JP6250778B1 - メールサーバ装置、メールサービス方法、ならびに、プログラム - Google Patents
メールサーバ装置、メールサービス方法、ならびに、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6250778B1 JP6250778B1 JP2016243107A JP2016243107A JP6250778B1 JP 6250778 B1 JP6250778 B1 JP 6250778B1 JP 2016243107 A JP2016243107 A JP 2016243107A JP 2016243107 A JP2016243107 A JP 2016243107A JP 6250778 B1 JP6250778 B1 JP 6250778B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- alias
- unit
- mail server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
Description
具体的にメールサーバ装置は、顧客から店舗への電子メールを受け付けると、その電子メールの送信元アドレスである実アドレスを、実際には使用されない別名アドレス(一例として、暗号化されたメールアドレス等)に書き換える。そして、メールサーバ装置は、書き換えた電子メールを、宛先となる店舗のアドレスに送信する。一方、店舗から顧客(別名アドレス)への電子メール(店舗からの返信メール等)を受け付けると、メールサーバ装置は、その電子メールの宛先となる別名アドレスを、顧客の実アドレスに書き換える。そして、メールサーバ装置は、書き換えた電子メールを、宛先となる顧客のアドレスに送信する。
特に、販売サイトの店舗の場合、顧客からの電子メールが誤って破棄されてしまうことを絶対に避けたいため、迷惑メールの判定基準を緩める必要が生じる。そうすると、やはり、ある程度の割合で迷惑メールが排除されないまま受信されることが予想される。
そのため、迷惑メールの発見をユーザが効率的に行うことのできる技術が望まれていた。
電子メールの実アドレスと、ユニークな別名アドレスとを対応付けた変換テーブルを記憶する記憶部、
管理対象の管理アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付ける受付部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスが前記変換テーブルの実アドレスに含まれていない場合に、新たな別名アドレスを生成する生成部、
前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスとを対応付けて、前記変換テーブルに登録する登録部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する別名アドレスに書き換える書換部、
前記書き換えられた電子メールを、宛先のアドレスに提供する提供部、を備え、
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールに記述されたアドレスに基づいて識別文字列を生成し、生成した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
前記受付部は、送信元の管理アドレスから別名アドレスを宛先として送られた電子メールを更に受け付け、
前記書換部は、前記更に受け付けられた電子メールの宛先となる別名アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する実アドレスに書き換える、
ことを特徴とする。
前記生成部は、前記受付部により受け付けられた電子メールに特定種類の情報が含まれるか否かに基づいて、送信元アドレスの信頼度を判別し、当該信頼度が基準よりも低い場合に限り、前記識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
前記生成部は、前記信頼度が基準よりも低く、前記識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成した場合に、当該別名アドレスへの送信を制限するための制限情報を更に生成し、
前記登録部は、前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスと、前記生成された制限情報とを対応付けて、前記変換テーブルに登録し、
前記受付部は、送信元の管理アドレスから別名アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付けると、前記変換テーブルの当該別名アドレスに前記制限情報が対応付けられているか否かを判別し、前記制限情報が対応付けられていると判別した場合に、受け付けた電子メールを破棄又は送信元に返信する、
ことを特徴とする。
前記登録部は、管理アドレスのユーザからの指示に従って、前記変換テーブルの別名アドレスに対応付けられた前記制限情報を消去する、
ことを特徴とする。
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールの本文中に複数のリンクアドレスが記述されている場合に、当該複数のリンクアドレスのうち、先頭又は末尾のリンクアドレスにおけるドメイン名から識別文字列を抽出し、抽出した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールの本文中にリンクアドレスが記述されている場合に、当該リンクアドレスの記述がある旨を示す識別文字列を選択し、選択した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
前記生成部は、前記識別文字列を含めた別名アドレスを生成する際に、当該識別文字列の両側に特定文字を配置した別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
前記記憶部は、任意の別名アドレスが送信元となる電子メールを仕分けするためのフィルタ情報を更に記憶し、
前記提供部は、前記書換部によって書き換えられた別名アドレスが前記フィルタ情報に含まれている場合に、前記フィルタ情報に従って、当該電子メールを仕分け先に提供する、
ことを特徴とする。
前記フィルタ情報には、管理アドレスのユーザによって登録された別名アドレスを記憶する個別フィルタ情報と、他の管理アドレスの所定数以上のユーザによって登録された別名アドレスを記憶する共有フィルタ情報との少なくとも一方が含まれている、
ことを特徴とする。
電子メールの実アドレスと、ユニークな別名アドレスとを対応付けた変換テーブルを記憶するメールサーバが実行するメールサービス方法であって、
前記メールサーバが、管理対象の管理アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付ける受付ステップ、
前記メールサーバが、前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスが前記変換テーブルの実アドレスに含まれていない場合に、新たな別名アドレスを生成する生成ステップ、
前記メールサーバが、前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスとを対応付けて、前記変換テーブルに登録する登録ステップ、
前記メールサーバが、前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する別名アドレスに書き換える書換ステップ、
前記メールサーバが、前記書き換えられた電子メールを、宛先のアドレスに提供する提供ステップ、を備え、
前記生成ステップでは、前記受け付けられた電子メールに記述されたアドレスに基づいて識別文字列を生成し、生成した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
電子メールの実アドレスと、ユニークな別名アドレスとを対応付けた変換テーブルを記憶するコンピュータを、
管理対象の管理アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付ける受付部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスが前記変換テーブルの実アドレスに含まれていない場合に、新たな別名アドレスを生成する生成部、
前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスとを対応付けて、前記変換テーブルに登録する登録部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する別名アドレスに書き換える書換部、
前記書き換えられた電子メールを、宛先のアドレスに提供する提供部、として機能させ、
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールに記述されたアドレスに基づいて識別文字列を生成し、生成した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とする。
更に、上記プログラムを記録する情報記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
なお、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態に係るメールシステム100は、図1に示すように、メールサーバ装置200と複数の店舗端末300とが通信可能に接続されており、そして、メールサーバ装置200と複数の利用者端末400とがインターネット900を介して通信可能に接続されて構成される。なお、これらの接続形態は一例であり、他の接続形態であってもよい。例えば、各店舗端末300も、各利用者端末400と同様に、インターネット900を介してメールサーバ装置200と通信可能に接続されていてもよい。
以下では、説明を容易にするために、このようなISPのメールサーバについての記述について省略する。そして、メールサーバ装置200を介して、店舗端末300と利用者端末400との間で、電子メールが送受信されるものとして説明する。
本発明の実施形態に係るメールサーバ装置200、店舗端末300、及び、利用者端末400が実現される典型的な情報処理装置500について説明する。
なお、店舗端末300や利用者端末400も同様に情報処理装置500において実現されるが、これらの構成については省略し、本実施形態において最も特徴的なメールサーバ装置200について、以下説明する。
図3は、本実施形態に係るメールサーバ装置200の概要構成の一例を示すブロック図である。図示するように、メールサーバ装置200は、受付部210と、記憶部220と、制御部230と、提供部240とを備える。
この他にも、受付部210は、店舗端末300から利用者端末400(より詳細には、後述する別名アドレス)に宛てた電子メール(店舗端末300からの返信メール等)を受け付ける。
そして、受付部210は、受け付けた電子メールを制御部230に供給する。
なお、上述したNIC 504等が、このような受付部210として機能しうる。
具体的に、記憶部220は、図4に示すような変換テーブル221を記憶する。この変換テーブル221には、一例として、実アドレス221aと、別名アドレス221bと、制限フラグ221cとが対応付けられている。なお、変換テーブル221は、後述する制御部230(生成部231)により生成されたものが記憶(登録)されている。
なお、上述したRAM 503や外部メモリ509等が、このような記憶部220として機能しうる。
そのため、生成部231は、リンクアドレス602におけるドメイン名から識別文字列として、例えば、「xxx.yyy.zzz」を抽出し、この「xxx.yyy.zzz」を一部に含めた、例えば、「aduifhaaoisd-93479a93zjqw@xxx.yyy.zzz.rakuten.ne.jp」という別名アドレスを生成する。なお、識別文字列である「xxx.yyy.zzz」の配置位置は、このようなドメイン側に限られず、「aduifhaaoisd-xxx.yyy.zzz93479a93zjqw@rakuten.ne.jp」や「xxx.yyy.zzz-aduifhaaoisd-93479a93zjqw@rakuten.ne.jp」のように、ローカル側であってもよい。
また、識別文字列である「xxx.yyy.zzz」の両側に特定文字(例えば、空白や記号等)を配置して、識別文字列をより目立たせるようにしてもよい。
また、本文601中に複数のリンクアドレスが記述されている場合に、生成部231は、先頭又は末尾のリンクアドレスにおけるドメイン名から同様に識別文字列を抽出し、抽出した識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成してもよい。
例えば、受付部210が利用者端末400から受け付けた電子メールの送信元アドレスが「abc-123-xyz@xyz.com」であった場合に、書換部233は、変換テーブル221に基づいて、電子メールの送信元アドレスを「aduifhaaoisd-93479a93zjqw@xxx.yyy.zzz.rakuten.ne.jp」(対応する別名アドレス221b)に書き換える。
同様に、制御部230は、店舗端末300からの上述したフィルタ情報への更新指示がなされると、フィルタ情報に別名アドレスの追加等を行う。
なお、上述したCPU 501等が、このような構成からなる制御部230として機能しうる。
例えば、提供部240は、書換部233が送信元アドレスを書き換えた電子メールを、宛先の店舗端末300に供給する。一方、提供部240は、書換部233が宛先アドレスを書き換えた電子メールを、宛先の利用者端末400に供給する。
なお、提供部240により、店舗端末300に供給された電子メールの送信元アドレスは、別名アドレスに書き換えられている。その別名アドレスには、上述したように、識別文字列が含まれている場合と、含まれていない場合とがある。そして、識別文字列が含まれている場合には、信頼性が低く、迷惑メールである可能性が高いことを表している。そのため、店舗端末300のユーザ(店舗の担当者)は、例えば、電子メールの受信一覧の送信元アドレスに注目し、そこから識別文字列を目印にして、電子メールの内容を確認することで、効率よく、迷惑メールを発見することができる。
なお、上述したNIC 504等が、このような提供部240として機能しうる。
以下、このような構成のメールサーバ装置200の動作について図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る電子メール転送処理の流れを示すフローチャートである。
つまり、受付部210は、利用者端末400から店舗端末300に宛てた電子メール、又は、店舗端末300から利用者端末400に宛てた電子メールを受け付ける。
メールサーバ装置200は、利用者端末400からの電子メールであると判別すると(ステップS12;Yes)、その電子メールの送信元アドレスをキーにして、変換テーブルを検索する(ステップS13)。
つまり、制御部230は、電子メールの送信元アドレスが上述した図4の変換テーブル221(実アドレス221a)に含まれているか検索する。
メールサーバ装置200は、登録済みと判別すると(ステップS14;Yes)、後述するステップS17に処理を進める。
例えば、制御部230は、電子メールに特定種類の情報が含まれるか否か(一例として、本文中におけるリンクアドレスや禁止ワードの有無や、ヘッダのサブジェクトにおける禁止ワードの有無等)に基づいて、送信元アドレスの信頼度を判別し、この信頼度が基準よりも低い場合に、識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する。なお、信頼度が基準を満たしている場合に、制御部230は、識別文字列を含めない別名アドレスを生成する。
また、制御部230は、信頼度が基準よりも低く、識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成した際に、制限フラグを「1」(制限する)に設定する。なお、識別文字列を含まない別名アドレスを生成した際に、制御部230は、制限フラグを「0」(制限しない)に設定する。
つまり、制御部230は、生成した別名アドレス及び制限フラグと、実アドレスとなる電子メールの送信元アドレスとを対応付けて、上述した図4の変換テーブル221に登録する。
つまり、制御部230は、図4の変換テーブル221に基づいて、電子メールの送信元アドレスを別名アドレスに書き換える。
例えば、電子メールの送信元アドレスが「abc-123-xyz@xyz.com」であった場合に、制御部230は、変換テーブル221に基づいて、電子メールの送信元アドレスを「aduifhaaoisd-93479a93zjqw@xxx.yyy.zzz.rakuten.ne.jp」(対応する別名アドレス221b)に書き換える。
つまり、制御部230は、図4の変換テーブル221に基づいて、電子メールの宛先アドレスを実アドレスに書き換える。
例えば、電子メールの宛先アドレスが「8942iubasv9-isd7adhauifao@rakuten.ne.jp」であった場合に、制御部230は、変換テーブル221に基づいて、電子メールの宛先アドレスを「user_a@cdef.ne.jp」(対応する実アドレス221a)に書き換える。
なお、制限フラグ221cが「1」(制限する)に設定されていた場合には、制御部230は、宛先アドレスを書き換えることなく、その電子メールを破棄してもよく、また、破棄する代わりに、その電子メールを、受付部210から、送信元の店舗端末300に返信させてもよい。
例えば、提供部240は、上述したステップS17にて、送信元アドレスを書き換えた電子メールを、宛先の店舗端末300に供給する。また、提供部240は、上述したステップS18にて、宛先アドレスを書き換えた電子メールを、宛先の利用者端末400に供給する。
しかも、店舗端末300に供給された電子メールの送信元アドレスは、別名アドレスに書き換えられている。その別名アドレスには、上述したように、識別文字列が含まれている場合と、含まれていない場合とがある。そして、識別文字列が含まれている場合には、信頼性が低く、迷惑メールである可能性が高いことを表している。そのため、店舗端末300のユーザ(店舗の担当者)は、例えば、電子メールの受信一覧の送信元アドレスに注目し、そこから識別文字列を目印にして、電子メールの内容を確認することで、効率よく、迷惑メールを発見することができる。
また、従来技術に記載した特許文献2〜4の発明では、電子メールの本文中から抽出したURLに基づいて迷惑メールを判定すると、その電子メールを破棄するため、受信側の店舗の意図とは関係なく電子メールが破棄される恐れがあるが、本願発明では、店舗の意図しない電子メールの破棄を防ぎつつ、迷惑メールを発見する負荷を軽減することができる。
上記の実施形態では、生成部231が、電子メールの本文中に記述されているリンクアドレスにおけるドメイン名から識別文字列(一例として、「xxx.yyy.zzz」等)を抽出し、この識別文字列を一部に含めた別名アドレス(一例として、「aduifhaaoisd-93479a93zjqw@xxx.yyy.zzz.rakuten.ne.jp」等)を生成する場合について説明したが、ドメイン名から抽出する代わりに、本文中にリンクアドレスの記述がある旨を示す識別文字列(一例として、「URL」や「SPAM」等)を選択し、この識別文字列を一部に含めた別名アドレス(一例として、「aduifhaaoisd-93479a93zjqw@URL.rakuten.ne.jp」等)を生成してもよい。
この場合も、一見して迷惑メールの可能性が高いことをユーザが容易に認識でき、効率よく、迷惑メールを発見することができる。
200 メールサーバ装置
210 受付部
220 記憶部
230 制御部
231 生成部
232 登録部
233 書換部
240 提供部
300 店舗端末
400 利用者端末
500 情報処理装置
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 NIC
505 画像処理部
506 音声処理部
507 DVD−ROMドライブ
508 インターフェース
509 外部メモリ
510 コントローラ
511 モニタ
512 スピーカ
900 インターネット
Claims (12)
- 電子メールの実アドレスと、ユニークな別名アドレスとを対応付けた変換テーブルを記憶する記憶部、
管理対象の管理アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付ける受付部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスが前記変換テーブルの実アドレスに含まれていない場合に、新たな別名アドレスを生成する生成部、
前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスとを対応付けて、前記変換テーブルに登録する登録部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する別名アドレスに書き換える書換部、
前記書き換えられた電子メールを、宛先のアドレスに提供する提供部、を備え、
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールに記述されたアドレスに基づいて識別文字列を生成し、生成した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項1に記載のメールサーバ装置であって、
前記受付部は、送信元の管理アドレスから別名アドレスを宛先として送られた電子メールを更に受け付け、
前記書換部は、前記更に受け付けられた電子メールの宛先となる別名アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する実アドレスに書き換える、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項1又は2に記載のメールサーバ装置であって、
前記生成部は、前記受付部により受け付けられた電子メールに特定種類の情報が含まれるか否かに基づいて、送信元アドレスの信頼度を判別し、当該信頼度が基準よりも低い場合に限り、前記識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項3に記載のメールサーバ装置であって、
前記生成部は、前記信頼度が基準よりも低く、前記識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成した場合に、当該別名アドレスへの送信を制限するための制限情報を更に生成し、
前記登録部は、前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスと、前記生成された制限情報とを対応付けて、前記変換テーブルに登録し、
前記受付部は、送信元の管理アドレスから別名アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付けると、前記変換テーブルの当該別名アドレスに前記制限情報が対応付けられているか否かを判別し、前記制限情報が対応付けられていると判別した場合に、受け付けた電子メールを破棄又は送信元に返信する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項4に記載のメールサーバ装置であって、
前記登録部は、管理アドレスのユーザからの指示に従って、前記変換テーブルの別名アドレスに対応付けられた前記制限情報を消去する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載のメールサーバ装置であって、
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールの本文中に複数のリンクアドレスが記述されている場合に、当該複数のリンクアドレスのうち、先頭又は末尾のリンクアドレスにおけるドメイン名から識別文字列を抽出し、抽出した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載のメールサーバ装置であって、
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールの本文中にリンクアドレスが記述されている場合に、当該リンクアドレスの記述がある旨を示す識別文字列を選択し、選択した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項1乃至7の何れか1項に記載のメールサーバ装置であって、
前記生成部は、前記識別文字列を含めた別名アドレスを生成する際に、当該識別文字列の両側に特定文字を配置した別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項1乃至8の何れか1項に記載のメールサーバ装置であって、
前記記憶部は、任意の別名アドレスが送信元となる電子メールを仕分けするためのフィルタ情報を更に記憶し、
前記提供部は、前記書換部によって書き換えられた別名アドレスが前記フィルタ情報に含まれている場合に、前記フィルタ情報に従って、当該電子メールを仕分け先に提供する、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 請求項9に記載のメールサーバ装置であって、
前記フィルタ情報には、管理アドレスのユーザによって登録された別名アドレスを記憶する個別フィルタ情報と、他の管理アドレスの所定数以上のユーザによって登録された別名アドレスを記憶する共有フィルタ情報との少なくとも一方が含まれている、
ことを特徴とするメールサーバ装置。 - 電子メールの実アドレスと、ユニークな別名アドレスとを対応付けた変換テーブルを記憶するメールサーバが実行するメールサービス方法であって、
前記メールサーバが、管理対象の管理アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付ける受付ステップ、
前記メールサーバが、前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスが前記変換テーブルの実アドレスに含まれていない場合に、新たな別名アドレスを生成する生成ステップ、
前記メールサーバが、前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスとを対応付けて、前記変換テーブルに登録する登録ステップ、
前記メールサーバが、前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する別名アドレスに書き換える書換ステップ、
前記メールサーバが、前記書き換えられた電子メールを、宛先のアドレスに提供する提供ステップ、を備え、
前記生成ステップでは、前記受け付けられた電子メールに記述されたアドレスに基づいて識別文字列を生成し、生成した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするメールサービス方法。 - 電子メールの実アドレスと、ユニークな別名アドレスとを対応付けた変換テーブルを記憶するコンピュータを、
管理対象の管理アドレスを宛先として送られた電子メールを受け付ける受付部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスが前記変換テーブルの実アドレスに含まれていない場合に、新たな別名アドレスを生成する生成部、
前記生成された別名アドレスと、実アドレスとなる前記送信元アドレスとを対応付けて、前記変換テーブルに登録する登録部、
前記受け付けられた電子メールの送信元アドレスを、前記変換テーブルに基づいて、対応する別名アドレスに書き換える書換部、
前記書き換えられた電子メールを、宛先のアドレスに提供する提供部、として機能させ、
前記生成部は、前記受け付けられた電子メールに記述されたアドレスに基づいて識別文字列を生成し、生成した当該識別文字列を一部に含めた別名アドレスを生成する、
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016243107A JP6250778B1 (ja) | 2016-12-15 | 2016-12-15 | メールサーバ装置、メールサービス方法、ならびに、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016243107A JP6250778B1 (ja) | 2016-12-15 | 2016-12-15 | メールサーバ装置、メールサービス方法、ならびに、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6250778B1 true JP6250778B1 (ja) | 2017-12-20 |
JP2018098689A JP2018098689A (ja) | 2018-06-21 |
Family
ID=60685737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016243107A Active JP6250778B1 (ja) | 2016-12-15 | 2016-12-15 | メールサーバ装置、メールサービス方法、ならびに、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6250778B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113132217A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-07-16 | 北京天空卫士网络安全技术有限公司 | 一种电子邮件通信方法和装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7151012B1 (ja) | 2022-03-30 | 2022-10-11 | Kddi株式会社 | メッセージ中継装置、メッセージ中継方法及びプログラム |
JP7227422B1 (ja) | 2022-03-30 | 2023-02-21 | Kddi株式会社 | メッセージ中継装置、メッセージ中継方法及びプログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11161574A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-06-18 | Lucent Technol Inc | 電子メールの匿名リメールとフィルタリングを提供するシステムおよび方法 |
JP2003134166A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-09 | Nec Nexsolutions Ltd | 電子メールシステム |
JP2006344197A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-12-21 | Ntt Docomo Inc | 迷惑メール判別装置及び迷惑メール判別方法 |
JP2007036858A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Improove Technologies Co Ltd | メールアドレス秘匿用サーバおよび秘匿方法 |
JP2010041394A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Kyocera Mita Corp | 通信制御装置及び通信制御プログラム |
-
2016
- 2016-12-15 JP JP2016243107A patent/JP6250778B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11161574A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-06-18 | Lucent Technol Inc | 電子メールの匿名リメールとフィルタリングを提供するシステムおよび方法 |
JP2003134166A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-09 | Nec Nexsolutions Ltd | 電子メールシステム |
JP2006344197A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-12-21 | Ntt Docomo Inc | 迷惑メール判別装置及び迷惑メール判別方法 |
JP2007036858A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Improove Technologies Co Ltd | メールアドレス秘匿用サーバおよび秘匿方法 |
JP2010041394A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Kyocera Mita Corp | 通信制御装置及び通信制御プログラム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113132217A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-07-16 | 北京天空卫士网络安全技术有限公司 | 一种电子邮件通信方法和装置 |
CN113132217B (zh) * | 2021-04-20 | 2023-03-14 | 北京天空卫士网络安全技术有限公司 | 一种电子邮件通信方法和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018098689A (ja) | 2018-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6250778B1 (ja) | メールサーバ装置、メールサービス方法、ならびに、プログラム | |
WO2014185394A1 (ja) | 中継装置および中継装置の制御方法 | |
JP2008139926A (ja) | 電子メールサーバ装置および電子メールサーバプログラム | |
EP2985957B1 (en) | Network device and e-mail request processing method | |
JP2006331003A (ja) | 情報処理装置および電子メール制御方法 | |
JP4119063B2 (ja) | メッセージ処理装置、メッセージ処理システム及びメッセージ処理方法 | |
JP6046110B2 (ja) | 国際化eメールシステムと非国際化eメールシステムとのメッセージ伝送 | |
JP2002073475A (ja) | アドレス変換方法とアドレス変換装置、およびそれらを利用可能なメールサーバとメールクライアント | |
JP4640433B2 (ja) | 電子メール受信装置 | |
JP4580808B2 (ja) | メール転送システム、メール転送装置及びメール転送プログラム | |
KR20000018275A (ko) | 네트워크 시스템을 이용한 통합이메일 서비스 제공방법 및그 방법을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체 | |
JP2003085079A (ja) | コンピュータネットワークにおけるコンテンツフィルタリング装置及びフィルタパターンファイルの配信方法並びに記憶媒体、プログラム | |
JP6266487B2 (ja) | メール情報抽出装置、メール判定リスト作成装置、メール情報抽出方法、メール判定リスト作成方法およびコンピュータプログラム | |
JP2004171169A (ja) | メールフィルタリング方法とメールサーバ、並びにメールフィルタリングプログラム | |
JP6379592B2 (ja) | ネットワーク管理装置、ネットワーク管理プログラムおよびネットワーク管理方法 | |
JP5933133B1 (ja) | メールサーバ、メール転送方法、記録媒体、および、プログラム | |
JP6578035B1 (ja) | 電子メールシステム及びプログラム | |
JP2011010093A (ja) | 通信システム、中継装置および電子メール中継方法 | |
JPWO2002027502A1 (ja) | 電子メールの送受信プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2003281060A (ja) | メール受信拒否システムおよびメール受信拒否プログラム | |
JP3938577B2 (ja) | 悪戯メール防止装置、その方法及び記録媒体 | |
JP2009182749A (ja) | 電子メール配信装置、電子メール配信方法および電子メール配信プログラム | |
JP2004023592A (ja) | 電子メールサービス装置、電子メールサービスプログラムおよび記録媒体 | |
JP2003178007A (ja) | 電子メール送信方法 | |
JP2003173314A (ja) | 不要メールフィルタリングシステム及び不要メールフィルタリング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6250778 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |