JP6251871B2 - 投写型映像表示装置 - Google Patents

投写型映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6251871B2
JP6251871B2 JP2015120603A JP2015120603A JP6251871B2 JP 6251871 B2 JP6251871 B2 JP 6251871B2 JP 2015120603 A JP2015120603 A JP 2015120603A JP 2015120603 A JP2015120603 A JP 2015120603A JP 6251871 B2 JP6251871 B2 JP 6251871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
projection
unit
video signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015120603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017003925A5 (ja
JP2017003925A (ja
Inventor
城杉 孝敏
孝敏 城杉
甲 展明
展明 甲
浦田 浩之
浩之 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maxell Ltd filed Critical Maxell Ltd
Priority to JP2015120603A priority Critical patent/JP6251871B2/ja
Priority to PCT/JP2016/062962 priority patent/WO2016203848A1/ja
Publication of JP2017003925A publication Critical patent/JP2017003925A/ja
Publication of JP2017003925A5 publication Critical patent/JP2017003925A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6251871B2 publication Critical patent/JP6251871B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/001Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes using specific devices not provided for in groups G09G3/02 - G09G3/36, e.g. using an intermediate record carrier such as a film slide; Projection systems; Display of non-alphanumerical information, solely or in combination with alphanumerical information, e.g. digital display on projected diapositive as background
    • G09G3/002Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes using specific devices not provided for in groups G09G3/02 - G09G3/36, e.g. using an intermediate record carrier such as a film slide; Projection systems; Display of non-alphanumerical information, solely or in combination with alphanumerical information, e.g. digital display on projected diapositive as background to project the image of a two-dimensional display, such as an array of light emitting or modulating elements or a CRT
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/12Synchronisation between the display unit and other units, e.g. other display units, video-disc players
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、複数の投写型映像表示装置で構成された映像表示システム、および投写型映像表示装置の制御方法に関する。
特許文献1は、複数台のプロジェクタを用いて画像表示を行う場合において、各プロジェクタの運転モードの統一制御を容易とし、使い勝手を良好にすることが可能なプロジェクタを提供することを課題とし、投射した画面に情報を埋め込んで、これを他のプロジェクタが情報をカメラで認識することで情報伝送することを特徴としている。
特開2011−70086号公報
携帯端末から映像信号を複数のプロジェクタに無線を介して送る場合、それぞれのプロジェクタの無線受信部で受信し映像信号を出力するときに、それぞれのプロジェクタの無線受信部でのバッファリング処理が異なるため、それぞれの無線受信部からの映像信号出力に遅延が生じる。この遅延は接続のたびに異なる値となり、さらに、何らかの理由により無線接続が切断された場合も、再接続ごとに異なる値となる。この遅延により、それぞれのプロジェクタからの映像出力時間にバラツキが生じ、大画面化、高輝度/高精細化、3D化の場合に映像が破綻するという課題があった。なお、無線ではなくネットワークを介した接続でも同様である。
前記特許文献1では、各プロジェクタから出力される映像の出力時間のバラツキを抑えるため、どのように制御するかについては記載されていない。
本発明の目的は、携帯端末から映像信号を複数のプロジェクタに無線で送って、大画面化、高輝度/高精細化、3D化を実施する場合に、複数のプロジェクタ間でバラツキのない映像出力とすることである。
上記目的を達成するために、例えば、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明によれば、携帯端末から映像信号を複数のプロジェクタに無線で送り、それぞれのプロジェクタの無線受信部で受信し映像信号を出力するときに、それぞれの無線受信部からの映像信号出力に生じる遅延を、共有された基準時刻と、映像信号に付加された時刻情報から求めた最大映像信号遅延時間を複数のプロジェクタで共有することで、複数のプロジェクタの映像出力を同期させることができる効果がある。
実施例1にかかる映像表示システムの構成を示す図である。 伝送信号202を生成する携帯端末201の構成を示す図である。 伝送信号202に含まれる映像伝送信号の構成を示す図である。 各プロジェクタの映像信号の出力遅延調整動作を説明する図である。 複数のプロジェクタの投写使用例(表示モード)を説明する図である。 制御部113による映像遅延処理の制御を示すフローチャートである。 実施例2にかかる映像表示システムの構成を示す図である。 実施例2における映像遅延処理の制御を示すフローチャートである。 図8のステップS801(配置認識)の詳細を示す図である。 図8のステップS802(表示モード判定)の詳細を示す図である。 実施例3にかかる映像表示システムの構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳述する。なお、図面において、同一符号は、同一または相当部分を示す。また、本発明は、実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかる映像表示システムの構成を示す図である。1台の携帯端末(映像送信装置)から映像信号を3台のプロジェクタ(投写型映像表示装置)101A、101B、101Cに無線で送信して、それぞれのプロジェクタから映像の投写114A、114B、114Cを行う例を示している。プロジェクタ101A、101B、101Cの構造は全く同じであり、それぞれの構成ブロックはA、B、Cの添え字をつけて表す。
ここでまず、図5を用いて複数のプロジェクタの投写使用例(表示モード)を、説明する。図5(a)は複数のプロジェクタの投写を連結して大画面にする使用例(大画面モード)である。図5(a)では3台のプロジェクタPJ1、PJ2、PJ3を水平に連結しているが、垂直に連結したり、もっと多くのプロジェクタを用いて水平と垂直の両方に連結させることも可能である。図5(b)は複数のプロジェクタの投写を1つに集め、高輝度化または高精細化を行ったものである(高輝度・高精細モード)。この場合、投写している映像は全て同じ内容である。図5(c)は3D映像のために左目用、右目用の投写を1つに集めたものである(3Dモード)。図5(d)は複数のプロジェクタを独立に使用した例(独立モード)であり、同じ映像を投写したり異なる映像を投写することもある。
図5(a)、(b)、(c)の表示モード(同期モード)においては、それぞれのプロジェクタの映像出力の時間同期が取れていないと表示する映像が破綻してしまう。ここでは、図1の3台のプロジェクタ101A、101B、101Cからの映像投写114A、114B、114Cを、図5(a)のような大画面モードに対応させたときの動作説明を行う。
携帯端末201からプロジェクタ101A、101B、101Cへ、伝送信号202が無線で送信される。伝送経路として例えば無線LANを用いる。
図2は、伝送信号202を生成する携帯端末201の構成を示す図である。信号源211に映像信号が記憶されている。この映像信号は画像圧縮された信号でもよい。端末制御部213は、信号源211からの映像信号にそれぞれの映像信号を携帯端末201から出力する時間である動画時刻情報を端末時計214から入手し、多重処理部212で映像信号を時間圧縮してその時間圧縮した隙間の時間に動画時刻情報を多重し、映像伝送信号とする。映像伝送信号を端末無線部215で無線化し、アンテナ216から伝送信号202を送信する。
図3は、伝送信号202に含まれる映像伝送信号の構成を示す図である。図3(a)の映像伝送信号300は動画の場合を示し、302[1]、302[2]、302[3]、302[4]は映像信号であり、301[1]、301[2]、301[3]、301[4]はそれぞれ[ ]内の数字の同じ映像信号の動画時刻情報である。動画時刻情報とはそれぞれの映像信号を携帯端末201から出力した時刻であり、それぞれの映像信号を動画時刻情報に示された時刻に従って出力することで、映像を正常なタイミングで再生することができる。動画時刻情報の間隔は、最大で1画面単位の1フレームであるが、1画面中の1ライン単位、1画面中の1画素単位でもよく、それぞれのプロジェクタからの投写のずれが視覚的に認識されない時間単位とする。また、映像信号302は画像圧縮された信号であってもよく、このときは映像信号中に映像再生用の時刻情報を別に持っている。図3(b)は映像信号304が静止画の例であり、静止画の場合は静止画を切り替えた時間を静止画切替時刻情報303として多重する。もちろん、静止画であっても図3(a)のように動画として扱ってもよい。
伝送信号202はプロジェクタ101Aのアンテナ102A、プロジェクタ101Bのアンテナ102B、プロジェクタ101Cのアンテナ102Cで受信される。以下、3台のプロジェクタの動作で同様の動作のところはA、B、Cの添え字をとって説明し、動作の異なる場合だけA、B、Cの添え字をつけて説明する。
アンテナ102で受信された伝送信号202は無線部115に出力される。無線部115はフロントエンド(以下、F/Eと略す)103、信号処理部104、メモリ105で構成される。伝送信号202はF/E103で復調されデジタル信号となり、信号処理104とメモリ105により再生され、信号処理部104から図3(c)に示す映像伝送信号305が出力される。
ここで、それぞれのプロジェクタ101A、101B、101Cでは、信号処理部104A、104B、104Cから同様に映像伝送信号305が出力されるが、それぞれのバッファリング処理の差やジッタによりそれぞれ異なる遅延が生じ、映像伝送信号が出力される時間が異なっている。これを図3(c)により説明する。305Aは信号処理部104Aから出力される映像伝送信号であり、305Bは信号処理部104Bから出力される映像伝送信号であり、305Cは信号処理部104Cから出力される映像伝送信号である。
時刻情報抽出部109は、信号処理部104から出力された映像伝送信号305から動画時刻情報301を抽出し、制御部113に送る。制御部113は時計112より現在の時刻情報を入手し、動画時刻情報301と比較することで映像信号遅延時間を求める。この映像信号遅延時間はプロジェクタ101A、101B、101Cで異なっており、ここではそれぞれTa、Tb、Tcとおき、図3(c)に示す。なお、各プロジェクタにおける時計112A、112B、112Cの時刻は、送受信部111A、111B、111Cを用い、制御部113A、113B、113Cで制御され、通信131、132により同一時刻に校正されている。
マスタとなるプロジェクタ(例えばプロジェクタ101B)の制御部113Bは、映像信号遅延時間Ta、Tb、Tcのうち最も長い映像信号遅延時間(最大映像信号遅延時間T)を判定する。図3(c)の例ではT=Tcとなる。制御部113Bは他のプロジェクタ101A、101Cに対し、送受信部111A、111B、111Cを介して、通信131、132により最大映像信号遅延時間Tの値を送信し、各プロジェクタで共有する。送受信部111A、111B、111Cは無線を用いれば設置が簡単であり、例えばBluetooth(登録商標)を用いることができる。
一方、映像信号処理部106により、信号処理部104から出力された映像伝送信号305から映像信号302が抽出され、映像信号の時間伸長処理を行う。このとき、映像信号そのものが画像圧縮されていた場合にはその画像伸長処理も行う。更に、映像信号のうち、それぞれのプロジェクタ101A、101B、101Cの受け持つ投写114A、114B、114Cで構成される大画面の一部である場所を抽出し、それぞれの光学系108A、108B、108Cにより映像の投写114A、114B、114Cを出力し、一枚の大画面の映像信号を再生する。
このとき映像信号処理部106は、最大映像信号遅延時間Tを動画時刻情報301に加算して、時計112の時刻情報を基準に映像信号302を光学系108に出力する。これにより、図3(d)に示すように、それぞれのプロジェクタ101A、101B、101Cで時間ずれのない映像の投写114A、114B、114Cが実現できる。詳細には、映像信号処理部106A、106B、106Cでは、それぞれT−Ta、T−Tb、T−Tcだけ遅延調整用メモリ107A,107B,107Cにより映像信号302を遅延させ、時計112の時刻情報を基準に映像信号302を出力する。
ここでは映像信号遅延時間Ta、Tb、Tcのうち最も長い映像信号遅延時間を最大映像信号遅延時間Tとしたが、これに他の処理時間(調整時間)が必要な場合は、これを加算して最大映像信号遅延時間Tを決定すればよい。
また、動画時刻情報301に基づく映像出力の遅延調整は、動画時刻情報301を受信する毎に行ってもよいが、所定時間間隔で、あるいは投写映像に時間バラツキが検知されたときに実施してもよい。
図4は、各プロジェクタの映像信号の出力遅延調整動作を説明する図である。
[S400]動作開始。[S401]マスタを例えばPJ2とし、PJ2のナンバ(以下、No.と示す)を0に設定、[S402]プロジェクタの台数を3台に設定する。[S403]PJ2(マスタ)は自装置以外の残りのプロジェクタ(スレーブ)を検索してNo.を設定し(No.1,No.2)、[S404]PJ2の時刻を基準時刻情報Rとして転送する。[S405]基準時刻情報転送を確認後、[S406]各プロジェクタでは各々の映像信号遅延時間を算出し、[S407]PJ2は各々の映像信号遅延時間を要求する。
[S408]PJ2は各プロジェクタから映像信号遅延時間を受信後、[S409]遅延時間の最大値をもとに最大映像信号遅延時間Tを設定する。そして、[S410]最大映像信号遅延時間Tを各プロジェクタに転送して情報共有し、[S411]各プロジェクタでは各々の遅延調整量の設定を行う。最大映像信号遅延時間Tを動画時刻情報301に加算することで、[S412]映像信号を各プロジェクタで同期して出力することが可能となる。なお、マスタはPJ1でもPJ3でもよい。また、[S403]の検索処理は無線部115または送受信部111のどちらで行っても構わない。
以上、図1の3台のプロジェクタ101A、101B、101Cの投写114A、114B、114Cを、図5(a)の大画面モードに対応させたときの動作説明を行ったが、図5(b)の高輝度・高精細化モードの場合、および、図5(c)の3Dモードの場合も図4と同様である。異なるのは、図5(a)の大画面モードの場合には、映像信号処理部106は映像信号のうち、それぞれのプロジェクタ101A、101B、101Cの受け持つ投写114A、114B、114Cで構成される大画面の一部である場所を抽出したが、この動作がないことである。一方、図5(d)の独立モードでは一般的に映像信号の遅延処理を行う必要は無い。
図6は、制御部113による映像遅延処理の制御を示すフローチャートである。設定情報部110A、110B、110Cには、図5(a)(b)(c)(d)のどの表示モードを行うかが入力され記憶されている。例えば、ステップS601では、マスタであるPJ2の入力端子116Bから設定情報部110Bにモード入力し、送受信部111A、111B、111Cを用い、制御部113A、113B、113Cで制御され、通信131、132によりそのモードを設定情報部110A、110Cに転送し共有する。ステップS602で表示モードを確認し、図5(a)(b)(c)の同期モードであれば遅延調整処理が必要と判断し、ステップS603で図4で説明した映像信号の遅延調整処理を行う。一方、図5(d)の独立モードであれば、遅延処理が不要と判断し、遅延処理なしに映像を出力する。
図6の制御によれば、それぞれのプロジェクタから出力される映像信号が時間ずれしてはならない図5(a)(b)(c)の表示モードの場合は遅延処理を行い、映像信号ずれが許容される図5(d)の表示モードの場合は遅延処理を行わないため、図5(d)の場合に不要な遅延を生じさせない効果がある。また、送受信部111に無線を用いているので、複数プロジェクタを配置する場合に、簡単に配置できる効果がある。
実施例1によれば、携帯端末から映像信号を複数のプロジェクタに無線で送り、それぞれのプロジェクタの無線受信部で受信し映像信号を出力するときに、それぞれの無線受信部からの映像信号出力に生じる遅延を、共有された基準時刻と、映像信号に付加された時刻情報から求めた最大映像信号遅延時間を複数のプロジェクタで共有することで、複数のプロジェクタの映像出力を同期することができる効果がある。
実施例2では、各プロジェクタの映像表示モードを自動認識して、表示モードに応じて映像信号の遅延調整を行うようにした。
図7は、実施例2にかかる映像表示システムの構成を示す図である。図1と同一符号は同一機能を表す。マスタとなるプロジェクタ101Bはカメラ(撮影部)701と映像解析部702を用いて、各プロジェクタの配置認識や図5の映像表示モードの自動認識を行う。なお、図7ではカメラ701はプロジェクタ101Bの外部にあるが内蔵でもよく、また、映像解析部702はプロジェクタ101Bの外部でもよい。
図8は、実施例2における映像遅延処理の制御を示すフローチャートである。図8の処理は主に制御部113により制御される。図6と同一符号は同一機能である。
ステップS801で、各プロジェクタがどのように配置されたかを自動認識する。そのため、各プロジェクタからテストパターン映像を投写し、これをカメラ701で撮影することで各プロジェクタの配置を認識する。詳細は図9で説明する。
そして、ステップS802で、映像解析部702により各プロジェクタのテストパターン映像の重なり度合いを求め、図5(a)(b)(c)(d)のいずれの映像表示モードで使用しているかを判定する。詳細は図10で説明する。
ステップS803で、図5(a)(b)(c)(d)それぞれに応じた位置合わせなどの映像投写の調整や設定を行う。例えば、図5(a)では輝度・色・幾何合わせやエッジブレンディングを行う。
ステップS804、S805は図6のステップS602、S603と同様で、表示モードを確認し、図5(a)(b)(c)の同期モードであれば映像信号の遅延調整処理を行う。図5(d)の独立モードであれば、遅延処理を行わない。
その後ステップS806で、プロジェクタの配置や図5の表示モード、および、ステップS803の調整に変化がないか、カメラ701、映像解析部702により常時監視を行い、変化があった場合には再設定を行う。
図9は、図8のステップS801(配置認識)の詳細を示す図である。
ステップS901で、カメラ701を例えばプロジェクタPJ2に接続する。これは、PJ1、PJ3でも構わない。カメラを接続したPJ2をマスタとし、PJ2のナンバ(以下、No.と示す)を0に設定する。ステップS902で使用するプロジェクタの台数をマスタのPJ2に設定する。ここでは3台に設定する。ステップS903で残りのプロジェクタ(スレーブ)を検索してNo.を割り振る。この検索処理は無線部115または送受信部111のどちらで行っても構わない。
ステップS904で設定したプロジェクタのNo.に対し、例えば昇順にテストパターン映像を投写表示する。ステップS905でテストパターンの表示映像をカメラ701で撮影し、映像解析部702で表示位置を解析して保持する。ステップS906で全てのプロジェクタの配置(表示位置)が確認されるまでステップS904、S905を繰り返す。
図5(a)の例で言えば、まずマスタであるPJ2プロジェクタ(101B)の投写114Bの位置が映像解析部702により確認される。その後、例えばPJ1プロジェクタ(101A)がNo.1、PJ3プロジェクタ(101C)がNo.2に割り振られたとすると、映像解析部702により、No.1であるPJ1の投写114Aの位置が投写114Bの位置と比較してわかり、また、No.2であるPJ3の投写114Cの位置が投写114B、114Aの位置と比較してわかる。こうして、投写114A、114B、114CがどのNo.のプロジェクタから投写されたものかが認識される。なお、テストパターンの表示は一つのプロジェクタだけでなく、例えば、マスタであるNo.0のプロジェクタを常に表示させておくまたは点滅させるなど、認識を容易にするために複数点灯または点滅させてもいい。全てのプロジェクタの投写配置の確認を完了したら、この工程を終了する。
図10は、図8のステップS802(表示モード判定)の詳細を示す図である。
前記ステップS801で全てのプロジェクタの投写配置がわかったので、ステップS1001では映像解析部702によりプロジェクタ間の投写映像の重なり度合いを解析する。ステップS1002で、重なり度合いを重なり面積比率で評価し、所定の比率、例えば比率1/2と比較する。
重なり比率が映像面積の1/2未満の場合はステップS1003に進み、図5(a)の大画面の表示モードと判定する。重なりが無い場合にはステップS1004に進み、図5(d)の複数プロジェクタの独立表示モードと判定する。重なり比率が映像面積の1/2以上の場合はステップS1005に進む。
重なり比率が映像面積の1/2以上の場合は、図5(b)の高輝度・高精細モード、または(c)の3Dモードのいずれかであるが、どちらも投写位置が完全に重なるため、重なり度合いだけではいずれであるかを判別できない。そこでステップS1005では、携帯端末201から表示する映像信号の伝送信号を送ってもらい、3D用映像信号(左目用と右目用の映像信号で構成)であるか否かを識別する。3D用映像信号でない場合はステップS1006に進み図5(b)の高輝度・高精細モードと判定し、3D用映像信号の場合はステップS1007に進み図5(c)の3Dモードと判定する。
以上により、ステップS1008で複数プロジェクタの表示モードの判定が完了する。ステップS1009でこの判定した表示モードを設定情報として、送受信部111A、111B、111Cを介し、通信131、132により各プロジェクタに転送し、設定情報部110に記憶する。
なお、重なり度合いの比較では、面積比率1/2未満のところを、例えば1/4未満や大画面のエッジの重なりの面積値未満とし、1/2以上のところを、例えば3/4以上や同一画面を構成する面積値以上としてもよい。このとき、重なり度合いの面積比率で判定条件に合わないときは、条件に合うように調整するよう、注意表示を出力する。
実施例2によれば、プロジェクタを置いて投写するだけでプロジェクタの配置を自動認識し、また、投写映像の重なり度合いでプロジェクタの表示モードを設定できるので、非常に使い勝手に優れたものとなる。すなわち、各プロジェクタを持ち運びして、設置場所をいろいろと変える場合に特に好適となる。また、随時カメラによる監視モードを持っているため、投写中にプロジェクタの場所を動かしたり、投写中に非投写物を移動させたりしても、自動的に追随することができる効果がある。
実施例3では、携帯端末201に内蔵されているカメラを使用してプロジェクタの配置と、映像表示モードを自動認識するようにした。
図11は、実施例3にかかる映像表示システムの構成を示す図である。図1、図7と同一符号は同一機能を表す。この例では、携帯端末201に内蔵されているカメラ1101と、マスタであるPJ2プロジェクタ(101B)の映像解析部702を使用して、映像表示モードを自動認識する。
実施例3における映像表示モードの自動判定と映像遅延処理の制御は、基本的には、図8、図9、図10と同一動作である。変更する点は、図9のステップS901では、マスタとするPJ2プロジェクタ(101B)に対して携帯端末201と無線部115Bの接続を行い、カメラ1101で撮影した映像1102が無線部115Bに伝送されるようにする。そして、ステップS905で、カメラ1101を投写されたテストパターンに向けテストパターン映像を撮影し、映像解析部702は、信号処理部104Bの出力信号からカメラ1101で撮影された映像であるテストパターンを抽出し映像解析を行う。なお、カメラ1101を投写されたテストパターンに向けるときに、最初に全てのプロジェクタから投写を行うことで、カメラ1101での撮影範囲を決定しやすくする。映像解析部702では、携帯端末201の内蔵カメラ1101による撮影のため生じる手振れによる影響も除去する。
実施例3によれば、プロジェクタ側でカメラを追加することなく携帯端末内蔵のカメラを使用することができるので、低コストな映像表示システムを構築できる効果がある。
なお、実施例1〜3とも3台のプロジェクタを用いているが、2台でも3台より多くても適用可能であることは言うまでもない。マスタのプロジェクタは任意のプロジェクタとすることができる。送受信部111は無線を用いれば設置が簡単であり、例えばBluetooth(登録商標)を用いることができる。無線部115は例えば無線LANを用いる事ができる。なお、無線ではなくネットワークを介した接続でも同様である。
101…プロジェクタ(投写型映像表示装置)、102…アンテナ、103…F/E、104…信号処理部、105…メモリ、106…映像信号処理部、107…遅延調整用メモリ、108…光学系、109…時刻情報抽出部、110…設定情報部、111…送受信部、112…時計、113…制御部、114…投写、115…無線部、116…入力端子、131,132…通信、201…携帯端末(映像送信装置)、202…伝送信号、211…信号源、212…多重処理部、213…端末制御部、214…端末時計、215…端末無線部、300,305…映像伝送信号、301…動画時刻情報、302…映像信号、701,1101…カメラ(撮影部)、702…映像解析部。

Claims (2)

  1. 映像送信装置から映像信号を受信して他の投写型映像表示装置とともに映像を投写表示する投写型映像表示装置であって、
    前記映像送信装置から、映像信号に、該映像信号を出力すべき時刻情報を付加した映像伝送信号が含まれた伝送信号を無線受信し、前記映像伝送信号を復調する無線部と、
    前記無線部からの復調された前記映像伝送信号から前記時刻情報を抽出する時刻情報抽出部と、
    基準時刻を与える時計と、
    前記時計の前記基準時刻と、前記時刻情報抽出部で抽出された前記時刻情報を比較することで映像信号遅延時間を求め、前記他の投写型映像表示装置の映像信号遅延時間と比較して最大の遅延時間である最大映像信号遅延時間を設定する制御部と、
    前記無線部からの復調された前記映像伝送信号から前記映像信号を抽出し、前記制御部が設定した前記最大映像信号遅延時間にしたがって前記映像信号を遅延させて投写光学系へ出力する映像信号処理部と、
    前記他の投写型映像表示装置との間で情報の通信を行う送受信部と、を備え、
    前記制御部は前記送受信部により、前記基準時刻を前記他の投写型映像表示装置に送信して共有し、前記基準時刻を共有したあと、前記他の投写型映像表示装置から前記他の投写型映像表示装置の前記映像信号遅延時間を受信し、前記設定した最大映像信号遅延時間を前記他の投写型映像表示装置へ送信して共有するとともに、
    前記投写型映像表示装置と前記他の投写型映像表示装置からそれぞれ投写されたテスト映像を撮影する撮影部と接続し、
    前記撮影部の撮影映像から、前記各投写型映像表示装置の投写映像の位置と、前記各投写型映像表示装置の投写映像の重なり度合いを解析し、前記各投写型映像表示装置の映像表示モードを判定する映像解析部、を備え、
    前記制御部は前記送受信部により、前記映像解析部で判定した前記映像表示モードを前記他の投写型映像表示装置に送信して共有することを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 請求項1記載の投写型映像表示装置であって、
    前記撮影部は前記映像送信装置に設けられ、
    前記撮影部により撮影されたテスト映像の信号を、前記無線部を介して前記映像解析部に入力することを特徴とする投写型映像表示装置。
JP2015120603A 2015-06-15 2015-06-15 投写型映像表示装置 Active JP6251871B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015120603A JP6251871B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 投写型映像表示装置
PCT/JP2016/062962 WO2016203848A1 (ja) 2015-06-15 2016-04-26 映像表示システム、投写型映像表示装置、および投写型映像表示装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015120603A JP6251871B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 投写型映像表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017003925A JP2017003925A (ja) 2017-01-05
JP2017003925A5 JP2017003925A5 (ja) 2017-02-09
JP6251871B2 true JP6251871B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=57545160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015120603A Active JP6251871B2 (ja) 2015-06-15 2015-06-15 投写型映像表示装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6251871B2 (ja)
WO (1) WO2016203848A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018216198A1 (ja) * 2017-05-26 2018-11-29 Necディスプレイソリューションズ株式会社 マルチ画面表示システム、画像表示装置、画像表示方法、および画像表示プログラム
JP7484309B2 (ja) 2020-03-27 2024-05-16 セイコーエプソン株式会社 画像投射システム、画像投射システムの制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4882237B2 (ja) * 2005-02-07 2012-02-22 セイコーエプソン株式会社 画像プロジェクションシステム、画像プロジェクション方法、画像プロジェクションプログラム、そのプログラムを記憶した記憶媒体、およびプロジェクタの制御装置
JP2008009299A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Olympus Corp 画像処理装置及びマルチプロジェクションシステム
JP2008197383A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Seiko Epson Corp マルチディスプレイシステム、画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラム
JP2014026171A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Ricoh Co Ltd システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017003925A (ja) 2017-01-05
WO2016203848A1 (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9179136B2 (en) Method and system for synchronizing 3D shutter glasses to a television refresh rate
EP2611152A2 (en) Display apparatus, image processing system, display method and imaging processing thereof
US20110134231A1 (en) Method And System For Synchronizing Shutter Glasses To A Display Device Refresh Rate
US20170223252A1 (en) Synchronous photographing system that controls synchronous photographing by plurality of image capture apparatus
US9942541B2 (en) Method and apparatus for synchronizing of 3-D display devices
JP5413184B2 (ja) カメラシステム及びカメラ制御方法
KR102521406B1 (ko) 듀얼 애퍼처 카메라 시스템에서의 프레임 동기화
JP4731229B2 (ja) デジタルカメラ
US10951804B2 (en) Photographing synchronization method and apparatus
US20110229106A1 (en) System for playback of ultra high resolution video using multiple displays
KR101446995B1 (ko) 멀티앵글영상촬영헬멧 및 촬영방법
CN107592452B (zh) 一种全景音视频采集设备及方法
JP6667981B2 (ja) 不均衡設定方法及び対応する装置
JP5515729B2 (ja) カメラアダプタ装置及びカメラ制御方法
JP6251871B2 (ja) 投写型映像表示装置
WO2013069296A1 (ja) 撮像装置、撮像システムおよびプログラム
JP5554157B2 (ja) 映像同期撮影システム、及び映像同期撮影方法
JP2015060021A (ja) 表示装置、制御方法及びプログラム
JP2011135252A (ja) 立体映像撮影用カメラ調整補助装置
KR20080087256A (ko) 복수개의 이동통신단말기를 이용한 다시점 영상 획득 방법및 시스템
US9762891B2 (en) Terminal device, image shooting system and image shooting method
JP6719994B2 (ja) 通信システム、通信機器および通信方法
KR101794521B1 (ko) 3차원 영상 출력 시스템
TW201525853A (zh) 分割顯示畫面並傳至不同顯示裝置顯示之顯示裝置及方法
JP2005223821A (ja) マルチストリーム再生システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20171019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6251871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250