JP6719994B2 - 通信システム、通信機器および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、複数の機器間で同期信号を同期させるために用いて好適な通信システム、通信機器、通信方法、通信機器の制御方法及びプログラムに関する。
被写体を撮像して映像信号を生成する撮像装置は、一般的に撮像装置内部で生成された内部同期信号に従って撮像処理および映像信号処理を行う。ところが、複数の撮像装置間の内部同期信号は位相が合っているとは限らないため、複数の撮像装置を用いて同一の被写体を撮影すると、基準となる機器に対して映像の遅れや進みが発生し、良好な撮影結果が得られないという問題がある。
そこで放送局や映像制作の現場では、複数の撮像装置に対し、外部から基準となる外部同期信号を入力し、内部同期信号と位相を合わせることによって、複数の機器間の同期信号の位相のずれをなくす方法が知られている。この場合、外部同期信号の信号源の機器は、撮像装置とは別の同期信号発生器、または複数の撮像装置のうち一つの撮像装置である。
また、従来の同期信号の位相あわせ(以下、同期あわせ)では、外部同期信号の信号源の機器と同期させたい撮像装置との間を、同期信号を伝送する伝送ケーブルでつなぐ必要があった。しかしながら、上述の同期あわせの方法では、ケーブルを経由して同期信号を供給するため、同期あわせの度に撮像装置と外部同期信号の信号源の機器との間をケーブルで接続する必要があった。そのため、ケーブルを頻繁に取り付けたり取り外したりすることによって本体側の端子やケーブル側の接点の耐久性が劣化する問題がある。また、撮像装置を小型化させた場合に端子を設けると、本体の小型化とケーブル端子の設置とを両立することを困難としたり、本体形状が制約されたりする。
さらに、撮像装置と外部同期信号の信号源の機器との距離が離れている場合、上記伝送路において信号が遅延して同期信号のずれを含む。このため、同期信号のずれに対して信号遅延の値が十分小さくなる長さの伝送路でしか、同期あわせのためのケーブルを接続するができないという課題もあった。
そこで、上記課題を解決するために、外部同期信号の信号源の機器が撮像装置との間の信号遅延を測定し、測定結果に基づいて、撮像装置に供給する外部同期信号の位相調整を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−332803号公報
しかし、上記の機器間の同期信号の位相調整方法では、同期あわせを行うために外部同期信号の入出力を必要としていたため、外部同期信号の入出力を制御する回路が必要であり、各々の機器の回路規模が大きくなるという課題がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、回路規模が大きくならないようにして複数の機器間で生成する同期信号のずれを調整できるようにすることを目的としている。
本発明に係る通信システムは、所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する第1の通信機器と、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成する第2の通信機器とがネットワークを介して接続された通信システムであって、前記第1の通信機器は、前記第2の通信機器との間で通信を行う第1の通信手段と、前記第1の同期信号を生成してから、前記第2の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信するまでの間の受信待ち量を取得する第1の取得手段と、前記第2の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信してから、前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量を取得する第2の取得手段とを備え、前記第2の通信機器は、前記第1の通信機器との間で通信を行い、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させるための要求を前記第1の通信機器に送信する第2の通信手段と、前記第2の通信手段によって前記要求を送信してから、前記第1の通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量を取得する第3の取得手段と、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる同期手段とを有し、前記第1の通信手段は、前記要求に対する応答として、前記第1の取得手段によって取得された受信待ち量と前記第2の取得手段によって取得された送信待ち量との情報を前記第2の通信機器へ送信し、前記同期手段は、前記第1の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記第3の取得手段によって取得された待ち量とに基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする。
本発明によれば、回路規模が大きくならないようにして複数の機器間で生成する同期信号のずれを調整することができる。
実施形態における撮像システムの概略構成を説明するための図である。 実施形態に係る第1のカメラの内部構成例を示すブロック図である。 2つのカメラ間で同期あわせを行う手順を説明するための図である。 受信待ち期間の計測処理の一例を示すフローチャートである。 送信待ち期間の計測処理の一例を示すフローチャートである。 垂直同期信号待機処理の一例を示すフローチャートである。 同期あわせ処理での表示画面の例を示す図である。 カウンタの計測時期および同期あわせのタイミングを説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における通信システムの概略構成を説明するための図である。本撮像システムは、第1のカメラ100と、第2のカメラ200とで構成されている。第1のカメラ100および第2のカメラ200は、アンテナ111による無線伝送により互いに接続され、相互に通信が可能である。ここで、第1のカメラ100及び第2のカメラ200は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スマートフォン、タブレットなど撮像機能を有する機器である。
第1のカメラ100および第2のカメラ200は、ともに撮像素子を備えた撮像装置であり、同一の構成をしている。以下、本通信システムを構成する撮像装置である第1のカメラ100について、図2を用いて内部構成を説明する。
図2は、本実施形態に係る第1のカメラ100の内部構成例を示すブロック図である。
光学部101は、被写体像を結像するレンズ群などから構成される光学系である。
撮像素子102は、光学部101の結像結果を光電変換し、映像信号として出力する。
映像信号処理部103は、撮像素子102から入力された映像信号に対し、画像処理を施して記録部104および表示部106に出力する。
記録部104は、入力された映像信号に対し所定の符号化処理を行い、符号化データに変換する。このとき、符号化に伴いデータの圧縮も行われる。そして、記録部104は、符号化データを記録メディア105へ記録する。
表示部106は、入力された映像信号に対しGUI(Graphical User Interface)を構成するOSD(On Screen Display)データの生成およびOSDデータの映像信号への重畳、リサイズ処理などを行う。
ディスプレイ部107は、表示部106から出力された映像信号を表示する表示装置(例えば液晶ディスプレイ)である。
操作部113は、ユーザーの操作を受け付け、システムコントローラ112は、操作部113から入力信号を取得する。
映像同期信号発生部108は、撮像のための垂直同期信号および水平同期信号を生成し、撮像素子102、映像信号処理部103およびシステムコントローラ112へ上記同期信号の出力を制御する。さらに映像同期信号発生部108は、システムコントローラ112からの指示で生成する垂直同期信号および水平同期信号の位相調整と同期周期数の変更とを行う。
計測部109は、入力された所定周波数のクロックの数をカウントする。カウントした結果はシステムコントローラ112から取得する。
システムコントローラ112は、計測部109に対しカウンタ動作の開始、終了、リセットの指示を行う。
通信部110は、第2のカメラ200を含む撮像装置と相互通信を行う無線通信処理部である。システムコントローラ112からの指示で通信部110は送信データの所定の変調方式で変調し、アンテナ111から送信する。一方で他装置からの通信データをアンテナ111で受信し、復調して受信データを得る。無線通信の規格はIEEE802.11nのように公知の規格であってもよい。
通信部110において、受信動作は所定周期でポーリング動作され、周期的に受信データの有無を検知し、その結果をシステムコントローラ112へ通知している。システムコントローラ112は、上述した映像同期信号発生部108、計測部109、通信部110に対する指示に加え、後述する同期あわせシーケンスの制御を行う。
次に、映像同期信号発生部108が生成する同期信号について説明する。映像同期信号発生部108は、内部の基準クロックを元に垂直同期信号および水平同期信号を生成する。そして、生成されたこれらの同期信号を撮像素子102および映像信号処理部103へ出力する。
撮像素子102は、素子の電荷蓄積、電荷転送、信号出力などのタイミング制御の基準として垂直同期信号および水平同期信号を利用する。映像信号処理部103は、入力された映像信号の各種画像処理の実行のタイミング制御の基準として垂直同期信号および水平同期信号を利用する。第1のカメラ100および第2のカメラ200は通常各々独立して動作しているため、本体内部の映像同期信号発生部108の基準クロックの位相と同期開始のタイミングとがずれている。その結果、第1のカメラ100と第2のカメラ200との間では垂直同期信号および水平同期信号の位相がずれている。
次に、第1のカメラ100と第2のカメラ200との間で同期信号の同期あわせを行う同期あわせシーケンスについて、図3〜図7を用いて説明する。本実施形態では、第1のカメラ100の垂直同期信号を基準にして第2のカメラ200の垂直同期信号を合わせていくシーケンスを挙げる。
同期あわせシーケンスでは、そのシーケンスの中で3つの通信を行う。
まず、1つ目の通信として、同期あわせ準備通信を行う。同期あわせ準備通信は、同期あわせの実行前段階において、第2のカメラ200から第1のカメラ100に各装置間で同期あわせが可能か状態かを否かを通知する。さらに第1のカメラ100で以降の同期あわせ通信までの経過時間の計測を行う。
次に、2つ目の通信として、同期あわせ通信を行う。同期あわせ通信は、第1のカメラ100と第2のカメラ200との間の同期あわせ量と同期あわせタイミングとを決定するために通信遅延量を計測するための通信である。
最後に、3つ目の通信として、同期あわせ終了通信を行う。同期あわせ終了通信は、同期あわせシーケンスの終了を第2のカメラ200から第1のカメラ100へ通知する。結果の送信および受信により、第1のカメラ100および第2のカメラ200は同期あわせ状態を解除し、定常状態へ戻る。
本実施形態において、第1のカメラ100および第2のカメラ200の垂直同期信号、水平同期信号の周期は同じであり、垂直同期信号の周期をfVSYNCとする。計測部109が計測する各種計測カウンタの基準クロックは、第1のカメラ100と第2のカメラ200とで同じであり、1カウントあたりのクロック周波数をfCLKとする。この時、計測時間tと計測カウンタの値Cとの間には、以下の式(1)の関係がある。
t=C×(1/fCLK) ・・・(1)
すなわち、クロック周波数と計測カウンタの値とから時間を計測することが可能である。
同期あわせシーケンス実行前の第1のカメラ100および第2のカメラ200の状態は、装置間で無線通信の接続がすでに行われて通信リンクが確立している状態である。また第1のカメラ100および第2のカメラ200は、それぞれ異なる第1のユーザー、第2のユーザーが操作しているものとする。
例えば、第1のユーザーが操作部113を操作して、第1のカメラ100の同期あわせのメニュー項目が選択されると、ディスプレイ部107に図7(a)に示す画面が表示される。この時、第1のカメラ100と第2のカメラ200とで同期あわせ準備通信を開始する。同期あわせ準備通信終了後に第2のカメラ200からの応答を待って同期あわせを行う場合、第1のユーザーは第1のカメラ100の操作部113でGUI画面を操作して同期あわせの開始を指示する。
一方、第2のカメラ200は、第1のカメラ100からの同期あわせ準備通信の通知を受けると、ディスプレイ部107に図7(b)に示す画面を表示して、同期あわせの許可あるいは不許可の選択操作の要求を第2のユーザーに促す。第2のユーザーが図7(b)に示す画面で同期あわせの不許可を選択した場合は、同期あわせシーケンスに入らず、第1のカメラ100、第2のカメラ200とも通常撮影の状態を維持する。一方、第2のユーザーが許可を選択した場合は、同期あわせシーケンスを実行する。その後、同期あわせが終了するまでの期間、第1のカメラ100および第2のカメラ200は、ディスプレイ部107に図7(c)に示す画面を表示し、第1のユーザー、第2のユーザーに同期あわせが実行中であることを知らせる。
次に、図3を参照しながら第1のカメラ100および第2のカメラ200のシステムコントローラ112がそれぞれ同期あわせシーケンスで実行する処理について、以下に説明する。
まず、第1のカメラ100の処理について説明する。
ステップS301では、システムコントローラ112は、第1のカメラ100の映像同期信号発生部108から垂直同期信号の入力待機状態となる。垂直同期信号が入力されるとステップS302へ進む。
ステップS302では、システムコントローラ112は、通信部110に第2のカメラ200へ同期あわせ準備通信の要求データを生成し、送信を指示する。また、システムコントローラ112は、計測部109に対して、受信待ち期間計測カウンタのリセットと計測開始とを指示する。また、システムコントローラ112内部には、受信待ち期間計測カウンタをリセットした回数を計測するカウンタとしてリセット回数カウンタが設けられており、かかるリセット回数カウンタの値を0にリセットする。通信部110および計測部109への指示が終了すると、第2のカメラ200から受信データの受信待機状態となりステップS303へ進む。
ステップS303では、システムコントローラ112は、第2のカメラ200から受信データを受信検知するまで後述の図4に示す受信待機処理を行う。本実施形態のシーケンスでは、受信データの受信を検出しているため、受信データを受信すると受信待機状態を解除し、ステップS306へ進む。
ステップS306では、システムコントローラ112は、第2のカメラ200から同期あわせ準備通信の応答データを受信する。受信が完了すると第2のカメラ200から受信データの受信待機状態となり、ステップS307へ進む。
ステップS307では、システムコントローラ112は、第2のカメラ200から受信データを受信検知するまで後述の図4に示す受信待機処理を行う。ステップS307が終了すると、第2のカメラ200から受信データを受信検知するまで受信待機状態となる。本実施形態のシーケンスでは、受信データの受信を検出しているため、受信データを受信すると受信待機状態を解除し、ステップS310へ進む。
ステップS310では、システムコントローラ112は、第2のカメラ200から同期あわせ通信の要求データを受信する。受信が完了すると、ステップS311へ進む。
ステップS311では、システムコントローラ112は、同期あわせに必要な処理である後述の図5に示す同期あわせ計測処理を行う。処理が終了するとステップS312へ進む。
ステップS312では、システムコントローラ112は、第2のカメラ200への同期あわせ通信の応答データを生成し、通信部110に対し送信の指示を行う。送信が終了すると、第2のカメラ200から受信データを受信検知するまで受信待機状態となる。受信データの受信を検出すると受信待機状態を解除し、ステップS317へ進む。
ステップS317では、システムコントローラ112は、第2のカメラ200から同期あわせ終了通信の要求データを受信する。受信が完了すると同期あわせシーケンスが完了する。
図4は、ステップS303およびステップS307で第1のカメラ100で行われる受信待機処理の一例を示すフローチャートである。なお、受信待機中に、映像同期信号発生部108から垂直同期信号が入力される度に、この受信待機処理を繰り返す。
まず、ステップS401では、システムコントローラ112は、映像同期信号発生部108から垂直同期信号が入力されるまで待機状態となる。垂直同期信号が入力されると、ステップS402へ進む。
ステップS402では、システムコントローラ112は、受信待ち期間計測カウンタのリセットを計測部109に指示する。この指示が終わるとステップS403へ進む。
ステップS403では、システムコントローラ112は、受信待ち期間計測カウンタの計測開始を計測部109に指示する。この指示が終わるとステップS404へ進む。
ステップS404では、システムコントローラ112は、内部に設けたリセット回数カウンタの値を「1」加算し、処理を終了する。
図5は、ステップS311で第1のカメラ100で行われる送信待ち期間の計測処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS501では、システムコントローラ112は、計測部109に対し受信待ち期間計測カウンタの計測終了を指示する。受信待ち期間計測カウンタは垂直同期信号の入力から同期あわせ通信の要求データを受信するまでの期間を計測する。処理が終わるとステップS502へ進む。
ステップS502では、システムコントローラ112は、計測部109に対し送信待ち期間計測カウンタによる計測開始を指示し、ステップS503へ進む。
ステップS503では、システムコントローラ112は、計測部109に対し送信待ち期間計測カウンタによる計測終了を指示し、処理を終了する。送信待ち期間計測カウンタは第1のカメラ100が受信完了してからその応答までの期間を計測する。
次に、第2のカメラ200の処理について説明する。
ステップS304では、システムコントローラ112は、通信部110において受信データの受信を検知するまで受信待機状態となる。また、システムコントローラ112には、同期あわせを開始してからの経過フレーム数を計測する同期あわせ経過フレームカウンタが設けられており、かかる同期あわせ経過フレームカウンタの値を0にリセットする。受信を検知すると受信待機状態を解除し、ステップS305へ進む。
ステップS305では、システムコントローラ112は、第1のカメラ100から同期あわせ準備通信の要求データを受信する。受信が完了すると、図7(b)に示す通知画面の描画を表示部106に指示する。指示が終わると通信部110に対し第1のカメラ100へ同期あわせ準備通信の応答データの生成と送信とを指示し、ステップS308へ進む。
ステップS308では、システムコントローラ112は、後述の図6に示す垂直同期信号待機処理を行う。処理が終わるとステップS309へ進む。
ステップS309では、システムコントローラ112は、通信部110に対し第1のカメラ100へ同期あわせ通信の要求データを生成して送信する指示を出す。送信後は第1のカメラ100から同期あわせ通信の応答の受信データの受信待機状態となり、ステップS313へ進む。
ステップS313では、システムコントローラ112は、第1のカメラ100からの同期あわせ通信の応答データの受信を行い、ステップS314へ進む。
ステップS314では、システムコントローラ112は、第1のカメラ100から通知されたカウンタの値とステップS308で得られる値とから同期あわせ量と同期あわせタイミングとの各データを決定する。ここで、第1のカメラ100から通知されたカウンタの値とは、リセット回数カウンタ、受信待ち期間計測カウンタおよび送信待ち期間計測カウンタの値である。また、詳細は後述するが、ステップS308で得られる値とは、同期あわせ経過フレームカウンタの値である。また、同期あわせ量は、第1のカメラ100と第2のカメラ200との間の垂直同期信号の同期のずれの量であり、同期あわせタイミングの値は、第2のカメラ200が第1のカメラ100に同期をあわせるタイミングである。これらのデータの決定が終わると、ステップS315へ進む。
ステップS315では、システムコントローラ112は、決定された同期あわせ量および同期あわせタイミングのデータに基づき同期あわせを実行する。まず、システムコントローラ112は、同期あわせタイミングのデータから計測部109に対し同期あわせタイミング計測カウンタの計測結果が所定の値となるまで待つ。計測が終了するとシステムコントローラ112は、映像同期信号発生部108に垂直同期信号および水平同期信号のリセットを指示する。同期信号がリセットされると撮像素子102の駆動タイミングと映像信号処理部103の映像信号処理のタイミングとが第1のカメラ100と同じ、すなわち同期がとれた状態となる。リセットの指示が終わるとステップS316へ進む。
ステップS316では、システムコントローラ112は、第1のカメラ100に同期あわせ終了通信の要求データを送信する。送信が完了すると同期あわせシーケンスが完了する。
図6は、ステップS308で第2のカメラ200により行われる垂直同期信号待機処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS601では、システムコントローラ112は、同期あわせ待ち期間計測カウンタのリセットと計測開始とを計測部109に指示する。指示が終わるとステップS602へ進む。
ステップS602では、システムコントローラ112は、通信部110に対し同期あわせ通信の送信可能な状態か否かを問い合わせる。その結果、送信可能な状態であれば処理を終了し、送信可能な状態でない場合はステップS603へ進む。
ステップS603では、システムコントローラ112は、第1のカメラ100の映像同期信号発生部108からの垂直同期信号の入力待機状態となる。垂直同期信号が入力されるとステップS604へ進む。
ステップS604では、システムコントローラ112は、同期あわせ経過フレームカウンタの値を「1」加算する。加算を行うとステップS602へ戻る。
図8は、第1のカメラ100と第2のカメラ200との間で同期あわせを行う場合の通信部110の通信状態、計測部109が計測するカウンタ類の動作、システムコントローラ112が計測する各種カウンタを示したタイミング図である。この図8を用いて同期あわせ量と同期あわせタイミングとの決定について説明する。
まず、第1のカメラ100に対し第2のカメラ200の垂直同期信号は同期ずれ量tDの時間だけ遅れているものとする。同期あわせ処理において、この同期ずれ量tDだけ同期信号のタイミングを変更する必要がある。すなわち、同期ずれ量tDは同期あわせ量tDに等しい。
任意のフレームID「n」のタイミングで、第1のカメラ100が同期あわせ準備通信を始める。この時、受信待ち期間計測カウンタでは、第1のカメラ100が第2のカメラ200から同期あわせ通信の要求データを受信するまで計測する。同時にフレームカウンタであるリセット回数カウンタも加算される。受信待ち期間計測カウンタは垂直同期信号の入力ごとに0にリセットして計測を行う。一方、第2のカメラ200は同期あわせ準備通信の受信及び送信処理を行う。
フレームID「n+1」のタイミングで、第2のカメラ200は、第1のカメラ100へ同期あわせ通信を行うとともに計測部109で同期あわせ待ち期間計測カウンタを用いて第1のカメラ100と第2のカメラ200との間の通信遅延量の計測を始める。さらに同期あわせ経過フレームカウンタを加算し、通信遅延量の測定に要するフレーム数の計測を行う。
フレームID「n+2」のタイミングで、第1のカメラ100は、第2のカメラ200からの同期あわせ通信の要求を受信し、受信待ち期間計測カウンタの計測を停止する。この時の受信待ち期間計測カウンタの計測結果をW1とする。また、受信待ち期間計測カウンタの計測停止に合わせてリセット回数カウンタの計測も停止する。この時のリセット回数カウンタの計測結果をRCとする。
受信待ち期間計測カウンタの停止後、第1のカメラ100は、送信待ち期間計測カウンタによる送信待ち期間の計測を始める。通信部110の通信動作モードを切り替えて送信可能な状態となるまでの期間を計測する。計測結果をW2とする。
フレームID「n+3」のタイミングで第1のカメラ100は、同期あわせ通信の要求に対する応答データを送信する。送信するデータは、受信待ち期間計測カウンタの値W1、送信待ち期間計測カウンタの値W2、リセット回数カウンタの値RCである。
フレームID「n+4」のタイミングで第2のカメラ200は、第1のカメラ100からの同期あわせ通信の応答データを受信し、同期あわせ待ち期間計測カウンタの計測を停止する。また、同期あわせ待ち期間計測カウンタの計測を停止に合わせて同期あわせ経過フレームカウンタの計測も停止する。同期あわせ待ち期間計測カウンタの計測結果をRTT、同期あわせ経過フレームカウンタの計測結果をFCとする。
第2のカメラ200は、同期あわせ待ち期間計測カウンタ、同期あわせ経過フレームカウンタの測定を終えた段階で、第1のカメラ100の受信待ち期間計測カウンタ、送信待ち期間計測カウンタ、リセット回数カウンタの値を受信できている。したがって、同期あわせ待ち期間tRTT、受信待ち期間tW1、送信待ち期間tW2はそれぞれ、下記式(2)〜式(4)により算出できる。
tRTT=RTT×(1/fCLK) ・・・式(2)
tW1=W1×(1/fCLK) ・・・式(3)
tW2=W2×(1/fCLK) ・・・式(4)
また、上記計測結果から同期あわせ量tDは以下の式(5)により算出できる。
tD=(1/fVSYNC)×(RC−2)}+tW1−T ・・・式(5)
ここで、Tは同期あわせ待ち期間計測カウンタで計測した第2のカメラ200から第1のカメラ100への送受信の通信遅延量のうち、実際の通信に要する時間である。送受信の時間が等しいとすると、TとtRTTとの間には以下の式(6)の関係がある。
tRTT=T+tW2+T ・・・式(6)
よって式(5)および式(6)から同期あわせ量tDは、以下の式(7)により算出できる。
tD={(1/fVSYNC)×(RC−2)}+tW1
−{(tRTT−tW2)×(1/2)}
={(1/fVSYNC)×(RC−2)}
+{W1×(1/fCLK)}
−{(RTT−W2)×(1/fCLK)×(1/2)} ・・・式(7)
また、同期あわせタイミングは、その計測開始から目標までの時間をtRSTとすると以下の式(8)の関係がある。
{(1/fVSYNC)×FC}
=tD+{tRTT×(1/fCLK)}+tRST ・・・式(8)
一方、同期あわせ実行までの計測部109の同期あわせタイミング計測カウンタの目標値をRSTとすると、以下の式(9)の関係がある。
tRST=RST×(1/fCLK) ・・・式(9)
同期あわせタイミング計測カウンタの値RSTは、以下の式(10)により算出できる。
RST= tRST×fCLK
= {(1/fVSYNC)×FC}−tD−tRTT}×fCLK
= {(fCLK/fVSYNC)×FC}
−{(fCLK/fVSYNC)×(RC−2)}
−W1+{W2×(1/2)}−{RTT×(3/2)} ・・・式(10)
第2のカメラ200のシステムコントローラ112は、第1のカメラ100から同期あわせ通信の応答データを受信すると、同期あわせの目標値RSTの値を決定し、計測部109で同期あわせタイミング計測カウンタの計測を開始する。目標値に達したところで、映像同期信号発生部108に対し垂直同期信号と水平同期信号とのリセットを指示し、垂直同期信号と水平同期信号との第1のカメラ100への同期を行う。
以上のように本実施形態によれば、通信機器間の通信遅延量を考慮して機器間の映像同期信号のずれ量および同期あわせのタイミングを決定するようにした。これにより、同期あわせ処理において同期信号そのものを外部に出力することを不要にし、装置内部の信号端子や回路規模の大型化を低減することができる。さらに同期信号の入力端子および出力端子を不要にできるため、装置を小型化することが可能となり、小型の装置でも同期あわせを行うことが可能となる。
また、本実施形態では、さらに受信待ち期間計測カウンタのリセット回数も計測するようにしている。例えば通信品質が悪く通信遅延が発生する環境で同期あわせを行う場合であっても、同期あわせ量と同期あわせタイミングとを決定することができ、通信品質に依らない同期あわせ処理が可能となる。
また、本実施形態では、各種期間の計測に装置内部の計測部を用いたが、装置内にGPS(Grobal Positioning System)や電波時計など外部の基準時計からの信号を受信する受信部を備えるようにしてもよい。このように各装置の時刻の同期があっている場合に、計測結果の代わりに時刻情報を通信で送受信する方法であってもよく、同期のずれ量および同期あわせタイミングの決定はどのような方法であってもよい。
また、本実施形態では、無線通信による装置間の通信を例に挙げたが、もちろん装置間を各種有線通信インターフェースで接続した有線通信であってもよい。また、同期あわせに用いる装置は撮像装置同士でなくとも、撮像機能を備えた通信端末と撮像装置、あるいは撮像機能を備えた通信端末同士の同期あわせであっても有効である。さらには3つ以上の装置間の同期あわせを行うようにしてもよい。また、撮像機能に関する同期信号に限らず、その他の機能に関する同期信号を対象としてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
108 映像同期信号発生部
109 計測部
110 通信部
112 システムコントローラ

Claims (14)

  1. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する第1の通信機器と、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成する第2の通信機器とがネットワークを介して接続された通信システムであって、
    前記第1の通信機器は、
    前記第2の通信機器との間で通信を行う第1の通信手段と、
    前記第1の同期信号を生成してから、前記第2の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信するまでの間の受信待ち量を取得する第1の取得手段と、
    前記第2の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信してから、前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量を取得する第2の取得手段とを備え、
    前記第2の通信機器は、
    前記第1の通信機器との間で通信を行い、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させるための要求を前記第1の通信機器に送信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段によって前記要求を送信してから、前記第1の通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量を取得する第3の取得手段と、
    前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる同期手段とを有し、
    前記第1の通信手段は、前記要求に対する応答として、前記第1の取得手段によって取得された受信待ち量と前記第2の取得手段によって取得された送信待ち量との情報を前記第2の通信機器へ送信し、
    前記同期手段は、前記第1の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記第3の取得手段によって取得された待ち量とに基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の取得手段、前記第2の取得手段および前記第3の取得手段は、それぞれ前記受信待ち量、前記送信待ち量、前記待ち量として、測定を開始してから終了するまでの経過時間を計測することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の取得手段、前記第2の取得手段および前記第3の取得手段は、それぞれ前記受信待ち量、前記送信待ち量、前記待ち量として、測定を開始した時刻と測定を終了した時刻との情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記第1の取得手段は、前記第1の同期信号が生成される度に前記受信待ち量をリセットすることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の通信システム。
  5. 前記第1の取得手段は、前記受信待ち量のリセットの回数をも取得し、
    前記第1の通信手段は、前記要求に対する応答として、さらに前記リセットの回数の情報を前記第2の通信機器に送信し、
    前記同期手段は、さらに前記リセットの回数の情報に基づいて前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記同期手段は、前記第1の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記第3の取得手段によって取得された待ち量とに基づいて、前記第1の同期信号と前記第2の同期信号との位相のずれと同期を行うタイミングとを算出し、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の通信システム。
  7. 前記所定の処理は、撮像処理であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の通信システム。
  8. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する機器であって、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成して前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる外部の通信機器とネットワークを介して接続された通信機器であって、
    前記外部の通信機器との間で通信を行う通信手段と、
    前記第1の同期信号を生成してから、前記外部の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信するまでの間の受信待ち量を取得する第1の取得手段と、
    前記外部の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信してから、前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量を取得する第2の取得手段とを備え、
    前記通信手段は、前記要求に対する応答として、前記第1の取得手段によって取得された受信待ち量と前記第2の取得手段によって取得された送信待ち量との情報を前記外部の通信機器へ送信し、
    前記外部の通信機器は、前記外部の通信機器が取得する、前記要求を送信してから前記通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量と、前記受信待ち量と前記送信待ち量に基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる機器であることを特徴とする通信機器。
  9. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する外部の通信機器とネットワークを介して接続されており、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成する通信機器であって、
    前記外部の通信機器との間で通信を行い、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させるための要求を前記外部の通信機器に送信する通信手段と、
    前記通信手段によって前記要求を送信してから、前記外部の通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量を取得する取得手段と、
    前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる同期手段とを有し、
    前記通信手段は、前記要求に対する応答として、前記第1の同期信号を生成してから前記要求を受信するまでの間の受信待ち量と前記要求を受信してから前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量との情報を前記外部の通信機器から受信し、
    前記同期手段は、前記外部の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記取得手段によって取得された待ち量とに基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする通信機器。
  10. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する第1の通信機器と、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成する第2の通信機器とがネットワークを介して接続された通信システムの通信方法であって、
    前記第1の通信機器の制御方法として、
    前記第2の通信機器との間で通信を行う第1の通信工程と、
    前記第1の同期信号を生成してから、前記第2の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信するまでの間の受信待ち量を取得する第1の取得工程と、
    前記第2の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信してから、前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量を取得する第2の取得工程とを備え、
    前記第2の通信機器の制御方法として、
    前記第1の通信機器との間で通信を行い、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させるための要求を前記第1の通信機器に送信する第2の通信工程と、
    前記第2の通信工程において前記要求を送信してから、前記第1の通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量を取得する第3の取得工程と、
    前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる同期工程とを有し、
    前記第1の通信工程においては、前記要求に対する応答として、前記第1の取得工程において取得された受信待ち量と前記第2の取得工程において取得された送信待ち量との情報を前記第2の通信機器へ送信し、
    前記同期工程においては、前記第1の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記第3の取得工程において取得された待ち量とに基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする通信方法。
  11. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する機器であって、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成して前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる外部の通信機器とネットワークを介して接続された通信機器の制御方法であって、
    前記外部の通信機器との間で通信を行う通信工程と、
    前記第1の同期信号を生成してから、前記外部の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信するまでの間の受信待ち量を取得する第1の取得工程と、
    前記外部の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信してから、前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量を取得する第2の取得工程とを備え、
    前記通信工程においては、前記要求に対する応答として、前記第1の取得工程において取得された受信待ち量と前記第2の取得工程において取得された送信待ち量との情報を前記外部の通信機器へ送信し、
    前記外部の通信機器は、前記外部の通信機器が取得する、前記要求を送信してから前記通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量と、前記受信待ち量と前記送信待ち量に基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる機器であることを特徴とする通信機器の制御方法。
  12. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する外部の通信機器とネットワークを介して接続されており、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成する通信機器の制御方法であって、
    前記外部の通信機器との間で通信を行い、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させるための要求を前記外部の通信機器に送信する通信工程と、
    前記通信工程において前記要求を送信してから、前記外部の通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量を取得する取得工程と、
    前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる同期工程とを有し、
    前記通信工程においては、前記要求に対する応答として、前記第1の同期信号を生成してから前記要求を受信するまでの間の受信待ち量と前記要求を受信してから前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量との情報を前記外部の通信機器から受信し、
    前記同期工程においては、前記外部の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記取得工程において取得された待ち量とに基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とする通信機器の制御方法。
  13. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する機器であって、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成して前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる外部の通信機器とネットワークを介して接続された通信機器を制御するためのプログラムであって、
    前記外部の通信機器との間で通信を行う通信工程と、
    前記第1の同期信号を生成してから、前記外部の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信するまでの間の受信待ち量を取得する第1の取得工程と、
    前記外部の通信機器から前記第1の同期信号と同期させるための要求を受信してから、前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量を取得する第2の取得工程とをコンピュータに実行させ、
    前記通信工程においては、前記要求に対する応答として、前記第1の取得工程において取得された受信待ち量と前記第2の取得工程において取得された送信待ち量との情報を前記外部の通信機器へ送信し、
    前記外部の通信機器は、前記外部の通信機器が取得する、前記要求を送信してから前記通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量と、前記受信待ち量と前記送信待ち量に基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる機器であることを特徴とするプログラム。
  14. 所定の処理を行う基準となる第1の同期信号を生成する外部の通信機器とネットワークを介して接続されており、前記所定の処理に該当する処理を行うための第2の同期信号を生成する通信機器を制御するためのプログラムであって、
    前記外部の通信機器との間で通信を行い、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させるための要求を前記外部の通信機器に送信する通信工程と、
    前記通信工程において前記要求を送信してから、前記外部の通信機器から前記要求に対する応答を受信するまでの待ち量を取得する取得工程と、
    前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させる同期工程とをコンピュータに実
    行させ、
    前記通信工程においては、前記要求に対する応答として、前記第1の同期信号を生成してから前記要求を受信するまでの間の受信待ち量と前記要求を受信してから前記要求に対する応答を送信するまでの送信待ち量との情報を前記外部の通信機器から受信し、
    前記同期工程においては、前記外部の通信機器から受信された受信待ち量および送信待ち量と、前記取得工程において取得された待ち量とに基づいて、前記第2の同期信号を前記第1の同期信号と同期させることを特徴とするプログラム。
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