JP6256684B2 - フューエルフィラーリッド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フューエルフィラーリッド装置の異常検出技術に関する。
従来、車両等に搭載された燃料貯留装置では、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸発ガスの大気への放出を防止する技術として、燃料タンクと連通するキャニスタと、燃料タンクとキャニスタとを連通する経路に燃料タンクを密閉するように制御される密閉弁とを備え、給油時には密閉弁を開き燃料蒸発ガスをキャニスタに向けて流出するようにし、燃料蒸発ガスをキャニスタにて吸着させるようにしている。
ところでこの燃料貯留装置のように、密閉弁により燃料タンクが密閉されていると、外気温の上昇に伴い燃料タンク内の燃料が蒸発し、燃料蒸発ガスにより燃料タンク内の圧力が高圧となることがある。そして、給油時の燃料タンクの給油口の蓋の開放に伴って燃料蒸発ガスが大気中へ放出される虞がある。
そこで、給油に伴う燃料蒸発ガスの大気中への放出を防止するために、燃料タンクの給油口を覆う給油リッド(フューエルフィラーリッド)を閉状態でロック可能なフューエルフィラーリッド装置を備え、スイッチ等により給油リッドの開操作を行った場合に、給油リッドのロック解除前に密閉弁を開いて燃料蒸発ガスを流出させて燃料タンク内の圧力を十分に低下させるようにしている(特許文献1)。
特許第4082263号公報
ところで、上記特許文献1のようなフューエルフィラーリッド装置には、給油リッドのロックを解除するためのアクチュエータが備えられている。また、給油リッドの開閉を検出する開閉センサを有するものがある。例えば、車両走行時のような給油以外の状態で、給油リッドが開状態であることを検出した場合、給油リッドの閉を促す警告表示を行う。
そしてこのように、アクチュエータや開閉センサを有するフューエルフィラーリッド装置において、簡易な構成でアクチュエータの故障や給油リッドの固着等の異常を検出することが望まれている。
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、フューエルフィラーリッド装置の異常を簡易な構成で検出可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1のフューエルフィラーリッド装置では、車両の燃料タンクの給油口を開閉する給油リッドと、車体に備えられ突出移動可能である係止部と、前記係止部を可動させる可動部と、前記給油リッドに設けられ、前記給油リッドが閉位置であるときに所定範囲の突出位置で前記係止部の突出を規制するとともに前記給油リッドを閉位置で係止しロック可能な規制部と、ロック解除操作部の操作により前記可動部を作動させて、前記係止部を前記規制部により規制される位置より反突出方向へ移動させることで、前記給油リッドのロックを解除するロック解除制御部と、前記係止部の位置を検出する検出部と、前記ロック解除操作部の操作をしてからの前記検出部の検出結果の推移に基づいて異常判定を行う異常判定部と、を備え、前記可動部は、前記係止部を突出方向に付勢する付勢部と、前記付勢部の付勢力に反して前記係止部を反突出方向に作動させるアクチュエータと、を有し、前記検出部は、前記係止部が前記規制部により規制される位置である場合に第1の出力を出力し、前記係止部が前記規制部により規制される位置より突出した位置である場合と前記規制部により規制される位置より反突出側の位置である場合に第2の出力を出力し、前記異常判定部は、前記ロック解除操作部の操作により前記可動部の作動を制御開始しても、前記検出部からの出力が前記第1の出力を維持する場合には、前記可動部の故障と判定し、前記ロック解除操作部の操作により前記可動部を作動させたときに、前記検出部からの出力が前記第1の出力から前記第2の出力になって当該第2の出力のまま維持される場合には、前記付勢部の異常であると判定し、前記ロック解除操作部の操作により前記アクチュエータを作動させたときに、前記検出部からの出力が前記第1の出力から前記第2の出力、前記第1の出力の順番で出力して、当該第1の出力のまま維持される場合には、前記給油リッドが固着状態であると判定することを特徴とする。
また、請求項のフューエルフィラーリッド装置では、請求項において、前記異常判定部は、前記ロック解除操作部の操作により前記可動部の作動を制御したときの、前記検出部からの出力の出力時間に基づいて異常判定を行うことを特徴とする。
また、請求項のフューエルフィラーリッド装置では、請求項1または2において、前記燃料タンクは密閉タンクであって、前記ロック解除制御部は、前記ロック解除操作部が操作された場合に、前記燃料タンク内の圧力を所定値以下に低減してから、前記係止部が反突出方向へ移動するように前記可動部を作動して前記給油リッドのロックを解除することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フューエルフィラーリッド装置が正常であれば、ロック解除操作部の操作をして係止部が反突出方向へ移動することで、検出部の検出結果が変化するとともに、給油リッドのロックが解除される。
そして、異常判定部は、検出部の検出結果の推移が正常時と異なる場合には、係止部の移動が妨げられているので、給油リッドのロック解除が異常であることを判定でき、フューエルフィラーリッド装置の異常を簡易な構成で検出することができる。
詳しくは、ロック解除操作部の操作により給油リッドのロック解除を行うと、正常時には検出部からの出力は、第1の出力から第2の出力に変化する。しかし、検出部からの出力が第1の出力を維持する場合には、係止部が規制された位置から反突出方向へ作動しておらず、よって可動部の故障であると判定することができる。
また、ロック解除操作部の操作により可動部を作動させたときに、検出部からの出力が第1の出力から第2の出力になって当該第2の出力のまま維持される場合には、係止部が規制された位置から反突出方向へ作動するものの、可動部の一時的な反突出方向への作動が終了しても係止部が伸長しないことが推定され、よって付勢部が異常であると判定することができる。
また、ロック解除操作部の操作によりアクチュエータを作動させたときに、検出部からの出力が第1の出力から第2の出力、第1の出力の順番で出力して、第1の出力のまま維持される場合には、係止部が規制された位置から反突出方向へ作動するものの、給油リッドが開かず、アクチュエータの一時的な反突出方向への作動制御が終了した係止部が第2の付勢部によって伸長方向に付勢され、規制部によって規制された位置で突出が規制されていることが推定される。したがって、このように検出部からの出力が第1の出力から第2の出力、第1の出力の順番で出力して、当該第1の出力のまま維持される場合には、係止部の作動は正常であるものの給油リッドが閉状態で固着しているか給油リッドが開作動中で係止部等に引っ掛かり開作動が不完全であることを判定することができる。
請求項の発明によれば、フューエルフィラーリッド装置が正常であれば、ロック解除操作部の操作による可動部の作動時間をあらかじめ一定に設定しておくことで、検出部からの出力の出力時間は、略一定に推移する。したがって、検出部からの出力の出力時間が正常時の時間と大きく異なる場合には、フューエルフィラーリッド装置が異常であると判定することができる。
請求項の発明によれば、密閉タンクにおける給油リッドの開閉を行うフューエルフィラーリッド装置の異常検出を、簡易な構成で行うことができる。
本発明に係るフューエルフィラーリッド装置を備えた車両の燃料貯留装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るフューエルフィラーリッド装置の構造を示す横断面図である。 ドアフックの位置とドア開閉センサの出力との関係を示す説明図である。 給油リッド閉状態におけるドアフックの移動状態を示す説明図である。 給油リッドの閉から開への切換状態におけるドアフックの移動状態を示す説明図である。 給油リッド開作動中におけるドアフックの移動状態を示す説明図である。 給油リッド開状態におけるドアフックの移動状態を示す説明図である。 正常時における給油リッド開時でのドア開閉センサの出力の推移を示すタイムチャートである。 ドアモータ故障時におけるドアフック及び給油リッドの移動状態を示す説明図である。 ドアモータ故障時におけるドア開閉センサの出力の推移を示すタイムチャートである。 フックリターンスプリング異常時におけるドアフック及び給油リッドの移動状態を示す説明図である。 フックリターンスプリング異常時、給油リッド閉固着時におけるドア開閉センサの出力の推移を示すタイムチャートである。 給油リッド閉固着時におけるドアフック及び給油リッドの移動状態を示す説明図である。 給油リッドの閉固着時、開作動中固着時におけるドア開閉センサの出力の推移を示すタイムチャートである。 給油リッドの開作動中固着時におけるドアフック及び給油リッドの移動状態を示す説明図である。 その他異常時におけるドア開閉センサの出力の推移を示すタイムチャートである。
以下、本発明のフューエルフィラーリッド装置70を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るフューエルフィラーリッド装置70を備えた車両の燃料貯留装置の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る燃料貯留装置は、大きく車両に搭載されるエンジン(内燃機関)10、燃料を貯留する燃料貯留部20、燃料貯留部20で蒸発した燃料の蒸発ガスである燃料蒸発ガスを処理する燃料蒸発ガス処理部30、車両の総合的な制御を行うための制御装置である電子コントロールユニット(以下、ECUという)(ロック解除制御部、異常判定部)50、車両の車体に設けられる燃料給油口22の蓋である給油リッド23、給油リッド23の開作動を操作するモーメンタリ動作式の給油リッドスイッチ61(ロック解除操作部)、給油リッド23の開閉を検出するドア開閉センサ62(検出部)、車両状態等を表示するディスプレイ63、車両の主電源の断接を行うモーメンタリ動作式のメインスイッチ64、給油リッド23を閉状態でロックするリッドロック機構65を備えている。
エンジン10は、吸気通路噴射型(Multi Point Injection:MPI)のガソリンエンジンである。エンジン10には、エンジン10の燃焼室内に空気を取り込む吸気通路11が設けられている。そして、吸気通路11には、吸気通路11の内圧を検出する吸気圧センサ14が設けられている。また、吸気通路11の下流には、エンジン10の吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射弁12が設けられている。燃料噴射弁12には、燃料配管13が接続され、燃料が供給される。
燃料貯留部20は、燃料を貯留する燃料タンク21と、燃料タンク21への燃料注入口である燃料給油口22と、燃料を燃料タンク21から燃料配管13を介して燃料噴射弁12に供給する燃料ポンプ24と、燃料タンク21の内圧を検出する圧力センサ25と、内部に図示しないフロート弁を有し、フロート弁の作用により燃料タンク21から燃料蒸発ガス処理部30への燃料の流出を防止する燃料カットオフバルブ26と、給油時に燃料タンク21内の液面を制御するレベリングバルブ27と、後述するベーパ配管38やパージ配管39等の配管の内径よりも小さい内径のオリフィス(例えばφ1.0mm)を有し、燃料タンク21が燃料で満タン状態であるときの給油、即ち継ぎ足し給油での給油量を制限する2ウェイバルブ28と、図示しない燃料タンク21内の燃料量を検出する燃料量検出装置とで構成されている。また、燃料タンク21内で発生した燃料蒸発ガスは、レベリングバルブ27の下部より燃料タンク21外に、或いは燃料カットオフバルブ26より2ウェイバルブ28とレベリングバルブ27とを経由して、燃料タンク21外に排出される。
燃料蒸発ガス処理部30は、キャニスタ31と、バイパス弁32と、密閉弁33と、安全弁34と、エアフィルタ35と、パージバルブ37と、ベーパ配管38と、パージ配管39とで構成されている。
キャニスタ31は、内部に活性炭を有している。また、キャニスタ31には、燃料タンク21内で発生した燃料蒸発ガス或いは活性炭に吸着した燃料蒸発ガスが流通する蒸発ガス流通孔31aが設けられている。また、キャニスタ31には、活性炭に吸着した燃料蒸発ガスを放出するときに外気を吸入する外気吸入孔31bが設けられている。また、外気吸入孔31bは、外部からのゴミの侵入を防ぐ一方を大気に開放されたエアフィルタ35の他方に連通するように接続されている。
バイパス弁32には、キャニスタ31の蒸発ガス流通孔31aに連通するように接続されるキャニスタ接続口32aが設けられている。また、バイパス弁32には、一端が燃料タンク21のレベリングバルブ27と連通するように接続されるベーパ配管38の他端が連通するように接続されるベーパ配管接続口32bと、一端がエンジン10の吸気通路11に連通するように接続されるパージ配管39の他端が連通するように接続されるパージ配管接続口32cとが設けられている。そして、バイパス弁32のベーパ配管接続口32bとパージ配管接続口32cとは、それぞれベーパ配管38とパージ配管39とに接続されている。また、バイパス弁32は、無通電の状態で開弁し、外部から駆動信号が供給され通電の状態となることにより閉弁状態となる常時開タイプの電磁弁である。そして、バイパス弁32は、無通電状態で開弁状態であるときには、キャニスタ接続口32aとベーパ配管接続口32bとパージ配管接続口32cとを連通するようにして、キャニスタ31への燃料蒸発ガスの流出入と、エアフィルタ35より吸入される大気のベーパ配管38及びパージ配管39への流入とを可能とする。また、バイパス弁32は、外部から駆動信号が供給され通電状態で閉弁状態であるときには、キャニスタ接続口32aが封鎖され、ベーパ配管接続口32bとパージ配管接続口32cのみを連通にして、キャニスタ31への燃料蒸発ガスの流出入とエアフィルタ35からベーパ配管38及びパージ配管39への大気の流入を不可とする。即ち、バイパス弁32は、閉弁状態であれば、キャニスタ31を封鎖し、開弁状態ではキャニスタ31を開放する。
密閉弁33は、ベーパ配管38に介装されている。また、密閉弁33は、無通電の状態で閉弁し、外部から駆動信号が供給され通電の状態となることにより開弁状態となる常時閉タイプの電磁弁である。そして、密閉弁33は、無通電状態で閉弁状態であるとベーパ配管38を封鎖し、外部から駆動信号が供給され通電状態で開弁状態であるとベーパ配管38を開放する。即ち、密閉弁33は、閉弁状態であれば燃料タンク21を密閉状態に封鎖し、燃料タンク21内で発生した燃料蒸発ガスの燃料タンク21外への流出を不可とし、開弁状態であればキャニスタ31への燃料蒸発ガスの流出を可能とする。
安全弁34は、密閉弁33と並列にベーパ配管38に介装されている。そして、安全弁34は、燃料タンク21の内圧が上昇すると開弁し、圧力をキャニスタ31へ逃がして燃料タンク21の破裂を防止するものである。
パージバルブ37は、エンジン10の吸気通路11とバイパス弁32との間のパージ配管39に介装されている。また、パージバルブ37は、無通電の状態で閉弁し、外部から駆動信号が供給され通電の状態となることにより開弁状態となる常時閉タイプの電磁弁である。そして、パージバルブ37は、無通電状態で閉弁状態であるとパージ配管39を封鎖し、外部から駆動信号が供給され通電状態で開弁状態であるとパージ配管39を開放する。即ち、パージバルブ37は、閉弁状態であれば燃料蒸発ガス処理部30よりエンジン10への燃料蒸発ガスの流出を不可とし、開弁状態であればエンジン10へ燃料蒸発ガスの流出を可能とする。
ディスプレイ63は、車両状態を表示するものであり、例えば、給油リッドスイッチ61の操作から給油リッド23がロック解除されるまでの時間、給油リッド23の開放操作の中止、給油リッド23の開閉状態等を表示するものである。
ECU50は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央演算処理装置(CPU)及びタイマ等を含んで構成される。
ECU50の入力側には、上記吸気圧センサ14、圧力センサ25、給油リッドスイッチ61、ドア開閉センサ62、メインスイッチ64が接続されており、これらのセンサ類からの検出情報が入力される。
一方、ECU50の出力側には、上記燃料噴射弁12、燃料ポンプ24、バイパス弁32、密閉弁33、パージバルブ37、ディスプレイ63、リッドロック機構65に備えられたドアモータ86(アクチュエータ、可動部)が接続されている。
ECU50は、各種センサ類からの検出情報に基づいて、給油リッド23の作動制御や、バイパス弁32、密閉弁33及びパージバルブ37の開閉を制御し、燃料タンク21内と、密閉弁33とパージバルブ37との間のベーパ配管38、パージ配管39の圧力の制御、燃料蒸発ガスのキャニスタ31への吸着及びキャニスタ31に吸着された燃料蒸発ガスのエンジン10の吸気通路11への流出等の燃料蒸発ガス流れを制御するものである。
特に、ECU50は、給油リッド23を開くべく給油リッドスイッチ61が操作されたときに、ドアモータ86を作動させて給油リッド23のロックを解除するが、このとき圧力センサ25によって検出された燃料タンク21内の圧力が大気圧よりも所定値以上高圧である場合には、密閉弁33を開弁し、燃料タンク21内の燃料蒸発ガスをキャニスタ31に流出させて圧力を大気圧近くの所定値以下に低下させてから、ドアモータ86を作動させてロックを解除して給油リッド23を開作動させる。
次に、本発明に係るフューエルフィラーリッド装置70について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るフューエルフィラーリッド装置70の構造を示す横断面図である。
図2に示すように、本実施形態のフューエルフィラーリッド装置70は、車両の車体に設けられる燃料給油口22を収納するための蓋である給油リッド23と、前述のリッドロック機構65及びドア開閉センサ62を備えている。
燃料給油口22は、車両のリヤフェンダ8に設けた収容室71内に突設するように配置されている。燃料給油口22は解除可能に締結される燃料キャップ72で常閉され、開放時において給油ガンのノズルを接続し、給油を可能とする。
収容室71は、リヤフェンダ8に設けられた開口部73の内側に設けられている。収容室71は、筐体状の収容筐体74と、開口部73を開放可能に閉鎖する蓋板状の給油リッド23とよって、囲まれて形成されている。
給油リッド23は、リヤフェンダ8の内側で車両上下方向に延びる回転軸76に、回転軸ブラケット23aを介して回転可能に支持されている。また、回転軸ブラケット23aと収容筐体74との間にはスプリング75が設けられ、当該スプリング75は給油リッド23が開口部73を閉鎖する閉位置において、給油リッド23を開方向に付勢するように設けられている。
給油リッド23には、平板を屈曲して形成されたドアブラケット80が後方部に固定されている。ドアブラケット80は、給油リッド23の閉時に収容室71内に位置するように配置され、横断面で給油リッド23の延びる方向と略垂直な左右壁部81(規制部)と、左右壁部81の内側端部から後方に垂直に曲げて給油リッド23の延びる方向と略平行に伸びる前後壁部82と、前後壁部82の後端から略45度曲げて内側かつ前方に延びる斜壁部83とを有している。
リッドロック機構65は、収容筐体74の後方側に設けられている。リッドロック機構65には、車両前後方向に移動可能に支持された棒状のドアフック85(係止部)と、ドアフック85を車両前後方向に移動させる前述のドアモータ86と、ドアフック85を手動で強制的に前後方向に移動可能なエマージェンシーレバー87と、を備えている。また、ドア開閉センサ62は、リッドロック機構65と一体に構成されており、ドアフック85の移動位置(突出位置)を検出可能となっている。
リッドロック機構65のドアフック85は、フックリターンスプリング88(付勢部、可動部)により車両前方側に付勢されて車両前方側へ向かって突出し、先端85aが収容室71内に突出するように構成されている。ドアモータ86に通電(ON)することで、ドアフック85はフックリターンスプリング88の付勢に抗して車両後方側へ移動する。
そして、給油リッド23の閉時には、車両前方側に突出したドアフック85の側面が、ドアブラケット80の前後壁部82の外側面に沿って略隙間なく位置するように、ドアブラケット80とドアフック85の位置が設定されている。したがって、このときドアブラケット80の前後壁部82がドアフック85の側面に当接して給油リッド23の開移動が規制される。また、給油リッド23の閉時には、ドアモータ86への通電がOFFにされて、フックリターンスプリング88によって、ドアフック85の先端85aが車両前方側に突出するように付勢されるが、ドアブラケット80の左右壁部81の後面に当接して、ドアフック85の突出量が規制された位置で規制されるように設定されている。
一方、ドアモータ86に通電して、ドアフック85を反突出方向へ作動させたときには、ドアフック85の先端85aが前後壁部82の後端よりも後方へ移動するように、ドアブラケット80の前後方向の長さ及びドアフック85の移動可能位置が設定されている。
図3は、ドアフック85の位置とドア開閉センサ62の出力信号との関係を示す説明図である。
図3に示すように、ドア開閉センサ62は高電圧Hi(第2の出力、例えばバッテリ電圧)と低電圧Lo(第1の出力、例えば0より若干大きい値)の2種類の出力が可能になっている。
ドア開閉センサ62は、ドアフック85の先端85aが、閉状態でのドアブラケット80の左右壁部81より若干前方の位置Aと前後壁部82の後端より若干前方の位置Bとを境にして、位置Aよりも車両前方に位置する場合(突出位置)には高電圧Hiを出力し、位置Aと位置Bとの間(規制された位置)では低電圧Loを出力し、位置Bよりも車両後方に位置する場合(規制された位置より反突出側の位置)には、高電圧Hiを出力する。なお、ドア開閉センサ62は、低電圧Loの代わりに出力0としてもよいが、低電圧Loにしておくことで、出力が0の場合に断線を検出することが可能となる。また、高電圧Hiと低電圧Loを逆にしてもよいが、通常時である給油リッド23閉状態、即ち位置Aと位置Bとの間、での出力を低電圧Loにすることで消費電力を低下させることができる。
図4〜7は、給油リッド23の開閉状態とドアフック85の移動状態との関係を示す説明図であり、図4は給油リッド23閉状態、図5は給油リッド23の閉から開への切換状態(ドアモータ86ON時)、図6は給油リッド23開作動中、図7は給油リッド23開状態を示す。図8は、給油リッド23開時におけるドア開閉センサ62の出力の推移を示すタイムチャートである。
図4に示すように、ドアモータ86OFF時ではフックリターンスプリング88によりドアフック85が車両前方側に突出するが、給油リッド23閉状態ではドアフック85の先端85aがドアブラケット80の左右壁部81に当接して突出量が規制される。このとき、ドアフック85の先端85aは位置Aと位置Bとの間の規制された位置になるので、ドア開閉センサ62の出力は低電圧Loになる。
図5に示すように、給油リッド23のロックを解除すべくドアモータ86をONにして、ドアフック85の先端85aがドアブラケット80の前後壁部82の後端部付近まで車両後方側に移動すると、ドアフック85の先端85aが位置Bよりも車両後方側になり、ドア開閉センサ62の出力は高電圧Hiになる。
ドアフック85の先端85aが後方へ所定時間(一定時間)移動するとドアモータ86がOFFになるが、このとき先端85aはドアブラケット80の前後壁部82の後端よりも車両後方に移動する。これにより、ドアフック85によるドアブラケット80の係止が外れ、スプリング75によって給油リッド23が開き始める。そして、図6に示すように、ドアフック85の先端85aがドアブラケット80の斜壁部83に当接しながら給油リッド23の開移動とともに車両前方へ移動して、ドアフック85の先端85aが位置Aと位置Bとの間の規制された位置となり、ドア開閉センサ62の出力は低電圧Loになる。
図7に示すように、給油リッド23が開状態になると、ドアフック85の先端85aが斜壁部83から離れる。ドアモータ86がOFFであるのでフックリターンスプリング88によりドアフック85が車両前方側に移動して、先端85aが位置Aよりも車両前方側の突出位置になり、ドア開閉センサ62の出力は高電圧Hiになる。
したがって、正常時では、図8に示すように、給油リッド23閉状態から開作動したときのドア開閉センサ62の出力は、LoからHi、Lo、Hiの順番で推移する。
次に、フューエルフィラーリッド装置70の故障検出について説明する。
本実施形態では、ECU50は、給油リッド23の開作動時におけるドア開閉センサ62の出力からフューエルフィラーリッド装置70の故障検出を行う。
図9は、ドアモータ86故障時におけるドアフック85及び給油リッド23の作動状態を示す断面図である。図10は、ドアモータ86故障時におけるドア開閉センサ62の出力の推移を示すタイムチャートである。
図11は、フックリターンスプリング88異常時におけるドアフック85及び給油リッド23の作動状態を示す断面図である。図12は、フックリターンスプリング88異常時におけるドア開閉センサ62の出力の推移を示すタイムチャートである。
図13は、給油リッド23閉固着時におけるドアフック85及び給油リッド23の作動状態を示す断面図である。図14は、給油リッド23の閉固着時、開作動中固着時におけるドア開閉センサ62の出力の推移を示すタイムチャートである。図15は、給油リッド23の開作動中固着時におけるドアフック85及び給油リッド23の作動状態を示す断面図である。
図9、10に示すように、給油リッド23の閉状態から、給油リッド23を開くべく給油リッドスイッチ61を操作してドアモータ86をONにしても、ドアモータ86が故障している場合には、ドアフック85が位置Bよりも後方へ移動しない。したがって、給油リッドスイッチ61の操作によりドアモータ86をONしても、ドア開閉センサ62の出力が低電圧Loで維持される場合には、ドアモータ86が故障していたり、ゴミ等が噛み込んだりしていて、ドアフック85の移動が不能であると判定することができる。
図11、12に示すように、ドアモータ86を所定時間ONにしてドアフック85が反突出方向へ作動することで給油リッド23が開状態となる。そして、ドアモータ86がOFFになると、正常時ではドアフック85はフックリターンスプリング88により突出してドアフック85の先端85aが位置Aと位置Bとの間の規制された位置を通過し、位置Aよりも前方へ移動する。しかしながら、フックリターンスプリング88が折損等により異常である場合には、ドアフック85が縮状態(反突出側の位置)のままとなる。したがって、ドアモータ86をONからOFFにした後にドア開閉センサ62の出力が高電圧Hiのままで継続した場合には、フックリターンスプリング88が異常であると判定することができる。
図13、14に示すように、凍結やスプリング75の異常等により給油リッド23が閉状態で固着している場合には、給油リッド23を開くべくドアモータ86をONにすると、ドアフック85が反突出方向へ作動するが、給油リッド23が開かない。そして、ドアモータ86がOFFとなり、ドアフック85が伸作動するが、給油リッド23が閉状態のままであるので、ドアフック85はドアブラケット80の左右壁部81によって突出が規制された位置に規制される。したがって、ドアモータ86をONにしても給油リッド23が閉状態のままであり、ドア開閉センサ62の出力が高電圧Hiから低電圧Loになって維持される場合には、給油リッド23が閉状態で固着していると判定することができる。
図15に示すように、例えばドアフック85とドアブラケット80とが干渉して給油リッド23が開作動中で固着した場合には、ドアフック85がドアブラケット80の斜壁部83に当接して突出が妨げられる。この場合、図14に示す給油リッド23が閉状態で固着している場合と同様に、ドア開閉センサ62の出力が推移する。したがって、ドアモータ86をONにしてドアが若干開き、ドア開閉センサ62の出力が高電圧Hiから低電圧Loになって維持される場合には、給油リッド23が閉作動中で固着していると判定することができる。
また、以上の実施形態では、ドア開閉センサ62の出力波形の有無から異常判定を行っているが、出力の波形の長さから異常判定を行うこともできる。
図16は、その他異常時におけるドア開閉センサ62の出力の推移の一例を示すタイムチャートである。
給油リッドスイッチ61を押して給油リッド23を開いたときに、正常時では、図8に示すように、ドア開閉センサ62の出力は、LoからHi、Lo、Hiの順番で推移するが、ドアモータ86が一定時間ONになるように設定されているので、ドア開閉センサ62の各出力時間(T1、T2、T3)は略一定になる。
ECU50は、図16に示すように、ドアモータ86ONからドア開閉センサ62の出力が高電圧Hiとなるまでの時間Ta、ドア開閉センサ62の出力が高電圧Hiとなっている時間Tb、ドア開閉センサ62の出力が高電圧Hiから低電圧Loになって高電圧Hiに戻るまでの時間Tcが夫々、正常時の時間範囲外である場合に異常であると判定する。
例えば、時間Taが正常時の時間T1より長い場合には、ドアモータ86が劣化していることを判定でき、時間Tbが正常時の時間T2より長い場合には、フックリターンスプリング88が劣化してばね定数が低下していることを判定できる。また、時間Ta、時間Tb及び時間Tcが正常時の時間T1、T2、T3より長い場合には、ドアフック85の摺動抵抗が大きいことを判定することができる。
このように、給油リッド23の開作動時におけるドア開閉センサ62の出力に基づいて、ドアモータ86の故障、フックリターンスプリング88の異常、給油リッド23の固着等の異常判定を行うことができる。ドア開閉センサ62は、給油リッド23の開閉を検出するために用いられるセンサであり、他にセンサ等を追加しなくともフューエルフィラーリッド装置70の異常検出を簡易な構成で行うことができる。
以上で発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の形態は本実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、ドアフック85の位置を、リッドロック機構65と一体的に構成されたドア開閉センサ62によって検出しているが、リッドロック機構65と別体に設けた検出部(近接センサ、光電センサ、映像からの検出等)でドアフック85の先端85aの位置を検出してもよい。
また、上記実施形態では、密閉タンクの給油フューエルフィラーリッド装置に本願発明を適用しているが、密閉式でない燃料タンクのフューエルフィラーリッド装置に本願発明を適用してもよい。
21 燃料タンク(密閉タンク)
23 給油リッド
50 ECU(ロック解除制御部、異常判定部)
61 給油リッドスイッチ(ロック解除操作部)
62 ドア開閉センサ(検出部)
81 左右壁部(規制部)
85 ドアフック(係止部)
86 ドアモータ(アクチュエータ、可動部)
88 フックリターンスプリング(付勢部、可動部)

Claims (3)

  1. 車両の燃料タンクの給油口を開閉する給油リッドと、
    車体に備えられ突出移動可能である係止部と、
    前記係止部を可動させる可動部と、
    前記給油リッドに設けられ、前記給油リッドが閉位置であるときに所定範囲の突出位置で前記係止部の突出を規制するとともに前記給油リッドを閉位置で係止しロック可能な規制部と、
    ロック解除操作部の操作により前記可動部を作動させて、前記係止部を前記規制部により規制される位置より反突出方向へ移動させることで、前記給油リッドのロックを解除するロック解除制御部と、
    前記係止部の位置を検出する検出部と、
    前記ロック解除操作部の操作をしてからの前記検出部の検出結果の推移に基づいて異常判定を行う異常判定部と、
    を備え
    前記可動部は、前記係止部を突出方向に付勢する付勢部と、前記付勢部の付勢力に反して前記係止部を反突出方向に作動させるアクチュエータと、を有し、
    前記検出部は、前記係止部が前記規制部により規制される位置である場合に第1の出力を出力し、前記係止部が前記規制部により規制される位置より突出した位置である場合と前記規制部により規制される位置より反突出側の位置である場合に第2の出力を出力し、
    前記異常判定部は、前記ロック解除操作部の操作により前記可動部の作動を制御開始しても、前記検出部からの出力が前記第1の出力を維持する場合には、前記可動部の故障と判定し、前記ロック解除操作部の操作により前記可動部を作動させたときに、前記検出部からの出力が前記第1の出力から前記第2の出力になって当該第2の出力のまま維持される場合には、前記付勢部の異常であると判定し、前記ロック解除操作部の操作により前記アクチュエータを作動させたときに、前記検出部からの出力が前記第1の出力から前記第2の出力、前記第1の出力の順番で出力して、当該第1の出力のまま維持される場合には、前記給油リッドが固着状態であると判定することを特徴とするフューエルフィラーリッド装置。
  2. 前記異常判定部は、前記ロック解除操作部の操作により前記可動部の作動を制御したときの、前記検出部からの出力の出力時間に基づいて異常判定を行うことを特徴とする請求項に記載のフューエルフィラーリッド装置。
  3. 前記燃料タンクは密閉タンクであって、
    前記ロック解除制御部は、前記ロック解除操作部が操作された場合に、前記燃料タンク内の圧力を所定値以下に低減してから、前記係止部が反突出方向へ移動するように前記可動部を作動して前記給油リッドのロックを解除することを特徴とする請求項1または2に記載のフューエルフィラーリッド装置。
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