JP6251113B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、ケース内にステータとロータとを収容するモータに関する。
従来、モータに使用されるロータとしては、例えば特許文献1に示されるように、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有して組み合わされる2つのロータコアと、それらの間に界磁磁石を配置して各爪状磁極を交互に異なる磁極に機能させる所謂永久磁石界磁のランデル型構造のロータが知られている。
また、特許文献1のモータでは、有底筒状のヨークハウジングとこのヨークハウジングの一端に設けられるエンドフレームとを有するケース内に、前記ロータと前記ステータとが収容されている。
特開2012−115085号公報
ところで、上記のようなモータでは、ロータの軸方向一端面側に磁性体のヨークハウジングが位置し、ロータの軸方向他端面側に樹脂製のエンドフレームが位置することとなる。この場合、ロータの界磁磁石からの磁束の一部がケース側(ヨークハウジング側)に漏れてしまい、N極とS極とで磁束量のアンバランスが発生し、ディテントトルクがアンバランスとなり音や振動の悪化の要因となる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ディテントトルクのバランスを良好とすることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するモータは、ステータコア及び巻線を有するステータと、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有する第1及び第2ロータコア、及び該第1及び第2ロータコアに軸方向に挟まれてそれらの爪状磁極を互いに異なる磁極として機能させる界磁磁石を有するロータと、有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有し、前記ヨークハウジング内に前記ステータ及び前記ロータが収容されるケースとを備えたモータであって、軸方向において、前記第1ロータコアが前記蓋部側に位置し、前記第2ロータコアが前記ヨークハウジングの底部側に位置するように構成され、前記第2ロータコアは、前記第1ロータコアよりも磁気飽和しにくい構成とされている。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアに磁束が流れやすくなり、その結果、ヨークハウジング側への漏れ磁束の低減を図ることができる。このため、第1ロータコアと第2ロータコアとにおける爪状磁極に流れる磁束量のアンバランスが抑えられ、それにより、ディテントトルクのバランスを良好とすることができる。
上記モータにおいて、前記第2ロータコアの飽和磁束密度が、前記第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く設定されていることが好ましい。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアを第1ロータコアよりも磁気飽和しにくくすることができる。
上記モータにおいて、前記第2ロータコアは、前記第1ロータコアよりも炭素の含有率が低い材質よりなることが好ましい。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアには、第1ロータコアよりも炭素の含有率が低い金属材料が用いられることから、第2ロータコアの飽和磁束密度を第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く構成できる。
上記モータにおいて、前記第2ロータコアには、焼鈍が施された材料が用いられていることが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2ロータコアを同一の材質で形成する場合においても、第2ロータコアに焼鈍(磁気特性改善用の焼鈍)を施すことで、第2ロータコアの飽和磁束密度を第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く構成することが可能となる。
上記モータにおいて、前記第2ロータコアの軸方向の板厚が前記第1ロータコアの軸方向の板厚よりも厚く設定されていることが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2ロータコアを同一の材料にて形成しつつも、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアを第1ロータコアよりも磁気飽和しにくくすることが可能となる。
上記モータにおいて、前記第1ロータコアは冷間圧延鋼板よりなり、前記第2ロータコアは熱間圧延鋼板よりなることが好ましい。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアを第1ロータコアよりも磁気飽和しにくくすることができる。
本発明のモータによれば、ディテントトルクのバランスを良好とすることができる。
実施形態のモータの断面図である。 同形態のモータの平面図である。 同形態のロータの斜視図である。 同形態におけるロータ付近の構成を模式的に示す断面図である。 同形態のロータのディテントトルクについて説明するためのグラフである。
以下、モータの一実施形態について説明する。
図1に示すように、モータとしてのブラシレスモータ11のモータケース12は、略有底円筒状に形成されたヨークハウジング13と、このヨークハウジング13の軸方向フロント側(図1中、左側)の開口部を閉塞する蓋部としてのエンドフレーム14とを有している。前記ヨークハウジング13は例えば磁性体の鉄で構成される。また、前記エンドフレーム14は例えば非磁性体の樹脂材料で構成される。
図1及び図2に示すように、ヨークハウジング13の内周面にはステータ16が固定されている。ステータ16は、径方向内側に延びる複数のティース17aを有するステータコア17と、ステータコア17のティース17aにインシュレータ19を介して巻回される巻線20とを備えている。ステータ16は、外部の制御回路Sから巻線20に駆動電流が供給されることで回転磁界を発生する。
図2に示すようにステータコア17は、計12個のティース17aを有している。従って、ティース17a間に形成されるスロット17bの数も12個とされている。ティース17aは、巻回部18aと、巻回部18aの径方向内側の端部から周方向両側に突出する突出部18bとを備える。巻回部18aは、U相、V相、W相の巻線20が集中巻にて巻回されている。
図1に示すように、ブラシレスモータ11のロータ21は回転軸22を有し、ステータ16の内側に配置されている。回転軸22は非磁性体の金属シャフトであって、ヨークハウジング13の底部13a及びエンドフレーム14に支持された軸受23,24により回転可能に支持されている。
図3及び図4に示すように、ロータ21は、前記回転軸22が圧入されることで互いの軸線L方向の間隔が保持されつつ回転軸22に固定される第1及び第2ロータコア31,32と、それら第1及び第2ロータコア31,32の軸線L方向の間に介在される界磁磁石としての環状磁石33を備える。更に、ロータ21は、背面補助磁石34,35と、極間磁石36,37とを備える。
なお、図1に示すように、ロータ21がモータケース12内に配置された状態において、後述のコアベース31aが環状磁石33に対して軸方向のエンドフレーム14側に配置されるロータコアを第1ロータコア31とし、コアベース32aが環状磁石33に対して軸方向の底部13a側に配置されるロータコアを第2ロータコア32としている。
図3及び図4に示すように、第1ロータコア31は、略円板状のコアベース31aの外周部に、等間隔に複数(本実施形態では4つ)の爪状磁極31bが径方向外側に突出されるとともに軸線L方向に延出して形成されている。詳しくは、爪状磁極31bは、コアベース31aの外周部から径方向外側に突出した突出部31cと、該突出部31cの先端に設けられ軸線L方向に延びる爪部31dとを有する。突出部31cは、軸線L方向から見て扇形状に形成されている。爪部31dは、軸直交方向断面が扇形状に形成されている。
第2ロータコア32は、第1ロータコア31と同形状であって、略円板状のコアベース32aの外周部に、等間隔に複数の爪状磁極32bが径方向外側に突出されるとともに軸線L方向に延出して形成されている。詳しくは、爪状磁極32bは、コアベース32aの外周部から径方向外側に突出した突出部32cと、該突出部32cの先端に設けられ軸線L方向に延びる爪部32dとを有する。突出部32cは、第1ロータコア31の突出部31cと同様に、軸線L方向から見て扇形状に形成されている。爪部32dは、軸直交方向断面が扇形状に形成されている。
そして、各ロータコア31,32は、その中央孔に回転軸22が圧入されるとともに、各コアベース31a,32aの軸線L方向の外側(相反する側)の距離が予め設定された距離となるように回転軸22に対して圧入固定される。この際、第2ロータコア32の各爪状磁極32bは、第1ロータコア31の各爪状磁極31b間に配置される。また、第1及び第2ロータコア31,32の各コアベース31a,32aの軸線L方向の間に環状磁石33が配置(挟持)される。
環状磁石33は、フェライト磁石やネオジム磁石等の磁石であって、中央孔が形成された円環状に形成されている。そして、環状磁石33は、第1ロータコア31の爪状磁極31bを第1の磁極(本実施形態ではN極)として機能させ、第2ロータコア32の爪状磁極32bを第2の磁極(本実施形態ではS極)として機能させるように、軸線L方向に磁化されている。即ち、本実施形態のロータ21は、界磁磁石としての環状磁石33を用いた所謂ランデル型構造のロータである。
ロータ21は、N極となる4つの爪状磁極31bと、S極となる4つの爪状磁極32bとが周方向に交互に配置されており、極数が8極(極対数が4個)となる。すなわち、本実施形態では、ロータ21の極数が「8」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されている。つまり、前記ロータ21の極数を2n(但しnは自然数であり、本実施形態では4)、スロット17bの数(スロット数)を3nとして、極数とスロット数の比が2:3となるように構成されている。
第1ロータコア31の各爪状磁極31bの背面31e(径方向内側の面)と第2ロータコア32のコアベース32aの外周面32fとの間には、背面補助磁石34が配置されている。背面補助磁石34は、その軸直交方向断面が略扇形状とされ、爪状磁極31bの背面31eに当接する側が爪状磁極31bと同極のN極に、第2ロータコア32のコアベース32aの外周面32fに当接する側がコアベース32aと同極のS極となるように磁化されている。
また、第2ロータコア32の各爪状磁極32bの背面32eと第1ロータコア31のコアベース31aの外周面31fとの間には、背面補助磁石35が配置されている。背面補助磁石35は、その軸直交方向断面が扇形状とされ、爪状磁極32bの背面32eに当接する側がS極に、第1ロータコア31のコアベース31aの外周面31fに当接する側がN極となるように磁化されている。背面補助磁石34,35としては、例えばフェライト磁石を用いることができる。
また、図2及び図3に示すように、爪状磁極31bと爪状磁極32bとの周方向の間には、極間磁石36,37が配置されている。
図1及び図4に示すように、上記のように構成されたロータ21では、第2ロータコア32のコアベース32aが、第1ロータコア31のコアベース31aよりも軸線L方向のヨークハウジング13側(底部13a側)に位置している。
ここで、第1及び第2ロータコア31,32は共に炭素鋼よりなり、ヨークハウジング13の底部13aに近い側の第2ロータコア32には、第1ロータコア31よりも炭素の含有率が低い金属材料(低炭素鋼)が用いられている。これにより、第2ロータコア32の飽和磁束密度(単位面積当たりの磁束の流れの限界点)が、第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くなっている。そして、第1及び第2ロータコア31,32は互いに同一形状であるため、第2ロータコア32は第1ロータコア31よりも磁気飽和しにくい構成といえる。
また、図1に示すように、ロータ21には、略円板状のマグネット固定部材41を介してセンサ磁石42が設けられている。詳しくは、マグネット固定部材41は、中央にボス部41aが形成された円板部41bと、この円板部41bの外縁から筒状に延びる筒部41cとを有し、該筒部41cの内周面及び円板部41bの表面に当接するように環状のセンサ磁石42が固着されている。そして、マグネット固定部材41は、第1ロータコア31と近い側で、そのボス部41aが回転軸22に外嵌されて固定されている。
そして、エンドフレーム14において、センサ磁石42と軸線L方向に対向する位置には磁気センサとしてのホールIC43が設けられている。ホールIC43は、センサ磁石42に基づくN極とS極の磁界を感知するとそれぞれHレベルの検出信号とLレベルの検出信号とを前記制御回路Sに出力する。
次に、上記のように構成されたブラシレスモータ11の作用について説明する。
制御回路Sから巻線20に3相の駆動電流が供給されると、ステータ16にて回転磁界が発生され、ロータ21が回転駆動される。この際、ホールIC43と対向するセンサ磁石42が回転することで、ホールIC43から出力される検出信号のレベルがロータ21の回転角度(位置)に応じて切り替わり、その検出信号に基づいて制御回路Sから巻線20に最適なタイミングで切り替わる3相の駆動電流が供給される。これにより、良好に回転磁界が発生され、ロータ21が良好に連続して回転駆動される。
ここで、例えば、第1及び第2ロータコア31,32を互いに同じ材質とした場合(つまり、飽和磁束密度が同じ材質を用いる場合)を考える。この場合、軸方向においてヨークハウジング13の底部13aから遠い側の第1ロータコア31では、ヨークハウジング13(底部13a)との間で漏れ磁束がほとんど無いため、図5においてX1で示すようにディテントトルクが高くなりやすい。そして、ヨークハウジング13の底部13aに近い側の第2ロータコア32では、ヨークハウジング13の底部13aとの間で漏れ磁束が発生するため、図5においてX2で示すようにディテントトルクが低くなりやすい。このため、ディテントトルクがN極とS極とでアンバランスとなる。
そこで、本実施形態では、底部13a側の第2ロータコア32に、第1ロータコア31よりも飽和磁束密度が高い材料(低炭素鋼)を用いている。つまり、漏れ磁束の発生が少ないエンドフレーム14側の第1ロータコア31の飽和磁束密度が、第2ロータコア32の飽和磁束密度よりも低いことから、第1ロータコア31で磁気飽和が生じやすくなる。これにより、第1ロータコア31の爪状磁極31bとステータ16との間で作用する磁束量が減るため、図5においてY1で示すようにディテントトルクが低減される。
そして、第2ロータコア32では、飽和磁束密度が高い材料とされることで磁束が流れやすくなるため、ヨークハウジング13側への漏れ磁束が低減され、図5においてY2で示すようにディテントトルクが若干増加する。このように、第1ロータコア31(N極)と第2ロータコア32(S極)とでのディテントトルクとの差が減少し、ディテントトルクのバランス化が図られるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)底部13a側の第2ロータコア32を第1ロータコア31よりも炭素の含有率が低い金属材料にて形成することで、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くしている。これにより、本実施形態のように第1及び第2ロータコア31,32を同一形状とした場合であっても、第2ロータコア32が第1ロータコア31よりも磁気飽和しにくい構成とすることができる。従って、ヨークハウジング13の底部13aと近い側の第2ロータコア32に磁束が流れやすくなり、その結果、ヨークハウジング13側への漏れ磁束の低減を図ることができる。このため、第1ロータコア31と第2ロータコア32とでの磁束量のアンバランスが抑えられ、ディテントトルクのバランスを良好とすることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、底部13a側の第2ロータコア32を第1ロータコア31よりも炭素の含有率が低い金属材料にて形成することで、第1及び第2ロータコア31,32を互いに同一形状としつつ、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くしたが、これに特に限定されるものではない。例えば、磁気特性改善用の焼鈍が施された金属材料を第2ロータコア32に用いてもよい。第2ロータコア32に焼鈍を施すことで、第1及び第2ロータコア31,32を同一形状かつ同一材質で形成しつつ、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くすることが可能となる。
また、例えば、第1ロータコア31を冷間圧延鋼板にて形成し、第2ロータコア32を熱間圧延鋼板にて形成してもよい。この構成によっても、第1及び第2ロータコア31,32を同一形状かつ同一材質で形成しつつ、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くすることが可能となる。
・上記実施形態では、第2ロータコア32の材料の飽和磁束密度を第1ロータコア31の材料の飽和磁束密度よりも高くすることで、第2ロータコア32を磁気飽和しにくい構成としたが、これに特に限定されるものではない。例えば、第2ロータコア32の軸方向の板厚(コアベース32aの板厚)を、第1ロータコア31の軸方向の板厚(コアベース31aの板厚)よりも厚く形成してもよい。この構成によれば、第1及び第2ロータコア31,32を同一材質で形成しつつ、第2ロータコア32を磁気飽和しにくい構成とすることができる。
なお、上記の各変形例並びに上記実施形態は適宜組み合わせてもよい。
・上記実施形態では、ロータ21の極数が「8」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されたブラシレスモータに具体化したが、ロータ21の極数やステータ16のティース17aの数は適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、ロータ21に、背面補助磁石34,35と極間磁石36,37とを設ける構成としたが、これに限らない。例えば背面補助磁石のみを設ける構成、極間磁石のみを設ける構成、背面補助磁石及び極間磁石を省略する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、ステータ16のティース17aに巻線20を巻装する構成としたが、これに限らない。例えば、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有して組み合わされるステータコアを備え、それらの間に巻線を配置して各爪状磁極を交互に異なる磁極に機能させる構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、エンドフレーム14を樹脂材料で構成したが、これに限らない。例えば、エンドフレーム14をアルミニウムやステンレス鋼(SUS)等の非磁性体材料を採用してもよい。また、エンドフレーム14とロータ21との軸線L方向における距離が、ヨークハウジング13(底部13a)とロータとの軸線L方向における距離よりも長いという条件を満たせば、エンドフレーム14として磁性体材料を用いてもよい。
11…モータ、12…モータケース(ケース)、13…ヨークハウジング、14…エンドフレーム(蓋部)、16…ステータ、17…ステータコア、20…巻線、21…ロータ、31…第1ロータコア、31a…コアベース、31b…爪状磁極、32…第2ロータコア、32a…コアベース、32b…爪状磁極、33…環状磁石(界磁磁石)。

Claims (6)

  1. ステータコア及び巻線を有するステータと、
    周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有する金属製の第1及び第2ロータコア、及び該第1及び第2ロータコアに軸方向に挟まれてそれらの爪状磁極を互いに異なる磁極として機能させる界磁磁石を有するロータと、
    有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有し、前記ヨークハウジング内に前記ステータ及び前記ロータが収容されるケースと
    を備えたモータであって、
    軸方向において、前記第1ロータコアが前記蓋部側に位置し、前記第2ロータコアが前記ヨークハウジングの底部側に位置するように構成され、
    前記第2ロータコアは、前記第1ロータコアよりも磁気飽和しにくい構成とされていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記第2ロータコアの飽和磁束密度が前記第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く設定されていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記第2ロータコアは、前記第1ロータコアよりも炭素の含有率が低い材質よりなることを特徴とするモータ。
  4. 請求項2又は3に記載のモータにおいて、
    前記第2ロータコアには、焼鈍が施された材料が用いられていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第2ロータコアの軸方向の板厚が前記第1ロータコアの軸方向の板厚よりも厚く設定されていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記第1ロータコアは冷間圧延鋼板よりなり、
    前記第2ロータコアは熱間圧延鋼板よりなることを特徴とするモータ。
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