JP6250850B2 - 熱交換器、及び、同製造方法 - Google Patents
熱交換器、及び、同製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6250850B2 JP6250850B2 JP2017022756A JP2017022756A JP6250850B2 JP 6250850 B2 JP6250850 B2 JP 6250850B2 JP 2017022756 A JP2017022756 A JP 2017022756A JP 2017022756 A JP2017022756 A JP 2017022756A JP 6250850 B2 JP6250850 B2 JP 6250850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- exchange tube
- case half
- plate
- end plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
図17に示されるように、熱交換器に用いられる熱交換チューブ110は、正面視略U字状を呈する第1のケース半体111と、この第1のケース半体111に重ね合わされている正面視略U字状の第2のケース半体112と、これらの第1及び第2のケース半体111,112によって形成された各筒内に収納されているフィン115とからなる。第1のケース半体111の先端部111aは、第2のケース半体112の内周に沿うよう、僅かに内側に向かって折り曲げられている。
前記熱交換チューブは、管の周長よりも長い板材を曲げて形成され、少なくとも1箇所において前記板材の端部同士が重ね合わされ、この重ね合わされた内側の板と外側の板とが接合されている熱交換器であって、
前記熱交換チューブは、前記エンドプレートとの接点を第2溶接ビードにより、仮止めされ、
前記内側の板と、前記外側の板とが、重ね合わされている部位において、前記第2溶接ビードによって、前記内側の板、前記外側の板、及び、前記エンドプレートが互いに溶接されていることを特徴とする熱交換器が提供される。
熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第1のケース半体と、この第1のケース半体と共に熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第2のケース半体と、を準備する準備工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体を重ね合わせて、扁平状のチューブ仮組体を得る重ね合わせ工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体が重ね合わされている部位の内側の板と外側の板とを接合し、熱交換チューブを得る工程と、
前記熱交換チューブを一対のエンドプレートに差し込み、チューブ差込体を得る差込工程と、
前記熱交換チューブを前記エンドプレートに対して第2溶接ビードにより仮止めすることにより、エンドプレート・チューブ仮組体を得る仮止め工程と、を有し、
前記仮止め工程は、前記内側の板と前記外側の板とが重ね合わされている部位を、前記第2溶接ビードによって、前記エンドプレートに溶接することを特徴とする熱交換器の製造方法が提供される。
熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第1のケース半体と、この第1のケース半体と共に熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第2のケース半体と、を準備する準備工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体を重ね合わせて、扁平状のチューブ仮組体を得る重ね合わせ工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体が重ね合わされている部位の内側の板と外側の板とを接合し、熱交換チューブを得る工程と、
前記熱交換チューブを一対のエンドプレートに差し込み、チューブ差込体を得る差込工程と、
前記熱交換チューブを前記エンドプレートに対して第2溶接ビードにより仮止めすることにより、エンドプレート・チューブ仮組体を得る仮止め工程と、を有し、
前記仮止め工程は、前記第2溶接ビードにより、前記内側の板の外面と、前記外側の板の端面と、前記エンドプレートとによって形成される略三角形の隙間を埋めることを特徴とする熱交換器の製造方法が提供される。
前記仮止め工程は、前記本溶接工程よりも低エネルギの溶接により行われる。
前記重ね合わせ工程において、前記チューブ仮組体を得る際に、同時に前記2枚のろう材をフィンに密着させつつ挟み込み、
前記フィンを熱交換チューブにろう付けするろう付け工程と、
前記エンドプレートに仮止めされた前記熱交換チューブの周縁を連続的に前記エンドプレートに溶接する本溶接工程とを有する。
<実施例1>
<実施例2>
図14には、実施例2の熱交換器の製造方法が示されている。実施例1による製造方法と異なる部分についてのみ説明し、実施例1による製造方法と共通する部分については説明を省略する。実施例1と共通する構成要素については、符号を流用し、詳細な説明を省略する。
<実施例3>
図15(a)及び図15(b)には、実施例3の熱交換器の断面図が示されている。実施例1による熱交換器と異なる部分についてのみ説明し、実施例1による熱交換器と共通する部分については説明を省略する。実施例1と共通する構成要素については、符号を流用し、詳細な説明を省略する。
<実施例4>
図16(a)及び図16(b)には、実施例4の熱交換器の断面図が示されている。実施例1による熱交換器と異なる部分についてのみ説明し、実施例1による熱交換器と共通する部分については説明を省略する。実施例1と共通する構成要素については、符号を流用し、詳細な説明を省略する。
31…コアケース
32…上流側エンドプレート(エンドプレート)
33…下流側エンドプレート(エンドプレート)
50,80…熱交換チューブ
50C…チューブ仮組体
51…第1のケース半体
51A…第1のろう材付きケース半体
51B…第1のろう材・フィン付きケース半体(ろう材・フィン付きケース半体)
52A…第2のろう材付きケース半体
51b…第1の壁部(内側の板)
51c…(内側の板の)外面
52…第2のケース半体
52b…第2の壁部(外側の板)
52c…(外側の板の)端面
53…第1のろう材(シート状のろう材)
54…フィン
55…第2のろう材(シート状のろう材)
70A…チューブ差込体
70D…エンドプレート・チューブ仮組体
71…第2溶接ビード
92,102…エンドプレート
S…隙間
Claims (5)
- 筒状のコアケースと、このコアケースの両端を塞ぐ一対のエンドプレートと、これらのエンドプレートで両端が支持され内部に第1熱媒体が流される複数の熱交換チューブとからなり、前記第1熱媒体と、前記熱交換チューブの外周を流される第2熱媒体とで熱交換を行い、
前記熱交換チューブは、管の周長よりも長い板材を曲げて形成され、少なくとも1箇所において前記板材の端部同士が重ね合わされ、この重ね合わされた内側の板と外側の板とが接合されている熱交換器であって、
前記熱交換チューブは、前記エンドプレートとの接点を第2溶接ビードにより、仮止めされ、
前記内側の板と、前記外側の板とが、重ね合わされている部位において、前記第2溶接ビードによって、前記内側の板、前記外側の板、及び、前記エンドプレートが互いに溶接されていることを特徴とする熱交換器。 - 熱交換器の製造方法において、
熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第1のケース半体と、この第1のケース半体と共に熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第2のケース半体と、を準備する準備工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体を重ね合わせて、扁平状のチューブ仮組体を得る重ね合わせ工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体が重ね合わされている部位の内側の板と外側の板とを接合し、熱交換チューブを得る工程と、
前記熱交換チューブを一対のエンドプレートに差し込み、チューブ差込体を得る差込工程と、
前記熱交換チューブを前記エンドプレートに対して第2溶接ビードにより仮止めすることにより、エンドプレート・チューブ仮組体を得る仮止め工程と、を有し、
前記仮止め工程は、前記内側の板と前記外側の板とが重ね合わされている部位を、前記第2溶接ビードによって、前記エンドプレートに溶接することを特徴とする熱交換器の製造方法。 - 熱交換器の製造方法において、
熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第1のケース半体と、この第1のケース半体と共に熱交換チューブを構成する正面視略U字状の第2のケース半体と、を準備する準備工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体を重ね合わせて、扁平状のチューブ仮組体を得る重ね合わせ工程と、
前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体が重ね合わされている部位の内側の板と外側の板とを接合し、熱交換チューブを得る工程と、
前記熱交換チューブを一対のエンドプレートに差し込み、チューブ差込体を得る差込工程と、
前記熱交換チューブを前記エンドプレートに対して第2溶接ビードにより仮止めすることにより、エンドプレート・チューブ仮組体を得る仮止め工程と、を有し、
前記仮止め工程は、前記第2溶接ビードにより、前記内側の板の外面と、前記外側の板の端面と、前記エンドプレートとによって形成される略三角形の隙間を埋めることを特徴とする熱交換器の製造方法。 - 前記エンドプレートに仮止めされた前記熱交換チューブの周縁を連続的に前記エンドプレートに溶接する本溶接工程を有し、
前記仮止め工程は、前記本溶接工程よりも低エネルギの溶接により行われることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の熱交換器の製造方法。 - 前記重ね合わせ工程に先立って、前記第1のケース半体及び前記第2のケース半体にシート状のろう材を貼り付けるろう材貼付工程を有し、
前記重ね合わせ工程において、前記チューブ仮組体を得る際に、同時に前記2枚のろう材をフィンに密着させつつ挟み込み、
前記フィンを熱交換チューブにろう付けするろう付け工程と、
前記エンドプレートに仮止めされた前記熱交換チューブの周縁を連続的に前記エンドプレートに溶接する本溶接工程とを有することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017022756A JP6250850B2 (ja) | 2017-02-10 | 2017-02-10 | 熱交換器、及び、同製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017022756A JP6250850B2 (ja) | 2017-02-10 | 2017-02-10 | 熱交換器、及び、同製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014125407A Division JP6127023B2 (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 熱交換器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017101919A JP2017101919A (ja) | 2017-06-08 |
JP6250850B2 true JP6250850B2 (ja) | 2017-12-20 |
Family
ID=59017425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017022756A Active JP6250850B2 (ja) | 2017-02-10 | 2017-02-10 | 熱交換器、及び、同製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6250850B2 (ja) |
-
2017
- 2017-02-10 JP JP2017022756A patent/JP6250850B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017101919A (ja) | 2017-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10598440B2 (en) | Method of manufacturing heat exchanger | |
US9799931B2 (en) | Battery block and method of manufacturing the same | |
JP2014070844A (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP2005121350A (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP2006057901A (ja) | 熱交換器 | |
JP2007212084A (ja) | 熱交換器 | |
JP6127023B2 (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
JP6159686B2 (ja) | 熱交換器 | |
US7322403B2 (en) | Heat exchanger with modified tube surface feature | |
WO2017018438A1 (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP2017032261A (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP2002137054A (ja) | 熱交換器の製造方法および熱交換器 | |
JP6250850B2 (ja) | 熱交換器、及び、同製造方法 | |
JP4224768B2 (ja) | Egrクーラおよびその製造方法 | |
JP5555531B2 (ja) | 溶着継手及びその溶着方法 | |
JP2002228369A (ja) | 熱交換器用偏平チューブおよび熱交換器の製造方法 | |
US9101997B2 (en) | Asymmetric heat sink welding using a penetration enhancing compound | |
JP6326753B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2007144496A (ja) | 接合構造体及びその製造方法 | |
JP7269624B2 (ja) | 流体加熱器及び流体加熱器の製造方法 | |
JP6146771B2 (ja) | チューブシートレス構造の多管式熱交換器 | |
JP6432753B2 (ja) | 熱交換器および熱交換器の製造方法 | |
EP2072168B1 (fr) | Procédé de soudure d'éléments tubulaires pour radiateur à fluide caloporteur | |
JP5271622B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2004069210A (ja) | 多重管式熱交換器およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6250850 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |