JP6252967B2 - 携帯機器、撮像制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
撮影指示信号を送信する携帯機器であって、
当該携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した無線電波が、撮影を希望した撮影エリアの無線電波か否かを判別する判別手段と、
前記受信手段が受信した無線電波の、前記携帯機器が移動するに伴って変化する受信状況を検出する検出手段と、
前記判別手段によって前記受信した無線電波が撮影を希望した撮影エリアの無線電波であると判別すると、前記検出手段によって検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して撮影指示信号を送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする携帯機器である。
携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信するステップと、
前記受信した無線電波が、撮影を希望した撮影エリアの無線電波か否かを判別するステップと、
前記受信した無線電波の、前記携帯機器が移動するに伴って変化する受信状況を検出するステップと、
前記受信した無線電波が撮影を希望した撮影エリアの無線電波であると判別すると、前記検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して撮影指示信号を送信するステップと、
を含むことを特徴とする撮像制御方法である。
コンピュータに対して、
携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信する機能と、
前記受信した無線電波が、撮影を希望した撮影エリアの無線電波か否かを判別する機能と、
前記受信した無線電波の、前記携帯機器が移動するに伴って変化する受信状況を検出する機能と、
前記受信した無線電波が撮影を希望した撮影エリアの無線電波であると判別すると、前記検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して撮影指示信号を送信する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(実施形態1)
先ず、図1〜図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、競技(マラソン大会)の各参加者の中で撮影を希望した参加者を被写体として、所定の位置に設置された撮像制御装置1で自動撮影する撮影システムを例示したもので、図1は、その撮影システムの概要を示したブロック図である。この撮影システムは、マラソンコース(移動ルート)に沿った複数の箇所で、移動する被写体(撮影希望の参加者:マラソンランナ)を所定の位置で自動撮影する通信システムである。
図2(1)は、スタート地点から所定距離の撮影エリアで撮影された撮影画像を例示した図で、建造物(スカイツリー)の全体が収まり、かつ参加者をその横方向から撮影することが可能なボジションに撮像制御装置1が設置されている場合を示している。図2(2)は、ゴール地点の撮影エリアで撮影された撮影画像を例示した図で、ゴール地点の横断幕の全体が収まり、かつ、参加者をその正面方向から撮影することが可能なボジシトョンに撮像制御装置1が設置されている場合を示している。なお、図中、破線の円は、撮像制御装置1の電波受信可能距離(無線LANの通信有効エリア)を示している。
撮像制御装置1は、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なデジタルカメラ部(撮像部)を備え、撮像機能、計時機能などの基本的な機能のほかに、無線LAN機能、画像配信機能などを備えている。制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの撮像制御装置1の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
携帯機器2は、無線LAN機能を備えた携帯型の音楽プレーヤで、制御部21は、電源部(二次電池)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内の各種のプログラムに応じてこの携帯機器2の全体動作を制御するもので、この制御部21には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部23は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図8に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されている。操作部24は、音楽の再生を指示する再生キー、無線電波の発信/停止を指示する発信/停止キーなどを備えている。音声出力部25は、ヘッドフォン型のスピーカ(図示省略)を備え、音声を発生出力する。無線LAN通信部26は、無線LAN機能であるWI-Fiを構成するもので、撮像制御装置1との間ではピア・ツー・ピアで送受信を行う。
ユーザテーブル5aは、マラソン大会の各参加者の中で撮影を希望した参加者に関する情報を記憶管理するテーブルで、「ユーザID」、「機器ID」、「平均走行速度」、「希望撮影エリア」、「希望エリア別撮影条件」、「適正撮影距離までの所要時間」の各項目を有している。「ユーザID」は、撮影を希望した参加者(撮影対象)を識別するための情報(撮影対象識別情報)であり、同様に、「機器ID」は、その撮影希望参加者が所持する携帯機器2を識別するための情報(撮影対象識別情報)である。「平均走行速度」は、その参加者がマラソンコース全体を走行する平均的に速度(例えば、過去の走行履歴を参照して自己申告した速度)を示している。なお、「平均走行速度」は、予め用意されている複数種の候補(走行速度)の中から任意の候補を選択したものであってもよい。
図6(1)は、マラソンスタートからゴールまでの経過時間を示している。図6(2)は、撮像制御装置1と携帯機器2との無線接続状態をハイレベル(接続)/ローレベル(非接続)の波形で示したもので、その立ち上がりは、携帯機器2が撮像制御装置1に接近することによって携帯機器2からのビーコン信号が撮像制御装置1によって受信することが可能となった距離(電波受信可能距離)となったタイミングを示している。
先ず、管理サーバ装置5は、マラソン大会を開催するに当たってその参加者を募集している募集期間中に、参加者側のPCやタブレット端末などからその応募申込みを受け付けたかを調べたり(ステップA1)、マラソンコースに複数台の撮像制御装置1を設営し終わった場合などのように各撮像制御装置1の設営完了を指示する操作が行われたかを調べたり(ステップA6)、電源オフ操作が行われたかを調べたりする(ステップA9)。
携帯機器2の制御部21は、参加者側の操作によりマラソンアプリが起動されると、無線LAN通信部26を起動させる(ステップB1)。そして、マラソン大会の応募申込み時に管理サーバ装置5から発行された「ユーザID」又は「機器ID」を読み出し(ステップB2)、この「ユーザID」又は「機器ID」を含むビーコン信号を無線LAN通信部26から発信する動作を開始する(ステップB3)。なお、このビーコン信号には「ユーザID」と「機器ID」の両方を含むようにしてもよい。
先ず、撮像制御装置1の制御部11は、管理サーバ装置5からユーザテーブル5aのレコード内容を受信したかを調べたり(ステップC1)、管理サーバ装置5から撮影準備を指示するスタンバイ指令を受信したかを調べたりする(ステップC3)。いま、管理サーバ装置5からユーザテーブル5aのレコード内容を受信したときには(ステップC1でYES)、受信レコードをエリアテーブル(図示省略)に登録する処理を行う。なお、このエリアテーブルは、撮影エリア毎(撮像制御装置1毎)に設けられたテーブルで、ユーザテーブル5aのレコード内容として、上述の「ユーザID」、「機器ID」、「希望エリア別撮影条件」、「適正撮影距離までの所要時間」の項目を有している。
以下、この発明の第2実施形態について図10を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像制御装置1は、その電波受信可能距離まで携帯機器2が接近してから適正撮影距離の範囲内に到達するまでに要する所要時間を特定し、この所要時間が経過するタイミングで撮影動作を行うようにしたが、この第2実施形態において撮像制御装置1は、携帯機器2が接近するに伴って増大するビーコン信号の受信強度を受信状況として検出すると共に、この受信強度が所定の強度以上に達したタイミングを、携帯機器2が適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、このタイミングで撮影動作を制御するようにしている。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、図9のフローと同様に、管理サーバ装置5からユーザテーブル5aのレコード内容を受信したときには(ステップD1でYES)、受信レコードをエリアテーブル(図示省略)に登録する処理を行う(ステップD2)。一方、管理サーバ装置5から撮影準備を指示するスタンバイ指令を受信したときには(ステップD3でYES)、無線LAN通信部17を起動させて(ステップD4)、携帯機器2から発生される無線電波(ビーコン信号)の待ち受け状態になる(ステップD5)。
所要時間が経過したこと及びビーコン信号の受信強度が所定値以上に増大したことを条件に撮影動作を行うようにしてもよい。これによって撮影タイミングをより適切に判断することが可能となる。更に、第1実施形態での撮影タイミング検出方法、第2実施形態での撮影タイミング検出方法を参加者毎に選択可能としてもよい。
以下、この発明の第3実施形態について図12〜図14を参照して説明する。
なお、上述した第1及び第2実施形態においては、携帯機器2がビーコン信号を発信し、撮像制御装置1がそのビーコン信号を受信して、その受信状況に基づいて撮影動作を制御するようにしたが、第3実施形態では、それとは逆に、撮像制御装置1がビーコン信号を発信し、携帯機器2がそのビーコン信号を受信して、その受信状況に基づいて撮影動作を制御するようにしたものである。すなわち、第3実施形態の携帯機器2は、当該機器自体が移動する所定位置が撮影エリアとして設置されている撮像制御装置1側から発せられるビーコン信号を受信すると、このビーコン信号の受信状況を検出し、この受信状況に基づいて撮像制御装置1に対して撮影指示信号を送信するようにしている。ここで、第1及び第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、管理サーバ装置5は、マラソン大会を開催するに当たってその参加者を募集している募集期間中において、その応募申込みを受け付けたかを調べたり(ステップE1)、電源オフ操作が行われたかを調べたりする(ステップE2)。いま、マラソン大会への応募申込みを受け付けたときには(ステップE1でYES)、その参加登録用の登録シートをその応募者側(携帯機器2あるいは他の端末装置)に送信する(ステップE4)。そして、必要事項が記載された登録シートがその応募者から返信されると、その記載内容をユーザテーブル5aに追加登録する処理を行う(ステップE5)。
携帯機器2の制御部21は、ユーザ操作によりマラソンアプリが起動されると、無線LAN通信部26を起動させる(ステップF1)。そして、撮像制御装置1からのビーコン信号を待ち受ける状態となる(ステップF2)。ここで、撮像制御装置1からのビーコン信号をしたときには(ステップF2でYES)、つまり、参加者所持の携帯機器2が撮像制御装置1の電波到達可能距離に到達したときには、そのビーコン信号から撮像制御装置1が設置されている撮影エリアを識別するエリアIDを取得する(ステップF3)。
先ず、撮像制御装置1の制御部11は、管理サーバ装置5から撮影準備を指示するスタンバイ指令を受信したときには(ステップG1でYES)、無線LAN通信部17を起動させる(ステップG2)。そして、撮像制御装置1が設置されている撮影エリアを識別するためのエリアIDを含むビーコン信号を一定時間毎に発信する動作を開始する(ステップG3)。そして、携帯機器2からの撮影指示信号を待ち受ける状態となる(ステップG4)。
以下、この発明の第4実施形態について図15を参照して説明する。
なお、上述した第3実施形態において携帯機器2は、撮像制御装置1の電波到達可能距離まで携帯機器2が接近してから適正撮影距離の範囲内に到達するまでに要する所要時間を特定し、この所要時間が経過するタイミングで撮影指示信号を送信するようにしたが、この第4実施形態において携帯機器2は、撮像制御装置1からのビーコン信号の受信強度が所定値以上に達したタイミングで撮影指示信号を送信するようにしている。すなわち、第4実施形態において携帯機器2は、撮像制御装置1への接近するに伴って増大するビーコン信号の受信強度が所定の強度以上に達したタイミングを、携帯機器2が適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、このタイミングで撮影指示信号を送信するようにしている。ここで、第1及び第4実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第4実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、図13のフローと同様に、携帯機器2は、ユーザ操作によりマラソンアプリが起動されると、無線LAN通信部26を起動(ステップH1)させた後、撮像制御装置1からのビーコン信号の待ち受け状態となるが(ステップH2)、ビーコン信号を受信したときには(ステップH2でYES)、エリアIDをそのビーコン信号から取得する(ステップH3)。
能となる。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
携帯機器が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像手段と、
前記携帯機器から発せられる無線電波を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した無線電波に基づいて、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された受信状況に基づいて前記撮像手段による所定の撮影動作を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器の移動に伴って変化する無線電波の受信強度を受信状況として検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出された受信強度に基づいて前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信強度に基づいて該携帯機器までの距離が前記受信手段の電波受信不能距離と電波受信可能距離の間で変化したかを検出し、この変化の検出タイミングから所要時間だけ前又は後のタイミングを受信状況として検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信強度及び変化の方向に基づいて該携帯機器までの距離が前記受信手段の電波受信不能距離から電波受信可能距離へと変化したか、電波受信可能距離から電波受信不能距離へと変化したかを検出し、この変化の検出タイミングから所要時間だけ前又は後のタイミングを受信状況として検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が接近するに伴って増大する無線電波の受信強度に基づいて該携帯機器が前記受信手段の電波受信可能距離まで接近したかを検出し、この電波受信可能距離まで接近してから前記撮像手段による適正撮影距離の範囲内に到達するまでに要する所要時間が経過したタイミングを受信状況として検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信強度を受信状況として検出すると共に、その受信強度の変化が所定の変化状態を示すタイミングを、前記携帯機器が前記撮像手段による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の撮像制御装置。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信強度および変化の方向を受信状況として検出すると共に、その受信強度の変化及び変化方向が所定の変化状態を示すタイミングを、前記携帯機器が前記撮像手段による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が接近するに伴って増大する無線電波の受信強度を受信状況として検出すると共に、その受信強度が所定の強度以上に達したタイミングを、前記携帯機器が前記撮像手段による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項2に記載の撮像制御装置において、
前記検出手段は、前記携帯機器が接近するに伴って増大する無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度に基づいて前記携帯機器までの距離又はその位置が所定の距離又は位置に達したタイミングを、前記携帯機器が前記撮像手段による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記制御手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記所定の撮影動作を制御する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の撮像制御装置において、
前記撮像手段による所定の撮影動作によって撮影された画像を記録する画像記録手段を更に備え、
前記受信手段は、前記携帯機器から発せられる無線電波として、少なくとも該携帯機器又はその利用者を識別する識別情報を含む撮影指示信号を受信し、
前記画像記録手段は、前記受信手段が受信した識別情報と前記撮像手段の撮影動作によって撮影された画像とを対応付けて記録する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の撮像制御装置において、
前記受信手段が受信した識別情報は、予め登録されている撮影対象の識別情報であるか否かを判別する判別手段を更に備え、
前記制御手段は、前記判別手段によって撮影対象の識別情報であることが判別されたことを条件に、前記撮像手段による所定の撮影動作を開始する、
ようにしたことを特徴とする撮像制御装置である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
撮影指示信号を送信する携帯機器であって、
当該携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した無線電波に基づいて、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して無線電波により前記撮影指示信号を送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする携帯機器である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の携帯機器において、
前記検出手段は、当該携帯機器の移動に伴って変化する無線電波の受信強度を受信状況として検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出された受信強度に基づいて前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする携帯機器である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の携帯機器において、
前記検出手段は、当該携帯機器が接近するに伴って増大する無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度に基づいて前記撮像制御装置側の電波到達可能距離まで接近してから所要時間が経過したタイミングを、前記撮像制御装置による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする携帯機器である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の携帯機器において、
前記検出手段は、当該携帯機器が接近するに伴って増大する無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度が所定の強度以上に達したタイミングを、前記撮像制御装置による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする携帯機器である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項13に記載の携帯機器において、
前記検出手段は、当該携帯機器が接近するに伴って増大する無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度に基づいて前記撮像制御装置までの距離又はその位置が所定の距離又は位置に達したタイミングを、前記撮影装置による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする携帯機器である。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
移動する被写体が所持する携帯機器と、その被写体が通る所定位置を撮影エリアとして設置されている撮像制御装置とを備えた撮影システムであって、
前記携帯機器と撮像制御装置との間で無線電波を送受信する通信手段と、
前記無線電波を受信した場合に、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された受信状況に基づいて、前記撮像制御装置による所定の撮影動作を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮影システムである。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
移動する携帯機器から発せられる無線電波を受信するステップと、
前記無線電波を受信した場合に、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出するステップと、
前記検出された受信状況に基づいて、携帯機器の移動する所定位置を撮影エリアとして設置されている撮像手段による所定の撮影動作を制御するステップと、
を含むことを特徴とする撮像制御方法である。
(請求項19)
請求項19に記載の発明は、
コンピュータに対して、
移動する携帯機器から発せられる無線電波を受信する機能と、
前記無線電波を受信した場合に、前記携帯機器が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出する機能と、
前記検出された受信状況に基づいて、携帯機器の移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像手段による所定の撮影動作を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項20)
請求項20に記載の発明は、
携帯機器が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信するステップと、
前記受信した無線電波に基づいて、前記携帯機器自体が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出するステップと、
前記検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して無線電波により前記撮影指示信号を送信するステップと、
を含むことを特徴とする撮像制御方法である。
(請求項21)
請求項21に記載の発明は、
コンピュータに対して、
携帯機器が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信する機能と、
前記受信した無線電波に基づいて、前記携帯機器自体が移動するに伴って変化する無線電波の受信状況を検出する機能と、
前記検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して無線電波により前記撮影指示信号を送信する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
2 携帯機器
3 公衆無線通信網
4 インターネット
5 管理サーバ装置
5a ユーザテーブル
11、21 制御部
13、23 記憶部
15 撮像部
17、26 無線LAN通信部
Claims (7)
- 撮影指示信号を送信する携帯機器であって、
当該携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した無線電波が、撮影を希望した撮影エリアの無線電波か否かを判別する判別手段と、
前記受信手段が受信した無線電波の、前記携帯機器が移動するに伴って変化する受信状況を検出する検出手段と、
前記判別手段によって前記受信した無線電波が撮影を希望した撮影エリアの無線電波であると判別すると、前記検出手段によって検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して撮影指示信号を送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする携帯機器。 - 前記検出手段は、当該携帯機器の移動に伴って変化する前記無線電波の受信強度を前記受信状況として検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出された受信強度に基づいて前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。 - 前記検出手段は、当該携帯機器が接近するに伴って増大する前記無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度に基づいて前記撮像制御装置側の電波到達可能距離まで接近してから所要時間が経過したタイミングを、前記撮像制御装置による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の携帯機器。 - 前記検出手段は、当該携帯機器が接近するに伴って増大する前記無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度が所定の強度以上に達したタイミングを、前記撮像制御装置による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の携帯機器。 - 前記検出手段は、当該携帯機器が接近するに伴って増大する前記無線電波の受信強度を受信状況として検出し、更に、この受信強度に基づいて前記撮像制御装置までの距離又はその位置が所定の距離又は位置に達したタイミングを、前記撮影制御装置による適正撮影距離の範囲内に到達したタイミングとして検出し、
前記送信手段は、前記検出手段によって検出されたタイミングで前記撮影指示信号を送信する、
ようにしたことを特徴とする請求項2に記載の携帯機器。 - 携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信するステップと、
前記受信した無線電波が、撮影を希望した撮影エリアの無線電波か否かを判別するステップと、
前記受信した無線電波の、前記携帯機器が移動するに伴って変化する受信状況を検出するステップと、
前記受信した無線電波が撮影を希望した撮影エリアの無線電波であると判別すると、前記検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して撮影指示信号を送信するステップと、
を含むことを特徴とする撮像制御方法。 - コンピュータに対して、
携帯機器自体が移動する所定位置を撮影エリアとして設置される撮像制御装置側から発せられる無線電波を受信する機能と、
前記受信した無線電波が、撮影を希望した撮影エリアの無線電波か否かを判別する機能と、
前記受信した無線電波の、前記携帯機器が移動するに伴って変化する受信状況を検出する機能と、
前記受信した無線電波が撮影を希望した撮影エリアの無線電波であると判別すると、前記検出された受信状況に基づいて前記撮像制御装置に対して撮影指示信号を送信する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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JP2013104976A JP6252967B2 (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 携帯機器、撮像制御方法及びプログラム |
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