JP2003087044A - Rfid用アンテナ及び該アンテナを備えたrfidシステム - Google Patents

Rfid用アンテナ及び該アンテナを備えたrfidシステム

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JP2003087044A
JP2003087044A JP2001275963A JP2001275963A JP2003087044A JP 2003087044 A JP2003087044 A JP 2003087044A JP 2001275963 A JP2001275963 A JP 2001275963A JP 2001275963 A JP2001275963 A JP 2001275963A JP 2003087044 A JP2003087044 A JP 2003087044A
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antenna
pattern
gnd
gnd pattern
substrate
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Yasuhiro Ubukata
康弘 生方
Hideaki Horiuchi
秀晃 堀内
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信に利用される近傍磁界を減衰させることな
く、規制される遠方電界を抑制することができ、かつ、
安価に製作することができるRFID用アンテナ及び該
アンテナを備えたRFIDシステムの提供。 【解決手段】RFIDシステムのリーダ/ライタ又はト
ランスポンダに用いられるアンテナが2層構造の基板9
a上に形成され、基板の表面側には、1ターン以上のル
ープ状のアンテナパターン10と、その外側及び内側に
所定の間隔をおいて並設されるGNDパターン11a、
11bとを備えるコプレナーウェーブガイドが形成さ
れ、裏面側には、その外縁が表面外側のGNDパターン
11aの外縁と略一致し、その内縁が表面内側のGND
パターン11bの内縁と略一致するGNDパターン11
cが形成され、GNDパターンのシールド効果により、
近傍における磁界を低減することなく、遠方における電
界強度を所定の値以下に抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスポンダに
実装されたICに対して、非接触でデータの読み書きを
行うことを特徴とするRFID(トランスポンダ、リー
ダ/ライタ)システムに関し、特に、遠方電界の抑制が
可能なRFIDシステム用アンテナの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICチップを備えたICカードが
普及しつつある。このICカードは、カードに内蔵され
ているICチップとリーダ/ライタとの通信方法によ
り、接触型と非接触型に分類することができる。接触型
は、カードの表面に設けられた端子の接点をリーダ/ラ
イタに接触させてデータの交信を行うものであり、接点
を介してICカードの動作電流が供給されるため、多く
の電力を必要とする処理でも行うことができるという長
所がある。
【0003】これに対し、非接触型(一般にRFID:
Radio Frequency Identification)は、リーダ/ライタ
との接点がないために接触不良がなく、また、リーダ/
ライタから数cm乃至数十cm離れた位置でもデータの
交信が可能であり、汚れや静電気等に強いという長所が
あり、工場の生産管理、物流の管理、入退室管理等の様
々な分野に用いられるようになってきている。
【0004】このRFIDシステムは、更に、トランス
ポンダ(ICカード、ICタグ等の総称)自体にICを
駆動するための電源を有するタイプと、リーダ/ライタ
から電力が供給されるタイプとがあり、後者のタイプで
は、十分な駆動電力を得るためにリーダ/ライタから放
出される電磁波の強度が大きくなる。
【0005】ここで、磁気誘導方式のRFIDシステム
によってトランスポンダとの交信を行う場合、免許不要
でシステムを使用するためには、測定対象から3m離れ
た位置で測定される電界強度が電波法により定められた
値500μV/m以下(微弱電波機器性能証明:微弱)
になる必要があり、そこで、電界強度を下げるために、
アンテナ線の周りにシールドが設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】リーダ/ライタアンテ
ナが大きな形状で形成されている場合は、その周りにシ
ールドを設けることは容易であるが、微弱な電磁波を利
用するシステムの場合には、リーダ/ライタアンテナの
サイズも小さく、一般に基板上にアンテナとシールドと
を形成することになる。
【0007】その場合は、一般に3層以上の導体層が積
層された基板を使用し、アンテナ線を基板内部の導電層
に形成し、その両面(表面及び裏面)にGNDを設ける
構造が用いられる。このような構造のシールドアンテナ
について、図13を参照して説明する。図13は、従来
のリーダ/ライタ用のシールドアンテナの構造を示す図
であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C′線
における断面図である。
【0008】図13に示すように、従来のシールドアン
テナは、表裏面及び内面に導体層が形成された3層基板
9bを用い、内部の導体層に所定の形状で形成したアン
テナパターン10aを覆うように、基板9bの表裏面に
GNDパターン11e、11cを設けた構造となってお
り、GNDパターン11e、11cによって電界がシー
ルドされ、遠方における電界強度を下げることは可能で
ある。
【0009】しかしながら、このような積層構造では、
アンテナパターン10aは予め基板内部に作り込む必要
があるため、基板そのものを特別に製作しなければなら
ず、基板の価格が高くなり、また、構造が複雑であるた
めアンテナの製造工程も多くなってしまう。更に、予め
基板にアンテナパターンを作り込むため、アンテナの形
状等の仕様変更に対して対応が困難となってしまう。
【0010】また、トランスポンダ側のアンテナもデー
タ通信を行うために電磁界を発生させることになるた
め、発生する電界が微弱とはいえ、シールドを施すこと
が好ましい。特に、トランスポンダを人体に接触又は近
接して使用するシステム(例えば、入退室管理システ
ム、図書館における本の貸し出しシステム等)では、シ
ールドは重要である。
【0011】ここで、トランスポンダはリーダ/ライタ
1やリーダ/ライタアンテナ2と異なり、1つのシステ
ムで多数必要となるものであるため、安価であることが
重要な要素であり、従来のような価格の高い基板を用
い、構造が複雑でアンテナの製造工程も多い3層構造で
は、利用価値はなくなってしまう。
【0012】また、3層構造となると基板の厚みも増す
ことになるが、薄いトランスポンダを用いるシステム、
例えば、定期券等のカード型や、本、CD等に添付する
フィルム型のトランスポンダを用いる場合には、基板の
厚みや基板の材質の限定が障害となってしまう。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、通信に利用される近傍
磁界を減衰させることなく、規制される遠方電界を抑制
することができ、かつ、安価に製作することができるR
FID用アンテナ及び該アンテナを備えたRFIDシス
テムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のRFID用アンテナは、電磁誘導を利用し
て通信を行うRFIDシステムに用いられるアンテナで
あって、前記アンテナが、1ターン以上のループ状のア
ンテナパターンと、該アンテナパターンの外側及び内側
に所定の間隔をおいて並設されるGNDパターンとを、
基板の同一平面上に備えるコプレナーウェーブガイド構
造により形成されているものである。
【0015】本発明においては、前記アンテナパターン
が複数ターンのループを構成し、前記GNDパターン
が、前記アンテナパターンの最外周ターンの外側及び最
内周ターンの内側に形成されている構成とすることがで
き、前記GNDパターンが、更に、前記アンテナパター
ンのターン間にも形成されている構成とすることもでき
る。
【0016】また、本発明においては、前記アンテナ
が、表面及び裏面の2面に導体層を有する2層構造の基
板上に形成され、表面側には、前記コプレナーウェーブ
ガイド構造の前記アンテナパターン及び前記GNDパタ
ーンを有し、裏面側には、前記基板の法線方向から見
て、少なくとも前記アンテナパターンを覆う形状のGN
Dパターンを有することが好ましい。
【0017】また、本発明においては、前記基板の法線
方向から見て、前記裏面側の前記GNDパターンが、そ
の外縁は、前記表面側の外側のGNDパターン外縁と略
一致し、その内縁は、前記表面側の内側のGNDパター
ン内縁と略一致するように形成されている構成とするこ
とができる。
【0018】また、本発明においては、前記表面側の前
記GNDパターンと前記裏面側の前記GNDパターンと
が、前記基板を貫通する1以上のスルーホールにより接
続されている構成とすることもできる。
【0019】また、本発明においては、前記表面側のG
NDパターン及び前記裏面側のGNDパターンの各々
が、ループとならないように、少なくとも1以上の箇所
で分断されていることが好ましい。
【0020】また、本発明においては、前記コプレナー
ウェーブガイド構造の前記アンテナパターンと前記GN
Dパターンとの間隔が、近傍における磁界を低減するこ
となく、遠方における電界強度を所定の値以下に抑制可
能な幅に設定される構成とすることができ、前記アンテ
ナパターンと前記GNDパターンとの間隔が、略0.1
mm乃至5mmの範囲に設定されることが好ましい。
【0021】また、本発明のRFIDシステムは、内部
にIC回路と第1のアンテナとを有するトランスポンダ
と、第2のアンテナを備え、前記トランスポンダと電磁
誘導を利用してデータ通信を行うリーダ/ライタとを有
するRFIDシステムにおいて、前記リーダ/ライタ又
は前記トランスポンダの少なくとも一方の前記アンテナ
が、1ターン以上のループ状のアンテナパターンと、該
アンテナパターンの外側及び内側に所定の間隔をおいて
並設されるGNDパターンとを、基板の同一平面上に備
えるコプレナーウェーブガイド構造により形成され、前
記GNDパターンにより、近傍における磁界を低減する
ことなく、遠方における電界強度が抑制されるものであ
る。
【0022】このように、微弱範囲で使用するRFID
システムのアンテナをGNDでシールドする場合、従来
は3層以上の導電体が積層された基板を用いていたが、
放射電界を減少させるためにコプレナーウェーブガイド
構造を利用することにより、2層構造の基板を用いて
も、3層基板で得られるシールド効果と同等の電界抑制
効果を得ることができる。
【0023】そして、汎用されている2層基板でアンテ
ナを製作することにより、基板自体の価格を低減するこ
とができると共に、内部の層にアンテナパターンを形成
する工程や、内部のアンテナパターンを外部に引き出す
ための工程を省略することができ、基板アンテナ製造プ
ロセスを簡略化することができる。また、アンテナパタ
ーンの形状等の設計変更に容易に対応することが可能と
なる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係るRFID用アンテナ
は、その好ましい一実施の形態において、電磁誘導を利
用して通信を行うRFIDシステムのリーダ/ライタ又
はトランスポンダに用いられるアンテナの少なくとも一
方が、表面及び裏面の2面に導体層を有する2層構造の
基板9a上に形成され、基板9aの表面側には、1ター
ン以上のループ状のアンテナパターン10と、該アンテ
ナパターンの外側及び内側に所定の間隔をおいて並設さ
れるGNDパターン11a、11bとを備えるコプレナ
ーウェーブガイドが形成され、裏面側には、基板の法線
方向から見て、その外縁が、表面外側のGNDパターン
の外縁と略一致し、その内縁が、表面内側のGNDパタ
ーンの内縁と略一致するGNDパターン11cが形成さ
れ、これらのGNDパターンにより、近傍における磁界
を低減することなく、アンテナから3m遠方における電
界強度を規制される値(54dBμV/m)以下に抑制
することができる。
【0025】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0026】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るコプレナーウェーブガイド型シールドアンテナに
ついて、図1乃至図7を参照して説明する。図1は、R
FIDシステムの全体構成及び電磁界測定方法を説明す
るための図であり、図2は、垂直アンテナ効果を説明す
るための図である。また、図3は、本実施例に係るコプ
レナーウェーブガイド型シールドアンテナの構造を示す
図であり、図4乃至図6は、本実施例のコプレナーウェ
ーブガイド型シールドアンテナの効果を説明するための
図である。また、図7は、本実施例のコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの他の構造を示す図であ
る。なお、本実施例は、本発明の基本的構造及びその効
果について記載するものである。
【0027】図1に示すように、RFIDシステムは、
送受信信号の処理を行うリーダ/ライタ1と、カード
型、フィルム型、箱形等の任意の形状のトランスポンダ
3と、トランスポンダ3とリーダ/ライタ1間のデータ
および電力送受信を行うリーダ/ライタアンテナ2とか
ら構成される。また、図示しないが、トランスポンダ3
は、その内部にデータの記録、処理を行うICとリーダ
/ライタアンテナ2と交信するアンテナを備えている。
【0028】上記RFIDシステムにおいては、トラン
スポンダ3とリーダ/ライタアンテナ2との通信には、
リーダ/ライタアンテナ2近傍に発生する磁界が利用さ
れるが、この時、同時に電界も発生される。ここで、上
述したように微弱電波機器性能証明範囲内(免許不要)
で本システムを使用する場合、電波法では、3m離れた
地点で測定した電界強度が54dBμV/m以下でなけ
ればならないと定められている。つまり、アンテナに
は、近傍磁界強度が大きく、遠方での電界強度が小さい
ことが望まれる。
【0029】ここで、図2を参照してループアンテナで
発生する電界について説明する。図2(a)に示すよう
に、非平衡型のループアンテナ6に電流が流れること
で、ループアンテナ6を流れる電流から発生する電磁界
のほかに、垂直アンテナ効果によって電磁界が発生す
る。この垂直アンテナ効果は、ループアンテナ6と仮想
GND8との間に発生する電位差によって電流が流れ、
電界が発生する現象である。
【0030】この垂直アンテナ効果によって発生する電
界を抑制する方法として、図2(b)に示すように、ル
ープアンテナ6近傍にシールド(GND)7を設け、ル
ープアンテナ6とGND7との距離を短縮することによ
ってアンテナの実効高を減少させ、発生電界を抑制する
方法が有効である。
【0031】このシールドアンテナを基板上に形成する
方法について、図3を参照して説明する。図3(a)
は、リーダ/ライタアンテナ2の構造を模式的に示す平
面図であり、(b)は(a)のA−A′線における断面
図である。従来は図13に示すように、シールドアンテ
ナを基板に作成するために、表裏面及び内部に導体層が
形成された3層構造の基板を用い、表面及び裏面の導体
層からなるパターンをGNDパターン11e、11cと
し、内部の導体層からなるパターンをアンテナパターン
10aとしていた。
【0032】この構造の場合、内部のアンテナパターン
10aは表裏面のGNDパターン11e、11cで挟み
込まれるため、アンテナとGNDとの距離を縮めること
ができ、それにより上述した垂直アンテナ効果を抑制す
ることができるが、この構造では3層以上の導体層が形
成された基板が必要であり、また、内部のアンテナパタ
ーン10aは基板形成時に作り込まれるため、形状の変
更は困難であり、基板自体も高価なものになってしまう
という問題があった。
【0033】一般に、電磁波を遮蔽するには、信号線全
面をシールドする方法がとられるが、上記垂直アンテナ
効果はアンテナパターンとGNDパターンとの距離に依
存して変化するものであるため、両者の距離を短くする
ことができれば、必ずしもアンテナパターン全面を覆う
ようにGNDパターンを形成する必要はない。そこで、
本実施例では、図3(b)に示すようにコプレナーウェ
ーブガイドを利用してシールドを実現している。
【0034】このコプレナーウェーブガイドは、高周波
の伝送線路において用いられる構造であり、誘電体基板
の一表面に信号導体金属を挟んで2つの接地導体金属板
を設ける構造の伝送線路を意味するが、コプレナーウェ
ーブガイド構造をRFID用のアンテナに適用し、基板
9aの片面にアンテナパターン10とGNDパターン1
1a、11bを設け、両者の間隔を所定の値以下に近接
して形成することにより、ベタのGNDパターンでシー
ルドする場合と同等の効果が得られることを見出した。
なお、アンテナパターンの表裏面全面をシールドしなく
ても、アンテナパターンとGNDパターンとの間隔を縮
めれば十分なシールド効果が期待できると言う発想は、
本願発明者の知見によって得られた新規な発想である。
【0035】ここで、上記コプレナーウェーブガイド構
造の効果を確認するために、シールド無しでアンテナパ
ターンのみを設けたアンテナと、図13に示す表裏面の
GNDパターンでアンテナパターンを挟み込む従来構造
のアンテナと、図3(b)に示すコプレナーウェーブガ
イド構造のアンテナとを各々製作し、図1に示す構成に
従って、アンテナから3mの距離における電界強度と、
近傍における誘導起電力(近傍磁界強度)とを測定し
た。その結果を図4乃至図6に示す。
【0036】なお、本実験に用いたアンテナは、54m
m×54mmの基板に、52mm×52mmのアンテナ
パターンを形成し、アンテナパターンの幅は略1mmと
した。また、コプレナーウェーブガイド構造では、アン
テナパターンとGNDパターンとの間隔は略0.3mm
とした。
【0037】まず、図4は、各々のサンプルにおけるア
ンテナの入力電圧(Vpp)とアンテナから3mの距離
に設置した電界強度計5で測定した電界強度(dBμV
/m)との相関を示す図であり、図4から、コプレナー
ウェーブガイド型シールドアンテナ(丸マーカー及び実
線)は、シールド無しの通常アンテナ(三角マーカー及
び短い破線)より電界強度(3m)の抑制効果があり、
しかも、その効果は従来の3層シールドアンテナ(四角
マーカー及び長い破線)とほぼ同等であることがわか
る。
【0038】また、図5は、各々のサンプルにおけるア
ンテナの入力電圧(Vpp)と近傍磁界の強さ(すなわ
ち、任意のコイルに発生する誘導起電力(Vp−p))
との相関を示す図であり、図5から、本発明のコプレナ
ー構造、従来の3層構造、シールド無しの構造とも誘導
起電力はほぼ変わりなく、GNDパターンは近傍発生磁
界に対して影響を与えていないことがわかる。
【0039】すなわち、基板の片面にアンテナパターン
とGNDパターンとを形成したコプレナーウェーブガイ
ド型シールドアンテナを用いることによって、データ通
信に利用される近傍磁界を弱めることなく、遠方の電界
に対してはアンテナパターンの表裏面をGNDパターン
で覆う従来構造と同等の電界シールド効果があることが
分かる。
【0040】この2つのグラフから、誘導起電力に対す
る電界強度をグラフ化すると、図6のようになる。この
グラフでは、左上から右下に向かうほど(矢印の方
向)、データ通信に利用される近傍磁界が大きくかつ不
要な遠方電界が小さくなり、RFID用アンテナとして
性能が高いことを示しているが、本実施例の構造は2層
基板で簡便にアンテナを形成しているにも係わらず、性
能的には3層構造と遜色ないことがわかる。
【0041】このように、内部に導体層が形成された高
価な3層構造の基板を用いる代わりに、一般的に用いら
れる2層構造の基板を用いてコプレナーウェーブガイド
構造のアンテナを製作し、アンテナパターンとGNDパ
ターンの間隔を短くすることによって、近傍磁界を弱め
ることなく遠方電界を抑制することができ、アンテナの
構造を簡略化し、製造を容易にすることにより価格を低
減することが可能となる。
【0042】なお、表面のGNDパターン11a、11
bと裏面のGNDパターン11cとの間の相互作用によ
り余分な電流要素が発生することを防止するために、図
7(a)、(b)に示すように、両者をスルーホール1
2で接続する形態とする方がより好ましく、以下の実施
例においても同様である。また、本実施例で示すアンテ
ナパターン10はループ状のアンテナであり、両端の引
き出し部の間隔は狭い方が好ましいが、例えば、図7
(c)に示すように、引き出し部が所定の距離だけ離間
した形状であっても動作は可能である。
【0043】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るコプレナーウェーブガイド型シールドアンテナに
ついて、図8乃至図12を参照して説明する。図8及び
図9は、コプレナーウェーブガイド型シールドアンテナ
の具体的形状の一例を示す図であり、図8は表面側、図
9は裏面側の平面図である。また、図10は、端子部分
の構造の一例を示す平面図であり、図11及び図12
は、複数ターン構造のコプレナーウェーブガイド型シー
ルドアンテナの一例を示す平面図である。なお、本実施
例は、コプレナーウェーブガイド型シールドアンテナの
具体的形状、バリエーション及び数値範囲について記載
するものである。
【0044】図8に示すように、本実施例のコプレナー
ウェーブガイド型シールドアンテナは、表裏面に導体層
が形成された2層基板の表面側には、最外周に幅(F)
の外周側GNDパターン11aが形成され、その内側に
所定の間隔(I)で幅(G)のアンテナパターン10が
形成され、更にその内側には所定の間隔(J)で幅
(H)の内周側GNDパターン11bが形成されてい
る。
【0045】上記構成のコプレナーウェーブガイド型シ
ールドアンテナを製作するには、表裏面に銅箔等の導体
層が形成された一般的なガラスエポキシ、プラスチック
等の基板9aに、所望の形状のレジストパターンを形成
し、このレジストパターンをマスクとしてウェットエッ
チングにより銅箔をエッチングする方法や、スクリーン
印刷法を用いて不織布やポリ塩化ビニル等のフィルムに
印刷する方法や、導線をシート上に直接描く方法等、任
意の方法を用いることができる。
【0046】なお、基板の外形寸法(A×B)及びアン
テナ全体の寸法(C×D)は、アンテナの性能、システ
ムの使用条件等に応じて定められるが、特に、微弱な信
号を用いるシステム構成では、1cm×1cm〜30c
m×30cm程度が一般的である。また、基板の厚みは
特に限定されないが、表面のアンテナパターン10と裏
面のGNDパターン11cとの距離を縮め、シールド効
果を高めるためには薄い方が好ましい。
【0047】また、GNDパターン11a、11b、1
1cの幅(F、H及びK)は特に限定されないが、シー
ルド効果を高める観点からは大きい方が好ましく、アン
テナ全体のサイズを考慮して適宜設定することができ
る。なお、このGNDパターンは全周にわたって連続し
て形成すると、GNDパターン自体に電流が流れて電界
が生じるため、ループとならないように分断する必要が
ある。
【0048】本実施例では、外周側のGNDパターン1
1aは端子側(図下部)及び対向側(図上部)で分断
し、内周側のGNDパターン11bは図上部で分断して
いるが、分断する箇所及び分断数は図の例に限定され
ず、例えば、4辺で各々分断してもよい。なお、分断箇
所のギャップは小さすぎるとGNDパターン同士が容量
的に結合する恐れがあり、大きすぎるとギャップ位置か
ら電界が漏れる可能性があるため、その範囲としては、
0.2mm〜20mm程度の範囲が好ましい。
【0049】また、図9に示す裏面側のGNDパターン
11cについては、本実施例では表面側のGNDパター
ン11a及び11bと相重なるように形成しているが、
表裏面のGNDパターンは必ずしも重なる必要はなく、
基板の法線方向から見て、少なくともアンテナパターン
10を覆うように裏面のGNDパターン11cを形成す
ればよい。
【0050】一方、アンテナパターン10は、幅(G)
が大きくなると配線の抵抗が小さくなり、抵抗が下がる
とQ値が大きくなる。このQ値は共振回路の電圧や電流
の立ち上がりを表す指標であり、Q値が大きいほどエネ
ルギー範囲の観点からは好ましいと言えるが、同時にQ
値は、トランスポンダとのデータの送受信における帯域
幅と相関があり、Q値が大きいと帯域幅が狭くなるた
め、トランスポンダの信号範囲が狭まってしまう。ま
た、幅が狭くなるとアンテナパターン10を形成する際
にエッチングが困難となる等、製造条件が厳しくなる。
従って、Q値や製造条件等を考慮して適宜その寸法を設
定することが好ましい。なお、本願発明者の知見によれ
ば、その寸法としては、0.2mm〜20mm程度が好
ましい範囲であることを確認している。
【0051】また、アンテナパターン10とGNDパタ
ーン11a、11bとの間隔(I及びJ)は、垂直アン
テナ効果を抑制するためには小さいほど好ましいが、上
述したようにウェットエッチングでパターンを形成する
場合には、その寸法が小さくなるとエッチングの制御が
困難となり、製造条件が厳しくなる。従って、システム
の性能、遠方電界の抑制の程度、価格等を総合的に勘案
して適宜設定する必要があり、例えば、0.1mm〜5
mm程度の範囲とすることが好ましい。
【0052】なお、図8及び図9では、アンテナパター
ン10及びGNDパターン11a、11b、11cは、
正方形のパターンとしたが、その形状は図の形状に限定
されず、矩形、多角形、円形、楕円形等、任意の形状と
することができる。また、図7の構造では、アンテナパ
ターン10の端子部(図下部)ではアンテナパターン1
0同士が隣接しているが、その間にGNDパターンを挿
入する構造としてもよく、その場合は、例えば図10に
示すような構造とすることができる。
【0053】以上、1ターンのループアンテナについて
記載したが、ループアンテナのターン数は1回に限定さ
れず、複数ターンのループアンテナであっても同様の効
果が得られる。その場合は、例えば、図11に示すよう
な構造とすればよい。なお、ターン数が多くなるとアン
テナパターン10の最外周又は最内周以外はGNDパタ
ーン11a、11bとの距離が大きくなり、シールド効
果が低減する可能性がある。その場合には、図12に示
すように、アンテナパターン10同士の間に別のGND
パターン11dを挿入する構造とすることもできる。
【0054】また、図11の構造では、アンテナパター
ン10は端子部近傍で交差させて引き出しているが、交
差させずにループの内側と外側とで各々外部回路と接続
してもよい。交差させる場合には、例えば、1回目の工
程で交差部の下側のパターンのみ形成し、2回目の工程
で絶縁膜を挟んで上側のパターンを形成して接続したり
(図11の構造)、交差部の手前でスルーホールを介し
て裏面に接続し、裏面側で交差部を接続する(図12の
構造)こともできる。
【0055】なお、上記各実施例では、本発明のコプレ
ナーウェーブガイド型シールドアンテナをリーダ/ライ
タ用のアンテナとして用いる場合について説明したが、
本構造のアンテナをトランスポンダ側のアンテナとして
用いることもできる。通常、トランスポンダ側のアンテ
ナはGNDで覆わずに使用されるが、トランスポンダが
人体に接触又は近接して使用される場合では、電界をシ
ールドすることが好ましく、本発明の構造を用いれば、
簡単かつ安価にシールドを実現することができる。
【0056】また、トランスポンダとしてカード型等の
薄型の形態が用いられる場合には、基板の厚みを増すこ
となくシールドを実現することができ、特に、本やCD
等に添付されるフィルム状トランスポンダの場合には、
スクリーン印刷法でコプレナーウェーブガイド構造を形
成することができるため、3層構造では製造が困難な形
態であっても容易に製作することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコプレナ
ーウェーブガイド型シールドアンテナ及び該アンテナを
用いたRFIDシステムによれば、下記記載の効果を奏
する。
【0058】本発明の第1の効果は、誘導起電力(リー
ダ/ライタ近傍磁界)をシールド無しの通常アンテナと
同等に保ちながら、3m離れた地点での電界強度を規制
値以下に抑制することが可能となるということである。
【0059】その理由は、同一平面上でアンテナパター
ンをGNDパターンで挟み込むコプレナーウェーブガイ
ド構造を用いることによって、アンテナパターンとGN
Dパターンとの距離に依存する垂直アンテナ効果を低減
することができるからである。
【0060】また、本発明の第2の効果は、従来と同等
のシールド効果を有するアンテナを安価に、かつ、自由
度の高いプロセスで形成することができるということで
ある。
【0061】その理由は、アンテナパターンとGNDパ
ターンとを同一平面上に形成するため、従来のように内
部に導体層を有する多層基板を用いる必要がなく、製作
プロセスをより簡単にすることができるからであり、ま
た、表裏面にのみにパターンを形成するため、材料とし
て基板の他にフィルム、シート等、幅広い材料を用いる
ことができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRFIDシステムの全体構成及び電磁
界測定方法を説明するための図である。
【図2】垂直アンテナ効果を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの構造を示す図であり、
(a)は平面図、(b)はA−A′線の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの効果を説明するための図
である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの効果を説明するための図
である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの効果を説明するための図
である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの他の構造を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの表面側の構造を示す図で
あり、(a)は平面図、(b)は破線部の拡大図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例に係るコプレナーウェー
ブガイド型シールドアンテナの裏面側の構造を示す平面
図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係るコプレナーウェ
ーブガイド型シールドアンテナの端子部の拡大図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例に係るコプレナーウェ
ーブガイド型シールドアンテナの他の構造を示す平面図
である。
【図12】本発明の第2の実施例に係るコプレナーウェ
ーブガイド型シールドアンテナの他の構造を示す平面図
である。
【図13】従来のシールドアンテナの構造を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)はB−B′線の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 リーダ/ライタ 2 リーダ/ライタアンテナ 2a ループアンテナ 3 トランスポンダ 4 磁界測定用アンテナ 5 電界強度計 6 ループアンテナ 7 シールド 8 仮想GND 9a 基板(2層) 9b 基板(3層) 10、10a アンテナパターン 11a〜e GNDパターン 12 スルーホール A、B 基板の外形寸法 C、D、C′、D′ アンテナの外形寸法 E、E′ GNDパターン間のギャップ F、H、K GNDパターンの幅 G アンテナパターンの幅 I、J GNDパターンとアンテナパターンの間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA19 MA40 NA09 PA01 5B035 BA05 BB09 CA01 CA23 5J046 AA03 AA19 AB11 PA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁誘導を利用して通信を行うRFIDシ
    ステムに用いられるアンテナであって、 前記アンテナが、1ターン以上のループ状のアンテナパ
    ターンと、該アンテナパターンの外側及び内側に所定の
    間隔をおいて並設されるGNDパターンとを、基板の同
    一平面上に備えるコプレナーウェーブガイド構造により
    形成されていることを特徴とするRFID用アンテナ。
  2. 【請求項2】前記アンテナパターンが複数ターンのルー
    プを構成し、前記GNDパターンが、前記アンテナパタ
    ーンの最外周ターンの外側及び最内周ターンの内側に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のRFID
    用アンテナ。
  3. 【請求項3】前記GNDパターンが、更に、前記アンテ
    ナパターンのターン間にも形成されていることを特徴と
    する請求項2記載のRFID用アンテナ。
  4. 【請求項4】前記アンテナが、表面及び裏面の2面に導
    体層を有する2層構造の基板上に形成され、表面側に
    は、前記コプレナーウェーブガイド構造の前記アンテナ
    パターン及び前記GNDパターンを有し、裏面側には、
    前記基板の法線方向から見て、少なくとも前記アンテナ
    パターンを覆う形状のGNDパターンを有することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のRFID
    用アンテナ。
  5. 【請求項5】前記基板の法線方向から見て、前記裏面側
    の前記GNDパターンが、その外縁は、前記表面側の外
    側のGNDパターン外縁と略一致し、その内縁は、前記
    表面側の内側のGNDパターン内縁と略一致するように
    形成されていることを特徴とする請求項4記載のRFI
    D用アンテナ。
  6. 【請求項6】前記表面側の前記GNDパターンと前記裏
    面側の前記GNDパターンとが、前記基板を貫通する1
    以上のスルーホールにより接続されていることを特徴と
    する請求項4又は5に記載のRFID用アンテナ。
  7. 【請求項7】前記表面側のGNDパターン及び前記裏面
    側のGNDパターンの各々が、ループとならないよう
    に、少なくとも1以上の箇所で分断されていることを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のRFID
    用アンテナ。
  8. 【請求項8】前記コプレナーウェーブガイド構造の前記
    アンテナパターンと前記GNDパターンとの間隔が、近
    傍における磁界を低減することなく、遠方における電界
    強度を所定の値以下に抑制可能な幅に設定されることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載のRFI
    Dシステム用アンテナ。
  9. 【請求項9】前記アンテナパターンと前記GNDパター
    ンとの間隔が、略0.1mm乃至5mmの範囲に設定さ
    れることを特徴とする請求項8記載のRFIDシステム
    用アンテナ。
  10. 【請求項10】内部にIC回路と第1のアンテナとを有
    するトランスポンダと、第2のアンテナを備え、前記ト
    ランスポンダと電磁誘導を利用してデータ通信を行うリ
    ーダ/ライタとを有するRFIDシステムにおいて、 前記リーダ/ライタ又は前記トランスポンダの少なくと
    も一方の前記アンテナが、1ターン以上のループ状のア
    ンテナパターンと、該アンテナパターンの外側及び内側
    に所定の間隔をおいて並設されるGNDパターンとを、
    基板の同一平面上に備えるコプレナーウェーブガイド構
    造により形成され、前記GNDパターンにより、近傍に
    おける磁界を低減することなく、遠方における電界強度
    が抑制されることを特徴とするRFIDシステム。
  11. 【請求項11】前記アンテナパターンが複数ターンのル
    ープを構成し、前記GNDパターンが、前記アンテナパ
    ターンの最外周ターンの外側及び最内周ターンの内側に
    形成されていることを特徴とする請求項10記載のRF
    IDシステム。
  12. 【請求項12】前記GNDパターンが、更に、前記アン
    テナパターンのターン間にも形成されていることを特徴
    とする請求項11記載のRFIDシステム。
  13. 【請求項13】前記アンテナが、表面及び裏面の2面に
    導体層を有する2層構造の基板上に形成され、表面側に
    は、前記コプレナーウェーブガイド構造の前記アンテナ
    パターン及び前記GNDパターンを有し、裏面側には、
    前記基板の法線方向から見て、少なくとも前記アンテナ
    パターンを覆う形状のGNDパターンを有することを特
    徴とする請求項10乃至12のいずれか一に記載のRF
    IDシステム。
  14. 【請求項14】前記基板の法線方向から見て、前記裏面
    側の前記GNDパターンが、その外縁は、前記表面側の
    外側のGNDパターン外縁と略一致し、その内縁は、前
    記表面側の内側のGNDパターン内縁と略一致するよう
    に形成されていることを特徴とする請求項13記載のR
    FID用システム。
  15. 【請求項15】前記表面側の前記GNDパターンと前記
    裏面側の前記GNDパターンとが、前記基板を貫通する
    1以上のスルーホールにより接続されていることを特徴
    とする請求項13又は14に記載のRFIDシステム。
  16. 【請求項16】前記表面側のGNDパターン及び前記裏
    面側のGNDパターンの各々が、ループとならないよう
    に、少なくとも1以上の箇所で分断されていることを特
    徴とする請求項10乃至15のいずれか一に記載のRF
    IDシステム。
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