JP3191012U - 靴 - Google Patents

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吉田 英樹
英樹 吉田
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株式会社 マリアンヌ製靴
株式会社 マリアンヌ製靴
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Abstract

【課題】履くことを容易にできるように、足囲(ワイズ)を調整できる範囲を広くした靴を提供する。【解決手段】靴1は、甲部中央につま先に向かって延びる切り込みが形成された靴本体3と、甲部を覆う覆い部4とを備える。覆い部4は、甲部の切り込みを覆う幅広の本体部5と、本体部5の上側に接合されている甲ベルト6とを有する。甲ベルト6は、本体部5に対しそれの延びる方向に直交する方向に延びるように配置され、両端部が本体部5より両側方に突出する突出部分7,8となっている。本体部5が甲部に面ファスナー手段(雄部、雌部)を介して着脱可能に接合され、靴本体3の左右側部に、突出部分7,8がそれぞれ面ファスナー手段(雄部、雌部)を介して着脱可能に接合されている。【選択図】図1

Description

本考案は、靴を履く人に応じて、足囲(ワイズ)を調整できる靴に関するものである。
補装具等の装着や、リュウマチ等で、足に変形があることなどを原因として、市販されている靴を履くことが困難な場合がある。
そこで、靴の甲部分を左右に分離するものとしその表面をパイル地で形成し、左右いずれか一方の甲片裏面に多数のフックが突出するテープ地を他方の甲片表面に着脱自在とするとともに、腰部分を左右に分離しファスナによって開閉自在とした靴が提案されている(例えば特許文献1参照)。この靴は、甲部分の上面を覆うことができる覆い片の前端を爪先部分に固定し、覆い片の裏面にはテープ地を定着し、左右の甲片表面に着脱自在としてなっている。そして、覆い片の上部位置には左右先端部が側方へ突出する帯片を設け、この突出部分の裏面にもテープ地を定着している。
実開平4−34906号公報
前記特許文献1記載のものでは、覆い片や帯片を靴の甲部分に着脱するようにしているが、足囲の調整範囲があまり広くなく、より広くしたいという要求がある。
本考案は、足囲(ワイズ)を調整できる範囲を広くし、補装具や足底板を装着した足、リュウマチなどで変形がある足などの場合であっても、履くことを容易にできるようにした靴を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、甲部中央につま先に向かって延びる切り込みが形成された靴本体と、前記甲部を覆う覆い部とを備える靴であって、前記覆い部は、前記甲部の切り込み部分を覆う幅広の本体部と、前記本体部の上側に接合されている甲ベルトとを有し、前記甲ベルトは、前記本体部に対しそれの延びる方向に直交する方向に延びるように配置され、両端部が前記本体部より両側方に突出する1対の突出部分となっており、前記甲部に前記本体部が面ファスナー手段を介して着脱可能に接合され、前記靴本体の左右側部に、前記1対の突出部分がそれぞれ面ファスナー手段を介して着脱可能に接合されていることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、補装具や足底板を装着した足、リュウマチなどで変形がある足や、浮腫などで市販の靴を履くことができない足であっても、靴を履く人の足に応じて、足囲を調整できる範囲を広くしたので、足にしっかりとフィットさせて履くことができる。
請求項2に記載のように、前記靴本体は、かかと部分に指入れ部を備えるとともに、前記かかと部分に十分な大きさのカウンター芯が設けられている、ことが望ましい。
請求項2の考案によれば、指入れ部によってスムーズに着脱ができ、また、かかと部分のカウンター芯によって、歩行時の靴内でのかかとのぶれを押さえ、かかとを固定し、安定させる。
請求項3に記載のように、トゥスプリングは1.5〜2.0cmで、本底にはEVAスポンジに天然系ゴムがブレンドされた素材が使用されている、ことが望ましい。
請求項3の考案によれば、トゥスプリングを1.5〜2.0cmつけているので、歩行時にスムーズな蹴りだしが行え、スムーズな歩行を実現できる。
また、本底には、スニーカーなどにも使用されている衝撃吸収性のよいEVAスポンジに、ソフトなクッション性と適度な反発性を持った天然系ゴムをブレンドした素材を用いているので、それぞれの素材の良さである「軽さ」「衝撃吸収性能」「クッション性能」「屈曲性能」「グリップ力」という、足に優しい機能を備えている
請求項4に記載のように、中敷きを有し、 前記中敷きは、かかと部分に衝撃吸収材が配置されるとともに、アーチクッションが設けられていることが望ましい。
請求項4の考案によれば、衝撃吸収材にて歩行時の地面からの衝撃を緩和することができ、アーチクッションにより、足の縦アーチをサポートし、足本来のアーチ形状を補助することができる。
本考案は、補装具や足底板を装着した足、リュウマチなどで変形がある足や、浮腫などで市販の靴を履くことが困難な足であっても、靴を履く人の足に応じて、足囲を調整して、足にしっかりとフィットさせて履くことができる。特に、各端部において長さ調整が可能であるので、調整範囲が広くなり、履くことが容易になる。
本考案の一実施の形態に係る靴を示す側面図である。 覆い部が開かれた状態を示す、同平面図である。 前記覆い部が閉じられた状態を示す、同斜視図である。 中敷きの説明図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に沿って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本考案の一実施の形態に係る靴を示す側面図、図2は覆い部が開かれた状態を示す、同平面図、図3は前記覆い部が閉じられた状態を示す、同斜視図である。
図1〜図3に示すように、靴1は、甲部中央につま先に向かって延びる切り込み2が形成された靴本体3と、前記甲部を覆う舌状の覆い部4とを備える。そして、靴1は、伸縮性のある生地に、柔らかいウレタンフォームを貼り合わせてなる、ソフトで伸縮性がある素材を使用してなり、着脱を容易に行える。
この覆い部4は、前記甲部の切り込み2を覆う幅広の本体部5と、この本体部5の上側に接合されている甲ベルト6とを有する。この甲ベルト6は、本体部5に対しそれの延びる方向に直交する方向に延びるように配置され、両端部が本体部5より両側方に突出する1対の突出部分7,8となっている。
靴本体3の甲部において、切り込み2の両側それぞれに面ファスナー手段の雄部9,10が設けられる一方、本体部5の裏面に雄部9,10に対応して面ファスナー手段の雌部11が設けられている。これら雄部9,10と雌部11とが噛み合うことで、覆い部4が切り込み2を覆うように靴本体3の甲部に分離可能に接合される。
また、突出部分7,8の裏面にそれぞれ面ファスナー手段の雌部12,13が設けられる一方、靴本体3の左右側部に、雌部12,13に対応して、面ファスナー手段の雄部14,15が、雄部9,10とは離れて設けられている。これら雌部12,13と雄部14,15とが噛み合うことで、突出部分7,8が靴本体3の左右側部に分離可能に接合される。
このように、覆い部4及び甲ベルト6の突出部分7,8が、靴本体3に面ファスナー手段を介して着脱可能に接合されているので、覆い部4や甲ベルト6を靴本体3より分離させ、爪先までめくり、靴本体3の甲部の切り込み2を露出させることができる。これにより、足囲(ワイズ)を細かく調整できるようになり、足の障害がある場合などでも、足のぴったりとフィットさせて履くことができる。
また、靴本体3の後部(かかと部)には、指入れ部16が設けられている。この指入れ部16は、大きめに形成され、シューホンなどの補装具や足底板を装着している場合や、リュウマチや浮腫等で足に変形がある場合であっても、スムーズに着脱ができるようになっている。また、指入れ部16があることで、自分で履く場合でも、人に履かせてもらう場合でも容易に靴の着脱が行える。
また、靴本体1を形成する素材は、伸縮性のある生地に、柔らかいウレタンフォームを貼り合せているので、靴の着脱が容易に行えるだけでなく、着用時には、通気性もよく、靴下のようなソフト感のある足当たりで、足をソフトに包み込むようになっている。
そして、通気性がよいだけでなく、ライニング(裏生地)と中底とに抗菌(制菌)防臭素材を使用しているので、いつまでも清潔に使用することができる。
かかと部分のカウンター17の芯は、十分な大きさのものを使用しているので、歩行時の靴内でのかかとのぶれを押さえ、かかとを定位置に保持し、安定させる。
また、伸縮性のある素材を使用することに加えて、爪先を高く、幅を広く(4E相当:社内基準)した靴型(ラスト)を使用して、ゆったりサイズ設計で製造しているので、爪先の障害や足指の変形にも対応でき、靴型(ラスト)以上のサイズ範囲で着用することができる。
そのほか、トゥスプリング18を1.5〜2.0cmつけ、つま先を持ち上げたラスト(靴型)を使用しているので、歩行時にスムーズな蹴りだしが行え、スムーズな歩行を実現できる。
本底19には、スニーカーなどにも使用されている衝撃吸収性のよいEVAスポンジに、ソフトなクッション性と適度な反発性を持った天然系ゴムをブレンドした素材を用いているので、それぞれの素材の良さである「軽さ」「衝撃吸収性能」「クッション性能」「屈曲性能」「グリップ力」という、足に優しい機能を備えている。
甲材・中底・本底のそれぞれの材料に、軽量で耐久性に優れる素材を使用することで、軽量化を図っている。
甲ベルト6両側の突出部分7,8は、それぞれ面ファスナー手段にて着脱可能に接合されているので、靴の外側あるいは内側のいずれの側からも分離させて開くことができ、片方の手に障害などがある場合でも扱いやすく、しっかりと止めることができる。
中敷き21は、図4に示すように、かかと部分に衝撃吸収材22が配置されるとともに、アーチクッション23が設けられている。これにより、衝撃吸収材22にて歩行時の地面からの衝撃を緩和することができ、アーチクッション23により、足の縦アーチをサポートし、足本来のアーチ形状を補助することができる。
1 靴
2 切り込み
3 靴本体
4 覆い部
5 本体部
6 甲ベルト
7,8 突出部分
9,10 面ファスナー手段の雄部
11 面ファスナー手段の雌部
12,13 面ファスナー手段の雌部
14,15 面ファスナー手段の雄部
16 指入れ部
17 カウンター
18 トゥスプリング
19 本底
21 中敷き
22 衝撃吸収材
23 アーチクッション

Claims (4)

  1. 甲部中央につま先に向かって延びる切り込みが形成された靴本体と、前記甲部を覆う覆い部とを備える靴であって、
    前記覆い部は、前記甲部の切り込み部分を覆う幅広の本体部と、前記本体部の上側に接合されている甲ベルトとを有し、
    前記甲ベルトは、前記本体部に対しそれの延びる方向に直交する方向に延びるように配置され、両端部が前記本体部より両側方に突出する1対の突出部分となっており、
    前記甲部に前記本体部が面ファスナー手段を介して着脱可能に接合され、
    前記靴本体の左右側部に、前記1対の突出部分がそれぞれ面ファスナー手段を介して着脱可能に接合されていることを特徴とする靴。
  2. 前記靴本体は、かかと部分に指入れ部を備えるとともに、
    前記かかと部分に十分な大きさのカウンター芯が設けられている、請求項1に記載の靴。
  3. トゥスプリングは1.5〜2.0cmで、
    本底にはEVAスポンジに天然系ゴムがブレンドされた素材が使用されている、請求項1または2に記載の靴。
  4. 中敷きを有し、
    前記中敷きは、かかと部分に衝撃吸収材が配置されるとともに、アーチクッションが設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の靴。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016077444A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 アキレス株式会社 シューズ
JP2019055015A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 トヨタ自動車株式会社 履物
JP2020182658A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 徳武産業株式会社
JP2021053001A (ja) * 2019-09-28 2021-04-08 太 川越 特殊靴
RU221435U1 (ru) * 2023-09-05 2023-11-07 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Амурский государственный университет" Обувь с застежкой

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