JP6255739B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示ポールを備えた商品販売データ処理装置に関するものである。
従来、スーパーマーケット等の会計場所には、複数台のPOSレジスタが設置されている。そして各POSレジスタに対して、それぞれの位置を示す番号プレートが設置されている場合がある。
上記従来の番号プレートは、例えば特許文献1に示すように、行灯の形態をしており、各POSレジスタが配置されている位置に対応する天井部分に吊り下げるように取り付けられている。
そして、前記POSレジスタにおいて何らかのトラブルが生じた場合、天井に取り付けられた番号プレートの番号を目印に、対象のPOSレジスタに店員が赴き、トラブル等の対応を行っていた。
特開昭63−237088号公報
しかしながら、番号プレートを天井に取り付けておくと、POSレジスタの配置替え等を行う際に、POSレジスタの配置位置と、天井に取り付けられた番号プレートの番号との対応関係の制限により、POSレジスタの大胆な配置替えを行うことができず、例えばPOSレジスタは設置されていないが天井には番号プレートがあるという好ましくない形態になってしまう可能性もあった。
またPOSレジスタが記憶する固有の番号(例えば1番レジ)と、番号プレートの番号とを一致させることにより、迅速な違算対応やトラブル対応を行うこと(違算やトラブルが発生したPOSレジスタに番号プレートを目印に迷うことなく急行して対応すること)ができるが、配置替えがされて、POSレジスタが記憶する固有の番号と、番号プレートの番号とが不一致となってしまうと、上記違算対応やトラブル対応をスムーズに行うことができなくなる恐れもあった。
前記の問題を解消するには、前記配置替え等の際に、POSレジスタが記憶する固有の番号を、天井に設置された番号プレートの番号と一致させるように、オペレータが変更操作を行えば良いが、この変更操作には手間と時間が掛かり煩雑であるばかりか、変更ミスを生じさせる可能性があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、装置の配置替えなどを行ったとしても、装置固有の番号等(識別情報)と、装置近傍に設置した目印となる番号等(識別情報)とを、煩雑な作業を行うことなく、常に完全に一致させることができる商品販売データ処理装置を提供することにある。
本発明は、表示ポールを備える商品販売データ処理装置において、前記表示ポールは、発光部と、この商品販売データ処理装置を他の商品販売データ処理装置から識別する識別情報を掲示する掲示部と、を備え、前記掲示部は、前記表示ポールの鉛直方向と平行する取付面を前記表示ポールの表裏に有して前記表示ポールに取り付けられるパネル部材と、前記両取付面にそれぞれ設置される識別情報表示部材と、を有し、前記パネル部材は、略矩形状の平板を略コ字状に形成してなる第1,第2パネル部材を有し、これら第1,第2パネル部材の間に前記表示ポールを挟んだ状態で両者の左右両側面を重ね合わせて接合して固定することで、表裏にそれぞれ前記取付面を形成して構成され、これら両取付面の左右両側辺部分に上下方向に向かって延びる係止部を前記第2パネル部材に設け、これら係止部の先端辺部分にそれぞれ前記取付面の表面から所定距離隔てて内側に折り曲げることによって前記識別情報表示部材を挿入するスリット部を設け、さらに前記パネル部材は、平板の中央にポール巻着部を設けその左右両側に取付部を設けた取付部材の前記ポール巻着部に前記表示ポールを収納した状態で前記両取付部を前記パネル部材の裏面に取り付けることで、前記表示ポールに取り付けられ、一方前記発光部は、前記掲示部の上部に設置されていることを特徴としている。
これによって、商品販売データ処理装置の大幅な配置替えを行う場合でも、商品販売データ処理装置と共にその掲示部が移動するので、装置固有の識別情報と、掲示部に掲示した識別情報とを常に一致させることができる。
また、例えばトラブルが発生した際に、発光している発光部と、掲示部の識別情報の両者を同時に見ることで、対象の商品販売データ処理装置の発見が行い易くなる。これによってトラブルへの対応を、装置を間違えることなく迅速に行うことができる。
また本発明は、前記掲示部が、前記発光部の下部近傍位置に設置されていることを特徴としている。
また本発明は、前記発光部が、当該商品販売データ処理装置に生じた状況に応じて、点灯と点滅の他に、点滅時間間隔又は光量の増減又は色彩の状態が変化することを特徴としている。
POSシステム1の概略構成図である。 印刷用POSレジスタ200を示す機能ブロック図である。 会計用POSレジスタ300の斜視図である。 表示ポール340の要部拡大斜視図である。 表示ポール340の要部拡大一部分解斜視図である。 取付部材355近傍部分を上方から見た要部拡大断面図である。 会計用POSレジスタ300の機能ブロック図である。 POSシステム1の店舗内での設置構成例を示す全体概略斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を適用した会計用POSレジスタ300を用いて構成されたPOSシステム1の概略構成図である。同図に示すようにPOSシステム1は、ストアコントローラ100と、N台(Nは1以上の整数)の印刷用POSレジスタ(登録手段)200と、M台(Mは1以上の整数)の会計用POSレジスタ(会計手段)300と、L台(Lは1以上の整数)の携帯端末(端末装置)400とを有している。
印刷用POSレジスタ200は、LAN110を介してストアコントローラ100に接続されているものと、接続されていないものとが存在する。また、会計用POSレジスタ300も同様に、LAN110を介してストアコントローラ100に接続されているものと、接続されていないものとが存在する。つまり、各印刷用POSレジスタ200と会計用POSレジスタ300とは、LAN110を介して接続されていなくても良いことを示している。なおLAN接続の形態は、有線、無線を問わない。
ストアコントローラ100は、POSシステム1を制御するコンピュータであって、商品マスタなどの種々の情報を管理する。ストアコントローラ100は、適宜、最新の商品マスタを各印刷用POSレジスタ200と会計用POSレジスタ300に送信する。なお、商品マスタは、各商品の商品識別情報、商品名称、販売価格などの商品情報を格納したファイルであって、適宜、更新される。
印刷用POSレジスタ200は、顧客が購入する商品の全ての買上情報をコードにしてレシートへ印刷するための装置である。印刷用POSレジスタ200は、種々の操作キーや表示部などを備える。印刷用POSレジスタ200は、店員の操作により顧客が購入する商品に付されたバーコード(商品コード)を読み取るバーコードスキャナが接続されている。印刷用POSレジスタ200は、顧客が購入する商品に付されたバーコードを読み取り、読み取ったコード情報に基づいて、顧客の買上情報を表すコード(会計用コード、例えば2次元コード)に変換する。印刷用POSレジスタ200は、変換後のコード(会計用コード)をレシート(印刷媒体)へ印刷する。
会計用POSレジスタ300は、レシートに印刷されたコード(会計用コード)を読み取って会計を行うための装置である。会計用POSレジスタ300は、最新の商品マスタをストアコントローラ100から直接的に適宜取得し、会計用POSレジスタ300が備える後述するRAM303に記憶することができる。
図2は、印刷用POSレジスタ200の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように印刷用POSレジスタ200は、このレジスタの動作を制御するCPU201と、CPU201が実行するプログラムを記憶するROM202と、種々の情報を記憶するRAM203と、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取るスキャナ部(読み取り手段)204と、商品の名称や価格などを表示する表示部(店員用)205及び表示部(客用)205aと、各種操作ボタンからなる操作部206と、LAN110を介してストアコントローラ100と通信する通信部207と、操作の確認が必要なとき等に音を発生させるブザー208と、2次元コードをレシートへ印刷するレシート印刷部(印刷手段)209と、顧客の買上情報を記憶するハードディスク210とを備えて構成されている。各構成要素は互いにバスを介して接続されている。
図3は、本発明の一実施形態にかかる会計用POSレジスタ300の斜視図である。同図に示すように会計用POSレジスタ300は、基台330上に、スキャナ部304及び表示部305と、表示ポール340とを設置して構成されている。基台330の正面側には、釣銭釣札部310(310a,310b,310c)が設置されている。
スキャナ部304は、前記レシートに印刷されたコード(会計用コード)を読み取る。表示部305は、買上明細の情報を表示する。釣銭釣札部310は、硬貨出金口310aと、硬貨入金口310bと、紙幣入出金口310cとを有している。
表示ポール340は、下端を基台330上に固定した棒状のポール341と、ポール341の上端(先端)に取り付けられる発光部343と、ポール341の発光部343の近傍(真下近傍)に取り付けられる掲示部345とを具備して構成されている。
図4は表示ポール340の発光部343及び掲示部345の部分を拡大して示す要部拡大斜視図、図5は図4と同一部分において掲示部345を分解して示す要部拡大一部分解斜視図である。但し図5において、奥側の表示部材357とカバー部材361はその記載を省略している。
発光部343は、会計用POSレジスタ300に生じた状況に応じて選択的に発光状態(点灯・点滅状態)が変化するように構成されている。
一方、掲示部345は、表示ポール340の鉛直方向と平行な取付面351,353を表裏に有して表示ポール340(ポール341)に取り付けられるパネル部材350(第1,第2パネル部材347,349からなる)と、前記パネル部材350(その第1パネル部材347)をポール341に固定する取付部材355と、パネル部材350の両取付面351,353上にそれぞれ設置される識別情報表示部材(以下「表示部材」という)357と、表示部材357の表面を覆うカバー部材361とを有して構成されている。
第1,第2パネル部材347,349は、何れも略矩形状の平板を略コ字状に形成して構成されており、両者の間にポール341を挟んだ状態で両者の左右両側壁をそれぞれ重ね合わせて接合し、接合した両側壁をボルト363によって固定して上下面が解放された1つの箱型のパネル部材350を構成している(なお、ボルト363による固定は、下記するように、取付部材355によって第1パネル部材347をポール341に固定した後に行う)。
これによってパネル部材350の表裏には、夫々略矩形状の取付面351,353が形成される。またこれら取付面351,353の左右両側辺部分には、上下方向に向かって延びる係止部365が設けられている。これら係止部365は、第2パネル部材349に設けられ、それらの先端辺部分をそれぞれ取付面351,353の表面から所定距離隔てて内側に折り曲げ、これによって溝状のスリット部(挿入ガイド部)367を形成している。
さらに両取付面351,353の下辺部分にも、水平方向に向かって延びる係止部369が設けられている(取付面353側の係止部369は図示せず)。これら係止部369は、第1パネル部材347に設けられ、それらの先端辺部分をそれぞれ取付面351,353の表面から所定距離隔てて上側に折り曲げ、これによって溝状のスリット部(挿入ガイド部)371を形成している。
ポール341へのパネル部材350の取り付けは、取付部材355によって行う。図6は取付部材355によるポール341へのパネル部材350の取付状態を示す図であり、取付部材355近傍部分を上方から見た要部拡大断面図である。図5,図6に示すように、取付部材355は、矩形状の平板の中央に、横断面が半円弧状で上下方向に直線状に延びるポール巻着部377を設け、またポール巻着部377の左右両側に、平板状の取付部379を設けて構成されている。取付部379には、上下方向に略等間隔に複数(3つ)の取付孔381(図5参照)が形成されている。
そしてポール341へのパネル部材350(第1パネル部材347)の取り付けは、図6に示すように、取付部材355のポール巻着部377にポール341を収納した状態で、両取付部379を第1パネル部材347の裏面(取付面351の反対側の面)に当接し、その際第1パネル部材347の裏面に設けたオネジ383を取付孔381(図5参照)に挿入し、オネジ383にナット385をねじ込む。これによって第1パネル部材347のポール341への取り付けが完了する。次に第1パネル部材347の裏面側にポール341を挟んで第2パネル部材349を設置して両者の左右両側壁をそれぞれ重ね合わせ、ボルト363によって固定する。これによってポール341へのパネル部材350の取り付けが完了する。
次に、図5に戻って、表示部材357は、例えば矩形状の紙や合成樹脂シートの表面に、所望の数字などのデザインを施して構成されている。表示部材357の外形寸法形状は、前記パネル部材350の取付面351,353の外形寸法形状とほぼ同一となっている。デザインには、この会計用POSレジスタ300を他の会計用POSレジスタ300から識別する識別情報を含むものであり、この例では数字の「1」が識別情報である。このデザインの印刷は、例えば各店舗によって自由に行うことができる。
カバー部材361は、例えば矩形状の透明な合成樹脂フイルムによって構成されており、その外形寸法形状は、前記表示部材357の外径寸法形状と同一となっている。
そして表示部材357とカバー部材316を重ね合わせてパネル部材350の左右両スリット部367にその上端側から挿入し、それらの下辺をスリット部371に挿入し、支持させる。これによって、図4に示すように、パネル部材350の両取付面351,353上に、それぞれ表示部材357とカバー部材361が装着される。この掲示部345のように構成すれば、表示部材357及びカバー部材361の着脱が容易に行える。従って表示部材357及びカバー部材361の汚損・破損にも容易に対応できる。
なお、前記表示部材357の識別情報は、会計用POSレジスタ300毎に、その内容が異なっている。例えばこの会計用POSレジスタ300固有の識別番号が「No.1」なので、パネル部材350の識別情報の番号を「1」としている。同様に他の会計用POSレジスタ300についても、それぞれの装置固有の識別番号と、パネル部材350に表示する表示番号とを一致させるようにしている(図8参照)。
図7は会計用POSレジスタ300の機能ブロック図である。同図に示すように、会計用POSレジスタ300は、このレジスタの動作を制御するCPU301と、CPU301が実行するプログラムを記憶するROM302と、種々の情報(例えばレシートから読み取られた商品の買上情報等)を記憶するRAM303と、前記印刷用POSレジスタ200で印刷されたレシートの会計用コード(2次元コード)を光学的に読み取るスキャナ部(読み取り手段)304と、種々の情報を表示(例えばスキャナ部304で読み取られた買上情報に基づき、顧客が購入する商品の買上明細を表示する等)する表示部305と、各種操作ボタンからなる操作部306と、LAN110を介してストアコントローラ100と通信する通信部307と、会計処理のエラー等を示すブザー音を発生させるブザー308と、顧客の会計終了後に顧客が持ち帰る会計済レシートを印刷する印刷部309と、硬貨出金口310a及び硬貨入金口310b及び紙幣入出金口310cを有する釣銭釣札部310と、前記表示ポール340の発光部343を有する報知部(報知手段)320と、発光部343の発光状態に応じた振動を発生する携帯端末400に無線送信する無線通信部312及びアンテナ部313と、を備えて構成されている。各構成要素は互いにバスを介して接続されている。
図8はPOSシステム1の店舗内での設置構成例を示す全体概略斜視図である。同図に示すように、POSシステム1は、並列に配置した複数台(図では3台)の印刷用POSレジスタ200と、前記印刷用POSレジスタ200の後側に並列に配置した複数台(図では4台)の会計用POSレジスタ300とを具備して構成されている。なお図8では、POSシステム1の一部を構成するストアコントローラ100と携帯端末400の記載を省略している。
次にPOSシステム1の動作について説明する。まず印刷用POSレジスタ200において、店員が顧客の購入する商品のバーコードを、スキャナ部204によって読み取る。スキャナ部204が顧客の購入する全ての商品を読み取ると、読み取った買上情報に基づいて、会計用コードをレシート印刷部209にてレシートに印刷する。
次に顧客は、そのレシートを持って、何れかの会計用POSレジスタ300の前まで移動する。そして顧客は、会計用POSレジスタ300のスキャナ部304において、レシートに印刷された買上情報を読み取らせる。この会計操作が開始されると同時に、発光部343を点灯する。会計用POSレジスタ300は、読み取った買上情報に基づいて、買上総額を含む買上明細を表示部305に表示する。次に、会計用POSレジスタ300は、顧客により投入された紙幣又は硬貨を計数し、投入された金額と買上総額とを比較し、投入された金額が買上総額に達するのを待つ。投入された金額が買上総額と同一又はそれ以上に投入された場合は、投入された金額から買上総額を減算し、お釣りを算出し、釣銭釣札部310から排出する。一連の会計処理が終了すると、発光部343を消灯する。
一方、例えば会計を始めてから20秒を経過しても会計処理が終了していない場合は、発光部343を3秒間隔で点滅させる。次に、例えば40秒を超えても会計処理が終了していない場合は、前記発光部343の点滅間隔を変更(例えば2秒間隔に)する。以下、所定時間(例えば20秒)が経過する毎に点滅間隔をさらに短くしていく。そして会計処理が完了すると、表示部343を消灯する。
一方、前記発光部343を点滅する際は、同時に、会計用POSレジスタ300は、その無線通信部312によって、携帯端末400に発光部343が点滅したことを示す情報を送信する。携帯端末400は前記会計用POSレジスタ300の状態を示す情報を受信し、振動することで、この携帯端末400を携帯している店員に発光部343が点滅していることを報知する。同時に携帯端末400の表示部には、発光部343が点滅している会計用POSレジスタ300固有の識別番号を表示する。
これによって、店員は、発光部343が点滅している会計用POSレジスタ300の識別番号を表示した掲示部345と、発光している発光部343とを同時に探し、発光している発光部343と掲示部345の識別番号とが一致した会計用POSレジスタ300を見つけ出し、その会計用POSレジスタ300に急行する。
掲示部345は発光部343の近傍に設置されているので、例えば複数台ある会計用POSレジスタ300の中から目的の会計用POSレジスタ300を探し出す場合、発光(この場合は点滅)している発光部343と、その近傍にある掲示部345の識別番号の両者を同時に見ることで、目的の会計用POSレジスタ300の発見が行い易くなる。これによってトラブルへの対応を、装置を間違えることなく迅速に行うことができる。
また、本発明の実施の形態において、掲示部345を発光部343の近傍に設置させたものを例示しているがこれに限らず、例えば、発光部343を掲示部345で覆うように設置させ、掲示部345の識別番号を発光部343の光源によって発光(例えば、点灯、点滅、点滅時間間隔、光量の増減、色彩等の状態を変化)するようにしてもよい(例えば、行灯のような形態)。
これによって会計操作に時間を要している顧客に対して店員が、適切なタイミングでサポートすることができる。さらに店員が適切なタイミングで顧客のサポートを行うことができるので、会計処理にかかる平均時間を短縮することができ、その結果、会計を待つ顧客の行列をできにくくすることができる。
この実施形態においては、発光部343を、会計用POSレジスタ300に生じた状況に応じて選択的に発光状態が変化するように構成しているので、この発光部343の発光状態の変化と、前記掲示部345での識別番号の掲示とによって、より迅速・確実に、対象の会計用POSレジスタ300を発見することが可能となる。
なおこの例では、携帯端末400に、サポートが必要な会計用POSレジスタ300固有の識別番号を表示するようにしているが、例えばストアコントローラ100に前記識別番号を表示し、ストアコントローラ100付近にいる店員が、対象となる会計用POSレジスタ300に急行するようにしても良い。
一方、例えば店舗の大幅な配置替えを行うような場合は、会計用POSレジスタ300と共にその掲示部345も一体に移動するので、装置固有の識別番号と、掲示部345に掲示した識別番号とを常に一致させることができる。また前記配置替え等の際に、会計用POSレジスタ300が記憶する装置固有の識別番号を、掲示部345の識別番号と一致させるように、別途オペレータが変更操作を行う必要もないので、変更操作の手間と時間が省けるばかりか、変更ミスも生じなくなる。また配置替えによって、会計用POSレジスタ300が設置されていない場所に番号プレートだけが残るといったような問題も解消できる。
また1日の業務が終了した後、会計用POSレジスタ300内に残っていた残金を回収するとともに、その会計用POSレジスタ300による1日の売上金額をレシートに印刷して、別の部屋等で両者を確認し、もし両者の間に違算があったような場合は、違算が生じた会計用POSレジスタ300まで行って釣銭の回収漏れがあるか否かなどをチェックする。このときもしレシート上に印刷された会計用POSレジスタ300固有の識別番号と、掲示部345の識別番号とが異なっていると、チェックしようとする会計用POSレジスタ300にスムーズ且つ迅速にはたどり着けなくなるが、上記会計用POSレジスタ300ではそのような問題は生じず、スムーズ且つ迅速な対応が可能になる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記説明では、商品の登録を店員が行い、会計を顧客が行うPOSシステム1の会計用POSレジスタ300に本発明を適用した例を示したが、印刷用POSレジスタ200に表示ポールを取り付けて本発明を適用しても良い。また本発明は、登録と会計の全てを顧客が1台の装置で行うPOSシステムや、店員が登録と会計の全てを行うPOSシステムに本発明を適用しても良い。即ち本発明は、商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置であれば、どのような装置にも適用できる。
上記掲示部345では、取付面351,353の左右両辺部分にスリット部367を設けたが、その代りに取付面351,353の上下辺部分にスリット部を設けても良い。またスリット部は、取付面351,353の角部に設けても良い等、さらに各種変更が可能である。またスリット部を設ける以外の各種方法(接着、ネジ止め、マジックテープ(登録商標)等)によって、取付面351,353に表示部材357を取り付けても良い。
また上記掲示部345では、パネル部材350に表示部材357とカバー部材361を取り付けたが、カバー部材361は省略して表示部材357のみを取り付けても良い。また上記掲示部345では、その表裏両面に表示部材357を取り付けたが、一方の面のみに表示部材357を取り付けても良い。また上記表示部材357に表示する識別情報を識別番号(数字)としたが、かな文字、アルファベット、その他の模様等、各種の識別情報であっても良い。
以上の説明に関し、さらに以下の項を開示する。
(付記1)
請求項1に記載の商品販売データ処理装置であって、前記発光部は前記表示ポールの先端に設けられていることを特徴とする商品販売データ処理装置。この場合、掲示部は、発光部の真下近傍に設置するのが好ましい。これによって発光部と掲示部の両者が高い位置に設置され、確認し易くなる。
(付記2)
請求項1に記載の商品販売データ処理装置であって、前記商品販売データ処理装置は、客が買上げる商品を登録する登録装置と、前記登録された客が買上げる商品の会計を行う会計装置とから構成され、前記発光部および掲示部を備えた表示ポールは、前記登録装置および/または会計装置の何れかに組付けられていることを特徴とする商品販売データ処理装置。ここで登録装置は上記例では印刷用POSレジスタ200が相当し、会計装置は会計用POSレジスタ300が相当する。これにより、客は、どの登録装置で買上げ商品の登録を行い、どの会計装置で会計操作を行えば良いかを容易に確認することができるのでスムーズな会計を行うことができる。
(付記3)
請求項2に記載の商品販売データ処理装置であって、前記パネル部材は、表示ポールに巻着される取付部材に連結されていることを特徴とする商品販売データ処理装置。
(付記4)
請求項2に記載の商品販売データ処理装置であって、前記スリット部は、表示部周囲の左右の辺又は上下の辺に設けられ、識別情報表示部材はスリット部に沿って挿入されることを特徴とする商品販売データ処理装置。
(付記5)
請求項2に記載の商品販売データ処理装置であって、前記識別情報表示部材は、その表面が透明部材で覆われていることを特徴とする商品販売データ処理装置。
1 POSシステム 100 ストアコントローラ
110 LAN
200 印刷用POSレジスタ(商品販売データ処理装置)
201 CPU 202 ROM
203 RAM 204 スキャナ部
205 表示部(店員用) 205a 表示部(客用)
206 操作部 207 通信部
208 ブザー 209 レシート印刷部
210 ハードディスク
300 会計用POSレジスタ(商品販売データ処理装置)
301 CPU 302 ROM
303 RAM 304 スキャナ部
305 表示部 306 操作部
307 通信部 308 ブザー
309 印刷部 310 釣銭釣札部
310a 硬貨出金口 310b 硬貨入金口
310c 紙幣入出金口 312 無線通信部
313 アンテナ部 320 報知部(報知手段)
330 基台 340 表示ポール
341 ポール 343 発光部
345 掲示部 347 第1パネル部材
349 第2パネル部材 350 パネル部材
351,353 取付面 355 取付部材
357 表示部材(識別情報表示部材) 361 カバー部材
363 ボルト 365,369 係止部
367,371 スリット部 377 ポール巻着部
379 取付部 381 取付孔
383 オネジ 385 ナット
400 携帯端末

Claims (3)

  1. 表示ポールを備える商品販売データ処理装置において、
    前記表示ポールは、
    発光部と、
    この商品販売データ処理装置を他の商品販売データ処理装置から識別する識別情報を掲示する掲示部と、を備え、
    前記掲示部は、
    前記表示ポールの鉛直方向と平行する取付面を前記表示ポールの表裏に有して前記表示ポールに取り付けられるパネル部材と、
    前記両取付面にそれぞれ設置される識別情報表示部材と、を有し、
    前記パネル部材は、略矩形状の平板を略コ字状に形成してなる第1,第2パネル部材を有し、これら第1,第2パネル部材の間に前記表示ポールを挟んだ状態で両者の左右両側面を重ね合わせて接合して固定することで、表裏にそれぞれ前記取付面を形成して構成され、これら両取付面の左右両側辺部分に上下方向に向かって延びる係止部を前記第2パネル部材に設け、これら係止部の先端辺部分にそれぞれ前記取付面の表面から所定距離隔てて内側に折り曲げることによって前記識別情報表示部材を挿入するスリット部を設け、
    さらに前記パネル部材は、平板の中央にポール巻着部を設けその左右両側に取付部を設けた取付部材の前記ポール巻着部に前記表示ポールを収納した状態で前記両取付部を前記パネル部材の裏面に取り付けることで、前記表示ポールに取り付けられ、
    一方前記発光部は、前記掲示部の上部に設置されていることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記掲示部は、前記発光部の下部近傍位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記発光部は、当該商品販売データ処理装置に生じた状況に応じて、点灯と点滅の他に、点滅時間間隔又は光量の増減又は色彩の状態が変化することを特徴とする請求項1又は2に記載の商品販売データ処理装置。
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