JP2014165639A - 情報端末装置、通信システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像装置間で通信設定を行っていない撮影状況において、撮影依頼先の撮像装置を特定して撮影依頼できるようにする。
【解決手段】撮像装置C1は、本装置の位置情報を取得し、撮影対象の被写体の位置情報を取得し、撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得し、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求をサーバ200に送信する。サーバ200は、撮像装置C1から撮像装置情報の取得要求を受信したら、撮像装置C1の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報を撮像装置C1に送信する。撮像装置C1は、サーバ200から受信した撮像装置情報と、撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込み、絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と被写体特定情報とを含む撮影依頼情報をサーバ200に送信する。
【選択図】図5
【解決手段】撮像装置C1は、本装置の位置情報を取得し、撮影対象の被写体の位置情報を取得し、撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得し、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求をサーバ200に送信する。サーバ200は、撮像装置C1から撮像装置情報の取得要求を受信したら、撮像装置C1の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報を撮像装置C1に送信する。撮像装置C1は、サーバ200から受信した撮像装置情報と、撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込み、絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と被写体特定情報とを含む撮影依頼情報をサーバ200に送信する。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像装置と通信可能なサーバと、情報端末装置とが通信可能な通信システムに関する。
近年、デジタルカメラを用いた撮影時の機能として、WiFiやBluetooth(登録商標)等の無線技術によって、機器間で画像情報や設定情報を共有する仕組みが発達してきている。また、無線通信ネットワークを介してデジタルスチルカメラのメモリに存在する画像データをアルバムサーバにコピーすることも可能になっている。
無線通信機能を搭載した情報端末が無線通信ネットワークを介して通信相手にデータを送信するシステムとしては、例えば特許文献1に開示されているものがある。これは、情報端末からデータ送信を行う際に電波状態を検出し、データ送信可能な状態であればデータを通信相手に無線通信ネットワークを介して送信し、データ通信が不可能な状態であれば送信処理を中断し、送信可能状態になったときに送信処理を再開する通信システムである。
上記の技術を利用すれば、例えば無線通信機能を内蔵する特定のカメラの近くに、自分が撮影してほしい被写体が存在するとき、そのカメラに対して無線通信を利用して撮影依頼することができる。
無線通信機能を搭載した情報端末が無線通信ネットワークを介して通信相手にデータを送信するシステムとしては、例えば特許文献1に開示されているものがある。これは、情報端末からデータ送信を行う際に電波状態を検出し、データ送信可能な状態であればデータを通信相手に無線通信ネットワークを介して送信し、データ通信が不可能な状態であれば送信処理を中断し、送信可能状態になったときに送信処理を再開する通信システムである。
上記の技術を利用すれば、例えば無線通信機能を内蔵する特定のカメラの近くに、自分が撮影してほしい被写体が存在するとき、そのカメラに対して無線通信を利用して撮影依頼することができる。
しかしながら、上記従来の通信方法では、通信する相手のカメラの情報を特定できていることが前提となる。そのため、例えば撮影依頼したいカメラの情報を予め確認しておくか、もしくはお互いの機器同士で無線通信を行うための設定を済ませておくかしなければ、実際の撮影状況の中で所望のカメラに撮影依頼することは困難である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、撮像装置間で通信設定を行っていない撮影状況において、撮影依頼先の撮像装置を特定して撮影依頼できるようにすることを目的とする。
本発明の情報端末装置は、サーバと通信可能な情報端末装置であって、本装置の位置情報を取得する情報端末装置位置情報取得手段と、撮影対象の被写体の位置情報を取得する被写体位置情報取得手段と、撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得する被写体特定情報取得手段と、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバから受信した、本装置の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報と、前記写体位置情報取得手段によって取得した撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込む撮影依頼先絞り込み手段と、前記撮影依頼先絞り込み手段によって絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と前記被写体特定情報取得手段によって取得した被写体特定情報とを含む撮影依頼情報を前記サーバに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置間で通信設定を行っていない撮影状況において、撮影依頼先の撮像装置を特定して撮影依頼することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、撮影対象の被写体の位置に対して所定の範囲に存在する撮像装置を絞り込み、撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を含む撮影依頼情報を、サーバを介して撮影依頼先の撮像装置に送信する情報端末装置について説明する。以下では、撮像装置が、本発明を適用した情報端末装置の構成を含んでいるものとして説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、撮影対象の被写体の位置に対して所定の範囲に存在する撮像装置を絞り込み、撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を含む撮影依頼情報を、サーバを介して撮影依頼先の撮像装置に送信する情報端末装置について説明する。以下では、撮像装置が、本発明を適用した情報端末装置の構成を含んでいるものとして説明する。
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置100の内部構成を示す図である。
101はCPUであり、撮像装置100全体の制御を司る。CPU101は、ユーザの操作に応じて後述する各構成要素を制御する。
102はメモリ(ROM)であり、撮像装置100を制御するプログラムとプログラムを実行するときに使用するデータを格納する。ROM102に格納されるプログラムには、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込む撮影依頼先絞り込みプログラム等が含まれている。
103はメモリ(RAM)であり、撮像装置100を制御するプログラムを実行するときに作業領域として使用するための書き換え可能なメモリである。
101はCPUであり、撮像装置100全体の制御を司る。CPU101は、ユーザの操作に応じて後述する各構成要素を制御する。
102はメモリ(ROM)であり、撮像装置100を制御するプログラムとプログラムを実行するときに使用するデータを格納する。ROM102に格納されるプログラムには、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込む撮影依頼先絞り込みプログラム等が含まれている。
103はメモリ(RAM)であり、撮像装置100を制御するプログラムを実行するときに作業領域として使用するための書き換え可能なメモリである。
104は外部インターフェース(外部IF)であり、CPU101からの指示に従い、外部の記録媒体105に記録されたデータの読み込み、又は書き込みを行うためインターフェースである。外部IF104は、メモリカードスロットを備え、接続された記録媒体105に対するデータの読み込みと書き込みの制御を行う。記録媒体105には、CFカード、SDHCメモリカード等の取り外し可能なメモリが用いられる。
106は無線通信部であり、近傍のアクセスポイントと無線通信を行う。
107はユーザインターフェース(ユーザIF)であり、ユーザの指示を撮像装置100に伝えるためのインターフェースである。ユーザIF107は、撮像装置100を操作するための各種ボタンで構成されており、ユーザはこれを操作して、被写体の周辺に存在する撮像装置を絞り込むための所定の範囲を設定することができる。
106は無線通信部であり、近傍のアクセスポイントと無線通信を行う。
107はユーザインターフェース(ユーザIF)であり、ユーザの指示を撮像装置100に伝えるためのインターフェースである。ユーザIF107は、撮像装置100を操作するための各種ボタンで構成されており、ユーザはこれを操作して、被写体の周辺に存在する撮像装置を絞り込むための所定の範囲を設定することができる。
108はVRAMであり、次に説明する画像処理部109がレンダリングした画面を走査するまでのバッファとして利用される。
109は画像処理部であり、画面上に描く画像データの座標をCPU101から受け取り、画像上の各ドットの表示位置について計算し、その情報をVRAM108に一時的に記憶させる。画像処理部109は、所定のタイミングでVRAM108の情報を読み込み、次に説明する表示制御部110に転送する。
110は表示制御部であり、VRAM108に記憶された画像データをディスプレイが表示可能なデジタル信号に変換して転送する。
111は表示部であり、撮像装置100が出力した映像データの画像を表示する。表示部111には、液晶ディスプレイ(LCD)が用いられる。
109は画像処理部であり、画面上に描く画像データの座標をCPU101から受け取り、画像上の各ドットの表示位置について計算し、その情報をVRAM108に一時的に記憶させる。画像処理部109は、所定のタイミングでVRAM108の情報を読み込み、次に説明する表示制御部110に転送する。
110は表示制御部であり、VRAM108に記憶された画像データをディスプレイが表示可能なデジタル信号に変換して転送する。
111は表示部であり、撮像装置100が出力した映像データの画像を表示する。表示部111には、液晶ディスプレイ(LCD)が用いられる。
112は情報端末装置位置情報取得手段である本装置位置情報取得部であり、GPS等を内蔵することにより、本装置(撮像装置100)の位置を取得する。
113は被写体位置情報取得手段である被写体位置情報取得部であり、撮影対象とする被写体の位置情報を取得する。被写体位置情報取得部113は、距離情報取得部114と、方角情報取得部115とを備える。距離情報取得部114は、センサの受光素子として2分割フォトダイオードを内蔵し、三角測距の原理により被写体までの距離を判別する。また、方角情報取得部115は、2つの磁気センサを直角に組み合わせて内蔵し、前後方向と左右方向の地磁気を検出してその強さから現在の方角情報を取得する。
113は被写体位置情報取得手段である被写体位置情報取得部であり、撮影対象とする被写体の位置情報を取得する。被写体位置情報取得部113は、距離情報取得部114と、方角情報取得部115とを備える。距離情報取得部114は、センサの受光素子として2分割フォトダイオードを内蔵し、三角測距の原理により被写体までの距離を判別する。また、方角情報取得部115は、2つの磁気センサを直角に組み合わせて内蔵し、前後方向と左右方向の地磁気を検出してその強さから現在の方角情報を取得する。
116は撮像手段であるカメラ部であり、被写体を撮像して画像データを得る。カメラ部116は、不図示のレンズ、撮像部、A/D(アナログ−デジタル)変換部、カメラ信号処理部、データ符号化部から構成される。
カメラ部116の動作について説明する。まず、レンズは、被写体光を撮像部に導き、CPU101から出力される制御信号に対応してズーム動作や焦点整合動作等を行う。撮像部は、CCDやCMOSセンサ等を使って被写体を撮像し、得られた被写体光を電気信号に変換してA/D変換部に出力する。A/D変換部は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。カメラ信号処理部は、A/D変換部により出力されたデジタル信号に対して、露出調整、γ補正、ホワイトバランス等の画像処理を行い、映像信号をデータ符号化部に出力する。データ符号化部は、供給されたデジタル映像信号を静止画用のJPEG形式、又は動画用のMPEG2形式で符号化する。CPU101は、カメラ部116の全体を制御する。以上が、カメラ部116の動作に関する説明である。
117は各構成要素間の制御信号、又はデータ信号のための伝送路である。
カメラ部116の動作について説明する。まず、レンズは、被写体光を撮像部に導き、CPU101から出力される制御信号に対応してズーム動作や焦点整合動作等を行う。撮像部は、CCDやCMOSセンサ等を使って被写体を撮像し、得られた被写体光を電気信号に変換してA/D変換部に出力する。A/D変換部は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。カメラ信号処理部は、A/D変換部により出力されたデジタル信号に対して、露出調整、γ補正、ホワイトバランス等の画像処理を行い、映像信号をデータ符号化部に出力する。データ符号化部は、供給されたデジタル映像信号を静止画用のJPEG形式、又は動画用のMPEG2形式で符号化する。CPU101は、カメラ部116の全体を制御する。以上が、カメラ部116の動作に関する説明である。
117は各構成要素間の制御信号、又はデータ信号のための伝送路である。
図2は、第1の実施形態に係るサーバ200の内部構成を示す図である。
201はCPUであり、サーバ200全体の制御を司る。CPU201は、後述する各構成要素を制御する。
202はメモリ(ROM)であり、サーバ200を制御するプログラムとプログラムを実行するときに使用するデータを格納する。
203はメモリ(RAM)であり、サーバ200を制御するプログラムを実行するときに作業領域として使用するための書き換え可能なメモリである。
204はハードディスク(HDD)であり、外部の撮像装置から受信する、撮像装置の属性情報(以下、撮像装置情報)を記録する。
205は無線通信部であり、近傍のアクセスポイントと無線通信を行う。
206は各構成要素間の制御信号、又はデータ信号のための伝送路である。
201はCPUであり、サーバ200全体の制御を司る。CPU201は、後述する各構成要素を制御する。
202はメモリ(ROM)であり、サーバ200を制御するプログラムとプログラムを実行するときに使用するデータを格納する。
203はメモリ(RAM)であり、サーバ200を制御するプログラムを実行するときに作業領域として使用するための書き換え可能なメモリである。
204はハードディスク(HDD)であり、外部の撮像装置から受信する、撮像装置の属性情報(以下、撮像装置情報)を記録する。
205は無線通信部であり、近傍のアクセスポイントと無線通信を行う。
206は各構成要素間の制御信号、又はデータ信号のための伝送路である。
図3は、アクセスポイント300と無線通信可能であるm個の撮像装置C1〜Cmと、アクセスポイント300と無線通信可能なサーバ200とから構成される通信システムの概念を示す図である。撮像装置C1〜Cmは、図1に示した撮像装置100の構成を適用したものである。
各撮像装置C1〜Cmと1台のサーバ200は、アクセスポイント300を介してネットワーク接続されている。この通信システムにおいて、各撮像装置C1〜Cmは、異なる所有者が所有しているものとする。各撮像装置C1〜Cmは、アクセスポイント300を介して撮像装置情報を定期的にサーバ200に送信する。サーバ200は、受信したそれぞれの撮像装置情報をまとめて管理する。
ここで、撮像装置情報は、少なくとも撮像装置IDと、位置情報(経度LNG、緯度LAT)とを含み、サーバ200によって例えば図4で示すようなリストでまとめて記録される。lng1〜lngxは経度(longitude)を、lat1〜latxは緯度(latitude)を示す。撮像装置IDは、撮像装置を一意に識別する識別情報であり、特定の数字や文字で表される。なお、IPv6(Internet protocol Version 6)が普及し、全ての撮像装置に固定IPが割り当てられた場合にはIPを用いても構わない。
各撮像装置C1〜Cmと1台のサーバ200は、アクセスポイント300を介してネットワーク接続されている。この通信システムにおいて、各撮像装置C1〜Cmは、異なる所有者が所有しているものとする。各撮像装置C1〜Cmは、アクセスポイント300を介して撮像装置情報を定期的にサーバ200に送信する。サーバ200は、受信したそれぞれの撮像装置情報をまとめて管理する。
ここで、撮像装置情報は、少なくとも撮像装置IDと、位置情報(経度LNG、緯度LAT)とを含み、サーバ200によって例えば図4で示すようなリストでまとめて記録される。lng1〜lngxは経度(longitude)を、lat1〜latxは緯度(latitude)を示す。撮像装置IDは、撮像装置を一意に識別する識別情報であり、特定の数字や文字で表される。なお、IPv6(Internet protocol Version 6)が普及し、全ての撮像装置に固定IPが割り当てられた場合にはIPを用いても構わない。
以下では、図5のフローチャートを参照して、撮像装置C1が周辺に存在する撮像装置C2〜Cmから撮影依頼先となる撮影装置を絞り込み、撮影依頼する動作を説明する。ユーザは、撮影依頼先の撮像装置を絞り込むための所定の範囲として、被写体から15mの距離範囲を撮像装置C1に予め設定しているものとする。
ユーザは、撮像装置C1を操作して撮影対象とする被写体にフォーカスし、撮影を指示するボタンを押下する。このとき、撮像装置C1は、ステップS501〜S512に従って処理を行う。ステップS501〜S512の処理は、撮像装置C1のCPU101が撮影依頼先絞り込みプログラム等のプログラムを実行することにより実現される。
ユーザは、撮像装置C1を操作して撮影対象とする被写体にフォーカスし、撮影を指示するボタンを押下する。このとき、撮像装置C1は、ステップS501〜S512に従って処理を行う。ステップS501〜S512の処理は、撮像装置C1のCPU101が撮影依頼先絞り込みプログラム等のプログラムを実行することにより実現される。
ステップS501で、CPU101の制御下で本装置位置情報取得部112は、内蔵するGPSモジュールから本装置(撮像装置C1)の位置情報を取得する。
ステップS502で、CPU101の制御下で被写体位置情報取得部113は、焦点が整合した被写体の位置情報を取得する。具体的な方法としては、距離情報取得部114が被写体までの距離情報を取得し、方角情報取得部115が被写体までの方角情報を取得する。そして、被写体位置情報取得部113は、それらの情報と、既にステップS501において取得している自装置の位置情報とを合わせて、相対的な被写体の位置情報を計算して特定する。
ステップS502で、CPU101の制御下で被写体位置情報取得部113は、焦点が整合した被写体の位置情報を取得する。具体的な方法としては、距離情報取得部114が被写体までの距離情報を取得し、方角情報取得部115が被写体までの方角情報を取得する。そして、被写体位置情報取得部113は、それらの情報と、既にステップS501において取得している自装置の位置情報とを合わせて、相対的な被写体の位置情報を計算して特定する。
ステップS503で、被写体特定情報取得処理として、CPU101の制御下でカメラ部116は、撮像した被写体の画像データを作成し、記録媒体105に記録する。作成された画像データには、焦点を整合した位置の情報(以下、焦点位置情報)も含めて記録する。この焦点位置情報は、画像上での撮影対象の被写体を特定するための補助情報として利用するものである。
ステップS504で、CPU101は、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を、アクセスポイント300を介してサーバ200に送信する。このとき、CPU101は、本装置の撮像装置IDも合わせて送信する。このステップS504による撮像装置情報の取得要求を受けたときのサーバ200の処理の詳細については後述する。
ステップS505で、CPU101は、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報を、アクセスポイント300を介してサーバ200から受信する。ここでは、N個の撮像装置の撮像装置情報を受信したとする。
ステップS504で、CPU101は、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を、アクセスポイント300を介してサーバ200に送信する。このとき、CPU101は、本装置の撮像装置IDも合わせて送信する。このステップS504による撮像装置情報の取得要求を受けたときのサーバ200の処理の詳細については後述する。
ステップS505で、CPU101は、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報を、アクセスポイント300を介してサーバ200から受信する。ここでは、N個の撮像装置の撮像装置情報を受信したとする。
次に説明するステップS506〜S510は、撮影依頼先の撮像装置のリストを作成する処理である。
ステップS506で、CPU101は、処理した撮像装置情報の数をカウントする変数Countに初期値の1を代入する。
ステップS507で、CPU101は、処理した撮像装置情報の数が、受信した撮像装置情報の数Nを超えたか否かを判定する。超えていない場合、ステップS508の処理に進み、超えた場合、ステップS511の処理に進む。
ステップS508で、CPU101は、1番目(Count=1)に取得した撮像装置情報の撮像装置が、撮像装置を絞り込むための所定の範囲(被写体から15mの距離範囲)に存在するか否かを判定する。所定の範囲に存在すると判定された場合、ステップS509の処理に進む。所定の範囲に存在しないと判定された場合、ステップS510の処理に進む。
撮像装置を絞り込むための所定の範囲を説明する例として、図6に、撮像装置C1を所持するユーザと、その周辺に存在する人物の位置をそれぞれ平面上に表した模式図を示す。601は撮像装置C1を所持するユーザを示す。602は撮影対象の被写体を示す。603は被写体602を中心に、所定の範囲として設定した距離(15m)を半径にして描いた円の円周を示す。上記で説明した以外の複数の円は、ユーザ601の周辺にいる人物を示す。ステップS508の処理では、円周603内部の領域が所定の範囲に該当する。この所定の範囲に、サーバ200が登録する撮像装置が存在すれば、ステップS509の処理に進むことになる。
ステップS509で、CPU101は、処理対象となっている撮像装置IDを撮影依頼先リストに記録する。
ステップS510で、CPU101は、Countの値をインクリメントして、ステップS507に戻る。
CPU101は、処理した撮像装置情報の数が、受信した撮像装置情報の数Nを超えるまでステップS507〜S510の処理を繰り返す。
ステップS506で、CPU101は、処理した撮像装置情報の数をカウントする変数Countに初期値の1を代入する。
ステップS507で、CPU101は、処理した撮像装置情報の数が、受信した撮像装置情報の数Nを超えたか否かを判定する。超えていない場合、ステップS508の処理に進み、超えた場合、ステップS511の処理に進む。
ステップS508で、CPU101は、1番目(Count=1)に取得した撮像装置情報の撮像装置が、撮像装置を絞り込むための所定の範囲(被写体から15mの距離範囲)に存在するか否かを判定する。所定の範囲に存在すると判定された場合、ステップS509の処理に進む。所定の範囲に存在しないと判定された場合、ステップS510の処理に進む。
撮像装置を絞り込むための所定の範囲を説明する例として、図6に、撮像装置C1を所持するユーザと、その周辺に存在する人物の位置をそれぞれ平面上に表した模式図を示す。601は撮像装置C1を所持するユーザを示す。602は撮影対象の被写体を示す。603は被写体602を中心に、所定の範囲として設定した距離(15m)を半径にして描いた円の円周を示す。上記で説明した以外の複数の円は、ユーザ601の周辺にいる人物を示す。ステップS508の処理では、円周603内部の領域が所定の範囲に該当する。この所定の範囲に、サーバ200が登録する撮像装置が存在すれば、ステップS509の処理に進むことになる。
ステップS509で、CPU101は、処理対象となっている撮像装置IDを撮影依頼先リストに記録する。
ステップS510で、CPU101は、Countの値をインクリメントして、ステップS507に戻る。
CPU101は、処理した撮像装置情報の数が、受信した撮像装置情報の数Nを超えるまでステップS507〜S510の処理を繰り返す。
ステップS511で、CPU101は、ステップS507〜S510において作成した撮影依頼先リストと、ステップS503において取得した被写体の画像データとを含む撮影依頼情報を生成する。
図7に、撮影依頼情報の詳細を示す。ここでは、撮像装置IDが7、41、113に該当する撮像装置が撮影依頼先として指定されている。また、被写体特定情報は、被写体を写した画像(AA0001.JPG)と、その画像の取得時における焦点位置情報である、画像上の座標(単位はピクセル)で指定されている。ただし、この焦点位置情報は、焦点を整合した位置として、領域を特定できる情報(高さ、幅)を指定してもよい。
ステップS512で、CPU101は、ステップS511において生成した撮影依頼情報を、アクセスポイント300を介してサーバ200に送信する。
図7に、撮影依頼情報の詳細を示す。ここでは、撮像装置IDが7、41、113に該当する撮像装置が撮影依頼先として指定されている。また、被写体特定情報は、被写体を写した画像(AA0001.JPG)と、その画像の取得時における焦点位置情報である、画像上の座標(単位はピクセル)で指定されている。ただし、この焦点位置情報は、焦点を整合した位置として、領域を特定できる情報(高さ、幅)を指定してもよい。
ステップS512で、CPU101は、ステップS511において生成した撮影依頼情報を、アクセスポイント300を介してサーバ200に送信する。
以上が、撮像装置C1が撮影依頼先となる撮像装置を絞り込み、サーバ200に撮影依頼情報を送信する動作の詳細である。
なお、ステップS501、S502では、撮影対象の被写体までの距離情報と方角情報を取得し、自装置の位置から被写体の位置を計算する方法を説明した。しかし、撮影対象の被写体が、現在位置を取得する手段と撮像装置と通信する手段を備えた携帯型の無線通信機器を所持していた場合、撮像装置C1は、このような外部機器と直接通信し、被写体の位置情報を取得する方法が利用できる。
また、撮影依頼情報には、被写体が写った画像データそのものではなく、画像データのアクセス先情報を含める方法もある。具体的には、ユーザは、被写体が写ったJPEG形式等の画像データを任意のサーバにアップロードしておき、その保存場所のURL等のアップロード先情報を撮像装置C1に登録しておく。そして、撮像装置C1は、そのアップロード先情報を撮影依頼情報に含めて作成する。後述するサーバ200の処理を介して撮影依頼情報を取得した撮影依頼先の撮像装置は、撮影依頼情報に含まれるアップロード先情報で指定された保存場所にアクセスし、撮影対象の被写体を確認することができる。
なお、ステップS501、S502では、撮影対象の被写体までの距離情報と方角情報を取得し、自装置の位置から被写体の位置を計算する方法を説明した。しかし、撮影対象の被写体が、現在位置を取得する手段と撮像装置と通信する手段を備えた携帯型の無線通信機器を所持していた場合、撮像装置C1は、このような外部機器と直接通信し、被写体の位置情報を取得する方法が利用できる。
また、撮影依頼情報には、被写体が写った画像データそのものではなく、画像データのアクセス先情報を含める方法もある。具体的には、ユーザは、被写体が写ったJPEG形式等の画像データを任意のサーバにアップロードしておき、その保存場所のURL等のアップロード先情報を撮像装置C1に登録しておく。そして、撮像装置C1は、そのアップロード先情報を撮影依頼情報に含めて作成する。後述するサーバ200の処理を介して撮影依頼情報を取得した撮影依頼先の撮像装置は、撮影依頼情報に含まれるアップロード先情報で指定された保存場所にアクセスし、撮影対象の被写体を確認することができる。
以下では、図8、図9のフローチャートを参照して、サーバ200の動作を説明する。サーバ200では、図8、図9で示すフローチャートの動作を、それぞれ独立なプロセスで起動して実行する。ステップS801〜S804、ステップS901〜S903の処理は、サーバ200のCPU201がプログラムを実行することにより実現される。
図8は、サーバ200が、撮像装置C1からの撮像装置情報の取得要求(図5のステップS503)に対し、撮像装置C1に撮像装置情報を送信するときの動作を示す。
ステップS801で、CPU201は、撮像装置C1からの撮像装置情報の取得要求の信号を受信するまで待機し、受信したときは、ステップS802の処理に進む。
ステップS802で、CPU201は、撮像装置情報の取得要求元の撮像装置C1の現在位置を取得する。具体的には、予め管理している撮像装置情報のリストの中で、要求元の撮像装置IDに対応する位置情報を読み込む方法をとる。
ステップS803で、CPU201は、管理している撮像装置情報の中から、撮像装置C1から指定範囲に存在する撮像装置の撮像装置IDを特定する。この指定範囲とは、サーバ200で予め任意で設定しておき、撮影依頼先として候補となりそうな撮像装置を絞り込むために利用する。これによって、要求元の撮像装置C1側で撮影依頼先を決定する処理の負荷を軽減することができる。
ステップS804で、CPU201は、ステップS803において特定した撮像装置IDを、アクセスポイント300を介して撮像装置C1に送信する。
ステップS801で、CPU201は、撮像装置C1からの撮像装置情報の取得要求の信号を受信するまで待機し、受信したときは、ステップS802の処理に進む。
ステップS802で、CPU201は、撮像装置情報の取得要求元の撮像装置C1の現在位置を取得する。具体的には、予め管理している撮像装置情報のリストの中で、要求元の撮像装置IDに対応する位置情報を読み込む方法をとる。
ステップS803で、CPU201は、管理している撮像装置情報の中から、撮像装置C1から指定範囲に存在する撮像装置の撮像装置IDを特定する。この指定範囲とは、サーバ200で予め任意で設定しておき、撮影依頼先として候補となりそうな撮像装置を絞り込むために利用する。これによって、要求元の撮像装置C1側で撮影依頼先を決定する処理の負荷を軽減することができる。
ステップS804で、CPU201は、ステップS803において特定した撮像装置IDを、アクセスポイント300を介して撮像装置C1に送信する。
図9は、サーバ200が、撮像装置C1から受信した撮影依頼情報(ステップS512)を、撮影依頼先となる撮像装置に送信するときの動作を示す。
ステップS901で、CPU201は、撮像装置C1から撮影依頼情報を受信するまで待機し、撮影依頼情報を受信したときは、ステップS902の処理に進む。
ステップS902で、CPU201は、撮影依頼情報に含まれる撮像装置IDを取得する。
ステップS903で、CPU201は、ステップS902において取得した撮像装置IDの撮像装置に、アクセスポイント300を介して撮影依頼情報(被写体の画像情報を含む)を送信する。
ステップS901で、CPU201は、撮像装置C1から撮影依頼情報を受信するまで待機し、撮影依頼情報を受信したときは、ステップS902の処理に進む。
ステップS902で、CPU201は、撮影依頼情報に含まれる撮像装置IDを取得する。
ステップS903で、CPU201は、ステップS902において取得した撮像装置IDの撮像装置に、アクセスポイント300を介して撮影依頼情報(被写体の画像情報を含む)を送信する。
以上のように、撮像装置C1が送信した撮影依頼情報は、サーバ200によって撮影依頼先の撮像装置(ID7、ID41、ID113)に送られる。図10は、例えばID7の撮像装置が撮影依頼情報を受取ったときの液晶画面の表示例を示している。
図10(a)は、撮影依頼情報を受信したときの撮影プレビュー画面である。ID7の撮像装置のユーザは、撮影対象の被写体がフレームに含まれるアングルで撮影を行っていたとする。このときに撮影依頼情報を受信することにより、ユーザは撮影依頼がきたメッセージを確認できる。
図10(b)は、撮影依頼情報を確認したときの再生画面である。ID7の撮像装置のユーザは、撮影依頼情報を確認するための画面を表示する。このとき、ID7の撮像装置は、取得した焦点位置情報により、撮影対象となっている被写体位置を強調し、画面に表示している。
以上述べた第1の実施形態によれば、撮像装置間で通信設定を行っていない撮影状況において、撮影依頼先の撮像装置を特定して撮影依頼することができる。
図10(a)は、撮影依頼情報を受信したときの撮影プレビュー画面である。ID7の撮像装置のユーザは、撮影対象の被写体がフレームに含まれるアングルで撮影を行っていたとする。このときに撮影依頼情報を受信することにより、ユーザは撮影依頼がきたメッセージを確認できる。
図10(b)は、撮影依頼情報を確認したときの再生画面である。ID7の撮像装置のユーザは、撮影依頼情報を確認するための画面を表示する。このとき、ID7の撮像装置は、取得した焦点位置情報により、撮影対象となっている被写体位置を強調し、画面に表示している。
以上述べた第1の実施形態によれば、撮像装置間で通信設定を行っていない撮影状況において、撮影依頼先の撮像装置を特定して撮影依頼することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、撮影対象の被写体が大きく移動した場合における撮像装置C1の撮影依頼の動作について説明する。なお、撮像装置100やサーバ200の内部構成は第1の実施形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
第1の実施形態では、図5のフローチャートを参照して、撮像装置C1が周辺に存在する撮像装置C2〜Cmから撮影依頼先となる撮影装置を絞り込み、撮影依頼する動作を説明した。これに対して、第2の実施形態では、図11のフローチャートを参照して、一度撮影依頼情報の送信を完了した後、撮影対象の被写体が移動した場合における撮像装置C1の動作を説明する。
第2の実施形態では、撮影対象の被写体が大きく移動した場合における撮像装置C1の撮影依頼の動作について説明する。なお、撮像装置100やサーバ200の内部構成は第1の実施形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
第1の実施形態では、図5のフローチャートを参照して、撮像装置C1が周辺に存在する撮像装置C2〜Cmから撮影依頼先となる撮影装置を絞り込み、撮影依頼する動作を説明した。これに対して、第2の実施形態では、図11のフローチャートを参照して、一度撮影依頼情報の送信を完了した後、撮影対象の被写体が移動した場合における撮像装置C1の動作を説明する。
ステップS1101で、CPU101は、ユーザIF107の操作により、撮影依頼の処理を中止する指示がなされたか否かを判定する。ここでは、撮影依頼の処理が中止されたと判定されない限り、ステップS1102の処理に進む。
ステップS1102で、CPU101の制御下で被写体位置情報取得部113は、第1の実施形態で説明した方法に従って、撮影対象となる被写体の位置情報を取得する。
ステップS1103で、CPU101は、ステップS1102において取得した被写体の位置が、前回の撮影依頼情報作成時に取得した被写体の位置から設定した距離以上に移動しているか否かを判定する。このときの判定に利用する基準となる距離は、ユーザが撮像装置C1に入力して予め設定しておくものとする。この判定により、被写体の位置が所定の基準以上に変化したと判定した場合、ステップS1104の処理に進む。
ステップS1104で、CPU101は、第1の実施形態で説明したステップS501〜S511の処理を繰り返し、更新された被写体の位置情報に基づいて、撮影依頼リストを作成する。
ステップS1105で、CPU101は、ステップS1104において取得した撮影依頼リストと、前回に作成した撮影依頼リストに並んでいる撮影装置IDの差異を比較する。
ステップS1106で、CPU101は、図6で説明したように、撮影依頼先を決定する絞り込みのための所定の範囲から外れてしまった撮像装置の存在の有無を判定する。具体的には、ステップS1105の処理の結果、前回の撮影依頼リストで記録されていた撮像装置IDのうち、新しく作成した撮影依頼リストには記録されていないものがあるか否かを判定する。該当する撮像装置IDが存在した場合、ステップS1107の処理に進む。
ステップS1107で、CPU101は、撮影依頼取り消し情報を作成する。撮影依頼取り消し情報とは、これまで撮影依頼を出していた撮像装置の中で、被写体から離れて条件を満たさなくなった撮像装置に対して、撮影依頼の解除を示すものである。具体的には、対象の撮像装置IDのほか、送信先の撮像装置に撮影依頼が解除されたことを示す情報として、例えば送信先の撮像装置で表示できる文字情報や画像情報を付加する。
ステップS1108で、ステップS1104における結果で取得した撮影依頼情報と、ステップS1107において作成した撮影依頼取り消し情報を、アクセスポイント300を介してサーバ200に送信する。
以上述べた第2の実施形態によれば、撮影対象の被写体が移動した場合に、撮影依頼先となる撮像装置を再度絞り込んで、撮影依頼情報を送信することができる。
ステップS1102で、CPU101の制御下で被写体位置情報取得部113は、第1の実施形態で説明した方法に従って、撮影対象となる被写体の位置情報を取得する。
ステップS1103で、CPU101は、ステップS1102において取得した被写体の位置が、前回の撮影依頼情報作成時に取得した被写体の位置から設定した距離以上に移動しているか否かを判定する。このときの判定に利用する基準となる距離は、ユーザが撮像装置C1に入力して予め設定しておくものとする。この判定により、被写体の位置が所定の基準以上に変化したと判定した場合、ステップS1104の処理に進む。
ステップS1104で、CPU101は、第1の実施形態で説明したステップS501〜S511の処理を繰り返し、更新された被写体の位置情報に基づいて、撮影依頼リストを作成する。
ステップS1105で、CPU101は、ステップS1104において取得した撮影依頼リストと、前回に作成した撮影依頼リストに並んでいる撮影装置IDの差異を比較する。
ステップS1106で、CPU101は、図6で説明したように、撮影依頼先を決定する絞り込みのための所定の範囲から外れてしまった撮像装置の存在の有無を判定する。具体的には、ステップS1105の処理の結果、前回の撮影依頼リストで記録されていた撮像装置IDのうち、新しく作成した撮影依頼リストには記録されていないものがあるか否かを判定する。該当する撮像装置IDが存在した場合、ステップS1107の処理に進む。
ステップS1107で、CPU101は、撮影依頼取り消し情報を作成する。撮影依頼取り消し情報とは、これまで撮影依頼を出していた撮像装置の中で、被写体から離れて条件を満たさなくなった撮像装置に対して、撮影依頼の解除を示すものである。具体的には、対象の撮像装置IDのほか、送信先の撮像装置に撮影依頼が解除されたことを示す情報として、例えば送信先の撮像装置で表示できる文字情報や画像情報を付加する。
ステップS1108で、ステップS1104における結果で取得した撮影依頼情報と、ステップS1107において作成した撮影依頼取り消し情報を、アクセスポイント300を介してサーバ200に送信する。
以上述べた第2の実施形態によれば、撮影対象の被写体が移動した場合に、撮影依頼先となる撮像装置を再度絞り込んで、撮影依頼情報を送信することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、撮像装置からサーバ200に更新される撮像装置情報によって、撮影依頼先となる撮像装置をさらに絞り込む撮像装置C1の動作について説明する。なお、撮像装置100やサーバ200の内部構成は第1の実施形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
図3に示したように、アクセスポイント300を介して撮像装置C1〜Cmとサーバ200とがネットワーク接続された状況において、各撮像装置C1〜Cmは、定期的に自装置の撮像装置情報をサーバ200に通知する。
第1の実施形態では、各撮像装置C1〜Cmは、撮像装置情報として撮像装置IDと位置情報(経度LNG、緯度LAT)をサーバ200に通知する例を説明したが、この撮像装置情報には撮影に関わるそれ以外のパラメータを通知する方法も考えられる。
第3の実施形態では、撮像装置からサーバ200に更新される撮像装置情報によって、撮影依頼先となる撮像装置をさらに絞り込む撮像装置C1の動作について説明する。なお、撮像装置100やサーバ200の内部構成は第1の実施形態と同様であり、ここではその説明を省略する。
図3に示したように、アクセスポイント300を介して撮像装置C1〜Cmとサーバ200とがネットワーク接続された状況において、各撮像装置C1〜Cmは、定期的に自装置の撮像装置情報をサーバ200に通知する。
第1の実施形態では、各撮像装置C1〜Cmは、撮像装置情報として撮像装置IDと位置情報(経度LNG、緯度LAT)をサーバ200に通知する例を説明したが、この撮像装置情報には撮影に関わるそれ以外のパラメータを通知する方法も考えられる。
例えば静止画を撮像できる撮像装置であれば、画像の有効画素数や画像のサイズ等の撮像可能な撮影フォーマット情報を撮像装置情報に含める。また、動画を撮像できる撮像装置であれば、撮像可能なデータタイプ(MPEG2形式、MOV形式等)やフレームレート等の撮影フォーマット情報を撮像装置情報に含めることができる。
このように撮像装置情報に撮像処理能力情報も含めることにより、撮影依頼先の撮像装置を絞り込む撮像装置C1は、例えば図5のフローチャートのステップS508の処理において、絞り込み範囲にいると判定した撮影依頼候補となる外部撮像装置の中から、ユーザが設定した撮影フォーマット(画像サイズ、フレームレート等)で撮影可能な撮像装置をさらに絞り込む処理を追加することができる。
このように撮像装置情報に撮像処理能力情報も含めることにより、撮影依頼先の撮像装置を絞り込む撮像装置C1は、例えば図5のフローチャートのステップS508の処理において、絞り込み範囲にいると判定した撮影依頼候補となる外部撮像装置の中から、ユーザが設定した撮影フォーマット(画像サイズ、フレームレート等)で撮影可能な撮像装置をさらに絞り込む処理を追加することができる。
また、撮像装置情報には、各撮像装置の電源の残容量に関する情報(残容量の割合や、連続撮影可能な時間等)も含めることができる。これにより、撮像装置C1は、予め設定した残容量を満たす撮像装置をさらに絞り込むことが可能になる。
以上のように、所望の条件で撮影できる撮像装置をさらに絞り込み、撮影依頼先として特定することができる。
以上のように、所望の条件で撮影できる撮像装置をさらに絞り込み、撮影依頼先として特定することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100:撮像装置、101:CPU、102:ROM、103:RAM、104:外部IF、105:記録媒体、106:通信部、107:ユーザIF、108:VRAM、109:画像処理部、110:表示制御部、111:表示部、112:本装置位置情報取得部、113:被写体位置情報取得部、114:距離情報取得部、115:方角情報取得部、116:カメラ部、117:伝送路、200:サーバ、201:CPU、202:ROM、203:RAM、204:HDD、205:通信部、206:伝送路
Claims (14)
- サーバと通信可能な情報端末装置であって、
本装置の位置情報を取得する情報端末装置位置情報取得手段と、
撮影対象の被写体の位置情報を取得する被写体位置情報取得手段と、
撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得する被写体特定情報取得手段と、
本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバから受信した、本装置の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報と、前記写体位置情報取得手段によって取得した撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込む撮影依頼先絞り込み手段と、
前記撮影依頼先絞り込み手段によって絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と前記被写体特定情報取得手段によって取得した被写体特定情報とを含む撮影依頼情報を前記サーバに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする情報端末装置。 - 前記被写体位置情報取得手段は、
本装置から被写体までの距離情報を取得する距離情報取得手段と、
本装置から被写体までの方角情報を取得する方角情報取得手段とを有し、
前記情報端末装置位置情報取得手段によって取得した本装置の位置情報に基づいて相対的に被写体の位置情報を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。 - 撮影対象の被写体を撮像して画像データを得る撮像手段を備え、
前記被写体特定情報取得手段は、被写体特定情報として、前記撮像手段で撮像した被写体が写った画像データを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報端末装置。 - 前記撮像手段は、焦点整合動作を行う手段を有し、焦点が整合した被写体を画像上で強調する情報を付加することを特徴とする請求項3に記載の情報端末装置。
- 前記被写体位置情報取得手段は、被写体の位置情報を取得する外部機器と通信することにより被写体の位置情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
- 撮影対象の被写体が写った画像データをアップロードし、前記画像データのアップロード先情報を被写体特定情報として撮影依頼情報に含めることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報端末装置。
- 前記撮影依頼先絞り込み手段は、前記写体位置情報取得手段によって取得した撮影対象の被写体の位置に対して所定の範囲を設定し、前記設定した所定の範囲に存在する撮像装置を撮影依頼先となる撮像装置として絞り込むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報端末装置。
- 撮像装置情報には撮像装置の撮像処理能力情報が含まれており、
前記撮影依頼先絞り込み手段は、前記撮像処理能力情報が所定の条件を満たす撮像装置をさらに絞り込むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報端末装置。 - 撮像装置情報には撮像装置の電源の残容量に関する情報が含まれており、
前記撮影依頼先絞り込み手段は、前記残容量に関する情報が所定の条件を満たす撮像装置をさらに絞り込むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報端末装置。 - 前記写体位置情報取得手段によって取得した撮影対象の被写体の位置が所定の基準以上に変化したことを検出した場合、
前記情報端末装置位置情報取得手段により、本装置の位置情報を取得し、
前記被写体位置情報取得手段により、撮影対象の被写体の位置情報を取得し、
前記被写体特定情報取得手段により、撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得し、
前記送信手段により、本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を前記サーバに送信し、
前記撮影依頼先絞り込み手段により、前記サーバから受信した、本装置の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報と、前記写体位置情報取得手段によって取得した撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込むことを新たに実行することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報端末装置。 - 前記新たに実行した絞り込みにより、撮影依頼先であった撮像装置が撮影依頼先から外れた場合、該撮像装置への撮影依頼取り消し情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項10に記載の情報端末装置。
- 撮像装置と通信可能なサーバと、情報端末装置とが通信可能な通信システムであって、
前記情報端末装置は、
本装置の位置情報を取得する手段と、
撮影対象の被写体の位置情報を取得する手段と、
撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得する手段と、
本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を前記サーバに送信する手段とを備え、
前記サーバは、
撮像装置の識別情報と位置情報を管理する手段と、
前記情報端末装置から撮像装置情報の取得要求を受信したら、前記情報端末装置の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報を前記情報端末装置に送信する手段とを備え、
前記情報端末装置は、
前記サーバから受信した撮像装置情報と、撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込む手段と、
絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と被写体特定情報とを含む撮影依頼情報を前記サーバに送信する手段と、
前記サーバは、
前記情報端末装置から撮影依頼情報を受信したら、撮影依頼先となる撮像装置に、被写体特定情報を含めた撮影依頼を行う手段を備えたことを特徴とする通信システム。 - 撮像装置と通信可能なサーバと、情報端末装置とが通信可能な通信システムによる通信方法であって、
前記情報端末装置は、
本装置の位置情報を取得するステップと、
撮影対象の被写体の位置情報を取得するステップと、
撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得するステップと、
本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を前記サーバに送信するステップとを行い、
前記サーバは、
撮像装置の識別情報と位置情報を管理し、前記情報端末装置から撮像装置情報の取得要求を受信したら、前記情報端末装置の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報を前記情報端末装置に送信するステップを行い、
前記情報端末装置は、
前記サーバから受信した撮像装置情報と、撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込むステップと、
絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と被写体特定情報とを含む撮影依頼情報を前記サーバに送信するステップとを行い、
前記サーバは、
前記情報端末装置から撮影依頼情報を受信したら、撮影依頼先となる撮像装置に、被写体特定情報を含めた撮影依頼を行うステップを行うことを特徴とする通信方法。 - サーバと通信可能な情報端末装置を制御するためのプログラムであって、
本装置の位置情報を取得する情報端末装置位置情報取得手段と、
撮影対象の被写体の位置情報を取得する被写体位置情報取得手段と、
撮影対象の被写体を特定可能な被写体特定情報を取得する被写体特定情報取得手段と、
本装置の周辺に存在する撮像装置の撮像装置情報の取得要求を前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバから受信した、本装置の周辺に存在する撮像装置の識別情報と位置情報とを含む撮像装置情報と、前記写体位置情報取得手段によって取得した撮影対象の被写体の位置情報とに基づいて、撮影依頼先となる撮像装置を絞り込む撮影依頼先絞り込み手段と、
前記撮影依頼先絞り込み手段によって絞り込んだ撮影依頼先となる撮像装置の識別情報と前記被写体特定情報取得手段によって取得した被写体特定情報とを含む撮影依頼情報を前記サーバに送信する送信手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013034584A JP2014165639A (ja) | 2013-02-25 | 2013-02-25 | 情報端末装置、通信システム及び方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017529708A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-10-05 | シャオミ・インコーポレイテッド | ビデオコンテンツを取得する方法及び機器 |
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-
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- 2013-02-25 JP JP2013034584A patent/JP2014165639A/ja active Pending
Cited By (2)
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