JP2004178277A - 売場計画支援システム - Google Patents

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Tomoko Ishiwatari
朋子 石渡
Yoshimasa Takahashi
好正 高橋
Hiroyuki Morikawa
宏之 森川
Takashi Ichijo
隆 一条
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Abstract

【課題】売場における商品の種々の売上げ変動要因を仮説設定すると共に、来店客の購買行動としての動線データを蓄積し、これらの関係を検証および分析して売上げ予測を行い、さらに来店客のレジ処理状況を算出して、その結果を基準値と比較し、レジ稼働状況が最適となるように変更ないしレジ稼働の計画立案を提示することによって、効率的な売場計画を立案することができる売場計画支援システムを提供する。
【解決手段】売場における来店客の動きを計測する動線計測手段12と、動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段14と、計測された動線データないし売上げデータに基づいてレジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段24と、レジ処理状況計算手段により得られる計算結果と予め設定された基準値とを比較するレジ処理状況比較演算手段25と、レジ処理状況比較演算手段により比較した結果に応じてレジの稼働状況の変更を促すレジ稼働状況提示手段26とから構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗における売上げの向上を達成するための売場計画を支援するシステムであって、特に売上げの変動要因と来店客の購買行動との関係に基づいて、売上げ効果の高い手段を予測し提示することができる売場計画支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、店舗の売上げを向上させるための手法として、一般的に、店長の経験、勘、度胸等に基づいて売場計画を行う方法や、POSシステム等によって得られる売上げデータ(商品の個数や金額等)を考慮して売場計画を行う方法が採用されている。
【0003】
しかしながら、前者の方法においては、店長の能力に左右され、時には大きな損失を生むことがあり、しかも有能な店長となるためには、多くの時間と経験を必要とする難点がある。また、後者の方法においては、売上げデータのみを考慮するため、経験の少ない店長では、どの様な売場計画の施策をとればよいかの判断ができない難点がある。
【0004】
そこで、本出願人は、店舗における商品の売上げを向上させるために、売場計画を立案するためには、商品の売上げの種々の変動要因を仮定し、例えば、どの様な理由で(Why)、誰が(Who)、何時(When )、何処で(Where)、何を(What )、どうした場合(How)に、その結果としての売上げを予測しなければ、適正かつ有効な売場計画の立案を行うことは困難であることが判った。
【0005】
このような観点から、本出願人は、店舗の売場における種々の変動要因に対応しかつ来店客の行動にも対応した、適正かつ有効な売場計画の立案を容易に行うことができる、売場計画支援システムを開発し、特許出願を行った(未公開特許文献1参照)。
【0006】
すなわち、未公開特許文献1に係る売場計画支援システムは、(1) 店舗の売場計画を行うための種々の売上げ変動要因を設定する仮説設定手段と、(2) 売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、(3) 前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、(4) 前記仮説設定手段により設定された仮説と前記動線計測手段により計測された動線データとの差異を比較し検証する比較・検証手段と、(5) 前記データ蓄積手段に蓄積された売上げデータと動線データとの関係を分析する分析手段と、(6) 前記分析手段により分析された結果から売上げを予測する売上げ予測手段と、(7) 前記予測手段により予測された内容に対応する要因を提示する要因提示手段と、から構成するものである。
【0007】
従って、未公開特許文献1に係る売場計画支援システムによれば、売場における商品の種々の売上げ変動要因を仮説設定すると共に、来店客の購買行動としての動線データを蓄積し、これらの関係を検証および分析して売上げ予測を行うことにより、予測に基づいた効率的な売場計画を容易に立案することができる。
【0008】
【未公開特許文献1】
特願2002−279859号(特許請求の範囲、段落番号0001〜0028、図1〜図8)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者等は、このような売場計画支援システムを拡張して、さらに効果的かつ効率的な売場計画を推し進めるべく、鋭意研究を重ねた結果、計測された動線データおよび売上げデータに基づいて、来店客の各レジに対する待ち時間や通過速度、通過人数等のレジの処理状況を表すパラメータを計算し、この計算結果が予め設定した基準値を越えた場合に、それぞれレジの稼働が最適となるようにレジの稼働状況の変更を促すように提示することにより、顧客の購買行動に基づく売上げ向上のための施策を、より効率的なものとすることができることを突き止めた。
【0010】
この場合、最適なレジの稼働状況となるレジ稼働データを蓄積し、この蓄積されたレジ稼働データに基づいて最適なレジ稼働計画を立案し、そしてこの立案されたレジ稼働計画に応じたレジを担当する人員配置を決定して提示することにより、来店客の各レジに対する混雑を適正に解消することができる。
【0011】
また、前述したように、動線データに基づいて、来店客の各レジに対する待ち時間、通過速度、通過人数の少なくとも1つのレジの処理状況を表すパラメータを計算し、それぞれレジの稼働状況から各レジに並んでいる人数、最後尾に並んだ場合の予測待ち時間等を、来店客に対して提示することにより、来店客の各レジに対する混雑を適正に解消することができる。
【0012】
従って、本発明の目的は、売場における商品の種々の売上げ変動要因を仮説設定すると共に、来店客の購買行動としての動線データを蓄積し、これらの関係を検証および分析して売上げ予測を行い、さらに来店客のレジ処理状況を算出して、その結果を基準値と比較し、レジ稼働状況が最適となるように変更ないしレジ稼働の計画立案を提示することによって、効率的な売場計画を立案することができる売場計画支援システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の売場計画支援システムは、売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、
前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
前記計測された動線データないし売上げデータに基づいて、レジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、
前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果と予め設定された基準値とを比較するレジ処理状況比較演算手段と、
前記レジ処理状況比較演算手段により比較した結果に応じてレジの稼働状況の変更を促すレジ稼働状況提示手段と、
を具備していることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項2に記載の売場計画支援システムは、売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、
前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
前記計測された動線データないし売上げデータに基づいて、レジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、
前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果と予め設定された基準値とを比較するレジ処理状況比較演算手段と、
前記レジ処理状況比較演算手段により比較した結果に応じてレジ処理の混雑を緩和するためにレジを担当する人員配置を決定すると共にレジの稼働状況の変更を促すレジ稼働状況提示手段と、
を具備していることを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項3に記載の売場計画支援システムは、売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、
前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
前記計測された動線データないし売上げデータに基づいて、来店客の各レジに対する待ち時間、通過速度または通過人数の少なくとも1つのレジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、
前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果から各レジ毎のレジ待ち人数および予測待ち時間等を提示するレジ稼働状況提示手段と、
を具備していることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る売場計画支援システムの実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0017】
【実施例1】
図1は、本発明に係る売場計画支援システムのシステム構成の概略を示す説明図である。すなわち、図1において、参照符号10は、店舗の売場計画を行うための種々の売上げ変動要因を設定する仮説設定手段を示す。参照符号12は、売場における来店客の動きを計測する動線計測手段を示す。参照符号14は、前記動線計測手段12により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段を示す。参照符号16は、前記仮説設定手段10により設定された仮説と前記動線計測手段12により計測された動線データとの差異を比較して検証する比較・検証手段を示す。参照符号18は、前記データ蓄積手段14に蓄積された前記売上げデータと動線データとの関係を分析する分析手段を示す。参照符号20は、前記分析手段18により分析された結果から売上げを予測する売上げ予測手段を示す。そして、参照符号22は、前記予測手段20により予測された要因を提示する要因提示手段をそれぞれ示すものである。
【0018】
このようなシステム構成からなる本実施例の売場計画支援システムは、CPUを備えたコンピュータシステム、例えばパーソナルコンピュータによって構築することができる。
【0019】
例えば、仮説設定手段10としては、図2の(a)に示すように、所要の入力操作手段により、店舗条件の入力(STEP−1)、売場条件の入力(STEP−2)、行動条件の入力(STEP−3)を行って、種々の売上げ変動要因の設定を行う。なお、仮説設定手段10において設定される店舗条件としては、「店舗コード」、「店舗名」、「都道府県」、「市町村」、「店舗種別」、「延床面積」等を入力設定することができる〔図2の(b)参照〕。また、売場条件としては、「売場コード」、「売場名」、「階数」、「売場面積」、「売場種別」等を入力設定することができる〔図2の(c)参照〕。さらに、行動条件としては、「測定番号」、「年月日」、「曜日」、「時間」、「天候」、「気温」、「湿度」、「Why」、「Who」、「When 」、「Where」、「What 」、「How」等を入力設定することができる〔図2の(d)参照〕。
【0020】
また、動線計測手段12としては、監視カメラにより得られる映像を画像処理する監視カメラシステムにより、自動的に所要の動線計測情報をメモリに入力設定したり、あるいはディスプレイに表示した売場平面図上に、マウスを使用して手動により所要の動線計測情報をメモリに入力設定することができる。
【0021】
すなわち、動線計測手段12としての自動動線計測手段は、例えば図3の(a)に示すように、監視カメラシステムにより、売場情報入力(STEP−11)、監視カメラの設定(STEP−12)を行った後、カメラ画像入力(STEP−13)、移動人物検出(STEP−14)、座標変換処理(STEP−15)、追跡処理(STEP−16)をそれぞれ繰り返し行う。そして、これらの動線計測情報は、データ蓄積手段14としてのメモリに記憶保持し、例えば図4に示すように、所要のディスプレイ40において、売場平面図41と複数のカメラ画像42とを表示させることができる。
【0022】
代案として、動線計測手段12の手動による動線計測手段は、例えば図3の(b)に示すように、売場情報入力(STEP−21)を行った後、監視カメラを使用してカメラ画像入力(STEP−22)を行い、この画像データに基づき、マウスを使用して移動人物についての動線入力(STEP−23)をそれぞれ繰り返し行う。この場合の動線計測情報は、前記と同様にして、データ蓄積手段14としてのメモリに記憶保持し、また所要のディスプレイ40において、図4に示すように表示させることができる。
【0023】
さらに、前記動線計測手段12の手動による入力設定手段としては、例えば図3の(c)に示すように、売場情報入力(STEP−31)を行った後、目視によるデータに基づき、マウスを使用して移動人物についての動線入力(STEP−32)を繰り返し行う。この場合の動線計測情報は、データ蓄積手段14としてのメモリに記憶保持し、また所要のディスプレイ40において、適宜売場平面図を表示させることができる。
【0024】
さらに、比較・検証手段16としては、図5に示すように、所要の入力操作手段により、仮説設定手段10により設定された仮説情報の入力(STEP−51)と、動線計測手段12によって計測された結果としての動線データに関する情報の入力(STEP−52)とを行い、これらの入力情報を比較する(STEP−53)と共に、これらの入力情報の対応関係についてそれぞれの比較結果を保存する(STEP−54)。
【0025】
一方、分析手段18としては、図6に示すように、所要の入力操作手段により、データ蓄積手段14にそれぞれ蓄積された、売上げデータの入力(STEP−61)、動線データの入力(STEP−62)、変動要因に関する情報の入力(STEP−63)とを行う。次いで、変動要因と動線データおよび売上げデータとの分析を行い(STEP−64)、主要因となる変動要因の抽出を行って(STEP−65)、売上げ・動線と変動要因とに関する予測式を立てる(STEP−66)。
【0026】
また、売上げ予測手段20としては、図7に示すように、所要の入力操作手段により、分析手段18により分析された、変動要因を入力し(STEP−71)、売上げ・動線の予測を行う(STEP−72)と共に、その予測結果の表示を行う(STEP−73)。
【0027】
さらに、要因提示手段22としては、図8に示すように、所要の入力操作手段により、「年月日」や「天候」等についての条件の指定を行い(STEP−81)、既存データから指定された条件のデータを抽出し(STEP−82)、また変動要因と動線・売上げの分析が行われ(STEP−83)、主要因となる変動要因の抽出が行われて(STEP−84)、その抽出結果の表示が行われる(STEP−85)。
【0028】
以上の構成からなる売場計画支援システムによれば、売場における商品の種々の売上げ変動要因を仮説設定すると共に、来店客の購買行動としての動線データを蓄積し、これらの関係を検証および分析して売上げ予測を行うことにより、前記予測に基づいて売場計画を立案する際の主要な変動要因の抽出ができることから、この抽出された変動要因に見合った適切な売場計画を容易に立案することが可能となる。
【0029】
そこで、本実施例においては、前記構成からなる売場計画支援システムにおいて、図1に示すように、動線計測手段12によって計測された動線データやPOSシステムにより得られる売上げデータに基づいて、各レジにおける来店客の待ち時間や通過速度、通過人数等のレジ処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段24を設け、このレジ処理状況計算手段24により得られる計算結果と予め設定された基準値とをレジ処理状況比較演算手段25により比較し、そして前記計算結果が予め設定した基準値を越えた場合には、それぞれレジの稼働が最適な稼働状況となるように、例えばレジの稼働数やレジ対応従業員数の増加する等の提示をするレジ稼働状況提示手段26を設ける。
【0030】
従って、本実施例のレジ稼働状況提示手段26においては、図9に示すように、レジ処理状況比較演算手段25に対して、予めレジ処理状況を表すパラメータに対応する基準値を入力し(STEP−91)、次いでレジ処理状況計算手段24により、計測された動線データないし売上げデータに基づいて、各レジにおける来店客の待ち時間や通過速度、通過人数等のレジ処理状況を表すパラメータを計算して(STEP−92)、前記レジ処理状況比較演算手段25に入力する。そこで、前記レジ処理状況比較演算手段25においては、前記レジ処理状況計算手段24による計算結果を基準値と比較する(STEP−93)。これにより、計算結果が基準値以上の場合(例えば、待ち時間等が基準値を越える場合)は、レジ稼働状況提示手段26により適宜レジの稼働数やレジ対応従業員数の増加を提示する(STEP−94)。なお、前記レジ処理状況比較演算手段25における計算結果と基準値との比較において(STEP−93)、前記計算結果が基準値以下の場合(例えば、待ち時間等が基準値以内の場合)は、前記レジ処理状況計算手段24等の処理を全て終了する。この場合、必要に応じて適宜レジの稼働数やレジ対応従業員数を減少させるように設定することができる。
【0031】
また、本実施例における前記レジ処理状況計算手段24においては、前述したように、前記レジ処理状況比較演算手段25において、計算結果が基準値以上の場合(例えば、待ち時間等が基準値を越える場合)には、所要のタイミングで、さらにレジの待ち時間や通過速度、通過人数等のレジ処理状況のパラメータを計算し(STEP−95)、その計算結果を基準値と比較する(STEP−96)。これにより、前記計算結果が基準値以上となった場合(例えば、待ち時間等が基準値を越える場合)は、再度レジ稼働状況提示手段26により適宜レジの稼働数やレジ対応従業員数の増加を提示し(STEP−94)、これらの処理を逐次繰り返し行う。これに対し、前記レジ処理状況比較演算手段25において、前記計算結果が基準値以下となった場合(例えば、待ち時間等が基準値以内の場合)は、前述したレジ処理状況計算手段24により各レジにおける来店客の待ち時間や通過速度、通過人数等のレジ処理状況を表すパラメータを計算して(STEP−92)、その計算結果を基準値と比較して(STEP−93)、前記計算結果が基準値以下の場合(例えば、待ち時間等が基準値以内の場合)は、前記レジ処理状況計算手段24等の処理を全て終了することができる。
【0032】
なお、本実施例において、前記レジ処理状況比較演算手段25において、前記レジ処理状況計算手段24による計算結果が基準値以上の場合(例えば、待ち時間等が基準値を越える場合)に、レジ稼働状況提示手段26により適宜レジの稼働数やレジ対応従業員数の増加を提示するに際しては、図1に示すように、前記レジ処理状況比較演算手段25およびレジ稼働状況提示手段26により演算し提示された最適なレジ稼働状況を示すレジ稼働データを、それぞれ蓄積するレジ稼働データ蓄積手段27を設けると共に、前記レジ稼働データ蓄積手段27に蓄積されたレジ稼働データに基づいて最適なレジ稼働計画を立案するレジ稼働計画立案手段28を設け、前記レジ稼働計画立案手段28により立案されたレジ稼働計画に応じた人員配置等を決定して、前記レジ稼働状況提示手段26に提示するように構成することができる。
【0033】
【実施例2】
図10は、本発明に係る売場計画支援システムにおけるレジ処理状況計算手段24およびレジ稼働状況提示手段26の別の実施例を示すものである。本実施例のレジ処理状況計算手段24においては、前記実施例と同様に、計測された動線データないし売上げデータに基づいて、各レジにおける来店客の待ち時間、通過速度、通過人数等の少なくとも1つのレジの処理状況を表すパラメータを計算し(STEP−101)、その計算結果から各レジ毎のレジ待ち人数や予測待ち時間等をレジ稼働状況提示手段26により提示(例えば、「レジ開始までおよそ○秒」等)するように設定(STEP−102)、したものである(図1参照)。このように構成することにより、来店客は、最も早く処理が可能なレジに並ぶことができると共に、レジの混雑を解消することが可能となる。
【0034】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更をすることができる。
【0035】
【発明の効果】
前述した実施例から明らかな通り、本発明の請求項1に記載の売場計画支援システムによれば、売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、前記計測された動線データないし売上げデータに基づいてレジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果と予め設定された基準値とを比較するレジ処理状況比較演算手段と、前記レジ処理状況比較演算手段により比較した結果に応じてレジの稼働状況の変更を促すレジ稼働状況提示手段とから構成することにより、売場における来店客の購買行動としての動線データを蓄積して、各レジの処理状況が予め設定した基準値を越えた場合に、レジの稼働状況を変更するように勧告し、レジの混雑を解消したり無駄を省くレジ稼働を促して、顧客の購買行動に基づく売上げ向上のための施策を、より効率的なものとすることができる。
【0036】
本発明の請求項2に記載の売場計画支援システムによれば、各レジの待ち時間が所要の設定値以上になった場合には、レジを担当する人員配置を決定すると共に、レジ稼働台数やレジ稼働時間等のレジの稼働状況の変更を促してレジの稼働状況を最適化することができる。
【0037】
本発明の請求項3に記載の売場計画支援システムによれば、各レジに並んでいる来店客の人数や最後尾に並んだ場合の予測待ち時間等の情報を、リアルタイムで表示して、来店客に提供することにより、来店客は最も早く処理の可能なレジに並ぶことができ、レジの混雑を解消すると共に、売上げ向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る売場計画支援システムのシステム構成の概略を示すブロック系統図である。
【図2】(a)は本発明に係る売場計画支援システムにおける仮説設定手段の設定処理プログラムの一実施例を示すフローチャート図、(b)は仮説設定手段の設定情報としての店舗条件の入力例を示す説明図、(c)は仮説設定手段の設定情報としての売場条件の入力例を示す説明図、(d)は仮説設定手段の設定情報としての行動条件の入力例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る売場計画支援システムにおける動線計測手段の計測処理プログラムを示すものであって、(a)は自動による動線計測手段の計測処理プログラムのフローチャート図、(b)は手動による動線計測手段の計測処理プログラムのフローチャート図、(c)は手動による動線計測手段の他の計測処理プログラムのフローチャート図である。
【図4】図3の(a)に示す動線計測手段により得られる動線情報に基づくディスプレイによる表示例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る売場計画支援システムにおける比較・検証手段の比較・検証処理プログラムの一実施例を示すフローチャート図である。
【図6】本発明に係る売場計画支援システムにおける分析手段の分析処理プログラムの一実施例を示すフローチャート図である。
【図7】本発明に係る売場計画支援システムにおける売上げ予測手段の予測処理プログラムの一実施例を示すフローチャート図である。
【図8】本発明に係る売場計画支援システムにおける要因提示手段の要因提示処理プログラムの一実施例を示すフローチャート図である。
【図9】本発明に係る売場計画支援システムにおけるレジ処理状況計算手段、レジ処理状況比較演算手段およびレジ稼働状況提示手段の処理プログラムの実施例を示すフローチャート図である。
【図10】本発明に係る売場計画支援システムにおけるレジ処理状況計算手段およびレジ稼働状況提示手段の別の実施例を示す処理プログラムのフローチャート図である。
【符号の説明】
10 仮説設定手段
12 動線計測手段
14 データ蓄積手段
16 比較・検証手段
18 分析手段
20 売上げ予測手段
22 要因提示手段
24 レジ処理状況計算手段
25 レジ処理状況比較演算手段
26 レジ稼働状況提示手段
27 レジ稼働データ蓄積手段
28 レジ稼働計画立案手段
40 ディスプレイ
41 売場平面図
42 カメラ画像

Claims (3)

  1. 売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、
    前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記計測された動線データないし売上げデータに基づいて、レジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、
    前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果と予め設定された基準値とを比較するレジ処理状況比較演算手段と、
    前記レジ処理状況比較演算手段により比較した結果に応じてレジの稼働状況の変更を促すレジ稼働状況提示手段と、
    を具備していることを特徴とする売場計画支援システム。
  2. 売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、
    前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記計測された動線データないし売上げデータに基づいて、レジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、
    前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果と予め設定された基準値とを比較するレジ処理状況比較演算手段と、
    前記レジ処理状況比較演算手段により比較した結果に応じてレジ処理の混雑を緩和するためにレジを担当する人員配置を決定すると共にレジの稼働状況の変更を促すレジ稼働状況提示手段と、
    を具備していることを特徴とする売場計画支援システム。
  3. 売場における来店客の動きを計測する動線計測手段と、
    前記動線計測手段により計測された動線データおよび売上げデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記計測された動線データないし売上げデータに基づいて、来店客の各レジに対する待ち時間、通過速度または通過人数の少なくとも1つのレジの処理状況を表すパラメータを計算するレジ処理状況計算手段と、
    前記レジ処理状況計算手段により得られる計算結果から各レジ毎のレジ待ち人数および予測待ち時間等を提示するレジ稼働状況提示手段と、
    を具備していることを特徴とする売場計画支援システム。
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