JP6249226B2 - ステッピングモーターの制御装置 - Google Patents

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本発明はステッピングモーターの制御装置に関する。
ステッピングモーターの駆動を制御する制御装置が特許文献1に開示される。ステッピングモーターの駆動方式としては、ステッピングモーターのコイルに電圧を加えて目標値までそのコイルに電流を流した後、加えた電圧のON−OFFのスイッチングをすることで一定の励磁電流をコイルに流して励磁する定電流駆動方式が知られる。
特開2000−236696号公報
上記の定電流駆動方式は、ステッピングモーターのコイルや駆動回路の発熱を抑制できる。しかし、電圧のONとOFFを繰り返すことで放射・伝導ノイズがステッピングモーターのコイルや駆動回路に発生する。
また、コイルに加える電圧値によりコイルに流れる電流が目標値に到達する時間が変化するにも関わらず、従来の定電流駆動方式では、コイルに電圧を加えて励磁が終了(1ステップ分の励磁が終了)するまでの時間が予め規定(固定)されていた。よって、高い電圧をコイルに加えた場合は、それより低い電圧を加えた場合よりも電流の立ち上がり時間が短縮され、励磁時間(電圧のON−OFFを繰り返す時間)が不要に長くなり、放射・伝導ノイズが顕著となる場合がある。
本発明の課題は、放電・放射ノイズを低減することができる定電流駆動方式のステッピングモーターの制御装置を提供する。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のステッピングモーターの制御装置は、
ステッピングモーターのコイルに電圧を加えてコイルに流れる電流値を基準値に到達させた後、電圧のONとOFFを繰り返して一定範囲内の定電流をコイルに流して励磁し、ステッピングモーターを駆動する駆動部を有するステッピングモーターの制御装置において、
ステッピングモーターの温度を測定する温度測定部と、
電圧を測定する電圧測定部と、
温度測定部により測定された測定温度と電圧測定部により測定された測定電圧に基づきコイルに電圧を加えてから電流値が基準値に達する到達時間を推定する時間推定部と、
時間推定部により推定された推定時間に応じ、定電流を流して励磁する励磁時間を設定する時間設定部と、を備え、
駆動部は励磁時間、定電流を流してステッピングモーターを駆動することを前提とする。
上記本発明の前提となるステッピングモーターの制御装置では、コイルに電圧を加えてからコイルに流れる電流値が基準値に到達するまでの到達時間を推定し、到達時間に基づき定電流により励磁する励磁時間を設定する。即ち、コイルに加わる電圧に応じて可変する到達時間に基づき励磁時間が設定されるため、電圧に応じて適切な励磁時間を設定できる。そのため、比較的高い電圧がコイルに加わる場合は、不要に長い励磁時間を短縮し、放射・伝導ノイズを低減させることができる。
そして、本発明のステッピングモーターの制御装置では、時間設定部は推定時間に予め定められた第一定数を乗算した算出時間を励磁時間として設定し、駆動部はその算出時間だけ定電流を流してステッピングモーターを駆動することを特徴とする。これによれば、推定時間に対応して適切な励磁時間を設定できる。
また、時間設定部は算出時間とステッピングモーターが脱調しないために予め定められた最低励磁時間を比較する比較部を有し、比較部の比較結果により算出時間が最低励磁時間以上の場合、算出時間を励磁時間に設定する。一方、比較部の比較結果により算出時間が最低励磁時間より短い場合、最低励磁時間を励磁時間に設定する。これによれば、励磁時間が最低励磁時間となることでステッピングモーターが脱調するのを回避できる。
更に、温度測定部は測定した温度に予め定められた第二定数を乗算する温度補正部を有し、温度補正部により補正された補正温度を測定温度とする。これによれば、駆動により上昇するステッピングモーターの上昇温度を加味した上で到達時間を推定でき、適切な励磁時間を設定できる。
本発明に用いるステッピングモーターの一例を示す概念図。 本発明の制御装置の電気的構成の概略の一例を示すブロック図。 本発明の制御装置によりステッピングモーターのA相とB相のコイルに印加した印加電圧と印加電流の関係を示すタイムチャート。 図2のプログラムの処理の一例を示すフローチャート。 測定温度を補正する補正係数と励磁開始してからの時間との関係を示すグラフ。 ステッピングモーターのコイルに電圧を印加してコイルに定電流を流す場合の電流値の一連の変動を示すタイムチャート。 図6Aよりも高い電圧を印加した場合の図6Aに対応するタイムチャート。 従来の制御装置により制御したステッピングモーターのA相とB相のコイルに印加した印加電圧と印加電流の関係を示す2つのタイムチャート(印加電圧以外は同じ条件)。 本発明の制御装置と従来の制御装置により制御したステッピングモーターのA相とB相のコイルに印加した印加電圧と印加電流の関係を示すタイムチャート。 モーター温度とバッテリー電圧により設定される推定時間の配列データの一例を説明する説明図。
図1に示す本発明に用いるステッピングモーター1の一例は、回転子2(例えば所定の磁石)と励磁電流により電磁石を磁化して回転子2を回転させる2相のコイル3(A相のコイル3aとB相のコイル3b)を有し、励磁電流を流すコイル3a、3bとコイル3a、3bに流れる励磁電流の方向を所定の順序で切り替えて回転子2を回転させるバイポーラ型のモーターである。図2に示すようにステッピングモーター1はモーター本体のモーター温度を検出(例えば、コイル3の温度を検出)するサーミスタ4が内蔵される。
ステッピングモーター1は本発明の一例の制御装置5により制御される。制御装置5は、ステッピングモーター1の温度を測定する温度測定部6と、ステッピングモーター1を駆動するバッテリー電圧を測定する電圧測定部7と、ステッピングモーター1を制御する制御部8と、制御部8からの制御信号に従ってステッピングモーター1を駆動する駆動部9を備える。
温度測定部6はサーミスタ4に接続され、サーミスタ4からの電気信号によりステッピングモーター1のモーター温度(コイル3の温度)を測定する温度測定回路6aとして構成される。
電圧測定部7は、ステッピングモーター1を駆動するバッテリー10に接続され、バッテリー10のバッテリー電圧を検出する電圧測定回路7aとして構成される。
制御部8はCPU8a、メモリ8b、ROM8c、及びRAM8dと、これらをI/Oポート8e(入出力インターフェース)と接続するバス8fを主要部品とするマイコンとして構成され、I/Oポート8eには、温度測定回路6a、電圧測定回路7a及び駆動部9が接続される。
CPU8aは、例えば、温度測定回路6aと電圧測定回路7aを通じて測定したモーター温度とバッテリー電圧を常時モニターしてメモリ8bに記憶し、メモリ8bには、モーター温度の温度データ及びバッテリー電圧の電圧データ等が記憶される。ROM8cには、メモリ8bに記憶された温度データと電圧データからコイル3に流れる電流が基準値に到達する到達時間を推定する時間推定プログラムP1と、その到達時間に応じてコイル3に電流を流して励磁する励磁時間を設定する時間設定プログラムP2と、その励磁時間励磁してステッピングモーター1を駆動させる駆動プログラムP3などが格納される。また、ステッピングモーター1が脱調しないために必要な最短の励磁時間(1ステップ分の励磁時間)として事前に用意した最低励磁時間データD1などの各種データも格納される。
時間推定プログラムP1は、メモリ8bに記憶された温度データ(モーター温度)を読み出して所定温度に補正する補正プログラムと、推定した到達時間(推定時間)をもとに所定の演算をして算出する算出時間を導く算出プログラムを有する。時間設定プログラムP2は、算出時間と最低励磁時間を比較する比較プログラムを有する。
ROM8cに格納された上記の各プログラムは、CPU8aによりRAM8dをワークエリアとして実行され、CPU8aは必要に応じてメモリ8bから温度データ及び電圧データなどを読み出す。制御部8が本発明の時間推定部及び時間設定部に相当する。
上記の各種プログラムの実行に応じて制御部8から駆動部9に制御信号が送信される。駆動部9は制御信号に従ってステッピングモーター1を駆動する。例えば、制御部8において、プログラムの実行によりコイル3に励磁電流を流して励磁する励磁時間が設定された場合は、設定された励磁時間に合わせて励磁切り替え信号が制御部8から駆動部9に送信される。
駆動部9は、制御部8から送信される励磁切り替え信号に従い励磁電流を流すコイル3a、3bとコイル3a、3bに流れる励磁電流(電流の流れる方向)を制御してステッピングモーター1を駆動するドライバー回路9aとして構成される。ドライバー回路9aは、図3に示すようにコイル3a、3bにバッテリー電圧(図示V又は−V)を加えてコイル3a、3bに流れる電流値を基準値(図示I又は−I)に到達させた後、電圧のONとOFFを繰り返して一定範囲内の定電流をコイル3に流して励磁する周知の定電流回路を備える。
ドライバー回路9aにより定電流が流れる様子を具体的に説明する。図示「励磁状態1」の区間の始まりに対応してB相のコイル3bに正の印加電圧(V)が所定期間継続して印加されることで、B相のコイル3bに流れる電流が立ち上がる。立ち上がった電流の電流値が基準値(I)になると、B相のコイル3bに印加した印加電圧(V)のON−OFFを所定周期で繰り返す(PWM制御する)ことで一定範囲内の定電流(目標とする電流値以上の定電流)をコイル3bに流し、励磁時間(T)、励磁する(図示「励磁状態1→2」)。
励磁時間の終了とともに図示「励磁状態3」の区間の始まりに対応して今度はB相のコイル3bに負の印加電圧(−V)が所定期間継続して印加されることで、B相のコイル3bに流れる電流が負の方向に立ち上がる。その立ち上がった電流の電流値が基準値(−I)になると、B相のコイル3bに印加した印加電圧(−V)のON−OFFを所定周期で繰り返す(PWM制御する)ことで一定範囲内の定電流をコイル3bに流し、励磁時間(T)、励磁する(図示「励磁状態3→4」)。
励磁時間の終了とともに図示「励磁状態1」の区間の始まりに再び戻る。一方、A相のコイル3aは、例えば、図示「励磁状態4」の区間の始まりに対応してA相のコイル3aに正の印加電圧(V)が所定期間継続して印加した後、所定のPWM制御をすることで、励磁時間(T)、定電流をコイル3aに流して励磁する(図示「励磁状態4→1」)。その励磁時間の終了とともに、図示「励磁状態2」の区間の始まりに対応して今度は負の印加電圧(−V)が所定期間印加し、所定のPWM制御をすることで、励磁時間(T)、定電流をコイル3aに流して励磁し(図示「励磁状態2→3」)、励磁時間の終了とともに図示「励磁状態4」の区間の始まりに再び戻る。
そのため、図3に示す例においては、B相のコイル3bに定電流(正の電流)を流して励磁(励磁状態1)→A相のコイル3aに定電流(負の電流)を流して励磁(励磁状態2)→B相のコイル3bに定電流(負の電流)を流して励磁(励磁状態3)→A相のコイル3aに定電流(正の電流)を流して励磁(励磁状態4)→B相のコイル3bに定電流(正の電流)を流して励磁(励磁状態1)、のようにA相とB相のコイル3a、3bに対して交互(一部重複する期間があるが交互)に電流を流して交互に励磁することでステッピングモーター1を駆動する。
次に図4のフローチャートに基づき前述の各種プログラムの内容の一例を説明する。図4はA相、B相のコイル3a、3bに電流を流して励磁する励磁時間を設定する一連の処理である。図2のROM8cの時間設定プログラムP2などがRAM8dのワークメモリを作業領域としてCPU8aに読み出され、実行される一連の処理である。この処理は、例えば、ステッピングモーター1を駆動する駆動信号をCPU8aが受け取った後に、ステッピングモーター1が停止するまで繰り返し実行される。
CPU8aに駆動信号が入力されると、CPU8aが温度測定回路6aを通じてモニターした直近のモーター温度の温度データをメモリ8bから読み出してモーター温度を取得する(ステップS1)。次にステッピングモーター1の励磁(ステッピングモーター1が回転)を開始してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS2)。
モーター温度は、一般的にモーターの回転(駆動)が継続するにつれて一定温度近傍まで上昇する。そこで、例えば、図5に示すようにステッピングモーター1の励磁(回転)を開始してから所定時間(T)未満なら、ステッピングモーター1の励磁開始からの経過時間に相関する正の定数(a)を乗じてモーター温度(測定温度)を補正し(ステップS2‘)、ステップS3に進む。これにより温度上昇を加味した上での制御ができる。一方、テッピングモーター1の励磁(回転)を開始してから所定時間(T)を経過した場合、ステップS3に進む。
ステップS3では、モーター温度(補正していない測定温度)又は補正したモーター温度(補正温度)からコイル3a、3bの抵抗値を演算する。例えば、25℃における銅線の抵抗率と1℃当たりの銅線の抵抗温度係数からモーター温度に基づくコイル3a、3bの抵抗値を演算する。
抵抗値が演算されると、CPU8aが電圧測定回路7aを通じてモニターした直近のバッテリー電圧の電圧データをメモリ8dから読み出してバッテリー電圧を取得する(ステップS4)。
次に取得したバッテリー電圧と演算したコイル3a、3bの抵抗値からコイル3a、3bに流れる電流が基準値(I)に到達するまでの到達時間を推定する。例えば、コイル3a、3bを抵抗とコイルが直列に接続された回路と仮定して、コイル3a、3bの印加電圧(V)、コイル3a、3bのインダクタンス、測定したコイル3a、3bの抵抗値、及び定常状態の電流値などから到達時間を演算する。その演算した演算結果を推定した到達時間とする(ステップS5)。なお、到達時間はコイル3毎に取得してもよいし、一方のコイル3から取得して両者に共通する到達時間としてもよい。
到達時間を取得すると、その到達時間に予め定められた定数を乗算した算出時間を演算する。例えば、図6Aに示すように電流が基準値(I)に到達するまでの到達時間(t)と到達時間(t)に到達してから定電流を流して励磁する励磁時間(t)の電流モデルを予め用意する。その電流モデルの到達時間(t)と推定した到達時間(図6Bではtとする)の比率に基づき算出時間(t‘)を演算する(ステップS6)。よって、到達時間に対応して適切な算出時間を設定できる。
算出時間が算出されると、ROM8cから対応する最低励磁時間データD1が読み出され、算出時間と最低励磁時間の時間の長短について比較する。算出時間が最低励磁時間以上(算出時間≧最低励磁時間)なら算出時間を励磁時間に設定し、算出時間が最低励磁時間に満たない(算出時間<最低励磁時間)なら最低励磁時間を励磁時間に設定する。そのため、少なくとも最低励磁時間は励磁され、ステッピングモーター1が脱調するのを回避できる。
励磁時間が設定されると、その励磁時間に対応する励磁切り替え信号が制御部8から駆動部9(ドライバー回路9a)に送信され、ステッピングモーター1の駆動が制御される。以上の一連の処理が、例えば、ステッピングモーター1の回転中に繰り返し実行される。
図7に示すように従来の制御装置におけるB相のコイルに着目すると、印加電圧がV(V>V)の場合には、図示「励磁状態1」の区間の開始に同期して印加電圧(V)が印加され、その後にPWM制御をして図示「励磁状態2」の区間の最後まで印加電圧(V)を印加する。一方、印加電圧がV(V>V)の場合には、印加電圧(V)と同じ期間だけ印加電圧(V)を印加するため、基準値(I)に到達する到達時間の差分(ΔT)だけPWM制御が余分に実行され、コイルとドライバー回路に放射・伝導ノイズが発生する。
それに対して本発明の制御装置5では、図6Bに示すように到達時間(t)に応じて算出時間(t‘)(励磁時間)を設定する。よって、図8に示すように比較的高い印加電圧(V)をコイルに加えた場合には、従来の制御装置よりも励磁時間が短く設定され、過度に長い励磁時間を短縮し、放射・伝導ノイズを低減できる。
以上、本発明の実施の態様を説明したが、本発明はその具体的な記載に限定されることなく、例示した構成、処理等を技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせて実施することも可能であるし、またある要素、処理を周知の形態に置き換えて実施することもできる。
上記実施例では算出時間を演算したが、図9に示すように測定したバッテリー電圧とモーター温度が該当する範囲(バッテリー電圧(V0〜V1、V1〜V2・・・)、モーター温度(T0〜T1、T1〜T2・・・))に対応付けて特定した算出時間(t00、t01・・・)を配列データなどでROM8cに格納し、CPU8aがメモリ8bから読み出した電圧データと温度データから算出時間を取得し、CPU8aの処理負担を低減させてもよい。
上記実施例ではコイル3の温度をステッピングモーター1のモーター温度としたが、モーターの表面温度などコイル3以外の他の部品からモーター温度を測定してもよい。また、ステッピングモーター1がカーエアコンの冷媒流量を調整する調整弁の開閉手段として用いられる場合は、その冷媒の温度をモーター温度として測定してもよい。
なお、制御装置6を車両用として用いる場合には、オルタネーターなどの充電手段により充電可能なバッテリー10として構成することにより、ステッピングモーター1を、駆動させる毎に印加電圧(バッテリー10の電圧)が異なる場合でも、適切な励磁時間励磁できる。
以上の説明では制御部8をマイコンとして構成したが、制御部8と駆動部9をICで構成してもよい。また、コイル3の巻線として2相を例示したが、1相、3相、4相・・・でもよい。ステッピングモーター1の励磁方式としは、1相励磁、1−2相励磁、2相励磁・・・いずれの方式でもよい。更に上記ではバイポーラ方式を例示したが、ユニポーラ方式でもよい。
1 ステッピングモーター 2 回転子
3 コイル(A相のコイル3a、B相のコイル3b)
4 サーミスタ 5 制御装置
6 温度測定部(温度測定回路6a)
7 電圧測定部(電圧測定回路7a)
8 制御部 9 駆動部
10 バッテリー

Claims (4)

  1. ステッピングモーターのコイルに電圧を加えて前記コイルに流れる電流値を基準値に到達させた後、前記電圧のONとOFFを繰り返して一定範囲内の定電流を前記コイルに流して励磁し、前記ステッピングモーターを駆動する駆動部を有するステッピングモーターの制御装置において、
    前記ステッピングモーターの温度を測定する温度測定部と、
    前記電圧を測定する電圧測定部と、
    前記温度測定部により測定された測定温度と前記電圧測定部により測定された測定電圧に基づき前記コイルに前記電圧を加えてから前記電流値が前記基準値に達する到達時間を推定する時間推定部と、
    前記時間推定部により推定された推定時間に応じ、前記定電流を流して励磁する励磁時間を設定する時間設定部と、を備え、
    前記時間設定部は、前記推定時間に予め定められた第一定数を乗算した算出時間を前記励磁時間として設定し、
    前記駆動部は前記算出時間だけ前記定電流を流して前記ステッピングモーターを駆動することを特徴とするステッピングモーターの制御装置。
  2. 前記時間設定部は、前記算出時間と前記ステッピングモーターが脱調しないために予め定められた最低励磁時間を比較する比較部を有し、前記比較部の比較結果により前記算出時間が前記最低励磁時間以上の場合、前記算出時間を前記励磁時間に設定する請求項1に記載のステッピングモーターの制御装置。
  3. 前記比較部の比較結果により前記算出時間が前記最低励磁時間より短い場合、前記最低励磁時間を前記励磁時間に設定する請求項2に記載のステッピングモーターの制御装置。
  4. 前記温度測定部は、測定した前記温度に予め定められた第二定数を乗算する温度補正部を有し、前記温度補正部により補正された補正温度を前記測定温度とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のステッピングモーターの制御装置。
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