JP6251113B2 - モータ - Google Patents
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Description
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアを第1ロータコアよりも磁気飽和しにくくすることができる。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアには、第1ロータコアよりも炭素の含有率が低い金属材料が用いられることから、第2ロータコアの飽和磁束密度を第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く構成できる。
この構成によれば、第1及び第2ロータコアを同一の材質で形成する場合においても、第2ロータコアに焼鈍(磁気特性改善用の焼鈍)を施すことで、第2ロータコアの飽和磁束密度を第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く構成することが可能となる。
この構成によれば、第1及び第2ロータコアを同一の材料にて形成しつつも、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアを第1ロータコアよりも磁気飽和しにくくすることが可能となる。
この構成によれば、ヨークハウジングの底部と近い側の第2ロータコアを第1ロータコアよりも磁気飽和しにくくすることができる。
図1に示すように、モータとしてのブラシレスモータ11のモータケース12は、略有底円筒状に形成されたヨークハウジング13と、このヨークハウジング13の軸方向フロント側(図1中、左側)の開口部を閉塞する蓋部としてのエンドフレーム14とを有している。前記ヨークハウジング13は例えば磁性体の鉄で構成される。また、前記エンドフレーム14は例えば非磁性体の樹脂材料で構成される。
図1及び図4に示すように、上記のように構成されたロータ21では、第2ロータコア32のコアベース32aが、第1ロータコア31のコアベース31aよりも軸線L方向のヨークハウジング13側(底部13a側)に位置している。
制御回路Sから巻線20に3相の駆動電流が供給されると、ステータ16にて回転磁界が発生され、ロータ21が回転駆動される。この際、ホールIC43と対向するセンサ磁石42が回転することで、ホールIC43から出力される検出信号のレベルがロータ21の回転角度(位置)に応じて切り替わり、その検出信号に基づいて制御回路Sから巻線20に最適なタイミングで切り替わる3相の駆動電流が供給される。これにより、良好に回転磁界が発生され、ロータ21が良好に連続して回転駆動される。
(1)底部13a側の第2ロータコア32を第1ロータコア31よりも炭素の含有率が低い金属材料にて形成することで、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くしている。これにより、本実施形態のように第1及び第2ロータコア31,32を同一形状とした場合であっても、第2ロータコア32が第1ロータコア31よりも磁気飽和しにくい構成とすることができる。従って、ヨークハウジング13の底部13aと近い側の第2ロータコア32に磁束が流れやすくなり、その結果、ヨークハウジング13側への漏れ磁束の低減を図ることができる。このため、第1ロータコア31と第2ロータコア32とでの磁束量のアンバランスが抑えられ、ディテントトルクのバランスを良好とすることができる。
・上記実施形態では、底部13a側の第2ロータコア32を第1ロータコア31よりも炭素の含有率が低い金属材料にて形成することで、第1及び第2ロータコア31,32を互いに同一形状としつつ、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くしたが、これに特に限定されるものではない。例えば、磁気特性改善用の焼鈍が施された金属材料を第2ロータコア32に用いてもよい。第2ロータコア32に焼鈍を施すことで、第1及び第2ロータコア31,32を同一形状かつ同一材質で形成しつつ、第2ロータコア32の飽和磁束密度を第1ロータコア31の飽和磁束密度よりも高くすることが可能となる。
・上記実施形態では、ロータ21の極数が「8」に設定され、ステータ16のティース17aの数が「12」に設定されたブラシレスモータに具体化したが、ロータ21の極数やステータ16のティース17aの数は適宜変更してもよい。
Claims (6)
- ステータコア及び巻線を有するステータと、
周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有する金属製の第1及び第2ロータコア、及び該第1及び第2ロータコアに軸方向に挟まれてそれらの爪状磁極を互いに異なる磁極として機能させる界磁磁石を有するロータと、
有底筒状で磁性体のヨークハウジング及び該ヨークハウジングの開口部を閉塞する蓋部を有し、前記ヨークハウジング内に前記ステータ及び前記ロータが収容されるケースと
を備えたモータであって、
軸方向において、前記第1ロータコアが前記蓋部側に位置し、前記第2ロータコアが前記ヨークハウジングの底部側に位置するように構成され、
前記第2ロータコアは、前記第1ロータコアよりも磁気飽和しにくい構成とされていることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記第2ロータコアの飽和磁束密度が前記第1ロータコアの飽和磁束密度よりも高く設定されていることを特徴とするモータ。 - 請求項2に記載のモータにおいて、
前記第2ロータコアは、前記第1ロータコアよりも炭素の含有率が低い材質よりなることを特徴とするモータ。 - 請求項2又は3に記載のモータにおいて、
前記第2ロータコアには、焼鈍が施された材料が用いられていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記第2ロータコアの軸方向の板厚が前記第1ロータコアの軸方向の板厚よりも厚く設定されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記第1ロータコアは冷間圧延鋼板よりなり、
前記第2ロータコアは熱間圧延鋼板よりなることを特徴とするモータ。
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