JP3054622U - 表示具および表示装置 - Google Patents

表示具および表示装置

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JP3054622U
JP3054622U JP1998003842U JP384298U JP3054622U JP 3054622 U JP3054622 U JP 3054622U JP 1998003842 U JP1998003842 U JP 1998003842U JP 384298 U JP384298 U JP 384298U JP 3054622 U JP3054622 U JP 3054622U
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かをる 今井
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かをる 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品情報を適宜、簡単に書き換えることがで
きるとともに、見栄えが良く、客の商品購入に際して、
客の希望する情報が適切に表示され、販売促進に好適な
表示具および表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置10は、商品情報が表示される
表示板30と表示板収納部材40と保持部材60とを含
む表示具20と、表示具20を支持する支持部材130
と、挟持部材90とを有し、表示板収納部材40は、保
持部材60によって、傾動可能に保持される。操作が簡
単で、商品情報を適宜、簡単に書き換えることができる
とともに、長期間に亘って使用することができ、見栄え
が良く、客に商品情報を適切に認識させることができ、
客の商品購入に際して、客の希望する情報が適切に表示
され、販売促進および売上増加に寄与することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、販売店等において、商品の販売価格、名称、商品の説明、内容等の 様々な情報を表示するために用いられ、日または時間毎に適宜、頻繁に変更され る商品の販売価格等を書き換えることができる表示具および表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、販売店等においては、商品の購入希望者(以下、「客」と表す場合があ る。)の商品購入の便宜のために、商品の販売価格、名称、商品の説明、内容等 の様々な情報(以下、「商品情報」と表す場合がある。)を表示している。商品 の販売価格等は、仕入価格、販売日、販売時間等によって、変動するものであっ て、前述のような商品情報を適宜、頻繁に変更する必要がある。したがって、従 来においては紙等に適宜、商品情報を記載し、店頭において表示していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように従来においては紙等に適宜、商品情報を記載し、店頭において表 示していたが、これらは見栄えが良いものではなく、特に、花屋、魚屋等のよう に水がかかる機会の多い販売店においては、商品情報を紙に記載した場合にはす ぐに損傷し、また、ゴミの発生をも生じていた。さらに前述のように商品情報を 紙に記載し、店頭において表示する場合には、その取り付け方法および保持方法 において適切な方法がなかった。
【0004】 したがって本考案の目的は、上述の問題点を解決し、販売店等において、商品 の販売価格、名称、商品の説明、内容等の様々な情報を適宜、簡単に書き換える ことができるとともに、見栄えが良く、客の商品購入に際して、客の希望する情 報が適切に表示され、販売促進に好適な表示具および表示装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なくとも1 つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記 表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含むことを特徴とする表示具 である。
【0006】 本考案に従えば、表示板には商品の名称、商品の販売価格および商品の内容の うち少なくとも1つ以上が表示され、この表示板は表示板収納部材収納され、こ の表示板収納部材は保持部材によって傾動可能に保持されるので、表示板に表示 された商品の名称、商品の販売価格および商品の内容が客に好適に認識させるこ とができる。
【0007】 また本考案は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なくと も1つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、 前記表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表示具であって、 前記表示板の一方表面は白色であって、かつ、平滑な表面処理が施されるとと もに、前記表示板の他方表面は黒色であって、かつ、前記一方表面よりも表面粗 度が大きな表面処理が施され、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なくとも1つ以上を、 前記表示板の一方表面には油性または水性のインキを用いて書き換え可能に記載 でき、前記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記載できることを 特徴とする表示具である。
【0008】 本考案に従えば、表示板には商品の名称、商品の販売価格および商品の内容の うち少なくとも1つ以上が表示され、この表示板は表示板収納部材収納され、こ の表示板収納部材は保持部材によって傾動可能に保持され、前記表示板は、白色 であって、かつ、平滑な表面処理が施された一方表面と、黒色であって、かつ、 一方表面よりも表面粗度が大きな表面処理が施された他方表面とを有するので、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なくとも1つ以上を、前 記表示板の一方表面には油性または水性のインキを用いて書き換え可能に記載で き、前記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記載できる。したが って、商品情報を適宜、頻繁に書き換えることができる。
【0009】 さらに本考案は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なく とも1つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部材と 、前記表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表示具であって、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納する表示板収納部と、前 記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位置に設けられる係合部 が当接し、前記表示板収納部材の傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌 挿される嵌合溝とを含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合部と当接することによ って前記表示板収納部材の傾動を阻止する凸条とが交互に連続して形成されると ともに、前記凹溝および凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前記規制面の断面形 状が略円弧状であることを特徴とする。
【0010】 本考案に従えば、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なく とも1つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部材と 、前記表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表示具であって、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納する表示板収納部と、前記 保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、前記 保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位置に設けられる係合部が当接 し、前記表示板収納部材の傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌挿され る嵌合溝とを含み、前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合部と 当接することによって前記表示板収納部材の傾動を阻止する凸条とが交互に連続 して形成されるとともに、前記凹溝および凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前 記規制面の断面形状が略円弧状であるので、前記表示板収納部材を所望の傾斜角 度に保持することができる。
【0011】 さらにまた本考案は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少 なくとも1つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部 材と、前記表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表示具と、 前記表示具の保持部材に形成された嵌挿部を長手方向一端部に設けられた嵌挿 孔に抜き差し可能に嵌挿することによって支持する支持部材と、 前記支持部材の長手方向他端部に装着される挟持部材とを有する表示装置にお いて、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納する表示板収納部と、前 記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位置に設けられる係合部 が当接し、前記表示板収納部材の傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌 挿される嵌合溝と、前記嵌合溝に対して前記規制面の反対側に設けられ前記嵌挿 孔に嵌挿される嵌挿部とを含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合部と当接することによ って前記表示板収納部材の傾動を阻止する凸条とが交互に連続して形成されると ともに、前記凹溝および凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前記規制面の断面形 状が略円弧状であって、 前記嵌挿部には前記保持部材と前記嵌挿孔との離脱を抑制する突起部が設けら れ、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌挿された状態において、前記嵌挿孔の内壁を前 記突起部が押圧することによって前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対する抜け止めが達 成され、 前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前記挟持片の先端部が近 接する方向に前記挟持片に付勢するばね部材と、前記挟持部材を前記支持部材の 長手方向他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むことを特徴とする表示装 置である。
【0012】 本考案に従えば、前記嵌挿部に設けられた突起部が、前記保持部材と前記嵌挿 孔との離脱を抑制し、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌挿された状態において、前記 嵌挿孔の内壁を前記突起部が押圧するので、前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対する抜 け止めが達成され、前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前記挟 持片の先端部が近接する方向に前記挟持片に付勢するばね部材と、前記挟持部材 を前記支持部材の長手方向他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むので、 前記支持部材に対して前記挟持部材を所望の角度に傾動することができる。した がって、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0013】 さらにまた本考案は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少 なくとも1つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部 材と、前記表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表示具と、 前記表示具の保持部材に形成された嵌挿部を長手方向一端部に設けられた嵌挿 孔に抜き差し可能に嵌挿することによって支持する支持部材と、 前記支持部材の長手方向他端部に装着される挟持部材とを有する表示装置にお いて、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納する表示板収納部と、前 記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記表示板収納部は、前記表示板を収納した状態において前記表示板の背面を 支持する背面部と、前記背面部の周縁から垂直に立設して形成され前記嵌合片が 形成される底面部と、前記背面部および前記底面部から連なって垂直に立設され る1対の側壁部と、前記側壁部に連なり、前記背面部と間隔をあけて、かつ、前 記背面部に略平行に形成され、前記表示板の前面への傾倒を阻止する複数の保持 片部とを含み、前記背面部の周縁のうち前記底面部に対向する周縁には前記表示 板の着脱を容易する凹陥部が形成され、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位置に設けられる係合部 が当接し、前記表示板収納部材の傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌 挿される嵌合溝と、前記嵌合溝に対して前記規制面の反対側に設けられ前記嵌挿 孔に嵌挿される嵌挿部とを含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合部と当接することによ って前記表示板収納部材の傾動を阻止する凸条とが交互に連続して形成されると ともに、前記凹溝および前記凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前記規制面の断 面形状が略円弧状であって、前記凹溝および前記凸条は滑らかな表面形状を有し 、 前記嵌挿部には前記保持部材と前記嵌挿孔との離脱を抑制する突起部が設けら れ、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌挿された状態において、前記嵌挿孔の内壁を前 記突起部が押圧することによって前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対する抜け止めが達 成され、 前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前記挟持片の先端部が近 接する方向に前記挟持片に付勢するばね部材と、前記挟持部材を前記支持部材の 長手方向他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むことを特徴とする表示装 置である。
【0014】 本考案に従えば、前記表示板収納部材を保持部材に対して所望の傾斜角度とす ることができるとともに、前記挟持部材を前記支持部材に対して所望の傾斜角度 とすることができ、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0015】 さらにまた本考案は、前記規制面を円弧とした場合のその円弧に対する中心角 の角度が10〜50°であることを特徴とする。
【0016】 本考案に従えば、前記規制面を円弧とした場合のその円弧に対する中心角の角 度が10〜50°であるので、前記表示板が前記表示板収納部材から抜け落ちる ことがなく、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0017】 さらにまた本考案は、前記規制面を円弧とした場合のその円弧に対する中心角 の角度が10〜50°であることを特徴とする。
【0018】 本考案に従えば、前記規制面を円弧とした場合のその円弧に対する中心角の角 度が10〜50°であるので、前記表示板が前記表示板収納部材から抜け落ちる ことがなく、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0019】 さらにまた本考案は、前記凹溝および前記凸条の幅を円弧とした場合のその円 弧に対する中心角の角度が5〜15°であることを特徴とする。
【0020】 本考案に従えば、前記凹溝および前記凸条の幅を円弧とした場合のその円弧に 対する中心角の角度が5〜15°であるので、前記表示板収納部材を所望の傾斜 角度とすることができ、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0021】 さらに本考案は、前記凹溝および前記凸条の幅を円弧とした場合のその円弧に 対する中心角の角度が5〜15°であることを特徴とする。
【0022】 本考案に従えば、前記凹溝および前記凸条の幅を円弧とした場合のその円弧に 対する中心角の角度が5〜15°であるので、前記表示板収納部材を所望の傾斜 角度とすることができ、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0023】 さらにまた本考案は、前記表示板の一方表面は白色であって、かつ、平滑な表 面処理が施されるとともに、前記表示板の他方表面は黒色であって、かつ、前記 一方表面よりも表面粗度が大きな表面処理が施され、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なくとも1つ以上を、 前記表示板の一方表面には油性または水性のインキを用いて書き換え可能に記載 でき、前記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記載できることを 特徴とする。
【0024】 本考案に従えば、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なく とも1つ以上を、前記表示板の一方表面には油性または水性のインキを用いて書 き換え可能に記載でき、前記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に 記載できる。したがって、商品情報を適宜、頻繁に書き換えることができる。
【0025】 さらにまた本考案は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少 なくとも1つ以上が表示される表示板と、前記表示板が収納される表示板収納部 材と、前記表示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表示具と、 前記表示具の保持部材に形成された嵌挿部を長手方向一端部に設けられた嵌挿 孔に抜き差し可能に嵌挿することによって支持する支持部材と、 前記支持部材の長手方向他端部に装着される挟持部材とを有する表示装置にお いて、 前記表示板の一方表面は白色であって、かつ、平滑な表面処理が施されるとと もに、前記表示板の他方表面は黒色であって、かつ、前記一方表面よりも表面粗 度が大きな表面処理が施され、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なくとも1つ以上を、 前記表示板の一方表面には油性または水性のインキを用いて書き換え可能に記載 でき、前記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記載でき、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納する表示板収納部と、前 記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記表示板収納部は、前記表示板を収納した状態において前記表示板の背面を 支持する背面部と、前記背面部の周縁から垂直に立設して形成され前記嵌合片が 形成される底面部と、前記背面部および前記底面部から連なって垂直に立設され る1対の側壁部と、前記側壁部に連なり、前記背面部と間隔をあけて、かつ、前 記背面部に略平行に形成され、前記表示板の前面への傾倒を阻止する複数の保持 片部とを含み、前記背面部の周縁のうち前記底面部に対向する周縁には前記表示 板の着脱を容易する凹陥部が形成され、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位置に設けられる係合部 が当接し、前記表示板収納部材の傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌 挿される嵌合溝と、前記嵌合溝に対して前記規制面の反対側に設けられ前記嵌挿 孔に嵌挿される嵌挿部と、前記表示板収納部材を取り付けた状態において、前記 表示板収納部の前記背面部側の前記規制面の後端縁から前記嵌合溝に向けて延び て形成される後方面と、前記表示板収納部材を取り付けた状態において、前方側 の前記規制面の前端縁から前記嵌挿部に向けて延びて形成される前方面と含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合部と当接することによ って前記表示板収納部材の傾動を阻止する凸条とが交互に連続して形成されると ともに、前記凹溝および前記凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前記規制面の断 面形状が略円弧状であって、前記凹溝および前記凸条は滑らかな表面形状を有し 、 前記後方面を含む仮想平面と前記前方面を含む仮想平面の形成する角度が10 〜50°の範囲に選ばれ、 前記仮想平面に沿う方向の前記凹溝および前記凸条の幅は、前記仮想平面内に おいて前記嵌合溝を円とした場合の中心点に対する角円弧の形成する角度であり 前記凹溝および前記凸条の前記仮想平面内の稜線を円弧とした場合のその円弧に 対する中心角の角度が5〜15°の範囲に選ばれる角度に対応する円弧の長さと して形成され、 前記中心点から前記凹溝の前記中心点に最も近接する部分までの長さr1、前 記中心点から前記凸条の前記中心点から最も離反する部分までの長さr2および 前記嵌合部と前記係合部との距離tが、0.5mm<r2−r1<2.0mm、 かつ、r1<t<r2の関係を充足するように形成され、 前記嵌挿部には前記保持部材と前記嵌挿孔との離脱を抑制する突起部が設けら れ、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌挿された状態において、前記嵌挿孔の内壁を前 記突起部が押圧することによって前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対する抜け止めが達 成され、 前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前記挟持片の先端部が近 接する方向に前記挟持片に付勢するばね部材と、前記挟持部材を前記支持部材の 長手方向他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むことを特徴とする表示装 置である。
【0026】 本考案に従えば、商品情報が表示された表示板を収納した表示板収納部材の保 持部材または支持部材に対する傾斜角度を容易に変更でき、その角度を保持する ことができ、表示板の表示板収納部材に対する着脱が容易であり、挟持部材によ って表示装置を所望の位置に取り付けることができ、支持部材と挟持部材との角 度を自在に変更することができる。したがって、商品情報を適切に客に認識させ ることができる。
【0027】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施の一形態の表示装置10の簡略した斜視図であり、図2は 表示装置10の簡略した分解斜視図であり、図3は表示板収納部材40の簡略し た正面図であり、図4は表示板収納部材40の簡略した背面図であり、図5は保 持部材60の簡略した側面図であり、図6は表示具20の簡略した断面図であり 、図7は挟持部材90の簡略した側面図である。
【0028】 表示装置10は、商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少なく とも1つ以上が表示される表示板30と、前記表示板30が収納される表示板収 納部材40と、前記表示板収納部材40を傾動可能に保持する保持部材60とを 含む表示具20と、前記表示具20の保持部材60に形成された嵌挿部70を長 手方向一端部131に設けられた嵌挿孔132に抜き差し可能に嵌挿することに よって支持する支持部材130と、前記支持部材130の長手方向他端部133 に装着される挟持部材90とを有する。
【0029】 前述のように本明細書においては、商品の名称、商品の販売価格および商品の 内容等の商品に関する情報およびその他の商品販売の際に店頭において表示され る各種情報を商品情報と表現し、本考案に係る表示具および表示装置は、この商 品情報を表示するために好適に用いられる。
【0030】 前記表示板30は、金属製または合成樹脂製であって、前記表示板30の一方 表面32は白色であって、かつ、平滑な表面処理が施されるとともに、前記表示 板30の他方表面33は黒色であって、かつ、前記一方表面よりも表面粗度が大 きな表面処理が施されている。前記表面処理は、後述するように、前記表示板3 0に商品情報を表示する場合において、適宜書き換えることができる表面状態と することであって、焼き付け塗装、その他の塗装処理、メッキ処理、紙、合成樹 脂シートその他の材料の貼り付け処理等である。
【0031】 白色であって、かつ、平滑な表面処理が施されている前記一方表面32には、 商品情報を、たとえば油性または水性のインキを用いて書き換え可能に記載でき 、黒色であって、かつ、前記一方表面よりも表面粗度が大きな表面処理が施され ている前記表示板30の他方表面33には、商品情報を白墨を用いて書き換え可 能に記載できる。前記白墨は、白色の白墨だけでなく、各種の色の白墨、すなわ ちチョークであってもよい。
【0032】 前記一方表面32は白色とし、前記他方表面33は黒色としたが、各種の色と してもよく、前記表示板30に記載される商品情報が効果的に、客の注意を喚起 するものであればよい。
【0033】 前記表示板30が、金属製または合成樹脂製であるので、たとえば花屋等にお いて水がかかっても、前記表示板30が容易に損傷することがなく、紙に商品情 報を表示した場合のように紙が破れたりして見栄えが悪くなるということがない 。
【0034】 前記表示板収納部材40は、前記表示板30を着脱自在に収納する表示板収納 部41と、前記保持部材60の嵌合溝61に嵌脱可能に嵌挿される嵌合部42を 有する嵌合片43とを含む。
【0035】 前記表示板収納部41は、前記表示板30を収納した状態において前記表示板 30の背面31を支持する背面部44と、前記背面部44の周縁45から垂直に 立設して形成され前記嵌合片43が形成される底面部46と、前記背面部44お よび前記底面部46から連なって垂直に立設される1対の側壁部47と、前記側 壁部47に連なり、前記背面部44と間隔をあけて、かつ、前記背面部44に略 平行に形成され、前記表示板30の前面への傾倒を阻止する複数の保持片部48 とを含み、前記背面部44の周縁45のうち前記底面部46に対向する周縁45 aには前記表示板30の前記表示板収納部材40に対する着脱を容易する凹陥部 49が形成されている。したがって、前記表示板30を前記表示板収納部材40 に収納した場合には、前記表示板30が前記表示板収納部材40から容易に抜け 落ち、離脱することがない。また、前記表示板30に商品情報を記載する際に前 記表示板収納部材40から前記表示板30を容易に取り外すことができ、さらに 前記表示板収納部材40に前記表示板30を容易に収納することができる。
【0036】 前記表示板30の一方表面32および他方表面33に商品情報を表示すること ができるので、一方表面32および他方表面33に異なる商品情報を記入してお けば、前記表示板30をいわゆる裏返す操作を行うだけで、異なる商品情報を容 易に客に認識させることができる。前記表示板30は、図3において矢符Aで示 される方向に、前記表示板収納部41に沿って前記表示板収納部材40に収納す ることができる。
【0037】 前記保持部材60は、前記表示板収納部材40の前記嵌合片43の前記嵌合部 42に対向する位置に設けられる係合部50が当接し、前記表示板収納部材40 の傾斜角度を規制する規制面80と、前記嵌合部42が嵌挿される嵌合溝61と 、前記嵌合溝61に対して前記規制面80の反対側に設けられ、前記嵌挿孔13 2に嵌挿される嵌挿部70とを含む。
【0038】 さらに前記保持部材50は、前記表示板収納部材40を取り付けた状態におい て、前記表示板収納部41の前記背面部44側の前記規制面80の後端縁83か ら前記嵌合溝61に向けて延びて形成される後方面84と、前記表示板収納部材 40を取り付けた状態において、前方側の前記規制面80の前端縁85から前記 嵌挿部70に向けて延びて形成される前方面86とを有する。
【0039】 前記規制面80は、前記係合部50が係合する凹溝81と、前記係合部50と 当接することによって前記表示板収納部材40の傾動を阻止する凸条82とが交 互に連続して形成されるとともに、前記凹溝81および前記凸条82に対して垂 直な仮想平面(図5における紙面)に沿う前記規制面80の断面形状が略円弧状 であって、前記凹溝81および前記凸条82は滑らかな表面形状を有する。すな わち前記規制面80は、前記仮想平面に沿う前記規制面80の断面形状は、凹溝 81および前記凸条82によって形成されるいわゆる波形の稜線を有する略円弧 状である。
【0040】 前述のように前記規制面80は、前記凹溝81および前記凸条82に対して垂 直な仮想平面に沿う前記規制面80の断面形状が略円弧状に形成されており、前 記規制面80を円弧とした場合のその円弧に対する中心角の角度θ1が10〜5 0°の範囲に選ばれる角度に対応する円弧として形成される。前記角度θ1は、 好ましくは40°である。この角度θ1は、前記後方面84を含む仮想平面と前 記前方面86を含む仮想平面の形成する角度である。
【0041】 前記凹溝81および前記凸条82に対して垂直な仮想平面に沿う方向の前記凹 溝81および前記凸条82の幅は、前記凹溝81および前記凸条82の前記仮想 平面内の稜線を円弧とした場合のその円弧に対する中心角の角度θ2が5〜15 °の範囲に選ばれる角度に対応する円弧として形成される。前記角度θ2は、好 ましくは10°である。この角度θ2は、前記仮想平面内において前記嵌合溝6 1を円とした場合の中心点65に対する角円弧の形成する角度である。
【0042】 前記中心点65から前記凹溝81の前記中心点65に最も近接する部分までの 長さr1、前記中心点65から前記凸条82の前記中心点65から最も離反する 部分までの長さr2および前記嵌合部42と前記係合部50との距離tは、前記 表示板収納部材40および前記保持部材60の大きさおよび形状によって適宜決 定されるが、前記長さr1は25mm〜50mm、前記長さr2は25.5mm 〜52mm、前記距離tは22mm〜48mmの範囲に選ばれ、かつ、次式(1 )および(2)の関係を充足するように形成される。好ましくは、前記長さr1 は29.2mm、前記長さr2は30.0mm、前記距離tは27.0mmであ る。
【0043】 0.5mm<r2−r1<2.0mm …(1) r1<t<r2 …(2) 前記長さr1、前記長さr2および前記距離tが上記の関係を充足するので、 前記凸条82のうち最も前記前方面86側の凸条82aが、前記係合部50に当 接した状態で、前記表示板収納部材40の前方への傾動を防止することができる 。すなわち図6(a)において、前記表示板収納部材40は矢符Bで示される方 向に傾動することがない。また、前記凸条82のうち最も前記後方面84側の凸 条82bは、前記表示板収納部材40を図66(c)において矢符Cで示す方向 に、前記嵌合部42の軸線まわりに傾動させた場合には、前記係合部50および 前記凸条82の弾発性および前記嵌合溝6と前記嵌合部42とが前記冠合溝61 内において形成する空間、いわゆるあそびによって、大きな力を加えることなく 、前記係合部50は前記凸条82bを乗り越え、前記矢符Cで示す方向に前記係 合部50を前記規制面80から離反させることができる。
【0044】 すなわち、前記表示板収納部材40を前記保持部材60から取り外す際には、 前記表示板収納部材40を前記矢符Cで示す方向に傾動させ、前記係合部50を 前記凸条82bを越えるように力を加え、前記嵌合部42を前記嵌合溝61から 取り外すようにする。逆に前記表示板収納部材40を前記保持部材60に取り付 ける際には、前記嵌合部42を前記嵌合溝61に押し込み、前記係合部50を前 記凸条82bを越えて、前記規制面80に当接するように嵌め込むようにする。
【0045】 前記嵌挿部70には前記保持部材60と前記嵌挿孔132との離脱を抑制する 複数の突起部71が設けられ、前記嵌挿部70が前記嵌挿孔132に嵌挿された 状態において、前記嵌挿孔132の内壁134を前記突起部71が押圧すること によって前記嵌挿部70の前記嵌挿孔132に対する抜け止めが達成される。
【0046】 前記嵌挿部70を前記嵌挿孔132に嵌挿するだけで、前記表示具20を前記 支持部材130に装着できるので、本考案に係る表示装置の操作が簡便である。
【0047】 前記表示板収納部材40、前記保持部材60および前記支持部材130は、ポ リプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の合成樹脂製であって、射出成型 によって所望の形状に形成される。前記表示板収納部材40、前記保持部材60 および前記支持部材130が合成樹脂製であるので、本考案に係る表示具20お よび表示装置10は、軽量であって、水がかかっても容易に損傷することがなく 、長期間に亘って使用することができる。また前述のように、前記嵌挿部70を 前記嵌挿孔132に嵌挿する際に、前記嵌挿部70および前記嵌挿孔132が互 いに弾発的に当接し、特別な抜け止め構造を形成しなくても、前記嵌挿部70お よび前記嵌挿孔132の連結が達成できる。
【0048】 前記挟持部材90は、1対の挟持片91a,91b(総称するときは、挟持片 91と表示する)と自然状態において前記挟持片91のそれぞれの先端部92a ,92bが互いに近接する方向に前記挟持片91に付勢するばね部材93とを有 する挟持具95と、前記挟持具95を前記支持部材130の長手方向他端部13 3に傾動可能に装着する装着部材96とを含む。自然状態とは、前記挟持部材9 0の各所に力が加わっていない状態をいう。
【0049】 前記挟持片91は金属製、合成樹脂製または木製であって、前記ばね部材93 は金属製または合成樹脂製である。前記ばね部材93は、コイルばね、板ばね等 である。前記挟持具95は、いわゆるクリップである。このクリップである挟持 具95を、たとえば商品陳列台等に取り付けることによって、本考案に係る表示 装置10を使用することができる。
【0050】 前記装着部材96は金属製または合成樹脂製であって、前記挟持具95の一方 の挟持片95aに取り付けられる取付部材100と、前記支持部材130の長手 方向他端部133に装着される回動部材110とを含む。
【0051】 前記取付部材100の一端部101が前記挟持具95の一方の挟持片95aに 取り付けられ、前記取付部材100の他端部102が、前記回動部材110に取 り付けられる。
【0052】 前記回動部材110は、略円筒形であって、前記支持部材130の前記長手方 向他端部133にねじ部材111によって、前記回動部材110の軸線まわりに 回動可能に装着される。
【0053】 したがって、前記挟持部材90は、図7において矢符Dに示す方向に前記支持 部材130に対して、前記挟持片91の先端部92を自在に変位させることがで きる。
【0054】 本実施の形態においては、前記回動部材110を略円筒形であって、ねじ部材 111によって、前記支持部材130の前記長手方向他端部133に取り付ける ようにしたが、前記回動部材111を略球状形状として、この回動部材111を 前記支持部材130の前記長手方向他端部133に挿入するようにしてもよい。
【0055】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、商品情報が表示された表示板を収納した表示板 収納部材の保持部材に対する傾斜角度を自在に変更することができ、その傾斜角 度を保持することができ、商品情報を客に適切に認識させることができ、客の商 品購入に便宜であって、売上増加に寄与することができる。
【0056】 また本考案によれば、商品情報を表示板に繰り返し記載することができるとと もに、容易に損傷せず、また、表示板の一方表面に表示される商品情報と他方表 面に表示される商品情報とを異なる内容とすることができ、適宜、商品情報を変 更することができる。商品情報の変更に際して、大きな労力が必要でなく、適切 に客に商品情報を認識させることができる。
【0057】 さらに本考案によれば、商品情報が表示された表示板の収納された表示板収納 部材の保持部材に対する傾斜角度を所望の角度に保持することができ、容易にこ の角度を変更でき、客に適切に商品情報を認識させることができる。
【0058】 さらにまた本考案によれば、保持部材は支持部材に簡単な操作で確実に支持さ れ、挟持部材の支持部材に対する角度を容易に変更することができ、商品情報が 表示された表示板を常に客が見やすい状態に保つことができる。
【0059】 さらにまた本考案によれば、表示板が表示板収納部材から容易に離脱すること がなく、表示板収納部材を保持部材に対して所望の傾斜角度とすることができ、 挟持部材を支持部材に対して所望の傾斜角度とすることができ、客に商品情報を 適切に認識させることができる。
【0060】 さらにまた本考案によれば、表示板が表示板収納部材から抜け落ちることがな く、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0061】 さらにまた本考案によれば、表示板が前記表示板収納部材から抜け落ちること がなく、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0062】 さらにまた本考案によれば、表示板収納部材を所望の傾斜角度とすることがで き、客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0063】 さらに本考案によれば、表示板収納部材を所望の傾斜角度とすることができ、 客に商品情報を適切に認識させることができる。
【0064】 さらにまた本考案によれば、商品情報を表示板の一方表面には油性または水性 のインキを用いて書き換え可能に記載でき、他方表面には白墨を用いて書き換え 可能に記載でき、商品情報を適宜、頻繁に書き換えることができる。
【0065】 さらにまた本考案によれば、商品情報が表示された表示板を収納した表示板収 納部材の保持部材または支持部材に対する傾斜角度を容易に変更でき、その角度 を保持することができ、表示板の表示板収納部材に対する着脱が容易であり、挟 持部材によって表示装置を所望の位置に取り付けることができ、支持部材と挟持 部材との角度を自在に変更することができ、商品情報を適切に客に認識させるこ とができる。
【0066】 以上のように本考案によれば、操作が簡単で、販売店等において、商品の販売 価格、名称、商品の説明、内容等の様々な商品情報を適宜、簡単に書き換えるこ とができるとともに、長期間に亘って使用することができ、見栄えが良く、客の 商品購入に際して、客の希望する情報が適切に表示され、販売促進および売上増 加に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態の表示装置10の簡略し
た斜視図である。
【図2】表示装置10の簡略した分解斜視図である。
【図3】表示板収納部材40の簡略した正面図である。
【図4】表示板収納部材40の簡略した背面図である。
【図5】保持部材60の簡略した側面図である。
【図6】表示具20の簡略した断面図である。
【図7】挟持部材90の簡略した側面図である。
【符号の説明】
10 表示装置 20 表示具 30 表示板 31 背面 32 一方表面 33 他方表面 40 表示板収納部材 41 表示板収納部 42 嵌合部 43 嵌合片 44 背面部 45 周縁 46 底面部 47 側壁部 48 保持片部 49 凹陥部 50 係合部 60 保持部材 61 嵌合溝 65 中心点 70 嵌挿部 71 突起部 80規制面 81 凹溝 82 凸条 83 後端縁 84 後方面 85 前端縁 86 前方面 90 挟持部材 91 挟持片 92 先端部 93 ばね部材 95 挟持具 96 装着部材 100 取付部材 101 一端部 102 他端部 110 回動部材 111 ねじ部材 130 支持部材 131 長手方向一端部 132 嵌挿孔 133 長手方向他端部 134 内壁

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の名称、商品の販売価格および商品
    の内容のうち少なくとも1つ以上が表示される表示板
    と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記表
    示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含むこ
    とを特徴とする表示具。
  2. 【請求項2】 商品の名称、商品の販売価格および商品
    の内容のうち少なくとも1つ以上が表示される表示板
    と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記表
    示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表
    示具であって、 前記表示板の一方表面は白色であって、かつ、平滑な表
    面処理が施されるとともに、前記表示板の他方表面は黒
    色であって、かつ、前記一方表面よりも表面粗度が大き
    な表面処理が施され、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少
    なくとも1つ以上を、前記表示板の一方表面には油性ま
    たは水性のインキを用いて書き換え可能に記載でき、前
    記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記
    載できることを特徴とする表示具。
  3. 【請求項3】 商品の名称、商品の販売価格および商品
    の内容のうち少なくとも1つ以上が表示される表示板
    と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記表
    示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表
    示具であって、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納す
    る表示板収納部と、前記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に
    嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位
    置に設けられる係合部が当接し、前記表示板収納部材の
    傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌挿される
    嵌合溝とを含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合
    部と当接することによって前記表示板収納部材の傾動を
    阻止する凸条とが交互に連続して形成されるとともに、
    前記凹溝および凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前記
    規制面の断面形状が略円弧状であることを特徴とする請
    求項1または請求項2のいずれか1項に記載の表示具。
  4. 【請求項4】 商品の名称、商品の販売価格および商品
    の内容のうち少なくとも1つ以上が表示される表示板
    と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記表
    示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表
    示具と、 前記表示具の保持部材に形成された嵌挿部を長手方向一
    端部に設けられた嵌挿孔に抜き差し可能に嵌挿すること
    によって支持する支持部材と、 前記支持部材の長手方向他端部に装着される挟持部材と
    を有する表示装置において、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納す
    る表示板収納部と、前記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に
    嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位
    置に設けられる係合部が当接し、前記表示板収納部材の
    傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌挿される
    嵌合溝と、前記嵌合溝に対して前記規制面の反対側に設
    けられ前記嵌挿孔に嵌挿される嵌挿部とを含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合
    部と当接することによって前記表示板収納部材の傾動を
    阻止する凸条とが交互に連続して形成されるとともに、
    前記凹溝および凸条に対して垂直な仮想平面に沿う前記
    規制面の断面形状が略円弧状であって、 前記嵌挿部には前記保持部材と前記嵌挿孔との離脱を抑
    制する突起部が設けられ、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌
    挿された状態において、前記嵌挿孔の内壁を前記突起部
    が押圧することによって前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対す
    る抜け止めが達成され、 前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前
    記挟持片の先端部が近接する方向に前記挟持片に付勢す
    るばね部材と、前記挟持部材を前記支持部材の長手方向
    他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むことを特
    徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 商品の名称、商品の販売価格および商品
    の内容のうち少なくとも1つ以上が表示される表示板
    と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記表
    示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表
    示具と、 前記表示具の保持部材に形成された嵌挿部を長手方向一
    端部に設けられた嵌挿孔に抜き差し可能に嵌挿すること
    によって支持する支持部材と、 前記支持部材の長手方向他端部に装着される挟持部材と
    を有する表示装置において、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納す
    る表示板収納部と、前記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に
    嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記表示板収納部は、前記表示板を収納した状態におい
    て前記表示板の背面を支持する背面部と、前記背面部の
    周縁から垂直に立設して形成され前記嵌合片が形成され
    る底面部と、前記背面部および前記底面部から連なって
    垂直に立設される1対の側壁部と、前記側壁部に連な
    り、前記背面部と間隔をあけて、かつ、前記背面部に略
    平行に形成され、前記表示板の前面への傾倒を阻止する
    複数の保持片部とを含み、前記背面部の周縁のうち前記
    底面部に対向する周縁には前記表示板の着脱を容易する
    凹陥部が形成され、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位
    置に設けられる係合部が当接し、前記表示板収納部材の
    傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌挿される
    嵌合溝と、前記嵌合溝に対して前記規制面の反対側に設
    けられ前記嵌挿孔に嵌挿される嵌挿部とを含み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合
    部と当接することによって前記表示板収納部材の傾動を
    阻止する凸条とが交互に連続して形成されるとともに、
    前記凹溝および前記凸条に対して垂直な仮想平面に沿う
    前記規制面の断面形状が略円弧状であって、前記凹溝お
    よび前記凸条は滑らかな表面形状を有し、 前記嵌挿部には前記保持部材と前記嵌挿孔との離脱を抑
    制する突起部が設けられ、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌
    挿された状態において、前記嵌挿孔の内壁を前記突起部
    が押圧することによって前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対す
    る抜け止めが達成され、 前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前
    記挟持片の先端部が近接する方向に前記挟持片に付勢す
    るばね部材と、前記挟持部材を前記支持部材の長手方向
    他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むことを特
    徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 前記規制面を円弧とした場合のその円弧
    に対する中心角の角度が10〜50°であることを特徴
    とする請求項3に記載の表示具。
  7. 【請求項7】 前記規制面を円弧とした場合のその円弧
    に対する中心角の角度が10〜50°であることを特徴
    とする請求項4または5のいずれか1項に記載の表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記凹溝および前記凸条の幅を円弧とし
    た場合のその円弧に対する中心角の角度が5〜15°で
    あることを特徴とする請求項3または請求項6のいずれ
    か1項に記載の表示具。
  9. 【請求項9】 前記凹溝および前記凸条の幅を円弧とし
    た場合のその円弧に対する中心角の角度が5〜15°で
    あることを特徴とする請求項4、請求項5および請求項
    7のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示板の一方表面は白色であっ
    て、かつ、平滑な表面処理が施されるとともに、前記表
    示板の他方表面は黒色であって、かつ、前記一方表面よ
    りも表面粗度が大きな表面処理が施され、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少
    なくとも1つ以上を、前記表示板の一方表面には油性ま
    たは水性のインキを用いて書き換え可能に記載でき、前
    記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記
    載できることを特徴とする請求項4、5、7および9の
    いずれか1項に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 商品の名称、商品の販売価格および商
    品の内容のうち少なくとも1つ以上が表示される表示板
    と、前記表示板が収納される表示板収納部材と、前記表
    示板収納部材を傾動可能に保持する保持部材とを含む表
    示具と、 前記表示具の保持部材に形成された嵌挿部を長手方向一
    端部に設けられた嵌挿孔に抜き差し可能に嵌挿すること
    によって支持する支持部材と、 前記支持部材の長手方向他端部に装着される挟持部材と
    を有する表示装置において、 前記表示板の一方表面は白色であって、かつ、平滑な表
    面処理が施されるとともに、前記表示板の他方表面は黒
    色であって、かつ、前記一方表面よりも表面粗度が大き
    な表面処理が施され、 商品の名称、商品の販売価格および商品の内容のうち少
    なくとも1つ以上を、前記表示板の一方表面には油性ま
    たは水性のインキを用いて書き換え可能に記載でき、前
    記表示板の他方表面には白墨を用いて書き換え可能に記
    載でき、 前記表示板収納部材は、前記表示板を着脱自在に収納す
    る表示板収納部と、前記保持部材の嵌合溝に嵌脱可能に
    嵌挿される嵌合部を有する嵌合片とを含み、 前記表示板収納部は、前記表示板を収納した状態におい
    て前記表示板の背面を支持する背面部と、前記背面部の
    周縁から垂直に立設して形成され前記嵌合片が形成され
    る底面部と、前記背面部および前記底面部から連なって
    垂直に立設される1対の側壁部と、前記側壁部に連な
    り、前記背面部と間隔をあけて、かつ、前記背面部に略
    平行に形成され、前記表示板の前面への傾倒を阻止する
    複数の保持片部とを含み、前記背面部の周縁のうち前記
    底面部に対向する周縁には前記表示板の着脱を容易する
    凹陥部が形成され、 前記保持部材は、前記嵌合片の前記嵌合部に対向する位
    置に設けられる係合部が当接し、前記表示板収納部材の
    傾斜角度を規制する規制面と、前記嵌合部が嵌挿される
    嵌合溝と、前記嵌合溝に対して前記規制面の反対側に設
    けられ前記嵌挿孔に嵌挿される嵌挿部と、前記表示板収
    納部材を取り付けた状態において、前記表示板収納部の
    前記背面部側の前記規制面の後端縁から前記嵌合溝に向
    けて延びて形成される後方面と、前記表示板収納部材を
    取り付けた状態において、前方側の前記規制面の前端縁
    から前記嵌挿部に向けて延びて形成される前方面と含
    み、 前記規制面は、前記係合部が係合する凹溝と、前記係合
    部と当接することによって前記表示板収納部材の傾動を
    阻止する凸条とが交互に連続して形成されるとともに、
    前記凹溝および前記凸条に対して垂直な仮想平面に沿う
    前記規制面の断面形状が略円弧状であって、前記凹溝お
    よび前記凸条は滑らかな表面形状を有し、 前記後方面を含む仮想平面と前記前方面を含む仮想平面
    の形成する角度が10〜50°の範囲に選ばれ、 前記仮想平面に沿う方向の前記凹溝および前記凸条の幅
    は、前記仮想平面内において前記嵌合溝を円とした場合
    の中心点に対する角円弧の形成する角度であり前記凹溝
    および前記凸条の前記仮想平面内の稜線を円弧とした場
    合のその円弧に対する中心角の角度が5〜15°の範囲
    に選ばれる角度に対応する円弧の長さとして形成され、 前記中心点から前記凹溝の前記中心点に最も近接する部
    分までの長さr1、前記中心点から前記凸条の前記中心
    点から最も離反する部分までの長さr2および前記嵌合
    部と前記係合部との距離tが、0.5mm<r2−r1
    <2.0mm、かつ、r1<t<r2の関係を充足する
    ように形成され、 前記嵌挿部には前記保持部材と前記嵌挿孔との離脱を抑
    制する突起部が設けられ、前記嵌挿部が前記嵌挿孔に嵌
    挿された状態において、前記嵌挿孔の内壁を前記突起部
    が押圧することによって前記嵌挿部の前記嵌挿孔に対す
    る抜け止めが達成され、 前記挟持部材は、1対の挟持片と、自然状態において前
    記挟持片の先端部が近接する方向に前記挟持片に付勢す
    るばね部材と、前記挟持部材を前記支持部材の長手方向
    他端部に傾動可能に装着する装着部材とを含むことを特
    徴とする表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011031120A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Japan Post Service Co Ltd ラベル付仕切り構造体
JP2015007831A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社寺岡精工 商品販売データ処理装置

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