JP6257815B1 - 音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状異方性を有するフィラーを用いて強度を高めつつ、音響特性が低下しにくい音響装置を提供する。【解決手段】音響装置1は、軸線方向に貫通する環状開口部11aを有するフレーム11と、可撓性エッジ部材12aを介して環状開口部に取り付けられ軸線方向に沿って振動可能に支持された振動板12と、振動板の中心部に位置する接続部12dにおいて振動板に接続され軸線方向に沿う駆動力を振動板に付与する駆動手段15、16と、を備える。振動板は、第1振動板121及び第1振動板よりも軸線方向から見たときの外径が小さい第2振動板122を有する。第1振動板と第2振動板とは軸線方向に並置されて接合され、それぞれ形状異方性を有するフィラーが所定の方向にその長軸を配向させた状態で樹脂内に分散する配向分散構造を有するシート材を備えてなる。第1振動板のシート材の配向方向は、第2振動板のシート材の配向方向に交差する。【選択図】図1

Description

本発明は、音響特性、特に高域の音響特性が改善された音響装置(スピーカ)に関する。
音響装置(スピーカ)は、原音を可能な限り忠実に再生できることが求められ、その要求に応えるべく、振動板などスピーカの構成要素には様々な改良が行われている。
例えば、特許文献1には、第1の表面振動板層及び第2の表面振動板層の間に中間振動板層が形成された多層構造の電気音響変換器用振動板であって、前記第1の表面振動板層及び前記第2の表面振動板層が織布からなり、前記第1の表面振動板層と第2の表面振動板層の繊維軸方向が規定角度だけ周方向にずれて一体形成されていることを特徴とする電気音響変換器用振動板が開示されている。
かかる振動板では、第1の表面振動板層と第2の表面振動板層の繊維軸方向が規定角度、例えば2軸の織布を第1及び第2の表面振動板層として採用した場合には略45度だけ周方向にずれて配置され、第1の表面振動板、中間振動板層、及び第2の表面振動板層とが一体成形されているので、第1及び第2の表面振動板層それぞれの変形方向が規定角度だけずれており、電気音響変換器用振動板の歪、変形等が低減し、その結果、歪が少なく高品質の多層構造の振動板を提供することができるとされている。
特開2007−318405号公報
特許文献1に開示されるような繊維状の材料を補強材とすることにより、振動板の強度など機械特性を高めることができる。振動板の強度が高まると、共振周波数が高くなるため、音響特性の向上が期待される。しかしながら、特許文献1に開示されるように振動板を積層構造とすると、振動板の質量が大きくなりやすく、高音域での音響特性が高まりにくい。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、繊維など形状異方性を有するフィラーを補強材として用いて振動板の機械特性を向上させつつ、高音域において音響特性が低下しにくい音響装置を提供することにある。
上記課題を解決するために提供される本発明は、一態様において、軸線方向に貫通する環状開口部を有するフレームと、可撓性エッジ部材を介して前記環状開口部に取り付けられ、前記軸線方向に沿って振動可能に支持された振動板と、前記振動板の中心部に位置する接続部において前記振動板に接続され、前記軸線方向に沿う駆動力を前記振動板に付与する駆動手段と、を備えた音響装置であって、前記振動板は、第1振動板および前記第1振動板よりも前記軸線方向から見たときの外径が小さい第2振動板を有し、前記第1振動板と前記第2振動板とは、前記軸線方向に並置されて接合され、前記第1振動板および前記第2振動板のそれぞれは、形状異方性を有するフィラーが所定の方向にその長軸を配向させた状態で樹脂内に分散する配向分散構造を有するシート材を備えてなり、前記第1振動板の前記シート材の配向方向は前記第2振動板の前記シート材の配向方向に交差することを特徴とする音響装置(スピーカ)である。
特許文献1に記載される振動板のように、形状が共通な複数の振動板を複数積層するのではなく、軸線方向から見たときの外径が大きい振動板と小さい振動板を軸線方向に並べて配置(並置)し、これらを接合することにより、同じ大きさの2枚の振動板を接着剤等を用いて単純に積層した場合よりも振動板全体を大幅に軽量化することができる。また、軸線方向に並置される複数の振動板を構成する材料として、いずれも形状異方性を有するフィラーが所定の方向にその長軸を配向させた状態で樹脂内に分散する配向分散構造を有するシート材を用いることにより、振動板の機械特性を向上させることができる。さらに、これらの複数のシート材の配向方向を揃えずに交差するように配置することによって、複数のシート材の配向方向を揃えた場合に比べて、振動板全体として、軸線を中心とする周方向での機械特性のばらつきを少なくすることができる。その結果、高周波における振動損失を少なくすることや、振動板の共振周波数を高めることが実現され、音響装置の音響特性、特に高域での音響特性を向上させることができる。
上記の音響装置において、第1振動板および第2振動板の具体的な形状は限定されない。一例として、前記第1振動板は、前記可撓性エッジ部材を備えて前記環状開口部に取り付けられるとともに、その中心部に前記接続部が設けられ、前記第2振動板を前記軸線方向から見たときの外形は、前記第1振動板を前記軸線方向から見たときの外形に内包され、前記第2振動板の外周縁は、前記第1振動板における前記接続部よりも外周側に接合される構成が挙げられる。かかる構成において、前記駆動手段は、磁気ギャップを有する磁気回路部と、前記磁気ギャップ内に挿入される筒状のボビンおよび前記ボビンに巻かれたボイスコイルとを有し、前記第2振動板は、前記ボビンを覆うダストキャップの形状を有していてもよい。この場合には、音響装置において振動するパーツを少なくすることができ、音響装置の音響特性のさらなる向上、製造時の組立性の向上などが期待される。
あるいは、他の例として、前記第1振動板は、前記可撓性エッジ部材を備えて前記環状開口部に取り付けられ、前記第2振動板を前記軸線方向から見たときの外形は、前記第1振動板を前記軸線方向から見たときの外形に内包され、前記第2振動板は外周縁において前記第1振動板に接合され、前記第2振動板の中心部に前記接続部が設けられる構成が挙げられる。
上記の音響装置において、前記第1振動板の前記シート材の配向方向と前記第2振動板の前記シート材の配向方向との交差角度は45度以上であることが、振動板全体として機械特性の軸線を中心とする周方向でのばらつきを少なくする観点から好ましい。かかる観点から、上記の交差角度は70度以上であることがより好ましい場合があり、これらの配向方向は直交していることが特に好ましい場合がある。なお、本明細書において直交とは、0度から90度の範囲で定義される交差角度が85度以上であることを意味する。
上記の音響装置において、前記配向分散構造を有するシート材は、配向方向に沿った方向の機械特性と、配向方向に直交する方向の機械特性とが相違するものであってもよい。第1振動板のシート材の配向方向と第2振動板のシート材の配向方向とが交差するように配置されることから、振動板全体としては、それぞれのシート材の配向方向に沿った方向とこれに直交する方向との機械特性の差は少なくなる。それゆえ、振動板を構成する部材として機械特性に異方性を有するシート材を用いながら、シート材の機械特性の異方性に基づく音響特性の劣化が生じにくい。
上記の音響装置において、前記シート材は熱可塑性樹脂を基材(主要な構成材料、具体的にはフィラーがその内部に分散するマトリックス材の構成材料)としており、前記第1振動板および前記第2振動板は、真空成形品または圧空成形品であることが好ましい。これによれば、型費を抑えることができ、製造原価を低減することができる。
本発明の音響装置によれば、形状異方性を有する形状のフィラーを補強材として用いて振動板の機械特性を向上させつつ、高音域における音響特性の低下を抑制することができる。
(a)本発明の第一実施形態に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。 本実施形態に係るスピーカの振動板の構造を説明するための(a)断面斜視図、および(b)X1−X2方向からの平面図である。 (a)本発明の第一実施形態の変形例に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。 本発明の第一実施形態の変形例に係るスピーカの構造を有し、第2振動板に相当する部材の軸線方向の投影面積の第1振動板の軸線方向の投影面積に対する比が16%であるスピーカの周波数特性を示すグラフである。 (a)本発明の第二実施形態に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。 (a)本発明の第二実施形態の変形例に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、(a)本発明の第一実施形態に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。この平面図では、Y1−Y2方向Y1側に現れる形状とY1−Y2方向Y2側に現れる形状とが共通するため、Y2側のみ示している。図3以降の部分平面図も同様である。図2は、本実施形態に係るスピーカの振動板の構造を説明するための(a)断面斜視図、および(b)X1−X2方向からの平面図である。断面斜視図の断面は、スピーカの振動板の断面積が最大になる面である。
図1に示すように、本発明の第一実施形態例に係るスピーカ1は、略円錐台状の形状を有するフレーム11に各種部材が取り付けられている。フレーム11は外周縁側に円環状の環状開口部11aおよび環状開口部11aから延設されるスポーク状の支持部11cを有する。この支持部11cは、図面上は便宜的に切欠き孔11bを有する点線で描かれている。
スピーカ1において音圧を発生させる振動板12は、外周縁側に可撓性エッジ部材12aを備える。振動板12は、この可撓性エッジ部材12aを介して前記環状開口部11aに取り付けられ、軸線方向(図1におけるX1−X2方向)に沿って振動可能に支持されている。振動板12は、軸線方向(X1−X2方向)に並置されて接合されている第1振動板121および第2振動板122を有する。
第1振動板121は略円錐台形状を有し、軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形は円形である。第1振動板121は外周縁側に可撓性エッジ部材12aを備え、この可撓性エッジ部材12aを介してフレーム11の環状開口部11aに取り付けられている。図1に示すスピーカ1では、具体的には、可撓性エッジ部材11aはフレーム12の環状開口部12aに接着剤により接着されている。このようにフレーム11に支持されることにより、第1振動板121はX1−X2方向に沿って振動可能とされている。第1振動板121は、軸線方向(X1−X2方向)で見たときの中心部に開口(振動板開口)12bを有する。この振動板開口12bの内周面が、後述するように駆動手段の一部であるボビン15との接続部12dとなっている。
第2振動板122は円椀形状の形状を有し、第2振動板122を軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形は、第2振動板121と同様に円形であるが、第1振動板121よりも外径が小さく、その大きさが異なるため、第1振動板121の前記軸線方向から見たときの外形(円形)に内包される。第2振動板122は、振動板開口12bを含む第1振動板121の内周部側を塞ぐように、第1振動板121のX1−X2方向X2側に取り付けられている。すなわち、第2振動板121の外周縁が、第1振動板121との接合部12cとして、第1振動板121における接続部12dよりも外周側に接合されている。
フレーム11の円錐台形状を有する支持部11cにおける頂部(磁気回路取付部11d)には、磁気回路部14が取り付けられている。磁気回路部14は、柱状のセンターポール部14aを有し、センターポール部14aの中心軸は振動板の振動方向(軸線方向、(X1−X2方向))を向いている。センターポール部14aの後方(X1−X2方向X1側)の周囲にはボトムプレート部14bが一体的に設けられ、ボトムプレート部14b部の前側(X1−X2方向X2側)に環状のマグネット14cが取り付けられている。マグネット14cの前側(X1−X2方向X2側)には環状のトッププレート部14dが取り付けられている。このマグネット14cが設けられていることにより、センターポール部14aとトッププレート部14dとの間には、環状の磁気ギャップ14eが形成される。なお、ボトムプレート部14bとトッププレート部14dがヨーク部を形成している。
振動板12の後側(X1−X2方向X1側)には筒状のボビン15が固定される。図1に示されるように、ボビン15は、振動板12の後側(X1−X2方向X1側)に位置する磁気回路部14の磁気ギャップ14eに挿入されている。ボビン15における磁気ギャップ14eに挿入されている部分の側面には、ボイスコイル16が巻かれている。磁気ギャップ14e内に位置するボイスコイル16に流れる電流に応じてボビン15が軸線方向(X1−X2方向)に往復動することによって、振動板12が振動して、振動板12から音圧が発生する。
軸線方向(X1−X2方向)で振動板12と磁気回路部14との間にはダンパ17が位置する。ダンパ17は、外周側がフレーム11の支持部11cに支持され、内周側においてボビン15を支持している。上記のボビン15の往復動に伴い、振動板12のみならず、ダンパ17も軸線方向(X1−X2方向)に往復動する。ダンパ17は弾性部材から形成され、ボイスコイル16に電流が流れていない状態において、弾性回復力によってボビン15を中立位置に戻す機能を有する。
このような構成を備えるスピーカ1では、上記のとおり、ボイスコイル16に電流を流して振動板12を振動させることにより、軸線方向X1(X1−X2方向)音圧を発生させることができる。ボイスコイル16に流された電流の大きさと発生する音圧の大きさとの比例係数は、いずれの周波数においても等しいことが理想的である。しかしながら、現実には、スピーカ1の共振周波数の影響などを受けて、音圧の周波数依存性は特定の音域にピーク(音圧が高くなる帯域)やディップ(音圧が低くなる帯域)を有する。このような音響特性の改善策の一つとして、振動板12の機械特性を高めることが挙げられる。振動板12の機械特性を高めることにより、顕在化する共振モード数を減らしたり、共振周波数を高めて可聴帯域外へと移動させたりすることが可能である。
本発明の第一実施形態に係るスピーカ1では、第1振動板121および第2振動板122のそれぞれは、形状異方性を有するフィラーFB1,FB2が所定の1方向にその長軸を配向させた状態で樹脂内に分散する配向分散構造を有するシート材からなる。このように、第1振動板121および第2振動板122のそれぞれが配向分散構造を有するシート材から構成されることにより、フィラーFB1,FB2を含有しない場合に比べて、それぞれの機械特性を高めることが実現される。その結果、第1振動板121と第2振動板122とが接合してなる振動板12の機械特性を高めることができる。
形状異方性を有するフィラーFB1,FB2としては、カーボン繊維、カーボンナノチューブなどの炭素系材料、ガラスファイバーなどの酸化物系材料などが例示される。フィラーFB1,FB2の長さは任意である。限定されない例として、0.01mm〜10mmの範囲が挙げられ、0.1mm〜数mmの範囲が取り扱い性に優れる観点などから好ましい場合がある。フィラーにおける最長軸長の最短軸長に対する比、アスペクト比は任意である。フィラーのアスペクト比は5以上であることが好ましい場合がある。シート材に含まれる樹脂の種類は限定されない。限定されない例として、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル;6,6−ナイロン等のポリアミド;ポリ塩化ビニル;ポリイミドなどが挙げられる。なお、押出成形や真空成形を行うのであれば、取り扱いの観点から熱可塑性樹脂が望ましい。
シート材は、フィラーFB1,FB2が配向した状態で分散する配向分散構造を有することにより、機械特性に異方性を有している。具体的には、配向方向に沿った方向の機械特性と、配向方向に直交する方向の機械特性とが異なっており、配向方向に沿った方向の曲げ剛性が配向方向に直交する方向の曲げ剛性よりも高いものとなっている。フィラーFB1,FB2が配向して分散することにより、配向方向に沿った方向の機械特性が向上して、振動板12全体としての機械特性を向上させることができる。異方性を有する機械特性は限定されない。通常、シート材にフィラーが配向して分散することにより、シート材の配向方向の引張弾性率や固有振動数が高くなる。
シート材の製造方法は、配向分散構造を適切に有することができる限り、任意である。シート材の製造方法の具体例として、押出成形、展開法、ブロー成形などが挙げられる。シート材はフィラーを含み、その分散配向性が高く、面内均一性が高いことが好ましい場合があり、その場合には、シート材は押出成形品であることが好ましい。シート材が押出成形品であることにより、振動板12の構成材料としてのシート材の均一性が高くなって、品質の均一性に優れるスピーカ1が得られやすくなる場合もある。また、大量生産に適した工法なので、材料単価の低減を図ることができる。第1振動板121や第2振動板122の製造方法としては、真空成形や圧空成形が望ましい。真空成形や圧空成形であれば、射出成形等と比べて型費を大幅に安くすることができ、製造原価の低減を図ることができる。
図2に示されるように、本実施形態に係るスピーカ1が備える第1振動板121を構成するシート材の配向方向D1は、第2振動板122を構成するシート材の配向方向D2と交差する。第1振動板121の配向方向D1と第2振動板122の配向方向D2とが交差することにより、配向分散構造を有するシート材の機械特性が、配向方向に沿った方向と配向方向に直交する方向とで異なる場合であっても、振動板12全体としては、軸線(X1−X2方向の線)を中心とする周方向での機械特性のばらつきを少なくすることができる。その結果、スピーカ1を駆動して音圧を発生させたときに、高周波における振動損失を少なくすることや、振動板の共振周波数を高めることが実現され、スピーカ1の高域での音響特性を特に向上させることができる。
図2に示されるように、スピーカ1では、好適例として、第1振動板121の配向方向D1と、第2振動板122の配向方向D2とは直交している。具体的には、第1振動板121の配向方向D1はY1−Y2方向に沿った方向であり、第2振動板122の配向方向D2はZ1−Z2方向に沿った方向である。このように第1振動板121において配向方向D1に対する機械強度の差が最も大きい配向方向D1に直交する方向に、第2振動板122の配向方向D2を揃えることにより、振動板12全体としては、軸線(X1−X2方向の線)を中心とする周方向での機械特性のばらつきを少なくすることができる。その結果、スピーカ1の音響特性、特に高域での音響特性を向上させることができる。
図3は、(a)本発明の第一実施形態の変形例に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。図3に示されるように、本例のスピーカ1Aは、基本構造はスピーカ1と共通し、相違点は、第2振動板がいわゆるダストキャップ13の形状を有している点である。
ダストキャップ13は、第1振動板121の振動板開口12bの内周面に接続されたボビン15を覆う程度の比較的小さな形状を有する部材である。このため、ダストキャップ13の軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形(円形)の面積は、第1振動板121の軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形(円形)の面積に比べて小さく、面積比として20%程度またはそれ以下である場合もある。
このようにダストキャップ13が小さくても、ダストキャップ13を構成するシート材の配向方向が第1振動板121を構成するシート材の配向方向と相違していることにより、好ましくは双方の配向方向が直交することにより、振動板12全体として、軸線(X1−X2方向の線)を中心とする周方向での機械特性のばらつきを少なくすることができる。その結果、スピーカ1の音響特性、特に高域での音響特性を向上させることができる。
図3に示されるような、コーン状の形状を有する振動板の中心部にダストキャップが設けられた構成は、スピーカにおける最も一般的な構成の一つである。このような構成において、配向分散構造を有するシート材を備える振動板を用いた場合には、配向分散構造を有するシート材を備える振動板を別途設けることなく、ダストキャップを配向分散構造を有するシート材を備えるものとすることで、すなわち、パーツを増やすことなく材料を変更する設計変更のみによって、スピーカの音響特性を改善することができる。
図4は、本例のスピーカ1Aの構造を有し、上記の面積比(第2振動板に相当するダストキャップ13の軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形(円形)の面積の、第1振動板121の軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形(円形)の面積に対する比)が17%であるスピーカについて、ダストキャップ13を構成するシート材の配向方向と第1振動板121を構成するシート材の配向方向とが直交である場合の周波数特性(図4中実線)と、これらの配向方向が平行である場合の周波数特性(図4中点線)とを対比したグラフである。
図4に示されるように、実線で示される直交の場合の周波数特性では、30kHzに至るまで平坦な音圧レベルであるのに対し、点線で示される平行の場合の周波数特性では、10kHzよりも高い音域において音圧の低下が認められ、しかも30kHzを中心とする共振ピークが認められる。このように、軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形(円形)の面積が17%程度の大きさであっても第1振動板122を構成するシート材の配向方向に直交する配向方向を有する部材を配置することによって、スピーカ1の音響特性、特に高域での音響特性を向上させることができる。
図5は、(a)本発明の第二実施形態に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。図5に示されるように、本実施形態に係るスピーカ2は、基本構造は第一実施形態に係るスピーカ1と共通し、相違点は、振動板12を構成する第1振動板121および第2振動板122の形状にある。
具体的には、第1振動板121はX1−X2方向X2側に開いた円椀形状を有し、可撓性エッジ部材12aを備えて環状開口部11aに取り付けられている。一方、第2振動板122は略円錐台形状を有し、第2振動板122を軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形は円形であって、第1振動板121の軸線方向(X1−X2方向)から見たときの外形(円形)に内包される。第2振動板122の外周縁は第1振動板121に接合されて接合部12cを形成し、第2振動板122の中心部に駆動手段の一部であるボビン15が接続される接続部12dが設けられている。
なお、スピーカ1およびスピーカ2のいずれについても、第1振動板121と第2振動板122とは軸線方向(X1−X2方向)に並置されて接合されているが、スピーカ1では、第1振動板121がX1−X2方向X1側に位置し、第2振動板122がX1−X2方向X2側に位置して接合されているのに対し、スピーカ2では、第1振動板121がX1−X2方向X2側に位置し、第2振動板122がX1−X2方向X1側に位置して接合されている。
振動板12がかかる形状を有する場合には、スピーカ2をX1−X2方向X2側から見たときに、振動板12はフラットな形状として認識され、スピーカ1の場合のようにコーン状の形状を有する部材としては認識されない。したがって、スピーカ2はスピーカ1とは外観が異なった印象を与える。しかしながら、スピーカ2も、スピーカ1と同様に、第1振動板121のシート材の配向方向は第2振動板122のシート材の配向方向に交差するため、音響特性、特に高域での音響特性に優れる。
図6は、(a)本発明の第二実施形態の変形例に係るスピーカの構造を概念的に示す断面図、および(b)このスピーカが備える振動板の構造を示すX1−X2方向からの部分平面図である。図6に示されるように、本例に係るスピーカ2Aは、基本構造は第二実施形態に係るスピーカ2と共通し、相違点は、振動板12を構成する第1振動板121および第2振動板122の形状にある。
スピーカ2の第1振動板121は円椀状であって、ボビン15と軸線方向(X1−X2方向)で対向する部分を有するが、スピーカ2Aの第1振動板121は略円錐台形状であって、円錐台形状の頂部に位置する振動板開口12bの内周面も接続部12dを構成して、ボビン15に接続されている。スピーカ2Aの第2振動板122は、スピーカ1Aの第2振動板122と同様に略円錐台形状であって、その外周縁を含むX1−X2方向X2側の面と、第1振動板121のX1−X2方向X1側の内周寄りの面とが接合して、接合部12cを形成している。このような構造を有するため、スピーカ2AをX1−X2方向X2側から見たときに、振動板12は全体としてコーン状の形状を有する部材として認識される。なお、スピーカ2Aの第1振動板121がボビン15に接続されておらず、第2振動板122の外周縁と第1振動板121の内周縁とが接合されていてもよい。ただし、この構造よりも、図6に示される構造の方が、スピーカ2Aの振動板12全体の強度は高くなると期待される。
上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の各実施形態またはその適用例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
例えば、上述のスピーカ1,1A,2,2Aでは、第1振動板121および第2振動板122は、いずれも、形状異方性を有するフィラーが所定の方向にその長軸を配向させた状態で樹脂内に分散する配向分散構造を有するシート材からなるものであったが、かかるシート材と例えば外装フィルムとの積層体であってもよい。このような場合であっても、外装フィルムの厚さを薄くすれば、振動板12の重量が過大になって音響特性の劣化、特に高域での音圧が低下する不具合を抑制することができる。
振動板12は3つ以上の部材から構成されていてもよい。例えば、図6に示されるスピーカ2Aの振動板12は、ダストキャップとして機能する部材をさらに備えており、その部材が振動板12を構成する他の部材と同様に、配向分散構造を有するシート材から形成されていてもよい。この場合において、この部材を構成するシート部材の配向方向は、振動板12に含まれる他の部材を構成するシート部材の配向方向のいずれとも異なっていてもよいし、いずれかとは揃っていてもよい。
上述のスピーカ1,1A,2,2Aでは、第1振動板121および第2振動板122のいずれについても、軸線方向(X1−X2方向)から見た外形が円状であるが、これに限定されない。例えば矩形であってもよいし、楕円であってもよい。軸線方向(X1−X2方向)から見た外形が異方性を有している場合には、その異方性に応じてシート材の配向方向を適切に設定することにより、振動板12全体として、軸線(X1−X2方向の線)を中心とする周方向での機械特性のばらつきをより少なくすることができる場合がある。
1,1A,2,2A スピーカ
11 フレーム
11a 環状部
11b 切欠き孔
11c 支持部
11d 磁気回路取付部
12 振動板
121 第1振動板
122 第2振動板
D1 第1振動板121の配向方向
D2 第2振動板122の配向方向
FB1,FB2 フィラー
12a 可撓性エッジ部材
12b 振動板開口
12c 接続部
12d 接合部
13 ダストキャップ
14 磁気回路部
14a センターポール部
14b ボトムプレート部
14c マグネット
14d トッププレート部
14e 磁気ギャップ
15 ボイスコイル
16 ボビン
17 ダンパ

Claims (7)

  1. 軸線方向に貫通する環状開口部を有するフレームと、
    可撓性エッジ部材を介して前記環状開口部に取り付けられ、前記軸線方向に沿って振動可能に支持された振動板と、
    前記振動板の中心部に位置する接続部において前記振動板に接続され、前記軸線方向に沿う駆動力を前記振動板に付与する駆動手段と、を備えた音響装置であって、
    前記振動板は、第1振動板および前記第1振動板よりも前記軸線方向から見たときの外径が小さい第2振動板を有し、
    前記第1振動板と前記第2振動板とは、前記軸線方向に並置されて接合され、
    前記第1振動板および前記第2振動板のそれぞれは、形状異方性を有するフィラーが所定の方向にその長軸を配向させた状態で樹脂内に分散する配向分散構造を有するシート材を備えてなり、
    前記第1振動板の前記シート材の配向方向は前記第2振動板の前記シート材の配向方向に交差すること
    を特徴とする音響装置。
  2. 前記第1振動板は、前記可撓性エッジ部材を備えて前記環状開口部に取り付けられるとともに、その中心部に前記接続部が設けられ、
    前記第2振動板を前記軸線方向から見たときの外形は、前記第1振動板を前記軸線方向から見たときの外形に内包され、前記第2振動板の外周縁は、前記第1振動板における前記接続部よりも外周側に接合される、請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記駆動手段は、磁気ギャップを有する磁気回路部と、前記磁気ギャップ内に挿入される筒状のボビンおよび前記ボビンに巻かれたボイスコイルとを有し、
    前記第2振動板は、前記ボビンを覆うダストキャップの形状を有する、請求項2に記載の音響装置。
  4. 前記第1振動板は、前記可撓性エッジ部材を備えて前記環状開口部に取り付けられ、
    前記第2振動板を前記軸線方向から見たときの外形は、前記第1振動板を前記軸線方向から見たときの外形に内包され、前記第2振動板は外周縁において前記第1振動板に接合され、前記第2振動板の中心部に前記接続部が設けられる、請求項1に記載の音響装置。
  5. 前記第1振動板の前記シート材の配向方向と前記第2振動板の前記シート材の配向方向との交差角度は45度以上である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の音響装置。
  6. 前記シート材は、配向方向に沿った方向の機械特性と、配向方向に直交する方向の機械特性とが相違する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の音響装置。
  7. 前記シート材は熱可塑性樹脂を基材としており、
    前記第1振動板および前記第2振動板は、真空成形品または圧空成形品である、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の音響装置。
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