JP2005223547A - 映像撮影記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動する物体又は人物を撮像した映像の特定作業を必要とせず、さらに、通信やハードウェアの負担を軽減させ、確実に所定の被撮影物を特定し、その映像を記録する。
【解決手段】 映像の撮像が可能な映像撮像装置2を固定配置しておき、また、被撮影物である移動体に、情報記録装置3を搭載又は携帯させておく。移動体が映像撮像装置に接近した場合、映像撮像装置が移動体を撮像し、その撮像に係る映像情報や音声情報は情報格納装置(映像・音声情報格納装置5)に格納される。一方、映像撮像装置は、固有の識別情報を無線送信しており、情報記録装置はこの識別情報や映像撮像装置からの電波の伝送範囲4内に存在する時間情報を格納する。情報記録装置に格納されたこれらの情報を参照することによって、情報格納装置に格納された映像情報や音声情報のうち、その移動体が撮像された映像情報や音声情報を確実に特定することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動する物体(移動体)を撮影し、その映像を記録するための映像撮影記録装置に関する。
従来、不特定多数の人々が集まる遊園地やテーマパーク、さらに、それらの中の各アトラクション内などには、記念となるスナップショットなどを撮像及び販売するサービスを行うために映像の撮影が可能な映像撮影記録装置が設置される場合がある。
このような映像撮影記録装置は、移動する物体又は人物を撮影する固定の撮像手段と、撮像手段で撮影された映像を伝送する伝送手段と、伝送手段によって伝送された映像を受信して記録する固定の記録手段とを備え、その記録された映像を画像化して、被撮影者又は被写体の関係者に提供するというものである。
しかしながら、この種の映像撮影記録装置では、連続して到来する被写体が多数であるため、被撮影者又は被写体の関係者を特定することが困難であるという問題があった。
例えば、下記の特許文献1に記載の技術は、上記の問題点を解決しようとしている。この特許文献1に記載されている技術では、移動する物体又は人物などの被撮影物に映像記録手段を配置して、映像記録手段が被撮影物と共に移動可能となるようにし、固定設置された撮像部によって撮像された被撮影物の映像信号を無線通信によって映像記録手段に送信し、記録するようにしている。
これによって、被撮影物が撮像された映像のみを、その被撮影物と共に移動する映像記録手段の記録部に記録できるようになり、従来のように固定のカメラで撮影した多数の映像から被撮影者を特定するための作業を必要とせず、被撮影物に関係する者(被撮影者)本人に関する映像のみが得られるようになっている。
また、下記の特許文献2には、遊園地などの事前に定義されたエリア内の訪問客に個人の識別が可能となる識別札を与え、様々なアトラクションに設置されたカメラで識別札の付いた個人の映像を撮像しながら、同時に識別札読み取り機で識別札の読み取りを行って、その識別札と撮像された映像とを関連付けて記録する個人的映像記録システムが開示されている。
特開2002−152720号公報 特開平7−193646号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、撮像部によって撮像された映像信号が、カメラなどの撮像部から移動体に配設された映像記録装置に転送されることとなる。映像信号は一般的にデータ量が大きいので、データ転送の際の通信の負担が大きくなり、また、映像信号を記録する映像記録装置の記録部も、データ量が大きい映像信号の記録が可能となる大容量の記録装置でなければならない。
また、特許文献2に記載されている技術では、カード、バッジ又はペンダントなどの識別札のそれぞれに固有の識別情報が与えられており、この識別情報を識別札読み取り機によって遠方から読み取る必要があるので、例えば、識別札が衣服に隠れてしまうなど読み取りが困難になる場合が多く、被撮影物を特定することができないこともある。
上記の問題点に鑑み、本発明では、移動する物体又は人物を撮像した映像の特定作業を必要とせず、さらに、通信やハードウェアの負担を軽減し、確実に所定の被撮影物を特定し、その映像を記録できる映像撮影記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の映像撮影記録装置は、被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記識別情報を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、
前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、
前記映像撮像装置から送信される前記識別情報を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段で前記識別情報を受信している時間情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し、前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成されている。
この構成により、情報記録装置を搭載又は携帯した移動体が映像撮像装置に接近した場合、映像撮像装置が移動体を撮像し、その撮像に係る映像情報や音声情報は情報格納装置に格納される一方、情報記録装置には、情報格納装置に格納された映像情報や音声情報を特定するための映像撮像装置の識別情報やその時刻情報が格納され、これらの情報を参照することによって、確実に被撮影物が撮像された映像情報や音声情報を特定することが可能となる。したがって、移動する物体又は人物を撮像した映像の特定作業を必要とせず、さらに、通信やハードウェアの負担を軽減し、確実に所定の被撮影物を特定し、その映像を記録することが可能となる。
また、さらに、前記情報記録装置が、前記受信手段で前記識別情報を受信している時間情報を計測するための計時手段を有する構成となっている。
この構成により、情報記録装置が、映像撮像装置から送信されてくる識別情報の受信時間を確実に計測できるようになる。
また、さらに、前記映像撮像装置が、前記識別情報と共に時刻情報を送信し、前記情報記録装置が、前記映像撮像装置から受信する時刻情報を参照して、前記識別情報を受信している時間情報を決定する構成となっている。
この構成により、情報記録装置が、映像撮像装置から送信されてくる識別情報の受信時間を確実に把握できるようになる。
また、本発明の映像撮影記録装置は、被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記識別情報を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、
前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、
前記映像撮像装置から送信される前記識別情報を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段による受信電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記電界強度検出手段で検出された電界強度が所定の電界強度以上となる時間情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し、前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成されている。
この構成により、情報記録装置を搭載又は携帯した移動体が映像撮像装置に接近した場合、映像撮像装置が移動体を撮像し、その撮像に係る映像情報や音声情報は情報格納装置に格納される一方、情報記録装置には、情報格納装置に格納された映像情報や音声情報を特定するための映像撮像装置の識別情報や映像撮像装置からの電波の電界強度が所定の電界強度以上となる時間情報が格納され、これらの情報を参照することによって、確実に被撮影物が撮像された映像情報や音声情報を特定することが可能となる。
また、さらに、前記映像撮像装置が、前記被撮影物が所定の位置に到達したか否かを検出する検出手段を有し、前記検出手段による前記被撮影物の検出によって、前記情報格納装置への前記映像信号の格納を開始する構成となっている。
この構成により、映像撮像装置は、情報記録装置を有する被撮影物の位置を検出することが可能となり、被撮影物が撮像に適した位置に存在する場合に、その撮像を行うことが可能となる。
また、本発明の映像撮影記録装置は、被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記被撮影物が所定の位置に到達したか否かを検出し、前記被撮影物の検出時に検出信号を出力する検出手段と、前記識別情報及び前記検出信号を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、
前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、
前記映像撮像装置から送信される前記識別情報及び前記検出信号を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段で前記検出信号を受信した時刻情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し、前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成されている。
この構成により、情報記録装置を搭載又は携帯した移動体が映像撮像装置に接近した場合、映像撮像装置が移動体を撮像し、その撮像に係る映像情報や音声情報は情報格納装置に格納される一方、情報記録装置には、情報格納装置に格納された映像情報や音声情報を特定するための映像撮像装置の識別情報や映像撮像装置による撮像範囲内に存在する時間情報が格納され、これらの情報を参照することによって、確実に被撮影物が撮像された映像情報や音声情報を特定することが可能となる。
また、さらに、前記映像撮像装置が、音声を取得して音声信号を出力する音声取得手段を有し、前記情報格納装置が、前記映像信号と共に、前記映像撮像装置から出力される前記音声信号を格納する構成となっている。
この構成により、被撮影物やその周辺の音声を取得・格納することが可能となる。
また、さらに、前記情報記録装置が、前記受信手段で受信した情報を情報格納手段に格納する際の設定を可能とする選択操作手段を有する構成となっている。
この構成により、所望の映像撮像装置による撮像を選択したり、情報記録装置の情報格納手段に格納された無駄な情報を削除したりすることが可能となる。
本発明の映像撮影記録装置は、被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記識別情報を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、前記映像撮像装置から送信される前記識別情報を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段で前記識別情報を受信している時間情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成されており、情報記録装置を搭載又は携帯した移動体が映像撮像装置に接近した場合、映像撮像装置が移動体を撮像し、その撮像に係る映像情報や音声情報は情報格納装置に格納される一方、情報記録装置には、情報格納装置に格納された映像情報や音声情報を特定するための映像撮像装置の識別情報やその時刻情報が格納され、これらの情報を参照することによって、確実に被撮影物が撮像された映像情報や音声情報を特定することが可能となる。したがって、移動する物体又は人物を撮像した映像の特定作業を必要とせず、さらに、通信やハードウェアの負担を軽減し、確実に所定の被撮影物を特定し、その映像を記録することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の映像撮影記録装置に係る実施の形態について説明する。図1は、本発明の映像撮影記録装置の概略を示す模式図であり、図2は、図1に示す本発明の映像撮影記録装置の概略の拡大図である。図1には、車両、船舶、航空機、歩行者などの移動体が通過するコース1、コース1に沿って固定的に配置された静止画又は動画の撮像が可能な映像撮像装置2(図1ではA〜Lの12地点に配置されている)、コース1の上を移動する移動体に搭載又は携帯され、映像撮像装置2からの電波を受信し、映像撮像装置2から受信する情報を記録媒体などの情報格納手段に記録する機能を有する情報記録装置3、映像撮像装置2によって撮像された映像情報や音声情報などを格納する映像・音声情報格納装置(情報格納装置)5が図示されている。また、各映像撮像装置2の周囲には、各映像撮像装置2の送信電波による伝送範囲4が円形で示されている。なお、図1では、説明を簡単にするため、所定のコース1が設定されたおり、その所定のコース1に従って複数の映像撮像装置2が配設されているが、コース1を設定せず、複数の映像撮像装置2をそれぞれ不規則な位置に配設することも可能である。
<第1の実施の形態>
以下、図1に示す本発明の映像撮影記録装置に係る第1の実施の形態について説明する。図3は、本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる映像撮像装置の構成を示すブロック図である。図3に示す映像撮像装置2は、撮像手段11、音声取得手段12、記録制御手段13、識別情報格納手段14、送信手段15、送信用空中線(送信用アンテナ)16を有している。撮像手段11は、例えば、カメラであり、所定の撮影写角の映像(動画又は静止画)を撮像し、映像情報を出力する手段である。音声取得手段12は、例えば、マイクロホンであり、外部の音声を取得して音声情報を出力する手段である。
記録制御手段13は、撮像手段11で撮像された映像情報、音声取得手段12で取得された音声情報などを映像・音声情報格納装置5(図1参照)に記録する際の制御を行う手段である。これにより、撮像手段11によって撮像された映像情報、音声取得手段12によって取得された音声情報などは、映像・音声情報格納装置5に格納されることとなる。なお、映像・音声情報格納装置5としては、ビデオテープ、ハードディスク、フレキシブルディスク、ZIP、MD、CD、DVD、ICカード又はフラッシュメモリーカードなどの各種の記録媒体を使用することができる。
識別情報格納手段14は、他の映像撮像装置2との識別が可能となる識別情報を格納する手段である。なお、以下では、例えば、A地域に配設された映像撮像装置2の識別情報は、識別情報Aと表記することにする。送信手段15は、識別情報格納手段14に格納されている識別情報などを、送信用空中線16から外部に送出する手段である。送信用空中線16は、指向性又は無指向性を有するアンテナである。伝送範囲4は、この送信用空中線16の指向性によって決定されるものであり、図1に示す伝送範囲4は円形状であり無指向性であるが、例えば、撮像手段11の撮影写角に合わせて、所定の範囲に指向性を持たせることも可能である。
一方、図4は、本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる情報記録装置の構成を示すブロック図である。図4に示す情報記録装置3は、受信用空中線(受信用アンテナ)21、受信手段22、記録制御手段23、情報格納手段24を有している。受信手段22は、受信用空中線21によって映像撮像装置2の送信用空中線16から送出される電波を受信する手段である。記録制御手段23は、受信手段22で受信した電波による情報を情報格納手段24に格納する際の制御を行う手段であり、情報格納手段24は、情報を格納する手段である。なお、この情報記録装置3は、車両や乗り物などに搭載されたり、人物が携帯したりするものであり、この情報記録装置3を搭載又は携帯している移動体が、映像撮像装置2による被撮影物(被写体)となる。
次に、図1〜図4の構成に基づいて、本発明の映像撮影記録装置に係る第1の実施の形態について説明する。図5は、本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる映像撮像装置の動作の流れを示すフローチャートである。ステップS111において、各映像撮像装置2は常時、撮像手段11及び音声取得手段12を用いて、映像の撮像及び音声の取得を行っている。こうして撮像された映像情報及び取得された音声情報は、ステップS112において、記録制御手段13で加工され、映像・音声情報格納装置5に格納される。なお、映像撮像装置2は、映像情報又は音声情報のいずれか一方のみを撮像又は取得して、映像・音声情報格納装置5に格納することも可能である。
また、各映像撮像装置2は、識別情報を送出している。すなわち、例えば、A地域に配設された映像撮像装置2は常時、他の映像撮像装置2と識別可能となる識別情報Aを送出している。なお、映像撮像装置2が送出している識別情報は、この映像撮像装置2の伝送範囲4内でのみ受信可能である。
この映像撮像装置2の伝送範囲4内に、情報記録装置3を有する移動体が到達した場合には、ステップS113において、映像撮像装置2から情報記録装置3に、その映像撮像装置2の識別情報が送出されることとなる。さらに、この映像撮像装置2の撮影範囲(撮影地域)内に、情報記録装置3を有する移動体が到達した場合には、移動体は映像撮像装置2が撮像する映像に写り込むことになるので、ステップS114において、映像撮像装置2による移動体の撮像が始まる。なお、上記のステップS111〜S114の動作は、各映像撮像装置2によって行われる。
一方、図6は、本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる情報記録装置の動作の流れを示すフローチャートである。ステップS121において、情報記録装置3の受信手段22は、ステップS113で映像撮像装置2から送信された識別情報を受信し、ステップS122において、記録制御手段23が、その受信開始時刻を計測する。そして、情報記録装置3が映像撮像装置2の伝送範囲4外に出た場合(すなわち、ステップS121での識別情報の受信ができなくなった場合)、ステップS123において、記録制御手段23が、その時刻(受信終了時刻)を計測して、ステップS124において、映像撮像装置2の識別情報と受信開始時刻及び受信終了時刻を情報格納手段24に格納する。
また、別の映像撮像装置2の撮影地域(又は伝送範囲4)に到達した場合には、再度ステップS121から始まる処理を繰り返すことによって、次々と異なる場所における映像撮像装置2の識別情報と受信開始時刻及び受信終了時刻が情報格納手段24に格納されていく。
これによって、情報記録装置3の情報格納手段24には、各映像撮像装置2の識別情報及びその映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間情報(受信開始時刻から受信終了時刻までの時間情報)が格納される。この受信開始時刻から受信終了時刻までの時間情報は、その映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間を示すとともに、また、その情報記録装置3を携帯又は搭載した移動体が、その映像撮像装置2によって撮像されていた時間とみなすことが可能である。
図7は、本発明に係る情報記録装置の情報格納手段に格納される各映像撮像装置を特定する識別情報及びその映像撮像装置の伝送範囲内に存在した時間情報を説明するための模式的なテーブルである。図7に示すように、情報記録装置3には、各映像撮像装置2を特定する識別情報と、その映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間情報とが関連して格納される。
一方、ステップS112で、各映像撮像装置2によって加工された映像情報及び音声情報は、映像・音声情報格納装置5に格納される。このとき、映像・音声情報格納装置5は、複数台(図1では12台)の映像撮像装置2から出力される映像情報及び音声情報を、それぞれの映像撮像装置2ごとに分別して格納する。
この第1の実施の形態によれば、情報記録装置3の情報格納手段24に格納された各映像撮像装置2を特定する識別情報及びその映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間情報を参照することにより、映像・音声情報格納装置5に格納された膨大な映像情報及び/又は音声情報の中から、その情報記録装置3と共に移動していた特定の個人又は乗り物などに係る移動体の映像情報及び/又は音声情報(すなわち、その情報記録装置3と共に移動していた本人と密接に関連した場所及び時刻の映像情報及び/又は音声情報)のみを、瞬時に探し当てることが可能となる。
また、例えば、テーマパークの入り口又は出口付近に、映像・音声情報格納装置5に格納された情報の読み出しが可能なよう接続された情報端末(不図示)を設置しておくようにすることも可能である。この情報端末は、情報記録装置3の情報格納手段24に格納された情報の読み出しが可能となる記録媒体挿入口を有しており、図7に示すような各映像撮像装置2を特定する識別情報とその映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間情報とを読み出して、その識別情報及び時間情報に関連する映像情報及び/又は音声情報を映像・音声情報格納装置5から読み出してくるようにする。これにより、例えば、その情報記録装置3の挿入者に関連する映像情報又は音声情報や、この映像情報をプリントアウトしたものなどを販売するサービスを展開することもできる。
また、映像・音声情報格納装置5に格納された情報をインターネットなどのネットワークを介して閲覧可能なようにしておくことも可能である。すなわち、インターネットに接続しているパーソナルコンピュータなどの端末において、図7に示すような各映像撮像装置2を特定する識別情報とその映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間情報とを読み出し、その識別情報及び時間情報に関連する映像情報及び/又は音声情報を映像・音声情報格納装置5からネットワークを介してダウンロードできるようにする。なお、上記のネットワークを介した情報閲覧の場合には、あらかじめパスワードを設定しておき、その所定のパスワードの入力を行わないと情報のダウンロードが行えないようにしておくのが好ましい。
<第2の実施の形態>
次に、図1に示す本発明の映像撮影記録装置に係る第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、ステップS113で、映像撮像装置2からは、その映像撮像装置2の識別情報のみが送信されていたが、第2の実施の形態では、この識別情報と共に、さらに識別情報送信時の時刻を示す時刻情報を送出するようにする。
この第2の実施の形態によれば、情報記録装置3は、ステップS122及びステップS123での時刻の計時処理を行わずに、映像撮像装置2から受信した時刻情報を参照して、識別情報の受信開始時刻及び受信終了時刻(すなわち、その映像撮像装置2の伝送範囲4内に存在した時間)を決定し、記録することが可能となる。
<第3の実施の形態>
次に、図1に示す本発明の映像撮影記録装置に係る第3の実施の形態について説明する。図8は、本発明の映像撮影記録装置の第3の実施の形態に含まれる映像撮像装置の構成を示すブロック図である。図8に示す映像撮像装置2は、図3に示す映像撮像装置2の構成に加えて、さらに、開始点検出手段17を有している。この開始点検出手段17は、あらかじめ設定した地点に移動体が到達したことを検出する手段であり、赤外線ビームによる地点通過検出手段などによって実現される。
この開始点検出手段17を用いた実施の形態に関しては、以下のように、複数列挙することできる。まず、開始点検出手段17が、あらかじめ設定した地点に移動体が到達したことを検出した場合のみ、ステップS112における映像情報及び音声情報を映像・音声情報格納装置5に格納する実施の形態が挙げられる。この実施の形態を行うことによって、無駄な映像情報及び音声情報が映像・音声情報格納装置5に格納されないようにし、移動体などの被撮影物を含む情報のみが格納されるようにすることができる。また、特に、静止画撮影の場合には、開始点検出手段17の検出によって、被写体である移動体が撮像に最適な位置に存在するタイミングを検出することが可能となり有用である。
また、開始点検出手段17が、あらかじめ設定した地点に移動体が到達したことを検出し、検出された旨を示す検出信号を情報記録装置3に送信し、情報記録装置3は、その検出信号を受信した際の時刻を受信開始時刻とすることによって、例えば、映像撮像装置2の撮影写角内に移動体が存在し撮像されている時間の始まりである受信開始時刻を、確実に特定することが可能となる。
また、特に、動画撮影の場合には、さらに、映像撮像装置2に終了点検出手段を設け、あらかじめ設定した地点から移動体が離れたことを検出して終了信号を送出することにより、その終了信号を用いて、映像・音声情報格納装置5への映像信号及び音声信号の格納の終了、情報記録装置3の情報格納手段24に格納される受信終了時刻の決定などを行うことも可能となる。
この第3の実施の形態によれば、移動体が所定の開始点から終了点まで存在する場合のみ、映像情報及び音声情報を映像・音声情報格納装置5に格納したり、移動体が所定の開始点から終了点まで存在し、その間に撮像及び取得された映像情報及び音声情報などを確実に特定することができる情報を情報記録装置3の情報格納手段24に格納したりすることが可能となる。
<第4の実施の形態>
次に、図1に示す本発明の映像撮影記録装置に係る第4の実施の形態について説明する。図9は、本発明の映像撮影記録装置の第4の実施の形態に含まれる情報記録装置の構成を示すブロック図である。図9に示す情報記録装置3は、図4に示す情報記録装置3の構成に加えて、さらに、電界強度検出手段25を有している。この電界強度検出手段25は、電界強度を検出し、特に、検出された電界強度が、あらかじめ設定された電界強度を超えているか否かを検出し、記録制御手段23に通知する手段である。
この電界強度検出手段25を用いて電界強度を検出し、所定の強度以上の電界強度を検出している期間を、映像撮像装置2によって撮像されている期間(受信開始時刻から受信終了時刻までの時間)とする。すなわち、所定の強度を超える電界強度を検出した時刻を受信開始時刻とし、その強度が所定の強度以下となった時刻を受信終了時刻とする。
この第4の実施の形態によれば、情報記録装置3は、所定の映像撮像装置2の伝送範囲4内のうち、特に、電界強度の大きい範囲を検出でき、移動体が映像撮像装置2に十分に近づき確実に撮像されている時間情報を、情報格納手段24に格納することが可能となる。
<第5の実施の形態>
次に、図1に示す本発明の映像撮影記録装置に係る第5の実施の形態について説明する。図10は、本発明の映像撮影記録装置の第5の実施の形態に含まれる情報記録装置の構成を示すブロック図である。図10に示す情報記録装置3は、図4に示す情報記録装置3の構成に加えて、さらに、選択操作手段26を有している。この選択操作手段26は、映像撮像装置2を選択し、所定の映像撮像装置2からの情報は情報格納手段24に記録されないよう設定したり、情報格納手段24に格納された情報を削除したりできるようにする手段である。
この第5の実施の形態によれば、選択操作手段26の操作者自身が、例えば、図1におけるA〜Lの12カ所の映像撮像装置2で撮影される映像に関する情報のうち、どの情報を情報格納手段24に格納するかを決定することが可能となり、操作者が選択した映像撮像装置2に関連する情報のみを情報格納手段24に格納することが可能となる。
なお、上記の第1〜第5の実施の形態では、主にテーマパークにおける映像の撮像及び音声の取得について説明したが、例えば、観光地において記念撮影を行う場合なども同様の手段が活用できる。また、この他に、警察や警備保障企業などのパトロールにおいて、巡回ルートの各要所に映像撮像装置2を設置しておき、巡回者が情報記録装置3を携帯することによって、巡回者の映像を撮像することが可能となる。この巡回者の映像は、例えば、巡回を行っている証拠の映像として活用することができる。
また、映像・音声情報格納装置5に格納される映像情報又は音声情報は、暗号化及び圧縮化することが可能である。また、被写体が高速移動を行う場合は、ビットレートの変換を自動的に行ったり、画素を減少させたりすることによって、撮像することが可能である。
本発明の映像撮影記録装置は、移動する物体又は人物を撮像した映像の特定作業を必要とせず、さらに、通信やハードウェアの負担を軽減させ、確実に所定の被撮影物を特定し、その映像を記録できるようにするものであり、移動する物体を撮影し、その映像を記録するための映像撮影記録に係る技術分野に適用可能である。
本発明の映像撮影記録装置の概略を示す模式図 図1に示す本発明の映像撮影記録装置の概略の拡大図 本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる映像撮像装置の構成を示すブロック図 本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる情報記録装置の構成を示すブロック図 本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる映像撮像装置の動作の流れを示すフローチャート 本発明の映像撮影記録装置の第1の実施の形態に含まれる情報記録装置の動作の流れを示すフローチャート 本発明に係る情報記録装置の情報格納手段に格納される各映像撮像装置を特定する識別情報及びその映像撮像装置の伝送範囲内に存在した時間情報を説明するための模式的なテーブル 本発明の映像撮影記録装置の第3の実施の形態に含まれる映像撮像装置の構成を示すブロック図 本発明の映像撮影記録装置の第4の実施の形態に含まれる情報記録装置の構成を示すブロック図 本発明の映像撮影記録装置の第5の実施の形態に含まれる情報記録装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1 コース
2 映像撮像装置
3 情報記録装置
4 伝送範囲
5 映像・音声情報格納装置(情報格納装置)
11 撮像手段
12 音声取得手段
13、23 記録制御手段
14 識別情報格納手段
15 送信手段
16 送信用空中線(送信用アンテナ)
17 開始点検出手段
21 受信用空中線(受信用アンテナ)
22 受信手段
24 情報格納手段
25 電界強度検出手段
26 選択操作手段

Claims (8)

  1. 被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記識別情報を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、
    前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、
    前記映像撮像装置から送信される前記識別情報を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段で前記識別情報を受信している時間情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し、前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成される映像撮影記録装置。
  2. 前記情報記録装置が、前記受信手段で前記識別情報を受信している時間情報を計測するための計時手段を有する請求項1に記載の映像撮影記録装置。
  3. 前記映像撮像装置が、前記識別情報と共に時刻情報を送信し、前記情報記録装置が、前記映像撮像装置から受信する時刻情報を参照して、前記識別情報を受信している時間情報を決定するよう構成されている請求項1に記載の映像撮影記録装置。
  4. 被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記識別情報を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、
    前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、
    前記映像撮像装置から送信される前記識別情報を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段による受信電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記電界強度検出手段で検出された電界強度が所定の電界強度以上となる時間情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し、前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成される映像撮影記録装置。
  5. 前記映像撮像装置が、前記被撮影物が所定の位置に到達したか否かを検出する検出手段を有し、前記検出手段による前記被撮影物の検出によって、前記情報格納装置への前記映像信号の格納を開始するよう構成されている請求項1から4のいずれか1つに記載の映像撮影記録装置。
  6. 被撮影物を撮像して映像信号を出力する撮像手段と、他の映像撮像装置からの識別を可能とする識別情報を格納する識別情報格納手段と、前記被撮影物が所定の位置に到達したか否かを検出し、前記被撮影物の検出時に検出信号を出力する検出手段と、前記識別情報及び前記検出信号を無線通信により送信する送信手段とを有する映像撮像装置と、
    前記映像撮像装置から出力される前記映像信号を格納する情報格納装置と、
    前記映像撮像装置から送信される前記識別情報及び前記検出信号を無線通信により受信する受信手段と、前記受信手段で前記検出信号を受信した時刻情報及び前記識別情報を関連させて格納する情報格納手段とを有し、前記被撮影物と共に移動する情報記録装置とにより構成される映像撮影記録装置。
  7. 前記映像撮像装置が、音声を取得して音声信号を出力する音声取得手段を有し、前記情報格納装置が、前記映像信号と共に、前記映像撮像装置から出力される前記音声信号を格納するよう構成されている請求項1から6のいずれか1つに記載の映像撮影記録装置。
  8. 前記情報記録装置が、前記受信手段で受信した情報を情報格納手段に格納する際の設定を可能とする選択操作手段を有する請求項1から7のいずれか1つに記載の映像撮影記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014225831A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 カシオ計算機株式会社 撮像制御装置、携帯機器、撮影システム、撮像制御方法及びプログラム

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