JP2017157936A - 撮像装置、送信制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、送信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保存済みの画像であっても容易に外部装置に送信すること。【解決手段】撮像装置1は、画像処理部54と、撮像部16−1と、第2通信部21−1と、設定処理部51と、通信制御部57と、を備える。画像処理部54は、撮像部16−1により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する。第2通信部21−1は、撮影画像を外部装置に送信する。設定処理部51と、所定の条件を設定する。通信制御部57は、所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、設定された所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御し、所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、画像処理部54に撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置、送信制御方法及びプログラムに関する。
従来より、デジタルカメラにより撮影された画像を、撮影した装置だけではなく、他の外部装置でも活用することが行われている。特許文献1では、他の外部装置でも活用するために画像が撮影されると自動的に外部装置に送信する技術が開示されている。
特開2002−342465号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示される技術では、撮影された画像は自動的に外部装置に送信することができるが、更に、保存済みの画像を外部装置に送信することまではできないという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、保存済みの画像であっても容易に外部装置に送信することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮像装置は、
撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影手段と、
前記撮影画像を外部装置に送信する画像送信手段と、
所定の条件を設定する設定手段と、
前記設定手段により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定手段により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御手段と、
前記設定手段により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影手段に前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定手段により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、保存済みの画像であっても容易に外部装置に送信することができる。
本発明の一実施形態に係る撮影システムSのシステム構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る撮影システムSの撮像装置1及び携帯端末2のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図2の撮像装置1の機能的構成のうち、顔登録時自動送信処理、撮影時自動送信処理及び表示再生時自動送信処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 画像記憶部72に記憶される画像管理情報のテーブルを示す模式図である。 顔登録の具体例を示す模式図である。 図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する顔登録時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。 図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する撮影時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。 図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する他の撮影時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。 図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する表示再生時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係る撮影システムSのシステム構成を示すシステム構成図である。
撮影システムSは、図1に示すように、撮像装置1と携帯端末2とを備える。
撮像装置1と携帯端末2との間では、第1通信方式である低消費電力で近距離無線通信のBLE(Bluetooth low energy,「Bluetooth」は登録商標)(商標)と、第2通信方式である大容量データ通信可能な近距離無線高速通信のWi−Fi(Wireless Fidelity)の2種類の通信方式で通信を行う。BLEは、常時接続しており、一方のWi−Fiでは、大容量のデータをやり取りする際に、BLE経由で撮像装置1からの接続指示に基づいて接続を確立するように構成される。
本実施形態においては、Wi−Fi通信経由で撮像装置1で撮影された画像を携帯端末2に自動送信する。
図2は、本発明の一実施形態に係る撮影システムSの撮像装置1及び携帯端末2のハードウェアの構成を示すブロック図である。
以下、まず、撮像装置1のハードウェアの構成について説明し、次いで、携帯端末2のハードウェアの構成について説明する。なお、撮像装置1のハードウェアの構成については、符号の末尾に「−1」を付すものとし、携帯端末2のハードウェアの構成については、符号の末尾に「−2」を付すものとする。
撮像装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
撮像装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11−1と、ROM(Read Only Memory)12−1と、RAM(Random Access Memory)13−1と、バス14−1と、入出力インターフェース15−1と、撮像部16−1と、入力部17−1と、出力部18−1と、記憶部19−1と、第1通信部20−1と、第2通信部21−1と、ドライブ22−1と、を備えている。
CPU11−1は、ROM12−1に記録されているプログラム、又は、記憶部19−1からRAM13−1にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13−1には、CPU11−1が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11−1、ROM12−1及びRAM13−1は、バス14−1を介して相互に接続されている。このバス14−1にはまた、入出力インターフェース15−1も接続されている。入出力インターフェース15−1には、撮像部16−1、入力部17−1、出力部18−1、記憶部19−1、第1通信部20−1、第2通信部21−1及びドライブ22−1が接続されている。
撮像部16−1は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16−1の出力信号として出力される。
このような撮像部16−1の出力信号を、画像のデータとして、CPU11−1や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
入力部17−1は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部18−1は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19−1は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
第1通信部20−1は、低速であるが省電力であり常時接続に適した第1通信方式で外部装置(本実施形態においては、携帯端末2)との間で行う通信を制御する。本実施形態においては、第1通信方式は、BLEの通信規格に基づいた通信方式を用いる。
第2通信部21−1は、高速でありファイルの送受信に適した第2通信方式で外部装置(本実施形態においては、携帯端末2)との間で行う通信を制御する。本実施形態においては、第2通信方式は、無線LANのうちWi−Fiの通信規格に基づいた通信方式を用いる。本実施形態においては、第1通信部20−1と携帯端末2の第1通信部20−2との間でBLEでの通信が常時接続可能となるように確立し、ファイルの送受信時にBLE経由で接続指示を行い、第2通信部21−1と携帯端末2の第2通信部21−2との間でWi−Fiでの通信を確立して通信を行う。
ドライブ22−1には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31−1が適宜装着される。ドライブ22−1によってリムーバブルメディア31−1から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19−1にインストールされる。また、リムーバブルメディア31−1は、記憶部19−1に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部19−1と同様に記憶することができる。
携帯端末2は、例えば、スマートフォンとして構成される。
なお、携帯端末2において、撮像装置1と同様であるハードウェアの構成については、説明を省略する。即ち、撮像装置1のCPU11−1乃至リムーバブルメディア31−1と、CPU11−2乃至リムーバブルメディア31−2とは同様であるため、説明を省略する。
このように構成される撮像装置1では、保存済みの画像(以下、「保存済み画像」という。)のうち、所定の条件を満たす画像を自動送信する機能を有する。本実施形態においては、画像から人物の顔を検出して、該当する顔が画像に含まれている場合には、自動送信の対象とする。
また、撮像装置1では、撮影時の自動送信条件では自動送信されなかった画像が、自動送信条件が変更された場合に、遡って条件を満たす保存済み画像を自動送信する機能を有する。
図3は、図2の撮像装置1の機能的構成のうち、顔登録時自動送信処理、撮影時自動送信処理及び表示再生時撮影時自動送信処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
顔登録時自動送信処理とは、顔登録をした後に続けて保存済み画像の検索を行って、該当する画像に対して自動送信処理を行う一連の処理をいう。
撮影時自動送信処理とは、撮影した画像に登録した顔が含まれている場合(撮影した画像が自動送信条件を満たす場合)に自動送信処理を行う一連の処理をいう。
撮影時自動送信処理を実行する場合には、図3に示すように、CPU11−1において、設定処理部51と、撮影制御部52と、表示制御部53と、画像処理部54と、顔検出処理部55と、画像検索部56と、通信制御部57と、が機能する。
また、記憶部19−1の一領域には、登録画像記憶部71と、画像記憶部72と、が設定される。
登録画像記憶部71には、自動送信の条件となる人物の顔(以下、単に「顔」という。)の画像が記憶される。
画像記憶部72には、画像のデータが記憶される。本実施形態においては、画像記憶部72に記憶された画像が保存済み画像となる。
また、画像記憶部72には、保存済み画像に関する各種情報(以下、「管理情報」という。)が記憶される。管理情報は、各保存済み画像の情報を項目毎に振り分けたデーブルデータである。
図4は、画像記憶部72に記憶される画像管理情報のテーブルを示す模式図である。
画像管理情報は、図4に示すように、例えば、画像記憶部72に記憶されている画像の「管理番号」,「ファイル名」,「データ量」,「撮影時刻」,「自動送信」,「送信時刻」,「顔検出」等の項目が管理される。
具体的には、「管理番号」が[1]の画像の場合には、「ファイル名」が[IMG0001.jpg]であり、「データ量」が[5MB](5MByte)であり、「撮影時刻」が[2015/12/20/18:50](2015年12月20日18時50分に撮影した画像)であり、「自動送信」が[○](自動送信がされた画像)であり、「送信時刻」が[2015/12/22/12:10](2015年12月22日12時10分に自動送信を行った画像)であり、「顔検出」が[○](顔検出がされた画像)である。
なお、画像管理情報の「自動送信」については、どのような自動送信条件によって自動送信が行われたかの情報についても管理するように構成してもよい。
設定処理部51は、画像の内容や画像に関連する情報等に基づいて、自動送信の条件を設定する。
具体的には、設定処理部51は、画像に含まれる顔を自動送信の条件として設定するために、画像の顔登録を行う。
図5は、顔登録の具体例を示す模式図である。
顔登録は、図5に示すように、ユーザによって選択された顔の登録を行う対象となる画像において不特定の顔検出を行う。検出した顔からユーザによって顔登録を行う顔を選択させる。選択された顔が登録画像として登録画像記憶部71に登録されて顔登録が完了することとなる。
撮影制御部52は、ライブビュー表示用の画像を撮影するライブビュー撮影処理や保存用の画像を撮影する撮影処理を行うように撮像部16−1を制御する。
具体的には、撮影制御部52は、入力部17−1に対して、ユーザによるハーフシャッタ操作があったか否かを判定する。また、撮影制御部52は、AE(Automatic Exposure)/AF(Autofocus)/AWB(Auto White Balance)等の計測処理を実行する。また、撮影制御部52は、入力部17−1に対して、ユーザによるフルシャッタ操作があったか否かを判定する。また、撮影制御部52は、撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。
表示制御部53は、画像を表示するように出力部18−1を制御する。本実施形態においては、YUV形式の画像を表示用画像として表示するように出力部18−1を制御する。
画像処理部54は、画像のデータ形式を変更する画像処理を実行する。
具体的には、画像処理部54は、撮像部16−1から出力されたBayer形式のRAWデータの形式を、画像解析用(本実施形態においては、顔検出用)のYUV形式に変換する。また、画像処理部54は、画像解析用のYUV形式から保存用のJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式に変換する。また、画像処理部54は、保存用のJPEG形式から画像解析用のYUV形式に変換する。
本実施形態においては、画像解析用に画像形式を変更することで、1つのアルゴリズムだけで画像解析を行うことができる。
顔検出処理部55は、画像解析を行って、画像内に含まれる顔を検出する。顔検出技術は、種々の手法を用いることができるが、公知の顔検出技術を用いる。
具体的には、顔検出処理部55は、画像に対して、顔検出処理を実行して、不特定の顔が検出された画像において、登録画像記憶部71に登録されている顔があるか否かを判定する。
画像検索部56は、設定した自動送信条件を満たす画像を検索する。
具体的には、画像検索部56は、登録画像記憶部71に登録されている顔が含まれている画像(自動送信条件を満たす画像)を画像記憶部72に記憶されている画像の中から検索する。また、画像検索部56は、登録画像記憶部71に登録されている顔が含まれている画像(自動送信条件を満たす画像)があったか否かを判定する。
また、通信制御部57は、第1通信部20−1と携帯端末2の第1通信部20−2との間でBLEでの通信を確立して常時接続可能となるように制御する。また、通信制御部57は、ファイルの送受信時にBLE経由で接続指示を行い、第2通信部21−1と携帯端末2の第2通信部21−2との間でWi−Fiでの通信を確立させるように制御する。
また、通信制御部57は、Wi−Fiでの通信が確立することによって、携帯端末2の第2通信部21−2に対して送信対象の画像を自動送信する自動送信処理を実行するように第2通信部21−1を制御する。
また、通信制御部57は、登録画像記憶部71に登録されている顔がある保存済み画像又は撮影画像を自動送信するように第2通信部21−1を制御する。
図6は、図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する顔登録時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。
図5のようにユーザ操作により選択された顔が登録画像として登録画像記憶部71に登録されて顔登録が完了すると(自動送信条件が設定されると)、ステップS11において、画像検索部56は、設定した自動送信条件で、画像記憶部72に記憶されている画像を検索する。
ステップS12において、画像検索部56は、検索された画像(以下、「検索画像」ともいう。)があったか否かを判定する。
検索された画像がない場合には、ステップS12においてNOと判定されて、処理はステップS14に進む。
検索された画像があった場合には、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、通信制御部57は、検索画像があったため、自動送信処理を実行して、顔登録を行った表示画像と、検索画像とを携帯端末2に送信するように第2通信部21−1を制御する。
ステップS14において、通信制御部57は、検索画像がなかったため、自動送信処理を実行して、顔登録を行った表示画像のみを携帯端末2に送信するように第2通信部21−1を制御する。
図7は、図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する撮影時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影時自動送信処理は、ユーザによる入力部17−1への撮影処理開始の操作により開始される。
なお、撮影時自動送信処理にあたり、事前に設定処理部51によって、画像から自動送信を行う顔の登録が行われる。登録した顔は、登録画像記憶部71に記憶される。
ステップS31において、表示制御部53は、ライブビュー表示を行うように出力部18−1を制御する。
ステップS32において、撮影制御部52は、入力部17−1に対して、ユーザによるハーフシャッタ操作があったか否かを判定する。
ハーフシャッタ操作がない場合には、ステップS32においてNOと判定されて、待機状態となる。
ハーフシャッタ操作があった場合には、ステップS32においてYESと判定されて、処理はステップS33に進む。
ステップS33において、撮影制御部52は、AE/AF/AWB等の計測処理を実行する。
ステップS34において、撮影制御部52は、入力部17−1に対して、ユーザによるフルシャッタ操作があったか否かを判定する。
フルシャッタ操作がない場合には、ステップS34においてNOと判定されて、処理はステップS31に戻る。
フルシャッタ操作があった場合には、ステップS34においてYESと判定されて、処理はステップS35に進む。
ステップS35において、撮影制御部52は、撮影処理を実行するように撮像部16−1を制御する。その結果、撮像部16−1からBayer形式のRAWデータが出力される。
ステップS36において、画像処理部54は、撮像部16−1から出力された画像(Bayer)のデータ形式をYUV形式に変換する。
ステップS37において、顔検出処理部55は、画像に対して、顔検出処理を実行する。顔検出処理の結果、画像から不特定の顔が検出される。
ステップS38において、顔検出処理部55は、顔検出された画像において、登録画像記憶部71に登録されている顔があるか否かを判定する。
登録されている顔があった場合には、ステップS38においてYESと判定されて、処理はステップS41に進む。
登録されている顔がなかった場合には、ステップS38においてNOと判定されて、処理は、ステップS39に進む。
ステップS39において、画像処理部54は、画像処理を実行し、画像のデータ形式をYUV形式から記憶用のJPEG形式に変換する。
ステップS40において、画像処理部54は、JPEG形式に変換された画像を画像記憶部72に記憶させる。その後、処理はステップS31に戻る。
ステップS41において、画像処理部54は、画像処理を実行し、画像のデータ形式をYUV形式から記憶用のJPEG形式に変換する。
ステップS42において、画像処理部54は、JPEG形式に変換された画像を画像記憶部72に記憶させる。
ステップS43において、通信制御部57は、画像処理部54によりJPEG形式に変換された画像を、自動送信処理するように第2通信部21−1を制御する。その後、処理は、ステップS31に戻る。
したがって、撮像装置1では、撮像時に該当する画像がある場合に、自動送信処理を行うことができる。
<変形例>
本例では、設定操作が開始されてから所定の期間内(本実施形態においては、当日)に撮影された画像を自動送信し、所定の期間が過ぎたら画像の自動送信を行わないように構成する。また、本実施形態においては、当日に撮影した全ての画像の自動送信は行わずに、当日に撮影され、かつ、登録した顔を含む画像のみを自動送信の対象とする。
具体的には、今日撮影する画像は自動送信したいが、翌日以降はとりあえず自動送信を解除しておきたいような場合のための、自動送信設定を行う。このような自動送信設定を「今日だけ自動送信設定」という。
図8は、図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する他の撮影時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。
なお、図8は、図7において、ステップS31の前段階において、ステップS61〜ステップS63の処理が追加され、ステップS32の後にステップS66及びステップS67の処理が追加され、さらに、ステップS36の処理とステップS37の処理との間に、ステップS72の処理が追加されたものである。即ち、ステップS31〜ステップS36の処理とステップS64及びステップS65,ステップS68〜ステップS71の処理、ステップS17〜ステップS23の処理とステップS73〜ステップS79の処理とが同様となる。同様の処理については説明を省略する。
ステップS61において、通信制御部57は、自動送信フラグが[1]であるか否かを判定する。自動送信フラグが[1]でない場合は、ステップS61でNOと判定されて、ステップS64に進む。一方、自動送信フラグが[1]であった場合は、ステップS61でYESと判定されて、ステップS62において、現在の日付を取得し、自動送信条件記憶部73に記憶されている日付(後述)と一致するか否かを判定する。一致する場合は、ステップS62でYESと判定されて、ステップS64以降の処理が実行される。一方、記憶されている日付から変わり一致しない場合は、NOと判定されて、ステップS63において、通信制御部57は、自動送信フラグを[0]に設定する(自動送信フラグ←0)。これにより、今日だけ自動送信処理操作があった当日が過ぎていると、自動送信フラグが[0]に変更される。
ステップS64において、表示制御部53は、ライブビュー表示を行うように出力部18−1を制御する。
ステップS65において、ハーフシャッタ操作がない場合には、ステップS65においてNOと判定されて、ステップS66において、今日だけ自動送信設定操作があったか否かを判定する。今日だけ自動送信設定操作があった場合には、ステップS66においてYESと判定されて、通信制御部57は、自動送信フラグを[1]に設定する(自動送信フラグ←1)とともに、現在の日付を取得し、自動送信条件記憶部73に記憶する。その後、ステップS68以降の処理が実行される。一方、今日だけ自動送信設定操作がない場合には、ステップS66においてNOと判定されて、待機状態となる。
ステップS72において、通信制御部57は、自動送信フラグが[1]であるか否かを判定する(自動送信フラグ=1?)。
自動送信フラグが[1]でない場合には、ステップS72においてNOと判定されて、処理はステップS75に進む。その後、画像が記憶される。
自動送信フラグが[1]である場合には、ステップS72においてYESと判定されて、処理はステップS73に進む。その後、登録した顔が検出された場合には、画像の記憶と、自動送信処理が行われる。
自動送信処理では、撮影した画像と同一の日付であり、登録した顔を含む画像が送信される。
<第2の実施形態>
上述した実施形態では、撮影時の自動送信について説明したが、本実施形態では画像の表示再生時の自動送信について説明する。
表示再生時には、本実施形態では、選択した保存済み画像に含まれる顔が写っている保存済み画像を全て自動送信する処理(以下、「一発自動送信処理」という。)を行う操作を、1操作で行えるように構成する。この際、自動送信条件に、日付指定を追加すると共に、設定される自動送信条件は、一時的なものとし、自動送信終了後は以前の自動送信条件に戻すように構成する。
これにより、撮像装置1では、日常的な自動送信のための自動送信条件に影響することなく、過去のある日に一緒に出かけた人の保存済み画像だけを簡単に自動送信するといったことが可能となる。
表示再生時自動送信処理とは、表示した画像に登録した顔が含まれている場合(表示した画像が自動送信条件を満たす場合)に自動送信処理を行う一連の処理をいう。
本実施形態の表示再生処理を実行する場合には、図3に示すように、記憶部19−1の一領域に、自動送信条件記憶部73がさらに設けられる。
自動送信条件記憶部73には、満たすことで自動送信を行う自動送信の条件の情報が記憶される。自動送信の条件は、例えば、撮影日や検出した顔の画像等の情報である。
具体的には、画像処理部54は、画像処理を実行し、表示再生の対象となる画像のデータ形式を画像記憶部72に記憶されているJPEG形式から表示再生用のYUV形式に変換する。
具体的には、表示制御部53は、YUV形式に変換された対象となる画像を表示するように出力部18−1を制御する。
具体的には、顔検出処理部55は、表示されている画像に対して、顔検出処理を実行する。
具体的には、通信制御部57は、画像記憶部72に記憶される画像管理情報を参照して、表示されている画像が既に自動送信された画像(以下、「送信済み画像」という。)であるか否かを判定する。また、通信制御部57は、ユーザによる入力部17−1に対する一発自動送信処理操作があったか否かを判定する。
具体的には、設定処理部51は、検出した顔を自動送信条件記憶部73の自動送信条件に設定する。また、設定処理部51は、表示画像の撮影日を自動送信条件記憶部73の自動送信条件に設定する。また、設定処理部51は、自動送信条件記憶部73に記憶される自動送信条件の設定をリセットする。
図9は、図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する表示再生時自動送信処理の流れを説明するフローチャートである。
表示再生時自動送信処理は、ユーザによる入力部17−1への表示再生時自動送信処理開始の操作により開始される。
ステップS91において、画像処理部54は、画像処理を実行し、表示再生の対象となる画像のデータ形式を画像記憶部72に記憶されているJPEG形式から表示再生用のYUV形式に変換する。
ステップS92において、表示制御部53は、YUV形式に変換された対象となる画像を表示するように出力部18−1を制御する。
ステップS93において、通信制御部57は、画像記憶部72に記憶される画像管理情報を参照して、表示されている画像が送信済み画像であるか否かを判定する。
送信済み画像であった場合には、ステップS93においてYESと判定されて、表示再生処理は終了する。
送信済み画像でなかった場合には、ステップS93においてNOと判定されて、処理はステップS94に進む。
ステップS94において、通信制御部57は、ユーザによる入力部17−1に対する一発自動送信処理操作があったか否かを判定する。
一発自動送信処理操作がなかった場合には、ステップS94においてNOと判定されて、表示再生処理は終了する。
一発自動送信処理操作があった場合には、ステップS94においてYESと判定されて、処理はステップS95に進む。
ステップS95において、顔検出処理部55は、表示されている画像に対して、顔検出処理を実行する。
ステップS96において、設定処理部51は、検出した顔を自動送信条件記憶部73の自動送信条件に設定する。
ステップS97において、設定処理部51は、表示画像の撮影日を自動送信条件記憶部73の自動送信条件に設定する。
ステップS98において、画像検索部56及び通信制御部57は、自動送信処理を実行する。なお、表示再生時自動送信処理における自動送信処理は、登録時自動送信処理の自動送信処理の処理内容と同様のため説明を省略する。
自動送信処理の結果、表示画像又は検索された保存済み画像が携帯端末2に送信される。
ステップS99において、設定処理部51は、自動送信条件の設定をリセットする。その後、表示再生時自動送信処理は終了する。
上述した実施形態では、自動送信を実行する前に確認メッセージ(例えば、「自動送信を行ってもよいですか?」)を出して、ユーザに自動送信の可否を選択させるように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、自動送信後に自動送信条件をリセットするように構成したが、リセットせずに、検出された顔で自動送信条件を更新するように構成してもよい。この場合、撮影日の自動送信条件はリセットする。
以上のように構成される撮像装置1は、画像処理部54と、撮像部16−1と、第2通信部21−1と、設定処理部51と、通信制御部57と、を備える。
画像処理部54は、撮像部16−1により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する。
第2通信部21−1は、撮影画像を外部装置に送信する。
設定処理部51と、所定の条件を設定する。
通信制御部57は、設定処理部51により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像(保存済みの画像)であって、当該設定処理部51により設定された所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御する。
また、通信制御部57は、設定処理部51により所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、画像処理部54に撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定処理部51により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御する。
これにより、撮像装置1においては、保存済みの画像であっても容易に外部装置に送信することができる。
設定処理部51により設定される所定の条件は、出力部18−1に表示している保存画像の内容及び関連する情報のうち少なくともいずれかに基づき、設定される。
これにより、撮像装置1においては、保存画像に応じて容易に外部装置に送信することができる。
通信制御部57は、設定処理部51により所定の条件が設定されたことを契機として、出力部18−1に表示している保存画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御する。
これにより、撮像装置1においては、出力部18−1に表示している保存画像を外部装置への送信の対象とすることができる。
通信制御部57は、設定処理部51により所定の条件が設定されたことを契機として、画像処理部54により生成された時点では所定の条件を満たさない撮影画像であって、外部装置に送信されなかった保存画像が、設定処理部51により設定された所定の条件を満たす場合に、その保存画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御する。
これにより、撮像装置1においては、条件の設定を契機にして外部装置に送信されなかった保存画像の送信を行うことができる。
設定処理部51が設定する所定の条件は、保存画像の内容である人物の顔と同じ人物の顔が含まれていることである。
これにより、撮像装置1においては、特定の人物の顔が写る保存画像を外部装置への送信の対象とすることができる。
通信制御部57は、使用者による所定の1操作に応じて、出力部18−1に表示している保存画像の内容及び関連する情報のうち少なくともいずれかに基づき、設定処理部51に所定の条件を設定させるとともに、その設定された所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、第2通信部21−1を制御する。
これにより、撮像装置1においては、1操作で保存画像の外部装置への送信を可能とすることができ、簡単な操作で自動送信の設定から実行することができる。
通信制御部57は、第2通信部21−1による送信する処理が終了すると、所定の条件を、使用者による所定の1操作以前の状態に戻すように、設定処理部51を制御する。
これにより、撮像装置1においては、外部装置への送信後に送信の設定をリセットすることができる。
設定処理部51が設定する所定の条件は、保存画像に関連する情報である撮影時刻に基づく所定の時間の範囲に含まれていることである。
これにより、撮像装置1においては、所定の時間内の保存画像を外部装置への送信の対象とすることができる。
設定処理部51により設定される所定の条件は、使用者により設定操作が行われる日に撮影されることである。
これにより、撮像装置1においては、設定操作の日に撮影された画像を外部装置への送信の対象とすることができる。
画像処理部54は、所定の条件を満たすか否かを判定する処理を実行するために判定対象の形式を同一の形式に変更する。
これにより、撮像装置1においては、所定の条件を満たすか否かを判定する処理の実行のために、形式に対応した処理手法(アルゴリズム)を用意する必要がなく、共通の1つの処理手法(アルゴリズム)で行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、保存画像は、自装置で撮影され保存された画像に限らず、装置がアクセス可能な範囲で他装置やクラウドに保存されている画像であってもよい。
また、上述の実施形態では、自動送信条件のうち、関連する情報として、撮影時の位置情報(その位置に所定の範囲の近い位置で撮影された画像)や画像のアスペクト比(表示画像が1:1のアスペクト比で撮影された画像であれば、同じアスペクト比)等であってもよい。
また、上述の実施形態では、自動送信条件のうち、画像の内容として、画像の色(表示画像の空に相当する色の領域の割合が所定の範囲で近い割合の画像)等であってもよい。
また、上述の実施形態では、自動送信したくない人物の顔を設定した場合には、自動送信を行わないように構成することができる。
また、上述の実施形態では、画像は外部装置である携帯端末2に自動送信するように構成したが、これに限られず、例えば、外部のサーバ等の外部装置や外部メモリを自動送信先にするように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、撮影又は表示再生時に自動送信条件を満たした場合には、撮影又は表示再生されている画像と、該当する保存画像を自動送信の対象とするように構成したが、撮影又は表示再生されている画像のみを自動送信の対象として保存画像については自動送信の対象としない設定をさらに設けるように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、画像管理情報は、画像記憶部72にテーブル化されて一括に記憶するように構成したが、画像ファイルのヘッダに個別に記憶するように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、JPEG形式の保存画像から生成したYUV形式の画像に対して顔検出処理を実行するように構成したが、VRAM(Video Random Access Memory)の展開データに対して処理を実行するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮像装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、顔登録時自動送信処理機能、撮影時自動送信処理機能及び表示再生時自動送信処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影手段と、
前記撮影画像を外部装置に送信する画像送信手段と、
所定の条件を設定する設定手段と、
前記設定手段により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定手段により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御手段と、
前記設定手段により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影手段に前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定手段により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記設定手段により設定される前記所定の条件は、表示手段に表示している前記保存画像の内容及び関連する情報のうち少なくともいずれかに基づき、設定される、
ことを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
[付記3]
前記第1の制御手段は、前記設定手段により前記所定の条件が設定されたことを契機として、前記表示手段に表示している前記保存画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する、
ことを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記4]
前記第1の制御手段は、前記設定手段により前記所定の条件が設定されたことを契機として、前記撮影手段により生成された時点では当該所定の条件を満たさない前記撮影画像であって、前記第2の制御手段の制御によっては前記外部装置に送信されなかった当該保存画像が、当該設定手段により設定された当該所定の条件を満たす場合に、その保存画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する、
ことを特徴とする付記2又は3に記載の撮像装置。
[付記5]
前記設定手段が設定する前記所定の条件は、前記保存画像の内容である人物の顔と同じ人物の顔が含まれていることである、
ことを特徴とする付記2乃至4の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記6]
使用者による所定の1操作に応じて、表示手段に表示している保存画像の内容及び関連する情報のうち少なくともいずれかに基づき、前記設定手段に前記所定の条件を設定させるとともに、その設定された当該所定の条件を満たす前記保存画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第3の制御手段、を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記7]
前記第3の制御手段は、前記画像送信手段による送信する処理が終了すると、前記所定の条件を、使用者による前記所定の1操作以前の状態に戻すように、前記設定手段を制御する、
ことを特徴とする付記6に記載の撮像装置。
[付記8]
前記設定手段が設定する前記所定の条件は、前記保存画像に関連する情報である撮影時刻に基づく所定の時間の範囲に含まれていることである、
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記9]
前記設定手段により設定される前記所定の条件は、使用者により設定操作が行われる日に撮影されることである、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記10]
前記所定の条件を満たすか否かを判定する処理を実行するために判定対象の形式を同一の形式に変更する変更手段、を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至9の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記11]
撮像手段と、画像送信手段とを備える撮像装置で実行される送信制御方法であって、
前記撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影処理と、
所定の条件を設定する設定処理と、
前記設定処理により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定処理により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御処理と、
前記設定処理により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影処理において前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定処理により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御処理と、
を含むことを特徴とする送信制御方法。
[付記12]
撮像手段と、画像送信手段とを備える撮像装置を制御するコンピュータに、
前記撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影機能と、
所定の条件を設定する設定機能と、
前記設定機能により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定機能により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御機能と、
前記設定機能により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影機能で前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定機能により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・撮像部,17・・・入力部,18・・・出力部,19・・・記憶部,20・・・第1通信部,21・・・第2通信部,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・設定処理部,52・・・撮影制御部,53・・・表示制御部,54・・・画像処理部,55・・・顔検出処理部,56・・・画像検索部,57・・・通信制御部,71・・・登録画像記憶部71・・・画像記憶部,73・・・自動送信条件記憶部,S・・・撮影システム

Claims (12)

  1. 撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影手段と、
    前記撮影画像を外部装置に送信する画像送信手段と、
    所定の条件を設定する設定手段と、
    前記設定手段により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定手段により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御手段と、
    前記設定手段により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影手段に前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定手段により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段により設定される前記所定の条件は、表示手段に表示している前記保存画像の内容及び関連する情報のうち少なくともいずれかに基づき、設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記設定手段により前記所定の条件が設定されたことを契機として、前記表示手段に表示している前記保存画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の制御手段は、前記設定手段により前記所定の条件が設定されたことを契機として、前記撮影手段により生成された時点では当該所定の条件を満たさない前記撮影画像であって、前記第2の制御手段の制御によっては前記外部装置に送信されなかった当該保存画像が、当該設定手段により設定された当該所定の条件を満たす場合に、その保存画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記設定手段が設定する前記所定の条件は、前記保存画像の内容である人物の顔と同じ人物の顔が含まれていることである、
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 使用者による所定の1操作に応じて、表示手段に表示している保存画像の内容及び関連する情報のうち少なくともいずれかに基づき、前記設定手段に前記所定の条件を設定させるとともに、その設定された当該所定の条件を満たす前記保存画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第3の制御手段、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第3の制御手段は、前記画像送信手段による送信する処理が終了すると、前記所定の条件を、使用者による前記所定の1操作以前の状態に戻すように、前記設定手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記設定手段が設定する前記所定の条件は、前記保存画像に関連する情報である撮影時刻に基づく所定の時間の範囲に含まれていることである、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記設定手段により設定される前記所定の条件は、使用者により設定操作が行われる日に撮影されることである、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記所定の条件を満たすか否かを判定する処理を実行するために判定対象の形式を同一の形式に変更する変更手段、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の撮像装置。
  11. 撮像手段と、画像送信手段とを備える撮像装置で実行される送信制御方法であって、
    前記撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影処理と、
    所定の条件を設定する設定処理と、
    前記設定処理により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定処理により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御処理と、
    前記設定処理により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影処理において前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定処理により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御処理と、
    を含むことを特徴とする送信制御方法。
  12. 撮像手段と、画像送信手段とを備える撮像装置を制御するコンピュータに、
    前記撮像手段により撮像される画像を取得して、撮影画像を生成する撮影機能と、
    所定の条件を設定する設定機能と、
    前記設定機能により所定の条件が設定されたことを契機として、保存されている保存画像であって、当該設定機能により設定された前記所定の条件を満たす保存画像を外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第1の制御機能と、
    前記設定機能により前記所定の条件が設定された後、撮影指示を契機として、前記撮影機能で前記撮影画像を生成させるとともに、その生成された当該撮影画像が当該設定機能により設定されている当該所定の条件を満たす場合に、その生成された当該撮影画像を前記外部装置に送信するように、前記画像送信手段を制御する第2の制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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