JP6740546B2 - 接客支援装置、接客支援方法、及びプログラム - Google Patents

接客支援装置、接客支援方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、店舗における店員の接客行動の支援を図るための、接客支援装置、及び接客支援方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、IT(Information Technology)技術の発展により、小売店において店員による接客を支援するシステムが種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。このようなシステムによれば、従来に比べて、店員は顧客に対して効率良く接客を行うことができるようになる。
特許文献1は、顧客の嗜好情報を店員の端末装置に送信するシステムを開示している。具体的には、特許文献1に開示されたシステムは、顧客が来店すると、来店時の顧客の画像から顧客を特定し、データベースから、特定した顧客の嗜好情報(例えば、顧客の属性情報、購買履歴)を抽出する。そして、特許文献1に開示されたシステムは、抽出した嗜好情報を店員の端末装置に送信し、その画面上に、この嗜好情報を提示させる。特許文献1に開示されたシステムによれば、店員は顧客の嗜好を知ることができるので、効率良く接客を行うことができる。
また、特許文献2は、顧客の端末と店員の端末とに商品に関するコンテンツを配信するシステムを開示している。具体的には、特許文献2に開示されたシステムは、顧客の端末に、推薦する商品に関するコンテンツ(商品カタログ等)を送信すると共に、店員の端末には、その商品を顧客に推奨する理由を送信する。
例えば、特許文献2に開示されたシステムが、顧客の端末に、「○○ブランドの○○バッグ○○シリーズ」のコンテンツを配信したとする。この場合、特許文献2に開示されたシステムは、店員の端末には、「○○ブランドは、40代ミセス人気ランキング上位のブランドであり、お客様がお好きなブランドの一つである。○○バッグ○○シリーズは、人気上位のアイテムである。お客様は、年に2つ程度のバッグを購入され、そろそろご購入の時期である。」等のメッセージを送信する。
店員は、上記のメッセージが端末で受信され、端末の画面に上記メッセージが表示されると、それを確認する。この結果、店員は、商品を顧客に推奨する具体的な理由を確認できるので、この場合も、効率良く接客を行うことができる。
更に、特許文献3は、顧客の行動を分析するシステムを開示している。具体的には、特許文献3に開示されたシステムは、まず、商品棚とその前に位置している顧客とを撮影する3Dカメラから出力された画像情報と距離情報とを取得する。続いて、特許文献3に開示されたシステムは、取得した情報から、顧客が手にとった商品を特定し、特定した商品のID、その時点の位置(商品が配置されていた棚の位置)、時刻等に基づいて、顧客の商品に対する動作を分析する。
この分析によって得られた情報によれば、店舗側は、どの棚の何段目の商品が顧客によく触れられているかを把握できるので、棚割りの改善を図ることができる。また、この情報を用いれば、店舗側は、チラシの配布の前後、及び広告の前後における、顧客の行動の変化を特定でき、チラシの配布及び広告の効果を把握することもできる。このため、特許文献3に開示されたシステムを用いた場合も、店員は効率良く接客を行うことができる。
特開2017−004432号公報 特開2015−219784号公報 国際公開第2015/033577号
ところで、接客において最も重要なことは、店舗にいる顧客に対して、その顧客が今実際に興味を示している商品について「買う気」、即ち、購買意欲を起こさせることである。従って、接客を支援するシステムには、接客支援として、顧客に購買意欲を起こさせるために、店員が話すべき内容を示唆することが求められている。
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムは、店員に対しその顧客の嗜好情報を提示するに過ぎず、顧客の嗜好情報を提示された店員が、その嗜好情報を利用して顧客にどのような話をすべきであるかは、店員の判断に委ねられている。つまり、特許文献1に開示されたシステムは、顧客に購買意欲を起こさせるために店員が話すべき内容を示唆しているわけではない。このため、特許文献1に開示されたシステムでは、特に、接客に不慣れな店員を十分に支援することは困難である。
また、特許文献1が開示されたシステムによって抽出及び提示される嗜好情報は、顧客の過去の購買履歴に基づく情報である。このため、顧客が過去に購買した商品と異なる傾向の商品を購入しようとして来店している場合においては、店員は、このような嗜好情報のために、却って、的外れな話をしてしまう可能性がある。
また、特許文献2に開示されたシステムは、顧客の端末に、推薦する商品に関するコンテンツを送信し、店員の端末に、商品を顧客に推奨する理由を送信する。しかしながら、推薦した商品に顧客が興味を示さなかった場合には、特許文献2に開示されたシステムでは、顧客の購買意欲を起こさせることは困難である。
加えて、特許文献3に開示されたシステムは、顧客の行動の分析する機能しか備えておらず、顧客の購買意欲を起こさせるために店員が話すべき内容については、分析者が、分析結果から判断する必要がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、顧客に購買意欲を起こさせるために、店員が話すべき内容を示唆し得る、接客支援装置、接客支援方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における接客支援装置は、
店舗の内部の映像を取得する、映像取得部と、
取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、特定部と、
特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客における前記商品の必要性を示す情報を取得する、情報取得部と、
取得された前記情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、送信部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における接客支援方法は、
(a)店舗の内部の映像を取得する、ステップと、
(b)取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、ステップと、
(c)特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客における前記商品の必要性を示す情報を取得する、ステップと、
(d)取得された前記情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)店舗の内部の映像を取得する、ステップと、
(b)取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、ステップと、
(c)特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客における前記商品の必要性を示す情報を取得する、ステップと、
(d)取得された前記情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、顧客に購買意欲を起こさせるために、店員がとるべき接客行動を示唆することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における接客支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1における接客支援装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態1において接客が行われる店舗のレイアウトの一例を示すレイアウト図である。 図4は、本発明の実施の形態1における接客支援装置による支援を受けて接客を行う店員の様子を示す説明図である。 図5は、本発明の実施の形態1において接客情報を導出するためのルールの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1における接客支援装置の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態2における接客支援装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図8は、本発明の実施の形態2において接客情報を導出するためのルールの一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態2における接客支援装置の動作を示すフロー図である。 図10は、本発明の実施の形態1及び2における接客支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における、接客支援装置、接客支援方法、及びプログラムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本実施の形態1における接客支援装置の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における接客支援装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施の形態1における接客支援装置10は、店舗における店員の接客を支援するための装置である。図1に示すように、本実施の形態1における接客支援装置10は、映像取得部11と、特定部12と、情報取得部13と、送信部14とを備えている。
映像取得部11は、店舗の内部の映像を取得する。特定部12は、映像取得部11が取得した映像から、店舗にいる顧客が注目している商品及び顧客の属性を特定する。情報取得部13は、特定部12が特定した商品及び属性に基づいて、顧客における商品の必要性を示す情報(以下「接客情報」と表記する)を取得する。送信部14は、情報取得部13が取得した接客情報を、店舗の店員が使用する端末装置に送信する。
このように、本実施の形態1では、ある商品に注目している顧客が撮影されると、接客情報が店員の端末装置に送信される。接客情報は、例えば、顧客にその商品をお勧めする理由を含んでいる。このため、店員は、顧客に対して、その商品の購買意欲を起こさせるために、適切なセールストークを行うことができる。つまり、本実施の形態1における接客支援装置10によれば、顧客に購買意欲を起こさせるために、店員が話すべき内容が示唆される。
続いて、図2〜図5を用いて、本実施の形態1における接客支援装置10の構成についてより具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態1における接客支援装置の構成を具体的に示すブロック図である。図3は、本発明の実施の形態1において接客が行われる店舗のレイアウトの一例を示すレイアウト図である。図4は、本発明の実施の形態1における接客支援装置による支援を受けて接客を行う店員の様子を示す説明図である。図5は、本発明の実施の形態1において接客情報を導出するためのルールの一例を示す図である。
まず、図2〜図4に示すように、店舗50の内部には、複数台のカメラ20が設置されている。各カメラ20は、店舗50の内部の対応する領域を撮影し、撮影した領域における映像データを出力する。
また、図2に示すように、本実施の形態1では、接客支援装置10は、複数台のカメラ20それぞれに接続されており、映像取得部11は、複数台のカメラ20それぞれから出力された映像データを取得する。また、接客支援装置10は、ネットワーク40を介して、店舗50の店員31が使用する端末装置30に、データ通信可能に接続されている。
更に、図2に示すように、本実施の形態1では、接客支援装置10は、上述した映像取得部11、特定部12、情報取得部13、及び送信部14に加えて、位置特定部15と、ルールデータベース16とを備えている。
このうち、位置特定部15は、まず、店舗50の店員31が使用する端末装置30から、その位置を特定する位置情報を取得し、取得した位置情報から、店員31の位置を特定する。また、位置特定部15は、更に、映像取得部11で取得された映像から顧客21の位置を特定する。また、位置特定部15は、特定した店員31の位置と顧客21の位置とを特定部12に通知する。
具体的には、端末装置30は、GPS受信機を備えている場合は、受信したGPS信号に基づいて位置情報を作成する。また、端末装置30は、店舗50の無線LANに接続されている場合は、接続している無線LANのアクセスポイントの位置に基づいて位置情報を作成する。位置特定部15は、端末装置30から、このようにして作成された位置情報を取得して、この端末装置30を所持している店員31の位置を特定する。
また、位置特定部15は、いずれかのカメラ20で取得された映像データに顧客21が映ると、その顧客21の特徴量を抽出し、抽出した特徴量に基づいて、顧客21を追跡する。このとき、あるカメラの映像データから顧客21がフレームアウトすると、位置特定部15は、別のカメラの映像データから特徴量を検出し、顧客21の追跡を続行する。そして、位置特定部15は、予め登録されているカメラの設置位置、撮影方向、画面内での顧客21の位置から、追跡している顧客21の店舗50での位置を特定する。また、位置特定部15は、図3に示すように、特定した顧客21の位置を時系列に沿って記録することで、顧客21の移動軌跡22を特定する動線情報を作成することもできる。
また、本実施の形態では、位置特定部15は、顧客の位置と同様に、店員31の位置についても、カメラ20で取得された映像データから特定することができる。具体的には、位置特定部15は、映像データから抽出された特徴量と、予め用意されている店員31を示す特徴量とを比較することで、店員31の検出及び追跡を行う。そして、位置特定部15は、予め登録されているカメラの設置位置、撮影方向、画面内での店員31の位置から、追跡している店員31の店舗50での位置を特定する。
また、特定部12は、本実施の形態1においては、顧客21の位置と店員31の位置との関係が設定条件を満たす場合に、顧客21が注目している商品及び顧客21の属性を特定する。設定条件としては、顧客21と店員31との距離が閾値以下になることが挙げられる。また、上述の動線情報が作成されている場合は、特定部12は、動線情報を用いて、顧客21が店員31に一定距離まで接近した回数を計測し、計測した回数が閾値以上であることを設定条件として、顧客21が注目している商品及び顧客21の属性を特定することもできる。
また、特定部12は、本実施の形態1では、既存の画像処理技術を用いることによって、顧客21が注目している商品を特定する。具体的には、特定部12は、まず、映像データから、顧客21の顔又は手の画像を検出し、更に、検出した画像に基づいて、顔の向きの先にある商品、又は手と接触している商品の画像を検出する。そして、特定部12は、検出した画像の特徴量と、予め登録されている商品毎の特徴量とを比較して、顧客21が注目している商品を特定する。
更に、特定部12は、映像に映る顧客21の属性、例えば、年齢、性別等についても、既存の画像処理技術を用いることによって特定することができる。具体的には、特定部12は、顧客21の特徴量を抽出すると、抽出した特徴量と、予め属性毎に登録されている特徴量とを比較して、顧客21の属性を特定する。
情報取得部13は、本実施の形態1では、予め設定されたルールに、特定された商品及び属性を照合することによって、対応する接客情報を取得する。ルールデータベース16は、この接客情報の取得のためのルールを格納している。
具体的には、本実施の形態1では、図5に示すように、ルールデータベース16は、ルールとして、複数の接客情報それぞれ毎に、対応する商品及び顧客21の属性の組み合わせが登録されたテーブルを格納している。例えば、特定部12によって、商品がTシャツA、属性が30代男性と特定されているとすると、情報取得部13は、接客情報として、「子供用もある。親子で揃う。汗の吸収力が高い。」を取得する。
情報取得部13は、取得した接客情報を送信部14に送る。送信部14は、送られてきた接客情報を、店員31の端末装置30に送信する。これにより、図4に示すように、店員31は、端末装置30の画面上で接客情報を確認することができる。店員31は、表示された接客情報を用いて接客を行う。
[装置動作]
次に、本実施の形態1における接客支援装置10の動作について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態1における接客支援装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1〜図5を参酌する。また、本実施の形態1では、接客支援装置10を動作させることによって、接客支援方法が実施される。よって、本実施の形態1における接客支援方法の説明は、以下の接客支援装置10の動作説明に代える。
図6に示すように、最初に、映像取得部11は、各カメラ20から映像を取得する(ステップA1)。具体的には、ステップA1では、映像取得部11は、各カメラ20から、映像データを構成するフレームを取得する。このとき取得されるフレームの枚数は、一枚であっても良いし、2枚以上であっても良い。
次に、位置特定部15は、店舗50の内部にいる顧客21の位置と店員31の位置とを特定する(ステップA2)。具体的には、ステップA2では、位置特定部15は、端末装置30から取得した位置情報から、店員31の位置を特定する。また、位置特定部15は、ステップA1で取得された映像から顧客21の位置を特定する。
次に、特定部12は、ステップA2で特定された顧客21の位置と店員31の位置との関係が設定条件を満たしているかどうかを判定する(ステップA3)。具体的には、ステップA3では、特定部12は、例えば、顧客21と店員31との距離が閾値以下になっているかどうかを判定する。
ステップA3の判定の結果、設定条件が満たされていない場合は、映像取得部11によって再度ステップA1が実行される。一方、ステップA3の判定の結果、設定条件が満たされている場合は、特定部12は、店舗50にいる顧客21が注目している商品と顧客21の属性とを特定する(ステップA4)。
具体的には、ステップA4では、特定部12は、映像データから、顧客21の顔又は手の画像を検出し、更に、検出した画像に基づいて、顧客21が注目している商品の画像を検出する。そして、特定部12は、検出した画像の特徴量と、予め登録されている商品毎の特徴量とを比較して、顧客21が注目している商品を特定する。また、特定部12は、顧客21の特徴量を抽出すると、抽出した特徴量と、予め属性毎に登録されている特徴量とを比較して、顧客21の属性を特定する。
次に、情報取得部13は、ルールデータベース16に登録されているルール(図5参照)に、ステップA4で特定された商品及び属性を照合し、これらに対応する接客情報を取得する(ステップA5)。
次に、送信部14は、ステップA5で取得された接客情報を、店員31の端末装置30に送信する(ステップA6)。これにより、図4に示すように、店員31は、端末装置30の画面上で接客情報を確認することができる。
[実施の形態1における効果]
以上のように本実施の形態1によれば、店員31は、端末装置30の画面上で接客情報を確認することができるので、容易に顧客に購買意欲を起こさせることができ、特に、注目している商品を購入するか否かを迷っている顧客の背中を押すことができる。また、接客情報は、店員31と顧客21との位置関係に応じて、自動的に、店員31の端末装置30へと送信されてくるので、店員31は効率良く接客を行うことができる。
[変形例]
上述した例では、特定部12は、顧客21の位置と店員31の位置との関係が設定条件を満たす場合に、顧客21が注目している商品及び顧客21の属性を特定するが、本実施の形態1は、この例に限定されるものではない。例えば、特定部12は、顧客21と店員31とが離れている場合にも、顧客21が注目している商品と顧客21の属性とを特定することができる。
この場合、情報取得部13は、特定された商品及び属性から、接客情報を取得するが、更に、顧客の位置を特定する情報も取得する。また、情報取得部13は、取得したこれらの情報から、店員31に、離れた位置にいる顧客21のところに向かわせるメッセージを作成し、これを送信部14に送る。これにより、送信部14は、メッセージを店員31の端末装置30に送信し、端末装置30の画面上にメッセージを表示させる。
メッセージとしては、例えば、「店内の、どこどこの売り場(例えば、陳列棚番号により同定)の前に、XXブランドのAAAバッグBBシリーズに興味を持っている40代女性のお客様が居らっしゃいます。接客に向かってください。」等が挙げられる。上述のような態様によれば、よりいっそう店員31は効率良く接客を行うことができる。また、このような態様は、特に、広い店内に少数の顧客21しかおらず、店員31が顧客21の存在に気づいていない場合に有用である。
[プログラム]
本実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、図6に示すステップA1〜A6を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態1における接客支援装置10と接客支援方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、映像取得部11、特定部12、情報取得部13、送信部14及び位置特定部15として機能し、処理を行なう。また、本実施の形態1では、ルールデータベース16は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現できる。
また、本実施の形態1におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、映像取得部11、特定部12、情報取得部13、送信部14及び位置特定部15のいずれかとして機能しても良い。また、ルールデータベース16は、本実施の形態1におけるプログラムを実行するコンピュータとは別のコンピュータ上に構築されていても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における、接客支援装置、接客支援方法、及びプログラムについて、図7〜図9を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図7及び図8を用いて、本実施の形態2における接客支援装置の構成について説明する。図7は、本発明の実施の形態2における接客支援装置の構成を具体的に示すブロック図である。図8は、本発明の実施の形態2において接客情報を導出するためのルールの一例を示す図である。
図7に示すように、本実施の形態2における接客支援装置60は、特定部12及び情報取得部13の機能の点で、実施の形態1における接客支援装置10と異なっている。以下、相違点を中心に説明する。
図7に示すように、本実施の形態2では、接客支援装置60は、実施の形態1で述べた、映像取得部11、特定部12、情報取得部13、送信部14、位置特定部15、及びルールデータベース16に加えて、購買履歴データベース17を備えている。購買履歴データベース17は、顧客21の識別情報とその顧客21の過去の購買履歴とを、関連付けて格納している。なお、購買履歴は、顧客の個人情報であることから、顧客21によって許可された場合にのみ利用される。
また、本実施の形態2では、特定部12は、実施の形態1と同様に、顧客21が注目している商品及び顧客21の属性を特定するが、更に、購買履歴データベース17から顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した購買履歴に基づいて、顧客の嗜好を示すタイプも特定する。
具体的には、特定部12は、まず、映像から顧客21の識別情報を特定し、特定した識別情報に関連付けられている購買履歴を取得する。そして、例えば、店舗50が、スポーツ用品店であり、購買履歴がスポーツ用品の購買履歴であるとする。この場合、特定部12は、取得した購買履歴に基づいて、「ランナー」、「ゴルファー」、「キャンパー」、「スイマー」、「スキーヤー」等の予め設定されたタイプの中から、顧客21に合うタイプを選択する。
情報取得部13は、本実施の形態2では、ルールデータベース16に登録されているルールに、商品及び属性に加えて、タイプも照合することによって、対応する接客情報を取得する。
具体的には、本実施の形態2では、図8に示すように、ルールデータベース16は、ルールとして、複数の接客情報それぞれ毎に、対応する商品、顧客21の属性、タイプの組み合わせが登録されたテーブルを格納している。例えば、特定部12によって、商品がTシャツB、属性が40代男性、タイプがゴルファーと特定されているとすると、情報取得部13は、接客情報として、「若く見えるデザイン。汗の吸収力が高い。痩せて見える。」を取得する。
[装置動作]
次に、本実施の形態2における接客支援装置60の動作について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態2における接客支援装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図6〜図8を参酌する。また、本実施の形態2では、接客支援装置60を動作させることによって、接客支援方法が実施される。よって、本実施の形態2における接客支援方法の説明は、以下の接客支援装置60の動作説明に代える。
図9に示すように、最初に、映像取得部11は、各カメラ20から映像を取得する(ステップB1)。ステップB1は、図6に示すステップA1と同様のステップである。
次に、位置特定部15は、店舗50の内部にいる顧客21の位置と店員31の位置とを特定する(ステップB2)。ステップB2は、図6に示すステップA2と同様のステップである。
次に、特定部12は、ステップA2で特定された顧客21の位置と店員31の位置との関係が設定条件を満たしているかどうかを判定する(ステップB3)。ステップB3は、図6に示すステップA3と同様のステップである。
ステップB3の判定の結果、設定条件が満たされていない場合は、映像取得部11によって再度ステップB1が実行される。一方、ステップB3の判定の結果、設定条件が満たされている場合は、特定部12は、店舗50にいる顧客21が注目している商品と顧客21の属性とを特定する(ステップB4)。ステップB4は、図6に示すステップA4と同様のステップである。
次に、特定部12は、更に、購買履歴データベース17から顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した購買履歴に基づいて、顧客の嗜好を示すタイプを特定する(ステップB5)。具体的には、ステップB5では、特定部12は、購買履歴に基づいて、予め設定されたタイプの中から、顧客21に合うタイプを選択する。
次に、情報取得部13は、ルールデータベース16に登録されているルール(図8参照)に、ステップB4で特定された商品及び属性と、ステップB5で特定されたタイプとを照合し、これらに対応する接客情報を取得する(ステップB6)。
次に、送信部14は、ステップB6で取得された接客情報を、店員31の端末装置30に送信する(ステップB7)。これにより、本実施の形態2においても、図4に示すように、店員31は、端末装置30の画面上で接客情報を確認することができる。
[実施の形態2における効果]
以上のように本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、店員31は、端末装置30の画面上で接客情報を確認することができるので、容易に顧客に購買意欲を起こさせることができ、特に、注目している商品を購入するか否かを迷っている顧客の背中を押すことができる。また、本実施の形態2では、顧客のタイプも考慮して接客情報が特定されるので、より確実に顧客の背中をおすことが可能となる。また、本実施の形態2においても、接客情報は、店員31と顧客21との位置関係に応じて、自動的に、店員31の端末装置30へと送信されてくるので、店員は効率良く接客を行うことができる。
[プログラム]
本実施の形態2におけるプログラムは、コンピュータに、図9に示すステップB1〜B7を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態2における接客支援装置60と接客支援方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、映像取得部11、特定部12、情報取得部13、送信部14及び位置特定部15として機能し、処理を行なう。また、本実施の形態2では、ルールデータベース16及び購買履歴データベース17は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現できる。
また、本実施の形態2におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、映像取得部11、特定部12、情報取得部13、送信部14及び位置特定部15のいずれかとして機能しても良い。また、ルールデータベース16及び購買履歴データベース17は、本実施の形態2におけるプログラムを実行するコンピュータとは別のコンピュータ上に構築されていても良い。
(物理構成)
ここで、実施の形態1及び2におけるプログラムを実行することによって、接客支援装置を実現するコンピュータについて図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態1及び2における接客支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図10に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。なお、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態1及び2における接客支援装置は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、接客支援装置は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
店舗の内部の映像を取得する、映像取得部と、
取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、特定部と、
特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客における前記商品の必要性を示す情報を取得する、情報取得部と、
取得された前記情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、送信部と、
を備えていることを特徴とする接客支援装置。
(付記2)
前記情報取得部が、予め設定されたルールに、特定された前記商品及び前記属性を照合することによって、前記情報を取得する、
付記1に記載の接客支援装置。
(付記3)
前記特定部が、前記顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した前記購買履歴に基づいて、更に、前記顧客の嗜好を示すタイプを特定し、
前記情報取得部が、前記ルールに、更に、特定された前記タイプを照合して、前記情報を取得する、
付記2に記載の接客支援装置。
(付記4)
前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を特定する、位置特定部を更に備え、
前記特定部は、前記顧客の位置と前記店員の位置との関係が設定条件を満たす場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
付記1〜3のいずれかに記載の接客支援装置。
(付記5)
(a)店舗の内部の映像を取得する、ステップと、
(b)取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、ステップと、
(c)特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客における前記商品の必要性を示す情報を取得する、ステップと、
(d)取得された前記情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、ステップと、
を有することを特徴とする接客支援方法。
(付記6)
前記(c)のステップにおいて、予め設定されたルールに、特定された前記商品及び前記属性を照合することによって、前記情報を取得する、
付記5に記載の接客支援方法。
(付記7)
前記(b)のステップにおいて、前記顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した前記購買履歴に基づいて、更に、前記顧客の嗜好を示すタイプを特定し、
前記(c)のステップにおいて、前記ルールに、更に、特定された前記タイプを照合して、前記情報を取得する、
付記6に記載の接客支援方法。
(付記8)
(e)前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を特定する、ステップを更に有し、
前記(b)のステップにおいて、前記顧客の位置と前記店員の位置との関係が設定条件を満たす場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
付記5〜7のいずれかに記載の接客支援方法。
(付記9)
コンピュータに、
(a)店舗の内部の映像を取得する、ステップと、
(b)取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、ステップと、
(c)特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客における前記商品の必要性を示す情報を取得する、ステップと、
(d)取得された前記情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記10)
前記(c)のステップにおいて、予め設定されたルールに、特定された前記商品及び前記属性を照合することによって、前記情報を取得する、
付記9に記載のプログラム
(付記11)
前記(b)のステップにおいて、前記顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した前記購買履歴に基づいて、更に、前記顧客の嗜好を示すタイプを特定し、
前記(c)のステップにおいて、前記ルールに、更に、特定された前記タイプを照合して、前記情報を取得する、
付記10に記載のプログラム
(付記12)
記コンピュータに、
(e)前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を特定する、ステップを更に実行させ、
前記(b)のステップにおいて、前記顧客の位置と前記店員の位置との関係が設定条件を満たす場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
付記9〜11のいずれかに記載のプログラム
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年11月7日に出願された日本出願特願2017−215056を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように、本発明によれば、顧客に購買意欲を起こさせるために、店員がとるべき接客行動を示唆することができる。本発明は、店員による接客が必要は用途であれば特に限定なく有用である。
10 接客支援装置(実施の形態1)
11 映像取得部
12 特定部
13 情報取得部
14 送信部
15 位置特定部
16 ルールデータベース
17 購買履歴データベース
20 カメラ
21 顧客
22 移動軌跡
30 端末装置
31 店員
40 ネットワーク
50 店舗
60 接客支援装置(実施の形態2)
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (15)

  1. 店舗の内部の映像を取得する、映像取得部と、
    取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、特定部と、
    特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客に対する接客情報を取得する、情報取得部と、
    取得された前記接客情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、送信部と、
    を備え、
    前記接客情報は、前記商品のセールストークに用いられ、前記顧客の前記商品に対する関心に応じた言葉である、
    ことを特徴とする接客支援装置。
  2. 前記情報取得部が、予め設定されたルールに、特定された前記商品及び前記属性を照合することによって、前記接客情報を取得する、
    請求項1に記載の接客支援装置。
  3. 前記特定部が、前記顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した前記購買履歴に基づいて、更に、前記顧客の嗜好を示すタイプを特定し、
    前記情報取得部が、前記ルールに、更に、特定された前記タイプを照合して、前記接客情報を取得する、
    請求項2に記載の接客支援装置。
  4. 前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を特定する、位置特定部を更に備え、
    前記特定部は、前記顧客の位置と前記店員の位置との関係が設定条件を満たす場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の接客支援装置。
  5. 前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を時系列に沿って記録して、前記顧客の移動軌跡を特定する動線情報を生成する、位置特定部を更に備え、
    前記特定部は、前記顧客の動線情報と前記店員の位置とから、前記顧客が前記店員に一定距離まで接近した回数を計測し、計測した回数が閾値以上である場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の接客支援装置。
  6. (a)店舗の内部の映像を取得する、ステップと、
    (b)取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、ステップと、
    (c)特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客に対する接客情報を取得する、ステップと、
    (d)取得された前記接客情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、ステップと、
    を有し、
    前記接客情報は、前記商品のセールストークに用いられ、前記顧客の前記商品に対する関心に応じた言葉である、
    ことを特徴とする接客支援方法。
  7. 前記(c)のステップにおいて、予め設定されたルールに、特定された前記商品及び前記属性を照合することによって、前記接客情報を取得する、
    請求項6に記載の接客支援方法。
  8. 前記(b)のステップにおいて、前記顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した前記購買履歴に基づいて、更に、前記顧客の嗜好を示すタイプを特定し、
    前記(c)のステップにおいて、前記ルールに、更に、特定された前記タイプを照合して、前記接客情報を取得する、
    請求項7に記載の接客支援方法。
  9. (e)前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を特定する、ステップを更に有し、
    前記(b)のステップにおいて、前記顧客の位置と前記店員の位置との関係が設定条件を満たす場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
    請求項6〜8のいずれかに記載の接客支援方法。
  10. (f)前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を時系列に沿って記録して、前記顧客の移動軌跡を特定する動線情報を生成する、ステップを更に有し、
    前記(b)のステップにおいて、前記顧客の動線情報と前記店員の位置とから、前記顧客が前記店員に一定距離まで接近した回数を計測し、計測した回数が閾値以上である場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
    請求項6〜9のいずれかに記載の接客支援方法。
  11. コンピュータに、
    (a)店舗の内部の映像を取得する、ステップと、
    (b)取得された前記映像から、前記店舗にいる顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、ステップと、
    (c)特定された前記商品及び前記属性に基づいて、前記顧客に対する接客情報を取得する、ステップと、
    (d)取得された前記接客情報を、前記店舗の店員が使用する端末装置に送信する、ステップと、
    を実行させ、
    前記接客情報は、前記商品のセールストークに用いられ、前記顧客の前記商品に対する関心に応じた言葉である、
    プログラム。
  12. 前記(c)のステップにおいて、予め設定されたルールに、特定された前記商品及び前記属性を照合することによって、前記接客情報を取得する、
    請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記(b)のステップにおいて、前記顧客の過去の購買履歴を特定し、特定した前記購買履歴に基づいて、更に、前記顧客の嗜好を示すタイプを特定し、
    前記(c)のステップにおいて、前記ルールに、更に、特定された前記タイプを照合して、前記接客情報を取得する、
    請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    (e)前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を特定する、ステップを更に実行させ、
    前記(b)のステップにおいて、前記顧客の位置と前記店員の位置との関係が設定条件を満たす場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
    請求項11〜13のいずれかに記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータに、
    (f)前記店舗の店員が使用する端末装置の位置を特定する位置情報から、前記店員の位置を特定し、更に、取得された前記映像から前記顧客の位置を時系列に沿って記録して、前記顧客の移動軌跡を特定する動線情報を生成する、ステップを更に実行させ、
    前記(b)のステップにおいて、前記顧客の動線情報と前記店員の位置とから、前記顧客が前記店員に一定距離まで接近した回数を計測し、計測した回数が閾値以上である場合に、前記顧客が注目している商品及び前記顧客の属性を特定する、
    請求項11〜14のいずれかに記載のプログラム。

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