JP6247038B2 - 履き物 - Google Patents

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

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本発明は、履き物に関する。
従来より、履き口に挿入された足の足首に固定ベルトを巻き付けることによって、足を固定する種々の靴が提案されている。このような固定ベルトは、足の固定のほか、装飾用としても用いられ、例えば、特許文献1には、リボンなどの装飾が施された固定ベルトによって、足首を固定する靴が開示されている。
登録実用新案第3011777号公報
ところで、上記のような靴では、固定ベルトと履き口の後端部とで形成される開口が足首にフィットするように形成されているため、この開口からは踵を挿入することはできない。そのため、足を履き口に挿入する際には、一旦、固定ベルトを取り外す必要があり、足を靴の内部に配置した後に、ベルトを再度足首に巻き付けなければならなかった。したがって、靴を履くのに時間を要し、面倒であるという問題があった。このような問題は、靴だけでなく、スリッパ、サンダルなどの履き物全般に起こりうる問題である。本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、固定ベルトの着脱を容易に行うことができる、履き物を提供することを目的とする。
本発明に係る履き物は、甲被及び底材を有し、足の履き口が形成された履き物本体と、前記履き口に挿入された足首における前記履き物本体の先端側に巻き付けられるように、U字型に形成された固定ベルトと、を備え、前記固定ベルトの一端部が、取付角度が変化しないように前記履き物本体に固定され、前記固定ベルトの他端部と、前記履き物本体とは、マグネットを介して着脱自在となっており、前記固定ベルトが、前記U字型をなすように保形性を有している。
この構成によれば、固定ベルトがU字型をなすように保形性を有し、その一端部は取付角度が変化しないように履き物本体に固定されているため、固定ベルトの他端部は、履き物本体から取り外しても、固定位置に近接するように位置する。そのため、例えば、足を動かして履き物本体を振動させると、固定ベルトの他端部が動き、マグネットにより、履き物本体の固定位置へ引き寄せられる。その結果、固定ベルトの他端部は、履き物本体へ固定される。したがって、固定ベルトの他端部が履き物本体から外れている状態から、手を使うことなく、固定ベルトの他端部を履き物本体へ固定することができる。一方、固定ベルトの他端部と履き物本体とはマグネットで固定されているため、足に力を入れて、履き物本体から引き上げれば、固定ベルトの他端部を履き物本体から取り外すことができ、これによって、履き物本体から足を抜き出すことができる。
上記履き物においては、固定ベルトがU字型をなすように保形性を有しているが、その保形性は、例えば、次のように設定することができる。すなわち、前記固定ベルトの両端部を離間させて、U字型から直線状に変形させるのに要する力が、50〜500gとすることができる。この程度に固定ベルトがU字型が保たれると、上述したように、手を使わずに、固定ベルトの他端部を履き物本体へ固定することができる。
上記履き物においては、前記底材の先端部を固定し、前記固定ベルトを引き上げたときに、当該固定ベルトの他端部が前記履き物本体から離脱するのに要する力F1が、前記底材の先端部を固定し、前記靴本体の後端部を引き上げて踵部分を12cm上昇させるのに要する力F2よりも大きい、ことが好ましい。
前記力F1は、例えば、1.0〜6.0kgとすることができる。
また、前記力F2は、例えば、0.5〜2.5kgとすることができる。
本発明に係る履き物によれば、固定ベルトの着脱を容易に行うことができる。
本発明に係る履き物を靴に適用した場合に、当該靴を左側から見た斜視図である。 図1の靴を右側から見た斜視図である。 図1の靴を履いた状態(足が入った状態)を示す斜視図である。 図1の靴の使用方法を示す図である。 図1の靴の使用方法を示す図である。 図1の靴の使用方法を示す図である。 靴を履いて歩行したときの様子を示す図である。 図1の靴の他の例を示す断面図である。 図8のA−A線断面図である。 図8の靴の製造方法の一例を示す断面図である。 図8の靴の製造方法の他の例を示す断面図である。 図8の靴の製造方法の他の例を示す断面図である。 図8の靴の製造方法の他の例を示す断面図である。 図8の靴の製造方法の他の例を示す断面図である。 図8の靴の製造方法の他の例を示す断面図である。 図8の靴の製造方法の他の例を示す断面図である。
以下、本発明に係る履き物を靴に適用した場合の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る靴を左側から見た斜視図、図2は図1の靴を右側から見た斜視図、図3は図1の靴を履いた状態(足が入った状態)を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図1の左側を「先端」、「前」、右側を「後端」、「後」と称し、これを基準として他の図面においても同様に靴の説明を行う。
図1に示すように、この靴は、靴本体1と、足を靴本体1に固定するための固定ベルト2とを備えている。靴本体1は、上部に履き口11を有する甲被(アッパーともいう)12と、この甲被12の下部に取り付けられた底材13と、で構成されている。甲被12と底材13とは種々の固定方法で固定することができるが、例えば、甲被12の下端縁を内側に折り返し、この折り返された部分を底材13に接着剤などで直接固定することができる。あるいは、甲被12の下端縁を内側に折り返し、この折り返された部分に甲被12の内側から中底を接着剤などで固定する。そして、この中底の全面を接着剤などにより底材13に固定することもできる。また、甲被12の内部には、必要に応じて中敷きを配置することができる。ここでは、図示を省略するが、底材13の上面に中敷きが配置されているとする。
固定ベルト2は、U字型に形成され、履き口11を上方から横断するように配置される。すなわち、履き口11に挿入された足首に対し、靴本体12の先端側から巻き付くように配置される。このために、固定ベルト2の一方(図1の紙面の手前側)の端部(以下、第1端部)は、履き口11の一方の側部(以下、第1側部)に位置する甲被12に固定され、固定ベルト2の他方の端部(以下、第2端部)は、履き口11の反対側の側部(第2側部)に磁石21によって着脱自在に固定される。
固定ベルト2の第1端部は、次のように甲被12に固定される。すなわち、図2に示すように、甲被12の第1側部に2箇所の切り込み121,122を形成する。そして、履き口11の中から固定ベルト2の第1端部を上側の切り込み121に通した後、甲被12の外部に引き出し、さらに下側の切り込み122に挿入する。続いて、2つの切り込み121,122の間で外部に露出した固定ベルト2と甲被12とを貫通するように、ボタン123で両者を固定する。このように固定ベルト2の第1端部は、2つの切り込み121,122を通過するように甲被12に取付けられているため、甲被12に対して角度が変更できないように固定されている。
一方、固定ベルト2の第2端部において、甲被12側を向く面には円形の磁石21が取付けられている。この磁石21は、種々の磁石を用いることができるが、例えば、ネオジム磁石のような強力な磁石を用いることが好ましい。また、甲被12の第2側部において、固定ベルト2の磁石21と対応する位置には、円形の磁石124が取付けられている。この磁石124は、固定ベルト2と同様に、ネオジム磁石などを用いることができる。固定ベルトの磁石21と、甲被の磁石124とは、例えば、平面同士が接触するように構成されている。これにより、固定ベルト2を引っ張ると、固定ベルト2の磁石21が甲被12の磁石124上をスライドしながら、両者を離間させることができる。なお、甲被12の磁石124は、外部に露出するように取り付けることができるほか、外部から見えないように甲被12の内側に配置することもできる。
ここで必要とされる磁石の磁力は、例えば、次のように規定することができる。まず、固定ベルト2の第2端部の磁石21を、甲被12の磁石124に取付ける。そして、底材13の先端部(概ね拇指球の位置よりも先端側の部分)を固定した後、固定ベルト2を上方に引き上げ、固定ベルト2の磁石124が甲被12から外れるときの力をバネ秤などで測定する。このときの力F1は、1.0kg以上であることが好ましく、2.0kg以上であることがさらに好ましく、2.5kg以上であることが特に好ましい。一方、上限は、ユーザが固定ベルト2を取り外すときのストレスを軽減するため、6.0kg以下が好ましく、5.0kg以下がさらに好ましく、4.0kg以下が特に好ましく、3.0kg以下がより好ましい。
固定ベルト2は、合皮、本革などで形成された革材、合成樹脂(プラスチック、ナイロン、ポリウレタン、EVAスポンジなども含む)、織布、天然ゴム、合成ゴム、不織布、金属などで形成することができ、U字型を保つように保形性を有している。保形性を有するには、固定ベルト2の材料を予めU字型に成形したり、あるいは直線状に形成したものを湾曲させ、癖を付けるようにすることもできる。また、ここでいう保形性の物性としては、例えば、固定ベルト2を靴本体1から取り外し、両端を広げてほぼ180度まで直線状に延ばすのに必要な力が、50〜500gであることが好ましく、70〜400gであることがさらに好ましく、85〜300gであることが特に好ましい。
次に、上記靴における各部の寸法の概要について説明する。図1に示すように、靴本体1の履き口11の前後方向の長さL2は、靴の長さL1に対し、約25〜約50%の長さであることが容易な脱ぎ履きには好ましい。そして、前後方向において、靴本体1の後端から固定ベルト2の最先部までの長さL3は、上記長さL2よりも短くなっている。また、固定ベルト2の前後方向の最先部221は、固定ベルト2の両端部よりも前方に位置するように、甲被12に対する固定ベルト2の角度が規定されている。そして、この固定ベルト2と履き口11の後端部とで、足が挿入される挿入開口(内径L4)が規定される。
次に、上記のように構成された靴の使用方法について、図4〜図6を参照しつつ説明する。まず、靴の履き方について説明する。図4(a)に示すように、固定ベルト2の磁石21を甲被12の磁石124に取付けた状態で、挿入開口に足を挿入する。この挿入開口の前後方向の内径L4は、足首にフィットするように形成されているため、足先は挿入できるが踵までは挿入できない。そのため、足首よりも先端側が挿入開口に挿入され、踵は履き口11の後端に載るような状態となる。続いて、足先を中敷きの先端側に載せた上で、これを中心に踵を上方へ勢いよく引き上げる。これにより、図4(b)に示すように、足の甲に固定ベルト2が引っ掛けられるため、踵の引き上げとともに固定ベルト2が持ち上げられ、固定ベルト2の磁石21が甲被12の磁石124から外れる。この状態で、図4(c)に示すように、足先を靴本体1の先端側に移動させ、足全体を履き口11から靴本体1の中に配置する。
この状態では、足は靴本体1の中に配置されているが、固定ベルト2の磁石21は外れたままである。そこで、図4(d)に示すように、靴を履いたままで足を後方に少し振り上げた後、図4(e)に示すように、前方に軽く蹴り上げる。そして、図5(a)に示すように、足を戻しながら、靴本体1の踵を地面に付けると、固定ベルト2の磁石21が甲被12の磁石124に吸着される。これにより、足首は、固定ベルト2に巻き付けられ、靴に固定される。このように、本実施形態に係る靴の固定ベルト2は、U字型の保形性を有するとともに、磁石21,124により靴本体1に固定されるため、靴を軽く振ると、固定ベルト2は、足首に巻き付く固定位置に戻りつつ、固定ベルト2の磁石21が甲被12の磁石124に吸着される。その結果、図5(b)や図5(c)に示すように、固定ベルト2は固定位置に配置される。
そして、この状態から靴を脱ぐには、図5(c)に示す状態から、足先を中心に踵を上方へ勢いよく引き上げる。これにより、図6(a)に示すように、足の甲に固定ベルト2が引っ掛けられ、踵の引き上げとともに固定ベルト2が持ち上げられる。その結果、固定ベルト2の磁石21が甲被の磁石124から外れる。そして、図6(b)及び図6(c)に示すように、足を靴から抜き出すことができる。
以上のように、本実施形態によれば、固定ベルト2がU字型をなすように保形性を有し、その第1端部は取付角度が変化しないように靴本体1に固定されているため、固定ベルト2の第2端部は、靴本体1から取り外しても、U字形状を保つ。そのため、例えば、足を動かして靴本体1を振動させると、固定ベルト2の第2端部が動き、磁石21,124により、靴本体1の固定位置へ引き寄せられる。その結果、固定ベルト2の第2端部は、靴本体1へ固定される。したがって、固定ベルト2の第2端部が靴本体から外れている状態から、手を使うことなく、固定ベルト2の第2端部を靴本体へ固定することができる。一方、固定ベルト2の第2端部と靴本体1とは磁石21,124で固定されているため、足に力を入れて、靴本体1から引き上げれば、固定ベルト2の第2端部を靴本体1から取り外すことができ、これによって、靴本体1から足を抜き出すことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
ところで、本実施形態に係る靴は、上記のように、固定ベルト2が磁石21,124で靴本体1に固定されているため、靴を履いて歩行や走行するときに、磁石が外れないようにすることが必要である。そのためには、磁石の強度を強くすればよいのであるが、そのようにすると、図4や図6で説明したように靴を履いたり、脱いだりするときに、固定ベルト2を取り外しがたいという問題がある。そのため、磁石による磁力はできるだけ小さい方が好ましい。そこで、歩行中の靴の動きを考察すると、以下の通りである。
図7に示すように、歩行中または走行中には、靴は、まず踵から地面を離れ、最後に足先が地面を離れる。すなわち、靴底全体が地面から離れるまでは、足先で地面を蹴り上げる(または踏ん張る)のであるが、この際、靴本体1は足先を支点として湾曲していく(白線参照)。そして、靴本体1はこの湾曲から復元しようすする方向(矢印参照)に力を作用させるので、この力が磁石21,124の磁力に抗して、固定ベルト2を靴本体1から外そうとする。したがって、湾曲からの復元力が小さいほど、つまり、靴を湾曲させるのに要する力が小さいほど、固定ベルト2は外れにくくなる。この観点から、靴本体1は、以下のような物性を有することが好ましい。
すなわち、底材13の先端部(概ね拇指球の位置よりも先端側の部分)を固定した後、履き口11の最後尾をバネ秤で引き上げ、踵が12cm地面から浮き上がったときの力F2が、2.5kg以下であることが好ましく、2.0kg以下であることがさらに好ましく、1.3kg以下であることが特に好ましい。下限値は、特には限定されないが、概ね0.5kg以上であればよい。このように、靴本体1を湾曲させる力が小さいほど、歩行時に固定ベルト2が外れにくくなる。その結果、磁石21,124の磁力を小さくすることができ、靴を履くとき、または脱ぐときに小さい力で固定ベルト2を取り外すことができる。また、上述した力F1との比較では、力F1は、力F2より大きく、力F2の1.2倍以上が好ましく、1.5倍以上がさらに好ましい。これにより、歩行中あるいは走行中に磁石が外れるのを防止することができる。
なお、上記力F2を小さくするには、底材13の材料を柔らかくすること、甲被12の材料を柔らかくすること、または、中底をなくすことなどが挙げられる。ここで、中底をなくすためには、次のように甲被と底材を構成することができる。
まず、図8及び図9に示すように、底材1を、靴の底部を構成する底材本体11と、この底材本体11の周縁に全周に亘って形成された壁部12と、で構成する。底材本体11と壁部12とは、別個に形成されたものを接合してもよいし、一体的に形成することもできる。底材1の材料は特には限定されないが、ゴム、合成樹脂などで形成することができる。また、後述するように、甲被2を底材1に対してしっかりと固定するため、壁部12の高さは、例えば、2〜35mmとすることができ、壁部12の上面の幅は、例えば、1.5〜15mmとすることができる。
続いて、甲被2を、甲被本体21と、その下端部の全周に亘って取り付けられ帯状に形成された補助部材22とで、構成する。補助部材22は、甲被本体21と同様のシート状の材料、つまり、合皮、本革などで形成された革材、合成樹脂、織布、不織布などで形成されており、甲被本体21の内壁面に、固定されている。より詳細に説明すると、図10(a)に示すように、甲被本体21の内壁面の下端縁から所定の長さだけ上方の位置に、補助部材22の上端部が固定されている。これにより、補助部材22は、甲被本体21の内側で揺動自在となっており、互いに離間可能となっている。また、補助部材22の上下方向の長さは、例えば、底材1の壁部12と接触する部分の上下方向の長さが2mm以上となるようにすることが好ましく、壁部12と同じ高さまで伸ばすことができる。なお、甲被本体21と補助部材22とは縫製により固定することもできるし、接着剤で固定することもできる。この点は、以下の説明でも同じである。
そして、底材1と甲被2との接合は、次のように行われている。すなわち、図10(b)に示すように、甲被本体21の下端縁が、外側に折り返され、この下端縁の内壁面が、底材1の壁部12の上面に固定される。また、補助部材22は、底材1の壁部12の内壁面に固定される。これらの固定は、縫製でもよいし、接着剤であってもよい。こうして、図8及び図9に示すような靴が形成される。その他、甲被の形態は、図11〜図16に示すような形態にすることができる。
上記実施形態では、固定ベルト2と甲被1の両方に磁石を設けているが、いずれか一方でもよい。その場合、他方には金属板など、磁石に吸着可能な材料を配置する。また、上記説明では、磁石同士が接する面は、平坦にしているが、外れないようにするために、凹凸を設けてもよい。
固定ベルト2の第1端部の甲被12に対する取付方法は特には限定されず、甲被12に対する取付角度が変わらないようであれば、種々の方法ができよう可能である。
底材13、甲被12の形状、デザインも適宜変更可能である。
上記実施形態では、本発明を靴に適用した例を説明したが、本発明は、スリッパを含めた履き物全般に適用することができる。したがって、甲被2の形状は特には限定されず、プレーントゥ、モンクストラップ、ローファーなどの革靴、ブーツ、スニーカー、サボサンダル、モカシン、スリッパなど、種々の履き物に適用可能である。
1 靴本体(履き物本体)
11 履き口
12 甲被
124 磁石
2 固定ベルト
21 磁石

Claims (5)

  1. 甲被及び底材を有し、足の履き口が形成され、当該履き口の両側において対向する第1側部及び第2側部を有する、履き物本体と、
    前記履き口に挿入された足首に対し、前記履き物本体の先端側に巻き付けられるように、U字型に形成された固定ベルトと、を備え、
    前記第1側部に対する前記固定ベルトの一端部の取付角度が変化しないように、前記固定ベルトの一端部が前記第1側部に固定され、
    前記固定ベルトの他端部と、前記履き物本体とは、磁石を介して着脱自在となっており、
    前記固定ベルトが、前記U字型をなすように保形性を有しており、
    前記固定ベルトの他端部が前記履き物本体から離脱しているとき、当該固定ベルトは、前記保形性によりU字型をなした状態で、前記他端部が前記第1側部側に配置されるように変形可能に構成されている、履き物。
  2. 前記固定ベルトの両端部を離間させて、U字型から直線状に変形させるのに要する力が、50〜500gである、請求項1に記載の履き物。
  3. 前記底材の先端部を固定し、前記固定ベルトを引き上げたときに、当該固定ベルトの他端部が前記履き物本体から離脱するのに要する力F1が、
    前記底材の先端部を固定し、前記靴本体の後端部を引き上げて踵部分を12cm上昇させるのに要する力F2よりも大きい、請求項1または2に記載の履き物。
  4. 前記力F1は、1.0〜6.0kgである、請求項3に記載の履き物。
  5. 前記力F2は、0.5〜2.3kgである、請求項3または4に記載の履き物。
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