JP6831513B2 - 被写体を自動撮影する撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラを動作させてユーザーを自動で撮影する撮影装置において、ユーザーがカメラで撮影可能な位置かどうかを高い精度で判別するための装置であり、ユーザーの近傍の複数の位置から発する電波をユーザーの所持する受信機で受信し、それぞれの受信信号の強度の値から、撮影の要否を判断し、カメラを動作させることが可能な撮影装置である。
デジタルカメラの普及と、ソーシャルネットワークの拡大を背景に、自分の行動を記録する手段として写真を撮る機会が多くなっている。
一方、自分を撮影する際には、自画撮り用の棒の先にカメラを付ける等の煩雑な方法が必要となる。
また、写真を整理し、ソーシャルネットワーク上に公開する際などに、写真撮影時の情報を自分で紐づける必要がある。
特開2014−90389号公報
特定の位置に設置したカメラで、特定の人物等を撮影する場合に、その特定の人物が写る位置にいるかどうかを自動的に判別し、撮影を行うことが必要である。
特許文献1の技術を用いれば、特定の人物のいるおおよその位置を知ることができるが、カメラの撮影可能な領域と、ビーコン発信機の電波の受信強度を関連付ける簡易な判別方法を得るのが難しい。
また、周囲の環境に電波を遮断したり、散乱したりするものがある場合に、カメラの撮影可能な領域と、ビーコン発信機の電波の受信強度を関連付ける簡易な判別方法を得るのが難しい。
さらに、受信機のアンテナの方向により、受信強度が大きく変化する場合も、カメラの撮影可能な領域と、ビーコン発信機の電波の受信強度を関連付ける簡易な判別方法を得るのが難しい。
本発明は、特定の信号の電波を発信する複数の送信機から発信された信号を、受信機で受信し、それぞれの信号の受信強度の強弱の組み合わせから、特定の位置に設置したカメラで、その受信機を持つ人物を撮影可能かどうか精度よく判別することで、自動的に、受信機をもつ人物を撮影することを目的としている。
上記目的のため、本発明は、カメラで撮影可能な領域の複数の位置において、それぞれの送信機が送信した信号を受信した時の信号強度をあらかじめ記録する手段と、その後、受信機をもつ人物の受信したそれぞれの送信機が送信した信号強度と、あらかじめ記録した受信強度の値を比較する手段と、その差が小さい場合にはカメラを動作させる手段を有する。
また、複数の送信機が送信した信号を受信した時の受信強度をあらかじめ記録する際に、カメラで撮影している画像を画像モニタに送信し、その画像モニタに受信機をもつ人物が写っている場合には、その受信強度の組み合わせはカメラで撮影可能な位置であるとして記録する手段を有することで、カメラで撮影可能な位置の受信強度を記録する作業を容易にする。
さらに、前述の画像モニタを受信機の近くに置くことにより、受信機をもつ人物が画像モニタを見ながら自分が写っているかどうかを確認し、記録することが可能となり、受信強度の組み合わせがカメラで撮影可能な位置であると記録する作業が容易になる。
さらに、受信機が受信したそれぞれの送信機からの信号の受信強度の組み合わせを入力データ、カメラで撮影可能かどうかを出力データとし、ニューラルネットワーク等で機械学習することで、受信強度の組み合わせとカメラで撮影可能な位置の関連付けを容易に実現する。
本発明の撮影装置を用いることで、特定の人物が、特定の位置に設置したカメラで撮影可能な位置にいるかどうかを自動的に精度よく判別し、撮影を行うことができるという利点がある。
また、特定の位置に設置したカメラで撮影可能な位置にいるかどうかを自動的に精度よく判別する方法として、複数の送信機から発信される信号の受信強度と、カメラの撮影可能な領域を関連付けることを容易に実現できるという利点がある。
図1は、本発明装置の実施例の撮影時の情報の流れを示す概略図である。 図2は、本発明装置の実施例の準備時の情報の流れを示す概略図である。 図3は、本発明装置の実施例のユーザー端末の構成図である。 図4は、本発明装置の実施例のサーバーの構成図である。 図5は、本発明装置の実施例のカメラの構成図である。 図6は、本発明装置の実施例のオペレータの構成図である。 図7は、本発明装置の実施例の撮影時の処理の流れを示す概略図である。 図8は、本発明装置の実施例の閲覧時の処理の流れを示す概略図である。 図9は、本発明装置の実施例の準備時の処理の流れを示す概略図である。 図10は、本発明装置の実施例の撮影可否判別部の情報の流れを示す概略図である。
以下の実施例では、サービス運用時にカメラで撮影される人をユーザー、サービス準備時に撮影判断に使用する受信信号の強度の値の範囲を測定する人をオペレータと記載して説明する。
カメラを動作させてユーザーを自動で撮影する撮影装置において、ユーザーがカメラで撮影可能な位置かどうかを高い精度で判別するという目的を、ユーザーの近傍の複数の位置にあるビーコン信号発信器から発する電波をユーザーの所持する受信機で受信し、それぞれの受信信号の強度の値が所定の範囲にあるかどうかを判別することで実現する。また、この所定の範囲を決定するため、サービス準備時において、オペレータの端末にカメラの映像を映し、その端末で近傍の複数の位置から発する電波の受信強度を受信機で測定し、端末の映像に端末を所持しているオペレータが写っているか否かの情報と共に記録することで、サービス運用時にユーザーを撮影するための判断に使用する受信信号の強度の値の範囲を高精度で決定することを可能としている。
図1は、本発明装置の実施例の撮影時の情報の流れを示す概略図であって、
100はユーザー、
101はユーザー端末、
110、111、112はビーコン信号発信器、
120、121、122はビーコン信号、
130はカメラ、
140はサーバー、
150はユーザー端末からの情報、
151はサーバーからカメラへの制御信号、
152はカメラからの画像データ、である。
ユーザー100はユーザー端末101でビーコン信号発信器110、111、および112からのビーコン信号120、121、および122を受信し、その受信強度を測定し、記録し、ユーザー固有番号と共にユーザー端末からの情報150としてサーバー140へ送信する。サーバー140はユーザー端末からの情報150を分析し、カメラ130で撮影可能と判断した場合には、カメラへの制御信号151をカメラ130へ送信し、カメラ130はカメラへの制御信号151に応じて撮影を行い、画像データ152としてサーバーへ送信する。
本発明装置はこのように動作するため、ユーザー100はカメラ130の位置を認識していなくても、撮影可能な位置に居れば自動的に撮影され、ユーザー固有情報と紐づけられた画像をサーバーに保管できる。サーバーに保管された画像データは、撮影後、いつでも閲覧し、ダウンロードすることが可能になる。
図2は、本発明装置の実施例の準備時の情報の流れを示す概略図であって、
200はオペレータ、
210はオペレータ端末、
211は表示部、
212はオペレータの画像、
213は入力ボタン、
220、221、222はビーコン信号発信器、
230、231、232はビーコン信号、
240はカメラ、
250はサーバー、
260はオペレータ端末からの情報、
261はサーバーからカメラへの制御信号、
262はカメラからの画像データ、
263はサーバーからの画像データ、である。
サーバー250からのカメラ240への制御信号261によってカメラ240は撮影を行い、画像データ262をサーバー250へ送信する。画像262データは、サーバー250から、画像データ263としてオペレータ端末210へ送信される。
画像データ263はオペレータ端末210の表示部211に表示される。オペレータ200は表示部211にオペレータの画像212が表示されたら、入力ボタン213に触れ、オペレータの画像212が表示されなかったら、入力ボタン213に触れない。オペレータ端末210はビーコン信号発信器220、221、および222からのビーコン信号230、231、および232を受信し、その受信強度を測定し、入力ボタン213の情報とともにオペレータ端末からの情報260としてサーバーへ送信する。以上の動作をオペレータ200はカメラ240の近傍で移動しながら繰り返し実施する。
画像データ262、263は静止画像でなく、動画でもよい。
上記のように、繰り返してビーコン信号の強度と、撮影の可否の情報を取得することで、サーバーは、どのようなビーコン信号強度の組み合わせの時に撮影が可能かどうかを分析することが可能となり、サービスの運用時にユーザーが、特定の位置に設置したカメラで撮影可能な位置にいるかどうかを自動的に精度よく判別し、撮影を行うことができる。
入力ボタンは1つである必要はなく、オペレータの写っている像の大きさによって、あるいは向いている方向や、光の当たり具合などで、入力ボタンを変えることもできる。その場合、サービス運用時にユーザーの設定によっては撮影したり、撮影しなかったりの選択が可能となる。
さらに、カメラの方向が制御信号によって変えられる場合は、カメラの方向毎に上記の準備作業を繰り返すことで、ユーザーから送られる受信強度に応じてカメラの方向を自動的に変えて、最適な条件でユーザーを撮影することができる。
図3は、本発明装置の実施例のユーザー端末の構成図であって、
300はユーザー端末、
310はビーコン信号受信アンテナ、
311はビーコン信号受信機、
312はビーコン信号受信強度測定部、
313はビーコン信号受信強度記録部、
320はユーザー固有番号記録部、
321はユーザー固有番号およびビーコン信号受信強度送信機、
322はデータ送信アンテナ、である。
本発明装置のユーザー端末300は、1つ以上のビーコン信号発信器から発信される電波を取り込むビーコン信号受信アンテナ310と、ビーコン信号受信アンテナ310で取り込まれた高周波のビーコン信号をそれぞれのビーコン信号発信器につけられた固有番号ごとにデータに変換するビーコン信号受信機311と、ビーコン信号発信器につけられた固有番号ごとのビーコン信号の受信強度を測定するビーコン信号受信強度測定部312と、ビーコン信号受信強度測定部312で測定した受信強度をビーコン信号発信器の固有番号と共に記録するビーコン信号受信強度記録部313と、ユーザー端末につけられた固有番号を記録するユーザー固有番号記録部320と、ビーコン信号受信強度記録部313に記録された固有番号ごとのビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号記録部320に記録されたユーザー固有番号を高周波の信号に変換するユーザー固有番号およびビーコン信号受信強度送信機321と、高周波信号を空間に放射するデータ送信アンテナ322、から成る。
上記の構成のうち、ビーコン信号受信強度記録部313とユーザー固有番号記録部320はユーザー端末のメモリであり、ユーザー端末の計算機によって制御する。また、ビーコン信号受信機311、ビーコン信号受信強度測定部312、ユーザー固有番号およびビーコン信号受信強度送信機321もユーザー端末の計算機によって制御する。
ユーザー固有番号とは、本発明の装置の利用時にユーザーごとに割り当てられたユニークな番号のことであるが、ユーザー端末が携帯電話を兼ねている場合は、例えば電話番号やメールアドレスでもよい。
図4は、本発明装置の実施例のサーバーの構成図であって、
400はサーバー、
410はデータ受信アンテナ、
411はデータ受信器、
412はデータ記録部、
413はユーザーごとのデータ抽出部、
414は受信強度抽出部、
415は撮影可能カメラ抽出部、
416はパラメータ記録部、
420は撮影可否判別部、
430は撮像指示信号発生部、
431は撮像指示信号送信機、
432は撮像指示信号送信アンテナ、
440は画像データ受信アンテナ、
441は画像データ受信機、
442は画像データ記録部、
443は画像データ処理部、
444はインターネットインターフェース、
450は画像データ処理部、
451は画像データ送信機、
452は画像データ送信アンテナ、である。
本発明装置のサーバーは、ユーザー端末から放射されたデータ信号を含む電波を取り込むデータ受信アンテナ410と、データ受信アンテナ410で取り込まれたユーザーからの高周波のデータ信号を、それぞれのユーザー端末につけられた固有番号ごとにデータに変換するデータ受信機411と、変換されたデータを記録するデータ記録部412と、データ記録部412からユーザーごとのデータを抽出するデータ抽出部413と、データ抽出部413で抽出されたデータからユーザー端末が受信したビーコン信号受信強度を抽出する受信強度抽出部414と、受信強度抽出部414で抽出されたビーコン信号受信強度の値から、当該ユーザーを撮影できるカメラを抽出する撮影可能カメラ抽出部415と、ビーコン信号受信強度の値と撮影可能なカメラの関係を関連付けるパラメータを記録するパラメータ記録部416と、パラメータ記録部416に記録されるパラメータを決定する撮影可否判別部420と、撮影可能カメラ抽出部415で抽出されたカメラに撮影指示の信号を発生する撮像指示信号発生部430と、撮像指示信号発生部430で発生した撮像指示の信号を高周波の信号に変換する撮像指示信号送信機431と、高周波信号を空間に放射する撮像指示信号送信アンテナ432と、カメラが撮影した画像データを含む電波を取り込む画像データ受信アンテナ440と、画像データ受信アンテナ440で取り込まれたカメラからの高周波の画像データを、それぞれのカメラにつけられた固有番号ごとに画像データに変換する画像データ受信機441と、画像データ受信機441で変換された画像データを記録する画像データ記録部442と、画像データ記録部442に記録された画像データを、特定のユーザーごとに分類し、表示画面を生成する画像データ処理部443と、画像データ処理部443で処理された表示画面をユーザーの携帯端末やパーソナルコンピュータにインターネットを介して配信するインターネットインターフェース444と、サービスの準備時に画像データ受信機441で変換された画像データからオペレータ端末の表示画面を生成するオペレータ向け画像データ処理部450と、画像データ処理部450で処理された画像データを高周波の信号に変換する画像データ送信機451と、高周波信号を空間に放射する画像データ送信アンテナ452から成る。
データ受信アンテナ410、データ受信器411、撮像指示信号送信機431、撮像指示信号送信アンテナ432、画像データ受信アンテナ440、画像データ受信機441、画像データ送信機451、画像データ送信アンテナ452は必ずしも、サーバーと一体でなくてもよく、サーバーから制御された別の機器として構成しても良い。
図5は、本発明装置の実施例のカメラの構成図であって、
500はカメラ、
510は撮像指示データ受信アンテナ、
511は撮像指示データ受信機、
512は撮像制御部、
513は撮像部、
520は撮像データ記録部、
530は画像データ処理部、
531は画像データ送信機、
532は画像データ送信アンテナ、である。
本発明装置のカメラ500は、サーバーから送信された高周波の撮像指示の信号を含む電波を取り込む撮像指示データ受信アンテナ510と、撮像指示データ受信アンテナ510で取り込まれたサーバーからの高周波の撮像指示の信号を撮像指示データに変換する撮像指示データ受信機511と、変換された撮像指示データに従い、カメラ500での撮像指示かどうかを判別し、要すれば撮像指示を出す撮像制御部512と、撮像制御部512の指示で撮像する撮像部513と、撮像部513が撮像した撮像データを記録する撮像データ記録部520と、撮像データ記録部520から撮像データを読み出し、サーバーへ送信する画像データとして処理する画像データ処理部530と、画像データ処理部530で処理された画像データを高周波の信号に変換する画像データ送信機531と、高周波信号を空間に放射する画像データ送信アンテナ532から成る。
本実施例では、撮像指示のデータや、画像データを無線で送受信することで説明しているが、有線で行っても良い。
撮像部520は撮像制御部512の指示により、焦点を変化させたり、カメラの方向を変えてもよい。
図6は、本発明装置の実施例のオペレータ端末の構成図であって、
600はオペレータ端末、
610はビーコン信号受信アンテナ、
611はビーコン信号受信機、
612はビーコン信号受信強度測定部、
613はビーコン信号受信強度記録部、
614はオペレータ入力GUI部、
615はオペレータ入力検知部、
620は送信データ作成部、
621はオペレータデータ送信機、
622はデータ送信アンテナ、
630は画像データ受信アンテナ、
631は画像データ受信機、
632はオペレータ出力GUI部、
633はオペレータ固有番号記録部、である。
本発明装置のオペレータ端末600は、1つ以上のビーコン信号発信器から発信される電波を取り込むビーコン信号受信アンテナ610と、ビーコン信号受信アンテナ610で取り込まれた高周波のビーコン信号をそれぞれのビーコン信号発信器につけられた固有番号ごとにデータに変換するビーコン信号受信機611と、ビーコン信号発信器につけられた固有番号ごとのビーコン信号の受信強度を測定するビーコン信号受信強度測定部612と、ビーコン信号受信強度測定部612で測定した受信強度をビーコン信号発信器の固有番号と共に記録するビーコン信号受信強度記録部613と、オペレータが撮影可否を判断しその結果を入力するオペレータ端末600のインタフェースとしてのオペレータ入力GUI部614と、オペレータ入力GUI部614の入力状態を検知するオペレータ入力検知部615と、オペレータ端末につけられた固有番号を記録するオペレータ固有番号記録部616と、ビーコン信号受信強度記録部613に記録されたビーコン信号受信強度、オペレータ入力検知部615で検知したオペレータ入力状態およびオペレータ固有番号記録部616に記録されているオペレータ固有番号をまとめてサーバーへ送信するデータを作成する送信データ作成部620と、送信データ作成部620で作成された送信データを高周波の信号に変換するオペレータデータ送信機621と、高周波信号を空間に放射するデータ送信アンテナ622と、サーバーから発信されるカメラの画像データを含む電波を取り込む画像データ受信アンテナ630と、画像データ受信アンテナ630で取り込まれた高周波の信号を画像データに変換する画像データ受信機631と、画像データ受信機631で変換した画像をオペレータ端末に表示するオペレータ出力GUI部632、から成る。
オペレータ入力GUI部614と、オペレータ入力検知部615、オペレータ出力GUI部632は必ずしもオペレータ端末600と一体である必要はない。
その場合、オペレータ入力GUI部614と、オペレータ入力検知部615は必ずしもオペレータが操作する必要はなく、離れた場所で、オペレータ出力GUI部632を観察する別の作業者が操作しても良い。
図7は本発明装置の実施例の撮影時の処理の流れを示す概略図であって、
710はビーコン信号の受信強度を記録する処理、
711はビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号を送信する処理、
720はビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号を受信する処理、
721はユーザーがカメラで撮影可能かどうか判別する処理、
723はカメラに撮影指示の信号を送信する処理、
724は無処理、
730は撮像装置で撮影する処理、
731は撮影した画像データをサーバーに送信する処理、
740は受信した画像データとユーザー固有番号を紐づけて記録する処理、である。
図1および図7を用いて、撮影時の動作を説明する。
ビーコン信号の受信強度を記録する処理710は、ユーザー端末101でビーコン信号発信器110、111、および112からのビーコン信号120、121、および122を受信し、その受信強度を測定し、記録する。ビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号を送信する処理710は、記録されたビーコン信号の受信強度をユーザー固有番号と共にサーバー140へ送信する。サーバーでビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号を受信する処理720は、ユーザーごとのビーコン信号の受信強度のデータを受信し、記録する。
ユーザーがカメラで撮影可能かどうか判別する処理721は、ユーザーごとのビーコン信号の受信強度のデータを分析し、受信強度の組み合わせパターンから、ユーザーを撮影可能なカメラがあるかどうかを算出する。撮影可能なカメラがない場合には、カメラは無処理724となり、撮影しない。撮影可能なカメラがある場合には、カメラに撮影指示の信号を送信する処理723が、カメラに撮影指示の信号を送信し、カメラは、撮像装置で撮影する処理730にて撮影する。撮影した画像データをサーバーに送信する処理731は、撮影した画像データをサーバーへ送信する。受信した画像データとユーザー固有番号を紐づけて記録する処理740は、サーバーで受信した画像データとユーザー固有番号、および撮影したカメラの情報を紐づけて記録する。
図8は、本発明装置の実施例の閲覧時の処理の流れを示す概略図であって、
810はユーザーの固有番号をサーバーに送信する処理、
811はユーザーの固有番号をサーバーに受信する処理、
812はユーザーの固有番号に紐づいた画像データを抽出する処理、
813は抽出した画像データをユーザー端末に表示する処理、
814はユーザー端末に表示された画像データから記録に残したい画像を選択する処理、
815はユーザーの選択した画像データをユーザーに送信する処理、
816は選択した画像データを受信し記録する処理、
817は選択されなかった画像データを削除する処理、である。
図8を用いてユーザーが撮影された画像を閲覧する時の動作を説明する。
ユーザーの固有番号をサーバーに送信する処理810は、閲覧処理を開始するにあたって、どのユーザーの画像データを閲覧するのかをサーバーに知らせるために、ユーザーの固有番号をサーバーに送信する。ユーザーの固有番号をサーバーに受信する処理811は、ユーザーの固有番号をサーバーで受信する。ユーザーの固有番号に紐づいた画像データを抽出する処理812は、サーバーに記録されている画像データの中から、ユーザーの固有番号に紐づいた画像データを抽出する。抽出した画像データをユーザー端末に表示する処理813は、処理812で抽出されたデータをユーザー端末の画面に表示する。この時、どの場所で撮影されたか等、撮影したカメラの情報も同時に表示できる。また、ユーザーが任意の画像データを選択できるように、画像データの近くに選択するためのボタン等を表示した画面を作成する。ユーザー端末に表示された画像データから記録に残したい画像を選択する処理814は、ユーザーが端末で画像データを閲覧し、その中から記録に残したい画像データの選択ボタンにタッチすることで、選択された画像データを特定し、その画像データの番号をサーバーに伝える。ユーザーの選択した画像データをユーザーに送信する処理815は、サーバーがユーザーから選択した画像データを、記録された画像データから抽出し、ユーザーがダウンロードできる環境にする。選択した画像データを受信し記録する処理は、ユーザーが処理814で選択した画像をサーバーからダウンロードし、ユーザー端末に記録する。選択されなかった画像データを削除する処理817は、処理816でダウンロードされなかった画像データをサーバーの記録から削除する。
ここでいうユーザー端末は、撮影時にユーザーが所持しているユーザー端末でなく、別のユーザー端末や、パーソナルコンピュータでもよい。
また、ここでいう画像データは静止画である必要はなく、動画でもよい。
画像データには、どのカメラで撮影したかの情報が紐づいており、画像の中にカメラの情報やカメラの近くの施設の情報を埋め込むこともできる。その場合、画像そのものの中にカメラごとに異なるメッセージを表示することもでき、また、表示されなくても画像データファイルの中に埋め込んで置き、別の処理で、当該情報を表示させることもできる。
図9は、本発明装置の実施例の準備時の処理の流れを示す概略図であって、
910はカメラに撮影指示の信号を送る処理、
911は撮影指示の信号を受信し撮影する処理、
912は撮影した画像データをサーバーに送る処理、
913はカメラが撮影した画像データをオペレータに送信する処理、
914はサーバーから受信した画像データをディスプレイに表示する処理、
915はオペレータの入力を記録する処理、
916はビーコン信号の受信強度を記録する処理、
917はビーコン信号の受信強度とオペレータの入力をサーバーに送信する処理、
918はビーコン信号の受信強度とオペレータの入力を撮影可否判別部に入力する処理、
である。
図9を用いて準備時の動作を説明する。
カメラに撮影指示の信号を送る処理910は、サーバーからカメラに撮影指示の信号を送信する。撮影指示の信号を受信し撮影する処理911は、撮影指示の信号を受信したカメラが撮影を行う。この時、撮影指示にカメラの焦点調整や方向変更の指示があれば、カメラはそれに従い撮影する。撮影した画像データをサーバーに送る処理912は、カメラで撮影した画像データをサーバーに送る。カメラが撮影した画像データをオペレータに送信する処理913は、サーバーが受信したカメラが撮影した画像データをオペレータに送信する。サーバーから受信した画像データをディスプレイに表示する処理914は、オペレータ端末のディスプレイにサーバーから受信した画像データを表示する。オペレータはこの表示画面を見ることで、自分がカメラに撮影されていることを認識する。オペレータの入力を記録する処理915は、オペレータが表示画面を見ることで、自分がカメラに撮影されていることを認識したとき、表示画面に表示されたボタンをタッチしたことを記録する。ボタンは表示画面に表示されるのではなく、オペレータ端末等に別に設けられていても良い。ビーコン信号の受信強度を記録する処理916は、決められた時間間隔でオペレータ端末が受信するビーコン信号の受信強度を記録する。ビーコン信号の受信強度とオペレータの入力をサーバーに送信する処理917は、オペレータの入力の有無にかかわらず、ビーコン信号の受信強度とオペレータの入力値を決められた時間間隔でサーバーへ送信する。ビーコン信号の受信強度とオペレータの入力を撮影可否判別部に入力する処理918は、サーバーで受信したビーコン信号の受信強度とオペレータの入力値を撮影可否判別部に入力する。この時、一旦別の記録部にビーコン信号の受信強度とオペレータの入力値を記録したのち、その記録を読み出して撮影可否判別部に入力する等、時間的なずれがあっても構わない。ただし、ビーコン信号の受信強度を測定した時間とオペレータの入力値の時間が合っている必要がある。
このように動作するので、オペレータがいる位置でビーコン信号を受信した際の、各ビーコン信号の受信強度の値と、オペレータがカメラに写っているかどうかの判別に相当するオペレータの入力値が同時に記録され、これをサーバーの計算機で撮影可否判別部が機械学習的に学習することで、実際にユーザーがビーコン信号を受信した際に、各ビーコン信号の受信強度の値をサーバーに伝えれば、ユーザーがカメラに写っているかどうかの判別が可能となる。
この時、オペレータ端末が受信するビーコン信号の受信強度を記録する時間間隔は、オペレータの入力値が“カメラに撮影されていることを認識”状態のときは短く、オペレータの入力値が“カメラに撮影されていないことを認識”状態のときは長くすることで、記録容量を抑えつつ、撮影可否の精度を高くすることができる。
撮影指示の信号を受信し撮影する処理911で、カメラが撮影する画像データは動画でもよい。
各ビーコン信号の受信強度の値の他に、各ビーコン信号の受信時刻あるいは受信強度測定の時間間隔、受信強度の変化量を記録し、サーバーに送信することで、撮影可否判別部は機械学習的手法によりオペレータの位置を精度よく予測できるようになり、ひいてはユーザーの位置も精度よく予測ができるようになるため、撮影可否の判別精度が高くなる。
図10は、本発明装置の実施例の撮影可否判別部の情報の流れを示す概略図であって、
1000は入力データ、
1001は入力データ変換装置、
1002は計算装置、
1003は入力層、
1004は第2層、
1005は出力層、
1006は出力データ変換装置、
1007は撮影可の出力、
1008は撮影不可の出力、
1010は撮影可否の入力、
1011は出力データの差分、
1012はパラメータ調整装置、
1013は変更されたパラメータ
である。
入力データ変換装置1001は、各ビーコン信号の受信強度やその測定間隔が含まれた入力データ1000を、計算装置1002の入力層1003へ入力するデータに変換する。例えば、ビーコン信号の受信強度が“受信しない”、“弱い”、“普通”、“強い”で分けられている場合は、入力層1003のうち、ノード1とノード2の2ビットを用いて、“受信しない”場合は00、“弱い”場合は01、“普通”の場合は10、“強い”場合は11のように2進数で表したり、あるいは入力層1003のうち、ノード1からノード3を用いて、“受信しない”場合は000、“弱い”場合は001、“普通”の場合は011、“強い”場合は111のように3ビットの中の“1”の数で表しても良い。入力層1003に入力された数値は入力層のノードiと第2層目のノードjであらかじめ決められている伝達パラメータWijの値を掛け合わせた値をすべての2層目のノード1004へ伝達する。第2層目のノード1004は、入力層1003の各ノードから伝達された値を合計し、ある基準の値を超えた場合は1、超えない場合は0とし、第2層目のノードnと第3層目のノードmであらかじめ決められている伝達パラメータWnmの値を掛け合わせた値をすべての次の層目のノードへ伝達する。このようにして出力層1005のノードの値が決まる。出力層1005は2つのノードを持ち、一つは撮影可の出力1007に対応し、もう一つは撮影不可の出力1008に対応している。撮影可の出力1007が、撮影不可の出力1008より大きければ、入力データ1000の場合撮影可という判断がなされる。
準備時においては、オペレータが撮影可否を判断した入力値と同じ値を撮影可否の入力1010と、出力ノード1005の出力値を比較し、その差分をパラメータ調整装置1012に入力する。パラメータ調整装置1012は伝達パラメータをどのように変更すれば撮影可否の入力1010と、出力ノード1005の出力値の差分が小さくなるかを計算し、新しい伝達パラメータ1013を計算する。計算装置1002の伝達パラメータは、新しい伝達パラメータ1013に置き換えられる。パラメータ調整装置1012は1つの入力データ1000とそれに対応する撮影可否の入力1010ごとに達パラメータ1013を更新しても良いが、複数の入力データ1000とそれに対応する撮影可否の入力1010のすべてを用いてその差分の二乗和を最小にする等の手法を用いて、差分を最小化しても良い。
また、実施例の撮影可否判別部はニューラルネットワークを基本とした機械学習の方法で構成しているが、上記機能を実現できる他の方法でも本発明の目的を達成できる。
また、実施例の撮影可否判別部は図4のサーバー400の中に構成されているが、インターネット等で接続された別の計算機の中に構成することもできる。
カメラを有するサービス提供者が、サービスを利用するユーザーをカメラで撮影し、その画像をユーザーに提供する過程において、カメラの撮影可能な位置にユーザーがいるかどうかを自動的に判別し、撮影可能な場合には自動的に撮影を実施し、その画像をユーザーが閲覧、ダンロードできる環境を提供することが可能となる。また、カメラの撮影可能な位置にユーザーがいるかどうかを自動的に判別するために、オペレータが事前にカメラの撮影可能な位置を本発明の装置に学習させることで、カメラの設置場所によって撮影可能な位置が異なる場合でも効率的にユーザーを撮影することが可能となる。また、カメラの位置が変わったり、周りの環境が変わっても、改めてオペレータがカメラの撮影可能な位置を装置に学習させることで、カメラの撮影可能な位置の変化に対応することが可能となる。
本発明装置は、遊園地や、行楽地等、記念写真を撮るような場所や施設において、訪問者自身がカメラを所持、撮影を行わなくても、近傍に設置された本発明装置のカメラで撮影した写真を得ることができる。
また、本発明装置は、通学路や、人通りの少ない道等で、通行人自身がカメラを所持、撮影を行わなくても、近傍に設置された本発明装置のカメラで撮影した写真がサーバーに保存されることで、犯罪の防止につながる。この例では、本発明装置を通行人が所持していることを明示できる表示物があると犯罪の未然防止に役立つ。
100 ユーザー
101 ユーザー端末
110 ビーコン信号発信器
111 ビーコン信号発信器
112 ビーコン信号発信器
120 ビーコン信号
121 ビーコン信号
122 ビーコン信号
130 カメラ、
140 サーバー
150 ユーザー端末からの情報
151 サーバーからカメラへの制御信号
152 カメラからの画像データ

200 オペレータ
210 オペレータ端末
211 表示部
212 オペレータの画像
213 入力ボタン
220 ビーコン信号発信器
221 ビーコン信号発信器
222 ビーコン信号発信器
230 ビーコン信号
231 ビーコン信号
232 ビーコン信号
240 カメラ
250 サーバー
260 オペレータ端末からの情報
261 サーバーからカメラへの制御信号
262 カメラからの画像データ
263 サーバーからの画像データ

300 ユーザー端末
310 ビーコン信号受信アンテナ
311 ビーコン信号受信機
312 ビーコン信号受信強度測定部
313 ビーコン信号受信強度記録部
320 ユーザー固有番号記録部
321 ユーザー固有番号およびビーコン信号受信強度送信機
322 データ送信アンテナ

400 サーバー
410 データ受信アンテナ
411 データ受信器
412 データ記録部
413 ユーザーごとのデータ抽出部
414 受信強度抽出部
415 撮影可能カメラ抽出部
416 パラメータ記録部
420 撮影可否判別部
430 撮像指示信号発生部
431 撮像指示信号送信機
432 撮像指示信号送信アンテナ
440 画像データ受信アンテナ
441 画像データ受信機
442 画像データ記録部
443 画像データ処理部
444 インターネットインターフェース
450 画像データ処理部
451 画像データ送信機
452 画像データ送信アンテナ

500 カメラ
510 撮像指示データ受信アンテナ
511 撮像指示データ受信機
512 撮像制御部
513 撮像部
520 撮像データ記録部
530 画像データ処理部
531 画像データ送信機
532 画像データ送信アンテナ

600 オペレータ端末
610 ビーコン信号受信アンテナ
611 ビーコン信号受信機
612 ビーコン信号受信強度測定部
613 ビーコン信号受信強度記録部
614 オペレータ入力GUI部
615 オペレータ入力検知部
620 送信データ作成部
621 オペレータデータ送信機
622 データ送信アンテナ
630 画像データ受信アンテナ
631 画像データ受信機
632 オペレータ出力GUI部
633 オペレータ固有番号記録部

710 ビーコン信号の受信強度を記録する処理
711 ビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号を送信する処理
720 ビーコン信号の受信強度とユーザー固有番号を受信する処理
721 ユーザーがカメラで撮影可能かどうか判別する処理
723 カメラに撮影指示の信号を送信する処理
724 無処理
730 撮像装置で撮影する処理
731 撮影した画像データをサーバーに送信する処理
740 受信した画像データとユーザー固有番号を紐づけて記録する処理

810 ユーザーの固有番号をサーバーに送信する処理
811 ユーザーの固有番号をサーバーに受信する処理
812 ユーザーの固有番号に紐づいた画像データを抽出する処理
813 抽出した画像データをユーザー端末に表示する処理
814 ユーザー端末に表示された画像データから記録に残したい画像を選択する処理
815 ユーザーの選択した画像データをユーザーに送信する処理
816 選択した画像データを受信し記録する処理
817 選択されなかった画像データを削除する処理

910 カメラに撮影指示の信号を送る処理、
911 撮影指示の信号を受信し撮影する処理、
912 撮影した画像データをサーバーに送る処理、
913 カメラが撮影した画像データをオペレータに送信する処理、
914 サーバーから受信した画像データをディスプレイに表示する処理、
915 オペレータの入力を記録する処理、
916 ビーコン信号の受信強度を記録する処理、
917 ビーコン信号の受信強度とオペレータの入力をサーバーに送信する処理、
918 ビーコン信号の受信強度とオペレータの入力を撮影可否判別部に入力する処理

1000 入力データ、
1001 入力データ変換装置、
1002 計算装置、
1003 入力層、
1004 第2層、
1005 出力層、
1006 出力データ変換装置、
1007 撮影可の出力、
1008 撮影不可の出力、
1010 撮影可否の入力、
1011 出力データの差分、
1012 パラメータ調整装置、
1013 変更されたパラメータ

Claims (5)

  1. 異なる位置にあり異なる固有番号の信号を発する複数の電波発信部と、
    複数の前記信号を受信する受信部と、
    複数の前記信号の受信電波強度を計測する測定部と、
    特定の位置に配置したカメラと、
    複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせと前記カメラを関連付けた情報を記録するための記録手段であって、当該情報の作成においては、準備時に、前記カメラで撮影を行い、当該撮影中に前記受信部が存在する領域において前記測定部の計測した複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせと、当該組み合わせに対応する複数の前記信号の受信時に前記カメラの撮影した画像に前記領域が写っているか否かの情報とを関連付けているところの、記録手段と、
    所定の位置で前記受信部が受信した複数の前記信号の受信電波強度と、前記記録手段が記録する前記カメラに関連付けられた受信電波強度の組み合わせとを比較し、その比較結果に基づいて、前記所定の位置が、前記領域に含まれる位置であって前記カメラにより撮影可能な位置であるかを判別し、撮影可能な位置である場合、前記カメラに対し前記所定の位置の撮影指示を行う手段と
    を含むことを特徴とした撮影装置。
  2. 異なる位置にあり異なる固有番号の信号を発する複数の電波発信部と、
    複数の前記信号を受信する受信部と、
    前記受信部を移動させる手段と、
    複数の前記信号の受信電波強度を計測する測定部と、
    特定の位置に配置したカメラと、
    前記カメラで撮像した画像を表示するモニタと、
    複数の前記信号の受信電波強度を記録し、かつ複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせと前記カメラを関連付けた情報を記録するための記録手段と、
    を備え、
    前記記録手段に記録する当該情報の作成においては、準備時に、前記カメラで撮影を行い、当該撮影中に前記受信部を移動させ、前記測定部の計測した複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせと、当該組み合わせに対応する複数の前記信号の受信時に前記カメラの撮影した画像に前記受信部あるいは前記受信部を移動する手段が写っているか否かの情報を関連付けており、
    前記受信部が移動された所定の位置で受信した複数の前記信号の受信電波強度と前記情報に基づいて、前記所定の位置が、準備時に前記受信部あるいは前記受信部を移動する手段が前記カメラに写った位置であって前記カメラにより撮影可能な位置であるかを判別し、撮影可能な位置である場合、前記カメラに対し前記所定の位置の撮影指示を行う手段をさらに含むことを特徴とした撮影装置。
  3. 複数の前記信号を受信する前記受信部と、複数の前記信号の受信電波強度を計測する前記測定部と、前記カメラで撮像した画像を表示する前記モニタを一体化したことを特徴とする請求項2の撮影装置。
  4. 複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせと前記カメラを関連付けた情報の作成において、前記受信部を移動させ、準備時に、前記測定部の計測した複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせを入力データ、前記カメラの撮影した画像に前記受信部あるいは前記受信部を移動する手段が写っているか否かの情報を出力データとして、機械学習を使用して生成したことを特徴とする請求項2あるいは請求項3の撮影装置。
  5. 複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせと前記カメラを関連付けた情報の作成において、前記受信部を移動させ、準備時に、前記測定部の計測した複数の前記信号の受信電波強度の組み合わせとその変化量を入力データ、前記カメラの撮影した画像に前記受信部あるいは前記受信部を移動する手段が写っているか否かの情報を出力データとして、機械学習を使用して生成したことを特徴とする請求項2あるいは請求項3の撮影装置。
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