JP6244258B2 - 表面材の取付構造 - Google Patents
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Description
まず、本実施の形態の基本的概念について説明する。本実施の形態は、建物の開口部に設けられる扉を構成する扉フレームに対して、当該扉フレームの表面を覆うように表面材を取り付けるための取付構造に係るものである。ここで、「建物」とは、その具体的な構造や種類は任意であるが、例えば、戸建て住宅、アパートやマンションの如き集合住宅、オフィスビル、商業施設、及び公共施設等を含む概念である。また、「建物の開口部」とは、建物の躯体の一部分(例えば、壁、天井、又は床等)において扉を設置するために形成された開口部である。また、「扉」(ドア)の取り付け位置や用途は任意であり、例えば玄関に設置される「玄関扉」、勝手口や通用口に設置される「勝手口扉」、あるいは建物内部に設置されるための「室内扉」を含む。また、扉の開閉構造は任意であり、例えば「開き戸」や「引き戸」として構成することができる。以下、本実施の形態では、扉が、集合住宅の如き建物の玄関に配置された開き戸である場合について説明する。
次に、本実施の形態の具体的内容について説明する。
初めに、本実施の形態に係る表面材の取付構造が適用される扉の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る扉が設置された建物の要部の正面図である。なお、以下の説明では、図1のX方向を扉の左右方向(+X方向を扉の左方向、−X方向を扉の右方向)、図1のY方向を扉の上下方向(+Y方向を扉の上方向、−Y方向を扉の下方向)、図1の紙面に対して直交する方向(Z方向)を扉の前後方向(紙面から奥側に至る方向(+Z方向)を扉の後方向(屋内側方向)、紙面から手前側に至る方向(−Z方向)を扉の前方向(屋外側方向))と称する。
ドア枠10は、建物の躯体2に形成された開口部3の周縁に設置されるものであり、左右一対の縦枠11、12、及び上下一対の横枠13、14を備える。これら縦枠11、12及び横枠13、14は、それぞれ開口部3の周縁における建物の躯体2に公知の方法で直接的に固定され、相互に組み合わせられて、全体として正面矩形環状の枠を構成する。以下では、必要に応じて、一対の縦枠11、12のうち、ドア本体20の戸先側(ドア本体20の左右のうち、後述する蝶番63から遠い側であり、本実施の形態においては左側)の縦枠を「戸先側縦枠11」と称し、ドア本体20の戸尻側(ドア本体20の左右のうち、蝶番63に近い側であり、本実施の形態においては右側)の縦枠を「戸尻側縦枠12」と称する。また、横枠13、14のうち、上側の横枠を「上側横枠13」と称し、下側の横枠を「下側横枠14」と称する。
ドア本体20は、建物の開口部3を開閉するための平板状の開閉体である。図2は、ドア本体20を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。図3は、図2のドア本体20のA−A矢視断面図である。図4は、図2のドア本体20のB−B矢視断面図である。これら図2から図4に示すように、ドア本体20は、扉フレーム30、一対の表面材41、42、及びコア50を備える。
このうち、扉フレーム30は、ドア本体20の剛性を主として担う基本構造体であり、複数の枠材35を組み合わせることによって、正面形状が矩形環状となるように形成されている。図5は、扉フレーム30を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図である。具体的には、複数の枠材35は、左右一対の縦枠材31、32、及び上下一対の横枠材33、34から構成されている。このうち、左右一対の縦枠材31、32は、長手方向の長さが相互に略同一となるように形成されており、上下方向に略沿うように配置されている。また、上下一対の横枠材33、34は、長手方向の長さが相互に略同一となるように形成されており、左右方向に略沿うように配置されている。以下では、必要に応じて、縦枠材31、32のうち、戸先側の縦枠材31を「戸先側縦枠材31」と称し、戸尻側の縦枠材32を「戸尻側縦枠材32」と称する。また、横枠材33、34のうち、上側の横枠材33を「上側横枠材33」と称し、下側の横枠材34を「下側横枠材34」と称する。なお、これら縦枠材31、32及び横枠材33、34を特に区別する必要のないときは、単に「枠材35」と総称する。この扉フレーム30の構成の詳細については、後述する。
表面材41、42は、扉フレーム30の表面を覆うように、扉フレーム30に取り付けられた表面材であり、概略的には、扉フレーム30及びコア50を屋内側及び屋外側から挟むように配置されている。以下では、必要に応じて、表面材41、42のうち、屋内側に配置された表面材を「屋内側表面材41」と称し、屋外側に配置された表面材を「屋外側表面材42」と称する。この表面材41、42の構成の詳細については、後述する。
コア50は、ドア本体20の心材であり、枠材35の内部に配置されるものであって、正面形状が矩形状となるように形成されている。このコア50の具体的な構造や材質は任意であるが、例えば、コア50は、比較的軽量で高剛性の心材として構成されている。
また、ドア本体20の戸先側には、把手61、ラッチ64、施錠装置62、及びドアガード(あるいはチェーンロック。図示省略)が設けられている。把手61は、ユーザがドア本体20の開閉操作を行うためのものであり、ドア本体20の前面及び後面における相互に対応する位置に配置されている。ラッチ64は、施錠装置62による施錠の有無に関わらず、ドア本体20を全閉位置に維持するためのものである。このラッチ64は、ドア本体20の内部に設けられた連動機構(図示省略)を介して把手61と連結されており、ユーザによる把手61の操作に連動して、ラッチ64をドア本体20の戸先側の側面から後述する取付プレート62bに形成された貫通孔62eを介して出し入れすることができる。これにより、ドア本体20を全閉位置に位置させた状態において、このラッチ64を戸先側縦枠11に設けられたラッチ受け(図示省略)に係止させることにより、ドア本体20を全閉位置に維持することができる。施錠装置62は、ドア本体20を施錠するための装置であり、後述する装置本体62aと、後述する取付プレート62bとを備えている。このうち、装置本体62aは、屋外側表面材42に形成された挿通口43を介して戸先側縦枠材31の施錠装置取付用ライナ31dに収容されるもので、デッドボルト65を含む施錠機構を備えている。ユーザは、ドア本体20の前方から鍵操作を行うことにより、このデッドボルト65をドア本体20の戸先側の側面から、後述する取付プレート62bに形成された貫通孔62dを介して出し入れすることができ、ドア本体20を全閉位置に位置させた状態において、このデッドボルト65を戸先側縦枠11に設けられたデッドボルト受け(図示省略)に係止させることで、ドア本体20を施錠することができる。取付プレート62bは、施錠装置62を後述する接続片80を介して戸先側縦枠材31に取り付けるために、装置本体62aの戸先側の側面に設けられた取付板であり、例えば、スチール製の板状体にて形成されている。ドアガードは、ドア本体20の開度を一定以下に制限するためのものであり、屋内側表面材41を介して、戸先側縦枠材31の屋内側の側面に設けたドアガード取付用ライナ31eに対してネジ等の固定具により固定されており、このドアガードの先端部を、戸先側縦枠11に設けたドアガード受け(図示省略)に係止させることで、ドア本体20の開度を制限することができる。
次に、ドア本体20の扉フレーム30の構成の詳細について説明する。この扉フレーム30を構成する枠材35は、特記する場合を除いて、任意の形状、方法、及び材質で製造することができる。本実施の形態において、枠材35は、中央片と、当該中央片に対して直交する一対の側片とから、枠材35の長手方向に直交する断面による断面形状がコ字状となるように形成されている。より具体的には、図5に示すように、戸先側縦枠材31は中央片31aと一対の側片31b、戸尻側縦枠材32は中央片32aと一対の側片32b、上側横枠材33は中央片33aと一対の側片33b、下側横枠材34は中央片34aと一対の側片34bとから、それぞれ、長手方向に直交する断面による断面形状がコ字状となるように形成されている。この形成は、例えば、スチール製の板状体を折り曲げ成形することにより行うことができる。
次に、本実施の形態に係るドア本体20の屋内側表面材41及び屋外側表面材42の構成の詳細について説明する。図3及び図4に示すように、屋内側表面材41は、主面部41a、上側面部41b、下側面部41c、戸先側面部41d、及び戸尻側面部41eを備えて構成されている。主面部41aは、扉フレーム30及びコア50の屋内側の側面を覆い、上側面部41bは、上側横枠材33の上側の側面における屋内側寄りの部分を覆い、下側面部41cは、下側横枠材34の下側の側面における屋内側寄りの部分を覆い、戸先側面部41dは、戸先側縦枠材31の左側の側面における屋内側寄りの部分を覆い、戸尻側面部41eは、戸尻側縦枠材32の右側の側面における屋内側寄りの部分を覆っている。なお、戸先側面部41dの屋外側の端部は、戸先側縦枠材31に向けて折り曲げられており、戸尻側面部41eの屋外側の端部は、戸尻側縦枠材32に向けて折り曲げられている。これら屋内側表面材41の各部を扉フレーム30及びコア50に対して固定するための構造は任意であるが、本実施の形態においては、これら屋内側表面材41の各部が自己に対向する扉フレーム30の各部及びコア50に対して接着剤により固定されており、さらに、上側面部41bは上側横枠材33に対してリベット44により固定されており、下側面部41cは下側横枠材34に対してリベット45により固定されている。また、戸先側面部41dの端部は、屋外側表面材42の後述する戸先側面部42dの端部に対して突き合せられており、戸尻側面部41eの端部は、屋外側表面材42の後述する戸尻側面部42eの端部に対して突き合せられている。このように構成された屋内側表面材41の具体的な形成方法は任意であるが、本実施の形態においては、1枚の薄厚の鋼板を折り曲げ加工することで、これら屋内側表面材41の各部を相互に一体に形成している。
最初に、戸先側縦枠材31の固定構造について説明する。上述したように、戸先側縦枠材31は、戸先側縦枠材31の凸部31cと上側横枠材33の凹部33c及び下側横枠材34の凹部34cとを相互に嵌合させることによって、上側横枠材33及び下側横枠材34に接続されている。特に、図6に部分的に示すように、凸部31cの内側(戸尻側)の側面を上側横枠材33及び下側横枠材34に対して当接させることで、凸部31cが内側(戸尻側)に移動することを規制し、戸先側縦枠材31が扉フレーム30の内側に向けて脱落することを防止している。一方、凹部33cは外側(戸先側)に開放するように形成されているので、戸先側縦枠材31が何らかの理由により外側(戸先側)に向かう力を受けた場合には、凸部31cが外側(戸先側)に移動して凹部33c及び凹部34cから外れ、戸先側縦枠材31が扉フレーム30の外側(戸先側)に向けて脱落する可能性がある。しかしながら、本実施の形態では、上述したように、この戸先側縦枠材31の外側(戸先側)に屋内側表面材41の戸先側面部41dと屋外側表面材42の戸先側面部42dとを配置しているので、これら戸先側面部41dと戸先側面部42dとによって戸先側縦枠材31が外側(戸先側)に移動することを規制し、戸先側縦枠材31が扉フレーム30の外側(戸先側)に向けて脱落することを防止している。このように本実施の形態では、戸先側縦枠材31が扉フレーム30から脱落することに関して、内側(戸尻側)に対して脱落することを凸部31cと凹部33c及び凹部34cとの嵌合構造により防止すると共に、外側に対して脱落することを屋内側表面材41及び屋外側表面材42により防止している。
次に、屋内側表面材41及び屋外側表面材42の取付構造について、より詳細に説明する。図8は、図2のドア本体20のC領域周辺の拡大図である。図9は、図8のD−D矢視断面図である。図10は、図9のE領域周辺の拡大図である。図11は、図8に対応する図であって、施錠装置62が設置されていない状態を示す図である。これら図8から図11に示すように、屋外側表面材42の戸先側面部42dには、挿通口43と、上下一対の接続片80とが形成されている。
最後に、ドア本体20の製造方法について説明する。
このように実施の形態によれば、屋外側表面材42の戸先側面部42dには、施錠装置62の装置本体62aを施錠装置設置領域90に至るように挿通させるための挿通口43と、挿通口43の周縁から、戸先側縦枠材31に向けて張り出した接続片80であって、戸先側面部42dを戸先側縦枠材31に対して接続するための接続片80とを形成し、接続片80を介して、戸先側面部42dを戸先側縦枠材31に対して接続したので、屋外側表面材42を戸先側縦枠材31に対して接続片80を介して強固に接続することができる。このため、例えば、戸先側縦枠材31が他の枠材35に対して溶接ではなく嵌合構造等によって接続されている場合に、屋外側表面材42を戸先側縦枠材31に対して接合している接着剤が火災発生に伴う熱によって溶けたような場合であっても、屋外側表面材42が戸先側縦枠材31から外れることを防止することが可能になり、扉1の強度を維持することが可能になる。また、挿通口43の周縁から接続片80を張り出したので、特に扉1の全閉状態においては施錠装置62と同様に接続片80を外部から非露出状とすることが容易であり、接続片80を他の位置に形成する場合に比べて、扉1の意匠性を容易に維持することが可能になる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、本発明に係る表面材の取付構造における表面材と枠材との接続強度が従来と同程度であっても、従来と異なる構造により従来と同程度の接続強度となっている場合には、本願の課題は解決している。
上記実施の形態では、扉フレーム30の複数の枠材35の中で、相互に直交する2つの枠材35となる組の全てが嵌合構造により接続されているものとして説明したが、これに限られず、例えば、一部の組のみを嵌合構造により接続することとし、他の組については溶接やボルト締め等の他の構造で接続するようにしてもよい。
上記実施の形態では、枠材35の長手方向に直交する断面による断面形状がコ字状であると説明したが、これに限られず、例えば、C字状、M字状等であってもよい。また、「コ字状」とは、枠材35の少なくとも一部分の断面形状がコ字状であることを意味しており、枠材35の全体の断面形状がコ字状の断面形状に加えてさらに他の断面形状を付加したような形状(例えば、リップ溝型鋼の断面形状)を含む。
上記実施の形態において説明した嵌合構造において、凹部と凸部をそれぞれ入れ替えてもよい。例えば、実施の形態1において、上側横枠材33の長手方向の左端部には、中央片33aの左端部分を切り欠くことによって凹部33cが形成されており、戸先側縦枠材31の長手方向の上端部には、一対の側片31bの上端部分を切り欠くことによって凸部31cが形成されているものとして説明したが、上側横枠材33の長手方向の左端部に凸部を形成し、戸先側縦枠材31の長手方向の上端部に凹部を形成するようにしてもよい。
上記実施の形態では、上下一対の接続片80が設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、上下片側に1つの接続片80が設けられてもよく、左右一対の接続片80が設けられてもよく、あるいは、3つ以上の接続片80を設けてもよい。
上記実施の形態では、上側横枠材33と下側横枠材34とを屋外側表面材42に載置した後に、戸先側縦枠材31と戸尻側縦枠材32とを屋外側表面材42に固定するものとして説明したが、これに限られない。例えば、この順番を入れ替えてもよく、あるいは、戸先側縦枠材31、戸尻側縦枠材32、上側横枠材33、及び下側横枠材34を相互に嵌合させて扉フレーム30を形成した後、この扉フレーム30を屋外側表面材42に固定してもよい。あるいは、上記実施の形態1で説明した製造方法において、屋外側表面材42と屋内側表面材41との順序を入れ替えてもよい。
付記1の表面材の取付構造は、建物の開口部に設けられる扉を構成する扉フレームであって、複数の枠材を組み合わせることにより正面形状が矩形環状となるように形成された扉フレームに対して、当該扉フレームの表面を覆うように表面材を取り付けるための取付構造であって、前記扉の戸先側に配置される前記表面材には、当該表面材よりも前記扉の内側寄りに形成された領域であって施錠装置を設置するための施錠装置設置領域に至るように、前記施錠装置を挿通させるための挿通口と、前記挿通口の周縁から、前記複数の枠材のうち前記扉の戸先側に配置される枠材に向けて張り出した接続手段であって、当該表面材を当該枠材に対して接続するための接続手段と、を形成し、前記接続手段を介して、前記表面材を前記枠材に対して接続した。
付記1に記載の取付構造によれば、扉の戸先側に配置される表面材には、当該表面材よりも扉の内側寄りに形成された領域であって施錠装置を設置するための施錠装置設置領域に至るように、施錠装置を挿通させるための挿通口と、挿通口の周縁から、複数の枠材のうち扉の戸先側に配置される枠材に向けて張り出した接続手段であって、当該表面材を当該枠材に対して接続するための接続手段とを形成し、接続手段を介して、表面材を枠材に対して接続したので、表面材を扉の戸先側に配置される枠材に対して接続手段を介して強固に接続することができる。このため、例えば、扉の戸先側に配置される枠材が他の枠材に対して溶接ではなく嵌合構造等によって接続されている場合に、表面材を枠材に対して接合している接着剤が火災発生に伴う熱によって溶けたような場合であっても、表面材が扉の戸先側に配置される枠材から外れることを防止することが可能になり、扉の強度を維持することが可能になる。また、施錠装置を挿通させるための挿通口の周縁から接続手段を張り出したので、特に扉の全閉状態においては施錠装置と同様に接続手段を外部から非露出状とすることが容易であり、接続手段を他の位置に形成する場合に比べて、扉の意匠性を容易に維持することが可能になる。
2 躯体
3 開口部
10 ドア枠
11 縦枠(戸先側縦枠)
12 縦枠(戸尻側縦枠)
13 横枠(上側横枠)
14 横枠(下側横枠)
20 ドア本体
30 扉フレーム
31 縦枠材(戸先側縦枠材)
31a 中央片
31b 側片
31c 凸部
31d 施錠装置取付用ライナ
31e ドアガード取付用ライナ
32 縦枠材(戸尻側縦枠材)
32a 中央片
32b 側片
32c 凸部
32d 蝶番取付用ライナ
32e 凹部
33 横枠材(上側横枠材)
33a 中央片
33b 側片
33c 凹部
33d ドアクローザ取付用ライナ
34 横枠材(下側横枠材)
34a 中央片
34b 側片
34c 凹部
34d 戸当たり用ライナ
35 枠材
41 表面材(屋内側表面材)
41a 主面部
41b 上側面部
41c 下側面部
41d 戸先側面部
41e 戸尻側面部
42 表面材(屋外側表面材)
42a 主面部
42b 上側面部
42c 下側面部
42d 戸先側面部
42e 戸尻側面部
43 挿通口
44、45 リベット
50 コア
61 把手
62 施錠装置
62a 装置本体
62b 取付プレート
62c、62d、62e 貫通孔
63 蝶番
64 ラッチ
65 デッドボルト
80 接続片
81 第1部分
82 第2部分
83 貫通孔
90 施錠装置設置領域
91 取付ネジ
92 ナット
D1、D2、D3、D4 深さ
L1、L2 左右方向の長さ
Claims (7)
- 建物の開口部に設けられる扉を構成する扉フレームであって、複数の枠材を組み合わせることにより正面形状が矩形環状となるように形成された扉フレームに対して、当該扉フレームの表面を覆うように表面材を取り付けるための取付構造であって、
前記扉の戸先側に配置される前記表面材には、
当該表面材よりも前記扉の内側寄りに形成された領域であって施錠装置を設置するための施錠装置設置領域に至るように、前記施錠装置を挿通させるための挿通口と、
前記挿通口の周縁から、前記複数の枠材のうち前記扉の戸先側に配置される枠材に向けて張り出した接続手段であって、当該表面材を当該枠材に対して接続するための接続手段と、を形成し、
前記接続手段を介して、前記表面材を前記枠材に対して接続した、
表面材の取付構造。 - 前記接続手段を、前記扉の戸先側に配置される前記表面材と一体に形成した、
請求項1に記載の表面材の取付構造。 - 前記施錠装置を前記施錠装置設置領域に設置した状態において、前記接続手段を外部に対して非露出状とした、
請求項1又は2に記載の表面材の取付構造。 - 前記挿通口の周縁と前記接続手段との相互間の取り付け箇所において、前記挿通口の周縁と前記接続手段とが成す内角を、90°以下とした、
請求項1から3のいずれか一項に記載の表面材の取付構造。 - 前記施錠装置は、当該施錠装置を前記接続手段に取り付けるための取付プレートを有し、
前記施錠装置を前記施錠装置設置領域に設置した状態において前記挿通口の周縁の外側面と前記取付プレートの外側面とが相互に面一となるように、前記接続手段における前記扉の戸先側から戸尻側に至る方向の長さと、前記取付プレートにおける前記扉の戸先側から戸尻側に至る方向の長さとを、相互に対応させた、
請求項1から4のいずれか一項に記載の表面材の取付構造。 - 前記施錠装置を前記扉の戸先側に配置される前記枠材に対して取り付けるための取付ネジを介して、前記接続手段を前記扉の戸先側に配置される前記枠材に接続した、
請求項1から5のいずれか一項に記載の表面材の取付構造。 - 前記接続手段に、前記取付ネジを貫通させるための貫通孔を形成し、
前記貫通孔を、所定方向に沿った長軸を有する長孔状とした、
請求項6に記載の表面材の取付構造。
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