JP6250550B2 - 箱を包装するための方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明は、箱を包装するための方法と装置に関する発明である。
本発明の技術分野は、底壁と側壁を備える箱を包装するための工業プロセスに関連している。前記側壁は、少なくとも三つ、より具体的には四つの側面を備える。
本願に係る箱は、成形された紙や板紙で作られている。これらの紙や板紙は成形素材と呼ばれている。
具体的には、上記の箱は平らな素材で形成されている。この平らな素材には、基部と複数の面がある。これらの面は基部と繋がっている。そして、これらの面を基部に対して折り曲げて、これらの面が箱の側面になるようにする事ができる。
完成された箱を製造するための工業プロセスは、二つの異なる工程を備える。それらは、箱を形成するという工程と、その後に箱を包装シート(つまり、カバー)で覆う事によって箱を包装するという工程である。
本発明は、とりわけ、箱を包装するという工程に関する発明である。
具体的には、本発明によれば、前述したように、包装される箱は底壁を備え、この底壁には複数の辺がある。この辺の数は、一般的に三以上である。特定の場合では、辺の数は四に等しい。さらに、箱には同数の面を有する側壁がある。一方、包装シートは成形されたシートであり、包装素材を成している。
この包装素材は平らな素材であり、基部と複数の断片部分(つまり、外側部分)を備える。基部は箱の底壁と同様の形をしている。複数の断片部分は基部と繋がっている。そして、断片部分は、折り曲げる事によって箱の側壁を覆う事ができるように構成されている。
一般的に、包装素材の断片部分の数は、包装素材の基部の辺の数と同じであるように構成されている。また、包装素材の各断片部分は、対応する基部の辺を介して、基部と繋がっている。このような素材は、一般的に「花弁状」の素材と呼ばれている。
ただし、他の形状の素材を使う事も可能である。例えば、断片部分の数が基部の辺の数と等しく(あるいは断片部分の数が基部の辺の数よりも多く)、かつ、基部と直接繋がっている断片部分の数が基部の辺の数よりも少ないという形状もあり得る。これは、いくつかの断片部分が他の断片部分と繋がっている場合があり得るからである。
このような形状の素材は、通常、「H型」、「T型」、あるいは「十字架型」の素材と呼ばれる。どの型に分類されるかは、素材を平面上で展開した時の形状次第である。
断片部分の数が基部の辺の数よりも多い場合、他の断片部分に関連している断片部分がある。このような断片部分は、横方向に折り曲げて、箱の側壁の同じ側面を覆うようにするができる。これらの断片部分は、それぞれ、上記の側面における、各々の垂直な端部を覆っている。
本発明は、使用される素材の種類に無関係に応用されるものではない。
箱を包装するための方法の先行技術が、イタリア特許出願第BO2010A000325号に開示されている。イタリア特許出願第BO2010A000325号は、本発明の発明者による出願である。この先行技術に係る方法は次の工程に分けられる。
まず、包装素材に糊の層が塗布される。
それから、事前に糊が塗られた包装素材(つまり、糊付け済みの包装素材)の上に、包装される箱が置かれる。この時、箱の底壁が包装素材の基部に接着するように箱が置かれる。
次に、包装素材の断片部分が折り曲げられる。この時、各断片部分は、それぞれが対応している箱の側壁の面を包装するように折り曲げられる(断片部分は、基部と同一平面上の水平な位置から垂直な位置に折り曲げられる)。
この折り曲げ作業は、接触部によって形成された開口部に箱を通して箱を垂直下方向に動かす事によって実行される。固定されている接触部と動いている箱との相互作用によって、包装素材の断片部分が折り曲げられる。
箱を動かすための部材として、型枠が使われる。この型枠は、本体に設けられている。その目的は、箱の中の空間に収まるような制約要素を形成する事である。
前記型枠は棒に接続されている。この棒は、型枠とそれに連結された箱を動かすための棒である。
包装素材は、側方の断片部分が、該断片部分を基部と連結している辺と垂直な方向に沿って、箱の側壁における、その断片部分に対応する面の長さよりも長い形状である。
包装素材がこのような形であれば、包装素材の断片部分が折り曲げられて箱の側壁に接着される際、各断片部分には、それが接着されている箱の側壁の面の上端部から上方向に突き出る部分がある(以後、この突き出た部分をフラップ、あるいは折り返し部分と呼ぶ)。
包装素材の上部のフラップは、箱の上部の自由縁を包装し、かつ、箱の側壁の内側の表面の少なくとも一部を包装するために設けられている。
したがって、包装素材の断片部分を折り曲げた後、包装素材の各断片部分のフラップは、上方向に垂直に(つまり底壁とは反対の箇所から)突き出る。
先行技術では、包装素材の断片部分から横方向に突き出ているフラップも折り曲げられる。この工程は、横方向の折り曲げと呼ばれている。
上部のフラップは、全て、同時に箱の内側に折り曲げられる。この結果、上部の自由縁と、箱の側壁の一部が包装される。
包装される内側の一部の部分(「内側への折り返し部分」あるいは「上部の折り返し部分」)は、少し深い場合もあれば、かなり深い場合もある。この部分の深さは、箱の種類、幾何学的な形状、使用目的などによって決まる。具体的には、内側への折り返し部分の深さは、包装される箱の側壁の各面の高さに対して、折り返されるフラップがどの程度長いかという事によって決まる。
この発明は、具体的には、包装素材の断片部分の上部のフラップを、対応する箱の側壁の側面の内側の面へ折り曲げる、あるいは折り返す工程に関する発明である。
内側に折り返す工程は、次の二つのサブ工程に分けて実行される。
型枠が箱から取り除かれた状態から始まる最初のサブ工程では、突き出たフラップが、複数の折り曲げ素子によって、箱の内側に向けて直角に折り曲げられる。各折り曲げ素子は、それぞれ、一つの突き出たフラップに対応している。折り曲げ素子は、箱に向かって動く事も可能であり、箱から遠ざかる事も可能である。これにより、折り曲げ素子は、その折り曲げ素子に対応するフラップを押さえ込み、フラップを垂直な位置から水平な位置に折り曲げる。水平な位置に折り曲げられたフラップは、箱の底壁と水平になる。
次の第二のサブ工程では、水平になったフラップは、箱の内側の表面に貼り付くように、再び直角に折り曲げられる。この工程は、型枠を垂直下方向に動かす事によって行われる。この時、型枠が折り曲げ素子の作動を妨げないように、折り曲げ素子の作動開始のタイミングと合わせて、型枠を垂直下方向に移動させる。
つまり、型枠は持ち上げられ、次に、箱の中へ再び下ろされる。これは、事前に折り曲げ素子によって水平になるように折り曲げられたフラップを、さらに折り曲げるためである。
出願人は、イタリア特許出願第BO2010A000325号に記載されている種類の装置を、箱の上端部の製造に関して改善できるという事を発見した。
イタリア特許出願第BO2010A000325号に記載されているような装置を使って製造された箱の上端部には、包装シートが正しく糊付けされていないという事が分かったのである。この上端部とは、箱の底壁と実質的に平行であり、かつ、箱の側壁の外側の面と内側の面の間にある上縁の事である。
具体的には、この上端部では、包装シートは、上縁に完璧に貼り付いた、真直ぐ水平な状態にはなっておらず、箱の上縁から離れた弓なりの状態になっていると分かった。
この事が原因で、後に、箱の上縁の包装シートを下になでつけるという処理を施す必要が生じる。この工程は、通常、手作業で行われる。これは、箱の上縁にぴったり沿うように包装シートを貼り付けるためである。
しかし、包装シートをなでつけるという作業は、イタリア特許出願第BO2010A000325号に記載されているような装置で包装シートを折り曲げた後、一定時間が経過してから行われる場合もある。すると、包装シートを下になでつける時には、包装シートに塗られた糊は少々乾いている。このため、包装シートのすぐ下にある箱に貼り付くために必要な条件を、包装シートがもはや満たしていない状態になっている。
US21241962AとUS2713813Aには、箱を包装するための装置が開示されている。この装置は複数の指を備えている。これらの指は、包装シートの上側のフラップを機械の内側に折り曲げる。これらの指は、箱の上縁に当たるように強制的に押し下げる事ができる。
以上により、本発明の目的は、前述した先行技術の問題点を解決するような方法と装置を提供する事である。
具体的には、本発明の目的は、事前に糊が塗布された包装素材を使って箱を自動的に包装する方法および装置であって、完成度が格別に高く、包装された上縁に見栄えを損なうような欠陥が全くない箱を得ることのできる方法および装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、事前に糊が塗布された包装素材を使って箱を自動的に包装する方法および装置であって、高速な実行が可能であり、これにより生産量を高めることができる方法および装置を提供する事である。
これらの目的は、本発明に係る方法および装置によって達成される。本発明に係る方法および装置は、本明細書に添付されている請求項に記載されている。
具体的には、本発明に係る方法は、箱の底壁を横断する線に沿って、折り曲げ素子と箱を互いに近づけて、箱の側面パネルの端の縁から突出しているフラップを箱の側面パネルの終端部に押し付ける(なでつける)工程を備える事を特徴とする。
折り曲げ素子と箱を互いに近づける工程は、フラップを箱の底壁に平行な状態から箱の側面パネルの内側の面に接着している状態にするフラップの折り曲げ工程よりも前に実行される。
さらに、折り曲げ素子と箱を互いに近づける工程は、箱を折り曲げ素子に向かって動かす事によって実行される事が望ましい。
型枠を挿入する工程は、フラップを側面パネルの内側の面に接着させるために必要な工程である。この工程が行われている最中に、フラップは、箱の側面パネルの端の縁に対して常に押し付けられた状態である事が望ましい。これは、折り曲げ素子が特定の形状をしている事によって可能になる。この形状のおかげで、折り曲げ素子を後方に動かして側面パネルから離す必要がない。
実際、折り曲げ素子は、たとえ箱に最も近い状態にある時でも、型枠の挿入に干渉しないような形状になっている。
折り曲げ素子が箱に最も近い状態は、各折り曲げ素子の接触部と、対応する側面パネルの外側の面が接触しているという状態であると定義される事が望ましい。
本発明に係る装置は、制御装置を備える事を特徴とする。この制御装置は、板と折り曲げ素子を互いに近づけるように、プログラムで設定されている。板と折り曲げ素子が互いに接近するように動かされるのは、折り曲げ素子が、対応する箱の側面パネルの端の縁に接する位置にあり、かつ、突出したフラップが、箱の底壁に平行になるまで回転した状態になっている時である。
具体的には、制御装置は、箱支持板と折り曲げ素子とを操作できるように接続されている。そして、制御装置は、少なくともいくつかの折り曲げ素子が箱に最大限近づいた時に板と折り曲げ素子を互いに近づけるように、プログラムで設定されている。これは、突出したフラップが箱の底壁に平行になるように前記フラップを折り曲げる作業に該当する。この作業は、突出したフラップを対応する側面パネルの端の縁に押し付けるために行われる。
板と折り曲げ素子が互いに近づく動きは、板の並進運動のみによって規定されている事が望ましい。
言い換えると、制御装置は、箱支持板を操作できるように接続されている事が望ましい。そして、この制御装置は、少なくともいくつかの折り曲げ素子が箱に最も接近した状態になったら、(対応する突出フラップと接している側面パネルの端に圧力をかけるように)折り曲げ素子の方向に板を動かす(ようにプログラムで設定されている)事が望ましい(折り曲げ素子を板の方向に動かすのではない)。
これらの折り曲げ素子の各々は、対応する側面パネルの端の縁に平行な面を備える(そして、この面は、折り曲げ素子が箱に最も接近した時に、対応する側面パネルの端の縁に向かい合う位置にあり、かつ、この端の縁の上方にある)。つまり、この面は、折り曲げ素子が箱に接近する方向に平行である。箱が上方に折り曲げ素子に対して押し上げられる時に、折り曲げ素子の上記の面と箱の上端との間に、前述した圧力が生じる。
箱の上端を、この箱の上端に接している折り曲げ素子の面に押し付けるために、板(その結果として箱)が(上方向に)動かされるという事は、有利である。なぜなら、このような動作を行うのであれば、機械(とりわけ、折り曲げ素子)の仕組みをかなり簡素化しても構わないからである。
各折り曲げ素子は、接触部を備える。この接触部は、折り曲げ素子が箱に接近する道筋に向かい合うように設けられている。そして、接触部は、対応する箱の側面パネルの外側の面に接するように設定されている。それは、折り曲げ素子が箱に最も接近した状態を決めるためである。
各折り曲げ素子の前側の端には段がある事が望ましい。この段は、互いに垂直な一対の面によって形成されている事が望ましい。第一の面は、前述した接触部を形成するために、対応する箱の側面パネルの外側の面に向かい合うように配置されてもよい。第二の面は、対応する側面パネルの端の縁に向かい合うように配置されてもよい。
前述した段の第二の面の寸法は、折り曲げ素子の作動の対象になっている側面パネルの厚さ以下である事が望ましい。この寸法は、折り曲げ素子が箱に向かう並進運動の道筋に沿って測定される。
上記の寸法は、10ミリメートルよりも小さい事が望ましい。上記の寸法が5ミリメートルよりも小さければ、さらに望ましい。
本発明に係る装置は第一の駆動装置および第二の駆動装置を備える事が望ましい。これらの二つの駆動装置は互いに独立している。第一の駆動装置は型枠に接続されており、第二の駆動装置は板に接続されている。第二の駆動装置は、箱を折り曲げ素子に対して押し上げる。一方、第一の駆動装置は、型枠を、箱の垂直方向の移動軸に沿って動かす。
本発明の技術的な特徴点は、以上の事項に関して、下記の請求項に明確に記載されている。本発明の利点は、添付されている図面を参照した以下の詳細な説明により、さらに明白となる。これらの図面には、本発明に係る実施形態の望ましい一例が描かれている。図面によって本発明が限定されるという事はない。図面は次の通りである:
箱を包装するための装置の透視図である。この透視図の一部は簡略化されている。包装される箱は、既知の種類の板紙で作られている。 図1に描かれている装置の詳しい構造を拡大して描いた図である。 箱を包装するための本発明に係る方法の一連の工程を透視法で表現した概略図である。 箱を包装するための本発明に係る方法の一連の工程を透視法で表現した概略図である。 箱を包装するための本発明に係る方法の一連の工程を透視法で表現した概略図である。 箱を包装するための本発明に係る方法の一連の工程を透視法で表現した概略図である。 箱を包装するための本発明に係る方法の一連の工程を透視法で表現した概略図である。 箱を包装するための本発明に係る方法の一連の工程を透視法で表現した概略図である。 図2に描かれている装置の詳細な構造の断面を描いた概略図である。
添付されている図面を参照しながら説明する。具体的には図1に言及しながら説明する。本発明に係る装置全体に1という符号が付けられている。この装置と、この装置に関連した本発明に係る方法は、箱100を包装するための発明である。箱100は、側壁を備える。この側壁は、少なくとも三枚の側面パネルを備える。より具体的には、箱100の側壁は四枚の側面パネルを備える(当然だが、説明を簡略化するため、そして、具体例を提示するために、以下、立方体あるいは平行六面体の形をした箱を例に挙げて説明する。箱の底面は正方形あるいは長方形である。この例によって本発明に係る概念の範囲が制限されるという事はない)。
好ましくは、装置1は、可動部を電気的に制御するシステムを有する機会である事が望ましい。あるいは、機械的システム(例えばカム)でこれらの可動部の動きを制御してもよい。
箱100は、成形された紙や板紙で作られている。これらの紙や板紙は成形素材と呼ばれている。箱100は、底壁101と側壁102を備える。側壁102は、特定の数の側面パネル103を備える。本実施形態では、側面パネル103は四枚あり、側面パネル103の形状は長方形あるいは正方形である。これは具体例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
箱100は、平らな包装素材200を使って包装される(包装素材200は紙材で形成されている)。包装素材200には基部があり、この基部は箱100の底壁101と同様の形をしている(図面は、この基部が見えるようには描かれていない)。
包装素材200には、複数の断片部分201がある。断片部分201の数は、箱100の包装される側面パネル103の数に等しい。これらの断片部分201は、基部と繋がっている。断片部分201を折り曲げる事によって、箱100の側壁102全体を包装する事ができる(最初の段階で箱100と包装素材200がどのように組み合わせられるかは、図3に描かれている)。
箱100を包装するために包装素材200をどのような手順で折り曲げなければならないかという一連の工程が図3〜図7に描かれている。これらの工程は次のように要約できる。図面に示されている順番で説明する:
‐箱100の底壁101が包装素材200の基部の上に置かれるように、箱100と包装素材200を組み合わせる。
‐包装素材200の断片部分201を、基部と一直線上に並ぶ(同一平面上にある)状態(図3)から、箱の対応する側面パネル103の外側の面と接するまで回転した状態(図4に描かれているように、本実施形態では90度)に折り曲げる。各断片部分201は、突き出たフラップ202が形成されるような形状であって、箱100の側面パネル103と一直線上に並んで(つまり、平行になって)おり、これにより、側面パネル103と接触して、側面パネル103自体の端の縁104を超えて突出する。
‐突き出たフラップ202の一度目の折り曲げ工程として、フラップを箱100の内側に向かって折り曲げる。この時、図5や図6に描かれているように、フラップ202が箱100の底壁101と平行になるようにフラップ202を折り曲げる(この折り曲げ工程は、後に説明する折り曲げ素子を箱に近づける事によって行われる)。
‐フラップ202の二度目の折り曲げ工程として、既に折り曲げられたフラップ202を再び箱100の内側に向かって折り曲げる。この時、図7や図8に描かれているように、各フラップ202が、対応する側面パネル103の内側の面に接触するように、各フラップ202を折り曲げる(この折り曲げ工程は、後に説明するように、支持型枠の少なくとも一部を箱の中に挿入する事によって行われる)。
図5と図7は、側面パネル103の内側の面の一部が包装される場合に関する図面である。一方、図6と図8は、フラップ202を二回目に折り曲げた時に、フラップ202が箱100の側面パネル103の内側の面のほぼ全体を覆うように、包装素材200の大きさが設定されている場合に関する図面である。
図1は、箱100を包装素材200で包装するための装置1を示している。
装置1は、折り曲げステーション10を備える。この折り曲げステーション10の下部には折り曲げステーション20がある。折り曲げステーション10は、断片部分201を最初に折り曲げるためのものである。折り曲げステーション20は、突き出たフラップ202を折り曲げるためのものである。
より詳しく説明すると、折り曲げステーション2は、複数の接触素子11を備える。接触素子11は、箱100が折り曲げステーション10から折り重ねステーション20へ並進移動する間に、包装素材200に作用して、断片部分201を、包装素材200の基部と一直線上にある状態(図3)から、箱104の側面パネル103の外側の面と一直線上に並ぶ状態(図4)に折り曲げる事ができる形状である。
各接触素子11は、装置1のフレーム(添付図面には描かれていないが既知の種類の)に結合し、箱100すなわち型枠2との相対位置が固定された細長い本体を備えている事が望ましい。
接触素子11は、円筒体(ブラシ)あるいは空転ローラーである事が望ましい。
接触素子11の個数は、包装素材200の断片部分201の数と同じである事が望ましい。分かりやすくするために、図1には、存在する四つのローラー11のうち二つしか描かれていない。
図4は、折り曲げ工程の後、各断片部分201が、対応する側面パネル103の端の縁104から突き出た前記フラップ202を形成するような形をしている様子を示している。したがって、図面に描かれている本実施形態では、各フラップ202は、対応する側面パネル103の端の縁104から垂直上方向に突き出ている。
この構成では、ローラー11は、箱100が折り曲げステーション10を通る時に断片部分201を途中で押さえる。この結果、断片部分は、箱100の側面パネル103の外側の面に接する位置へと折り曲げられる。
図面に描かれている実施形態では、装置1は、箱100を、折り曲げステーション10から折り重ねステーション20まで垂直に移動させる。しかし、この道筋を垂直方向の道筋とは異なる道筋に変更しても、本発明の趣旨からは逸脱しない。
箱100を支え、動かすために、箱100は可動の型枠2を備える。型枠2は並進運動によって動く事が望ましい(図示されている特定の実施形態では、この並進運動は垂直方向の運動だが、運動の道筋はこれに限定されない)。型枠2は、少なくとも折り曲げステーション10と折り重ねステーション20との間で箱100を動かし、箱100を支持する事ができるように、箱100の内部に適合するサイズにすることができるようになっている。
より一般的に述べると、型枠2は、箱100を箱100形成ステーション(図示されていない)から折り曲げステーション10へと動かし、次に折り重ねステーション20へと動かし、さらにそこから(図示されていない)送出ステーションへと動かすように設計されている。箱100形成ステーションでは、板紙の素材を折り曲げる事によって箱100が形成される。送出ステーションは、完成された箱100を送出するためのものである。
型枠2は、それに適した駆動装置によって駆動される。この駆動装置は、型枠2に接続されたシリンダー3を備えている事が望ましい。このシリンダー3によって、型枠2を上げたり下げたりする事ができる。型枠2の上下運動は、箱100を包装する工程のサイクルに従って行われる。
装置1は、さらに、支持板4を備える。この支持板4は、箱100を下から支え、箱100の底壁101を載せる事ができるような土台を形成するように設計されている。底壁101が型枠2と板4の間に挟まれるよう、板4は型枠2に向かい合っている。この結果、型枠2を(箱100およびこの箱に適用された包装素材200と一体に)垂直方向に動かす事によって、箱100を折り曲げステーション10から折り重ねステーション20へと動かす事ができる。
型枠2と板4の表面は同じ寸法である事が望ましい。この結果、箱100の底壁101のうち、両方から支えられていないような部分があるという状況を防ぐ事ができる。
板4は、動かせる状態である事が望ましい。特に、板4は、型枠2の並進運動の道筋に沿って動かせる状態である事が望ましい。図示されている本実施形態では、この動きは垂直方向の動きである。
例えば、棚型の移動システム5が板4を動かしている。
箱1は、折り曲げステーション10にある時、既に糊が塗られた包装素材200の上に置かれ、支持板4の上に置かれていることに注意すべきである。特に、箱100は、包装素材200の上に置かれ、箱100の底壁101は、包装素材200の基部に接触している(つまり糊付けされている)ことに。
知られているように、型枠2は、箱1の内部の空間に適合するサイズにすることができる拘束要素を形成し、また、側面パネル103の内側の表面(面)と接するようにすることができる接触面を形成する。
折り重ねステーション20は、突き出たフラップ202を折り曲げるための折り曲げ素子21を複数個備える。この構成は図1に描かれており、図2にさらに詳細に、拡大して描かれている。
折り曲げ素子21の個数は、包装素材200の断片部分201の個数に等しい事が望ましい。
対応する突き出たフラップ202を途中で押さえるために、各折り曲げ素子21を並進運動で箱100の方向に動かす事もできるし、箱100から離れる方向へ動かす事もできる。この結果、フラップ202が、各側面パネル103に平行な状態から(90度)回転して箱100の底壁101に平行になった状態へと折り曲げられる。
折り重ねステーション20は、さらに、複数のアクチュエータ26を備える。それぞれのアクチュエータ26は、折り曲げ素子21を並進運動で箱100に近づけたり箱100から離したりするために、各アクチュエータ26に対応する折り曲げ素子21に接続されている。
これらのアクチュエータ26は、対応する折り曲げ素子21を両方の方向に動かすためのカムを備えている事が望ましい。
また、図1と図2に描かれているように、これらの各折り曲げ素子21は、細長い平らな本体22を備えており、この本体22の前端部には、互いに垂直な一対の面24、25から形成された段23がある事が望ましい。このうち、第一の面24は、対応する箱100の側面パネル103の外側の面と向かい合っており、接触部分を形成する。もう一つの面25は、対応する側面パネル103の終端部104と向かい合っている。具体的には、面25は、終端部104の上にある。
折り曲げ素子の並進運動の道筋に沿って測定される第二の面25の寸法「L」は、対応する側面パネル103の厚さ「s」以下である事が望ましい。折り曲げ素子21は、この側面パネル103に対して作用する。
第二の面25の寸法「L」は、10ミリメートルよりも小さい事が望ましい。この寸法が5ミリメートルよりも小さければ、さらに望ましい。
長さ「L」は、第二の面25と折り曲げ素子21の前端部との間の距離と一致する事が望ましい。その理由は、後にさらに詳しく説明する。
段23の第一の面24は、折り曲げ素子21が箱100に向かって並進運動をする間に、箱100の対応する側面パネル103の外側の面に第一の面24が接するように設計されている。この結果、折り曲げ素子21が箱に最も近づく位置が決まる。したがって、第一の面24は、接触部を形成する。この接触部は、折り曲げ素子21が箱100に近づく道筋の方向に面している。この方向に接触部が面している理由は、上述した箱に最も近づく位置に到達するためである。
装置1は、制御装置(図示されていない)を備えていると有利である。この制御装置は、少なくとも板4と折り曲げ素子21に動作可能に接続されている。そして、この制御装置は、少なくともいくつかの折り曲げ素子21が箱100に最も近づいた時に、板4と折り曲げ素子21を互いに近づけるように、プログラムで設定されている。いくつかの折り曲げ素子21が箱100に最も近づくタイミングは、突き出たフラップ202が、図5に描かれているような、回転状態になるように、突き出たフラップ202を折り曲げるタイミングと一致する。この折り曲げ工程は、突き出たフラップ202が、相当する箱100の側面パネル103の終端部104に対して押さえつけられた状態になるように行う。
板4と折り曲げ素子21が互いに近づく動きは、板4の並進運動のみによってもたらされる事が望ましい。つまり、このような状況では、突き出たフラップ202を箱100の底壁101に平行な位置に折り曲げるために、折り曲げ素子21は、(水平方向の)並進運動によってのみ、箱100から離れたり近づいたりする事ができる。一方、板4は、折り曲げ素子21の並進運動の道筋に垂直に(つまり鉛直に)動く事ができる。これによって、側面パネル103の縁104と、この終端部104の上に重ねられた突出フラップ202の延在部分との間に、相互の圧迫が生じる。
突出フラップ202が箱100の底壁101と平行になる位置までこの突出フラップ202を折り曲げるという工程は、折り重ねステーション20が行う最初の折り曲げ工程である。
この最初の折り曲げ工程を行うには、工程の実行に必要な時間の間は、型枠2の少なくとも一部が箱100から離れている必要がある。それは、突出フラップ202が折り曲げられる動きを型枠2が妨害しないようにするためである。
したがって、装置1は、箱100を折り重ねステーション20の中に保持する手段を備える事が望ましい。この手段は、型枠2の少なくとも一部が箱100から離され、型枠2が突出フラップ202の終端部203に対して箱100から遠く離れた位置にある間に、箱100を固定する。そのために、上記の手段は型枠2の駆動装置と連動して作動する(上記の位置とは、図示されている本実施形態では、突出フラップ202の終端部203よりも上の位置である)。
第一の実施形態では、型枠2は、一体成型された本体である。この本体は、型枠2の上述した駆動装置に接続されている。型枠2を箱100から完全に離すと、箱100は内部から支持されなくなる。このため、本実施形態では、箱100を折り重ねステーション20の中に保持するための手段は、(図示されていない)押圧素子を備えてもよい。この押圧素子は、型枠2が外されている間、箱100の底壁101の内側の表面(つまり、底壁101の上側の表面)に作用する。これは、型枠2が箱100から外される最中に箱100が型枠2に引きずられてしまう事を防止している。
押圧素子がどのように構成されているかという事と押圧素子がどのように作動するかという事は、同じ出願人によるイタリア特許出願第BO2010A000325号に詳しく説明されている。本願は、押圧素子に関する内容について、このイタリア特許出願第BO2010A000325号を完全に援用する。したがって、本願では、押圧素子に関するこれ以上の詳しい説明は行わない。
前記の保持手段は支持板4に関連した吸引装置を備える。この吸引装置は、押圧素子の代わりに使ってもよいし、押圧素子と併せて使ってもよい。吸引装置は、箱100の底壁101を吸引する事によって、底壁101が板4の上に安定して固定されるようにする(この時、底壁101は既に包装素材200で覆われている)。
吸引装置は、真空ポンプ(あるいは真空状態を作り出すための別の手段)との流体の伝達があり、板4の上面にある吸引開口部を備える事が望ましい。
吸引装置は吸引板を備え、この吸引板は、板4の、上側の穿孔された接触面を備える事が望ましい。
箱100の底壁101にて吸着カップの効果を得るために、この穿孔された接触面は、真空状態を形成する装置と密閉した状態で接続されている。
吸引装置がどのように構成されているかという事と吸引装置がどのように作動するかという事は、同じ出願人によるイタリア特許出願第BO2010A000325号に詳しく説明されている。本願は、吸引装置に関する内容について、このイタリア特許出願第BO2010A000325号を完全に援用する。したがって、本願では、吸引装置に関するこれ以上の詳しい説明は行わない。
他の実施形態では、型枠2は二つの部分に分割されている。第一の部分は、箱の中に安定して挿入されている。そして、この第一の部分は、板4に対して箱100を安定して支持するために、底壁101の(上側の)内部の表面に置かれている。第二の部分は、第一の部分に対して持ち上げる事ができ、さらに、箱100から外す事が可能なように構成されている。この実施形態は特に望ましい。なぜなら、包装素材200は、箱100の底壁101に届くように側面パネル103の内側を覆うのではなく、側面パネル103の内側の面の一部だけを覆うように構成されているので、型枠2の全体を箱100の中の空間から取り出す必要はないからである。
第一の折り曲げ工程を行う事によって突出フラップ202が底壁101と平行な位置に入れられた後、第二の折り曲げ工程が前記フラップ202に対して行われる。第二の折り曲げ工程では、各フラップ202がそれぞれに対応する前記内側の面に接するように折り曲げられる。
第二の折り曲げ工程は、型枠2(あるいは事前に箱から外された型枠2の部分)を箱100の中に再び挿入する事によって行われる。この工程は、既知の手法で行われる。
実際には、四つの側面パネル103を箱100に対して折り曲げる工程を完全に行うためには、最小で二組の折り曲げ作業(向かい合っているフラップ202を折り曲げる作業)、最大で四組の折り曲げ作業(フラップ202を一枚ずつ折り曲げていく作業)が可能である。各組の折り曲げ作業では、型枠2の少なくとも一部が持ち上げられ、対応する一つあるいは複数の折り曲げ素子21が活動され、型枠2あるいは型枠2の一部が相対的に下ろされ、(図示されていない)押圧装置が活動される。この押圧装置は、既に箱の中に挿入された型枠2を外から押圧するように設計されている。この押圧は、フラップ202が箱100の側面パネル103の内側の面に接着しやすくなるように行われる。押圧素子と同様に、押圧装置がどのように構成されているかという事と押圧装置がどのように作動するかという事は、同じ出願人によるイタリア特許出願第BO2010A000325号に詳しく説明されている。本願は、押圧装置に関する内容について、このイタリア特許出願第BO2010A000325号を完全に援用する。したがって、本願では、押圧装置に関するこれ以上の詳しい説明は行わない。
前述したように、本発明に係る装置100は、(図示されていない)制御装置を備える。この制御装置は、少なくとも、折り曲げ素子21のアクチュエータ26に接続されており、複数の折り曲げ素子21のサブセットを活動するために設けられている。折り曲げ素子21のサブセットには、一つの折り曲げ素子あるいは互いに隣接していない複数の折り曲げ素子21が含まれる。(例えば図5や図6に描かれているように)折り曲げ素子21のサブセットは、対応するフラップ202のサブセットを折り曲げる。
制御装置は、突き出たフラップ202の高さ、および、互いに向かい合っている側面パネル103同士の間の距離に基づいて、折り曲げ素子21のサブセットを活動するように、プログラムで設定されている事が望ましい。突き出たフラップ202の高さは、側面パネル103の終端部104から、折り曲げられる各々の突出フラップ202の終端部203までの長さとして測定される。この結果、制御装置は、(図5に示すように)二つの向かい合う側面パネル103に対応している二つの突出フラップ202を、これらの突出フラップ202が互いに干渉する事なく、同時に折り曲げる事が可能か、あるいは、(図6に示すように)突出フラップ202を一枚ごとに折り曲げる必要があるかどうかについて、自動的に判断する事ができる。
この事を考慮し、制御装置15は、長手方向の互いに同一の線に沿った一組の折り曲げ素子21を動作するようにプログラムされている。この時、これらの折り曲げ素子21は互いに反対方向に動いて箱100に近づく。一方、残りの複数の折り曲げ素子21は静止している。このようにして、(図5に描かれているように)前記長手方向の線と直角な平面と平行に、一組のフラップ202を箱100の内側に折り曲げる。
代わりに、制御装置15が一つの折り曲げ素子21を動作するようにプログラムで設定する方法もある。この場合、残りの折り曲げ素子21は静止している。この結果、フラップ202は一枚ずつ箱100の内側へ折り曲げられる。
真空装置も制御装置に接続されている事が望ましい。それは、型枠2を箱100から外す工程を開始する時に、真空装置を型枠2と同期化した状態で活動できるようにするためである。
制御装置は、板4にも動作可能に接続されており、板4を動かすようにプログラムで設定されている事が望ましい。板4は箱100を支持している。また、制御装置は、少なくともいくつかの折り曲げ素子21が箱100に最も近づいた時に、折り曲げ素子21を互いに近づけるようにプログラムで設定されている事が望ましい。これは、突出フラップ202を箱100の底壁101に平行になるように回転させて折り曲げる作業に該当する。既に説明したように、この特定の状態で板が動き、折り曲げ素子が互いに近づく結果、突出フラップ202を、箱100の側面パネル103のそれに対応する(下側の)終端部103に押し付ける事が可能である。
より詳しく説明すると、制御装置は、板4を動かすために、板4(および、特に移動システム5)に接続されている事が望ましい。これにより、板4は、突き出たフラップ202が一回目に折り曲げられる工程が完了するタイミングと同時に持ち上げられる。
制御装置は、一組のフラップ(202)を(第一の折り曲げ工程で)折り曲げるために、互いに隣接していない対応する一組の複数の折り曲げ素子(21)を箱(100)に近づけるようにプログラムで設定されている事が望ましい。この一組のフラップ(202)は、一つのフラップ(202)、あるいは、互いに隣接していない複数のフラップ(202)から成る。この結果、これらのフラップ(202)は、箱(100)の底壁(101)と平行になる。
さらに、制御装置は、少なくとも型枠(2)の一部を下げるようにプログラムで設定されている。これは、折り曲げた一組のフラップ(202)を(第二の折り曲げ工程で)折り曲げるためである。この結果、フラップ(202)は、側面パネル(103)の内側の面に接している位置に折り曲げられる。
制御装置は、複数の折り曲げ素子のサブセットを近づけ、その後で型枠を下ろす、という工程を、全ての折り曲げ素子が近づいた状態、つまり、全てのフラップ(202)がそれに対応する側面パネル(103)の内側の面に接している状態になるまで、次々と実行するようにプログラムで設定されている。
さらに、本発明は、箱100を包装する方法も提供する。
この方法は、次の工程を備える:
a)箱100を折り曲げステーション10に配置する。この時、底壁101は包装素材200の基部の上に重ねて配置する。包装素材200は支持板4の上に配置されている。
b)包装素材200の断片部分201を折り曲げる。この時、断片部分201が包装素材200の基部と平行な状態から、箱100の側面パネル103の対応する外側の面と接している、回転した状態になり、各断片部分201が、突き出たフラップ202を備えるように、断片部分201を折り曲げる。このフラップ202は各側面パネル103と平行であり、側面パネル103の終端部104から突き出ている。
c)突き出たフラップ202の一回目の折り曲げを行う。この時、突き出たフラップ202が箱100の底壁101に平行になるように、フラップ202は箱100の内側に向かって折り曲げられる。この一回目の折り曲げ工程は、折り曲げ素子21を箱に接近させる事によって行う。
d)フラップ202の二回目の折り曲げを行う。この時、既に折り曲げられたフラップ202は箱100の内側に向かって折り曲げられる。それは、各フラップ202が各側面パネル103の内側の面に接するようにするためである。この二回目の折り曲げ工程は、支持型枠2あるいは支持型枠2の一部を箱100の中に挿入する事によって行う。
前述した本発明によれば、突き出たフラップ202を最初に折り曲げた後、箱100の側面パネル103の端の縁104に対してこの突出フラップ202を押し付けるために、箱100の底壁101を横断する線に沿って折り曲げ素子21と箱100を互いに近づけるという工程が行われる。
この移動工程は、箱(100)を折り曲げ素子(21)に向けて動かす事によって行うのが望ましい。この時、折り曲げ素子(21)は型枠が移動する方向(つまり箱が移動する方向)には動かない事が望ましい。
この移動工程は、箱(100)を折り曲げ素子(21)に向かって上方向に(垂直方向に)動かす事によって行う事が望ましい。
折り曲げ素子と箱を互いに近づけるという工程は、フラップ202に対する二度目の折り曲げ工程が開始する前に行う事が望ましい。そして、前述したように、折り曲げ素子と箱を互いに近づけるという工程は、箱100を折り曲げ素子21に向かって動かす事によって行う事が望ましい。
二度目の折り曲げ工程は、フラップ202が箱100の側面パネル103の終端部104に対してまだ押し付けられている間に行う事が望ましい。
折り曲げ素子21は、二度目の折り曲げ工程の最中、つまり、型枠2あるいは型枠2の一部が箱100に挿入される最中に、箱100に最も近い位置にとどまると有利である。これは、折り曲げ素子21の長手方向(つまり、箱100に近づく道筋に沿った方向)が特定の長さである事、具体的には、第一面24の寸法が「L」である事によって可能になる。この結果、型枠2を箱100に挿入するという動きを折り曲げ素子21が妨害するという事を防止できる。
すなわち、寸法「L」とは、各折り曲げ素子21が側壁103の全体の分厚さ「s」にわたって充分に押圧する事ができ、かつ、各折り曲げ素子21が型枠2あるいは型枠2の一部が動く領域に侵入しないような寸法である。
したがって、二度目の折り曲げ工程では、折り曲げ素子21は箱100の側面パネル103から離れるように後方に動く必要はない。
さらに、折り曲げ素子21が箱100に最も近いという状態は、各折り曲げ素子21の接触部分(段23の第二の面25)と、それに対応する側面パネル103の外側の面が接触したという事によって規定される。
本発明には、板と折り曲げ素子の相対的な動きに関していくつかの特徴点がある。具体的には、本発明では、板が折り曲げ素子に向かって動く。このような特徴点によって、包装素材の突出フラップと箱の側面パネルの終端部が互いに接触している全ての面にわたって、突出フラップと側面パネルの終端部を互いに完全に接着させる事ができる(この結果、変形や剥離や不必要な湾曲を防止できる)。
包装素材の突出フラップと箱の側面パネルの終端部を互いに押し付ける工程において、折り曲げ素子は静止した状態に保たれている事が望ましい。
さらに、本発明には、折り曲げ素子の特定の形状に関するいくつかの特徴点がある。このような特徴点により、第二の折り曲げ工程に必要な型枠の挿入の工程の最中にも、折り曲げ素子を動作位置に配置し続ける事ができる。この結果、フラップが側面パネルの終端部に予め接着されている状態が、フラップの先端に対して施される第二の折り曲げ工程によって乱される事を防止できる。
これまでに説明した発明は、工業に応用する事が可能である。そして、発明の趣旨から逸脱しないようにして、この発明を何種類かの方法で変形したり適用したりしてもよい。さらに、この発明の細かい特徴点の全ては、技術的に同等の要素に置き換える事ができる。

Claims (12)

  1. 平坦な包装素材(200)を使って箱(100)を包装するための方法であって、前記箱(100)は、底壁(101)と側壁(102)とを備え、前記側壁(102)は複数の側面パネル(103)によって形成されており、前記包装素材(200)は基部と複数の断片部分(201)とを備え、前記基部は箱(100)の底壁(101)と同様の形をしており、前記複数の断片部分(201)は前記基部と繋がっていると共に前記複数の側面パネル(103)を包装するように前記複数の断片部分(201)を折り曲げる事が可能であり、前記方法は、次の工程を含み、
    a)箱(100)と包装素材(200)とを準備し、
    b)前記箱(100)の前記底壁(101)を前記包装素材(200)の前記基部の上に重ねて置くように前記包装素材(200)を前記箱(100)と組み合わせ、
    c)前記複数の断片部分(201)が前記基部に平行な状態から、前記複数の断片部分(201)が前記箱(100)の対応する側面パネル(103)に接触する回転状態へと、前記包装素材(200)の前記複数の断片部分(201)を折り曲げ、各断片部分(201)は突出したフラップ(202)を形成するような形状になり、前記フラップ(202)は、前記フラップ(202)が接触している前記箱(100)の前記側面パネル(103)の各々に平行であり、前記側面パネル(103)自身の終端部(104)から突出しており、
    d)前記フラップ(202)が前記箱(100)の前記底壁(101)に平行な状態になるように、前記突出したフラップ(202)を前記箱(100)の内側に向かって折り曲げる、前記突出したフラップ(202)の第一回の折り曲げ工程を、前記箱(100)に向かって折り曲げ素子(21)を接近させる事によって行い、
    e)折り曲げられた前記フラップ(202)を、各フラップ(202)が対応する側面パネル(103)の内側の面に接触した状態になるように、前記箱(100)の内側に向かって折り曲げる、前記フラップ(202)の第二回の折り曲げ工程を、前記箱(100)の中に支持型枠(2)の少なくとも一部を挿入する事によって行い、
    さらに、前記方法は、前記突出したフラップ(202)の第一回の折り曲げ工程の後、前記突出したフラップ(202)を前記箱(100)の前記側面パネル(103)の前記終端部(104)に押し付けるために、前記箱(100)の前記底壁(101)を横断する線に沿って、前記折り曲げ素子(21)と前記箱(100)とを互いに近づける工程を含み、
    前記折り曲げ素子と前記箱とを互いに近づける前記工程は、前記フラップの前記第二回の折り曲げ工程よりも前に実行され、
    前記第二回の折り曲げ工程は、前記フラップ(202)が前記箱(100)の前記側面パネル(103)の前記終端部(104)に依然として押し付けられている最中に、前記型枠(2)の少なくとも一部を前記箱(100)の中に挿入する事によって実行されることを特徴とする方法。
  2. 平坦な包装素材(200)を使って箱(100)を包装するための方法であって、前記箱(100)は、底壁(101)と側壁(102)とを備え、前記側壁(102)は複数の側面パネル(103)によって形成されており、前記包装素材(200)は基部と複数の断片部分(201)とを備え、前記基部は箱(100)の底壁(101)と同様の形をしており、前記複数の断片部分(201)は前記基部と繋がっていると共に前記複数の側面パネル(103)を包装するように前記複数の断片部分(201)を折り曲げる事が可能であり、前記方法は、次の工程を含み、
    a)箱(100)と包装素材(200)とを準備し、
    b)前記箱(100)の前記底壁(101)を前記包装素材(200)の前記基部の上に重ねて置くように前記包装素材(200)を前記箱(100)と組み合わせ、
    c)前記複数の断片部分(201)が前記基部に平行な状態から、前記複数の断片部分(201)が前記箱(100)の対応する側面パネル(103)に接触する回転状態へと、前記包装素材(200)の前記複数の断片部分(201)を折り曲げ、各断片部分(201)は突出したフラップ(202)を形成するような形状になり、前記フラップ(202)は、前記フラップ(202)が接触している前記箱(100)の前記側面パネル(103)の各々に平行であり、前記側面パネル(103)自身の終端部(104)から突出しており、
    d)前記フラップ(202)が前記箱(100)の前記底壁(101)に平行な状態になるように、前記突出したフラップ(202)を前記箱(100)の内側に向かって折り曲げる、前記突出したフラップ(202)の第一回の折り曲げ工程を、前記箱(100)に向かって折り曲げ素子(21)を接近させる事によって行い、
    e)折り曲げられた前記フラップ(202)を、各フラップ(202)が対応する側面パネル(103)の内側の面に接触した状態になるように、前記箱(100)の内側に向かって折り曲げる、前記フラップ(202)の第二回の折り曲げ工程を、前記箱(100)の中に支持型枠(2)の少なくとも一部を挿入する事によって行い、
    さらに、前記方法は、前記突出したフラップ(202)の第一回の折り曲げ工程の後、前記突出したフラップ(202)を前記箱(100)の前記側面パネル(103)の前記終端部(104)に押し付けるために、前記箱(100)の前記底壁(101)を横断する線に沿って、前記折り曲げ素子(21)と前記箱(100)とを互いに近づける工程を含み、
    前記第一回の折り曲げ工程は、前記折り曲げ素子(21)を、前記箱(100)の対応する側面パネル(103)に向かって、前記箱(100)に最も近い状態になるまで接近させる事によって実行され、
    前記箱(100)に最も近い状態とは、前記折り曲げ素子(21)が前記箱(101)の前記側面パネル(103)の前記終端部(104)に重ねて配置されており、かつ、前記箱(100)の中に前記型枠(2)の少なくとも一部が挿入されるという動きを前記折り曲げ素子(21)が妨害しないという状態であることを特徴とする方法。
  3. 前記折り曲げ素子と前記箱とを互いに近づける前記工程は、前記箱(100)を前記折り曲げ素子(21)に向かって動かす事によって実行されることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の方法。
  4. 前記第二回の折り曲げ工程が実行されている最中に、前記折り曲げ素子(21)は、後方に前記箱から遠ざかる動きをせずに、前記箱に接近した位置にとどまることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 前記折り曲げ素子(21)が前記箱(100)に最も近い状態とは、各折り曲げ素子(21)の接触部(24)が前記対応する側面パネル(103)の外側の面に接している事によって規定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. ‐前記第一回の折り曲げ工程(d)は、一つのフラップ(202)あるいは互いに隣接していない複数のフラップ(202)から成るフラップ(202)のサブセットを、特定の位置から、前記フラップ(202)が前記箱(100)の前記底壁(101)と平行になるように、複数の折り曲げ素子(21)の対応するサブセットを前記箱(100)に接近させる事によって折り曲げる工程を含み、
    ‐前記第二回の折り曲げ工程(e)は、前記フラップ(202)のサブセットを、前記フラップ(202)が前記側面パネル(103)の内側の面に接している位置に移動させるために、前記型枠(2)の少なくとも一部を下ろす事によって、さらに折り曲げる工程を含み、
    前記工程(d)および前記工程(e)は、前記対応する側面パネル(103)の前記内側の面に前記フラップ(202)の全てが接している状態になるまで次々と繰り返される事を特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 平坦な包装素材(200)を使って箱(100)を包装するための装置であって、前記箱(100)は底壁(101)と側壁(102)とを備え、前記側壁(102)は複数の側面パネル(103)によって形成されており、前記包装素材(200)は基部と複数の断片部分(201)とを備え、前記基部は箱の底壁(101)と同様の形をしており、前記複数の断片部分(201)は前記基部と繋がっていると共に前記箱(100)の前記複数の側面パネル(103)を包装するように前記複数の断片部分(201)を折り曲げる事が可能であり、前記装置は、
    ‐前記包装素材(202)と前記箱(100)とを支持するための可動板(4)と;
    ‐前記箱(100)を動かすために、前記箱(100)の中に動作可能に収まる事ができる大きさの可動型枠(2)と;
    ‐前記包装素材(200)の前記基部を前記箱(100)の前記底壁(101)に組み合わせるため、および、前記複数の断片部分(201)が前記基部と平行な状態から、前記複数の断片部分(201)が前記箱(100)の対応する側面パネル(103)の外側の面に接触する回転状態へと、前記包装素材(200)の前記複数の断片部分(201)を折り曲げ、各断片部分(201)が突出したフラップ(202)を形成するような形状になり、前記フラップ(202)が、前記フラップ(202)に接触している前記側面パネル(103)の各々に平行になり、前記フラップ(202)が前記側面パネル(103)の終端部(104)から突出する状態になるようにするための折り曲げステーション(10)と;
    ‐前記側面パネル(103)の内側の面の少なくとも一部を包装するために前記突出したフラップ(202)を前記側面パネル(103)に折り重ねる折り重ねステーション(20)と;
    ‐前記折り重ねステーション(21)に配置されており、対応する突出したフラップ(202)を途中で押さえる事によって前記フラップを各側面パネル(103)に平行な状態から前記フラップが前記箱(100)の前記底壁(101)に平行になるように回転した状態へと折り曲げるために前記箱(100)に近づく方向および前記箱(100)から遠ざかる方向に動く事ができる複数の折り曲げ素子(21)と;
    を備え、
    前記装置は制御装置を備え、前記制御装置は前記板(4)と前記折り曲げ素子(21)とを互いに近づけるように動かすようにプログラムで設定されており、前記板(4)と前記折り曲げ素子(21)とが互いに近づくように動かされるのは、前記折り曲げ素子(21)が前記箱(101)の対応する側面パネル(103)の前記終端部(104)に接する位置にあり、かつ、前記突出したフラップ(202)が前記箱(100)の前記底壁(101)に平行な回転状態に配置されている時であり、
    各折り曲げ素子(21)が少なくとも前記箱(100)に向かうと共に前記箱(100)から離れる方向の直線に沿って動く事ができ、各折り曲げ素子(21)は接触部(24)を備え、前記接触部(24)は前記折り曲げ素子(21)が前記箱(100)に向かって接近する方向に垂直に位置しており、前記接触部(24)は前記箱(100)の対応する側面パネル(103)の外側の面に接するように設計されており、前記接触部(24)は前記折り曲げ素子(21)が前記箱(100)に最も近づく状態を規定している事を特徴とする装置。
  8. 平坦な包装素材(200)を使って箱(100)を包装するための装置であって、前記箱(100)は底壁(101)と側壁(102)とを備え、前記側壁(102)は複数の側面パネル(103)によって形成されており、前記包装素材(200)は基部と複数の断片部分(201)とを備え、前記基部は箱の底壁(101)と同様の形をしており、前記複数の断片部分(201)は前記基部と繋がっていると共に前記箱(100)の前記複数の側面パネル(103)を包装するように前記複数の断片部分(201)を折り曲げる事が可能であり、前記装置は、
    ‐前記包装素材(202)と前記箱(100)とを支持するための可動板(4)と;
    ‐前記箱(100)を動かすために、前記箱(100)の中に動作可能に収まる事ができる大きさの可動型枠(2)と;
    ‐前記包装素材(200)の前記基部を前記箱(100)の前記底壁(101)に組み合わせるため、および、前記複数の断片部分(201)が前記基部と平行な状態から、前記複数の断片部分(201)が前記箱(100)の対応する側面パネル(103)の外側の面に接触する回転状態へと、前記包装素材(200)の前記複数の断片部分(201)を折り曲げ、各断片部分(201)が突出したフラップ(202)を形成するような形状になり、前記フラップ(202)が、前記フラップ(202)に接触している前記側面パネル(103)の各々に平行になり、前記フラップ(202)が前記側面パネル(103)の終端部(104)から突出する状態になるようにするための折り曲げステーション(10)と;
    ‐前記側面パネル(103)の内側の面の少なくとも一部を包装するために前記突出したフラップ(202)を前記側面パネル(103)に折り重ねる折り重ねステーション(20)と;
    ‐前記折り重ねステーション(21)に配置されており、対応する突出したフラップ(202)を途中で押さえる事によって前記フラップを各側面パネル(103)に平行な状態から前記フラップが前記箱(100)の前記底壁(101)に平行になるように回転した状態へと折り曲げるために前記箱(100)に近づく方向および前記箱(100)から遠ざかる方向に動く事ができる複数の折り曲げ素子(21)と;
    を備え、
    前記装置は制御装置を備え、前記制御装置は前記板(4)と前記折り曲げ素子(21)とを互いに近づけるように動かすようにプログラムで設定されており、前記板(4)と前記折り曲げ素子(21)とが互いに近づくように動かされるのは、前記折り曲げ素子(21)が前記箱(101)の対応する側面パネル(103)の前記終端部(104)に接する位置にあり、かつ、前記突出したフラップ(202)が前記箱(100)の前記底壁(101)に平行な回転状態に配置されている時であり、
    各折り曲げ素子(21)は前端部を備え、前記前端部は段(23)を備えており、前記段(23)は一対の面(24,25)によって形成されており、前記面(24,25)は互いに垂直であり、第一の面(24)は前記箱(100)の対応する側面パネル(103)の外側の面に接するように配置する事ができると共に接触部を形成し、第二の面(25)は対応する側面パネル(103)の終端部(104)に接するように配置する事ができることを特徴とする装置。
  9. 前記板(4)を前記折り曲げ素子(21)に対して押すための移動手段を備え、前記移動手段は前記板(4)に繋がれていることを特徴とする請求項7あるいは8に記載の装置。
  10. 前記第二の面(25)の寸法は(L)であり、前記寸法(L)は前記折り曲げ素子(21)が前記箱(100)に向かう並進運動の道筋に沿って測定され、前記寸法(L)は10ミリメートルよりも小さく、望ましくは5ミリメートルよりも小さいことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記型枠(2)は一体成型された本体であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の装置。
  12. 第一の駆動装置および第二の駆動装置を備え、前記第一の駆動装置および前記第二の駆動装置は互いに独立した装置であり、前記第一の駆動装置は前記型枠(2)に接続されており、前記第二の駆動装置は前記板(4)に接続されていることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の装置。
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