JP2016052093A - 画像送信装置、画像送信方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像装置1は、画像取得部50と、入力部17と、入力操作検出部51と、通信部20と、ファイル送信処理部55と、を備える。画像取得部50は、撮像部16や外部から画像を取得する。入力操作検出部51は、入力部17に対する一括送信操作を検出する。通信部20は、画像取得部50により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、一括送信操作が検出された場合に、当該一括送信操作のタイミングに基づいて、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に送信する。ファイル送信処理部55は、所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択し、一括送信操作が検出された状況に応じて、選択基準を変化させる。
【選択図】図3
Description
画像を取得する画像取得手段と、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出手段と、
前記画像取得手段により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出手段により一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に送信する一括送信手段と、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信手段による外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択手段と、
前記操作検出手段により一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択手段が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワーク(例えば、Wi−fi)を介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
図2の例では、一括送信指示があった日を送信のイベントとしており、一括送信指示があった日に撮影された画像を一括送信するように構成される。
最初(初回)に一括送信操作が行われた場合と、2回目以降に一括送信操作が行われた場合とで、未送信の画像の中から一括送信の対象となる送信対象画像と一括送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択基準が異なる。即ち、最初に一括送信操作が行われた時は、未送信の画像の中で、その日に撮影された全ての画像を送信対象画像とし、昨日以前に撮影された画像を非送信対象画像とする(送信対象画像とするか非送信対象画像とするかが未選択の画像の中で、一括送信指示があった日に撮影された全ての画像を新たに送信対象画像とし、一括送信指示があった日以前に撮影された画像を新たに非送信対象画像とする)。
また、2回目以降の一括送信操作が行われた時は、以前の一括送信操作時に非送信対象画像として選択された画像は非送信対象画像のままとし、それ以外の未送信の画像の全て(その日に撮影された画像と昨日以前に撮影された画像を含む全て)を新たな送信対象画像とする(送信対象画像とするか非送信対象画像とするかが未選択の画像の全てを新たに送信対象画像とする)。
一括送信操作が行われた時には、送信対象画像を撮影順に所定数を限度に一括して送信し、送信した画像を送信済み画像とし、送信されなかった画像を未送信画像とする。
つまり、送信対象画像は、今回または次回以降の一括送信操作で一括送信される画像であり、非送信対象画像は、今回および次回以降の一括送信操作でも一括送信されない画像である。
そして、一括送信指示に応じた一括送信を行う場合には、送信対象画像をファイルの番号順(撮影順)に送信しながら、送信したファイルの番号(撮影順にどの位置の画像まで送信したか)を示す情報(以下、「送信管理情報」という。)である送信済み番号を逐次更新していく。
また、図2の中段に示すように、初回の一括送信指示に応じた一括送信が完了した場合には、この一括送信により最後に送信されたファイルの番号(この一括送信によりどの位置の画像まで送信が完了したか)を示す送信済み番号が記憶されて、当該送信済み番号で一括送信の管理がされることになる。したがって、2回目の一括送信指示があった場合には、送信済み番号を参照することで、送信対象を特定することができる。
さらに、図2の下段に示すように、2回目以降の一括送信についても、送信済み番号を参照することで、送信対象を特定することができる。
「一括送信処理」とは、一括送信操作があった日に取得した画像のみを一括にスマートフォンやサーバ等の外部装置に送信する一連の処理をいう。
また、記憶部19の一領域には、画像記憶部71と、送信管理情報記憶部72と、が設定される。
フォーマット時には、送信済み番号を0に初期化する(送信済み番号を0として新たに記録する)。
また、画像追加時には、記録されている送信済み番号より小さな番号の画像が追加された場合、送信済み番号を追加ファイルの番号−1に置き換える。
また、カメラでは既存のDCF番号よりも小さな番号のファイルが追加されることはないため、通常は追加された画像は、全て未送信で送信済み番号以降の番号が割り振られる。
また、ファイル削除が行われた場合には、送信の画像も未送信の画像も追加されるわけではないので、送信済み番号を変更する必要はない。なお、ファイル削除後、ファイル追加が行われた場合、未送信で送信済み番号以前の番号が割り振られる可能性がある。
撮像装置1においては、送信済み番号のみを記憶して管理することで、記憶されている画像を、送信済み番号が付された画像及び送信済み番号よりも小さい番号が付された画像を非送信対象画像として管理することができる。また、送信済み番号の次の番号以降の番号が付された画像(本実施形態においては、さらに、同日の画像)を未送信画像とし、さらに、送信済み番号の次の番号を次回送信分の送信対象画像として管理することができるようになる。
具体的には、ファイル送信処理部55は、画像記憶部71を参照して、送信済み番号の取得、番号(ターゲット番号/送信済み番号)の設定、日付(ターゲット日付)の設定等を行う。
一括送信処理は、ユーザによる入力部17への一括送信処理開始の操作により開始される。一括送信処理の開始に際して、画像取得部50により、撮像部16から撮像画像や外部から画像が逐次取得され、画像記憶部71に取得された画像がDCF規格におけるファイル名の命名ルールに従って記憶されている。
一括送信の操作がない場合には、ステップS11においてNOと判定されて、処理は待機状態となる。
一括送信の操作があった場合には、ステップS11においてYESと判定されて、処理はステップS12に進む。
有効な番号が取得できた場合には、ステップS13においてYESと判定されて、処理はステップS16に進む。ステップS16以降の処理は、後述する。
有効な番号が取得できなかった場合には、ステップS13においてNOと判定されて、処理はステップS14に進む。
日付のチェックの結果、今日以降の日付である場合には、ステップS34において[今日以降]となり、処理はステップS35に進む。即ち、今日以降の日付である場合には、送信対象となるため、送信済みの番号の画像まで遡るためにステップS35に進む。
また、全ての画像の日付をチェックし終わった(昨日以前の日付の画像が無かった)場合にも、処理はステップS36に進む。
したがって、送信済み番号とされた次の番号以降が一括送信の対象の番号となる。その後、一括送信処理に戻る。
ファイルがない場合には、ステップS53においてNOと判定されて、一括送信処理に戻る。
ファイルがある場合には、ステップS53においてYESと判定されて、処理はステップS54に進む。
規定枚数以内である場合には、ステップS56において[以内]と判定されて、処理はステップS52に戻る。
規定枚数を超える場合には、ステップS56において[超]と判定されて、処理は一括送信処理に戻る。
ファイル追加処理は、ユーザによる入力部17へのファイル追加処理の操作により開始される。
ファイル追加がなかった場合には、ステップS71においてNOと判定されて、待機状態となる。
ファイル追加があった場合には、ステップS71においてYESと判定されて、処理はステップS72に進む。
送信済み番号と取得したDCF番号との比較の結果、送信済み番号よりも取得したDCF番号が大きい番号であった場合には、ステップS73において[送信済み番号より大]となり、ファイル追加処理は終了する。
送信済み番号と取得したDCF番号との比較の結果、送信済み番号よりも取得したDCF番号が小さい番号であった場合には、ステップS73において[送信済み番号以下]となり、処理はステップS74に進む。
したがって、撮像装置1においては、送信済み番号のみを記憶して管理することで、非送信対象画像、未送信画像、送信対象画像として管理することができるようになる。
これにより、フラグを立てて管理した場合に比べて、データ数が膨大だとデータベースを使用した管理が不要になり、データベースを使用するとその分リソースが不要になる。そして、1つの値を管理するだけで、個々のデータにフラグを設定するのと同じ効果を得ることができる。
また、撮影日等の画像の日付の括りで一括送信の画像の範囲を決定するために、ユーザが画像を選択する等の複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
上述の実施形態では、最初の一括送信操作と、2回目以降の一括送信操作とで、未送信の画像の中から送信対象画像と非送信対象画像を選択する選択基準を変えたが、前回の一括送信操作からの経過日数が所定以上(例えば2日)であるか否かで選択基準を変えるように構成してもよい。
また、最後の送信からの経過日数が所定以上であるか否かで選択基準を変えるように構成してもよい。
さらに、最後に送信した画像の撮影日からの経過日数が所定以上であるか否かで選択基準を変えるように構成してもよい。
上述した実施形態では、初回の一括送信と2回目以降の一括送信の画像の選択基準が異なるように構成したが、本実施形態では、最初に一括送信操作が行われた場合と、2回目以降に一括送信操作が行われた場合とで、未送信の画像の中から送信対象画像と非送信対象画像を選択する選択基準が同じように構成される。
なお、以下、本実施形態の説明においては、上述した実施形態と同一の構成等がある場合には、説明を省略する。
一括送信操作が行われた時に、その日から過去に遡り、1日以上撮影がない日が挟まれるまでの間に撮影された全ての画像を送信対象画像とし、1日以上撮影がない日が挟まれる以前に撮影された全ての画像を非送信対象画像とする。
具体的には、図8の上段に示すように、一括送信を指示した日から、画像を取得した日(画像を撮影した日)が連続してある場合には、画像を取得していない日(画像を撮影していない日)までの間の画像が送信対象となって一括送信が行われる。即ち、今日から2日前までの画像が送信対象となる。
また、図8の下段の例に示すように、一括送信を指示した日を挟んで、画像を取得していない日(画像を撮影していない日)があり、その前の日には、画像を取得した日(画像を撮影した日)があるような場合には、一括送信を指示した日のみの画像が送信対象画像であり、それ以前の画像は非送信対象画像となる。即ち、今日の画像が送信対象となり、2日前の画像は非送信対象となる。
一括送信の操作がない場合には、ステップS91においてNOと判定されて、処理は待機状態となる。
一括送信の操作があった場合には、ステップS91においてYESと判定されて、処理はステップS92に進む。
送信済み番号よりもターゲット番号の方が小さい場合には、ステップS97においてNOと判定されて、処理はステップS102に進む。ステップS102以降の処理は後述する。
送信済み番号よりもターゲット番号の方が大きい場合には、ステップS97においてYESと判定されて、処理はステップS98に進む。
ファイル日付とターゲット日付が同じ場合には、ステップS98においてYESと判定されて、処理はステップS101に進む。ステップS101の処理は後述する。
ファイル日付とターゲット日付が違う場合には、ステップS98においてNOと判定されて、処理はステップS99に進む。
ファイル日付とターゲット日付の前日が違う場合には、ステップS99においてNOと判定されて、処理はステップS102に進む。
ファイル日付とターゲット日付の前日が同じ場合には、ステップS99においてYESと判定されて、処理はステップS100に進む。
ターゲット日付を1日前に設定していない場合には、ステップS100においてNOと判定されて、処理はステップS102に進む。
ターゲット日付を1日前に設定した場合には、ステップS100においてYESと判定されて、処理はステップS101に進む。
画像取得部50は、撮像部16や外部から画像を取得する。
入力操作検出部51は、入力部17に対する一括送信操作を検出する。
通信部20は、画像取得部50により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況とが管理される所定の画像グループについて、入力操作検出部51により入力部17に対する一括送信操作が検出された場合に、当該一括送信操作のタイミングに基づいて、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に送信する。
ファイル送信処理部55は、所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から通信部20による外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する。
また、ファイル送信処理部55は、入力操作検出部51により一括送信操作が検出された状況に応じて、非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる。
これにより、撮像装置1においては、外部への送信対象となる画像(送信対象とならない画像)をユーザが選択することなく、一括送信操作を行うだけで、一括送信操作が検出された状況に応じて、外部へ送信済みの画像や、外部へ未送信であっても送信の対象とならない画像を選択し、当該選択した画像を一括して自動的に外部に送信することができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
これにより、撮像装置1においては、一括送信操作が検出された回数またはタイミングによって一括送信操作の操作状況に応じて選択された画像を一括送信することができる。
したがって、撮像装置1では、一括送信操作の操作状況を考慮した画像の一括送信を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、ユーザが選択することなく、非送信対象画像と、送信済み画像とを除いた画像を今回以降に一括送信することができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
また、ファイル送信処理部55は、入力操作検出部51により入力部17に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、新たに非送信対象画像を追加することなく、最初の一括送信操作に応じて特定された非送信対象画像を2回目以降の一括送信操作でも非送信対象画像のままとする。
これにより、撮像装置1においては、最初に所望のタイミングで一括送信操作を行うだけで、外部へ未送信であっても送信の対象とならない非送信対象画像が自動的に特定され、それ以降の一括送信操作では、特に一括送信操作を行うタイミングを意識しなくてよい上に、新たに非送信対象画像を追加する操作を行うことなく、最初の一括送信操作に応じて決められた非送信対象画像を除く、全ての未送信の画像を一括して外部に送信することができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
これにより、撮像装置1においては、所望のタイミングで一括送信操作を行うだけで、特に一括送信操作を行うタイミングを意識することなく、全ての未送信の画像を一括して外部に送信することができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
これにより、撮像装置1においては、所望のタイミングで一括送信操作を行うだけで、特に一括送信操作を行うタイミングを意識することなく、所定数の未送信の画像を一括して外部に送信することができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
これにより、撮像装置1においては、所望のタイミングで一括送信操作を行うだけで、送信、非送信に係る種々の画像を分類することができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
これにより、撮像装置1においては、所望のタイミングで一括送信操作を行うだけで、所定の条件により、非送信対象画像に特定する画像を変化させることができる。
したがって、撮像装置1では、複数の画像を外部へ送信する際のユーザの利便性を向上させることができる。
ファイル送信処理部55は、入力操作検出部51により入力部17に対する一括送信操作が検出された場合に、送信管理情報記憶部72に記憶される送信管理情報で識別される画像よりも後に撮影された複数の画像を一括して外部に送信するとともに、当該一括送信に応じて送信管理情報を更新することにより、非送信対象画像と外部への送信済み画像の両方を除く複数の画像の一括送信を制御する。
これにより、撮像装置1においては、送信管理情報を更新することで、簡単に一括送信の処理を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、送信管理情報の有無によって、1回目の一括送信操作であると判断することができるために、簡単に一括送信の処理を行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、ユーザが外部へ送信しようと思った日以降に撮影した全ての画像を容易に外部に送信することができ、かつ、ユーザが外部へ送信しようと思った日より前に撮影した画像が大量に存在する場合であっても無駄な送信を避けることができる。
したがって、撮像装置1においては、送信管理情報を更新することで、簡単に一括送信の処理を行うことができる。
所定の画像グループは、撮影順を示す番号を含むファイル名で撮影画像が管理される画像グループであり、過去に送信済みの画像の中で最も大きい番号を送信管理情報として当該画像グループに対応付けて記憶し、当該送信管理情報が示す番号よりも大きい番号を含むファイル名の撮影画像を未送信の撮影画像として判断するとともに、未送信の画像を新たに送信する毎に送信管理情報を更新する。
これにより、撮像装置1においては、複数の画像の各々に対して送信状況を管理しなくとも、より効果的に複数の画像の送信状況を管理することができる。
したがって、撮像装置1においては、一括送信の管理負担を軽減することができる。
したがって、撮像装置1においては、既存の撮像画像のファイル名の生成ルールを利用して容易に画像の送信状況を管理することが可能となる。
例えば、本発明は、一括送信処理機能及び追加ファイル処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
画像を取得する画像取得手段と、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出手段と、
前記画像取得手段により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出手段により一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に送信する一括送信手段と、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信手段による外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択手段と、
前記操作検出手段により一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択手段が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御手段と、
を備えることを特徴とする画像送信装置。
[付記2]
前記制御手段は、逐次画像が追加される前記所定の画像グループに対して前記一括送信操作が検出された回数またはタイミングに応じて、前記選択手段が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる、
ことを特徴とする付記1に記載の画像送信装置。
[付記3]
前記一括送信手段は、前記選択手段により選択された前記非送信対象画像と、以前の一括送信操作に応じて外部への送信済み画像の両方を除く複数の画像を、今回以降の一括送信操作に応じて一括して外部に送信する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の画像送信装置。
[付記4]
前記制御手段は、
前記所定の画像グループに対して、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が最初に検出された場合には、当該一括送信操作のタイミングに基づいて前記非送信対象画像を新たに選択し、
前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、新たに非送信対象画像を追加することなく、最初の一括送信操作に応じて特定された非送信対象画像を2回目以降の一括送信操作でも非送信対象画像のままとする、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の画像送信装置。
[付記5]
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、非送信対象画像と送信済み画像を除く全ての画像を一括して外部に送信する、
ことを特徴とする付記4に記載の画像送信装置。
[付記6]
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、非送信対象画像と送信済み画像を除く全ての画像を、所定数を限度として一括して外部に送信する、
ことを特徴とする付記5に記載の画像送信装置。
[付記7]
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、その一括送信操作のタイミングに基づいて、今回および次回以降の一括送信操作でも送信されない非送信対象画像と、今回の一括送信操作で送信する第1送信対象画像と、今回の一括送信操作では送信しないが、次回以降の一括送信操作で送信する第2送信対象画像とに分類する、
ことを特徴とする付記4乃至6の何れか1つに記載の画像送信装置。
[付記8]
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、前回の一括操作からの経過期間、最後の送信からの経過期間、最後に送信した画像の撮影日からの経過期間の何れかに基づいて、非送信対象画像に特定する画像を変化させる、
ことを特徴とする付記7に記載の画像送信装置。
[付記9]
前記所定の画像グループ内の外部への送信済みの画像の中で最後に撮影された画像を識別可能な所定情報を、前記所定の画像グループの送信管理情報として記憶する記憶手段を備え、
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、前記記憶手段に記憶される前記送信管理情報で識別される画像よりも後に撮影された複数の画像を一括して外部に送信するとともに、当該一括送信に応じて前記送信管理情報を更新することにより、前記非送信対象画像と外部への送信済み画像の両方を除く複数の画像の一括送信を制御する、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の画像送信装置。
[付記10]
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、前記所定の画像グループに対して前記送信管理情報が記憶されていないか、或いは、所定の初期データが記憶されている場合に、1回目の一括送信操作であると判断する、
ことを特徴とする付記9に記載の画像送信装置。
[付記11]
前記送信管理情報は、前記記憶手段のフォーマット時に初期化される、
ことを特徴とする付記10に記載の画像送信装置。
[付記12]
複数の記憶手段がある場合には、当該複数の記憶手段毎に異なる画像グループを管理する、
ことを特徴とする付記1乃至11の何れか1つに記載の画像送信装置。
[付記13]
前記複数の記憶手段毎に、異なる複数の送信先の送信管理情報を記憶管理する、
ことを特徴とする付記12に記載の画像送信装置。
[付記14]
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が最初に検出された場合には、当該一括送信操作の行われた日より前に撮影された画像を非送信対象画像として特定する、
ことを特徴とする付記1乃至13の何れか1つに記載の画像送信装置。
[付記15]
前記画像取得手段は、撮影手段により撮影して得られた撮影画像を取得し、
前記所定の画像グループは、撮影順を示す番号を含むファイル名で前記撮影画像が管理される画像グループであり、過去に送信済みの画像の中で最も大きい番号を送信管理情報として当該画像グループに対応付けて記憶し、当該送信管理情報が示す番号よりも大きい番号を含むファイル名の撮影画像を未送信の撮影画像として判断するとともに、未送信の画像を新たに送信する毎に送信管理情報を更新する、
ことを特徴とする付記1乃至14の何れか1つに記載の画像送信装置。
[付記16]
新たな撮影記録を行う毎に、記録画像のファイル名に含まれる番号部分を増加させていく所定の記録管理手法を用いる、
ことを特徴とする付記15に記載の画像送信装置。
[付記17]
操作手段と、一括送信手段と、を備える画像送信装置で実行される画像送信方法であって、
画像を取得する画像取得ステップと、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出ステップと、
前記画像取得ステップにより逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出ステップにより一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に前記一括送信手段により送信する一括送信ステップと、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信ステップによる外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択ステップと、
前記操作検出ステップにより一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択ステップが前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御ステップと、
を含むことを特徴とする画像送信方法。
[付記18]
操作手段と、一括送信手段と、を備える画像送信装置を制御するコンピュータに、
画像を取得する画像取得機能と、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出機能と、
前記画像取得機能により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出機能により一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に前記一括送信手段により送信する一括送信機能と、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信機能による外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択機能と、
前記操作検出機能により一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択機能が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Claims (18)
- 画像を取得する画像取得手段と、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出手段と、
前記画像取得手段により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出手段により一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に送信する一括送信手段と、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信手段による外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択手段と、
前記操作検出手段により一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択手段が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御手段と、
を備えることを特徴とする画像送信装置。 - 前記制御手段は、逐次画像が追加される前記所定の画像グループに対して前記一括送信操作が検出された回数またはタイミングに応じて、前記選択手段が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記選択手段により選択された前記非送信対象画像と、以前の一括送信操作に応じて外部への送信済み画像の両方を除く複数の画像を、今回以降の一括送信操作に応じて一括して外部に送信する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像送信装置。 - 前記制御手段は、
前記所定の画像グループに対して、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が最初に検出された場合には、当該一括送信操作のタイミングに基づいて前記非送信対象画像を新たに選択し、
前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、新たに非送信対象画像を追加することなく、最初の一括送信操作に応じて特定された非送信対象画像を2回目以降の一括送信操作でも非送信対象画像のままとする、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、非送信対象画像と送信済み画像を除く全ての画像を一括して外部に送信する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が2回目以降に検出された場合には、非送信対象画像と送信済み画像を除く全ての画像を、所定数を限度として一括して外部に送信する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、その一括送信操作のタイミングに基づいて、今回および次回以降の一括送信操作でも送信されない非送信対象画像と、今回の一括送信操作で送信する第1送信対象画像と、今回の一括送信操作では送信しないが、次回以降の一括送信操作で送信する第2送信対象画像とに分類する、
ことを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、前回の一括操作からの経過期間、最後の送信からの経過期間、最後に送信した画像の撮影日からの経過期間の何れかに基づいて、非送信対象画像に特定する画像を変化させる、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像送信装置。 - 前記所定の画像グループ内の外部への送信済みの画像の中で最後に撮影された画像を識別可能な所定情報を、前記所定の画像グループの送信管理情報として記憶する記憶手段を備え、
前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、前記記憶手段に記憶される前記送信管理情報で識別される画像よりも後に撮影された複数の画像を一括して外部に送信するとともに、当該一括送信に応じて前記送信管理情報を更新することにより、前記非送信対象画像と外部への送信済み画像の両方を除く複数の画像の一括送信を制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が検出された場合に、前記所定の画像グループに対して前記送信管理情報が記憶されていないか、或いは、所定の初期データが記憶されている場合に、1回目の一括送信操作であると判断する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像送信装置。 - 前記送信管理情報は、前記記憶手段のフォーマット時に初期化される、
ことを特徴とする請求項10に記載の画像送信装置。 - 複数の記憶手段がある場合には、当該複数の記憶手段毎に異なる画像グループを管理する、
ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 前記複数の記憶手段毎に、異なる複数の送信先の送信管理情報を記憶管理する、
ことを特徴とする請求項12に記載の画像送信装置。 - 前記一括送信手段は、前記操作検出手段により前記操作手段に対する一括送信操作が最初に検出された場合には、当該一括送信操作の行われた日より前に撮影された画像を非送信対象画像として特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 前記画像取得手段は、撮影手段により撮影して得られた撮影画像を取得し、
前記所定の画像グループは、撮影順を示す番号を含むファイル名で前記撮影画像が管理される画像グループであり、過去に送信済みの画像の中で最も大きい番号を送信管理情報として当該画像グループに対応付けて記憶し、当該送信管理情報が示す番号よりも大きい番号を含むファイル名の撮影画像を未送信の撮影画像として判断するとともに、未送信の画像を新たに送信する毎に送信管理情報を更新する、
ことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 新たな撮影記録を行う毎に、記録画像のファイル名に含まれる番号部分を増加させていく所定の記録管理手法を用いる、
ことを特徴とする請求項15に記載の画像送信装置。 - 操作手段と、一括送信手段と、を備える画像送信装置で実行される画像送信方法であって、
画像を取得する画像取得ステップと、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出ステップと、
前記画像取得ステップにより逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出ステップにより一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に前記一括送信手段により送信する一括送信ステップと、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信ステップによる外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択ステップと、
前記操作検出ステップにより一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択ステップが前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御ステップと、
を含むことを特徴とする画像送信方法。 - 操作手段と、一括送信手段と、を備える画像送信装置を制御するコンピュータに、
画像を取得する画像取得機能と、
操作手段に対する一括送信操作を検出する操作検出機能と、
前記画像取得機能により逐次取得される画像が追加されるとともに、各画像の外部への送信状況が管理される所定の画像グループについて、前記操作検出機能により一括送信操作が検出された場合に、当該画像グループ内で外部へ未送信である画像を一括して外部に前記一括送信手段により送信する一括送信機能と、
前記所定の画像グループ内で外部へ未送信である画像の中から前記一括送信機能による外部への送信の対象とならない非送信対象画像を選択する選択機能と、
前記操作検出機能により一括送信操作が検出された状況に応じて、前記選択機能が前記非送信対象画像を選択する選択基準を変化させる制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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