JP6248089B2 - 給紙装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を供給する給紙装置、及びそれを備えた画像形成装置に関する。
この種の給紙装置は、用紙が積載される給紙トレイと、給紙ローラと、給紙ローラに接する分離部材とを備え、用紙を給紙トレイから引き出して給紙ローラと分離部材との間のニップ域を通じて用紙搬送経路へと送り出している。複数の用紙が重なったまま給紙トレイから引き出された場合は、各用紙が給紙ローラと分離部材との間のニップ域を通過するときに1枚ずつに分離されて搬送される。
また、特許文献1では、給紙トレイから分離部材の表面に及ぶ範囲にガイドフィルムを設けて、ガイドフィルムにより用紙を分離部材の表面へと滑らかに案内し、用紙が給紙トレイから分離部材までの搬送途中で引っ掛かることがないようにして、給紙ミスの発生を防止している。
特開2004−137021号公報
ところで、特許文献1のように給紙トレイから分離部材の表面に及ぶ範囲にガイドフィルムを設けた場合は、ガイドフィルムを長くして分離部材の表面の広い範囲に重ねると、用紙に対する分離部材の表面の接触面積が狭くなって、複数の用紙が重なった状態で搬送されるという用紙の重送が発生し易くなる。また、ガイドフィルムを短くすると、用紙に対する分離部材の表面の接触面積が広くなって、用紙の重送が発生し難くなるものの、カールした用紙の先端が分離部材の表面に引っ掛かって、用紙が搬送され難くなり、給紙ミスが発生し易くなる。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、分離部材の表面に及ぶ範囲にガイドフィルム等からなる用紙案内部材を設けながらも、用紙の重送や給紙ミスが発生し難い給紙装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る給紙装置は、用紙が積載される給紙トレイと、用紙案内部材と、前記用紙を搬送する給紙ローラと、前記用紙の重送が生じたときに前記用紙を分離させる分離部材とを備え、前記用紙を前記給紙トレイから前記用紙案内部材を経由して前記給紙ローラと前記分離部材との間のニップ域へと導き、前記用紙を前記ニップ域を通じて用紙搬送経路へと送り出す給紙装置であって、前記用紙の搬送方向の下流側に向く前記用紙案内部材の先端部には、前記搬送方向の下流側に突出した凸状端部と、前記凸状端部よりも前記搬送方向の上流側に退いた凹状端部とが前記搬送方向と直交する方向に交互に並べて設けられ、前記凸状端部は、前記搬送方向と直交する方向における前記分離部材の両側端と対向する位置と、前記搬送方向と直交する方向における前記給紙ローラの中央部と対向する位置とに設けられ、前記用紙案内部材は、合成樹脂からなる可撓性を有する部材で形成され、前記搬送方向と直交する方向において、前記凹状端部の幅は、前記給紙ローラの中央部と対向する位置に設けられた凸状端部の幅よりも広いことを特徴とする。
本発明に係る給紙装置は、用紙が積載される給紙トレイと、用紙案内部材と、前記用紙を搬送する給紙ローラと、前記用紙の重送が生じたときに前記用紙を分離させる分離部材とを備え、前記用紙を前記給紙トレイから前記用紙案内部材を経由して前記給紙ローラと前記分離部材との間のニップ域へと導き、前記用紙を前記ニップ域を通じて用紙搬送経路へと送り出す給紙装置であって、前記用紙の搬送方向の下流側に向く前記用紙案内部材の先端部には、前記搬送方向の下流側に突出した凸状端部と、前記凸状端部よりも前記搬送方向の上流側に退いた凹状端部とが前記搬送方向と直交する方向に交互に並べて設けられ、前記凸状端部は、前記搬送方向と直交する方向における前記分離部材の両側端と対向する位置と、前記搬送方向と直交する方向における前記給紙ローラの中央部と対向する位置とに設けられ、前記用紙案内部材は、ステンレス板で形成され、前記搬送方向と直交する方向において、前記凹状端部の幅は、前記給紙ローラの中央部と対向する位置に設けられた凸状端部の幅よりも広いことを特徴とする。
本発明に係る給紙装置では、前記ニップ域に近づく程、前記搬送方向と直交する方向における前記凸状端部の幅が狭くされた構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る給紙装置と、前記給紙装置から送り出された用紙に画像を形成する印刷部とを備えたことを特徴とする。
本発明によると、凸状端部と凹状端部とが用紙の搬送方向と直交する方向に交互に並べられているので、用紙の先端が凸状端部に接しつつニップ域の近傍まで導かれ、給紙ミスを防止することができる。また、凹状端部を設けることで、用紙の先端が分離部材に長く接触し、複数の用紙が重なっていても、分離部材により各用紙を1枚ずつに分離させることができる。
本発明の給紙装置の第1実施形態である手差し装置を適用した画像形成装置を示す断面図である。 第1実施形態の手差し装置を模式的に示す側面図である。 図2の手差し装置における給紙ローラ、分離ローラ、及び用紙案内部材を、用紙搬送方向の上流側から視て示す正面図である。 (a)は用紙案内部材を示す平面図であり、(b)は用紙案内部材の変形例を示す平面図である。 図2の手差し装置の用紙案内部材周辺を拡大して模式的に示す側面図である。 本発明の給紙装置の第2実施形態である手差し装置における用紙案内部材を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の給紙装置を模式的に示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の給紙装置の第1実施形態を適用した画像形成装置を示す断面図である。この画像形成装置1は、原稿を読取って記録用紙に印刷する複写機能を有するものであって、原稿読取り装置2、原稿搬送装置(ADF)3、印刷部4、給紙装置5、手差し装置(第1実施形態の給紙装置)7、及び用紙搬送部8等を備えている。原稿読取り装置2及び原稿搬送装置3は、画像形成装置1の本体の上側に搭載され、また印刷部4、給紙装置5、及び用紙搬送部8は、画像形成装置1の本体に内蔵され、更に手差し装置7は、画像形成装置1の本体側壁に取り付けられている。
この画像形成装置1において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、印刷部4においては、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、及び帯電装置15等が各色に応じた4種類のトナー像を形成するためにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、ドラムクリーニング装置14により感光体ドラム13表面の残留トナーを除去及び回収した後、帯電装置15により感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置11により感光体ドラム13表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置12により感光体ドラム13表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム13表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像が形成される。
この後、中間転写ベルト21を矢印方向Cに周回移動させつつ、ベルトクリーニング装置22により中間転写ベルト21の残留トナーを除去及び回収し、各感光体ドラム13表面に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21に転写して、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
中間転写ベルト21と2次転写装置23の転写ローラ23aとの間にはニップ域が形成されており、S字状の用紙搬送経路R1を通じて搬送されて来た記録用紙をそのニップ域に挟み込んで搬送しつつ、中間転写ベルト21表面のカラーのトナー像を記録用紙上に転写する。そして、定着装置17の加熱ローラ24と加圧ローラ25との間に記録用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、記録用紙上のカラーのトナー像を定着させる。
一方、用紙搬送部8では、記録用紙が給紙装置5や手差し装置7から送り出されて用紙搬送経路R1を通じて搬送され、この記録用紙が、2次転写装置23や定着装置17を経由し、排紙ローラ36を介して排紙トレイ39へと搬出される。この用紙搬送経路R1には、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙先端を揃えた後、中間転写ベルト21と転写ローラ23a間のニップ域でのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙の搬送を開始する各レジストローラ34、記録用紙の搬送を促す各搬送ローラ35、各排紙ローラ36等が配置されている。
給紙装置5は、画像形成装置1の下部に配置されたカセット51、記録用紙が積載される給紙トレイ52、給紙トレイ52の一端上側に設けられたピックアップローラ53、ピックアップローラ53よりも用紙搬送方向の下流側に配置された給紙ローラ54、及び給紙ローラ54に圧接された分離ローラ55等を備えている。この給紙装置5では、ピックアップローラ53により給紙トレイ52から記録用紙を引き出して給紙ローラ54へと導き、記録用紙を給紙ローラ54と分離ローラ55との間に通して1枚ずつに分離して用紙搬送経路R1へと送り出している。
また、手差し装置7は、画像形成装置1の本体側壁に配置されており、記録用紙が積載される手差しトレイ71、手差しトレイ71の一端上側に設けられた給紙ローラ72、給紙ローラ72に圧接された分離ローラ73、及び給紙ローラ72と分離ローラ73との間のニップ域よりも記録用紙の搬送方向上流に配置された用紙案内部材74等を備えている。この手差し装置7では、記録用紙を手差しトレイ71から用紙案内部材74を経由して給紙ローラ72と分離ローラ73との間のニップ域へと導き、記録用紙をニップ域に通して1枚ずつに分離して用紙搬送経路R1へと送り出している。
次に、本発明の給紙装置の第1実施形態である手差し装置7について詳しく説明する。図2は、手差し装置7を模式的に示す側面図である。また、図3は、手差し装置7における給紙ローラ72、分離ローラ73、及び用紙案内部材74を用紙搬送方向Eの上流側(手差しトレイ71側)から視て示す正面図である。
図2及び図3に示すように手差しトレイ71は、その先端部分71aが下方となるように傾斜して配置されており、その先端部分71aには、第1傾斜当接部71b、第2傾斜当接部71c、及び第3傾斜当接部71dが記録用紙の用紙搬送方向Eの上流側から順次設けられている。手差しトレイ71の上面には、記録用紙を挟み込んでガイドする一対のガイド板75が設けられている。各ガイド板75は、用紙搬送方向Eと直交する方向に移動可能に設けられて、図示しない機構により手差しトレイ71の中心に対して対称に連動して移動され、該各ガイド板75の間に挟み込まれた記録用紙の中心を手差しトレイ71の中心に一致させる。
手差しトレイ71の先端部分71aの第3傾斜当接部71dの上方に給紙ローラ72が配置され、給紙ローラ72の下側に分離ローラ73が配置されている。分離ローラ73は、その軸73aが給紙ローラ72の駆動軸72aと平行であり、バネ(図示せず)により分離ローラ73の軸73aの軸受け(図示せず)が給紙ローラ72の側に付勢されて、分離ローラ73が給紙ローラ72に圧接され、給紙ローラ72と分離ローラ73との間にニップ域Hが形成されている。
例えば、給紙ローラ72及び分離ローラ73は、円筒状のゴム製である。給紙ローラ72の径φaが略30mmであり、分離ローラ73の径φbが略16mmである。また、給紙ローラ72の駆動軸72aの長手方向において、給紙ローラ72の幅J1と分離ローラ73の幅J2とが略同一であって略40mmである。
第3傾斜当接部71dは、当接面71eと、当接面71eの上端でニップ域Hの側に折れ曲がって傾斜する傾斜面71fとを有している。傾斜面71fには、用紙案内部材74が固定され、用紙案内部材74が給紙ローラ72の表面へと延在し、用紙案内部材74の先端が給紙ローラ72の表面に接触するか又はその表面より僅かに離間している。
図4(a)は、用紙案内部材74を示す平面図である。図4(a)に示すように用紙案内部材74は、概ね矩形状であり、用紙搬送方向Eの下流側に向く用紙案内部材74の先端部分74aには、用紙搬送方向Eの下流側に突出した各凸状端部74bと、各凸状端部74bよりも用紙搬送方向Eの上流側に退いた各凹状端部74cとが用紙搬送方向Eと直交する方向に交互に並べて設けられている。
また、図3に示すように給紙ローラ72の駆動軸72aの長手方向において、2つの凸状端部74bが用紙案内部材74の先端部分74aの両側に配置され、1つの凸状端部74bが用紙案内部材74の先端部分74aの中央に配置されている。用紙案内部材74の先端部分74aの両側の2つの凸状端部74bは、駆動軸72aの長手方向における給紙ローラ72の両側端と該長手方向と直交する方向で対向している。詳しくは、先端部分74aの両側の2つの凸状端部74bのいずれも、給紙ローラ72の側端内側(給紙ローラ72の領域内)から給紙ローラ72の側端外側(給紙ローラ72の領域外)へと駆動軸72aの長手方向に連続的に延在して、給紙ローラ72の側端と該長手方向と直交する方向で対向している。また、用紙案内部材74の先端部分74aの中央の凸状端部74bは、駆動軸72aの長手方向における給紙ローラ72の中央部と該長手方向と直交する方向で対向している。
この用紙案内部材74は、ポリエチレンテレフタラート(PET)等の合成樹脂からなる可撓性を有するフィルムであり、その厚さが略188μmである。また、給紙ローラ72の駆動軸72aの長手方向において、用紙案内部材74の幅J3が給紙ローラ72及び分離ローラ73の幅J1、J2よりも広くて略45mmである。また、各凸状端部74bの幅jbが略7mmであり、各凹状端部74cの幅jcが略12mmである。更に、用紙搬送方向Eにおいて、用紙案内部材74の長さLが略11mmであり、各凸状端部74bが各凹状端部74cよりも略0.6mmだけ用紙搬送方向Eの下流側(給紙ローラ72の表面側)に突出し、逆に各凹状端部74cが各凸状端部74bよりも略0.6mmだけ用紙搬送方向Eの上流側(給紙ローラ72の表面から離れる方向)に退いている。
尚、用紙案内部材74を、厚さ50μm程度のステンレス板で形成してもよい。あるいは、図4(b)に示すようにステンレス板76にPET等の合成樹脂からなる可撓性を有するフィルム77を重ねて貼り合わせ、フィルム77をステンレス板76よりも用紙搬送方向Eの下流側に突出させても構わない。
このような構成の手差し装置7において、図5に示すように記録用紙Pの用紙束が手差しトレイ71に積載され、手差しトレイ71の上面の各ガイド板75により記録用紙Pの用紙束が挟み込まれて、記録用紙Pの中心が手差しトレイ71の中心に一致した状態にされる。また、記録用紙Pの用紙束は、手差しトレイ71の傾斜下方に滑り落ちて、あるいは利用者により手差しトレイ71の傾斜下方に滑り落とされて、用紙束の端面が手差しトレイ71の第1傾斜当接部71b及び第2傾斜当接部71cを乗り越えて第3傾斜当接部71dの当接面71eに当接し、更に用紙束の端面が用紙案内部材74に当接して揃えられ、用紙束の最上層の記録用紙Pが用紙案内部材74の表面で滑って、最上層の記録用紙Pの先端が給紙ローラ72の表面に導かれて当接する。
この状態で、給紙ローラ72が矢印方向Fに回転駆動されると、給紙ローラ72により最上層の記録用紙Pが引き出されて用紙案内部材74の表面で滑ってニップ域Hへと導かれる。このとき、図5に拡大して示すように用紙案内部材74が記録用紙Pに沿って撓み、用紙案内部材74の先端が分離ローラ73に接してニップ域Hの側に向き、記録用紙Pの先端が用紙案内部材74の先端部分74aを経由しかつ分離ローラ73の表面に接しつつニップ域Hへと導かれ、記録用紙Pがニップ域Hを通過して用紙搬送経路R1へと送り出される。そして、最上層の記録用紙Pの引き出し並びに搬送に伴い、次の記録用紙Pが給紙ローラ72の表面に導かれて当接して、次の記録用紙Pが最上層となり、この記録用紙Pが同様の手順でニップ域Hを通過して用紙搬送経路R1へと送り出される。
また、分離ローラ73の軸73aにはトルクリミッタ(図示せず)が設けられている。分離ローラ73が給紙ローラ72に直接圧接されているときには、あるいは分離ローラ73が1枚の記録用紙を介して給紙ローラ72に押圧されているときには、給紙ローラ72の回転力が分離ローラ73にそのまま伝達され、分離ローラ73のトルクリミッタに作用するトルクが大きくなって、分離ローラ73が空転状態となり、分離ローラ73が給紙ローラ72に従動回転する。
このため、記録用紙Pが手差しトレイ71から1枚ずつ順次引き出されているときには、記録用紙Pが給紙ローラ72と分離ローラ73との間のニップ域Hに導かれて挟み込まれると、分離ローラ73が空転状態となって従動回転し、記録用紙Pが給紙ローラ72により搬送される。
また、複数の記録用紙Pが手差しトレイ71から同時に引き出されたときには、給紙ローラ72により該給紙ローラ72に直接接触する記録用紙が搬送されても、給紙ローラ72と分離ローラ73との間に介在する各記録用紙がずれることから、分離ローラ73のトルクリミッタに作用するトルクが大きくはならず、分離ローラ73が停止状態となって従動回転せず、給紙ローラ72に直接接触しない他の記録用紙の搬送が停止され、この他の記録用紙が給紙ローラ72により搬送されている記録用紙から分離される。
ここで、図3及び図4(a)に示すように各凸状端部74bが各凹状端部74cよりも略0.6mmだけ用紙搬送方向Eの下流側に突出し、逆に各凹状端部74cが各凸状端部74bよりも略0.6mmだけ用紙搬送方向Eの上流側に退いている。このため、記録用紙Pの先端が用紙案内部材74の先端部分74aを経由しかつ分離ローラ73の表面に接しつつニップ域Hへと導かれるときには、記録用紙Pの先端が各凸状端部74bの表面で滑って移動しつつニップ域Hの近傍まで導かれることになり、記録用紙Pの先端がニップ域Hを速やかに通過する。従って、給紙ミスが発生し難くなる。また、各凹状端部74cよりニップ域Hまでの距離が長く、記録用紙Pの先端が各凹状端部74cを通過した直後よりニップ域Hに到達するまで分離ローラ73に長く接触するので、複数の記録用紙Pが重なっていても、分離ローラ73により各記録用紙Pを1枚ずつに分離させることができ、用紙の重送が発生し難くなる。
また、各凸状端部74bが用紙案内部材74の先端部分74aの両側にそれぞれ設けられているので、記録用紙Pの先端の中心から同一距離だけ離れた該記録用紙Pの先端の2箇所がその両側の各凸状端部74bに接しつつニップ域Hへと導かれる。このため、記録用紙Pの斜行が生じ難く、給紙ミスをより良好に防止することができる。
また、各凸状端部74bが給紙ローラ72の両側端と対向しているので、記録用紙Pの先端が下向きにカールしていても、記録用紙の先端が分離ローラ73の側端もしくは角部等に引っ掛かることなくニップ域Hへと導かれ、給紙ミスがより良好に防止される。
また、凸状端部74bが用紙案内部材74の先端部分74aの中央に設けられているので、記録用紙Pの先端が上向き又は下向きにカールしていても、記録用紙Pの先端中央部分がその中央の凸状端部74bと給紙ローラ72との間に挟み込まれて、記録用紙Pの先端中央部分のカールの程度が低減され、その先端中央部分の両側のカールも略均等に低減される。このため、記録用紙Pの先端中央部分の両側を略揃えてニップ域Hへと導くことができ、記録用紙Pの斜行が生じ難く、給紙ミスがより良好に防止される。
次に、本発明の給紙装置の第2実施形態である手差し装置7について詳しく説明する。図6は、第2実施形態の手差し装置7における用紙案内部材81を示す平面図である。
第2実施形態の手差し装置7は、図1に示す手差し装置7と同様に、画像形成装置1の本体側壁に設けられて、記録用紙Pを用紙搬送経路R1へと送り出すものであるが、図4(a)に示す用紙案内部材74の代わりに、図6に示す用紙案内部材81を適用している点が第1実施形態の手差し装置7とは異なる。
図6に示す用紙案内部材81は、図4(a)に示す用紙案内部材74と同様に、第3傾斜当接部71dの傾斜面71fに固定され、給紙ローラ72の表面へと延在し、その先端が給紙ローラ72の表面に接触するか又はその表面より僅かに離間している。
この用紙案内部材81は、概ね矩形状であり、用紙搬送方向Eの下流側に向く用紙案内部材81の先端部分81aには、各凸状端部81bと各凹状端部81cとが用紙搬送方向Eと直交する方向に交互に並べて設けられている。また、給紙ローラ72の駆動軸72aの長手方向において、2つの凸状端部81bが先端部分81aの両側に配置され、1つの凸状端部81bが先端部分81aの中央に配置されている。先端部分81aの両側の2つの凸状端部81bは、駆動軸72aの長手方向における給紙ローラ72の両側端と該長手方向と直交する方向で対向している。詳しくは、先端部分81aの両側の2つの凸状端部81bのいずれも、給紙ローラ72の側端内側(給紙ローラ72の領域内)から給紙ローラ72の側端外側(給紙ローラ72の領域外)へと駆動軸72aの長手方向に連続的に延在して、給紙ローラ72の側端と該長手方向と直交する方向で対向している。また、先端部分81aの中央の凸状端部81bは、駆動軸72aの長手方向における給紙ローラ72の中央部と該長手方向と直交する方向で対向している。
また、先端部分81aの中央の凸状端部81bは、その両側辺が用紙搬送方向Eに対して傾斜した等脚台形状であって、用紙搬送方向Eの上流側に行く程(ニップ域Hに近づく程)、その幅jb1が徐々に狭くなっている。更に、先端部分81aの両側の各凸状端部81bは、それらの内側辺だけが用紙搬送方向Eに対して傾斜した台形状であって、用紙搬送方向Eの上流側に行く程(ニップ域Hに近づく程)、その幅jb2が徐々に狭くなっている。このため、各凸状端部81bの間隔Mは、用紙搬送方向Eの上流側に行く程(ニップ域Hに近づく程)、徐々に広くなる。
この用紙案内部材81は、PET等の合成樹脂からなる可撓性を有するフィルムであり、その厚さが略188μmである。また、用紙案内部材81の幅J3が給紙ローラ72及び分離ローラ73の幅J1、J2よりも広くて略45mmである。また、各凸状端部81bの最大幅jb1、jb2が略7mmであり、各凹状端部81cの幅jcが略12mmである。更に、用紙搬送方向Eにおいて、用紙案内部材81の長さLが略11mmであり、各凸状端部81bが各凹状端部81cよりも略0.6mmだけ用紙搬送方向Eの下流側(給紙ローラ72の表面側)に突出している。
尚、用紙案内部材81を、厚さ50μm程度のステンレス板で形成しても、合成樹脂のフィルムをステンレスに貼り付けて、フィルムをステンレス板よりも用紙搬送方向Eの下流側に突出させても構わない。
このような構成の手差し装置7において、記録用紙Pの用紙束が手差しトレイ71に積載され、用紙束の端面が手差しトレイ71の第1傾斜当接部71b及び第2傾斜当接部71cを乗り越えて第3傾斜当接部71dの当接面71eに当接し、用紙束の端面が用紙案内部材81に当接して揃えられ、用紙束の最上層の記録用紙Pが用紙案内部材81の表面で滑って、最上層の記録用紙Pの先端が給紙ローラ72の表面に導かれて当接する。
この状態で、給紙ローラ72が矢印方向Fに回転駆動されると、給紙ローラ72により最上層の記録用紙Pが引き出されて用紙案内部材81の表面で滑ってニップ域Hへと導かれる。このとき、図5に示すように用紙案内部材81が記録用紙Pに沿って撓み、用紙案内部材81の先端が分離ローラ73に接してニップ域Hの側に向き、記録用紙Pの先端が用紙案内部材81の先端部分81aを経由しかつ分離ローラ73の表面に接しつつニップ域Hへと導かれ、記録用紙Pがニップ域Hを通過して用紙搬送経路R1へと送り出される。
そして、記録用紙Pの先端が各凸状端部81bの表面で滑って移動しつつニップ域Hの近傍まで導かれるので、記録用紙Pの先端がニップ域Hを速やかに通過し、給紙ミスが発生し難くなる。
また、記録用紙Pの先端が各凹状端部81cを通過した直後よりニップ域Hに到達するまで分離ローラ73に長く接触するので、複数の記録用紙Pが重なっていても、分離ローラ73により各記録用紙Pを1枚ずつに分離させることができ、用紙の重送が発生し難くなる。
しかも、用紙搬送方向Eの上流側に行く程(ニップ域Hに近づく程)、各凸状端部81bの間隔Mが徐々に広くなっているので、記録用紙Pの先端がニップ域Hに近づく程、記録用紙Pが分離ローラ73の表面と接触する面積が広くなり、分離ローラ73による記録用紙Pの重送の抑止効果が高くなる。
次に、本発明の第3実施形態の給紙装置5について詳しく説明する。図7は、第3実施形態の給紙装置5を模式的に示す側面図である。
第3実施形態の給紙装置5では、給紙トレイ52の後端部52aの両側に各支持片52bを突設し、カセット51の両側内壁(図示せず)に突設された各軸51aを各支持片52bの孔に通し、これにより給紙トレイ52を軸51aを中心にして矢印方向Dに回転自在に支持している。
また、カセット51の底部51bに円錐コイルバネ56を固定し、給紙トレイ52の先端部52cとカセット51の底部51bとの間に円錐コイルバネ56を挟み込んで、円錐コイルバネ56により給紙トレイ52の先端部52cを上方に付勢している。給紙トレイ52上に記録用紙Pが載せられている場合は、円錐コイルバネ56により給紙トレイ52の先端部52cが上方向に付勢されて、給紙トレイ52上の記録用紙Pがピックアップローラ53に圧接される。
給紙ローラ54の駆動軸54aは、揺動支持片57の一端部の孔に通されて、揺動支持片57を回転自在に支持している。また、ピックアップローラ53の駆動軸53aは、揺動支持片57の他端部の孔に通されて支持されている。ピックアップローラ53は、給紙ローラ54と同様に矢印方向Fに回転駆動される。分離ローラ55は、その軸55aが給紙ローラ54の駆動軸54aと平行であり、分離ローラ55が給紙ローラ54に圧接されて、給紙ローラ54と分離ローラ55との間にニップ域Hが形成されている。また、分離ローラ55の軸55aには、記録用紙Pの重送を防止するためのトルクリミッタ(図示せず)が設けられている。
また、カセット51の側壁51cは、分離ローラ55の下方に位置しており、側壁51cの上端部51dが用紙搬送方向Eの側に折れ曲がって傾斜している。上端部51dの内側傾斜面には、図4(a)又は(b)に示す用紙案内部材74が貼り付けられて固定され、用紙案内部材74が給紙ローラ54の表面へと延在し、用紙案内部材74の先端が給紙ローラ54の表面に接触するか又はその表面より僅かに離間している。
このような構成の給紙装置5において、揺動支持片57が給紙ローラ54の駆動軸54aを中心にして矢印方向Gに付勢され、ピックアップローラ53が給紙トレイ52上の用紙束の最上層の記録用紙Pに圧接されている。この状態で、ピックアップローラ53及び給紙ローラ54が矢印方向Fに回転駆動されると、ピックアップローラ53により給紙トレイ52上の用紙束の最上層の記録用紙Pが引き出されて、用紙案内部材74が記録用紙Pに沿って撓み、用紙案内部材74の先端が分離ローラ55に接し、記録用紙Pの先端が用紙案内部材74の先端部分74aを経由して分離ローラ55の表面に接しつつニップ域Hへと導かれ、記録用紙Pがニップ域Hを通過して用紙搬送経路R1へと送り出される。
このとき、記録用紙Pの先端が各凸状端部74bの表面で滑って移動しつつニップ域Hの近傍まで導かれるので、記録用紙Pの先端がニップ域Hを速やかに通過し、給紙ミスが発生し難くなる。
また、記録用紙Pの先端が各凹状端部74cを通過した直後よりニップ域Hに到達するまで分離ローラ55に長く接触するので、複数の記録用紙Pが重なっていても、分離ローラ55により各記録用紙Pを1枚ずつに分離させることができ、用紙の重送が発生し難くなる。
尚、用紙案内部材74の代わりに、図6に示す用紙案内部材81を適用しても構わない。この場合は、用紙搬送方向Eの上流側に行く程(ニップ域Hに近づく程)、記録用紙Pが分離ローラ55の表面と接触する面積が広くなり、分離ローラ55による記録用紙Pの重送の抑止効果が高くなる。
尚、本発明は、上記第1乃至第3実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、分離ローラ73(又は55)の代りに、分離パッドを給紙ローラ72(又は54)に圧接させて、給紙ローラ72(又は54)と分離パッドとの間にニップ域を形成し、記録用紙をそのニップ域に通して、記録用紙の重送を防止してもよい。この場合は、用紙搬送方向Eの上流側に向く分離パッドの表面端部に、用紙案内部材の先端部分が重なるように用紙案内部材を配置して、記録用紙の先端が用紙案内部材を経由し分離パッドの表面に摺接してニップ域へと導かれるようにする。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態及び変形例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 画像形成装置
2 原稿読取り装置
3 原稿搬送装置
4 印刷部
5 給紙装置
7 手差し装置
8 用紙搬送部
51 カセット
52 給紙トレイ
53 ピックアップローラ
54 給紙ローラ
55 分離ローラ(分離部材)
71 手差しトレイ
72 給紙ローラ
73 分離ローラ(分離部材)
74、81 用紙案内部材
74b、81b 凸状端部
74c、81c 凹状端部
75 ガイド板
H ニップ域

Claims (4)

  1. 用紙が積載される給紙トレイと、用紙案内部材と、前記用紙を搬送する給紙ローラと、前記用紙の重送が生じたときに前記用紙を分離させる分離部材とを備え、前記用紙を前記給紙トレイから前記用紙案内部材を経由して前記給紙ローラと前記分離部材との間のニップ域へと導き、前記用紙を前記ニップ域を通じて用紙搬送経路へと送り出す給紙装置であって、
    前記用紙の搬送方向の下流側に向く前記用紙案内部材の先端部には、前記搬送方向の下流側に突出した凸状端部と、前記凸状端部よりも前記搬送方向の上流側に退いた凹状端部とが前記搬送方向と直交する方向に交互に並べて設けられ、
    前記凸状端部は、前記搬送方向と直交する方向における前記分離部材の両側端と対向する位置と、前記搬送方向と直交する方向における前記給紙ローラの中央部と対向する位置とに設けられ
    前記用紙案内部材は、合成樹脂からなる可撓性を有する部材で形成され、
    前記搬送方向と直交する方向において、前記凹状端部の幅は、前記給紙ローラの中央部と対向する位置に設けられた凸状端部の幅よりも広いこと
    を特徴とする給紙装置。
  2. 用紙が積載される給紙トレイと、用紙案内部材と、前記用紙を搬送する給紙ローラと、前記用紙の重送が生じたときに前記用紙を分離させる分離部材とを備え、前記用紙を前記給紙トレイから前記用紙案内部材を経由して前記給紙ローラと前記分離部材との間のニップ域へと導き、前記用紙を前記ニップ域を通じて用紙搬送経路へと送り出す給紙装置であって、
    前記用紙の搬送方向の下流側に向く前記用紙案内部材の先端部には、前記搬送方向の下流側に突出した凸状端部と、前記凸状端部よりも前記搬送方向の上流側に退いた凹状端部とが前記搬送方向と直交する方向に交互に並べて設けられ、
    前記凸状端部は、前記搬送方向と直交する方向における前記分離部材の両側端と対向する位置と、前記搬送方向と直交する方向における前記給紙ローラの中央部と対向する位置とに設けられ
    前記用紙案内部材は、ステンレス板で形成され、
    前記搬送方向と直交する方向において、前記凹状端部の幅は、前記給紙ローラの中央部と対向する位置に設けられた凸状端部の幅よりも広いこと
    を特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の給紙装置であって、
    前記ニップ域に近づく程、前記搬送方向と直交する方向における前記凸状端部の幅が狭くされたこと
    を特徴とする給紙装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の給紙装置と、前記給紙装置から送り出された用紙に画像を形成する印刷部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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