JP3157433U - 屋内用履物 - Google Patents

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▲国▼康 鶴岡
▲国▼康 鶴岡
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Abstract

【課題】部品点数を増加させず、製造コストを嵩ませることなく、装用した場合に脱げにくい屋内用履物を提供する。【解決手段】底部材11と、底部材の上方を被覆するように接合された甲部材12とにより構成され、底部材11と甲部材12との間の空隙に足を挿入して使用する屋内用履物10であって、上記甲部材の先端部14は、上方へ折曲形成されていると共に、上記甲部材の開口部15を形成する端縁部16は、側方から見た場合に底部材の一般面17に対して45度以上の角度で立ち上がって形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、屋内用履物の改良に関する。
一般に、建物の屋内では、スリッパやサンダル等の屋内用履物が使用されている。
屋内ではスリッパ等は、従来より足の甲の前半部を甲部材が被覆するように形成されていたことから、使用者の足の前半部のみがスリッパの底部材と甲部材との間に挿入されて使用されることとなる。
従って、家庭等の限られた広さの場所で使用するような場合には、問題は無いが、例えば、工場等の広い場所で就業中に使用されるような場合には、スリッパを装用した状態で早足で歩行したり、場合によっては走ったりするような事態もある。
このような場合には、従来、一般に使用されているスリッパでは、歩行中又は走行中にスリッパが足から脱げて脱落してしまい、充分に使用に耐えうるものではなかった。
そこで、このような観点から、本件出願人は、甲部材の両側後端部を切欠き、夫々、伸縮材料からなる補足部材を装着した室内用履物を提案している(特許文献1)。
しかしながら、このような従来の室内用履物にあっては、甲部材とは別個の素材の上記補足部材を、甲部材本体に別途接合する必要があることから、部品点数が嵩むと共に製作コストも嵩む、という不具合が存していた。
特許第2926538号
そこで、本考案の課題は、部品点数を増加させず、製造コストを嵩ませることなく、装用した場合に脱げにくい屋内用履物を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の考案にあっては、底部材と、底部材の上方を被覆するように接合された甲部材とにより構成され、底部材と甲部材との間の空隙に足を挿入して使用する屋内用履物であって、上記甲部材の先端部は、上方へ折曲形成されていると共に、上記甲部材の開口部を形成する端縁部は、側方から見た場合に底部材の一般面に対して45度以上の角度で立ち上がって形成されていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、使用者が装用する場合に、開口部内に足を挿入した場合に、先端部が上方へ折曲形成されていることから、足の爪先部が上方へやや反り返るようになり、上記甲部材の先端部に対しては上方へ押し上げられるため、甲部材を形成する素材の剛性により甲部材の後端部側は足の甲へ押し付けられる。その結果、甲部材は使用者の足の甲へ密着することとなる。
また、上記甲部材の開口部を形成する端縁部は、側方から見た場合に底部材の一般面に対して45度以上の角度で立ち上がって形成されていることから、甲部材の後端部は使用者の足の甲を広範囲にかつ深く被覆する。
請求項2記載の考案にあっては、上記甲部材は底部材の前端部から約8割の長さ寸法に亘って底部材を被覆することを特徴とする。
従って、請求項2記載の考案にあっては、甲部材は使用者の足の甲の後端部
に至るまで広く被覆する。
請求項3記載の考案にあっては、上記先端部は底部材の一般面に対して約30度の角度で折曲形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の考案にあっては、使用者が装用する場合に、開口部内に足を挿入した場合に、先端部が上方へ折曲形成されていることから、足の爪先部が上方へやや反り返るようになり、上記甲部材の先端部に対しては先端部を上方へ押し上げるため、甲部材を形成する素材の剛性により甲部材は使用者の足の甲へ押し付けられ、上記のように、甲部材は足の甲へ密着することとなる。
また、上記甲部材の開口部を形成する端縁部は、側方から見た場合に底部材の一般面に対して45度以上の角度で立ち上がって形成されていることから、甲部材の後端部は使用者の足の甲を深く被覆する。
その結果、上記双方の作用が相俟って、本考案に係る屋内用履物は使用者の足に確実にフィットして足から脱げにくい。
従って、本考案に係る屋内用履物を装用した使用者が早足で歩行したような場合や、走行したような場合であっても、屋内用履物が足から脱げてしまう、という事態を有効に防止することができる。
従って、従来のように、別途に部材を準備し装着する必要がないことから、部品点数を増加させず、製造コストを嵩ませることなく、装用した場合に脱げにくい屋内用履物を提供することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記甲部材は底部材の前端部から約8割の長さ寸法に亘って底部材を被覆することを特徴とする。
従って、請求項2記載の考案にあっては、甲部材は使用者の足の甲の後端部に至るまで広く被覆する。
従って、請求項2記載の考案にあっては、請求項1記載の考案の効果に加えて、より脱げにくい屋内用履物を提供することができる。
請求項3記載の考案にあっては、上記先端部は底部材の一般面に対して約20度以上の角度で折曲形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、使用者の爪先部は上方へ曲がった状態となることから、その分、甲部材が使用者の足の甲に押し付けられ、より屋内用履物が脱げにくくなる、という効果を奏する。
本考案に係る屋内用履物の一実施の形態を示す側面図である。 本考案に係る屋内用履物の一実施の形態を示す斜視図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案をスリッパに適用した場合を例に詳細に説明する。
本実施の形態に係る屋内用履物10は、底部材11と、底部材11の上方を被覆するように接合された甲部材12とからなり、上記底部材11と甲部材12との間の空隙13に足を挿入して使用するように構成されている。
上記甲部材12は不織布等の所定の剛性を有する素材からなり、先端部14は、上方へ折曲形成されていると共に、上記甲部材12の開口部15を形成する端縁部16は、側方から見た場合に上記底部材11の一般面17に対して約50度の角度で立ち上がって形成されている。
また、上記底部材11の上方へ向かって折曲形成された先端部14は底部材11の全長の約3割の長さに亘って形成されていると共に、本実施の形態にあっては、上記先端部14は底部材11の一般面17に対して約20度の角度で折曲形成されている。
また、上記甲部材12は底部材11の前端部から8割の長さ寸法に亘って底部材11を被覆している。
以下、本実施の形態に係る屋内用履物10の作用について説明する。
本実施の形態に係る屋内用履物10を使用者が装用する場合には、上記甲部材12の開口部15から足を空隙13の内部に挿入した場合、概ね、足の土踏まずから前方の部位は上記先端部14内に配置され、上方へ反ることとなる。
その結果、甲部材12は前端部が上方へ押されて反ることとなり、甲部材12は長さ方向の略中間部位において折れ曲がることとなる。その結果、甲部材12を形成する素材の剛性により甲部材12の後端部は使用者の足の甲に押し付けられることとなる。
その結果、甲部材12全体が使用者の足の甲に密着することなり、使用者が本実施の形態に係る屋内用履物10を着用し、早足で歩行又は走行したような場合であっても、屋内用履物10が足から脱げてしまう事態を有効に防止することができる。
また、上記のように甲部材14は底部材11の全長の約8割を被覆していると共に、上記甲部材12の開口部15を形成する端縁部16は、側方から見た場合に上記底部材11の一般面17に対して略50度の角度で立ち上がって形成されていることから、使用者の足の踝から踵付近まで甲部材が被覆することとなり、足へのフィット感は非常に大きくなる。
従って、本実施の形態に係る屋内用履物10にあっては、使用者が装用した場合に、早足で歩くような場合や、例えば、走行するような場合であっても、足に充分にフィットし、脱げにくい屋内用履物を、別途、特別な部品を準備する必要もなく、部品点数を削減し、製作コストを低減した形で提供す ることが可能となる。
本考案は、広く屋内用履物に適用することができる。
10 屋内用履物
11 底部材
12 甲部材
13 空隙
14 先端部
15 開口部
16 端縁部
17 一般面

Claims (3)

  1. 底部材と、底部材の上方を被覆するように接合された甲部材とにより構成され、底部材と甲部材との間の空隙に足を挿入して使用する屋内用履物であって、上記甲部材の先端部は、上方へ折曲形成されていると共に、上記甲部材の開口部を形成する端縁部は、側方から見た場合に底部材の一般面に対して45度以上の角度で立ち上がって形成されていることを特徴とする屋内用履物。
  2. 上記甲部材は底部材の前端部から約8割の長さ寸法に亘って底部材を被覆することを特徴とする請求項1記載の屋内用履物。
  3. 上記先端部は底部材の一般面に対して20度以上の角度で折曲形成されていることを特徴とする請求項1記載の屋内用履物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200508A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 徳武産業株式会社 靴の製造技術を応用したスリッパまたはサンダル

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