JP6255834B2 - 記録システム、記録システムの記録方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本願発明は、記録システム、記録システムの記録方法及びプログラムに関する。
近年業務上用いられる記録装置はネットワークに繋がれており、たとえば同じフロアの近い領域にいる複数人で用いることが一般的である。そして、多量の印刷用紙がストックされた給紙台から給紙された普通用紙を用いて印刷が行われる。
ところでこのような記録装置においては、通常用いられている普通用紙の他に、普通用紙と品質等が異なる特別用紙を用いて印刷を行う場合もある。このような特別用紙としては、たとえば写真用の特別用紙や、半導体や液晶パネルの生産工場等のクリーンルームに持ち込めるクリーンペーパー(防塵紙)等が挙げられる。
そして、このような特別用紙への記録は、普通用紙の上に特別用紙を重ねて堆積させた給紙台から給紙させて行う場合がある。このときに印刷指示を出す前に第三者が先に印刷指示を出してしまうと、特別用紙が使用されて記録されてしまう可能性が生じ、無駄に特別用紙が使用されてしまうことになるとともに、印刷作業のやり直す必要が発生し、作業効率の低下の原因にもなる。そのため給紙台に特別用紙がストックされている際には、第三者が印刷指示を出しても特別用紙に印刷が行われないような技術が求められている。
特許文献1には、給紙台の変化を検知した際にユーザ識別情報を取得しておき、このときに取得したユーザ識別情報とは異なるユーザ識別情報から印刷指示が入力された場合には印刷を制限する技術が開示されている。
特開2013−63512号公報
しかしながら、引用文献1に開示された方法では、複数人で共有して特別用紙を共有して利用することはできず、記録装置の有効的に利用できないばかりか、ユーザの利便性を害することになる。
本発明は、所定の認証コード要する第1の用紙を使用する必要のない第三者による使用を制限し、第1の用紙枚数にいて補給指示の通知を行い、所定の認証コードを要しない第2の用紙にいて補指示行わないこと処理負荷が高まことを防止する仕組みを提供することを目的としている。
本発明は、記録指示を受け付ける際に、所定の認証コードをする第1の用紙と、所定の認証コードを要しない第2の用紙とを保持する保持部と、前記保持部に保持されている用紙の用紙枚数を管理する枚数管理手段と、前記第1の用紙への記録指示、または前記第2の用紙への記録指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に含まれる認証コードが前記所定の認証コードと一致するかを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致すると判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行うように制御し、前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致しないと判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行わないように制御する制御手段と、前記制御手段記録動作を行うように制御することにより記録される予定の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出する枚数算出手段と、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行う補給指示手段と、を有し、前記制御手段は、前記受付手段で受け付けた前記第2の用紙への記録指示に従って、前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御し、前記補給指示手段は、前記制御手段により前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御する場合には、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合であっても補給指示の通知を行わないことを特徴とする。また、本発明は、記録指示を受け付ける際に、所定の認証コードを要する第1の用紙と、所定の認証コードを要しない第2の用紙とを保持する保持部と、前記保持部に保持されている用紙の用紙枚数を管理する枚数管理手段とを備える記録システムの記録方法であって、前記第1の用紙への記録指示、または前記第2の用紙への記録指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に含まれる認証コードが前記所定の認証コードと一致するかを判定する判定工程と、前記判定工程により、前記所定の認証コードと一致すると判定されることを条件に、前記保持部で保持される前記第1の用紙に記録動作を行うように制御し、前記判定工程により、前記所定の認証コードと一致しないと判定されることを条件に、前記保持部で保持される前記第1の用紙に記録動作を行わないように制御する制御工程と、前記制御工程が記録動作を行うように制御することにより記録される予定の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出する枚数算出工程と、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出工程で算出された用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行う補給指示工程と、を有し、前記制御工程は、前記受付工程で受け付けた前記第2の用紙への記録指示に従って、前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御し、前記補給指示工程は、前記制御工程により前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御する場合には、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも前記枚数算出工程で算出された用紙枚数が多い場合であっても補給指示の通知を行わないことを特徴とする。また、本発明は記録指示を受け付ける際に、所定の認証コードを要する第1の用紙と、所定の認証コードを要しない第2の用紙とを保持する保持部と、前記保持部に保持されている用紙の用紙枚数を管理する枚数管理手段とを備える記録システムで読み取り実行可能なプログラムであって、前記記録システムを、前記第1の用紙への記録指示、または前記第2の用紙への記録指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に含まれる認証コードが前記所定の認証コードと一致するかを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致すると判定されることを条件に、前記保持部で保持される前記第1の用紙に記録動作を行うように制御し、前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致しないと判定されることを条件に、前記保持部で保持される前記第1の用紙に記録動作を行わないように制御する制御手段と、前記制御手段が記録動作を行うように制御することにより記録される予定の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出する枚数算出手段と、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行う補給指示手段と、して機能させ、前記制御手段は、前記受付手段で受け付けた前記第2の用紙への記録指示に従って、前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御し、前記補給指示手段は、前記制御手段により前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御する場合には、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合であっても補給指示の通知を行わないことを特徴とする。
本発明によれば、所定認証コードを要す第1の用紙を使用する必要のない第三者による使用を制限し、第1の用紙枚数にいて補給指示の通知を行い、所定の認証コードを要しない第2の用紙にいて補指示行わないこと処理負荷が高まることを防止することができる。
本願発明に係る記録システムの構成図である。 図1に示す情報処理装置のハードウェア構成図である。 図1に示す記録装置のハードウェア構成図である。 図1に係る記録システムの機能ブロック図である。 記録装置の給紙台に堆積された用紙を説明する図である。 給紙台指定画面の一例である。 給紙台のロックをかける際に用いる詳細設定画面である。 給紙台のロック処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置から記録装置への印字要求処理を説明するフローチャートである。 記録装置における印字処理を説明するフローチャートである。 特別用紙への印刷処理を説明するフローチャートである。 (a)認証管理テーブルの一例である。(b)印刷要求テーブルの一例である。 情報処理装置から記録装置への印字要求処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を用いて本願発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は、本願発明の記録システムの構成図である。コンピュータ等の複数の情報処理装置120がネットワーク150を介して接続されており、これららの複数の情報処理装置から1つの複合機等の記録装置300を共有して使用することができるように設けられている。このような情報処理装置としては、コンピュータのみならず、スマートフォン等も用いることができる。記録装置300は、ネットワーク150を介して印刷データを受け取り、電子写真技術やインクジェット技術などの既知印刷技術を利用して、実際の用紙に印刷を行うことができる。
なお、本実施形態では、記録装置300内部にドキュメントや画像データを受信して印刷データを保持し、これらの記録動作指示を行う例を説明するが、サーバを別途設け、当該サーバにおいて印刷データの保持及び記録動作指示等を行ってもよい。
本願発明の記録装置300には、図5に示すように複数の給紙台(給紙台A101、給紙台B102、給紙台C103)が設けられており、各給紙台(保持台とも称する)は記録動作に用いる記録用紙を積層して束として多量に搭載させて保持することが可能である。そして記録装置300は、このような記録用紙の束の上側から順番に記録動作に用いる。
記録装置300は、ネットワーク150に接続されて、複数の情報処理装置120と接続されることにより、複数人で使用することができる。さらに、このような記録装置では、通常用紙のみならず、写真用用紙や半導体や液晶パネルの生産工場等のクリーンルームに持ち込めるクリーンペーパーにといった特殊な用紙(以下、特別用紙とも称する)にも記録することができる。このような特別用紙510に記録を行う際には、特別用紙510を普通用紙500が堆積された給紙台に重ねて給紙した状態で(図5)、印刷指示を行うことで記録させることができる。
しかし特別用紙510へ印刷を行おうとするユーザが印刷指示を送る前に、他の人が印刷指示を送ってしまうと、他の人は特別用紙510に印刷することを想定していなくとも、給紙台に特別用紙510がストックされているため、特別用紙510を使用して印字を行ってしまうことになる。そうすると特別用紙510を補充した人が、特別用紙510への記録動作を行えず、再度特別用紙510を補給し再度印刷指示を行い、印刷作業のやり直しが必要となる。すなわち記録動作の無駄が発生するとともに、作業の効率が低下してしまうことになる。
このような無駄を防止するためには、予め同じ記録装置300を使用している他のユーザに特別用紙を使用して印刷する旨を伝え、他のユーザの使用を控えてもらうという方法も考えられる。しかし大人数で1台の記録装置300を共有する場合には、全員に使用を控えてもらった上で特別用紙への記録を行うということは現実的ではない。
本願発明では、上記のような特別用紙に対して記録動作時は、所定の認証コードが記録指示に含まれている場合に限っている。このようにすることで、特別用紙の無駄や作業の効率低下を防止することができ、用紙の無駄遣いを防止するとともにユーザの作業効率を向上させている。以下、本願発明について具体的に説明していく。
次に図2を参照して、図1に示す情報処理装置120のハードウェア構成の一例について説明する。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本願発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本願発明を実現するためのプログラムは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本願発明に係わるプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。以上が図2の、本願発明の実施形態における各種装置のハードウェア構成の一例についての説明である。
次に、複合機等の記録装置300のハードウェア構成の一例について図3を用いて説明する。
コントローラユニット316は、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312(記録手段)と接続する一方、LANやWANと接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
CPU301は、システム全体を制御するプロセッサである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリである。
ROM303は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。ハードディスクドライブ(HDD)304は、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
操作部インタフェース(操作部I/F)307は、操作部308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
ネットワークインタフェース(Network I/F)305は、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。モデム(MODEM)306は、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)318は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers1394)、プリンタポート、RS−232C(Recommended Standard232version C)等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ500が外部I/F318に接続されている。
更に、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ500によるICカードからの情報読み取りを制御し、当該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)320は、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバス(Peripheral Components Interconnect bus)またはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)310は、ベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
プリンタインタフェース(プリンタI/F)311は、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナインタフェース(スキャナI/F)313は、スキャナ部314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部317は、入力画像データに対し補正、加工及び編集やプリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG(Joint Photographic Experts Group)、2値画像データはJBIG(Joint Bi−level Image Experts Group)等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ部314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットを備える。
操作部308は、LCD(Liquid Crystal Display)表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
以上のような構成によって、プリンタ部301は、スキャナ部314から読み込んだ画像データをNetwork I/F305からLANに送信し、LANから受信した印刷データをNetwork I/F305を経由してプリンタ部312より印刷出力することができる。
また、スキャナ部314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信し、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力することできる。
次に図4の機能ブロック図を用いて、本願発明の記録システムの機能的構成を説明する。
なお、図4の記録装置300における各構成部は、図3に示す記録装置300のCPU301で実行され、図4の情報処理装置120の各構成部は、図2に示す情報処理装置120のCPU201で実行される。
図4に示すように、記録装置300には、ユーザが認証を必要とする給紙台と当該給紙台に補充した記録用紙の枚数と認証コードとを設定する認証設定部401が設けられている。このような認証設定部401で設定された認証情報は、認証管理テーブルとして記録装置300のRAM302等の記憶部に記憶される。
情報処理装置120には、記録用紙に印刷される印刷データを含む印刷要求データを生成する記録情報生成部420と、記録情報生成部420で生成された印刷要求データを送信して印刷指示を記録装置300に対して行う記録指示部421が設けられている。記録情報生成部420は、特別用紙を用いて印刷データを印字するようなジョブの場合には、印刷データと認証コードとが含まれるように印刷要求データを生成する。
記録装置300は、情報処理装置120の記録指示部421から印刷要求データを受け付ける記録指示受付部402と、記録指示受付部402で受け付けた印刷要求データが特別用紙に対する印刷要求(印刷ジョブ)の場合に認証処理を行う認証判断部403が設けられている。さらに記録装置300は、認証判断部403で判断された印刷要求データや、普通用紙に対する印刷要求データをプリンタ部312で記録するように制御する記録制御部404が設けられている。
次に、図6乃至図8を用いて、記録装置300の給紙台に特別用紙を投入した際に行われるロック処理と、ロック処理で生成される認証管理テーブルについて説明を行う。
ロック処理は、記録装置300に設けられたディスプレイ等の操作部308で行うことができる。図6は、操作部308に表示された給紙台指定画面600であり、図7(a)はこれから新たにロックする場合に表示される詳細設定画面700であり、図7(b)はすでにロックされている給紙台に特別用紙を補充する際に表示される画面である。これらの画面を用いて、ユーザは記録装置300にて給紙台を任意に指定してロック処理を行うことができる。図8は、ロック処理についてのフローチャートである。
ロック処理を行うタイミングとしては、給紙台に特別用紙を搭載する前または後のどちらでも行うことができる。また、既に特別用紙が搭載されている給紙台に特別用紙を補充する前または後にも行うことができる。さらに、特別用紙の補給動作は、使用中の給紙台以外への補充であれば、記録動作中でも行うことができる。図8は、図6や図7の画面を用いて設定されたロック処理を説明するためのフローチャートである。
給紙台の状態は、図6の給紙台指定画面に表示されているように、印刷が行われていない『0.アイドル』状態と、既にロック処理が行われている『1:ロック』状態と、ロック処理ではない普通用紙の印刷予約が入っている『2.予約中』状態の3つがある。これらのうち、『0.アイドル』状態と『1:ロック』状態については、ロック処理を行うことができる。一方、『2.予約中』状態については普通用紙の印刷予約が入っているため、ロック処理を行うことができない。これは、普通用紙の印刷予約が入っている場合には特別用紙を補給すると直ぐに印刷に使われてしまう可能性があり、特別用紙の補給を受け付けることが好ましくないためである。予約されているジョブが終了した場合には、『アイドル』状態に移行するためロック処理を受け付けられるようになる。
まずS801で、記録装置300のCPU301は、使用給紙台の指定を給紙台指定画面600を介して受け付けることができる。ユーザが選択画面620でBを選択部604で選択して確定ボタン605を押下すると、給紙台Bがロック処理を行う給紙台として指定される。また、選択画面620で戻る釦606が押下された場合には、給紙台指定をキャンセルすることができる。
次に、次にS802で、S801で選択された給紙台がロック中であるかを判断する。ロック中でないと判断された場合には(S802:No)、図7(a)に示す新規ロック処理の詳細設定画面700(給紙台ロック画面)を表示させ、新規ロック処理の入力を受け付ける。
図7(a)に示すように詳細設定画面700には、ステータス表示画面710と入力欄表示画面720が表示されている。ステータス表示画面710には、新規ロック処理を行う場合には給紙台Bをこれからロックする旨711が表示される。
入力欄表示画面720では、用紙ID721と、投入枚数722と、管理者ID725と、認証コード726と、開始時間727と、終了時間728の入力をユーザから受け付けることができる。用紙ID721は、用紙種別を特定するためのIDであり、用紙のサイズや特別用紙の種類等を設定することができる。投入枚数722は、ユーザが投入する用紙枚数を設定することができる。管理者ID725は、ユーザの名前やコード等のユーザ識別情報を設定することができる。認証コード726は、ロック処理した給紙台を使用して記録動作を行う際に必要となる認証コードを設定することができる。開始時間727と終了時間728は必要に応じて設定することができ、給紙台をロックさせておく時間を指定しておくことができる。このようにロックさせておく時間を明確にしておくことで、第三者に対するロック解除時間を通知させることもできる。なお、開始時間727は、デフォルト知として画面を開いた際の時刻とすることができる。入力欄表示画面720にこのような設定が入力されたのちにユーザによってロック処理開始釦730が押下されると、給紙台のロック処理の管理が開始される(S804)。
また、ロック処理は終了時刻728となっていなくても、給紙台の特別用紙がなくなっており、かつ、特別用紙に対する印刷ジョブがない場合には、終了させてもよい。
S802で給紙台がロック中であると判断された場合には(S802:Yes)、既にロック中であるため図7(b)に示す既存情報の表示を含む詳細設定画面700(更新画面)を表示させ、更新を受け付ける(S805)。
このとき入力欄表示画面720のステータス表示画面710には、給紙台Bはすでにロックされている旨714が表示される。さらに、現在特別用紙に印刷するとして予約されている予約枚数714と、最初にユーザが設定した投入枚数から使用枚数を減算して算出した給紙台Bに搭載されている残り枚数722と、特別用紙に印刷を指示している要求者数713が表示されている。
既存情報の表示を含む詳細設定画面700の入力欄表示画面720では、用紙ID721と、追加枚数723と、管理者ID725と、認証コード726と、開始時間727と、終了時間728の入力をユーザから受け付けることができる。
追加枚数723は、ユーザが追加投入する用紙枚数を設定することができる。入力欄表示画面720にこのような設定が入力されたのちにユーザによってロック処理開始釦730が押下されると、特別用紙の残り枚数が更新され、ロック処理の更新が行われる(S806)。
なお、詳細設定画面700表示中に取消釦740が押下された場合には、ロック処理を中止させることができる。
S807で、CPU301が認証設定部401として機能し、ユーザによって入力された入力欄の情報に基づいて図12(a)に示すような認証管理テーブルを作成する。図12(a)に示すように認証管理テーブルには、詳細設定画面700の入力欄表示画面720で入力された項目である、給紙台ID、用紙種別、用紙枚数、認証コード、開始時間、終了時間、管理者ID等が設定されている。用紙枚数としては、図7(a)で入力された投入枚数722または、図7(b)の残り枚数715に追加枚数723を加算した枚数が設定される。このようにして特別用紙の用紙枚数管理が行われている。また、認証コード、開始時間、終了時間、管理者IDが、図7(b)の更新画面で更新された場合には、更新後の情報が認証管理テーブルに設定される。
このように設定された認証管理テーブルがRAM302等の記憶部に記憶されて、ロック処理は終了される。
図6や図7を表示する操作部308のディスプレイは、タッチパネルとして設けられており、開始釦730や取消釦740がタッチ操作(押下)されることにより、選択を受け付けたと判断できる。なお、これらの開始釦730や取消釦740をタッチパネル以外の部分に設けてもよいことは言うまでもない。
また、本実施形態では詳細設定画面700を新規に設定する場合の画面(図7(a))と更新画面(図7(b))とが別に設けられている例を用いて説明したが、これらの画面を共通としてもよい。このような場合には、新規に設定する場合の予約枚数714や残り枚数415や要求者数等はゼロと表示させることで対応することが可能である。
以上のように図6乃至8を用いて説明したロック処理により、給紙台のロック処理を行うことができる。次に、図9乃至11を用いて、印刷指示が行われる際の処理について説明を行う。
図9は、情報処理装置120から記録装置300に印刷要求データが送信される様子を説明するためのフローチャートである。
まずS901で、情報処理装置120はユーザから給紙台の指定を受け付ける。そしてS902で、CPU201は、ユーザによって印刷データが指定されると、用紙種別、記録指示者ID,通知先となるメールアドレス、認証コード、印刷データを含む印刷要求データを作成する。さらに、S903で印刷要求データを記録装置300に対して送信する。
次に、S904で、記録装置300は、S903で送信された印刷要求データを受信する。そして、S905で印刷要求テーブル(ジョブリスト)に印刷要求データを新規ジョブとして追加する。なお、記録装置300によって受信された印刷データや印刷要求テーブルは、記録装置300内のRAM302等の記憶部に一時的に記憶させておく。
図12(b)に、印刷要求テーブルの一例を示す。印刷要求テーブルには、ユーザからの印刷要求(印刷ジョブ)が順番に追加されていく。印刷要求テーブルの項目は、印刷要求データから抽出されたものであり、給紙台ID、用紙種別、使用枚数、記録指示者ID、通知先となるメールアドレス、認証コード、印刷データの概要が設定されている。使用枚数は、印刷データをもとに算出した印刷に必要となる記録用紙の枚数であり、このように枚数算出しておくことにより使用予定の用紙枚数の管理を容易にすることができる。通知先となるメールアドレスは、後に説明するように途中で特別用紙等の用紙が不足しそうな際にユーザに通知するために用いられる。認証コードは、ロック処理が行われている給紙台の特別用紙を使用するために必要なコードである。
図10は、図9で受信した印刷要求をもとに記録装置300で記録動作を行う際の処理を説明するためのフローチャートである。S1001で、記録装置300は、記憶手段に記憶された図12(b)に示す印刷要求テーブルからジョブデータ検索を行う。次に、S1002では、S1001のジョブデータ検索で、ジョブがあったかどうかを判断する。印刷要求テーブルにジョブが存在する場合には、S1003に進み、ジョブで指定されている給紙台が、現在ロック中の給紙台であるかの判断を行う。一方、ジョブが存在しない場合には、記録動作を行わないため、処理を終了する。S1003で判断に用いられるジョブは、印刷要求テーブルに最も早く登録されたジョブである。すなわち、ユーザから記録指示を受けた順番に沿って記録動作の処理が行われていく。
S1003で、ジョブで指定されている給紙台が現在ロックされている給紙台ではないと判断された場合には(S1003:No)、認証コードの一致・不一致を確認することなく、情報処理装置120から送信された印刷データを用いて通常印刷処理を行う(S1004)。一方、現在ロックされている給紙台であると判断された場合には、S1005で、印刷要求テーブルの該当ジョブの認証コードと、認証管理テーブルの認証コードとを取得する。S1006で、印刷要求テーブルの該当ジョブの認証コードと認証管理テーブルの認証コードとが一致しているかを判断し、一致している場合には、S1008に進み特別用紙への印刷処理が行われる。一致していない場合には、S1007の印刷拒否処理S1007に進む。すなわち、認証コードが一致している場合には、プリンタ部312で記録動作が行われるように印刷データの送信が行われ、プリンタ部312は、このような送信データに基づいて給紙台に保持された特別用紙を用いて記録動作を行う。認証コードが一致していない場合には、プリンタ部312で記録動作は行われないため印刷データの送信は行われない。
次に、S1007で行われる印刷拒否処理について説明する。印刷ジョブの特定する用紙種別が特別用紙ではなかったり(図12(b)に示すNo.3)、認証コードが間違っていたりした(図12(b)に示すNo.4)場合に印刷拒否処理が行われることになる。このような印刷拒否処理が行われた場合には、当該印刷要求を行った記録指示者に対して、通知先に設定されているメールアドレスに拒否された旨をメールすることで、通知することが好ましい。これにより、正しい給紙先を設定した状態や正確な認証コードを設定した状態で再度の印刷指示が行われることを促すことができる。
なお、図12(b)に示すNo.3に示すように、ロック中の給紙台を指定して普通紙を用いた印刷指示が行われた場合には、印刷拒否をしなくともロック状態が解除(もしくはロック状態が終了)されたのちに記録動作が行われるように処理をしてもよい。
次に、図11を用いて図10のS1008で行われる特別用紙への印刷処理を詳細に説明する。まずS1101では、記憶手段に記憶された認証管理テーブルを参照して、使用する給紙台の特別用紙があるかどうか判断する。そして、特別用紙があると判断された場合には、プリンタ部312を用いて特別用紙への印刷を行うように印刷データを送信するなどの制御を行う(S1105)。一方、S1101で特別用紙がないと判断された場合には、ユーザに対して用紙補給をするように指示を出す(S1103)。具体的には、通知先に設定されているメールアドレスに用紙が不足している旨をメール通知することで補給指示を行うことができる。メール通知の宛先としては、現在実行中の印刷ジョブの記録指示者のみならず、同じ給紙台を用いた印刷ジョブを送信している記録指示者に行うことが好ましい。このように補給指示を複数人に対して行っておくことで、早急に特別用紙の補充を受け付けることができ、他のユーザの記録動作も遅滞なく完了させることができる。
そして特別用紙の補給が行われたと判断された場合には(S1104)、プリンタ部312を用いて特別用紙への印刷を行うように印刷データを送信するなどの制御を行う(S1105)。
さらに、S1106では、印刷エラーが発生したか判断を行い、印刷エラーが発生している場合には、S1109で印刷処理を中断し、S1110でユーザに対してディスプレイ等の操作部308における表示やメール等でエラー通知を行う。さらに、ユーザによってエラー処理が行われた場合には、S1105に戻り印刷動作を再開させる。
印刷エラーが生じなかった場合には、S1107で認証管理テーブルの用紙枚数を1枚減算して更新し、さらに、印刷要求テーブルの使用枚数を1枚減算して更新する。すなわち、記録動作が1枚の記録用紙に対して行われるごとに、残りの特別用紙の枚数と該当ジョブの残り使用枚数とが1枚ずつ減っていく。
S1107で減算されたのちに該当ジョブの使用枚数がゼロとなった場合には該当ジョブの印刷が終了したと判断され処理が終了される(S1108)。一方、該当ジョブの印刷が終了していないと判断された場合にはS1101に戻り記録動作が継続される。
なお、S1108で該当ジョブの印刷が終了した終了したと判断された場合には、図10のS1009に進み、予め設定されている終了時刻728を経過したかどうかを判断し、ここで終了時刻が経過していると判断された場合には管理者に終了する旨を通知(S1010)して所定時間経過した後に、ロック処理を解除する(S1011)。
このように管理者に終了する旨を通知することにより、通常印刷に用いられてしまわないように給紙台に残っている特別用紙を回収することを管理者に促したり、ロック処理の延長処理を行うことを管理者に促すことができる。ロック処理の延長は、図7(b)の詳細設定画面700で終了時刻728を設定することで行うことができる。S1011のように管理者にロック処理の解除を通知した後に自動でロック処理を解除する以外に、管理者による手動でのみロック処理の解除を受け付けるように設けてもよい。この場合には、詳細設定画面700に解除釦(付図示)を新たに設け、この釦に対する操作が行われたことを判断して解除することが好ましい。
以上のような特別用紙への記録動作が行えるようにすることで、第三者による特別用紙への制限を行いつつも、給紙台を複数のユーザで共有しても良好に利用を行うことができる。これにより誤って第三者が特別用紙を用いて不要に印刷してしまうことを防止したり、第三者によって特別用紙が使われてしまい、当初特別用紙の使用を希望していた者の印字が普通用紙に行われてしまい、再度の印刷作業が必要となることを防止することができる。すなわち、特別用紙や普通用紙の無駄遣いや作業効率の低下を防止することができる。
なお、図9乃至11では、記録用紙の不足が発生した際に記録用紙を補充するようにユーザに通知を行っているため、用紙の補充が遅れると印刷作業自体が遅延することになる。そのため図9の処理に替えて図13に示す記録装置での処理を用いることで、ジョブが追加された時点で現在の特別用紙の枚数が足りているか判断し、補充するようにユーザに通知させることもできる。
図13のS1301からS1305については、図9のS901からS905と同様であるため説明を省略する。S1306で、記録装置300のCPU301が、印刷要求テーブルのロック処理が行われている給紙台ごとに、現在存在する印刷ジョブから特別用紙の使用枚数を合算し、給紙台ごとの印刷枚数を算出する。次に、S1307で、S1306で算出した印刷枚数と、認証管理テーブルを参照して取得した用紙枚数とを比較し、ロック処理されている残りの用紙枚数の方が、S1306で算出した印刷枚数よりも多いかどうか判断する。ロック処理されている残りの用紙枚数が、S1306で算出した印刷枚数以下である場合には、用紙が不足することなく記録動作を継続させることができるため、通知を行わずに終了させる。
一方、ロック処理されている残りの用紙枚数の方がS1306で算出した印刷枚数よりも多い場合には、予約枚数の方が多くなる。そのため、このような場合には該当給紙台を用いて印刷を行う印刷ジョブを送信した全ユーザに対して、用紙補給通知(S1308)を送る。
このように実際に不足する前にユーザに用紙補給通知を行い、用紙の補充を促すことで、ユーザによる用紙補充が遅れることで印刷が中断されることを予防することができ、特別用紙への記録動作をストレスなく完了させることができる。なお、このような用紙補給通知は、特別用紙に限らず、普通用紙の印刷ジョブに対しても行うことができる。
本願発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本願発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本願発明に含まれる。
したがって、本願発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本願発明を実現するものである。つまり、本願発明は、本願発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録用紙としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本願発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録用紙にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本願発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本願発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本願発明に含まれるものである。
また、本願発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録用紙から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本願発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本願発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本願発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
120 情報処理装置
300 記録装置
201 情報処理装置のCPU
301 記録装置のCPU
308 操作部
312 プリンタ部(記録手段)

Claims (9)

  1. 記録指示を受け付ける際に、所定の認証コードをする第1の用紙と、所定の認証コードを要しない第2の用紙とを保持する保持部と、
    前記保持部に保持されている用紙の用紙枚数を管理する枚数管理手段と、
    前記第1の用紙への記録指示、または前記第2の用紙への記録指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に含まれる認証コードが前記所定の認証コードと一致するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致すると判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行うように制御し、前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致しないと判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行わないように制御する制御手段と、
    前記制御手段記録動作を行うように制御することにより記録される予定の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出する枚数算出手段と、
    前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行う補給指示手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記受付手段で受け付けた前記第2の用紙への記録指示に従って、前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御し、
    前記補給指示手段は、前記制御手段により前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御する場合には、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合であっても補給指示の通知を行わないことを特徴とする記録システム。
  2. 前記保持部は、前記第2の用紙の上に前記第1の用紙を積み重ねて保持しており、
    前記枚数算出手段は、前記制御手段が記録動作を行うように制御することにより記録される予定の前記第1の用紙の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出し、
    前記補給指示手段は、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数のうち、前記第1の用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出手段で算出された前記第1の用紙の用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  3. 前記所定の認証コードを含む第1の用紙への記録指示以外の記録指示を前記受付手段により受け付けないように前記保持部をロックするロック手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の記録システム。
  4. ロック解除条件を満たすことを条件に、前記ロック手段による前記保持部のロックを解除するロック解除手段と、
    前記ロック解除手段によりロック解除がされた場合に、前記保持部に保持された前記第1の用紙の回収を促すべく通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の記録システム。
  5. 前記ロック解除条件を満たす場合とは、前記受付手段で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に従って行われる前記第1の用紙への記録動作が終了した場合であることを特徴とする請求項4に記載の記録システム。
  6. 前記ロック手段により前記保持部をロックする指示を受け付けるロック指示受付手段を備え、
    前記ロック指示受付手段は、前記受付手段で前記第2の用紙への記録指示を受け付けている場合には、前記ロック手段により前記保持部をロックする指示を受け付けないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の記録システム。
  7. 前記補給指示手段は、前記第1の用紙への記録指示を行ったユーザに対して補給指示の通知を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録システム。
  8. 記録指示を受け付ける際に、所定の認証コードをする第1の用紙と、所定の認証コードを要しない第2の用紙とを保持する保持部と、前記保持部に保持されている用紙の用紙枚数を管理する枚数管理手段とを備える記録システムの記録方法であって、
    前記第1の用紙への記録指示、または前記第2の用紙への記録指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に含まれる認証コードが前記所定の認証コードと一致するかを判定する判定工程と、
    前記判定工程により、前記所定の認証コードと一致すると判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行うように制御し、前記判定工程により、前記所定の認証コードと一致しないと判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行わないように制御する制御工程と、
    前記制御工程が記録動作を行うように制御することにより記録される予定の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出する枚数算出工程と、
    前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出工程で算出された用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行う補給指示工程と、
    を有し、
    前記制御工程は、前記受付工程で受け付けた前記第2の用紙への記録指示に従って、前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御し、
    前記補給指示工程は、前記制御工程により前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御する場合には、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも前記枚数算出工程で算出された用紙枚数が多い場合であっても補給指示の通知を行わないことを特徴とする記録システムの記録方法。
  9. 記録指示を受け付ける際に、所定の認証コードをする第1の用紙と、所定の認証コードを要しない第2の用紙とを保持する保持部と、前記保持部に保持されている用紙の用紙枚数を管理する枚数管理手段とを備える記録システムで読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記記録システムを、
    前記第1の用紙への記録指示、または前記第2の用紙への記録指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記第1の用紙への記録指示に含まれる認証コードが前記所定の認証コードと一致するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致すると判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行うように制御し、前記判定手段により、前記所定の認証コードと一致しないと判定されることを条件に、前記保持で保持される前記第1の用紙に記録動作を行わないように制御する制御手段と、
    前記制御手段記録動作を行うように制御することにより記録される予定の用紙枚数を、当該記録動作を行う前に算出する枚数算出手段と、
    前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも、前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合に、補給指示の通知を行う補給指示手段と、
    して機能させ、
    前記制御手段は、前記受付手段で受け付けた前記第2の用紙への記録指示に従って、前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御し、
    前記補給指示手段は、前記制御手段により前記保持部で保持する前記第2の用紙に記録動作を行うように制御する場合には、前記枚数管理手段で管理されている前記用紙の用紙枚数よりも前記枚数算出手段で算出された用紙枚数が多い場合であっても補給指示の通知を行わないことを特徴とするプログラム。
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