JP2019041530A - モータ - Google Patents
モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019041530A JP2019041530A JP2017163270A JP2017163270A JP2019041530A JP 2019041530 A JP2019041530 A JP 2019041530A JP 2017163270 A JP2017163270 A JP 2017163270A JP 2017163270 A JP2017163270 A JP 2017163270A JP 2019041530 A JP2019041530 A JP 2019041530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- magnetic pole
- magnet
- cogging torque
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
Description
この構成によれば、境界空隙部及び極内空隙部によってコギングトルクを好適に向上できる。
この構成によれば、磁束を極内空隙部に好適に集中させることができ、その結果、コギングトルクのより一層の向上に寄与できる。
上記モータにおいて、前記ロータは、前記磁極部を構成する磁石がロータコアの表面に設けられてなる表面磁石型のロータであり、前記境界空隙部及び前記極内空隙部の各々は、前記磁石に形成されている。
図1に示す本実施形態のモータ10は、ブラシレスモータである。モータ10は、モータハウジング11の内周面に固定され円環状のステータ12と、ステータ12の径方向内側に配置され、回転軸13を有するロータ14とを備えている。
ステータ12の巻線17に3相電源電圧を印加して回転磁界を形成すると、その回転磁界に基づいてロータ14が回転する。そして、巻線17への給電を停止すると、回転磁界が消失してロータ14は回転を停止する。このとき、ロータ14は、ステータ12に対して磁気的に最も安定した状態となる角度位置で停止する。
(1)周方向に沿って複数設定された磁極部14pを有するロータ14は、ロータコア21の外周面に形成された、コギングトルクを増加させるための溝部を周方向において複数有する。そして、それら複数の溝部は、周方向に隣り合う磁極部14pの間に設けられた境界空隙部としての第3溝部23cと、磁極部14p内においてロータ14の極数とステータ12のスロット数とから求められるコギングトルクの周期φに応じた位置に設けられた極内空隙部としての第1及び第2溝部23a,23bとを含んで構成されている。
・図3に示すように、磁極部14pを構成する磁石22の軸方向視形状を矩形状としてもよい。同図に示す磁石22は扁平板状をなし、その板面が磁極中心線Lpと直交するように設けられている。また、磁石22の磁化配向は、板面と直交する方向(磁極中心線Lpに沿う方向)と平行に設定されている。このような構成によっても、上記実施形態の効果(1)、(2)、(4)と同様の効果を得ることができる。
例えば、図4に示す構成では、各磁極部14pは、径方向に並ぶようにロータコア21に埋設された2つの磁石31を有している。各磁石31は、軸方向視で径方向内側に向かって凸となる円弧状をなしている。また、各磁石31の磁化配向は、径方向外側(ステータ12側)に向かうにつれて、それぞれ対応する磁極部14pの周方向中心線(磁極中心線Lp)側に傾斜するように設定されている。このような構成によっても、上記実施形態と略同様の効果を得ることができる。
例えば、図6に示す構成では、ロータコア21の外周面に円筒状の磁石51が設けられている。磁石51の外周面は、回転軸13の軸線Lを中心とする円形をなしている。磁石51は、周方向において交互に異極となる複数(同図では8つ)の磁極部14pを有している。また、磁石51は、極異方配向を有している。つまり、磁石51の磁化配向は、図6中に模式的に矢印で示すように、S極の磁極部14pの外周面から隣接のN極の磁極部14pの外周面に向けて、径方向内側が凸となるように湾曲する配向に設定されている。さらに、磁石51の磁化配向は、各磁極部14pにおいて、磁極中心線Lpのステータ12側(径方向外側)への延長線上にある1点(磁束集中点F)に向かうように設定されている。そして、磁石51の外周面には、上記実施形態と同様の位置に設けられた極内空隙部としての第1及び第2溝部52a,52bと、境界空隙部としての第3溝部52cとが形成されている。
・上記実施形態では、コギングトルクを増加させるための空隙部をロータコア21の外周面に形成した第1〜第3溝部23a,23b,23cとしたが、これに特に限定されるものではない。例えば、ロータコア21を軸方向に貫通する孔を空隙部(つまり、各溝部23a,23b,23cの径方向外側への開口端を塞いだような構成)としても、上記実施形態と略同様の効果を得ることができる。
・上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
Claims (5)
- ステータと、
周方向に沿って複数設定された磁極部を前記ステータとの対向面に有し、コギングトルクを増加させるための複数の空隙部が周方向において部分的に設けられたロータと
を備え、
前記複数の空隙部は、周方向に隣り合う前記磁極部の間に設けられた境界空隙部と、前記磁極部内において前記ロータの極数と前記ステータのスロット数とから求められるコギングトルクの周期に応じた位置に設けられた極内空隙部とを含んで構成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記境界空隙部と前記極内空隙部とは、軸方向から見た形状が同一形状をなしていることを特徴とするモータ。 - 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
前記磁極部を構成する磁石の磁化配向は、前記ステータ側に向かうにつれて当該磁極部の周方向中心線側に傾斜するように設定されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ロータは、前記磁極部を構成する磁石がロータコアに埋設されてなる埋込磁石型のロータであり、
前記境界空隙部及び前記極内空隙部の各々は、前記ロータコアに形成されていることを特徴とするモータ。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
前記ロータは、前記磁極部を構成する磁石がロータコアの表面に設けられてなる表面磁石型のロータであり、
前記境界空隙部及び前記極内空隙部の各々は、前記磁石に形成されていることを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017163270A JP6950361B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017163270A JP6950361B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019041530A true JP2019041530A (ja) | 2019-03-14 |
JP6950361B2 JP6950361B2 (ja) | 2021-10-13 |
Family
ID=65727148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017163270A Active JP6950361B2 (ja) | 2017-08-28 | 2017-08-28 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6950361B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112021001077T5 (de) | 2020-02-17 | 2022-12-01 | Denso Corporation | Rotor |
DE112021001075T5 (de) | 2020-02-17 | 2022-12-01 | Denso Corporation | Rotor |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11155247A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Aichi Emerson Electric Co Ltd | 埋め込み磁石型回転子 |
JP2002078255A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-15 | Hitachi Ltd | 永久磁石式回転電機 |
JP2015146713A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | アスモ株式会社 | ロータ及びモータ |
-
2017
- 2017-08-28 JP JP2017163270A patent/JP6950361B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11155247A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-08 | Aichi Emerson Electric Co Ltd | 埋め込み磁石型回転子 |
JP2002078255A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-15 | Hitachi Ltd | 永久磁石式回転電機 |
JP2015146713A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | アスモ株式会社 | ロータ及びモータ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112021001077T5 (de) | 2020-02-17 | 2022-12-01 | Denso Corporation | Rotor |
DE112021001075T5 (de) | 2020-02-17 | 2022-12-01 | Denso Corporation | Rotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6950361B2 (ja) | 2021-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5774081B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6589624B2 (ja) | モータ | |
JP5813254B2 (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP2006353009A (ja) | アキシャルエアギャップ型電動機 | |
JP2012115085A (ja) | ロータ及びモータ | |
US9762097B2 (en) | Rotor and motor | |
WO2014128994A1 (ja) | 永久磁石型同期電動機 | |
CN104702004B (zh) | 电动机 | |
JP6950361B2 (ja) | モータ | |
JP2008067561A (ja) | 永久磁石形電動機 | |
JP5702118B2 (ja) | ロータの構造及びモータ | |
JP6481252B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP5944683B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
KR20060094514A (ko) | 로터리 머신 및 전자기 머신 | |
JP6950275B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
WO2017014211A1 (ja) | モータ | |
JP2014113036A (ja) | 磁石埋込型ロータ、モータ、及び磁石埋込型ロータの製造方法 | |
JP2013201865A (ja) | ブラシレスモータ | |
WO2019069661A1 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP2017143663A (ja) | 埋込磁石型回転機 | |
JP6390172B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP6338245B2 (ja) | マルチランデル型モータ | |
JP6251113B2 (ja) | モータ | |
JP2014183694A (ja) | モータ | |
JP6059047B2 (ja) | モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20180501 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210906 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6950361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |