JP6250576B2 - エンジン及び排気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン、及び、このエンジンにおいて発生した排気ガスの熱を熱交換デバイスにおいて回収可能な排気装置に関する。
エンジンにおいて発生した排気ガスの熱を、熱交換デバイスにおいて回収して、このエネルギを他の用途に利用することが知られている。回収した熱エネルギは、暖房装置に用いられたり、電気エネルギに変換されたり、様々な用途に用いられる。熱交換デバイスに関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、車両用の熱交換デバイスは、エンジンにおいて発生した排気ガスが流れる熱交換路と、この熱交換路を迂回させた迂回路と、これらの熱交換路及び迂回路の後部に繋がれ排気ガスが流れる流路を切り替え可能なバルブと、を備えている。熱交換路には、熱回収器が配置されている。熱回収器の内部には、排気ガス及びエンジンの冷却水(媒体)が流される。
このような熱交換デバイスは、一般に、触媒装置を介してエンジンに繋がれていると共に、エンジンよりも後方に配置される。熱交換をより効率的に行うためには、より高温の排気ガスを熱交換デバイスに導くことが望ましい。このため、熱交換デバイスは、触媒装置の直後に配置されることが望ましい。
ところで、エンジン、及び、触媒装置をコンパクトに配置する際に、エンジンの前部に触媒装置が設けられることがある。この場合には、触媒装置の直後には、エンジンが載置されているため触媒装置の直後に熱交換デバイスを配置することが困難である。仮に、エンジンの直後に熱交換デバイスを配置したとしても、エンジンの大きさの分、触媒装置から熱交換デバイスまでの距離が長くなる。これにより、排気ガスが熱交換デバイスに達するまでに、多くの熱エネルギが大気中に放出される。即ち、多くの熱エネルギが失われる。効率的に熱交換を行う観点から、改善の余地がある。
特開2012−184681号公報
本発明は、効率的に排気ガスの熱エネルギを回収することができると共に車載性に優れた技術の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、車両のエンジンと、このエンジンで発生した排気ガスを浄化する触媒装置と、この触媒装置に繋がれた熱交換デバイスと、を備え、
前記熱交換デバイスは、排気ガスが流れる熱交換路と、この熱交換路を迂回させた迂回路と、これらの熱交換路及び迂回路の後部に繋がれ排気ガスが流れる流路を切り替え可能なバルブと、を備えており、
前記熱交換路には、排気ガス及び媒体が内部に流される熱回収器が配置され、
前記熱回収器と前記バルブとは、前記車両の側面視において、前記エンジン部品を挟むように、前記熱回収器が前記エンジン部品の後端よりも前方に位置し、前記バルブが前記エンジン部品よりも後方に配置されていることを特徴とするエンジン及び排気装置。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記熱回収器は、少なくとも一部が、平面視において前記触媒装置に重なるように、前記触媒装置の下方に配置されている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記熱回収器は、排気ガスが導入される排気ガス導入口が、排気ガスが排出される排気ガス排出口の上方に位置するよう、略鉛直方向に向けて配置されている。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記迂回路は、排気ガスの熱により前記迂回路の軸線方向への延びを抑制する熱延び吸収機構を有している。
請求項5に記載のごとく、好ましくは、前記熱交換路は、前記熱回収器を通過した排気ガスが流れる後部熱交換路を有し、
前記後部熱交換路は、前記熱回収器から前記バルブまで延び、
前記熱回収器の下端、前記後部熱交換路の下端、及び前記バルブの下端が地面から略同じ高さに位置している。
請求項6に記載のごとく、好ましくは、前記熱回収器には、サーモアクチュエータが繋がれ、
このサーモアクチュエータは、前記媒体の温度によって進退するロッドを備えていると共に、前記後部熱交換路の上方に沿って配置され、
前記ロッドの先端は、前記バルブに繋がれ、
前記熱回収器の上端、及び、前記サーモアクチュエータの上端は、地面から略同じ高さに位置している。
請求項1に係る発明では、熱回収器は、熱回収器とバルブとは、車両の側面視において、エンジン部品を挟むように配置されている。エンジンの周縁には、多くの部品が搭載されている。このため、触媒装置が前部に設けられたエンジンにおいて、熱交換デバイスの全てをエンジン部品の後端よりも前方に配置することは、困難である。このため、熱エネルギの回収に必要な熱回収器を触媒装置に近付け、熱エネルギの回収には不要なバルブをエンジン部品よりも後方に配置した。これにより、触媒装置から排出される高温の排気ガスを高温のまま熱回収器に導入することができる。限られたスペースにおいて、効率的に排気ガスの熱エネルギを回収することができると共に車載性に優れたエンジン及び排気装置が提供される。
請求項2に係る発明では、熱回収器は、少なくとも一部が、平面視において触媒装置に重なるように、触媒装置の下方に配置されている。より触媒装置に近づけて熱回収器を配置することができる。
請求項3に係る発明では、熱回収器は、排気ガス導入口が、排気ガス排出口の上方に位置するよう、略鉛直方向に向けて配置されている。より触媒装置に近づけて熱回収器を配置することができる。
請求項4に係る発明では、迂回路は、排気ガスの熱により迂回路の軸線方向への延びを抑制する熱延び吸収機構を有している。これにより、排気ガスの熱による熱延びの影響を抑制することができる。
請求項5に係る発明では、熱回収器の下端、後部熱交換路の下端、及びバルブの下端が地面から略同じ高さに位置している。それぞれの部品の下端の高さを合わせることにより、熱交換デバイスを高さ方向においてコンパクトに配置する。小さな搭載スペースであっても、熱交換デバイスを搭載することができる。
請求項6に係る発明では、サーモアクチュエータは、後部熱交換路の上方に沿って配置され、熱回収器の上端、及び、サーモアクチュエータの上端は、地面から略同じ高さに位置している。サーモアクチュエータと、後部熱交換路を上下に配置して、サーモアクチュエータの上端を熱回収器の上端に略一致させる。サーモアクチュエータを有しながらも、熱交換デバイスをコンパクトに配置することができる。
加えて、サーモアクチュエータが後部熱交換路の上方に沿って配置されていることにより、地面からの飛び石等からサーモアクチュエータを保護することができる。
本発明の実施例1によるエンジン及び排気装置の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2の3矢視図である。 本発明の実施例2によるエンジン及び排気装置の側面図である。 図4に示された熱交換デバイスを後方から見た状態の斜視図である。 本発明の実施例3によるエンジン及び排気装置の側面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。本発明によるエンジン及び排気装置は、車両に搭載された排熱回収装置を例に説明する。
説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、単に「上流」と言った場合には、排気ガスの流れ方向を基準として上流を言う。単に「下流」と言った場合には、排気ガスの流れ方向を基準として下流を言う。また、図中Frは前、Rrは後、Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例1>
図1を参照する。図1に示されるエンジン及び排気装置10は、車室前方に構成されたエンジンルームから、車両の床下を通過して、車両後部まで配置されている。
エンジン11(エンジン11の下部に配置されたオイルパン11aのみが示されている。)において発生した排気ガスは、エンジン11の前部に設けられた触媒装置12によって浄化され、熱交換デバイス20に導かれる。熱交換デバイス20を通過した排気ガスは、排気管14に導かれ、車両後方から車外へ排出される。
熱交換デバイス20は、触媒装置12の下端に繋がれている接続管21と、この接続管21の下流側に接続された分岐部22と、この分岐部22の下流に接続されている熱交換路30と、分岐部22に接続され熱交換路30を迂回している迂回路24と、これらの熱交換路30及び迂回路24が共に接続されているバルブ50と、このバルブ50を作動させるサーモアクチュエータ26と、からなる。
迂回路24は、蛇腹形状に形成された蛇腹形状部24aを有している。この蛇腹形状部24aは、排気ガスの熱により迂回路24の軸線方向への延びを抑制する熱延び吸収機構ということができる。
接続管21は、フランジ部21aを介して触媒装置12に接続されている。接続管21は、フランジ部21aから下方に延びるとともに、下方に延びた部位の下端から後方に向かって延びる。接続管21の下流側の端部21bは、分岐部22に直接差し込まれて、溶接されている。
図2を参照する。分岐部22は、オイルパン11aよりも前方に位置し、車幅方向に延びる箱状の部材である。分岐部22には、接続管21が接続されている入口22aと、熱交換路30が接続されている第1の出口22bと、迂回路24が接続されている第2の出口22cと、が形成されている。
接続管21によって分岐部22に導かれた排気ガスは、熱交換路30若しくは迂回路24のどちらか一方、又は、熱交換路30及び迂回路24の両方に流される。即ち、入口22aから導入された排気ガスは、第1の出口22b、及び/又は、第2の出口22cから排出される。
図3を参照する。熱交換路30は、分岐部22の第1の出口22bに接続された熱回収器31と、この熱回収器31の後部に接続され後方に向かって延びる後部熱交換路32と、からなる。
熱回収器31は、オイルパン11aの後端よりも前方に位置すると共に、前端がオイルパン11aの前端よりも前方に位置する。熱回収器31の上端は、オイルパン11aの下端よりも上方に位置している。
図2を参照する。熱回収器31は、平面視においてオイルパン11aの左側方に配置されている。
熱回収器31は、コアケース31aの内部に複数の熱交換チューブが積層され、熱交換チューブの内部に排気ガスを流すと共に、熱交換チューブの外部に冷却水を流す、周知の装置である。熱交換チューブを介して、排気ガスの熱が冷却水に伝わる。
熱回収器31には、分岐部22から導かれた排気ガスが内部に流れると共に、冷却水導入管41から導かれた冷却水が流れる。
冷却水は、コアケース31aの側面に接続された冷却水導入管41によって熱回収器31の内部に導かれる。コアケース31aの内部において温められた冷却水は、コアケース31aの上面に接続された第1の冷却水排出管42からサーモアクチュエータ26に導かれる。サーモアクチュエータ26に流れた冷却水は、サーモアクチュエータ26に接続された第2の冷却水排出管43から、例えば、暖房装置に流される。
図3を参照する。後部熱交換路32は、熱回収器31の後端の下部から後方に延びている、扁平状の部材である。後部熱交換路32の後端は、バルブ50の側面に繋がれている。
図2に戻る。迂回路24は、接続管21の略同軸上において、後方に延びている。迂回路24の直径は、接続管21の直径と略同一である。迂回路24の上流側の端部は、分岐部22の第2の出口22cに差し込まれて溶接されている。迂回路24の下流側の端部は、バルブ50に差し込まれて溶接されている。
迂回路24の一部は、オイルパン11aの下方に位置している。パイプ状の迂回路24は、オイルパン11aの下方の狭いスペースであっても、配置することができる。
バルブ50は、オイルパン11aの後方に配置されている。バルブ50は、後部熱交換路32及び迂回路24が差し込まれているハウジング51と、このハウジング51によって支持されている回転軸52と、この回転軸52に固定され迂回路24の下流側の端部を塞いでいる弁体53と、からなる。
図に示される状態において、迂回路24は、閉じられている。このため、排気ガスは、分岐部22から熱交換路30に導かれる。熱回収器31において冷却水を温めた排気ガスは、後部熱交換路32からハウジング51の内部に導かれる。排気ガスは、ハウジング51から排気管14に流される。
図に示された状態から回転軸52が回転すると、迂回路24が開放される。開放量が大きくなるにつれて、迂回路24に流される排気ガスの流量が徐々に増加する。迂回路24は、接続管21に対して略同軸上に設けられている。また、熱回収器31の内部の流路は、狭い。これらの理由により、迂回路24を全開にすると、殆どの排気ガスが迂回路24に流れる。なお、迂回路24を開放するのと同時に、後部熱交換路32の下流側の端部を閉じる構成としてもよい。
サーモアクチュエータ26は、後部熱交換路32の上方に重なるように配置されている。サーモアクチュエータ26は、車両前後方向に進退可能なロッド26aを有している。ロッド26aの先端には、リンク部材26bが接続され、リンク部材26bを介して回転軸52に接続されている。
サーモアクチュエータ26には、温度によって膨張及び収縮するワックス、及び、ロッド26aを後退させる方向に付勢する戻しばねが内蔵されている。ワックスが膨張すると、ロッド26aが車両後方に向かって押し出される。ワックスが収縮すると、ロッド26aは、戻しばねの付勢力によって、車両前方に向かって押し戻される。
サーモアクチュエータ26には、第1の冷却水排出管42を通過した冷却水が導入される。この冷却水の温度によって、ワックスは、膨張又は収縮する。
冷却水の温度が所定の温度以下の場合には、ロッド26aは、後退している。この状態において、弁体53は、迂回路24の後端部を閉じている。これにより、排気ガスは、熱回収器31に流され、冷却水が温められる。
一方、冷却水の温度が所定の温度を超えると、ロッド26aは、前進する。ロッド26aは、リンク部材26b及び回転軸52を介して、弁体53を回転させる。弁体53が回転することにより、迂回路24の後端部が開放され、徐々に迂回路24に排気ガスが流れる。
図3を参照する。サーモアクチュエータ26は、ステー44を介して、後部熱交換路32によって支持されている。
熱回収器31の下端、後部熱交換路32の下端、及び、バルブ50の下端が地面から略同じ高さに位置している。
熱回収器31の上端、及び、サーモアクチュエータ26の上端は、地面から略同じ高さに位置している。
以上に説明した、エンジン及び排気装置10によれば、以下の効果を得ることができる。
図1を参照する。熱回収器31とバルブ50とは、車両の側面視において、オイルパン11a(エンジン部品11a)を挟むように配置されている。エンジンの周縁には、多くの部品が搭載されている。このため、触媒装置が前部に設けられたエンジンにおいて、熱交換デバイス20の全てをオイルパン11aの後端よりも前方に配置することは、困難である。このため、熱エネルギの回収に必要な熱回収器を触媒装置に近付け、熱エネルギの回収には不要なバルブをオイルパン11aよりも後方に配置した。これにより、触媒装置から排出される高温の排気ガスを高温のまま熱回収器に導入することができる。限られたスペースにおいて、効率的に排気ガスの熱エネルギを回収することができると共に車載性に優れたエンジン及び排気装置が提供される。
迂回路24は、排気ガスの熱により迂回路24の軸線方向への延びを抑制する蛇腹形状部24aを有している。これにより、排気ガスの熱による熱延びの影響を抑制することができる。
図3を参照する。熱回収器31の下端、後部熱交換路32の下端、及びバルブ50の下端が地面から略同じ高さに位置している。それぞれの部品の下端の高さを合わせることにより、熱交換デバイス20を高さ方向においてコンパクトに配置する。小さな搭載スペースであっても、熱交換デバイス20を搭載することができる。
さらに、サーモアクチュエータ26は、後部熱交換路32の上方に沿って配置され、熱回収器31の上端、及び、サーモアクチュエータ26の上端は、地面から略同じ高さに位置している。サーモアクチュエータ26と、後部熱交換路32を上下に配置して、サーモアクチュエータ26の上端を熱回収器31の上端に略一致させる。サーモアクチュエータ26を有しながらも、熱交換デバイス20をコンパクトに配置することができる。
さらに、サーモアクチュエータ26が後部熱交換路32の上方に沿って配置されていることにより、地面からの飛び石等からサーモアクチュエータ26を保護することができる。
図2を参照する。迂回路24の一部は、オイルパン11aの下方に位置している。オイルパン11aの下方のデッドスペースに迂回路24を配置する。これにより、スペースを有効に活用することができる。さらに、オイルパン11aの下方に迂回路24を通すことにより、熱回収器31を、オイルパン11aに近付けて配置することができる。エンジン及び排気装置10の全体としてコンパクト化を図ることができる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。図4には、実施例2のエンジン及び排気装置の側面図が示され、上記図3に対応させて表されている。
図4及び図5を参照する。実施例2によるエンジン及び排気装置10Aの熱交換デバイス20Aは、触媒装置12の下端に直接、迂回路24Aが接続されている。さらに、迂回路24Aに対して、熱交換路30Aの上流側端部が直接、接続されている。その他の基本的な構成については、実施例1によるエンジン及び排気装置と共通する。実施例1と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
熱交換路30Aは、迂回路24Aに差し込まれている分岐管33Aに、熱回収器31Aが接続されてなる。車両を側方から見た状態において、熱回収器31Aの少なくとも一部は、触媒装置12の下方に位置する。このような、エンジン及び排気装置10Aにおいても、本発明所定の効果を得ることができる。
加えて、触媒装置12の下端に迂回路24Aが繋げられると共に、この迂回路24Aに対して熱交換路30Aが繋げられることにより、熱回収器31Aの少なくとも一部は、触媒装置12の下方に位置する。即ち、より触媒装置12に近づけて熱回収器31Aを配置することができる。
なお、車両を側面から見た場合に、熱回収器31Aの少なくとも一部が触媒装置12の下方に位置すればよく、車幅方向まで一致していなくとも良い。即ち、触媒装置12の真下でない場合も含まれる。
<実施例3>
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。図6には、実施例3のエンジン及び排気装置の斜視図が示されている。
図6を参照する。実施例3によるエンジン及び排気装置10Bの熱交換デバイス20Bは、触媒装置12の下端に直接、迂回路24Bが接続されている。さらに、迂回路24Bに対して、熱交換路30Bの上流側端部が直接、接続されている。加えて、熱回収器31Bは、排気ガスが上方から下方に向かって流れるよう、鉛直方向に沿って配置されている。即ち、排気ガス導入口が、排気ガス排出口の上方に位置している。さらに、その他の基本的な構成については、実施例1によるエンジン及び排気装置と共通する。実施例1と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
熱交換路30Bは、迂回路24Bに差し込まれている分岐管33Bに、熱回収器31Bが接続されてなる。車両を側方から見た状態において、熱回収器31Bの少なくとも一部は、触媒装置12の下方に位置する。このような、エンジン及び排気装置10Bにおいても、本発明所定の効果を得ることができる。
加えて、触媒装置12の下端に迂回路24Bが繋げられると共に、この迂回路24Bに対して熱交換路30Bが繋げられることにより、熱回収器31Bの少なくとも一部は、平面視において触媒装置12の下方に位置する。即ち、より触媒装置12に近づけて熱回収器31Bを配置することができる。
尚、本発明のエンジン及び排気装置は、実施の形態では車両の排熱回収装置に適用したが、熱電デバイスやオイルウォーマー等、その他の用途にも適用可能である。
本発明は、作用及び効果を奏する限りにおいて、実施例に限定されるものではない。
本発明のエンジン及び排気装置は、小型の乗用自動車に好適である。
10,10A,10B…エンジン及び排気装置
11…エンジン
11a…オイルパン(エンジン部品)
12…触媒装置
20,20A,20B…熱交換デバイス
24,24A,24B…迂回路
24a…蛇腹形状部(熱延び吸収機構)
26…サーモアクチュエータ
26a…ロッド
30,30A,30B…熱交換路
31,31A,31B…熱回収器
32…後部熱交換路
50…バルブ

Claims (6)

  1. 車両のエンジンと、このエンジンで発生した排気ガスを浄化する触媒装置と、この触媒装置に繋がれた熱交換デバイスと、を備え、
    前記熱交換デバイスは、排気ガスが流れる熱交換路と、この熱交換路を迂回させた迂回路と、これらの熱交換路及び迂回路の後部に繋がれ排気ガスが流れる流路を切り替え可能なバルブと、を備えており、
    前記熱交換路には、排気ガス及び媒体が内部に流される熱回収器が配置され、
    前記熱回収器と前記バルブとは、前記車両の側面視において、前記エンジン部品を挟むように、前記熱回収器が前記エンジン部品の後端よりも前方に位置し、前記バルブが前記エンジン部品よりも後方に配置されていることを特徴とするエンジン及び排気装置。
  2. 前記熱回収器は、少なくとも一部が、平面視において前記触媒装置に重なるように、前記触媒装置の下方に配置されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン及び排気装置。
  3. 前記熱回収器は、排気ガスが導入される排気ガス導入口が、排気ガスが排出される排気ガス排出口の上方に位置するよう、略鉛直方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項2記載のエンジン及び排気装置。
  4. 前記迂回路は、排気ガスの熱により前記迂回路の軸線方向への延びを抑制する熱延び吸収機構を有していることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のエンジン及び排気装置。
  5. 前記熱交換路は、前記熱回収器を通過した排気ガスが流れる後部熱交換路を有し、
    前記後部熱交換路は、前記熱回収器から前記バルブまで延び、
    前記熱回収器の下端、前記後部熱交換路の下端、及び前記バルブの下端が地面から略同じ高さに位置していることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のエンジン及び排気装置。
  6. 前記熱回収器には、サーモアクチュエータが繋がれ、
    このサーモアクチュエータは、前記媒体の温度によって進退するロッドを備えていると共に、前記後部熱交換路の上方に沿って配置され、
    前記ロッドの先端は、前記バルブに繋がれ、
    前記熱回収器の上端、及び、前記サーモアクチュエータの上端は、地面から略同じ高さに位置していることを特徴とする請求項5記載のエンジン及び排気装置。
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