JP4327430B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に給紙トレイのトレイロックを行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置において画像を形成する用紙はトレイに積載され給紙される構成となっている。このような画像形成装置において、自動トレイ選択によるリミットレス給紙を実現するものがある(例えば、特許文献1,2参照。)。この装置では、特定のトレイを自動トレイ選択の対象から外す目的でトレイロック機能が設けられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−128374号公報
【特許文献2】
特開2001−48365号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成によれば、ユーザーが特殊な用紙を画像形成装置の給紙トレイにセットした場合、本来は自分の印刷時に限って使用したいが、ネットワーク環境で複数のユーザーで使用している画像形成装置では、他のユーザーが特定の給紙トレイを使用不可にさせる手段がないため、他のユーザーに誤って使用されることがあった。
【0005】
このような状況を避けるために、他人に自分で設定した用紙を使用されない手段を設けることが考えられるが、あるユーザーが印刷を終了してもロックしたトレイの解除を行わない場合、装置として通常の印刷に使用できるトレイに制約が出る問題が発生する。これを解決すべくトレイに対しユーザーがパスワードを設定する機能を設けたとしても、使い終わりロックされているトレイに対し、パスワードを知らない第三者がロックの解除を行えなくなるという不具合が考えられる。
【0006】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ユーザーが指定した給紙トレイを指定した印刷を実行でき、印刷後にトレイロックを容易に解除でき、使用後の給紙トレイを簡単な操作で効率的に使用できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる画像形成装置は、複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、前記トレイロック手段は、前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイの紙切れ発生時までとして設定し、該印刷ジョブ終了後にロックした給紙トレイの紙切れが発生した際に自動解除することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明にかかる画像形成装置は、複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、前記トレイロック手段は、前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイの紙切れ発生時までとして設定し、前記給紙トレイの紙切れが発生した際にユーザーに対しロック解除を問い合わせ、解除が指示された場合に前記給紙トレイのトレイロックを解除することを特徴とする。
【0009】
また、請求項3の発明にかかる画像形成装置は、複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、前記トレイロック手段は、前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイが引き出される操作の発生時までとして設定し、該印刷ジョブ終了後にロックした給紙トレイを引き出す操作が発生した際に該給紙トレイのトレイロックを自動解除することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4の発明にかかる画像形成装置は、複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、前記トレイロック手段は、前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイが引き出される操作の発生時までとして設定し、前記給紙トレイが引き出される操作が発生した際にユーザーに対しロック解除を問い合わせ、解除が指示された場合に前記給紙トレイのトレイロックを解除することを特徴とする。
【0011】
また、請求項5の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記トレイロック手段は、対象となる印刷ジョブがジョブリセットされたときには前記給紙トレイのトレイロックを保持し続けることを特徴とする。
【0017】
また、請求項11の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明において、前記トレイロックおよび解除の操作を行うための操作手段と、前記トレイロック手段が設定する前記トレイロックに関する設定内容および操作案内を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
また、請求項12の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜11のいずれか一つに記載の発明において、前記給紙トレイに対するトレイロックおよび解除の設定を外部装置を介して行うためのインターフェースを備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、この発明の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0020】
CPU1は、ROM2のプログラムに基づきメモリ8を用いて画像形成装置を制御するものであり、この実施の形態ではトレイロックの設定および解除に関する制御について説明するものとする。表示部3には各種設定および動作状態等が表示される。プリンタ部4は、用紙に印刷データを形成し出力する。圧縮伸張部5は、データ蓄積部7に格納された画像データの圧縮および伸張を行う。I/F部6は、LAN10を介して画像データを受信する。この画像データは、画像形成部9で解析され、画像データに含まれるトレイ指定コマンドなどの付加情報が取り出されると共に印刷データが形成される。
【0021】
図2は、印刷前に行うトレイロック設定手順を示すフローチャートである。ユーザーは、トレイロック処理において所定の解除条件に関し設定を行う(ステップS1)。この解除条件として、給紙トレイのトレイロック時に、トレイロック期間の設定を可能とする。設定値はデータ蓄積部7に保持され、トレイロック解除判定が行われる際に使用される。トレイロック後、用紙を補給し(ステップS2)、印刷準備が完了する。
【0022】
図3は、給紙トレイ選択処理を示すフローチャートである。この図には、画像データから取り出されたトレイ指定コマンドを受け、印刷を行う際の手順が示されている。
【0023】
印刷要求を受信し、画像データトレイ指定コマンドにトレイが指定されていない場合は(ステップS11:No)、自動トレイ選択による印刷(ステップS12)が行われる。自動トレイ選択による印刷では、印刷で選択されたトレイ内の用紙が紙切れとなったときに、印刷を継続できる他のトレイを選択するものである。
【0024】
トレイ指定があった場合(ステップS11:Yes)、指定されたトレイがロックされているトレイかどうかが評価される(ステップS13)。ロックされていないトレイの場合は(ステップS13:No)、指定されたトレイにより印刷が行われる(ステップS15)。
【0025】
ロックされたトレイの場合は(ステップS13:Yes)、データ蓄積部7に保存されているパスワード情報と、印刷データに付加されているパスワード情報が比較される(ステップS14)。データ蓄積部7に保存されているパスワードは、表示部3上に表示されるメニューによる設定、または、I/F部6を介してLAN10で接続されるコンピュータから設定することができる。
【0026】
パスワードが合致した場合は(ステップS14:Yes)、ロックトレイ使用情報を保持し(ロックされているトレイを使用したことを示すフラグを立て)た後(ステップS16)、ステップS15へ進み指定されたトレイにより印刷が行われる。
【0027】
パスワードが合致しない場合は(ステップS14:No)、パスワードミスマッチのアラートメッセージが表示され(ステップS17)、パスワード入力またはトレイの変更指示が行える。パスワードが入力された場合(ステップS18:Yes)、ステップS14へ戻り、入力されたパスワードの再評価が行われる。パスワードが入力されていない場合(ステップS18:No)、ロック解除が判定され(ステップS19)、ロック解除されていれば(ステップS19:Yes)、ステップS11へ復帰する。ロック解除されていなければ(ステップS19:No)、トレイ変更か判定され(ステップS20)、トレイ変更であれば(ステップS20:Yes)、ステップS11へ復帰する。トレイ変更なければ(ステップS20:No)、ステップS17に復帰する。
【0028】
ステップS12,ステップS15において1ページ印刷が行われる毎に、ステップS21でジョブリセット指示が行われたかを評価する(ステップS21)。ジョブリセット指示が行われた場合は(ステップS21:Yes)、ステップS42に進む(図4参照)。ジョブリセット指示がない場合は(ステップS21:No)、次ページ情報の有無が確認され(ステップS22)、最終ページの場合は(ステップS22:No)、ステップS41へ進む(図4参照)。次ページが存在する場合は(ステップS22:Yes)、ステップS11に戻り、印刷が継続される。
【0029】
図4および図5は、トレイの解除処理を示すフローチャートである。印刷終了またはジョブリセットに伴うロックされたトレイの解除処理が記載されている。印刷のジョブが正常に終了した場合は図中A(ステップS41)から、実行中にジョブリセットが行われた場合は図中B(ステップS42)から解除処理が実行される。ジョブリセットに伴い図中A(ステップS41)から処理してもよいものとする。
【0030】
まず、ステップS41では対象ジョブでロックしたトレイが使用されたかどうかが判定される。ここで使用される情報はステップS16の処理で保持されたデータとなる。ロックしたトレイが使用されていない場合は(ステップS41:No)、トレイロック解除を行わず処理を終了する。ロックされているトレイが使用された場合は(ステップS41:Yes)、解除条件が対象ジョブ間のみ有功であるかどうかが判定される(ステップS42)。
【0031】
解除フローで使用される判定条件は、トレイロック(ステップS1)の処理で設定した値がデータ蓄積部7に保持されたものを使用する。解除条件が設定されていない場合(常に有効が設定されている場合,ステップS42:No)は、トレイロック解除を行わず処理を終了する。解除条件として対象ジョブ間のみ有効が設定されている場合は(ステップS42:Yes)、ジョブリセット時の解除条件に関して判定される(ステップS43)。
【0032】
ジョブリセット時、解除無しに設定されている場合は(ステップS43:Yes)、図3に示す処理でジョブリセットに伴い解除フローに進んだ場合に限りトレイロック解除を行わず処理を終了する。ジョブリセット時に解除するよう設定されている場合は(ステップS43:No)、次に、紙切れに伴う解除条件が判定される(ステップS44)。紙切れによりトレイロックを解除する設定が行われている場合は(ステップS44:Yes)、次に給紙トレイの紙切れを判定する(ステップS45)。そして、用紙が紙切れのときには(ステップS45:Yes)、ステップS60へ進みユーザーに対して問い合わせ必要の有無を判断し(ステップS60)、必要時には(ステップS60:Yes)、解除を判断し(ステップS61)、解除の場合に限り(ステップS61:Yes)、トレイロックを解除し(ステップS46)、終了する。
【0033】
ユーザーに対する問い合わせ設定が行われていない場合は(ステップS60:No)、直ちにトレイロックを解除し(ステップS46)、終了する。また、紙切れに伴う解除設定が行われていない場合(ステップS44:No)、および紙切れによりトレイロックを解除する設定が行われていても(ステップS44:Yes)、紙切れでないときには(ステップS45:No)、自動解除(無条件での解除)設定が判定され(ステップS47)、自動解除が設定されている場合は(ステップS47:Yes)、ステップS46へ進みトレイロックを解除し終了する。自動解除が設定されていない場合は(ステップS47:No)、図5のステップS48へ進み、一定時間経過後解除が設定されているかが評価される。
【0034】
一定時間経過後解除が設定されている場合は(ステップS48:Yes)、タイマーによる所定時間のカウントダウンを実施する(ステップS49)。ここでは計時方法をカウントダウンとしたが、これに限らない。このカウントダウン中に他の方法によってトレイロックが解除されたかの判定(ステップS50)、およびロックされているトレイを使用する次ジョブの実行の有無が判定される(ステップS51)。これらに該当する場合は(ステップS50:Yes,ステップS51:Yes)計時を中止し処理を終了する。
【0035】
したがって、対象となるトレイを使用する次ジョブの実行が始まった場合は、トレイロックを解除することなく、次ジョブの終了時に再度解除に関する評価が行われることとなる。
【0036】
トレイロックが解除されておらず(ステップS50:No)、次ジョブも開始されていないときには(ステップS51:No)、カウントダウンがタイムアップしたか判定する(ステップS52)。ここで、所定時間が経過した(タイムアップ)場合には(ステップS52:Yes)、トレイロックを解除し(ステップS53)、終了する。
【0037】
一定時間経過後解除が設定されていない場合は(ステップS48:No)、トレイ引出しに伴う解除設定が行われているかが判定される(ステップS54)。トレイ引出しに伴う解除が設定されている場合は(ステップS54:Yes)、トレイの引出しに関して判定され(ステップS55)、トレイ引出しに伴う解除が設定されていない場合は(ステップS54:No)ステップS58に移行する。トレイが引き出されていない場合は(ステップS55:No)、ステップS56へ進み、他の要因での解除が行われている場合(ステップS56:Yes)は処理終了し、解除されていない場合は(ステップS56:No)、ステップS55へ戻りトレイ引出しの評価が繰り返される。
【0038】
トレイが引き出された場合は(ステップS55:Yes)、問い合わせの有無設定を判断し(ステップS57)、問い合わせが必要な場合は(ステップS57:Yes)、ステップS58へ進み、ユーザーに対して問い合わせを行い、解除の場合に限り(ステップS58:Yes)、トレイロックを解除し(ステップS59)、終了する。ユーザーに対する問い合わせ設定が行われていない場合は(ステップS57:No)、直接、トレイロックを解除し(ステップS59)、終了する。
【0039】
以上説明したように、本実施の形態にかかる画像形成装置は、給紙トレイのロック解除条件をトレイロック時に付加できるため、トレイロックを常時行いたい場合と、一時的に行いたい場合のいずれにおいても容易な解除が行え、煩雑な操作を防止できるようになる。また、実際の印刷と関係せずに給紙トレイのロック解除までの計時が行われるため、ジョブ実行を行わずにトレイロックしたまま放置した場合であっても自動解除できるようになり、解除し忘れに伴う給紙トレイの使用効率の低下を防ぐことができる。
【0040】
また、ロックした給紙トレイの使用が終った際に自動解除される構成とすることにより、給紙トレイの使用効率の低下を防ぐことができる。さらに、ロックした給紙トレイを使用するジョブが連続で実行される際に、最初のジョブが終了した時点で解放されることなく、最終ジョブの終了までトレイロックが有効となるため、トレイロックを常時として設定する必要がなく、使用したいジョブ間だけ設定を有効にできるようになり操作性の向上が得られる。
【0041】
また、ジョブ終了時にユーザーに解除に関する問い合わせを行うことで、ユーザーがロック解除を簡易な操作で行えるようになり、操作性の向上が計れると共に、ユーザーが思い通りの期間だけトレイロックを行うことも可能となる。さらに、給紙トレイの紙切れに伴いトレイロックを解除する構成とすれば、例えばこの給紙トレイにセットされた特殊用紙を他人に無断で使用されることを防止でき、自動的に解除が行えるため操作性の向上と無駄な用紙の使用の両立が計れるようになる。
【0042】
また、印刷後ユーザーにより紙を除去する操作に伴いトレイロックを解除できるため、特殊用紙を他人に使われることなく自動的に解除が行えることで、操作性の向上と無駄な用紙の使用の両立が図れるようになる。さらに、ジョブリセットに伴いトレイロックの解除が行われないため、ジョブを再投入する際に再度トレイロックを行わないで済むため、操作性の向上が図れるようになる。
【0043】
なお、本実施の形態で説明したトレイロックおよび解除の方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、給紙トレイのロック解除条件をトレイロック時に設定することができるため、トレイロックを常時行いたい場合と、一時的に行いたい場合のそれぞれ異なる使用形態に対応できるようになりロック解除に伴う操作を簡単に行えるようになる。また、ジョブ実行を行わずにトレイロックしたまま放置した場合であっても自動解除できるため、給紙トレイの使用効率を向上できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】印刷前に行うトレイロック設定手順を示すフローチャートである。
【図3】給紙トレイ選択処理を示すフローチャートである。
【図4】トレイの解除処理を示すフローチャートである(その1)。
【図5】トレイの解除処理を示すフローチャートである(その2)。
【符号の説明】
1 CPU
2 ROM
3 表示部
4 プリンタ部
5 圧縮伸張部
6 I/F部
7 データ蓄積部
8 メモリ
9 画像形成部
10 LAN

Claims (5)

  1. 複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、
    パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え
    前記トレイロック手段は、
    前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイの紙切れ発生時までとして設定し、該印刷ジョブ終了後にロックした給紙トレイの紙切れが発生した際に自動解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、
    パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、
    前記トレイロック手段は、
    前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイの紙切れ発生時までとして設定し、前記給紙トレイの紙切れが発生した際にユーザーに対しロック解除を問い合わせ、解除が指示された場合に前記給紙トレイのトレイロックを解除することを特徴とする画像形成装置。
  3. 複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、
    パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、
    前記トレイロック手段は、
    前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイが引き出される操作の発生時までとして設定し、該印刷ジョブ終了後にロックした給紙トレイを引き出す操作が発生した際に該給紙トレイのトレイロックを自動解除することを特徴とする画像形成装置。
  4. 複数の給紙トレイを有し、選択された給紙トレイの用紙を使用して印刷する画像形成装置において、
    パスワードが合致するか否かに基づいて複数の前記給紙トレイのうち特定のトレイの使用可否を判断するトレイロックの設定時に、前記トレイロックの解除条件として所定のトレイロック期間の設定を行うトレイロック手段を備え、
    前記トレイロック手段は、
    前記トレイロック期間をロックした前記給紙トレイが引き出される操作の発生時までとして設定し、前記給紙トレイが引き出される操作が発生した際にユーザーに対しロック解除を問い合わせ、解除が指示された場合に前記給紙トレイのトレイロックを解除することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記トレイロック手段は、
    対象となる印刷ジョブがジョブリセットされたときには前記給紙トレイのトレイロックを保持し続けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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