JP6254786B2 - 処理装置、課金方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、課金を行う処理装置、課金方法およびプログラムに関する。
従来、印刷機器で行った印刷の料金をICカードなどに記憶された汎用電子マネーで支払う技術が知られている(特許文献1)。特許文献1で開示されている対価徴収システムによると、端末から送信した印刷ジョブを印刷機器で汎用電子マネーを用いて課金した後に印刷をしている。このシステムでは、PCなどの情報端末から印刷ジョブを送信し、別のICカードで課金を行っている。最近では、ICカードの汎用電子マネーの仕組みが携帯端末に搭載されている技術も知られている(特許文献2)。
このような技術を用いると、従来は所定額の現金を最初にチャージしておき、一枚印刷する毎にそのチャージ額から課金を行っていた方法に対して、一枚印刷する毎に汎用電子マネーで支払う印刷装置が実現できる。
別の技術として、携帯端末を用いて高速のデータ転送をする技術が知られている。従来の通信網を介した通信に加え、近距離無線通信を行うことが知られている。近距離無線通信の相手方の通信装置は、例えば、MFP(Multi Function Printer)であり、画像データ等の送受信が行われることが知られている。前述のICカードの汎用電子マネーの仕組みと、携帯端末を用いての画像データ等の送受信の仕組みを用いると、一つの携帯端末を用いて印刷ジョブの送信から支払いまでを完了させることができる。
特開2007−140990号公報 特開2006−48270号公報
前述したような携帯端末に搭載された汎用電子マネーを用いる場合、次のような課題がある。汎用電子マネーで所定額を支払う場合、プロトコルの初期化や携帯端末と印刷装置の相互認証などを行う必要があり、所定の時間が必要となる。一方、近年では、印刷装置の印刷速度は高速化している。従って、一枚毎に課金を行う場合は、汎用電子マネーでの支払い時間の方が、印刷よりも時間がかかり、課金が追い付かない可能性がある。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、課金処理の時間が印刷時間より長い場合に、課金処理を適切に実行する処理装置、課金方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る処理装置は、通信端末から受信したジョブを実行する実行手段と、前記通信端末との間で、前記ジョブの1または複数の実行単位に対応する課金のための課金処理を行う課金手段と、を備え、前記課金手段は、回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より短い場合、前記ジョブの1つの実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行い、1回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より長い場合、前記ジョブの複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、課金処理の時間が印刷時間より長い場合に、課金処理を適切に実行することができる。
無線通信システムの構成を表した図である。 携帯端末の外観を表した図である。 MFPの外観を表した図である。 携帯端末のブロック図を表した図である。 MFPの概略構成を示すブロック図である。 NFCユニットの詳細を説明した図である。 印刷の所要時間と課金の所要時間の関係を説明する図である。 別ユーザのジョブが混在している場合を示す図である。 印刷の完了前に課金を行う場合でのMFPの処理の手順を示す図である。 印刷の所要時間と課金の所要時間との関係を説明する図である。 印刷の完了後に課金を行う場合でのMFPの処理の手順を示す図である。 携帯端末の不揮発性メモリに記憶されている課金情報を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
本実施形態では、携帯端末(通信端末)を用いてプリントジョブを送信し、マルチファンクションプリンタ(MFP)で画像処理をした後に課金を行う場合の印刷フロー制御、および課金フロー制御について説明する。プリントジョブの送信はネットワーク経由でMFPに送信しても良いし、USB経由でも良いが、本実施形態ではNFC(Near Field Communication)通信を用いて送信するケースで説明する。NFCとは近距離非接触での電界誘導方式を用いた通信で、ケーブルでの接続が無くてもデータを送受信することができる。ジョブデータやステータスの送受信の他、電子マネーを用いた課金の仕組みもこのNFCを用いて実現される。
図1は、本実施形態における印刷通信システムの構成を表した図である。ネットワーク100を中心に携帯端末200、MFP300が相互に通信可能に接続されている。携帯端末200は、NFCでの無線通信、および、複数の汎用電子マネーでの決算方法を実現することができる。携帯端末200としては、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)などの個人情報端末、携帯電話、デジタルカメラ、スマートホンであるが、印刷対象となるファイルを扱える装置であれば良い。MFP300は、原稿台に原稿を載せて原稿を光学的に読み取る読取機能と、インクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)などの印刷部を用いた印刷機能を有しており、その他のファクス機能や電話機能を有しても良い。ネットワーク100とMFP300は、有線LANもしくはWireless LAN(WLAN)で接続されており、例えば、外部の複数のPCから印刷ジョブを受信して実行することができる。ネットワーク100と携帯端末200は、WLANで接続されており、WLAN経由でMFPにジョブを送信することもできる。携帯端末200とMFP300は、NFCで通信するための構成を有し、印刷ジョブデータやステータス応答の送受信、電子マネーによる決済処理などがピアツーピア(P2P)で実現可能である。
図2は、携帯端末200の外観を表した図である。本実施形態ではスマートホンを例にしている。スマートホンとは、携帯電話の機能の他に、カメラや、ネットブラウザ、メール機能などを搭載した多機能型の携帯電話のことである。NFCユニット201は、NFCを用いて通信を行う部分であり、相手先のNFCユニットに10cm程度以内に近接させることで通信を行うことができる。WLANユニット202は、WLANで通信を行うためのユニットで装置内に配置されている。表示部203は、LCD方式の表示機構を備えたディスプレイである。操作部204は、タッチパネル方式の操作機構を備えており、ユーザの押下情報を検知する。代表的な操作方法として、表示部203がソフトウェアキー等の表示を行い、ユーザが操作部204上でボタンを押下すると、その押下に応じたイベントが発行される。電源キー205は、電源のオン/オフの切り換えを行う際に用いられる。
図3(a)及び(b)は、MFPの外観を表した図である。原稿台301は、ガラス状の透明な台であり、原稿をのせてスキャナで読み取る時に使用される。原稿蓋302は、スキャナで読み取りを行う際に読取光が外部に漏れないようにするための蓋である。印刷用紙挿入口303は、様々なサイズの用紙をセットするための挿入口である。ここにセットされた用紙は、一枚ずつ印刷部に搬送され、所望の印刷を行って印刷用紙排出口304から排出される。原稿蓋302の上部には、操作表示部305およびNFCユニット306が配置されている。操作表示部305は、十字キーや開始キーなどのハードウェアキーと、LCD方式の表示部を備えている。NFCユニット306は、近接無線通信を行うためのユニットであり、ユーザが携帯端末200を実際にMFP300に近接させてタッチする部分である。ここで、NFCユニット306から約10cmが接触(タッチ)の有効距離である。WLANアンテナ307は、WLANで通信するためのアンテナを含む。
図4は、携帯端末200のブロック図を表した図である。携帯端末200は、装置のメインの制御を行うメインボード401と、WLAN通信を行うWLANユニット417と、NFC通信を行うNFCユニット418と、Bluetooth(商標登録)通信を行うBTユニット421を含む。メインボード401のCPU402は、システム制御部であり、携帯端末200全体を統括的に制御する。ROM403は、CPU402が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM403に格納されている各制御プログラムは、ROM403に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。CPU402は、ROM403に記憶された制御プログラムをRAM404に読み出して実行することにより、後述するフローの携帯端末200の動作を実現する。
RAM404は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を記憶し、また、ユーザが登録した設定値や携帯端末200の管理データ等を記憶する。RAM404には、各種ワーク用バッファ領域も設けられている。画像メモリ405は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、通信部を介して受信した画像データや、データ蓄積部412から読み出した画像データをCPU402で処理するために一時的に記憶する。
不揮発性メモリ422は、フラッシュメモリ(flash memory)等で構成され、電源がオフされた後でも保存しておきたいデータを記憶する。本実施形態においては、汎用電子マネーのユーザ情報、残高情報、相互認証用のセキュリティ情報などは、不揮発性メモリ422に保存される。本実施形態における課金はチャージ方式で実行され、ユーザは、一定の金額を専用のアプリケーションを用いて携帯端末200に予め保持しておく。不揮発性メモリ422内の汎用電子マネーで管理されている情報は、後述するMFCメモリ605にも保持されており、ユーザは利用する際にNFCユニットを用いて所定の金額を支払う。不揮発性メモリ422には、その他、電話帳データなども記憶されている。
携帯端末200のメモリ構成は上記に限定されるものではなく、例えば画像メモリ405とRAM404を共有させても良く、データ蓄積部412にデータのバックアップなどを行うようにしても良い。本実施形態では、DRAMを用いているが、ハードディスクや不揮発性メモリ等を使用するようにしても良い。
データ変換部406は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、色変換、画像変換などのデータ変換を行う。電話部407は、電話回線の制御を行い、スピーカ部413を介して入出力される音声データを処理することにより電話通信を実現する。操作部408は、図2で説明した操作部204の信号を制御する。GPS(Global Positioning System)409は、携帯端末200の現在の緯度や経度情報等を取得する。表示部410は、図2で説明した表示部203の表示内容を電子的に制御しており、各種入力操作の受付や、MFP300の動作状況やステータス状況の表示等を行う。
カメラ部411は、レンズを介して入力された画像を電子的に記録して符号化する機能を有している。カメラ部411で撮影された画像は、データ蓄積部412に保存される。スピーカ部413は、電話機能のための音声を入力または出力する機能や、その他アラーム通知などの機能を実現する。電源部414は、携帯可能な電池を含み、その制御をおこなう。ここで、電源状態として、例えば、電池に残量が無い電池切れ状態、電源キー205を押下していない電源OFF状態、通常起動している起動(電源ON)状態、起動しているが省電力モードである省電力状態がある。
携帯端末200は、WLAN、NFC、BlueTooth(商標登録)の3種類により、各無線通信を行うことができる。また、それらの構成により、MFPなどの他デバイスとのデータ通信を行うことができる。データ通信の際には、携帯端末200は、データをパケット形式に変換し、他デバイスにパケット送信を行う。逆に、携帯端末200は、外部の他デバイスからパケットデータを受信し、処理可能なデータに変換してCPU402に対して出力する。例えば、携帯端末200は、まずNFCを用いてWLANやBluetoothの接続情報を送り、NFC通信を終えてから、WLANやBluetoothのような比較的高速な通信方法に切り替えて画像データ等を送信する。WLANユニット417、NFCユニット418、BTユニット421は、それぞれバスケーブルなどを介して接続されている。WLANユニット417、NFCユニット418、BTユニット421は、各通信規格に準拠した無線通信を実現する。NFCユニットの詳細は、図6において後述する。上記構成要素403〜414、417、418、421、422は、システムバス419を介して相互に接続されており、CPU402により制御される。
図5は、MFP300の概略構成を示すブロック図である。MFP300は、装置のメインの制御を行うメインボード501と、WLAN通信を行うWLANユニット513と、NFC通信を行うNFCユニット517と、Bluetooth通信を行うBTユニット518とを含む。
メインボード501のCPU502は、システム制御部であり、MFP300全体を統括的に制御する。ROM503は、CPU502が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を記憶する。本実施形態では、ROM503に記憶されている各制御プログラムは、ROM503に記憶されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウェア制御を行う。CPU502は、ROM503に記憶された制御プログラムをRAM504に読み出して実行することにより、後述するフローのMFP300の動作を実現する。制御プログラムには課金制御を行うものがあり、課金額を決定したり、NFCユニット517を用いて携帯端末200との間で、課金のための制御コマンドの送受信を可能とする。
RAM504は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を記憶し、また、ユーザが登録した設定値やMFP300の管理データ等を記憶する。また、RAM504には、各種ワーク用バッファ領域も設けられている。不揮発性メモリ505は、フラッシュメモリ(flash memory)等で構成され、電源がオフされた時でも保持する必要があるデータを記憶する。そのデータとは、例えば、ネットワーク接続情報、ユーザデータ、ジョブ履歴、課金情報、課金履歴などである。画像メモリ506は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、各通信ユニットを介して受信した画像データや、符号復号化処理部512で処理された画像データなどを蓄積する。また、携帯端末200のメモリ構成と同様に、MFP300のメモリ構成は上記に限定されるものではなく、例えば画像メモリ506とRAM504を共有させても良い。本実施形態では、画像メモリ506にDRAMを用いているが、ハードディスクや不揮発性メモリ等を用いるようにしても良い。データ変換部507は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、画像データからプリントデータへの変換などを行う。PDLは記述方法によっては処理に時間がかかる場合があり、ページ数の多い印刷ジョブであると数十秒から数分かかる場合もある。このため、プリントジョブの見積もり時間の変動要因となり得る。
読取部510は、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)により原稿を光学的に読み取る。読取制御部508は、電気的な画像データに変換した画像信号を、不図示の画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。操作部509、表示部511は、ユーザが操作を行うための各種設定キーや、表示を行うLCD等を含む。符号復号化処理部512は、MFP300の処理対象の画像データ(JPEG、PNG等)に対して符号復号化処理や拡大縮小処理を行う。
給紙部514は、印刷のための用紙を保持する。記録制御部516からの制御により、給紙部514から給紙を行う。複数種類の用紙を保持するために、複数サイズの用紙を保持可能な給紙部が給紙部514に設けられていても良い。そして、記録制御部516により、いずれの給紙部から給紙を行うかの制御が行われる。
記録制御部516は、印刷される画像データに対して、不図示の画像処理制御部を介して、スムージング処理、記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換して記録部515に出力する。また、記録制御部516は、印刷部の情報を定期的に読み出してRAM504に記憶された情報を更新することもできる。例えば、記録制御部516により、インクタンクの残量や記録ヘッドのノズル状態などが更新される。記録部515は、インクジェット記録方式の記録ヘッドで構成されており、紙面上にインク滴を吐出することで画像を形成することができる。シリアル走査型のインクジェット記録方式であれば、記録ヘッドが主走査方向に往復動作を繰り返して画像形成するので、白領域が多い画像などは印刷せずに紙送りでき、印刷速度が速まる要因となる。MFP300にも携帯端末200と同様に、無線通信するための構成が3種類搭載されている。上記構成要素502〜516は、システムバス519を介して相互に接続されており、CPU502により制御される。
図6は、NFCユニット418やNFCユニット517で使用されているNFCユニットの詳細を説明した図である。NFC通信について説明する。NFCユニットによる近接無線通信を行う場合、初めにRF(Radio Frequency)フィールドを出力して通信を開始する装置をイニシエータと呼ぶ。また、イニシエータの発する命令に応答して、イニシエータとの通信を行う装置をターゲットと呼ぶ。
ここで、パッシブモードとアクティブモードについて説明する。NFCユニットの通信モードには、パッシブモードとアクティブモードが存在する。パッシブモードでは、ターゲットは、イニシエータの命令に対し、負荷変調を行うことで応答する。そのため、ターゲットには電力の供給が不要である。一方、アクティブモードでは、ターゲットは、イニシエータの命令に対し、ターゲット自らが発するRFフィールドによって応答する。そのため、ターゲットに電力の供給が必要となる。アクティブモードは、パッシブモードと比較して通信速度を高速にできるという特徴がある。
以下、NFCユニット600の構成について図6を参照しながら説明する。NFCユニット600は、NFCコントローラ部601と、アンテナ部602と、RF部603と、送受信制御部604と、NFCメモリ605と、電源606と、デバイス接続部1007とを含む。アンテナ部602は、他のNFCデバイスから電波やキャリアを受信したり、他のNFCデバイスに電波やキャリアを送信する。RF部603は、アナログ信号をデジタル信号に変復調する機能を備えている。RF部603は、シンセサイザを備えていて、バンドやチャネルの周波数を識別し、周波数割り当てデータにより、バンドやチャネル制御を行う。送受信制御部604は、送受信フレームの組み立て及び分解、プリアンブルの付加及び検出、フレーム識別など、送受信に関する制御を行う。送受信制御部604は、NFCメモリ605の制御も行い、各種データやプログラムをNFCメモリ605に対して読み書きすることができる。NFCメモリ605には、電子マネーの通信に必要なデータが格納される。外部装置からのNFC通信によって電子マネーを送信することで電子的な支払いをすることができ、また、携帯端末200のプログラムによって所定金額をチャージすることができる。携帯端末200とMFP300がNFCを用いて相互認証するための認証用データは、NFCメモリ405に格納され、所定の手順でデータを送受信することで認証処理を行うことができる。
アクティブモードとして動作する場合、電源606を介して電力の供給を受ける。NFCコントローラ部601は、デバイス接続部607を介して本体側と通信を行ったり、アンテナ部602を介して送受信されるキャリアにより、通信可能な範囲にある他のNFCデバイスと通信する。パッシブモードとして動作する場合、アンテナ部602を介して他のNFCデバイスからキャリアを受信して電磁誘導により他のNFCデバイスから電力の供給を受け、キャリアの変調により当該他のNFCデバイスとの間で通信を行ってデータを送受信する。そのような構成により、パッシブモードにおけるターゲットは、電池やAC電源等からの電力の共有がなくても、イニシエータとの無線通信を行うことができる。
図7は、印刷の所要時間と課金の所要時間の関係を説明する図である。詳細なフローは図9を参照して説明し、ここでは、その概略を説明する。複数ページを纏めて課金する課金方法で、印刷前に全ページ纏めて課金を行う方式では見積もり額と印刷枚数が異なった場合に返金する必要がある場合が考えられる。また、印刷後に全ページ纏めて課金を行う方式では課金を行わずに印刷物を持ち去られてしまう場合がありうる。従って、本実施形態では、印刷装置が一枚印刷する毎に課金を行う課金方式を用いる。本実施形態における、一枚印刷する毎に課金を行う方式によれば、印刷処理の結果に応じて課金額を設定するため、印刷前に課金を行う方式に比べて適切な課金額を設定することができる。そのため、上記のように返金を行うことを防ぐことができる。また、本実施形態によれば、複数ページ印刷の場合、途中のページにおいて課金が完了しなければ、未印刷分のページは印刷を行わない。そのため、課金を行わずに印刷物を持ち去られてしまうことを防ぐことができる。
なお、図7は、1ページ毎に課金を行う例を示し、課金のタイミングは、印刷が完了する前とする。図7(a)及び(b)の上段の横軸は印刷処理時間を示し、下段の横軸は課金時間を示している。また、図7に示す「1ページ」とは、ジョブの実行単位の一例であり、携帯端末200との間の課金処理は、その実行単位に応じて行われる。
本来は、MFPの印刷部に用紙が詰まるジャムが発生したり、インク切れが発生したりして、課金を行ったにも関わらず印刷を継続できないケースが発生することを想定すると、正常に印刷が完了したタイミングで課金を行うのが望ましい。しかしながら、携帯端末200は、NFCユニットの上に載せられているだけなので、印刷が完了する直前に携帯端末200を取り除くと、MFPは急に動作を止められないために印刷した用紙を排紙してしまう。その結果、いわゆる課金逃れの印刷が可能になってしまうために、本実施例では印刷が終わる前のタイミングで課金が行われる。本実施形態では、1ページの印刷を始める前に課金を行っているが、印刷開始後から完了以前の他のタイミングでも良い。
なお、課金を行う単位は1ページ毎に限らない。例えば、1ページの半分や、1/3など、ページの一部領域を印刷する場合に課金を行ってもよい。また、両面印刷や割り付け印刷など、1枚の用紙に対して複数ページが印刷される場合がある。この場合、1ページが印刷されるごとに課金を行ってもよいし、1枚の用紙に対して複数ページの印刷が実行されるごとに課金を行ってもよい。
他にも例えば、所定のデータ量を印刷するごとに課金を行ってもよいし、また所定時間毎に課金を行ってもよい。上記所定のデータ量や所定時間は、印刷対象の全体のデータ量、また印刷対象の全データを印刷する時間よりも十分小さい値を設定する。その方法として、例えば印刷対象のページ数や、画像の画素数を、印刷ジョブを受け取るときに携帯型端末装置200から取得する。そして、そのページ数や画素数に応じて、印刷対象のデータ全体に対応するデータ量や印刷時間を特定し、特定された値を分割することで上記所定のデータ量や所定時間を設定してもよい。或いは、十分小さな固定の値を上記所定のデータ量や所定時間を設定してもよい。
上記のように本実施形態では、基本的に1ページ印刷毎に課金を行う。しかしながら、例えば印刷速度が速く、課金のための処理の速度が遅い場合、1ページの印刷が完了したときに、すぐに次ページを印刷できるにも関わらず、課金処理の完了を待つことで、次ページの印刷を開始できない場合がある。
そこで本実施形態では、1ページの印刷が完了したときに、そのページの課金処理が次ページの印刷開始までに間に合わない場合、課金処理の完了を待たずに次ページの印刷を行う。そして、次ページ以降の印刷を行うときに、それまでに印刷した未課金のページに対する課金を纏めて実行する。詳細については図7を用いて説明する。
図7(a)は、課金時間が印刷速度よりもやや遅い場合の例を示す。なお、図7では、1ページの印刷開始時に課金処理を開始するものとする。最初に、1ページ目を印刷するタイミングで1ページ目を課金処理する。次に1ページ目が印刷完了したので2ページ目の印刷を開始したいのだが、1ページ目が課金処理中であるために2ページ目の課金処理を行うことができない。従って、2ページ目分の課金処理は、課金キューに蓄積しておいて、2ページ目の印刷を行う。
2ページ目の印刷が終わり、3ページ目の印刷を開始する時、2ページ目の課金処理が課金キューに残っているので、3ページ目の分に加えて課金処理する。ここで、1ページ目の課金時間を鑑みると、4ページ目の課金処理も4ページ目の印刷開始時にできないことが予測されるので、3ページ目の課金処理とともに、4ページ目の課金処理を行う。つまり、3ページ目の課金では2、3、4ページ目の課金処理を行う。なお、2、3、4ページ目の課金処理を開始する時点では、携帯型端末装置200とMFP300との通信による課金処理は完了していないが、課金額は特定されている。例えば印刷モード(カラー/モノクロ、高画質/高速等)とページ数に応じて課金額を算出する場合、印刷ジョブ開始時に印刷モードが特定されている。そこで、1ページ課金では、当該印刷モードにおける1ページ当たりの課金額Aを課金し、2、3、4ページの課金処理では、3×Aの課金額を課金する。
この例では1ページ目の印刷時に1回分の課金処理に要する課金時間を計測したが、最初から課金時間がわかっている場合は1ページ目の課金処理する時点で、その後のページの印刷速度を鑑みて予め複数ページ分を課金処理するようにしても良い。4ページ目の開始時は、既に前ページまでの課金処理は終了しているので、4ページ目の印刷を開始できる。5ページ目の開始時は、同様に5、6ページ目を課金処理する。つまり、本実施形態では、課金時間に対応するページ数は、その課金時間内で印刷完了可能なページの最大数よりも1つ大きい数となる。
このように制御することで、課金時間が印刷時間に比べて長くかかる場合でも、ページ毎の課金処理に近い方法で課金することができる。最初に纏めて課金処理する場合に比べて、全て画像処理が終了しなくても印刷が開始でき、見積もりと料金が異なる場合でも数ページ分ですむ。また、最後に纏めて課金処理をする場合に比べて、課金逃れをされるタイミングやページ数を低減することができる。
図7(b)は、課金時間が印刷速度よりも、図7(a)よりも遅い場合の例である。図7(b)においては、最初に1ページ目の課金を行ってから1ページ目の印刷を開始する。2ページ目、3ページ目は1ページ目の課金が終わっていないために課金処理をすることができないため、未課金の状態で印刷開始する。2ページ目、3ページ目の印刷の課金処理は、課金キューに蓄積しておく。
3ページ目の印刷が終わり、4ページ目の印刷を開始する時、2ページ目、3ページ目の課金処理が課金キューに残っているので、4ページ目の分に加えて課金処理する。ここで、1ページ目の課金時間を鑑みると、5ページ目、6ページ目の課金処理も4ページ目の開始時にできないことが予測されるので、4ページ目の課金処理とともに課金処理する。つまり、4ページ目の課金処理では2、3、4、5、6ページ目の課金処理を行う。7ページ目以降についても、同様である。
なお、図7の例では、1ページ課金に要した時間に応じて、課金処理にかかる時間を特定し、その特定された時間に応じて、未印刷のページも含めたページ数を纏めて課金するようにした。これにより、未課金のページ数が増加してしまうことを防ぐことができる。
しかし本実施形態の課金処理はこれに限らず、未印刷のページについては課金を行わず、例えば印刷中のページと、それまでに未課金のページについて纏めて課金を行ってもよい。この場合、未印刷のページに課金を行った結果、例えば印刷のエラー(インクなしや紙ジャム等)で印刷が行えない場合や、ユーザが印刷をキャンセルしたことにより、課金を行ったページについて印刷ができない可能性を低減することができる。
また図7の例では、1ページの印刷開始時に課金処理を行っていたが、1ページの印刷の完了時に課金処理を行ってもよい。
図8は、ジョブを送信したユーザが別の場合の例を示す図である。図7では、予測して課金処理を先行して行うことを説明したが、課金先行のページが別ユーザの送信したページである場合には、課金する携帯端末200が異なるので、課金することができない。このような場合は、4ページ目の印刷を開始せずに、2、3ページの課金処理が終わるのを待ってから、別の携帯端末200に対して4、5ページ目を課金処理してから、4ページ目の印刷を行う。処理の詳細は、図9において後述する。
図9は、1ページの印刷が完了する前に課金処理を行う場合のMFP300の処理の手順を示すフローチャートである。S901において、下記の各パラメータをRAM等の記憶領域に用意する。1ページの印刷予測時間Tpを用意する。印刷予測時間Tpは、MFP300の性能によって決定されており、印刷設定によっておおよその予測をすることができる。印刷時間が変動する要因が発生した場合には適宜、印刷予測時間Tpを変更する。例えば、記録ヘッドの昇温が発生した場合には、記録ヘッドが通常状態の場合より速度を落としたモードで印刷を行うことがある。その場合には、そのモードに対応した印刷予測時間Tpに変更する。また、印刷モードが「きれいモード」(高精細モード)である場合には、印刷速度は遅くなるので、印刷時間は長くなる。また、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら印刷するインクジェットプリンタでは、画像に白領域が多い場合には主走査方向の記録ヘッド移動時間が少なくなり副走査方向の紙送りを行うことが多いので、印刷速度が速くなり、印刷時間は短くなる。
また、課金時間Tを用意する。課金時間Tとは、MFP300が課金処理を開始してから、MFP300が課金処理を終えるまでの時間である。例えば、MFP300が課金処理を開始すると、携帯端末200と相互認証を行う。そして、携帯端末200が電子マネーによる支払い操作をユーザから受付けると、電子マネーの情報を処理してMFP300に通知を行う。MFP300は、その通知により課金処理を終えることができる。
また、一回に課金する課金量F_totalを用意する。課金量F_totalは、例えば、ページ数である。課金量F_totalに基づいて一枚当たりの単価を加味して課金額が決定される。課金量F_totalは、課金の繰り越し分(課金キューに蓄積された分の課金量(ページ数))や、課金可能なページ数の予測に基づいて決定される。
また、課金キューQを用意する。課金キューQは、課金をすべきだったができなかったために繰り越された課金量(ページ数)である。また、現在の処理対象ページNを用意する。
S902において、課金量F_totalと課金キューQと処理対象ページNとを、F_total=0、Q=0、N=1に初期化する。S903において、課金時間Tの決定方法を選択する。課金時間Tは、MFP300の印刷対象の1ページ目の課金時間を計測することにより取得されるか、若しくは、携帯端末200の不揮発性メモリ422から取得される。例えば、携帯端末200の不揮発メモリ422に予め定められた課金時間Tが記憶されている場合には、不揮発性メモリ422から取得するようにしても良い。あるいは、予めMFP300の設定画面上で、ユーザにより取得方法を設定されるようにしても良い。携帯端末200の不揮発性メモリ422から取得される場合には、S908に進む。一方、携帯端末200の不揮発メモリ422に課金時間Tが予め記憶されていない等の場合には、S904に進む。
S908を説明するために、まず、図12を参照しながら携帯端末200の不揮発性メモリ422に記憶されている課金情報1200を説明する。課金情報1200には、電子マネーの種類と応答速度とが各対応付けられて記憶されている。電子マネー1201、1203、1205はいずれもNFC通信によりMFP300に送信される。ソフトウェア上では、各電子マネーに応じたセキュリティ強度に対応する処理や暗号ポリシーなどの処理が行われるので、応答速度1202、1204、1206はかなり異なる。MFP300は、携帯端末200から電子マネー1201、1203、1205のいずれかを取得するとともに、各電子マネーに対応した応答速度も取得する。そして、取得した応答速度に対して、MFP300での処理速度を加えることにより、課金時間Tを決定して、不揮発性メモリ422に格納する。本実施形態では、MFP300は、S908において課金時間Tを不揮発性メモリ422を格納するようにしているが、図9の処理を実行する前に、課金時間Tを取得して不揮発性メモリ422に格納するようにしても良い。
一方、S904において、1ページ目に対して課金処理を行い、その課金時間を計測する。S905において、S904で計測した値を課金時間Tとする。S906において、1ページ目の印刷が完了すると、S907において、2ページ目の処理に移る。その際に、処理対象ページNをN=2とする。
S909において、前回の課金処理が終了しているか否かを判定する。その判定方法は、前回の課金処理を開始してから課金時間Tが経過しているか否かに基づいて行うか、若しくは、実際に課金処理完了のトリガとなる信号を検出したか否かに基づいて行う。前回の課金処理が終了していないと判定された場合にはS920に進み、終了していると判定された場合にはS910に進む。
S909で前回の課金処理が終了していないと判定された場合、S920において、ページ情報とジョブ情報とに基づいて、Nページ目は、直前のページまでのジョブに対応するユーザとは別のユーザに対応するジョブであるか否かを判定する。これは、図8の3ページ目から4ページ目の処理をする場合が該当する。別ユーザのジョブでないと判定された場合にはS921に進み、別ユーザのジョブであると判定された場合にはS922に進む。S921において、課金キューQをインクリメントし、S915において、Nページ目の印刷を開始する。S909〜S921〜S915の処理は、例えば1ページ目の印刷が終わったが、課金処理が終わっていないために2ページ目の課金は繰り越して課金キューQに蓄積し、2ページ目の印刷処理を開始する処理に相当する(図7(a)の2ページ目)。
S920でNページ目は別ユーザのジョブであると判定された場合、S922において、課金処理が完了するまでNページ目の印刷は開始せずに待機する。この処理を行うことで、別ユーザのジョブを誤って課金することを防ぐことができる。印刷を開始せずに待機させる判断基準として、別ユーザかどうかという基準の他に、別ジョブかどうか、ユーザの部門ID、印刷設定の変更など、様々な判断基準を設定することもできる。課金時間Tだけ待機した後に、S923に進む。S923において、課金キューQ=0でない場合、即ち、繰り越された課金処理分がある場合には、先のユーザに対して課金処理を行った後、S909に戻る。
S909で前回の課金処理が終了していると判定された場合、次のページについての課金処理ができるようになっているので、S910及びS911において、今回の課金量を決定する。S910において、課金量F_totalに、前回までの繰り越し分である課金キューQを加算する。即ち、式(1)のように課金量F_totalを算出する。
F_total=F_total+Q ・・・(1)
例えば、図7(a)の3ページ目の場合だと、F_total=0+1=1となる。S910では、さらに課金キューQをQ=0にし、S911に進む。S911において、課金時間Tを考慮して、何ページ先までが課金処理対象となるかを予測する。その予測は、式(2)により算出される。
F_total=F_total+ceil(T/Tp) ・・・(2)
ここで、ceil(x)は天井関数であり、実数xに対してx以上の最小の整数として定義される関数である。例えば、課金時間T=2秒、印刷予測時間Tp=1.5秒である場合には、ceil(T/Tp)=2となるので、2ページ分をさらに課金対象とする。つまり、図7(a)の3ページ目については、F_total=1+2=3となる。この「3」とは、図7(a)の「2、3、4ページ課金」のページ数に等しい。また、例えば、T=2.5秒、Tp=1秒である場合には、ceil(T/Tp)=3となるので、3ページ分をさらに課金対象とする。つまり、図7(b)の4ページ目については、F_total=2(課金キューQ=2であるため)+3=5となる。この「5」とは、図7(b)の「2、3、4、5、6ページ課金」のページ数に等しい。
S911で算出された後、S912において、その課金量F_total分の課金処理を開始する。S913において、課金処理が開始したか否かを判定する。ここで、開始していないと判定された場合には、S924に進み、印刷を開始せずに終了する。これは、例えば、ユーザが携帯端末200をNFCユニット306から取り去ってしまうなどにより課金処理を開始することができなかった場合に相当する。このように、課金処理が実行できなかった場合には、早くに印刷を中止できるので、課金逃れなどの被害を抑えることができる。
S913で課金処理が開始したと判定された場合には、S914において、課金量F_totalをF_total=0にする。S915において、Nページ目の印刷を開始し、S916において、Nページ目の印刷を完了する。S917において、MFP300の印刷対象の全てのページの印刷を終了したか否かを判定する。ここで、全てのページの印刷を終了していないと判定された場合にはS918に進み、全てのページの印刷を終了したと判定された場合にはS919に進む。S918において、処理対象ページNをインクリメントしてS909に戻る。S919において、課金キューQがQ=0でない場合には課金処理すべき繰り越し分が残っているということなので、課金処理を行い、本フローを終了する。課金キューがQ=0である場合には、そのまま本フローを終了する。
また、図9の処理を実行する上で、印刷時間が変動する要因が発生した場合には、印刷予測時間Tpを変更するようにしても良い。印刷時間が変動する要因とは、例えば、記録ヘッドの温度が基準値よりも上昇した場合等である。印刷予測時間Tpを変更した場合には、その後段でS911の処理を行う上では、変更された印刷予測時間Tpを用いることになる。
図10は、印刷の所要時間と課金の所要時間との関係を説明する図であり、印刷が完了すると課金処理を行う場合について示している。詳細なフローは図11において後述し、ここでは概略を説明する。図10(a)に示すように、1ページ目の印刷が終わると、1ページ目の課金処理を行う。次に、2ページ目の印刷が終わると2ページ目の課金を行おうとするが、1ページ目の課金処理が終わっていないので、2ページ目の課金処理を行うことができない。そこで、本実施形態では、2ページ目分については課金キューQに蓄積しておき、その時点では、2ページ目の課金処理をせずに3ページ目の印刷を開始する。3ページ目の印刷が終わると、2ページ目、3ページ目を纏めて課金処理する。
こうすることで、印刷完了後に支払いを行う課金方式において、課金時間が印刷時間に比べて長くかかる場合でも、ページ毎の課金に近い方法で課金処理を実行することができる。2ページ目、3ページ目を課金しようとした時に、ユーザが携帯端末200を取り除くなどして課金処理に失敗した場合には、2ページ目、3ページ目の料金を徴収できないことになってしまう。しかしながら、その時点で印刷を中断できることで、全ページを印刷後に課金する場合に比べて料金を徴収できないページを少なくすることができる。
図10(b)は、図10(a)よりもさらに、課金時間が印刷時間に比べて長くかかる場合の例を示している。図10(b)に示すように、1ページ目の印刷が終わると、1ページ目の課金処理を行う。次に、2ページ目の印刷が終わると2ページ目の課金を行おうとするが、1ページ目の課金処理が終わっていないので、2ページ目の課金処理を行うことができない。そこで、2ページ目分については課金キューQに蓄積しておき、その時点では、2ページ目の課金処理をせずに3ページ目の印刷を開始する。3ページ目の印刷が終わっても、1ページ目の課金処理が終わっていないので、2ページ目と3ページ目の課金処理を行うことができない。そこで、3ページ目分についても課金キューQに蓄積しておき、その時点では、2、3ページ目の課金処理をせずに4ページ目の印刷を開始する。
5ページ目の印刷が終わったときに1ページ目の課金が終わっていれば、後続する6ページ目〜9ページ目の印刷が終わったときに2ページ目〜5ページ目を纏めて課金処理する。
図11は、1ページの印刷が完了した後に課金を行う場合の、MFP300の処理の手順を示すフローチャートである。S1101、S1102は、図9のS901、S902の処理と同じである。S1103、S1104において、Nページ目の印刷を行い、印刷が完了すると、S1105に進む。S1105において、前回の課金処理が終了しているか否かを判定する。例えば、その判定方法は、前回の課金処理を開始してから課金時間Tが経過しているか否かに基づいて行われるか、もしくは、課金処理完了のトリガを示す信号を検出したか否かに基づいて行う。前回の課金処理が終了していないと判定された場合にはS1115に進み、終了していると判定された場合にはS1106に進む。S1115に進む場合としては、例えば、図10(a)の2ページ目の印刷が完了した場合が該当する。また、S1106に進む場合としては、例えば、図10(a)の3ページ目の印刷が完了した場合が該当する。
S1115に進んだ場合には、課金処理ができないので、課金キューQを+1にインクリメントしてからS1112に進む。一方、S1106においては、課金処理を行うために課金量を算出する。課金量は、課金キューQに蓄積されている値に対して、印刷が終わったばかりのNページ目を加算した値である。つまり、課金量F_totalは、式(3)により算出される。
F_total=Q+1 ・・・(3)
例えば、図10(a)の3ページ目の場合では、F_total=0+1=1となる。これは、図10(a)の「1ページ課金」のページ数に対応する。
S1107において、課金キューQをQ=0とし、S1108に進む。S1108において、課金量F_total分の課金処理を開始してS1109に進む。S1109において、Nページ目の課金処理を開始したか否かを判定し、開始したと判定された場合にはS1110に進み、開始していないと判定された場合にはS1116に進んで、印刷を中止する。S1116に進む場合とは、例えば、ユーザが携帯端末200を取り除くなどした場合である。
S1110では、課金時間Tが不定の場合には、課金時間の計測を行う。課金時間の計測は、図9のS903〜S905における処理と同じである。もしくは、図9のS908のように、携帯端末200の不揮発性メモリ422やNFCメモリ605から取得しても良い。S1111において、課金量F_totalをF_total=0に初期化し、S1112に進む。
S1112では、MFP300の印刷対象の全てのページの印刷を終了したか否かを判定する。ここで、全てのページの印刷を終了していないと判定された場合にはS1113に進み、全てのページの印刷を終了したと判定された場合にはS1114に進む。S1113において、次の印刷対象のページが別ユーザのジョブによるページであるか否かを判定する。ここで、別ユーザのジョブによるページであると判定された場合には、課金時間Tだけ経過するのを待ち、S1117において、処理対象ページNをインクリメントして、S1103に戻る。別ユーザのジョブによるページでないと判定された場合は、上記の課金時間Tの経過を待たずに、S1117に進む。
S1112で全てのページの印刷を終了したと判定された場合には、S1114に進む。S1114において、課金キューQがQ=0でない場合には、課金できなかった繰り越し分があるということなので、課金処理を行い、本フローを終了する。課金キューがQ=0である場合には、そのまま本フローを終了する。
図11の処理によれば、ページの印刷が完了したときに、そのページと、それまで未課金の印刷済みのページに対する課金を纏めて行う。これにより、印刷を行ったページに対して適切に課金することができる。
また例えば、印刷のエラー(インクなしや用紙無し、紙ジャム等)やユーザによる印刷キャンセルにより印刷が中断される場合がある。そのように所定の中断要因により印刷が中断された場合、それまでに印刷済みで未課金のページに対して課金を行ってもよい。例えば図10(b)において、7ページ目の印刷中に印刷が中断した場合、2〜6ページ目の課金処理を行うようにしてもよい。
また図11の処理によれば、ページの印刷が完了した1または複数のページに対する課金を行うため、それらのページの印刷の内容に応じた課金額を設定することができる。例えばページの内容によっては、印刷に使用されるインクやトナー等の記録剤の量が異なる。従って、図11の処理では、例えば実際にページの印刷に使用した記録剤の量に応じた課金額を課金するようにしてもよい。
なお、以上の実施形態におけるMFP300は、インクを印刷媒体(記録媒体)に付与して印刷を行うインクジェット記録方式の記録装置で場合であってもよいし、トナーを印刷媒体に付与して印刷を行う電子写真方式の記録装置であってもよい。インクジェット記録方式の場合、インクを吐出する記録ヘッドを印刷媒体に対して走査しながらインクを吐出させる方式でもよいし、印刷媒体の幅に応じた長さの記録ヘッドを備えるラインヘッド型の記録装置であってもよい。上記の電子写真方式の記録装置や、ラインヘッド型のインクジェット記録装置の場合、比較的印刷速度が速いので、本実施形態で記載したような、1ページの印刷時間よりも1回の課金処理の時間の方が長くなることが起こる可能性がより高い。このような場合でも、本実施形態における処理によれば、適切な課金を行うことができる。
また、以上の実施形態によれば、携帯型端末装置200とMFP300により課金処理を行っていた。しかしこれに限らず、MFP300が携帯型端末装置200とNFC通信を行い、さらにMFP300が外部の装置(例えばネットワーク上のサーバ)と通信することで、課金処理が実行されてもよい。例えば電子マネーではなく、クレジットカード決済により課金を行う場合に、このようなサーバと通信する方式が考えられる。この場合、サーバとの通信が必要となり、さらにサーバがビジー状態である場合など、課金処理に時間を要する場合があり、1ページの印刷時間よりも1回の課金処理の時間の方が長くなることが起こる可能性が高い。このような場合でも、本実施形態における処理によれば、適切な課金を行うことができる。
なお、上記の実施例においてMFP300が行うジョブの一例として、MFP300による印刷を例に説明したが、ジョブに対応する処理はこれに限らない。例えば、MFP300からデータ(例えばMFP300で原稿を読み取った読取画像や、MFP300のメモリに格納されている文書、画像等)を携帯端末200に送信する処理でもよい。具体的には、携帯端末200がジョブとして上記のデータの送信をMFP300に要求すると、MFP300がその要求に応じて、上記各種のデータを携帯端末200に送信する。ジョブに対応する処理としては他にも、携帯端末200からMFP300に送信されたデータを、MFP300が内部または外部のメモリに格納する処理でもよいし、またそのデータをMFP300が外部の装置(例えばネットワーク上のサーバ)に送信する処理でもよい。
なお、本実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。

Claims (15)

  1. 通信端末から受信したジョブを実行する実行手段と、
    前記通信端末との間で、前記ジョブの1または複数の実行単位に対応する課金のための課金処理を行う課金手段と、を備え、
    前記課金手段は、
    回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より短い場合、前記ジョブの1つの実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行い、
    1回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より長い場合、前記ジョブの複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う、
    ことを特徴とする処理装置。
  2. 通信端末から受信したジョブを実行する実行手段と、
    前記通信端末との間で前記ジョブの1または複数の実行単位に対応する課金のための課金処理を行う課金手段と、
    前記ジョブの実行における最初の実行単位について、前記通信端末との間の課金処理の時間を計測する計測手段を備え、
    記計測手段により計測された時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より長い場合、前記ジョブの複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う
    ことを特徴とする処理装置。
  3. 通信端末から受信したジョブを実行する実行手段と、
    前記通信端末との間で前記ジョブの1または複数の実行単位に対応する課金のための課金処理を行う課金手段と、
    回の前記課金処理に要する時間を変更する変更手段、を備え、
    前記課金手段は、前記変更手段により変更された1回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より長い場合、前記ジョブの複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う、
    ことを特徴とする処理装置。
  4. 前記課金手段は、前記通信端末との通信により前記課金処理を行い、
    前記変更手段は、前記課金処理のための通信における前記通信端末の応答速度を取得し、前記応答速度に応じて1回の前記課金処理に要する時間を変更する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記ジョブは印刷ジョブであり、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間として、前記印刷ジョブの印刷設定に応じた時間を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 通信端末から受信したジョブを実行する実行手段と、
    前記実行手段による前記ジョブの実行中に、前記通信端末との間で前記ジョブの1または複数の実行単位に対応する課金のための課金処理を行う課金手段と、を備え、
    前記課金手段は、前記実行手段による処理が完了し且つ前記課金処理が実行されていない前記ジョブの第1の実行単位を含む複数の実行単位に対応する課金のための1回の前記課金処理を、前記ジョブの第2の実行単位の実行中に行う
    ことを特徴とする処理装置。
  7. 前記課金手段は、前記第2の実行単位の実行中に、前記第1の実行単位と前記第2の実行単位とを含む複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う、ことを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
  8. 前記課金手段は、前記第1の実行単位を含む前記複数の実行単位に対応する課金のための1回の前記課金処理の実行中に前記実行手段による処理が開始される実行単位が、前記複数の実行単位に含まれるように、前記1回の課金処理行うことを特徴とする請求項に記載の処理装置。
  9. 前記実行手段は、前記第1の実行単位の前に第3の実行単位を実行し、
    前記課金手段は、
    前記第3の実行単位の実行中に前記第3の実行単位に対応する1回の前記課金処理を実行し、
    前記第3の実行単位に対応する前記1回の前記課金処理が前記第1の実行単位の実行開始までに完了しない場合、前記第1の実行単位に対応する課金処理を前記第1の単位の実行中に行わず、前記第2の実行単位の実行中に行い、
    前記第3の実行単位に対応する前記1回の前記課金処理が前記第1の実行単位の実行開始までに完了した場合、前記第1の実行単位に対応する課金処理を前記第1の実行単位の実行中に行う、ことを特徴とする請求項7または8に記載の処理装置。
  10. 前記課金手段は、前記第2の実行単位の実行中に、前記第2の実行単位を含まず前記第1の実行単位を含む、既に実行されている複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う、ことを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
  11. 前記課金手段は、前記実行手段による前記1または複数の実行単位の処理の開始または完了に応じて、前記課金処理を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の処理装置。
  12. 前記ジョブは印刷ジョブであり、前記ジョブの実行単位は、1ページへの印刷処理であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の処理装置。
  13. 前記課金手段は、前記通信端末との間でNFCによる近接無線通信により課金処理を行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の処理装置。
  14. 通信端末から受信したジョブを実行する実行工程と、
    記通信端末との間で、前記ジョブの1または複数の実行単位に対応する課金のための課金処理を行う課金工程と、を有し、
    前記課金工程では、
    1回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より短い場合、前記ジョブの1つの実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行い、
    回の前記課金処理に要する時間が、前記ジョブの1つの実行単位の処理時間より長い場合、前記ジョブの複数の実行単位に対応する課金を1回の前記課金処理で行う、
    ことを特徴とする課金方法。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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