2つ付いた例であり、図12に示す取付部材T6が、挟持部にリブが3つ付いた例である。
図10に示すように、変形例3に係る取付部材T4は、前述の取付部材T1の挟持部T10、ガイドリブT11、ボルト孔T12と全く同形の挟持部T40、ガイドリブT41、ボルト孔T42を備えているのに加え、取付部材T2のガイドリブT21と同形のガイドリブT43を備えている。このため、取付部材T4よれば、取付部材T1と取付部材T2の2つの取付部材と同様の作用効果を発揮することができる。
図11に示すように、変形例4に係る取付部材T5は、前述の取付部材T2の挟持部T20、ガイドリブT21、ボルト孔T22と全く同形の挟持部T50、ガイドリブT51、ボルト孔T52を備えているのに加え、ガイドリブT51と反対方向に左右対称のガイドリブT53を備えている。また、ガイドリブT53に合わせて、段差11の入隅部分にガイドリブT53を収容するスリットが形成されている。このため、取付部材T5よれば、取付部材T2と同様の作用効果を発揮することができるのに加え、ガイドの安定性が増す。
図12に示すように、変形例5に係る取付部材T6は、前述の取付部材T5の挟持部T50、ガイドリブT51、ボルト孔T52、ガイドリブ53と全く同形の挟持部T60、ガイドリブT61、ボルト孔T62、ガイドリブ63を備えているのに加え、取付部材T1のガイドリブT11と同様のガイドリブT64を備えている。また、ガイドリブT63に合わせて、段差11の入隅部分にガイドリブT63を収容するスリットが形成されている。このため、取付部材T6よれば、さらに安定して挟持方向をH形鋼のフランジFに対して正確に垂直にガイドすることができる。図10〜図12で示したように、挟持部に形成されたリブの数が増えるに従い、曲げ剛性や拘束力が増す
[第2実施形態]
次に、図13を用いて、本発明を適用した一実施の形態である第2実施形態に係るパネル取付構造について説明する。第2実施形態に係るパネル1’は、第1実施形態に係るパネル1と相違する主な点は、パネルの表面にボルト挿入用の孔が穿設されている点なので、その点を中心に説明し、同一構成は同一符号を付し、説明を省略する。
外縁部15(16)の表面には、ボルトBのボルト頭を挿通可能な径の締付孔15a(16a)が穿設されており、この締付孔15a(16a)からインパクトレンチなどのボルト締め付け工具を挿入し、ボルトBを締付可能となっている。また、ボルトBのナットNは、取付部材T1に溶接されている。但し、ナットNは、取付部材T1に溶接されていなくても構わない。
なお、ボルトBの締付が完了した後の段差11(12)の角からガイドリブT11の端面までの距離L1と、ボルトBの締付可能距離L2の関係は、第1実施形態に係るパネル1と何ら変わりはない。
このような第2実施形態に係るパネル1’によれば、パネル1’の表面側からの取付作業の施工が容易となり、パネル1’の裏面側となる場所が、足場を設置することが困難であったり、大型機械等が設置してあったりするような、支持体Sの裏面側に立ち入ることができないなど事情があっても、パネル1’の取付作業を行うことができる。
次に、以上の実施形態では、支持体としてH形鋼を例示して説明したが、他の鋼材でも使用できる。例えば、図14に示すように、山形鋼にも本発明のパネルの取付構造を適用することができる。山形鋼には、パネル1をそのまま取り付けることができる。この場合、ボルトBを締めるのは裏面側から行う。
図15に示すように、パネル1は、円形鋼管にも取り付けることができる。この場合、円形鋼管には板材部分がないため、板材部分を有する金具をボルト等で取り付けて使用する。また、図16に示すように、本発明は、角パイプのような板材部分に厚みがあっても適用可能である。但し、図16に示すように、パネル部分の厚みも厚くしなければならない。
また、第2実施形態に係るパネル1’は、正面側からも施工が可能であるため、図17に示すように、H形鋼のフランジF両面に取り付けることも可能である。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係るパネル及びパネルの取付構造について詳細に説明したが、前述した又は図示した実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたって具体化した一実施の形態を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。特に、取付部材として金属からなる部材を例示して説明したが、形状が前記のものであれば、硬質樹脂など、他の材質のものであってもよいことは云うまでもない。
また、パネルも例示した吸音パネルに限られず、防音パネル、遮音パネルをはじめ、建築物の壁や屋根の一部を構成する各種パネル、仮設足場や仮囲い等に用いられるパネルなど、概略板状のものを支持体に取り付ける際には、本発明を適用することができる。
1、1’ :パネル
10 :パネル本体
11、12 :段差
15、16 :外縁部
T1、T2、T3、T4、T5、T6:取付部材

Claims (7)

  1. パネルを支持体に沿って取り付けるパネルの取付構造であって、
    前記パネルの相対する一対の端面に形成された直角からなる段差と、この段差の段内に設置され、前記支持体の板材部分を前記パネルの前記段差の外側の縁である外縁部との間に挟持するための取付部材と、を備え、
    前記取付部材には、挟持方向が前記板材部分の板面に対して垂直となるように、前記段差の側面に当接してガイドするガイドリブが形成されていること
    を特徴とするパネルの取付構造。
  2. 前記ガイドリブは、その端面が前記段差と当接してガイドすること
    を特徴とする請求項1に記載のパネルの取付構造。
  3. 前記ガイドリブは、前記取付部材に2以上形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のパネルの取付構造。
  4. 前記外縁部の前記取付部材と対向する面の内部には、雌ネジが形成され、
    この雌ネジと螺合するボルトにより、前記板材部分が前記外縁部と前記取付部材との間に挟持されること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のパネルの取付構造。
  5. 前記外縁部の表面には、ボルト頭を挿通可能な径の締付孔が穿設され、
    この締付孔から挿入されたボルトにより、前記外縁部と前記取付部材とがボルト接合され、前記板材部分が前記外縁部と前記取付部材との間に挟持されること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のパネルの取付構造。
  6. 前記ボルトの締め付けが完了したときの、前記段差の裏面側の出隅から前記リブの端面までの距離が、前記ボルトの締付可能距離よりも長いこと
    を特徴とする請求項4又は5に記載のパネルの取付構造。
  7. 請求項1乃至6に記載のパネルの取付構造を備えたこと
    を特徴とするパネル。
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