JP6243187B2 - チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム - Google Patents

チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6243187B2
JP6243187B2 JP2013220489A JP2013220489A JP6243187B2 JP 6243187 B2 JP6243187 B2 JP 6243187B2 JP 2013220489 A JP2013220489 A JP 2013220489A JP 2013220489 A JP2013220489 A JP 2013220489A JP 6243187 B2 JP6243187 B2 JP 6243187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condition
checkout
virtual
customer
movement model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013220489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015082248A (ja
Inventor
健 原口
健 原口
佐野 雅仁
雅仁 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2013220489A priority Critical patent/JP6243187B2/ja
Publication of JP2015082248A publication Critical patent/JP2015082248A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6243187B2 publication Critical patent/JP6243187B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明の実施形態は、チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラムに関する。
多くの店舗で、会計客の滞留緩和が望まれている。レジの待ち行列が長くなりすぎるのは、運営上好ましくないからである。しかしながら、レジ待ち時間の改善を、チェックアウトレーンのレイアウトやチェックアウト方式、あるいは店員シフトを工夫して達成しようとする場合、経験や勘による他ない。なぜなら、従来、適切なシミュレーションツールがないからである。
店舗によって、チェックアウトゾーンに割り当てることができる床面積や、混雑する時間帯、レジ担当者の人数など、条件が異なる。また、近年、チェックアウト方式は、1人制、2人制、セルフ、セミセルフ、というように多様化している。1人制は、1つのチェックアウトレーンに店員が1人の方式である。2人制は、1つのチェックアウトレーンに店員が2人の方式で、例えば、1人が商品スキャンを行い、もう1人が会計を行う。セルフは、客がセルフレジを操作して、商品スキャンから会計までを行う方式である。セミセルフは、商品スキャンを店員が行い、会計を、客が自動精算機を操作して行う方式である。
上述のような多様な条件や選択肢から、店舗に最適なチェックアウトゾーンを提案しようとする場合に、経験や勘によるのは困難である。
本発明が解決しようとする課題は、会計客の滞留を緩和するチェックアウトゾーン運営を提案するチェックアウトゾーン最適化装置およびプログラムを提供することである。
実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置は、初期設定手段と、仮想設定手段と、シミュレート手段と、最適条件選出手段と、結果提示手段と、方針決定手段と、を備える。初期設定手段は、1以上の変数に、チェックアウトゾーンの現在の状態または基準に基づいた値を定めて、初期条件とする。仮想設定手段は、前記変数に、前記初期条件と異なる値を1以上定めて、1以上の仮想条件を得る。シミュレート手段は、前記仮想条件および前記初期条件について、所定のルールに従って会計客の移動を時系列で試行し、客移動モデルを得る。最適条件選出手段は、1以上の所定の評価要素に基づいて前記客移動モデルを評価して、1つの前記仮想条件を最適条件として選出する。結果提示手段は、前記最適条件による前記客移動モデルまたは該客移動モデルから導出される情報を提示する。方針決定手段は、前記評価要素のうち、互いに対立するものの優先順位を定める。そして最適条件選出手段は、前記客移動モデルの評価に際して前記優先順位に従う。
図1は、実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態の初期設定手段により表示部に表示される入力画面の例である。 図3は、実施形態の制御部が行う処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、実施形態の結果提示手段により表示部に表示される結果表示画面の例である。 図5は、変形例の初期設定手段により表示部に表示される入力画面の例である。 図6は、変形例の結果提示手段により表示部に表示される結果表示画面の例である。 図7は、変形例の結果提示手段により表示部に表示される結果表示画面の例である。
チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラムの第1実施形態について説明する。チェックアウトゾーンは、チェックアウトレーンを1以上配した領域である。チェックアウトレーンには、例えば、1人制、2人制、セルフ、セミセルフ、などのチェックアウト方式がある。
1人制および2人制は、店員と会計客とがカウンター越しに対面するチェックアウト方式である。この方式では、カウンター内に、POS(Point Of Sale:販売時点管理)端末を備え、店員が入る。セルフは、セルフレジを客自身で操作するチェックアウト方式である。この方式は、カウンターを用いる1人制、2人制に比べて、設置面積が少なくて済む。セミセルフは、商品スキャンを店員が行い、会計のみ客が自動精算機を操作するなどして行う方式である。
図1は、チェックアウトゾーン最適化装置1の機能構成を示すブロック図である。チェックアウトゾーン最適化装置1は、店舗に最適なチェックアウトレーンのレイアウトや、各レーンのチェックアウト方式を提案する。チェックアウトゾーン最適化装置1は、パーソナルコンピュータ(Personal Computer:PC)などの一般的なコンピュータにアプリケーションプログラムを導入することで実現可能である。
チェックアウトゾーン最適化装置1は、制御部11、ROM(Read Only Memory)12、およびRAM(Random Access Memory)13を備えている。ROM12は、制御部11が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM13は、制御部11が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)で実現され、ROM12に記憶されたプログラムをRAM13に読み出して実行することにより、初期設定手段21、仮想設定手段22、シミュレート手段23、最適条件選出手段24、および結果提示手段25として機能する。
また、チェックアウトゾーン最適化装置1は、表示部14および操作部15を備えている。表示部14は、例えば液晶ディスプレイであって、画像によって操作者に情報を提供する。操作部15は、例えばキーボードであって、操作者からの操作を受け付ける。
初期設定手段21は、チェックアウトゾーンの状態に関する1以上の変数について、初期値を定める。その手法は様々考えられるが、例えば、図2のような入力画面を表示部14に表示させて操作者による入力を受け付ける手法や、あるいは、POS端末やセルフレジにより蓄積されるジャーナルデータから自動的に抽出する手法などが考えられる。
図2は、初期設定手段21により表示部14に表示される入力画面の例である。変数は、後にシミュレートに用いられるもので、例えば、チェックアウトゾーンの寸法などのハード的変数や、客の挙動を想定するソフト的変数、チェックアウト方式ごとのレジ台数がある。
ハード的変数は、レジ領域幅、レジ領域奥行、サッカー台数、出口数など、チェックアウトレーンのレイアウトに関するものである。ソフト的変数は、客1人(あるいは1組)当たりの平均購入数、購入数標準偏差、店側が想定する客の許容レジ待ち時間、カート利用購入条件、1時間あたりの客数など、客の想定挙動に関するものである。カート利用購入条件は、例えば、「20個以上購入の客がカートを利用する」と仮定した場合の「20」が変数の値である。
既に稼働中の店舗を対象とする場合には、店舗のチェックアウトゾーンの現在の状態に基づいた値を初期値とする。また、計画中ないし設計中の店舗が対象の場合には、似た規模の稼働中店舗のチェックアウトゾーンを基準とするなどして初期値を定める。
初期設定手段21により定められた各変数の初期値の集合を、初期条件とする。
仮想設定手段22は、上述の変数のうち、初期値から変更可能なものについて、各変数が取り得る値の範囲で、初期値と異なる仮想値を定める。仮想値は、1つの変数につき複数種類あってよく、変数が取り得る範囲で必要に応じて定める。初期値から変更可能かは、以下の例のように定める。例えば、上述のハード的変数のうち、一般的に、チェックアウトゾーンの寸法(レジ領域幅、レジ領域奥行)や出口数を変更することは困難であるが、サッカー台数は変更可能と考えられる。客の想定挙動を示すソフト的変数は、店側が意図的に変更できるものではないので、変更不可能として扱う。チェックアウト方式ごとのレジ台数は、最適化の対象であるので、変更可能とする。
仮想設定手段22は、各変数につき、1以上の仮想値および初期値から1つ選んで組み合わせることにより、複数種類の組合せを得、該組合せのそれぞれを仮想条件とする。ただし、全ての変数が初期値である組合せは、初期条件であるので、仮想条件に含めない。これにより、仮想設定手段22は、各々異なる1以上の仮想条件を得る。
シミュレート手段23は、初期条件および仮想条件について、所定のルールに従って、会計客の移動を時系列で試行し、客移動モデルを得る。シミュレート手段23が行うシミュレーションの方式は、例えば、セルオートマトンである。この方式では、シミュレート手段23は、チェックアウトゾーンを上から見た状態を2次元セルで表して、客やカートを表す記号を時系列移動させて、客の動きをシミュレートする。この場合、上述のルールは、例えば、セルのサイズ、各チェックアウト方式のレーンが占めるセルのレイアウト、スキャン処理に要する時間、会計に要する時間、客の挙動(歩行速度、一番短い列に並ぶ、空いているサッカー台のうち一番近い場所へ向かうなど)などである。
最適条件選出手段24は、シミュレート手段23が行ったシミュレーションにより得られた客移動モデルを評価し、1つの仮想条件を選出する。以下、最適条件選出手段24により選出された1つの仮想条件を、最適条件と称する。評価は、1以上の所定の評価要素に基づいて行う。評価要素は、例えば、レジ待ち時間がより短い、店員数がより少ない、レジ台数がより少ない、などである。
結果提示手段25は、最適条件を提示する。その際、結果提示手段25は、最適条件と初期条件とを比較しやすく提示する。そのために、結果提示手段25は、表示部14に、最適条件による客移動モデル(最適モデル)と初期条件による客移動モデル(初期モデル)とを、並列表示させる。
このような構成において、制御部11は、図3のフローチャートに流れを示す処理を行う。まず、初期設定手段21としての制御部11は、表示部14に入力画面を表示させ、操作部15により操作者の初期値入力操作を受け付ける(ステップS1)。次に、仮想設定手段22としての制御部11が、仮想値を定め、続いて、仮想値および初期値を組み合わせて仮想条件とする。そして、制御部11は、仮想条件および初期条件をシミュレート対象とする(ステップS2)。
次に、制御部11は、高効率条件記憶域13aをリセットする(ステップS3)。ここで、制御部11は、高効率条件記憶域13aとして、RAM13の一部領域を利用する。高効率条件記憶域13aは、1つの客移動モデルと、その元である仮想条件とを記憶させる領域である。
続いて、シミュレート手段23としての制御部11は、各シミュレート対象についてシミュレーションを行い、客移動モデルを得る(ステップS4)。ここで、制御部11は、RAM13の一部領域を利用して初期条件記憶域13bを設け、該初期条件記憶域13bに、初期条件をシミュレート対象としたときの客移動モデルを記憶させる。
最適条件選出手段24としての制御部11は、最新の客移動モデルが、それ以前のシミュレーションで得た客移動モデルと比べて高効率であるかを判断する(ステップS5)。そして、最新の客移動モデルがより高効率であるとき(ステップS5のYes)、最適条件選出手段24は、高効率条件記憶域13aの記憶を、最新の客移動モデルとその元である仮想条件とにより、更新する(ステップS6)。
ステップS5で、最新の客移動モデルが最初の客移動モデルであった場合には、最適条件選出手段24は、該客移動モデルの仮想条件を暫定一位として、高効率条件記憶域13aに記憶させる。また、ステップS5で、最新の客移動モデルの効率がそれ以前のシミュレーションで得た客移動モデルよりも劣る場合(ステップS5のNo)、最適条件選出手段24は、ステップS6を行わずにステップS7に処理を進める。
次に、シミュレート手段23としての制御部11が、シミュレーションを行っていないシミュレート対象が残存しているかを判断する(ステップS7)。シミュレート対象が残存していれば(ステップS7のYes)、シミュレート手段23は、ステップS4に戻って次のシミュレート対象のシミュレーションを行う。全てのシミュレート対象のシミュレーションを終えていて、シミュレート対象が残存していなければ(ステップS7のNo)、制御部11は、処理をステップS8へ進める。
最後に、結果提示手段25としての制御部11が、結果表示を行って(ステップS8)、処理を終える。ステップS8において、結果提示手段25は、初期条件記憶域13bが記憶する客移動モデル(初期モデル)と、高効率条件記憶域13aに最後に記憶されていた客移動モデル(最適モデル)とを、表示部14に、並べて表示させる。図4は、結果提示手段25により表示部14に表示される結果表示画面の例である。
結果表示画面について説明する。図4の例では、画面の左半分(「基準」と記載)が、初期モデルで、画面の右半分(「最適」と記載)が、最適モデルである。また、これらの客移動モデルにおいては、太線枠で囲まれたセルはカウンターを表し、網目のセルはPOS端末やセルフレジ、自動精算機を表し、黒丸は店員を表し、白丸は客を表し、四角はカートを表し、網点のセルはサッカー台を表す。
図4の例は、1人制のレジを4台設置した状態から、レジ数は変更せずにチェックアウト方式をセミセルフに変更することにより、時間当たりの処理人数向上が見込める場合である。時間当たりの処理人数が向上することにより、レジ待ち時間が改善され、レジの待ち行列が短くなる。つまり、会計客の滞留を緩和できる。
結果表示画面では、客移動モデルに、経過時間および処理人数を併せて表示すると、最適化の効果の程がわかりやすくなり、好適である。また、客移動モデルは、経過時間の最後の状態を表示するだけでなく、経過時間の最初から最後までの客の移動を動画で表示するなどしてもよいことは言うまでもない。
本実施形態により、店舗にとって可能なチェックアウトレーンのレイアウトおよびチェックアウト方式から、店舗にとって最適なチェックアウトゾーンを選び出すことができる。よって、最適なチェックアウトゾーンを提案することが可能となる。
なお、本実施形態では、結果表示画面に、初期モデルと最適モデルとを併せて表示させるようにしているが、実施にあたっては、初期モデルの表示は必須ではない。実施にあたっては、最適モデルだけを表示しても構わない。また、最適条件、つまり、高効率条件記憶域13aに最後に記憶されていた仮想条件を表示してもよい。あるいは、結果提示手段25が、画面表示でない他の提示方法によって、結果提示を行ってもよい。
次に、上記第1実施形態の変形例について説明する。本変形例において言及しない部分は上記第1実施形態と同様とする。
本変形例では、制御部11は、方針決定手段をさらに備えるとする。方針決定手段は、評価要素のうち、互いに対立するものの優先順位を定める。方針決定手段は、表示部14に入力画面を表示して操作部15により操作者の操作を受け付けてもよいし、あるいは、予めプログラムに含めておいてもよい。
互いに対立するものの例としては、例えば、レジ待ち時間と店員数とがある。店員数を増やせばレジ待ち時間が短くなると考えられるが、店員数には限界がある。方針決定手段は、このように対立関係にある評価要素について優先順位を定める。
そして、最適条件選出手段24が、対立関係にある評価要素の両方を満たす客移動モデルはないけれども片方ずつを満たす客移動モデルがあるという場合に、優先順位に従い、優先されている方の評価要素を満たす客移動モデルを選出する。
このように、本変形例によれば、複数の評価要素が互いに対立するものであったとしても、どちらを優先するかの意図が反映された選出結果を得ることができる。
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態において言及しない部分は、上記第1実施形態と同様とする。
図5は、初期設定手段21により表示部14に表示される入力画面の例である。本実施形態では、1時間あたりの客数を混雑時の値で代表する手法から変更し、時系列で入力させる手法をとっている。また、本実施形態では、店員数の最小値と最大値を入力させるようにしている。
上述のような変数を用いることにより、時系列で変化する混雑の程度に応じて店員数や稼働レジ台数を増減させてのシミュレーションを行うことが可能となる。
仮想設定手段22は、チェックアウトレーンのレイアウトやチェックアウト方式ごとのレジ台数を初期値に固定し、店員数を増減させて、仮想条件を展開する。つまり、所定のチェックアウトレーンのレイアウトおよびチェックアウト方式を前提とし、店員数を増減させてのシミュレーションを、シミュレート手段23は行う。そして、シミュレート手段23は、各仮想条件での客の移動を時系列で試行し、客移動モデルを得る。最適条件選出手段24は、許容レジ待ち時間を効率的に達成する店員数で推移する仮想条件を、最適条件として選出する。結果提示手段25は、最適条件による客移動モデルから導出される情報として、例えば、図6および図7に示すような画面によって、結果を提示する。図6および図7は、結果提示手段25により表示部14に表示される結果表示画面の例である。
図6の例の結果表示画面では、必要店員数および平均レジ待ち時間の時系列変化をグラフで示している。このような結果を得ると、各時間帯で必要な店員数が明確となるので、店員シフトが組みやすくなる。
図7の例の結果表示画面では、初期条件(現状)および最適条件による平均レジ待ち時間の時系列変化をグラフで示している。このような結果を得ると、各時間帯での最適化による効果の程度を理解しやすくなる。
なお、第2実施形態の初期設定手段21についても、第1実施形態同様、変数の初期値を定める手法は、上述の入力画面を用いるものに限らず、POS端末やセルフレジにより蓄積されるジャーナルデータから自動的に抽出する手法など、他の手法を用いてよい。
また、初期設定手段21は、店員数以外に、実際の店員の経験や能力のレベルを示す情報を与えてもよい。これにより、より効率的な店員シフトの作成を助けることができる。
さらに、結果提示手段25により、店員数だけでなく、店員の配置やチェックアウトレーンの稼働状態をも併せて提示するようにしてもよい。
本実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置は、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成で、上記実施形態で述べた構成の他に、例えば、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置などを備えていてもよい。
本実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、本実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施形態のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態のチェックアウトゾーン最適化装置で実行されるプログラムは、上述した各部(初期設定手段21、仮想設定手段22、シミュレート手段23、最適条件選出手段24、および結果提示手段25)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMなどの記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAMなどの主記憶装置上にロードされて、初期設定手段21、仮想設定手段22、シミュレート手段23、最適条件選出手段24、および結果提示手段25が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…チェックアウトゾーン最適化装置、
11…制御部、
12…ROM、
13…RAM、13a…高効率条件記憶域、13b…初期条件記憶域、
14…表示部、
15…操作部、
21…初期設定手段、
22…仮想設定手段、
23…シミュレート手段、
24…最適条件選出手段、
25…結果提示手段。
特開平11−64505号公報

Claims (5)

  1. 1以上の変数に、チェックアウトゾーンの現在の状態または基準に基づいた値を定めて、初期条件とする初期設定手段と、
    前記変数に、前記初期条件と異なる値を1以上定めて、1以上の仮想条件を得る仮想設定手段と、
    前記仮想条件および前記初期条件について、所定のルールに従って会計客の移動を時系列で試行し、客移動モデルを得るシミュレート手段と、
    1以上の所定の評価要素に基づいて前記客移動モデルを評価して、1つの前記仮想条件を最適条件として選出する最適条件選出手段と、
    前記最適条件による前記客移動モデルまたは該客移動モデルから導出される情報を提示する結果提示手段と、
    前記評価要素のうち、互いに対立するものの優先順位を定める方針決定手段と、
    を備え、
    前記最適条件選出手段は、前記客移動モデルの評価に際して前記優先順位に従う
    チェックアウトゾーン最適化装置。
  2. 前記初期設定手段および前記仮想設定手段は、客の想定挙動を前提としたチェックアウトレーンのレイアウトおよびチェックアウト方式を定め、
    前記結果提示手段は、前記情報として、チェックアウトレーンのレイアウトおよびチェックアウト方式を示す
    ことを特徴とする請求項1に記載のチェックアウトゾーン最適化装置。
  3. 前記初期設定手段および前記仮想設定手段は、所定のチェックアウトレーンのレイアウトおよびチェックアウト方式を前提とした店員数を時系列で定め、
    前記結果提示手段は、前記情報として、店員数を時系列で示す
    ことを特徴とする請求項1に記載のチェックアウトゾーン最適化装置。
  4. 前記結果提示手段は、店員数およびレジ待ち時間の時系列変化をグラフで示す
    ことを特徴とする請求項3に記載のチェックアウトゾーン最適化装置。
  5. コンピュータを、
    1以上の変数に、チェックアウトゾーンの現在の状態または基準に基づいた値を定めて、初期条件とする初期設定手段と、
    前記変数に、前記初期条件と異なる値を1以上定めて、1以上の仮想条件を得る仮想設定手段と、
    前記仮想条件および前記初期条件について、所定のルールに従って会計客の移動を時系列で試行し、客移動モデルを得るシミュレート手段と、
    1以上の所定の評価要素に基づいて前記客移動モデルを評価して、1つの前記仮想条件を最適条件として選出する最適条件選出手段と、
    前記最適条件による前記客移動モデルまたは該客移動モデルから導出される情報を提示する結果提示手段と、
    前記評価要素のうち、互いに対立するものの優先順位を定める方針決定手段と、
    して機能させ
    前記最適条件選出手段は、前記客移動モデルの評価に際して前記優先順位に従う
    チェックアウトゾーン最適化プログラム。
JP2013220489A 2013-10-23 2013-10-23 チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム Expired - Fee Related JP6243187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220489A JP6243187B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220489A JP6243187B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015082248A JP2015082248A (ja) 2015-04-27
JP6243187B2 true JP6243187B2 (ja) 2017-12-06

Family

ID=53012808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220489A Expired - Fee Related JP6243187B2 (ja) 2013-10-23 2013-10-23 チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6243187B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6655427B2 (ja) * 2016-02-29 2020-02-26 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7322238B2 (ja) 2017-09-08 2023-08-07 東芝テック株式会社 予測管理装置およびプログラム
JP7008246B2 (ja) * 2017-10-03 2022-01-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提示システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08221658A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Hitachi Ltd 店舗レイアウト
JP4154046B2 (ja) * 1998-10-27 2008-09-24 富士通株式会社 店舗運用管理装置および店舗運用管理方法
JP2004178277A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 売場計画支援システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015082248A (ja) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6243187B2 (ja) チェックアウトゾーン最適化装置およびプログラム
JP2008287371A (ja) 店舗管理システム及びプログラム
JP4787913B2 (ja) セルフスキャニングシステム、セルフスキャニングシステムに用いられる購入商品受付装置、購入商品受付方法および購入商品受付プログラム
US20190122233A1 (en) Simulation device, simulation system, and simulation method
JP7476938B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2008257462A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2012256185A (ja) パターン抽出装置及び方法
JP6740546B2 (ja) 接客支援装置、接客支援方法、及びプログラム
JP2022118266A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5837908B2 (ja) 表示制御装置およびプログラム
JP6376955B2 (ja) 情報処理装置、販売データ処理装置およびプログラム
US20170161712A1 (en) Display device of a point-of-sale terminal and control method thereof
JP5234688B1 (ja) 購入者紹介ビジネス支援装置
PH12014000301A1 (en) Checkout amount calculation method and computer program product thereof
JP2018136621A (ja) 情報処理装置およびプログラム
CN111626776A (zh) 训练策略模型的方法、确定广告投放策略的方法和装置
JP2017058762A (ja) 棚分析装置およびプログラム
JP2017054452A (ja) レシート印刷処理装置及びレシート印刷方法
JP6193815B2 (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP2018183700A5 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2019191757A (ja) サーバ装置、及びプログラム
US20190095934A1 (en) Information presentation device, information presentation system, and information presentation method
JP6262119B2 (ja) 販売データ処理装置およびプログラム
JP5849078B2 (ja) 表示制御装置およびプログラム
JP6805309B2 (ja) 販売データ処理装置、販売データ処理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6243187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees