JP6246825B2 - ラジアスエンドミル - Google Patents

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Description

発明の分野
[001]本出願の主題は、工作物を機械加工するためのラジアスエンドミルに関し、詳細には、底刃ギャッシュおよび混合ギャッシュ(blended gash)の両方を有するタイプのラジアスエンドミルに関する。
発明の背景
[002]エンドミルの種類には、ボール、スクエアおよびラジアスが含まれ、本出願の主題はラジアスの種類に関連する。
[003]ラジアスエンドミルは通常、底刃ギャッシュとともに形成され、および許容できない不連続性を防止するために、いわゆる混合ギャッシュとともに形成可能である。
[004]混合ギャッシュを開示する実例エンドミル公開物は、National Aerospace Standard 986(1973;sheet no.55)および米国特許出願公開第2011/0217132号で開示されている。
[005]新規かつ改善されたラジアスエンドミルを提供することが本発明の目的である。
発明の概要
[006]本出願の主題の第1の態様によれば、回転軸(A)の周りを回転するように構成されたラジアスエンドミルであって、シャンク部分;およびシャンク部分から延在し、かつ直径(D)を有する切削部分を含み、切削部分が、条件20°<H<60°を満たすねじれ角Hを有し、かつ溝すくい面を含むねじれ溝;溝すくい面に隣接して延在する切れ刃を含み、かつ条件R>0.15Dを満たすコーナー半径Rを有するコーナーセクターを含む切削刃であって、コーナーセクターの第1ハーフセクターがコーナーセクターの仮想二等分線から半径方向接線地点まで延在し、コーナーセクターの第2ハーフセクターが仮想二等分線から軸方向接線地点まで延在し、第1および第2ハーフセクターが仮想二等分線の周りで等しい角度に対している、切削刃;切れ刃および溝すくい面に隣接して延在する底刃ギャッシュ面;および切れ刃に沿って、第2ハーフセクターに位置付けられた第1末端から、第1ハーフセクターから離れる方向に延在し、かつ底刃ギャッシュ面と溝すくい面とに隣接して延在するギャッシュを含む、ラジアスエンドミルが提供される。
[007]本開示の主題の別の態様によれば、切れ刃に沿って延在する混合ギャッシュを含むラジアスエンドミルが提供され、混合ギャッシュは、第2ハーフセクターに位置付けられた第1末端を含み、かつ底刃ギャッシュ面と溝すくい面とに隣接して延在するために第1ハーフセクターから離れる方向に延在する。
[008]本出願の主題のさらに別の態様によれば、切れ刃に沿って延在する混合ギャッシュを含むラジアスエンドミルが提供され、混合ギャッシュは、第2ハーフセクターに位置付けられた第1末端を含み、かつ底刃ギャッシュ面と溝すくい面をとに隣接して延在するために第1ハーフセクターから離れる方向に延在し、混合ギャッシュは、仮想軸方向線および第2ハーフセクターから離間された第2末端まで延在する。
[009]本出願の主題のさらに別の態様によれば、回転軸(A)の周りを回転するように構成されたラジアスエンドミルであって、シャンク部分;およびシャンク部分から延在し、かつ直径(D)を有する切削部分を含み、切削部分が、条件20°<H<60°を満たすねじれ角Hを有し、かつ溝すくい面を含むねじれ溝;溝すくい面に隣接して延在する切れ刃を含み、かつ条件R>0.15Dを満たすコーナー半径Rを有するコーナーセクターを含む切削刃であって、コーナーセクターの第1ハーフセクターがコーナーセクターの仮想二等分線から半径方向接線地点まで延在し、コーナーセクターの第2ハーフセクターが仮想二等分線から軸方向接線地点まで延在し、第1および第2ハーフセクターが仮想二等分線の周りで等しい角度に対している、切削刃;切れ刃および溝すくい面に隣接して延在する底刃ギャッシュ面;および切れ刃に沿って、第2ハーフセクターに位置付けられた第1末端から、第1ハーフセクターから離れる方向に延在し、かつ底刃ギャッシュ面と溝すくい面とに隣接して延在する混合ギャッシュを含み;混合ギャッシュは、仮想軸方向線および第2ハーフセクターから離間された第2末端まで延在する、ラジアスエンドミルが提供される。
[0010]第2末端を仮想軸方向線および第2ハーフセクターから離すことは、混合ギャッシュの寸法の低減にかなり役立つことが分かっている。より正確には、混合ギャッシュの第1末端は、第2末端を仮想軸方向線および第2ハーフセクターから離すとき、仮想軸方向線のより近くに位置付けることができる。
[0011]本出願の主題のさらに別の態様によれば、所定の距離だけ半径方向接線地点から離された混合ギャッシュを含むラジアスエンドミルが提供される。
[0012]本出願の主題のさらに別の態様によれば、ラジアスエンドミルにギャッシュを設ける方法が提供され、方法は、半径方向接線地点から離された所定の地点から軸方向接線地点に向かう方向に延在する混合ギャッシュをラジアスエンドミルに提供するステップを含む。
[0013]上の記載は概要であること、および上の態様はいずれも、本明細書において以下に記載されるいかなる特徴もさらに含んでよいことは理解されよう。特に、以下の特徴は、単独でまたは組み合わせて、上の態様のいずれにも適用可能であり得る。
A.ラジアスエンドミルは、回転軸(A)の周りを回転するように構成可能である。
B.ラジアスエンドミルは、シャンク部分、およびシャンク部分から延在しかつ直径Dを有する切削部分を含むことができる。
C.切削部分は、条件20°<H<60°を満たすねじれ角Hを有するねじれ溝を含むことができる。いくつかの好ましい実施形態では、ねじれ角Hは条件35°≦H≦45°を満たす。
D.ラジアスエンドミルの全ての刃のねじれ範囲HRは、2度×刃数Z以下(ねじれ範囲HR≦2Z)であることができる。
E.切削部分は溝すくい面を含むことができる。
F.切削刃は、溝すくい面に隣接して延在する切れ刃を含むことができる。
G.切削刃は、コーナー半径Rを有するコーナーセクターを含むことができる。いくつかの好ましい実施形態では、コーナー半径Rは条件R>0.15Dを満たすことができる。
H.コーナーセクターの第1ハーフセクターは、仮想二等分線から半径方向接線地点まで延在可能であり、コーナーセクターの第2ハーフセクターは、仮想二等分線から軸方向接線地点まで延在可能である。違う言い方をすると、コーナーセクターは第1ハーフセクターおよび第2ハーフセクターを含むことができ、第1ハーフセクターはコーナーハーフセクターの仮想二等分線から、セクター中心点から半径方向接線地点まで延在する仮想半径方向線まで延在し、第2ハーフセクターは仮想二等分線から、セクター中心点から軸方向接線地点まで延在する仮想軸方向線まで延在する。
I.混合ギャッシュの部分は第1ハーフセクターにない。
J.底刃ギャッシュ面は、切れ刃および溝すくい面に隣接して延在可能である。
K.混合ギャッシュは、切れ刃に沿って、第2ハーフセクターに位置付けられた第1末端から、第1ハーフセクターから離れる方向に延在可能であり、および底刃ギャッシュ面と溝すくい面とに隣接して延在する
L.混合ギャッシュは、仮想軸方向線および第2ハーフセクターから離間された第2末端まで延在可能であり、仮想軸方向線はセクター中心点から軸方向接線地点まで延在する。違う言い方をすると、第2末端は、仮想軸方向線の、第2ハーフセクターから反対側に位置付けることができる。そのような位置付けは、第2末端に形成される不連続部を低減することが分かっている。
M.第2末端の好ましい位置の決定を補助するために、仮想末端線を使用可能である。第2末端は、仮想末端線に沿って位置付け可能であり、仮想末端線は、セクター中心点から切れ刃まで延在する。仮想末端線は、鋭角の末端角αを仮想軸方向線と形成する。末端角αが条件(3°≦α≦30°)を満たすように第2末端が位置付けられるとき、不連続部の低減に有利であることが分かっている。不連続部のさらなる低減は、末端角αが条件(5°≦α≦20°)を満たした状態で達成可能である。最良の結果は、末端角αが条件(6°≦α≦12°)を満たすように第2末端が位置付けられた状態で達成されている。違う言い方をすると、末端角αが9°に向かうにつれて、不連続部の寸法は有利に小さくなることが分かっている。
N.第2ハーフセクターは、横断中心角を有する横断サブセクターを含むことができる。
O.横断サブセクターは、第1ハーフセクターから遠位に位置付け可能であり、ここで混合ギャッシュは、第2ハーフセクターに広がり、横断サブセクターを横断する。
P.いくつかの好ましい実施形態では、横断中心角は10°であることができる。他の好ましい実施形態では、横断中心角は25°であることができる。
Q.第2ハーフセクターは、境界中心角を有する境界サブセクターを含むことができる。境界サブセクターは、仮想二等分線から延在可能である。混合ギャッシュは境界サブセクターに広がらない。
R.いくつかの好ましい実施形態では、境界中心角は1°であることができる。他の好ましい実施形態では、境界中心角は2°であることができる。
S.ラジアスエンドミルは、切れ刃、混合ギャッシュの交差部分に形成される不連続部を含む可能性があり、および溝すくい面が前記軸方向側に位置付けられる。より正確には、不連続部は、少なくとも1°の不連続部角度を形成し得る。いくつかの好ましい実施形態では、不連続部は少なくとも2°の不連続部角度を形成する。好ましくは、不連続部は最大でも10°の不連続部角度を形成する。さらに好ましくは、不連続部は最大でも6°の不連続角度を形成する。
T.好ましくは、切れ刃の半径方向部分の全体に沿った半径方向すくい角は、正の値を有することができる。いくつかの好ましい実施形態では、半径方向すくい角の全ての値は、5°以上であることができ、特に好ましい実施形態では、好ましくは8°以上であることができる。
U.ラジアスエンドミルは、42HRc未満のロックウェル硬さを有する工作物材料を切削するように構成可能である。例えば、そのような構成は、5°または8°等以上の半径方向すくい角であり得る。
V.ラジアスエンドミルは、混合ギャッシュを含む少なくとも1つのさらなるねじれ溝および関連する切削刃を含むことができる。混合ギャッシュは、本明細書において上または下に記載した特徴のいずれかを用いて定義されるようなものであることができる。溝は本明細書において上または下に記載した特徴のいずれかを用いて定義されるようなものであることができる。好ましくは、ラジアスエンドミルの各ねじれ溝および切削刃は、本明細書において上または下に記載した特徴の1つまたは複数を用いて定義される。
W.いくつかの好ましい実施形態では、切削端面において、ラジアスエンドミルは、少なくとも1つの割出し角度を有することができ、割出し角度は少なくとも1つの他の割出し角度と異なる値を有する。特に好ましい実施形態では、切削端面において、ラジアスエンドミルの全ての割出し角度は異なる値を有することができる。
X.いくつかの好ましい実施形態では、回転軸(A)に対して垂直な等割出し角度面(equal-index-angle plane)において、ラジアスエンドミルは、その割出し角度の全てを等しくすることができる。特に好ましい実施形態では、等割出し角度面は、切削部分の有効切削部分の中間に位置付けることができる。等割出し角度面は、割出し角度の全てが等しい唯一の面であることができる。
Y.ラジアスエンドミルは、その端部に底刃ギャッシュを形成し、続いて、底刃ギャッシュ面と、関連する溝すくい面とに隣接して延在する混合ギャッシュを形成することによって、製造可能である。
Z.混合ギャッシュよりも半径方向接線地点に近い、切れ刃のコーナーセクターのギャッシュを設けられないコーナー領域は、切れ刃の混合ギャッシュのすくい角より少なくとも5°大きいすくい角を有することができる。ギャッシュを設けられないコーナー領域は、第2ハーフセクターの境界サブセクターにあり得る。
[0014]ラジアスエンドミル、特に上記の特徴の1つまたは複数を有するラジアスエンドミルに混合ギャッシュを設けることは、より少ない動力消費および低減された振動で工作物を機械加工できることが分かっている。
[0015]上記の特定の特徴はそのような利点を向上し得るが、理論に縛られることなく、混合ギャッシュの範囲を制限することによって、比較的より大きい割合の切れ刃を比較的高い値の正のすくい角(例えば5°以上の角度)で形成可能であり、それにより工作物を機械加工するための動力を低減することが考えられる。
[0016]高い値の正のすくい角の使用は、比較的軟質の材料(例えば42HRc未満のロックウェル硬さを有する、例えばアルミニウム、ステンレス鋼、プラスチック、複合材料、炭素繊維強化ポリマーCFRP)を機械加工するのに特に有益であることが分かっている。
[0017]それにもかかわらず、理論上、そのような有利性は、切れ刃の有効切削長さをなおも増大できるので、より硬い材料(すなわち42HRc以上のロックウェル硬さを有する)にさえ考えられ得ると考えられる。
[0018]驚くべきことに、動力低減および低減された振動の利益は、切れ刃、混合ギャッシュおよび溝すくい面の交差部分における滑らかな、すなわち接線コーナー縁部を形成する潜在的困難を相殺した。不連続部(すなわち作用が連続的でない地点)が形成される場合でさえ、適切な仕上げが達成可能でありそのような交差部分に形成されることは意外だった(そのような不連続部は十分に小さいので工作物上の表面テクスチャ間に視覚的な違いを形成せず、それは航空宇宙産業など一部の産業では許容されない)。
図面の簡単な説明
[0019]本出願の主題をより深く理解するために、およびどのように本出願の主題を実際に実行できるかを示すために、次に添付の図面を参照する。
本発明の実施形態による混合ギャッシュを有するラジアスエンドミルの側面図である。 混合ギャッシュのないエンドミルの切削部分の部分側面図である。 従来技術の混合ギャッシュを有するエンドミルの切削部分の部分側面図である。 図1のエンドミルの切削部分の部分側面図である。 図2Aのエンドミルのコーナーの拡大図である。 図2Bのエンドミルのコーナーの拡大図である。 図2Cのエンドミルのコーナーの拡大図である。 図3Bのコーナーと図3Aのコーナーを重ね合せたものであり、後者は点線で示されている。 図3Cのコーナーと図3Aのコーナーを重ね合せたものであり、後者は点線で示されている。 図2Aのエンドミルの端面図である。 図2Bのエンドミルの端面図である。 図2Cのエンドミルの端面図である。 図4Cのエンドミルのコーナーの一部の拡大かつ誇張された図である。 図3Cの線6A−6Aの一部に沿って取られた拡大かつ誇張された断面図である。 図3Cの線6B−6Bの一部に沿って取られた拡大かつ誇張された断面図である。
詳細な説明
[0020]図1を参照する。図1はラジアスエンドミル10を示し、ラジアスエンドミル10は、超硬合金など、極めて硬質かつ摩耗抵抗性の材料から一般的に作製され、また、その中心を通って長手方向に伸びる回転軸(A)の周りを、図4Cに示される図の反時計回り方向に回転するように構成される。
[0021]エンドミル10は、シャンク部分12、およびそれから延在する切削部分14を含む。
[0022]シャンク部分12は、シャンク円筒部分16およびシャンクテーパ部分18を含むことができ、シャンクテーパ部分18は、シャンク円筒部分16と切削部分14の間に延在し、かつシャンク円筒部分16から直径が減少する。
[0023]切削部分14は切削溝付き部分20を含み、切削溝付き部分20は、エンドミル10の軸方向端部24に位置付けられた切削端面22から後方軸方向Dに回転軸Aに沿って延在する。
[0024]切削部分14は、切削溝付き部分20から、より正確には溝端部28からシャンク部分12まで延在する切削ネック部分26を含むこともできる。
[0025]切削部分の直径Dは、切削端面22において仮想円周延長線30、32の間で測定可能である。この非限定的な例において、延長線30、32は、切削溝付き部分20の円筒形状により互いに平行であるが、いくつかの実施形態では、これらは平行である必要はない(例えば、円錐状の切削溝付き部分(不図示)を有するエンドミルでは、延長線はその軸方向端部に近づくにつれてそれぞれ他方に向かって延びることができる)。示される非限定的な例では、切削部分の直径Dは16mmである。
[0026]図2Cおよび4Cを参照すると、切削溝付き部分20は少なくとも1つのねじれ溝(34A、36A、38A)、およびそれに隣接して延在する関連切削刃(34B、36B、38B)を含む。
[0027]一般に、切削部分14の各切削刃(34B、36B、38B)は、混合ギャッシュ40、すなわち、軸方向端部24からエンドミルの周囲面42(図2C)までおよびそれに沿って延在する混合ギャッシュ40とともに形成されるタイプのものであることが好ましい。
[0028]示される非限定的な例の代わりに、いくつかのエンドミル実施形態は、その切れ刃44の1つまたは複数、または全てを、可変外周すくい角(および非一定すくい角)で周囲面42に沿って形成することができる。
[0029]一般に、各ねじれ溝(34A、36A、38A)は、ねじれ角H(図2C)を有することができる。本出願の主題の混合ギャッシュ40は、エンドミルの性能を改善することが分かっている。より正確には、そのような改善は特に、条件20°<H<60°を満たすねじれ角Hを有する溝を有するエンドミルで見出されている。
[0030]示される非限定的な例では、34Aとして示されるねじれ溝は41°のねじれ角を有し、ねじれ溝36Aは40°のねじれ角を有し、ねじれ溝38Aは39°のねじれ角を有する。
[0031]示される非限定的な例の代わりに、いくつかのエンドミル実施形態は、溝の1つまたは複数、または全てを、可変ねじれ角溝(不図示)で形成可能であり、各溝の各可変ねじれ角Hの全ての値は、上記のねじれ角範囲20°<H<60°内にあるべきである。
[0032]ねじれ角間の大きさの差を最小化することが好ましく、それにより切削深さがエンドミルの直径の2倍まで増大されることが分かっている。詳細に述べると、刃のねじれ角間の全体的な差(以降「ねじれ範囲HR」)は、2度×刃数Z以下であると好ましい(ねじれ範囲HR≦2Z)。例えば、3つの刃を有するエンドミルの場合、差は6°以下であることが好ましい(例えば、第1ねじれ角は38°、第2ねじれ角は40°、および第3ねじれ角は42°であることができる)。ねじれ範囲HRが減少するにつれて優れた成果を見出すことができる。例えば、図2Cの示される例は、2°のねじれ範囲HR(39°〜41°)を有し、これはねじれ範囲HRよりも良好に機能すると考えられる。それにもかかわらず、異なる溝のねじれ値の少なくとも1つ、また好ましくは全てが、びびりを低減するように幾分異なることが好ましい。
[0033]図1に戻ると、切削部分14の有効切削長さLは、切削端面22から、回転軸(A)に対して垂直に延在しかつ少なくとも1つのねじれ溝(34A、36A、38A)が終了し始める(すなわちより浅くなり始める)箇所に位置付けられる切削長さ面P、および/または関連する切削エンドミル10の刃の逃げ面がもはや有効でない地点46まで延在することが理解される。
[0034]本出願の主題の混合ギャッシュ40は、回転軸Aに対して垂直な等割出し角度面P(ここでエンドミルの全ての割出し角度が等しい)を有するエンドミルで特に効果的であると見出されていることも分かっている。等割出し角度面Pは、切削部分14の有効切削部分の中間、すなわち切削端面22および切削長さ面Pから等しい距離L/2に位置付けられるとき、優れた結果を生じることが分かっている。
[0035]等割出し角度面と平行であるがそれと異なる面における割出し角度は、異なることができる。示される非限定的な例では、切削端面における割出し角度(ε、ε、ε;図4A)は、全て異なる(例えば、ε=120°、ε=115°、およびε=125°)。
[0036]例示されるエンドミル10の各(すなわち全ての)切削刃(34B、36B、38B)およびねじれ溝(34A、36A、38A)は以下に記載される特徴を有するが、この記載は、単に簡単にするために、34Aおよび34Bとして示されるねじれ溝および切削刃に関してもっぱら詳述されることが理解される。
[0037]エンドミルの軸方向端部から始まりコーナー半径を有する記載される切削刃の種類に加えて、いくつかの実施形態は、軸方向端部から離間された位置(不図示)から後方方向に延在する1つまたは複数のさらなる切削刃を含むこともできることが理解される。
[0038]図2C、3Cおよび4Cを参照すると、切削刃34Bは、刃逃げ面46(図4C)と溝すくい面48(図2C)の交差部分に形成された切れ刃44を含み、また、コーナー半径Rおよびセクター中心点52を有するコーナーセクター50も含む。
[0039]コーナー半径Rは、従来技術で周知のように測定される(すなわち、それはエンドミルを異なる寸法の円(不図示)の前で、対応する曲率を有する円の1つが見つけられるまで、すなわち、回転の間、エンドミルのコーナーの一部が、対応する寸法の円の一部と一致するまで、回転軸Aの周りで回転させることによって測定可能である)。示される例の代わりに、いくつかの実施形態は、四分円以外の量に延在するコーナーセクターを有することができる。
[0040]図2Cを参照すると、仮想軸線56(セクター中心点52から軸方向接線地点58まで延在する)と、仮想半径線60(セクター中心点52から半径方向接線地点62まで延在する)との間に延在するコーナー半径中心角54は、示される非限定的な例の角度である90°以外の角度を有してもよい。
[0041]半径方向接線地点62は、エンドミル10の周囲面42における(対応する寸法の円に対応する)コーナーセクター50の2つの極地点のうちの一方であり、軸方向接線地点58は、コーナーセクター50の他方側における、すなわちコーナーセクター50の軸方向端部24における他方の極地点である。
[0042]示される非限定的な例では、コーナー半径Rは4mmである。換言すると、コーナー半径Rは0.25Dである(上記のように切削部分の直径Dは16mmである)。
[0043]本出願の主題の混合ギャッシュは、条件R>0.15Dを満たすエンドミルの性能を改善することが分かっている。
[0044]製造の間、エンドミル10は最初に、軸方向端部24において底刃ギャッシュ64(混合ギャッシュを含まない図2Aを参照)によってギャッシュを設けられる。次にエンドミル10は混合ギャッシュ40を形成される(図2C)。
[0045]図2A、3Aおよび4Aを参照すると、底刃ギャッシュを設ける第1ステップのあとであるが混合ギャッシュ40が形成される前であるエンドミル10が示され、底刃ギャッシュ64は、切れ刃44および溝すくい面48に隣接して延在する底刃ギャッシュ面66を含む。望ましくない突出する(brisk)不連続部68(図3Aおよび4A)が、切れ刃44、底刃ギャッシュ面66および溝すくい面48の間の交差部分に位置付けられる。底刃ギャッシュを設けるステップの結果、底刃ギャッシュ面66と溝すくい面48の間にオリジナルギャッシュ境界線66a(図3A)がもたらされ、オリジナルギャッシュ境界線66aは突出する不連続部68まで延びる。
[0046]突出する不連続部68を取り除くため、混合ギャッシュ40が図2A、3Aおよび4Aに示されるエンドミルに設けられ、その結果、図2C、3Cおよび4Cに示されるエンドミル10がもたらされる。混合ギャッシュ40は切れ刃44に沿って延在し、底刃ギャッシュ面66および溝すくい面48に隣接して延在する
[0047]理解するために、図2Bおよび3Bは、従来技術の混合ギャッシュ40’を有するエンドミル10’を示し、従来技術の混合ギャッシュ40’は軸方向接線地点58’から、半径方向接線地点62’までの全てにわたって延在する。
[0048]図2Cおよび3Cは、本出願の主題による混合ギャッシュ40の例を示し、これは、半径方向接線地点62から離間された第1末端70で終了するように示されている。
[0049]図3Dは図3Aの上に図3Bを重ね合せたものを示し、図3Eは図3Aの上に図3Cを重ね合せたものを示す。図3Dおよび3Eの両方は、点線において、オリジナルギャッシュ境界線66a、取り除かれた切れ刃部分44a、および取り除かれた突出する不連続部68を示す。従って、図3Dは、混合ギャッシュを有さない図3Aのエンドミルの切削部分の上に、従来技術の混合ギャッシュを有する図3Bのエンドミルの切削部分を重ね合せたものを示す。同様に、図3Eは、混合ギャッシュを有さない図3Aのエンドミルの切削部分の上に、本出願の主題による混合ギャッシュを有する図3Cのエンドミルの切削部分を重ね合せたものを示す。図3Dおよび3Eを比較すると、本出願の主題は従来技術の混合ギャッシュよりもかなり少ない表面積を有する混合ギャッシュを有することを見ることができる。また、本出願の混合ギャッシュは、半径方向接線地点62’まで延在する従来技術のギャッシュ40’と比較するとき、より多くの切れ刃44を、ギャッシュを設けないまま残すことも示される。
[0050]図6Aは、混合ギャッシュ40を通過する仮想横断線76(図3C)に沿った断面図を示す。それに反して図6Bは混合ギャッシュ40を通過しない仮想線74に沿った断面図である。この説明のために選択された仮想線74は二等分線74であるが、混合ギャッシュ40を通過しない異なる位置で選択することもできる。半径方向接線地点62に向かう方向において混合ギャッシュ40の範囲を制限または最少化することによって、半径方向接線地点62と第1末端70との間に延在するコーナー領域72(図3C)は、混合ギャッシュ40の混合ギャッシュすくい角β(すなわち、ここで例えば仮想横断線76に沿って示される混合ギャッシュ40におけるすくい角β;混合ギャッシュすくい角βは、コーナーすくい角より小さい値ではあるが、本例に示されるように、なおも正の値であることができることに注意)より高い正の値のコーナーすくい角β(すなわち、ここで例えば二等分線74に沿って示されるギャッシュを設けられないコーナー領域72におけるすくい角)を有することができる。
[0051]好ましくはギャッシュを設けられないコーナー領域のコーナーすくい角βは、混合ギャッシュ40のすくい角βよりも少なくとも5°大きくてもよい。
[0052]詳しく述べるために、図3Cを参照すると、コーナーセクター50は、第1ハーフセクター78と第2ハーフセクター80に分割することができる。
[0053]第1ハーフセクター78は、仮想二等分線74(セクター中心点52から切れ刃44まで延在し、軸方向線56および半径方向線60と等しい大きさの角度を形成する)から、半径方向線60まで延在可能である。
[0054]第2ハーフセクター80は、仮想二等分線74から軸方向線56まで延在可能である。従って、第1および第2ハーフセクター78、80は、コーナーセクター50内で、仮想二等分線74の周りで等しい角度に対している。
[0055]大まかに言えば、混合ギャッシュ40の部分は第1ハーフセクター78内になく、従って第1ハーフセクター78は混合ギャッシュ40がない。
[0056]第2ハーフセクター80は、横断サブセクター82、境界サブセクター84、および横断サブセクター82と境界サブセクター84とによって境界を定められる中心サブセクター88を含むことができる。
[0057]横断サブセクター82は、第1ハーフセクター78から遠位に位置付けられる。横断サブセクター82は、軸方向線56と、セクター中心点52から切れ刃44まで延在する横断線76と間に形成される横断中心角αを有する。
[0058]境界サブセクター84は、第1ハーフセクター78のすぐ隣にある。境界サブセクター84は、二等分線74と、セクター中心点52から切れ刃44まで延在する仮想境界線86との間に形成された境界中心角αを有する。
[0059]混合ギャッシュ40の部分は境界サブセクター84に見出されない。混合ギャッシュ40は横断サブセクター82を横断し、混合ギャッシュ40の第1末端70は中心サブセクター88に位置付けられる。横断中心角αが、軸方向線56と、セクター中心点52から第1末端70まで延在する仮想線(不図示)との間に形成される角度(不図示)よりも結果的に小さいことは理解されよう。
[0060]混合ギャッシュ40は、軸方向線56および第2ハーフセクター80から離間された第2末端90まで延在可能である。第2末端90は、セクター中心点52から切れ刃44まで延在する仮想末端線91の端部に位置付けられる。仮想末端線91は、鋭角の末端角αを仮想軸方向線56と形成する。
[0061]図3Eおよび4Cに示されるように、突出する不連続部68(図4A)はもはや存在しないが、次に図5を参照すると、新たな不連続部92が、切れ刃44、混合ギャッシュ40、および溝すくい面48の交差部分に形成される。違う言い方をすると、新たな不連続部92は、混合ギャッシュ40の第1末端70に位置付けられる。位置の差は、エンドミルの半径方向側に位置付けられる従来技術の混合ギャッシュ40’の従来技術の不連続部92’(図3B)と比較するときに気付くことができる。新たな不連続部92は新たな不連続部角度γを形成可能であり、角度γは図5の中で分かりやすくするために誇張されて示されている。
[0062]本出願の主題の混合ギャッシュ40は、特に上記の特徴を有するエンドミルに適用されるとき、アルミニウムを機械加工する効果を大幅に改善できることが分かっている。
[0063]上の記載は、必要に応じて実施可能のための例示的実施形態を含み、請求項は、例示されない実施形態および/または特徴を排除するものとして解釈すべきでない。

Claims (18)

  1. 回転軸(A)の周りを回転するように構成されたラジアスエンドミルであって、
    シャンク部分と、
    前記シャンク部分から延在し、直径(D)を有する切削部分と、を含み、
    前記切削部分が、
    条件20°<H<60°を満たすねじれ角Hを有し、溝すくい面を含むねじれ溝と、
    前記溝すくい面に隣接して延在する切れ刃を含み、条件R>0.15Dを満たすコーナー半径Rを有するコーナーセクターを含む切削刃であって、前記コーナーセクターの第1ハーフセクターが前記コーナーセクターの仮想二等分線から半径方向接線地点まで延在し、前記コーナーセクターの第2ハーフセクターが前記仮想二等分線から軸方向接線地点まで延在し、前記第1および第2ハーフセクターが前記仮想二等分線の周りで等しい角度に対している、切削刃と、
    前記切れ刃および前記溝すくい面に隣接して延在する底刃ギャッシュ面と、
    前記切れ刃に沿って、前記第2ハーフセクターに位置付けられた第1末端から、前記第1ハーフセクターから離れる方向に延在し、かつ前記底刃ギャッシュ面と前記溝すくい面とに隣接して延在るギャッシュと、を含む、ラジアスエンドミル。
  2. 前記第2ハーフセクターが、横断中心角を有する横断サブセクターを含み、前記横断サブセクターが前記第1ハーフセクターから遠位に位置付けられ、前記ギャッシュが、前記第2ハーフセクターに広がり、前記横断サブセクターを横断する、請求項1に記載のラジアスエンドミル。
  3. 前記横断中心角が10°または25°である、請求項2に記載のラジアスエンドミル。
  4. 記ギャッシュが、仮想軸方向線および前記第2ハーフセクターから離間された第2末端まで延在し、前記仮想軸方向線がセクター中心点から前記軸方向接線地点まで延在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  5. 前記第2末端が、前記セクター中心点から前記切れ刃まで延在する仮想末端線に沿って位置付けられ、前記仮想末端線が、鋭角の末端角αを前記仮想軸方向線と形成し、条件:3°≦α≦30°を満たす、請求項4に記載のラジアスエンドミル。
  6. 前記末端角αが条件:5°≦α≦20°を満たす、請求項5に記載のラジアスエンドミル。
  7. 前記第2ハーフセクターが、境界中心角を有する境界サブセクターを含み、前記境界サブセクターが前記仮想二等分線から延在し、前記ギャッシュが前記境界サブセクターに広がらない、請求項1〜6のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  8. 前記境界中心角が1°または2°である、請求項7に記載のラジアスエンドミル。
  9. 前記切れ刃、ギャッシュおよび溝すくい面の交差部分に形成される不連続部が、前記仮想二等分線の軸方向側に位置付けられる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  10. 前記不連続部が少なくとも1°の不連続部角度または少なくとも2°の不連続部角度を形成する、請求項9に記載のラジアスエンドミル。
  11. 前記不連続部が最大でも10°の不連続部角度を形成する、請求項9または10に記載のラジアスエンドミル。
  12. 前記切れ刃の半径方向部分の全体に沿った半径方向すくい角が正の値を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  13. 前記半径方向すくい角の全ての値が5°以上である、請求項12に記載のラジアスエンドミル。
  14. 42HRc未満のロックウェル硬さを有する工作物材料を切削するために構成される、請求項1〜13のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  15. 前記ねじれ角Hが条件35°≦H≦45°を満たす、請求項1〜14のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  16. 記ギャッシュよりも前記半径方向接線地点に近い、前記切れ刃の前記コーナーセクターのギャッシュを設けられないコーナー領域が、前記切れ刃の前記ギャッシュのすくい角よりも少なくとも5°大きいすくい角を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
  17. 前記ギャッシュを設けられないコーナー領域が前記第2ハーフセクターの境界サブセクターにある、請求項16に記載のラジアスエンドミル。
  18. 複数組の前記ねじれ溝、前記切削刃および前記ギャッシュを含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
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