JP5755311B2 - 情報処理装置、撮影装置、および情報処理装置の制御方法 - Google Patents
情報処理装置、撮影装置、および情報処理装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
レンズユニットの光学特性に起因する画像劣化を補正するための前記レンズユニットの撮影距離に対応する情報を使う補正テーブルと瞳距離に対応する情報を使う補正テーブルとを格納する格納手段と、前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が第1の情報の場合には前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記撮影距離に対応する情報を使う補正テーブルを送信し、前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が第2の情報の場合には前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記瞳距離に対応する情報を使う補正テーブルを送信する送信手段とを有し、前記送信手段は、前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が前記第2の情報でも、前記第2の取得手段で取得した前記撮像装置の識別情報が第3の情報の場合には、前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記撮影距離に対応する情報を送信する。
図1には、本発明の実施例1である光学補正テーブルの登録システムが適用される撮像装置としての一眼レフデジタルカメラ(以下、カメラ本体という)50と該カメラ本体50に装着可能なレンズユニット40の構成を示す。カメラ本体50は、情報処理装置として機能する。
図3には、パーソナルコンピュータ302(以下、PC302ともいう。)と図1に示したカメラ本体50に相当するカメラ本体301とがUSBケーブル303を介して互いに通信可能に接続されている様子を示している。カメラ本体301には、複数のレンズユニット304が装着可能である。
図4には、PC302内の記憶媒体(ハードディスク等)に記憶される補正テーブルのデータ構造を示す。データ構造は、大きく分けて、光学補正データ全体のヘッダ情報領域801と、カメラ本体301に装着可能なレンズユニット(撮像光学系)ごとの光学補正データ領域802,803とを有する。図4には、2つのレンズユニットA,Bに対する光学補正データ領域802,803を示しているが、実際には、カメラ本体301に装着可能な全てのレンズユニット304に対する光学補正データ領域が設けられている。
次に、焦点距離と撮影距離について説明する。
しかし、レンズユニットの中には一般的にマクロレンズと呼ばれているレンズがある。仮に5倍〜0倍(ピント位置が無限)の撮影が可能なマクロレンズがあったとする。このようなレンズの場合、図5に示すような特性を有すると、例えば、撮影した画像の撮影距離が300mm(D位置)という情報から補正を行う場合、撮影距離が300mm(D位置)である箇所が2箇所(0.4倍付近(α)と2.5倍付近(β))存在している。撮影倍率が0.4倍の箇所と2.5倍の箇所の光学特性は異なっており、補正値も異なってしまう。これにより正しく補正が行われないということが発生してしまう。
次に上記、瞳距離を用いて補正を行う場合のレンズデータのデータ構造について説明する。基本的には図4で説明した補正データのデータ構造を採用する。ここでは、図4の撮影距離に相当するところを瞳距離に変えるだけで良い。ただデータの中身を射出瞳距離に変えるだけでは、そのデータが距離情報のものか射出瞳距離のものか判断することができない。そこでレンズのヘッダ情報805の部分に、その補正テーブルが撮影距離に対応する情報を使って補正データを算出するものか、瞳距離に対応する情報を使って補正データを算出するものかを判断するための情報がある。以下この情報を記録データタイプフラグとする。影距離に対応する情報を使って補正データを算出する補正テーブルである場合には、記録データタイプフラグが0になる。一方、瞳距離に対応する情報を使って補正データを算出する補正テーブルである場合には、記録データタイプフラグが1になる。カメラ側ではその記録データタイプフラグ情報を取得して、補正値を算出する際に用いるパラメータを撮影距離に対応する情報と瞳距離に対応する情報とで切り替える。この切り替えにより、適切なパラメータを使って、レンズユニットの光学特性に起因する画像劣化を補正するための補正値の算出を行う。
カメラ本体50(カメラ本体302)のCPU34の処理について図6に示すフローチャートで説明する。
実施例2では、実施例1で説明したような瞳距離に対応した補正テーブルがあったとしても、当該補正テーブルから瞳距離に対応する情報を使って補正データを算出するという仕様をもたないカメラ本体が存在することを考慮したものである。
レンズデータを用いて光学補正を行う場合において、全てのレンズ補正データをカメラの中に記録しておくのは、メモリの制約上困難なことが多い。そこで、必要なレンズデータを外部から書き換え可能なシステムが一般的に用いられる。例えば、図3で説明したようなシステムにおいて、カメラ本体301とPC302とを繋ぎ、PC302に組み込まれたアプリケーションによって、カメラ本体301の補正テーブルの書き変えを行う場合である。このような場合、機種Bに対してはマクロレンズXに適した瞳距離を使った補正データを算出できる補正テーブルを登録することが可能である。しかし、機種Aに対してマクロレンズX用として、瞳距離を使った補正データを算出するための補正テーブルを登録してしまうと誤った補正をしてしまう。そこで、本願技術思想では、機種Aに対してはマクロレンズX用として瞳距離を使った補正データを算出するための補正テーブルを移行しないようにする。ここで、ユーザーにとっては、上述した技術背景は理解し難く、機種Aの所有者は不利益を生じることになる。このような問題に鑑みたのが実施例2である。
まず、機種A用のマクロレンズXの補正テーブルについて説明する。ここでは取得した画像に対して補正する画像劣化のうち周辺光量落ちにについて例を挙げて説明を行う。収差などの他の光学特性による画像劣化については、同様の考え方で補正テーブルの作成が可能であるため説明を割愛する。
カメラ本体301とPC302にインストールされたアプリケーションの動作について、図7、図8、図9、図10を用いて説明する。図7は、カメラ本体301とアプリケーションとの間でのデータ通信の流れを示している。図5及び図9は、PC302のディスプレイ上に表示されるアプリケーションのUI(User Interface)の一例を示している。図10のフローチャートは、PC302のCPUが実行するアプリケーションの処理の流れを示している。
次に、アプリケーションを通じて、カメラ本体301に実際に装着されたレンズユニット(以下、装着レンズともいう)304レンズユニット光学補正データを登録する際の処理について説明する。図7,図10及び図13において、「S」は「ステップ」を意味し、以下の説明でも「ステップ」を「S」と略す。
レンズユニットから補正テーブルを送信するようにしてもよい。この場合、レンズユニット40からみると、カメラ本体40が瞳距離に対応する場合と、撮影距離に対応する場合とがある場合に有効である。
40,304 レンズユニット
50,301 カメラ本体
302 パーソナルコンピュータ
303 USBケーブル
Claims (10)
- レンズユニットの光学特性に起因する画像劣化を補正するための補正テーブルを撮像装置に送信する情報処理装置であって、
前記レンズユニットの識別情報を取得する第1の取得手段と、
前記撮像装置の識別情報を取得する第2の取得手段と、
レンズユニットの光学特性に起因する画像劣化を補正するための前記レンズユニットの撮影距離に対応する情報を使う補正テーブルと瞳距離に対応する情報を使う補正テーブルとを格納する格納手段と、
前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が第1の情報の場合には前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記撮影距離に対応する情報を使う補正テーブルを送信し、前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が第2の情報の場合には前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記瞳距離に対応する情報を使う補正テーブルを送信する送信手段とを有し、
前記送信手段は、前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が前記第2の情報でも、前記第2の取得手段で取得した前記撮像装置の識別情報が第3の情報の場合には、前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記撮影距離に対応する情報を送信することを特徴とする情報処理装置。 - 前記送信手段は、前記レンズユニットがマクロレンズの場合に、前記第2の取得手段で取得した前記撮像装置の識別情報に基づいて補正テーブルを選択し送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第1の情報は、瞳距離に対応する情報を使って画像劣化を補正することが適当でないことを示す情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記第2の情報は、瞳距離に対応する情報を使って画像劣化を補正することが適当であることを示す情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記送信手段は、前記第1の取得手段で取得した前記レンズユニットの識別情報が前記第1の情報で、且つ前記第2の取得手段で取得した前記撮像装置の識別情報が第4の情報の場合には、前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記瞳距離に対応する情報を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に情報処理装置。
- レンズユニットの光学特性に起因する画像劣化を補正するための前記レンズユニットの撮影距離に対応する情報を使う補正テーブルと瞳距離に対応する情報を使う補正テーブルとを格納する格納手段を有し、前記補正テーブルを撮像装置に送信する情報処理装置の制御方法であって、
前記レンズユニットの識別情報を取得する第1の取得ステップと、
前記撮像装置の識別情報を取得する第2の取得ステップとを有し、
前記第1の取得ステップで取得した前記レンズユニットの識別情報が第1の情報の場合には前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記撮影距離に対応する情報を使う補正テーブルを送信し、前記第1の取得ステップで取得した前記レンズユニットの識別情報が第2の情報の場合には前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記瞳距離に対応する情報を使う補正テーブルを送信する送信ステップとを有し、
前記送信ステップでは、前記第1の取得ステップで取得した前記レンズユニットの識別情報が前記第2の情報でも、と前記第2の取得ステップで取得した前記撮像装置の識別情報が第3の情報の場合には、前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記撮影距離に対応する情報に基づいて補正テーブルを選択し送信することを特徴とする制御方法。 - 前記送信ステップでは、前記レンズユニットがマクロレンズの場合に、前記第2の取得ステップで取得した前記撮像装置の識別情報に基づいて補正テーブルを選択し送信することを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
- 前記第1の情報は、瞳距離に対応する情報を使って画像劣化を補正することが適当でないことを示す情報であることを特徴とする請求項6または7に記載の制御方法。
- 前記第2の情報は、瞳距離に対応する情報を使って画像劣化を補正することが適当であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の制御方法。
- 前記送信ステップでは、前記第1の取得ステップで取得した前記レンズユニットの識別情報が前記第1の情報で、且つ前記第2の取得ステップで取得した前記撮像装置の識別情報が第4の情報の場合には、前記格納手段に格納されている複数の補正テーブルから選択された前記瞳距離に対応する情報を送信することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に制御方法。
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