JP6257864B1 - 電磁界プローブ - Google Patents

電磁界プローブ Download PDF

Info

Publication number
JP6257864B1
JP6257864B1 JP2017541731A JP2017541731A JP6257864B1 JP 6257864 B1 JP6257864 B1 JP 6257864B1 JP 2017541731 A JP2017541731 A JP 2017541731A JP 2017541731 A JP2017541731 A JP 2017541731A JP 6257864 B1 JP6257864 B1 JP 6257864B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop
conductor
electromagnetic field
field probe
shaped conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017541731A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018179045A1 (ja
Inventor
佑介 山梶
佑介 山梶
大橋 英征
英征 大橋
千春 宮崎
千春 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6257864B1 publication Critical patent/JP6257864B1/ja
Publication of JPWO2018179045A1 publication Critical patent/JPWO2018179045A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/08Measuring electromagnetic field characteristics
    • G01R29/0864Measuring electromagnetic field characteristics characterised by constructional or functional features
    • G01R29/0878Sensors; antennas; probes; detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • G01R15/14Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks
    • G01R15/20Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices
    • G01R15/207Constructional details independent of the type of device used
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/08Measuring electromagnetic field characteristics
    • G01R29/0864Measuring electromagnetic field characteristics characterised by constructional or functional features
    • G01R29/0871Complete apparatus or systems; circuits, e.g. receivers or amplifiers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/12Measuring electrostatic fields or voltage-potential
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • H01Q7/04Screened antennas
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/028Electrodynamic magnetometers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

ループ状導体(1)は、両端が開放され、一方の端部(1a)が導体板(2)に接続され、他方の端部(1b)が引き出し線(5b)に接続されている。導体板(2)は、ループ状導体(1)のループ面と平行に配置され、かつループ状導体(1)を覆う形状となっている。導体板(2)には引き出し線(5a)が接続され、引き出し線(5a)と引き出し線(5b)からの出力を電磁界プローブの測定出力とする。

Description

本発明は、測定対象の近傍で測定対象を流れる電流を測定する電磁界プローブに関するものである。
測定対象の近傍で測定対象を流れる電流を測定するプローブとしては、一般的にループプローブが用いられる。ループプローブは、測定対象から生じる磁束がループプローブのループ面を通過するように配置し、その際生じる誘導電流をプローブの出力電圧として検出するものである。
このようなプローブとして、従来、ループプローブをプリント基板上で形成し,ループ配線の周囲にGNDパターンを取り付ける(コプレーナ構造とする)ものがあった。このプローブは測定対象に対してプローブを平行に配置することを前提とし、GNDパターンをアンテナパターンの周囲に配置していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87044号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、GNDパターンはアンテナパターン周囲を覆うコプレーナ構造を作る目的で取り付けられるものであり、アンテナパターンの中心部にはGNDパターンは存在しない。そのため、アンテナパターンの中心付近ではアンテナパターンの各辺に生じた誘導電流が打ち消し合い、測定できない領域が存在するという問題があった。
この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず安定した出力電圧を得ることができる電磁界プローブを提供することを目的とする。
この発明に係る電磁界プローブは、両端が開放されたループ状導体と、ループ状導体のループ面と平行かつ、ループ面の一方の面のみに配置されループ状導体を及びループ状導体の内側の領域を覆う形状の1枚の導体板とを備え、ループ状導体の両端における一方の端部を導体板に接続し、他方の端部を信号出力端子に接続すると共に、信号出力端子と導体板間の電位差を測定出力としたものである。
この発明に係る電磁界プローブは、ループ状導体のループ面と平行でかつループ状導体を覆う大きさに導体板を配置し、ループ状導体の両端における一方の端部を導体板に接続し、他方の端部を信号出力端子に接続して、信号出力端子と導体板間の電位差を測定出力としたものである。これにより、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず安定した出力電圧を得ることができる。
この発明の実施の形態1の電磁界プローブの斜視図である。 この発明の実施の形態1の電磁界プローブの分解斜視図である。 この発明の実施の形態1の電磁界プローブの側面図である。 この発明の実施の形態1の電磁界プローブのループ状導体の平面図である。 この発明の実施の形態1の電磁界プローブと測定対象であるマイクロストリップ線路との関係を示す側面図である。 この発明の実施の形態1の電磁界プローブのループ状導体の一例を示す平面図である。 この発明の実施の形態1の電磁界プローブの特性を従来と比較して示す説明図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブの斜視図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブの分解斜視図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブの側面図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブのループ状導体の平面図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブの測定条件の説明図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブの測定時の側面図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブのループ状導体の寸法を示す説明図である。 この発明の実施の形態2の電磁界プローブの測定結果を示す説明図である。 この発明の実施の形態3の電磁界プローブの分解斜視図である。 この発明の実施の形態3の電磁界プローブのループ状導体の平面図である。 この発明の実施の形態3の電磁界プローブのループ状導体の寸法を示す説明図である。 この発明の実施の形態3の電磁界プローブの測定時の側面図である。 この発明の実施の形態3の電磁界プローブの電磁界シミュレーションを用いて計算した結果を示す説明図である。 この発明の実施の形態4の電磁界プローブの分解斜視図である。 この発明の実施の形態4の電磁界プローブのループ状導体を示す平面図である。 この発明の実施の形態4の電磁界プローブのループ状導体の他の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態4の電磁界プローブのループ状導体の更に他の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態5の電磁界プローブの分解斜視図である。 この発明の実施の形態5の電磁界プローブの側面図である。 図27A,図27Bは、この発明の実施の形態5の電磁界プローブのループ状導体を示す平面図である。 この発明の実施の形態5の電磁界プローブの測定時の構成の分解斜視図である。 この発明の実施の形態5の電磁界プローブの測定時の構成の側面図である。 図30A,図30B,図30Cは、この発明の実施の形態5の電磁界プローブのループ状導体を示す平面図である。 この発明の実施の形態5の電磁界プローブの測定結果を示す説明図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態による電磁界プローブの構成を示す斜視図である。また、図2は電磁界プローブの分解斜視図、図3は電磁界プローブの側面図、図4はループ状導体の形状を示す平面図である。これらの図を用いて実施の形態1の電磁界プローブについて以下説明する。
本実施の形態による電磁界プローブは、これらの図に示すように、ループ状導体1と導体板2とが誘電体3を介して設置された2層のプリント基板である。ループ状導体1は両端が開放されたループ状の導体であり、プリント基板の一方の面に配置されている。導体板2は、プリント基板の他方の面に、ループ状導体1のループ面と平行となるよう配置され、かつループ状導体1を覆う大きさを有している。ループ状導体1における一方の端部1aは、誘電体3に設けられた貫通穴3aを介してビア4で導体板2に接続されている。また、ループ状導体1における他方の端部1bは、信号出力端子を構成するための引き出し線5bが接続されており、導体板2に設けられた引き出し線5aとの電位差を電磁界プローブからの測定出力としている。
本実施の形態では、引き出し線5a及び引き出し線5bとして用いるのは被覆線や同軸ケーブルを想定しているが、電磁界プローブから測定装置までの間を接続できるものであれば、どのようなものでも適用可能である。また、測定装置はオシロスコープやスペクトラムアナライザ、ネットワークアナライザを用いることを想定しているが、目的の出力が得られる測定装置であれば、どのようなものでも構わない。
次に、この形態が望ましい効果を生む理由を説明する。理由は以下の2点であり、それぞれの効果が重ね合わされることで本実施の形態における電磁界プローブの効果を生み出すことができる。
1.電磁界プローブの一部として導体板2を経由することで、測定対象が作る電界を導体板2とループ状導体1のそれぞれが受けることになり、両者の間に電位差を発生することができ、ループの中心部であっても電磁界プローブから出力電圧を発生させることができる。
2.導体板2によって渦電流ができるため磁束がループ状導体1のループ面を通過しにくくなる。特に、ループ状導体1の線(長方形のループ状導体の場合にはループを形成する導体の一辺)と、測定対象となる配線が近接することで、電磁界プローブの出力電圧が大きくなる位置で、誘導電流を抑制するため出力電圧を小さくすることができる。
このように、電界成分でループの中心部で出力電圧(結合量)を大きくし、出力電圧が大きくなる箇所での磁界成分を抑制することで、測定対象と電磁界プローブの位置(位置特性や角度特性)によらず、変動量の小さい出力電圧を電磁界プローブから得ることができる。なお、ループ状導体1の形状は図1〜図4では四角形としているが、この形状に限定されるものではなく、楕円形や多角形であっても良い。
次に、本実施の形態の電磁界プローブで得られる効果について図5〜図7を用いて説明する。図5は、電磁界プローブと測定対象であるマイクロストリップ線路との関係を示す側面図、図6は、ループ状導体の一例を示す平面図、図7は、本実施の形態の電磁界プローブの特性を従来と比較して示す説明図である。
図5に示すように、電磁界プローブ100をマイクロストリップ線路200との間に所定の間隔を持って配置する。図示例ではこれらの間隔を1.0mmとする。また、誘電体3の厚みは0.8mmである。電磁界プローブ100は、ループ状導体11の一方の端部11aをビア4によって導体板2と接続する。導体板2上には同軸ケーブルを接続するための同軸コネクタ6が設置され、ループ状導体11の他方の端部11bと同軸コネクタ6の芯線6aとを接続している。同軸コネクタ6及び芯線6aはループ状導体11からの信号出力端子としての機能を有するものである。すなわち、図5に示す電磁界プローブ100では、信号出力端子を導体板2を基準としてループ状導体11とは反対側の面に設けた構成となっている。ループ状導体11は、一辺6.5mm角の四角形のループ状導体を使用し、これを一辺8.0mm角の導体板2と誘電体3を介して配置している。
図7は、マイクロストリップ線路200を横切る方向に電磁界プローブ100を移動させたときの、1GHzでのマイクロストリップ線路200と電磁界プローブ100との結合量を示している。実線が実施の形態1の電磁界プローブ100の結合量を示し、破線が、ループ状のプローブ素子のみからなる従来のプローブの結合量を示している。図7に示すように、マイクロストリップ線路200の中心線と電磁界プローブ100の中心が一致する位置(L=0mm)で、従来のプローブより結合量が増大しており、従来のプローブより望ましい結果となっていることが分かる。
導体板2を付ける更なる効果として、作りやすさと使いやすさの向上がある。従来の導体板のないループプローブでは、コネクタ自体がプローブの一部となり特性を乱すため、コネクタの形状や取り付け箇所を考慮して設計する必要があった。それに対し、実施の形態1の電磁界プローブ100のように、測定対象であるマイクロストリップ線路200と同軸コネクタ6との間に導体板2が設けられていることで、測定対象から出る電界成分や磁界成分が同軸コネクタ6に与える影響を抑制することができる。その結果、形状や取り付け位置に依存することなく同軸コネクタ6を電磁界プローブ100に取り付けることができる。従って、コネクタの形状を考える場合であっても、再設計が不要となる。
また、同軸コネクタ6を使用した場合には、導体板2と同軸コネクタ6の外導体を面で接続することができ、強固に固定できるため破損しにくい構造とすることができる。
以上説明したように、実施の形態1の電磁界プローブによれば、両端が開放されたループ状導体と、ループ状導体のループ面と平行に配置され、かつループ状導体を覆う形状の導体板とを備え、ループ状導体の両端における一方の端部を導体板に接続し、他方の端部を信号出力端子に接続すると共に、信号出力端子と導体板間の電位差を測定出力としたので、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず安定した出力電圧を得ることができる。
また、実施の形態1の電磁界プローブによれば、信号出力端子を、導体板を基準としてループ状導体とは反対側に設けたので、測定対象から出る電界成分や磁界成分が信号出力端子に与える影響を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2の電磁界プローブは、ループ状導体の両端における一方の端部または他方の端部が、ループを形成する面の内側の領域に位置するようにしたものである。すなわち、電磁界プローブの中心付近にループ状導体がない場合、ループ状導体がマイクロストリップ線路からの電界成分を捉えにくい場合があり、実施の形態2では、これを解消するため、電磁界プローブの中心付近にループ状導体が位置するようにしている。
ループ状導体の両端で、ループ状導体の内側に入れるのは導体板に接続しない側と、接続する側の両方が考えられるが、以下、導体板に接続しない側を内側に位置する例を説明する。なお、ループ状導体の端部で導体板に接続する側を内側に位置するよう構成しても同様の効果が得られる。また、ループ状導体の形状は、実施の形態1と同様に、円形でも多角形でも構わないが四角形として説明する。
図8は、本実施の形態による電磁界プローブの構成を示す斜視図である。また、図9は電磁界プローブの分解斜視図、図10は電磁界プローブの側面図、図11はループ状導体の形状を示す平面図である。これらの図を用いて実施の形態2の電磁界プローブについて以下説明する。
本実施の形態の電磁界プローブは、これらの図に示すように2層基板で構成しており、ループ状導体12の一方の端部12aは導体板2にビア4で接続し、他方の端部12bは、1辺の中間部から内側方向に四角形の領域の中心部付近まで延出されている。すなわち、他方の端部12bは、ループ状導体11におけるループの内側の領域に位置するよう構成されている。そして、他方の端部12bは、誘電体3に設けられた貫通穴3bと、導体板2に設けられたクリアランス2aを介して同軸コネクタ6の芯線6aに接続されている。この例では同軸コネクタ6を用いているが、電磁界プローブから測定装置まで電気的に接続できれば実施の形態1と同様、どのようなものでも構わない。なお、同軸コネクタ6を用いた場合、同軸コネクタ6の外導体を導体板2に接続し、芯線6aをループ状導体11の他方の端部12bに接続する。
実施の形態2では、ループ状導体12におけるループ内側にその端部を配置することでループ状導体12と導体板2の間に電位差が発生しやすくなり、ループの内側でも信号を検出しやすくなる。
実施の形態2の条件で、導体板2に接続しない端子をループの内側に入れたプローブを厚さ0.8mmのFR−4のプリント基板で試作した。そして、マイクロストリップ線路に対して横切る方向にプローブを移動させると共に、マイクロストリップ線路に対して回転させた場合の、マイクロストリップ線路と電磁界プローブ間の結合量を実測した。図12は測定条件の説明図、図13は図12の側面図、図14はループ状導体12の寸法を示す説明図である。
電磁界プローブ100aの先にはスペクトラムアナライザ(スペクトラムアナライザのトラッキングジェネレータ機能で−10dBmをマイクロストリップ線路200に注入し、トラッキングジェネレータに接続しない方のマイクロストリップ線路200の端部には50Ω終端を接続している)を取り付け、測定を行った。マイクロストリップ線路200は、信号線201とグラウンド導体202が誘電体203を介して配置されている。電磁界プローブ100aは回転軸101を中心として回転方向102に回転すると共に、移動方向103に移動する。
図15に、図12に示した構成における測定結果を示す。図中、Aに示すように、結合量の最大値が−28dBなのに対し、電磁界プローブ100aの中心付近での結合量の最小値は−37dBと結合量の変化は10dB程度となっており、従来のループプローブや実施の形態1に比べても改善が確認できている。また、複数の線がそれぞれ電磁界プローブ100aを回転させた場合の異なる回転角の測定結果を示すが、図中のBに示すように、角度による変化は小さいことが分かる。また、電磁界シミュレーションでも同様の結果が得られることが確認できている。
以上説明したように、実施の形態2の電磁界プローブによれば、ループ状導体における一方の端部または他方の端部は、ループを形成する面の内側の領域に位置するようにしたので、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず、より安定した出力電圧を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、ループ状導体のループの内側に位置する他方の端部を螺旋状としたものである。
図16は、本実施の形態による電磁界プローブの分解斜視図、図17はループ状導体の形状を示す平面図である。これらの図を用いて実施の形態3の電磁界プローブについて以下説明する。
実施の形態3の電磁界プローブの基本的構成は実施の形態2と同様であるが、図16及び図17に示すようにループ状導体13の他方の端部13bが螺旋状に四角形の領域の中心付近まで延出されている。他方の端部13bは、実施の形態2と同様に、誘電体3に設けられた貫通穴3bと、導体板2に設けられたクリアランス2aを介して同軸コネクタ6の芯線6aに接続されている。また、ループ状導体13の一方の端部13aは、実施の形態1及び実施の形態2と同様にビア4を介して導体板2に接続されている。図16におけるその他の構成は、図9に示した実施の形態2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
ループ状導体13の他方の端部13b側を螺旋状に形成することによって磁界成分がループ面を貫くのを妨げにくくなるため、磁界成分が検出しにくくなるのを防ぎつつ、電界成分の検出も良好に行うことができる。
この効果を確認するための一つの例として、図18に実施の形態3のループ状導体の寸法を記す。図示のように、6.5mm角のループの中に一辺4.5mm角のループが入った構造となっている。また、線幅は0.5mmである。図19に電磁界プローブ100bを側面から見たときのマイクロストリップ線路200との位置関係を示す。電磁界プローブ100bとマイクロストリップ線路200との間隔は1.0mmであり、電磁界プローブ100bにおける誘電体3の厚さは0.8mmである。図20にこの条件で電磁界シミュレーションを用いて計算した結果を示す。破線で示す実施の形態1に比べると、実線で示す実施の形態3では、結合量の最大値は小さくなるものの、ループ状導体12の中心での結合量の低下が抑えられていることが分かる。
以上説明したように、実施の形態3の電磁界プローブによれば、ループ状導体における一方の端部または他方の端部を、ループを形成する面の内側の領域に螺旋状に延出したので、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず、より安定した出力電圧を得ることができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、ループ状導体における一方の端部または他方の端部に、ループを形成する面の内側の領域において、ループ状導体の線幅より大きな線幅の導体板を接続した例である。実施の形態4では、導体板を接続する端部を他方の端部として説明するが、一方の端部でも同様の効果が得られる。
図21は、本実施の形態による電磁界プローブの分解斜視図、図22はループ状導体の形状を示す平面図である。これらの図を用いて実施の形態4の電磁界プローブについて以下説明する。
本実施の形態のループ状導体14は、他方の端部14bに、ループ状導体14の線幅より幅広の導体板15が接続されている。導体板15の形状は、ループ状導体14の線幅より広い部分を有していれば特に制約はないが、測定対象に対して電磁界プローブを回転させた時に対称であることが望ましいため、円形や正多角形が良く、また、ループ状導体14のループの中心付近に配置するのが望ましい。導体板15は、誘電体3に設けられた貫通穴3bと導体板2に設けられたクリアランス2aを通して同軸コネクタ6の芯線6aに接続されている。また、ループ状導体14の一方の端部14aは、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、ビア4を介して導体板2に接続されている。図21におけるその他の構成は、図9に示した実施の形態2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図23及び図24に、図21及び図22のループ状導体14とは異なる例を示す。図23のループ状導体16は円形に形成されており、かつ、他方の端部16bには円形の導体板17が接続されている。図24のループ状導体18は四角形に形成され、他方の端部18bには円形の導体板17が接続されている。なお、それぞれの一方の端部16a,18aがビア4を介して導体板2に接続され、導体板17が同軸コネクタ6の芯線6aに接続されるのは図22に示したループ状導体14と同様である。これら図23及び図24に示すように、導体板17の形状はループ状導体16(18)と一致させても、させなくても良い。
このように、実施の形態4では、導体板15,17によりループの中心付近の受信電圧が弱くなりやすい領域で電界成分を受けやすくすることができる。電界成分を受けやすくすることができる理由は、測定対象となるマイクロストリップ線路の信号線と、電磁界プローブが対向する面積が増えた結果、静電容量によって電界成分を検出しやすくなるためである。一方、導体板2の方も同様に電界成分を受けるが、マイクロストリップ線路からの距離が遠いことや、マイクロストリップ線路と導体板2の間には、導体板15,17やループ状導体14,16,18が介在しているため、マイクロストリップ線路からの電界の影響を受けにくく、導体板2と導体板15,17の間に電位差が作りやすい。その結果、ループの中心部での受信電圧を大きくすることができる。
以上説明したように、実施の形態4の電磁界プローブによれば、ループ状導体における一方の端部または他方の端部は、ループを形成する面の内側の領域にループ状導体の線幅より大きな線幅の導体板が接続されているようにしたので、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず、より安定した出力電圧を得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、ループ状導体を複数設け、これら複数のループ状導体を接続して、一本の連続したループ状導体としたものである。図25は、実施の形態5の電磁界プローブの分解斜視図、図26は電磁界プローブの側面図、図27A及び図27Bは、ループ状導体の形状を示す平面図である。これらの図を用いて実施の形態5の電磁界プローブについて以下説明する。
実施の形態5の電磁界プローブは、これらの図に示すように3層基板で構成されており、誘電体31を介して1層目のループ状導体12と2層目のループ状導体19が設けられ、誘電体32を介して2層目のループ状導体19と導体板2とが設けられている。ここで、ループ状導体12は、実施の形態2のループ状導体12と同様である。また、ループ状導体19は、正四角形のループ状導体であり、一辺の端部が他方の端部19bとなり、他方の端部19bに近接する一辺の端部が一方の端部19aとなっている。
ループ状導体12の一方の端部12aは、誘電体31に設けられた貫通穴31aにビア41を通してループ状導体19の他方の端部19bに接続されている。また、ループ状導体12の他方の端部12bには、誘電体31に設けられた貫通穴31bと誘電体32に設けられた貫通穴32bと導体板2に設けられたクリアランス2aを通して同軸コネクタ6の芯線6aが接続されている。更に、ループ状導体19の一方の端部19aは誘電体32に設けられた貫通穴32aにビア42を通して導体板2に接続されている。このようにして、ループ状導体12とループ状導体19は、1本の連続したループ状導体として、導体板2と同軸コネクタ6に接続される。なお、これらの図ではループ状導体12、19の外形寸法は等しいとしているが、特に同一寸法に限定されるものではない。
一般的にループプローブは、ループ面を貫く磁束の量で出力電圧の強さが変化し、貫く磁束の量が大きいほど大きな電圧を出力することができる。本発明の電磁界プローブはループプローブとしての特徴も持っているため、巻数を増やすことで出力電圧を大きくすることができる。
実施の形態5の効果を確認するために試作を行った。図28は、試作した電磁界プローブの分解斜視図、図29はその電磁界プローブの側面図、図30A、図30B、図30Cは、ループ状導体の形状を示す平面図である。これらの図に示す電磁界プローブは4層基板で作成されており、4層の内1層は導体板2が配置され、残りの3層はループ状導体18,19,11が配置されている。これらループ状導体18,19,11のうち、1層目のループ状導体18は、図30Cに示すように、実施の形態4の図24に示したループ状導体18と同様である。2層目のループ状導体19は、図30Bに示すように、図25〜図27Aに示したループ状導体19と同様である。3層目のループ状導体11は、図30Aに示すように、実施の形態1の図5及び図6に示したループ状導体11と同様である。
誘電体33,34,35のそれぞれの厚さは0.6mmであり、導体板2は8mm角である。また、ループ状導体18,19,11は、線幅が0.5mmで一辺6.5mmの正方形とし、導体板17は直径3mmの円形とした。ループ状導体18の一方の端部18aは誘電体33に設けられた貫通穴33aにビア43を通してループ状導体19の他方の端部19bに接続されている。ループ状導体19の一方の端部19aは誘電体34に設けられた貫通穴34aにビア44を通してループ状導体11の他方の端部11bに接続されている。ループ状導体11の一方の端部11aは誘電体35に設けられた貫通穴35aにビア45を通して導体板2に接続されている。また、ループ状導体18の導体板17に同軸コネクタ6の芯線6aが、導体板2のクリアランス2a、貫通穴35b,34b,33bを通して接続されている。
図31は、図28〜図30に示した電磁界プローブを用い、マイクロストリップ線路を横切る方向に電磁界プローブを移動させたときの1GHzでのマイクロストリップ線路と電磁界プローブとの結合量を示す。
図中のCに示すように、電磁界プローブの中心での落ち込みは2dB程度と非常に小さく理想的な特性になっていることが分かる。また、Dに示すように、角度による変化を小さくすることができるという効果は、実施の形態1〜4と同様である。出力(結合量)の値に関して、導体板17の追加はループを貫く磁束を妨げてしまうため導体板17が無い場合に比べ、結合量が最大値となるプローブの端部(L=±4mm)での値は小さくなる方向に作用する。一方で、巻数を増やすことで結合量を大きくできるため、導体板17を追加しても結合量の最大値を変化させず、更に導体板17の効果によりループの中心部での結合量のみを大きくすることができる。
以上説明したように、実施の形態5の電磁界プローブによれば、複数のループ状導体を異なる層にそれぞれ設け、それぞれのループ状導体の一方の端部を他の層のループ状導体の他方の端部に接続すると共に、他方の端部を他の層のループ状導体の一方の端部に接続して、複数のループ状導体を連続した一つのループ状導体とし、かつ、他のループ状導体に接続されていないループ状導体の一方の端部を導体板に接続すると共に、他のループ状導体に接続されていないループ状導体の他方の端部を信号出力端子としたので、測定対象と電磁界プローブの位置や方向にかかわらず、より安定した出力電圧を得ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る電磁界プローブは、測定対象の近傍で測定対象を流れる電流を測定するループプローブの構成に関するものであり、プリント基板配線上に生じる電流を検出するのに適している。
1,11,12,13,14,16,18,19 ループ状導体、1a,11a,12a,13a,14a,16a,18a,19a 一方の端部、1b,11b,12b,13b,14b,16b,18b,19b 他方の端部、2,15,17 導体板、2a クリアランス、3,31,32,33,34,35 誘電体、3a,3b,31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b 貫通穴、4,7,41,42,43,44,45 ビア、5a,5b 引き出し線、6 同軸コネクタ、6a 芯線、100,100a,100b 電磁界プローブ、101 回転軸、102 回転方向、103 移動方向、200 マイクロストリップ線路、201 信号線、202 グラウンド導体、203 誘電体。

Claims (6)

  1. 両端が開放されたループ状導体と、
    前記ループ状導体のループ面と平行かつ、前記ループ面の一方の面のみに配置され、前記ループ状導体及び前記ループ状導体の内側の領域を覆う形状の1枚の導体板とを備え、
    前記ループ状導体の両端における一方の端部を前記導体板に接続し、他方の端部を信号出力端子に接続すると共に、当該信号出力端子と前記導体板間の電位差を測定出力としたことを特徴とする電磁界プローブ。
  2. 前記信号出力端子を、前記導体板を基準として前記ループ状導体とは反対側に設けたことを特徴とする請求項1記載の電磁界プローブ。
  3. 前記ループ状導体における一方の端部または他方の端部は、ループを形成する面の内側の領域に位置することを特徴とする請求項1記載の電磁界プローブ。
  4. 前記ループ状導体における一方の端部または他方の端部を、ループを形成する面の内側の領域に螺旋状に延出したことを特徴とする請求項3記載の電磁界プローブ。
  5. 前記ループ状導体における一方の端部または他方の端部は、ループを形成する面の内側の領域に当該ループ状導体の線幅より大きな線幅の導体板が接続されていることを特徴とする請求項3記載の電磁界プローブ。
  6. 複数の前記ループ状導体を異なる層にそれぞれ設け、それぞれのループ状導体の一方の端部を他の層のループ状導体の他方の端部に接続すると共に、他方の端部を他の層のループ状導体の一方の端部に接続して、前記複数のループ状導体を連続した一つのループ状導体とし、かつ、他のループ状導体に接続されていないループ状導体の一方の端部を前記導体板に接続すると共に、他のループ状導体に接続されていないループ状導体の他方の端部を前記信号出力端子としたことを特徴とする請求項1記載の電磁界プローブ。
JP2017541731A 2017-03-27 2017-03-27 電磁界プローブ Active JP6257864B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/012363 WO2018179045A1 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 電磁界プローブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6257864B1 true JP6257864B1 (ja) 2018-01-10
JPWO2018179045A1 JPWO2018179045A1 (ja) 2019-04-04

Family

ID=60940226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017541731A Active JP6257864B1 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 電磁界プローブ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20190361062A1 (ja)
JP (1) JP6257864B1 (ja)
DE (1) DE112017007128B4 (ja)
WO (1) WO2018179045A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI731172B (zh) 2016-09-28 2021-06-21 日商綠淨星球股份有限公司 發熱系統
US11946953B2 (en) 2020-05-11 2024-04-02 Mitsubishi Electric Corporation Electromagnetic field sensor
RU2826662C1 (ru) * 2019-11-19 2024-09-16 Клин Плэнет Инк. Теплогенерирующее устройство, система утилизации тепла и пленочный теплогенерирующий элемент

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112526221B (zh) * 2020-10-26 2023-04-14 中国电子产品可靠性与环境试验研究所((工业和信息化部电子第五研究所)(中国赛宝实验室)) 电磁场复合探头和探测系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08248080A (ja) * 1995-03-09 1996-09-27 Kanagawa Pref Gov 電磁雑音測定用磁界プローブ、電磁雑音測定用電界プローブ、及び電磁雑音測定装置
JP2000338206A (ja) * 1999-06-01 2000-12-08 Nec Corp 磁界センサ
JP2001102817A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Nec Corp 高周波回路及び該高周波回路を用いたシールディドループ型磁界検出器
WO2005096007A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Nec Corporation 磁界センサ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2970615B2 (ja) * 1997-08-29 1999-11-02 日本電気株式会社 磁界検出器
US20030117321A1 (en) 2001-07-07 2003-06-26 Furse Cynthia M. Embedded antennas for measuring the electrical properties of materials
JP2003087044A (ja) 2001-09-12 2003-03-20 Mitsubishi Materials Corp Rfid用アンテナ及び該アンテナを備えたrfidシステム
WO2009142068A1 (ja) 2008-05-22 2009-11-26 株式会社村田製作所 無線icデバイス及びその製造方法
JP5282896B2 (ja) * 2009-03-12 2013-09-04 日本電気株式会社 アンテナ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08248080A (ja) * 1995-03-09 1996-09-27 Kanagawa Pref Gov 電磁雑音測定用磁界プローブ、電磁雑音測定用電界プローブ、及び電磁雑音測定装置
JP2000338206A (ja) * 1999-06-01 2000-12-08 Nec Corp 磁界センサ
JP2001102817A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Nec Corp 高周波回路及び該高周波回路を用いたシールディドループ型磁界検出器
WO2005096007A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Nec Corporation 磁界センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI731172B (zh) 2016-09-28 2021-06-21 日商綠淨星球股份有限公司 發熱系統
RU2826662C1 (ru) * 2019-11-19 2024-09-16 Клин Плэнет Инк. Теплогенерирующее устройство, система утилизации тепла и пленочный теплогенерирующий элемент
US11946953B2 (en) 2020-05-11 2024-04-02 Mitsubishi Electric Corporation Electromagnetic field sensor

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018179045A1 (ja) 2019-04-04
DE112017007128B4 (de) 2023-06-22
DE112017007128T5 (de) 2019-11-07
US20190361062A1 (en) 2019-11-28
WO2018179045A1 (ja) 2018-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3508863B1 (en) Offset current sensor structure
US7362098B2 (en) Magnetic field sensor
JP4965402B2 (ja) 電流センサ
JP5427459B2 (ja) 高ダイナミックレンジを有する直交高周波電圧/電流センサ
US7307410B2 (en) Alternating current detection coil
US10545178B2 (en) Current sensor for measuring an alternating current
JP6257864B1 (ja) 電磁界プローブ
US11029341B2 (en) Low-noise, large dynamic-range sensor for measuring current
US20170059623A1 (en) Non-contact sensor based rogowski coil
JP2013160638A (ja) 電流検出器
JP5756910B2 (ja) プリント基板、電流センサ及び分電盤
CN112051432A (zh) 电流传感器和相关的测量系统
KR101939569B1 (ko) 차폐 구조를 가지는 로고스키 코일 전류 센서
JP2002156430A (ja) 磁界プローブ
JP2020067434A (ja) コイル線材、電流センサ部材及び電流センサ
CN206161700U (zh) 开口式罗氏线圈
CN213069018U (zh) 一种磁场探头
US11946953B2 (en) Electromagnetic field sensor
JP2970615B2 (ja) 磁界検出器
RU2649037C1 (ru) Компактное широкополосное четырёхкомпонентное приёмное антенное устройство
JP4318820B2 (ja) 磁気検出アンテナ
CN104062512A (zh) 双向板级射频磁场探头
JP3487626B2 (ja) 抵抗器
JP5831085B2 (ja) 磁界測定装置
JP2024124244A (ja) アンテナコイルの静電シールドおよびアンテナユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170807

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170807

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6257864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250