JP2013250744A - サイネージ処理装置、プログラム、およびサイネージシステム - Google Patents

サイネージ処理装置、プログラム、およびサイネージシステム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗の客層の変動等によらず良好な販促効果を発揮するサイネージ処理装置、プログラム、サイネージシステムを提供すること。
【解決手段】一実施形態に係るサイネージ処理装置は、第1マスタおよび第2マスタにアクセス可能であって、生成手段と、出力手段とを備える。第1マスタは、商品ごとに同時購入を薦める商品分類を規定する。第2マスタは、商品分類および客層の組み合せごとにおすすめ商品を規定する。生成手段は、販促対象の商品に対して上記第1マスタに規定された商品分類および客層の組み合せに対して上記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、上記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成する。出力手段は、上記生成手段が生成したサイネージ画面データを表示装置に出力する。
【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、商品の販促等を行うためのサイネージ処理装置、プログラム、およびサイネージシステムに関する。
近年、表示装置に各種の広告情報を選択的に表示させるデジタルサイネージ(電子看板とも称される)が普及しつつある。
例えばスーパーマーケット等の小売店では、特定の商品を宣伝する画面データを営業日単位あるいは営業日のうちの所定時間単位で切替えつつ表示装置に表示し、当該商品の販促活動を行うことがある。
このような販促活動においては、表示装置に表示した画面データにて宣伝する商品が客層に合致しないものである場合には十分な販促効果が得られない。
特開2008−152810号公報
本発明が解決しようとする課題は、店舗の客層の変動等によらず良好な販促効果を発揮するサイネージ処理装置、プログラム、およびサイネージシステムを提供することである。
一実施形態に係るサイネージ処理装置は、第1マスタおよび第2マスタにアクセス可能であって、生成手段と、出力手段とを備える。
第1マスタは、商品ごとに同時購入を薦める商品分類を規定する。第2マスタは、商品分類および客層の組み合せごとにおすすめ商品を規定する。生成手段は、販促対象の商品に対して上記第1マスタに規定された商品分類および客層の組み合せに対して上記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、上記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成する。出力手段は、上記生成手段が生成したサイネージ画面データを表示装置に出力する。
一実施形態に係るサイネージシステムの構成図。 同システムに含まれるサーバの要部構成を示すブロック図。 同システムに含まれるサイネージ端末の要部構成を示すブロック図。 同システムに含まれるサイネージ端末が表示するサイネージ画面の一例を示す図。 同システムに含まれるサーバが記憶する売上実績DBのデータ構造を示す図。 同システムに含まれるサーバが記憶するおすすめ実績マスタのデータ構造を示す図。 同システムに含まれるサーバが記憶する客層別おすすめマスタのデータ構造を示す図。 同システムに含まれるサーバが実行する実績更新処理のフローチャート。 同システムに含まれるサーバが実行する客層判定処理のフローチャート。 同システムに含まれるサーバが実行する画面データ生成処理のフローチャート。
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
以下の実施形態においては、例えばスーパーマーケットである小売店に設置されるサイネージシステムを例示する。
図1は、当該サイネージシステムの構成図である。同システムは、サーバ1と、サイネージ端末2と、カメラ3と、複数のPOS(Point Of Sales)端末4とを含む。図1にはサイネージ端末2とカメラ3を1台ずつ図示しているが、サイネージシステムはサイネージ端末2とカメラ3を複数台含んでもよい。また、図1には2台のPOS端末4を図示しているが、サイネージシステムはPOS端末4を1台のみ含んでもよいし、3台以上含んでもよい。
サーバ1は、例えば店舗の事務室に配置される。但し、サーバ1は、当該店舗を管理する遠隔地の本部等に配置されてもよい。サイネージ端末2およびカメラ3は、店舗の売場に配置される。POS端末4は、店舗の会計場に配置される。サーバ1は、本実施形態に係るサイネージ処理装置として機能する。サイネージ端末2は、本実施形態に係る表示装置として機能する。
図2は、サーバ1の要部構成を示すブロック図である。サーバ1は、制御の中枢として機能するCPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、時計回路13、通信ユニット14、および補助記憶装置15等を備える。CPU10と、ROM11、RAM12、時計回路13、通信ユニット14、および補助記憶装置15とは、アドレスバスやデータバスにて構成されるバスライン16を介して接続されている。
ROM11は、CPU10が実行するコンピュータプログラム等の固定的データを記憶する。RAM12は、サーバ1の主記憶装置として機能する。時計回路13は、日時を例えば年、月、日、時、分、秒の単位で計時する。
通信ユニット14は、通信ケーブルを介した有線通信あるいは電波等を介した無線通信により、サイネージ端末2およびPOS端末4と通信する。サーバ1が店舗の外部に配置される場合などには、通信ユニット14とサイネージ端末2およびPOS端末4との通信にインターネットやイントラネット等の通信ネットワークが介在してもよい。
補助記憶装置15としては、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSDD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置を用いることができる。補助記憶装置15は、例えばOS(Operating System)および各種アプリケーション等に関するデータや、売上実績DB(Data Base)51(図5参照)、おすすめ実績マスタ52(図6参照)、および客層別おすすめマスタ53(図7参照)等を記憶する。
図3は、サイネージ端末2の要部構成を示すブロック図である。サイネージ端末2は、制御の中枢として機能するCPU20、ROM21、RAM22、時計回路23、通信ユニット24、ディスプレイ25、スピーカ26、およびカメラI/F(Interface)27等を備える。CPU20と、ROM21、RAM22、時計回路23、通信ユニット24、ディスプレイ25、スピーカ26、およびカメラI/F27とは、アドレスバスやデータバスにて構成されるバスライン28を介して接続されている。
ROM21は、CPU20が実行するコンピュータプログラム等の固定的データを記憶する。RAM22は、サイネージ端末2の主記憶装置として機能する。時計回路23は、日時を例えば年、月、日、時、分、秒の単位で計時する。
通信ユニット24は、通信ケーブルを介した有線通信あるいは電波等を介した無線通信により、サーバ1と通信する。サーバ1が店舗の外部に配置される場合などには、通信ユニット24とサーバ1との通信にインターネットやイントラネット等の通信ネットワークが介在してもよい。
ディスプレイ25は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、図4に示すようなサイネージ画面100を表示する。このサイネージ画面100は、販促対象の商品を宣伝するためのエリア101と、販促対象の商品との同時購入を客におすすめする商品(以下、おすすめ商品と称す)を宣伝するためのエリア102とを含む。図4に示すサイネージ画面100は、商品「鶏肉」を販促対象としたものであり、“本日のおすすめ「鶏肉」3割引!”のように“鶏肉”をリコメンドするメッセージと、“鶏肉”の画像とがエリア101に配置されている。さらに、“XXカレー(甘口)”が“鶏肉”に関するおすすめ商品として選定されており、“鶏肉なら!栄養満点!XXカレー(甘口)”のように“鶏肉”と“XXカレー(甘口)”との同時購入をリコメンドするメッセージと、“XXカレー(甘口)”の画像とがエリア102に配置されている。
スピーカ26は、例えば表示中のサイネージ画面100にてリコメンドする販促対象の商品やおすすめ商品をPRする音声を出力する。
カメラI/F27は、通信ケーブルを介した有線通信あるいは電波等を介した無線通信により、カメラ3を通信接続する。
カメラ3は、店内に設定された撮像領域を撮像して画像データを生成し、生成した画像データをカメラI/F27に出力する。上記撮像領域は、例えばサイネージ端末2の近傍や、店舗の入口等に設定される。サイネージ端末2は、カメラI/F27を介して入力された画像データを通信ユニット24を介してサーバ1に送信する。
次に、サーバ1の補助記憶装置15に記憶される売上実績DB51、おすすめ実績マスタ52、および客層別おすすめマスタ53について説明する。
図5は、売上実績DB51のデータ構造例を示す図である。売上実績DB51は、商品分類ごとに設けられた複数のレコードを有する。各レコードには、そのレコードに対応する商品分類に属する1又は複数の商品の売上点数および商品別売上順位が書き込まれる。売上点数は、所定期間内に客が購入した商品の数である。商品別売上順位は、各レコードに対応する商品分類に属する商品別の売上点数に関する順位である。図5においては、商品分類“カレー”に対応するレコードのデータ構造例を示しており、商品分類“カレー”に含まれる商品“大人のカレー”、“XXカレー(甘口)”、“YYカレー(甘口)”、および“XXカレー(辛口)”の4品についての売上点数および商品別売上順位が書き込まれている。
図6は、おすすめ実績マスタ52のデータ構造例を示す図である。おすすめ実績マスタ52は、商品ごとに設けられた複数のレコードを有する。各レコードには、そのレコードに対応する商品との同時購入が想定される複数の商品分類(同時購入商品分類)および分類別売上順位が書き込まれる。分類別売上順位は、各レコードに書き込まれた同時購入商品分類別の、売上点数に関する順位である。各同時購入商品分類の売上点数は、その商品分類に含まれる商品の売上点数を合計することで得られる。図6においては、商品“鶏肉”に対応するレコードのデータ構造例を示しており、商品“鶏肉”との同時購入が想定される商品分類として、“カレー”、“シチュー”、および“赤ワイン”の3つと、これら商品分類それぞれの分類別売上順位とが書き込まれている。
図7は、客層別おすすめマスタ53のデータ構造例を示す図である。客層別おすすめマスタ53は、商品分類ごとに設けられた複数のレコードを有する。各レコードには、客層ごとにおすすめ商品が書き込まれている。各レコードに書き込まれるおすすめ商品は、そのレコードに対応する商品分類に属する商品である。本実施形態では、客層として、“子供連れが多い”と“子供連れが少ない”の2つを定義する。図7においては、商品分類“カレー”に対応するレコードのデータ構造例を示しており、客層“子供連れが多い”におすすめ商品として“XXカレー(甘口)”と“YYカレー(甘口)”が書き込まれ、客層“子供連れが少ない”におすすめ商品として“大人のカレー”と“XXカレー(辛口)”が書き込まれている。各客層に対するおすすめ商品は、各レコードに対応する商品分類に属する商品のうちその客層が好むと思われる商品や、その客層でなければ購入することができない商品(年齢制限がある商品)とすればよい。
これら売上実績DB51、おすすめ実績マスタ52、および客層別おすすめマスタ53は、必ずしもサーバ1の補助記憶装置15に記憶される必要はなく、サーバ1がアクセス可能であれば他の装置に記憶されてもよい。
次に、サイネージシステムの主要な動作について説明する。主要な動作としては、売上実績DB51およびおすすめ実績マスタ52を更新する実績更新処理、店内の客層を判定する客層判定処理、およびサイネージ画面100の画面データを生成する画面データ生成処理がある。これらの処理は、並行して随時実行される。本実施形態においては、これらの処理をサーバ1が実行する。以下、各処理について詳述する。
[実績更新処理]
サーバ1のCPU10は、ROM11に記憶された実績更新処理用のコンピュータプログラムを実行することにより、図8のフローチャートに沿って動作する。このフローチャートにおいて、先ずCPU10は、POS端末4から売上データの受信を待つ(ステップS101)。
POS端末4は、客が購入しようとする商品に付されたバーコードのスキャニングなどにより入力される商品コードに基づき、商品の代金の精算やレシートの発行等の精算処理を実行する。さらに、POS端末4は、精算処理が完了する度に、その精算処理に係る取引において客が購入した商品の商品コードやその商品の購入点数等を含む売上データをサーバ1に送信する。
POS端末4が送信した売上データを通信ユニット14が受信すると(ステップS101のYes)、CPU10は、当該売上データを用いて売上実績DB51を更新する(ステップS102)。具体的には、CPU10は、当該売上データに含まれる商品コードに係る商品の購入点数を、売上実績DB51に書き込まれた同商品の売上点数に加算する。売上データに複数の商品コードと購入点数が含まれる場合、CPU10は、各商品コードに係る商品についてこの処理を行う。さらに、CPU10は、売上点数を更新したレコードについて、更新後の売上点数に従い商品別売上順位を更新する。
ステップS102の後、CPU10は、更新後の売上実績DB51を用いておすすめ実績マスタ52を更新する(ステップS103)。具体的には、CPU10は、更新後の売上実績DB51の各レコードに書き込まれた売上点数をレコードごと、すなわち商品分類ごとに集計し、集計結果に従いおすすめ実績マスタ52の各レコードに書き込まれた分類別売上順位を更新する。
ステップS103の後、CPU10の動作はステップS101に戻る。以上の処理によれば、売上実績DB51およびおすすめ実績マスタ52が最新の売上を考慮した内容に随時更新される。
[客層判定処理]
サーバ1のCPU10は、ROM11に記憶された客層判定処理用のコンピュータプログラムを実行することにより、図9のフローチャートに沿って動作する。このフローチャートにおいて、先ずCPU10は、通信ユニット14がサイネージ端末2を介して受信する撮像領域の画像データを解析し、当該画像データからの人物像の検出を試みる(ステップS201)。この処理において、例えばCPU10は、画像データにエッジ処理を施すなどして当該画像データから人の頭部の輪郭の検出を試みる。
ステップS201の後、CPU10は、人物像が検出できたかを判定する(ステップS202)。前処理にて画像データから人の頭部の輪郭が検出されている場合には人物像を検出できたと判定し(ステップS202のYes)、CPU10は、その人物像に基づき当該人物の属性を判定する(ステップS203)。
特に本実施形態において、CPU10は、当該人物が大人であるか子供であるかを判定する。この判定には例えば顔認識技術を利用できる。顔認識技術を利用する場合、例えば事前に年齢が既知の顔画像データを多数収集し、収集した顔画像データに含まれるパーツ(頭部輪郭、目、鼻、口、眉、耳、髪の生え際、しわ等)の形状や位置関係と各属性との相関を統計的手法によって求め、その結果を表すデータをデータベース化してROM11等に保存しておく。そして、画像データに含まれる人物像の上記パーツの形状や位置関係等と、上記データベースに保存されたデータとの比較により当該人物の年齢を特定(推定)し、特定した年齢が閾値(例えば15歳)以上である場合には当該人物が大人であると判定し、特定した年齢が閾値未満である場合には当該人物が子供であると判定する。その他にも、衣服等の特徴や身長を利用して画像データに写り込んだ人物の属性を判定してもよい。
ステップS203の後、CPU10は、判定した属性と、時計回路13が計時する現在の時刻とを関連付けて、RAM12または補助記憶装置15に形成されたワークエリアに保存(記録)する(ステップS204)。
ステップS204の後、CPU10は、現在の客層を判定する(ステップS205)。この処理において、例えばCPU10は、上記ワークエリアに記録された属性のうち、関連付けられた時刻が現在の時刻から規定時間(例えば1時間)以内である属性の数を、属性ごと(大人、子供ごと)に集計する。ここで、大人の集計結果をN1(人)、子供の集計結果をN2(人)とすると、これらN1,N2を得た後にCPU10は、N1とN2の比(N1/N2)と予め定められた閾値Nsとを比較し、N1/N2<Nsである場合に現在の客層が“子供連れが多い”であると判定し、N1/N2≧Nsである場合に現在の客層が“子供連れが少ない”であると判定する。
このように客層を判定した後、CPU10の動作はステップS201に戻る。なお、ステップS202において画像データから人物が検出できないと判定したならば(ステップS202のNo)、CPU10の動作は、ステップS203〜S205を経ずにステップS201に戻る。
このように、客層判定処理においては、ステップS201〜S205を実行する周期にて現在の客層が判定される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るサーバ1のCPU10は、店内を撮像して得られる画像データに含まれる人物像に基づき、当該人物の属性を特定する属性特定手段と、所定期間内に属性特定手段が特定した1又は複数の人物の属性に基づき、店内の客層を判別する客層判別手段と、として機能する。
[画面データ生成処理]
画面データ生成処理の前処理として、販促対象の商品が設定されているものとする。販促対象の商品は、例えばサーバ1に接続されたパーソナルコンピュータの操作により、店舗側で所望の一つを設定すればよい。
サーバ1のCPU10は、ROM11に記憶された画面データ生成処理用のコンピュータプログラムを実行することにより、図10のフローチャートに沿って動作する。このフローチャートにおいて、先ずCPU10は、おすすめ実績マスタ52から販促対象の商品との同時購入をおすすめする商品分類を決定する(ステップS301)。この処理において、例えばCPU10は、販促対象の商品に対応する同マスタ52のレコードを参照し、売上順位が1位の同時購入商品分類を、当該販促対象の商品との同時購入をおすすめする商品に決定する。
同時購入をおすすめする商品分類を決定した後、CPU10は、客層別おすすめマスタ53から当該商品分類に対応するレコードを参照し、現在の客層に対して書き込まれた1又は複数のおすすめ商品(以下、おすすめ商品群と称す)を特定する(ステップS302)。現在の客層としては、客層判定処理のステップS205にて判定される最新の客層を用いる。
おすすめ商品群を特定した後、CPU10は、売上実績DB51からステップS301にて決定した商品分類に対応するレコードを参照し、当該おすすめ商品群に含まれる商品の中で売上順位が最も高い商品を特定する(ステップS303)。
その後、CPU10は、販促対象の商品に関する画像やメッセージをエリア101に配置し、ステップS303にて特定した商品に関する画像やメッセージをエリア102に配置したサイネージ画面100の画面データを生成する(ステップS304)。
各商品に関する画像は、例えば補助記憶装置15に商品画像のデータベースを構築しておき、このデータベースから得ればよい。また、各商品に関するメッセージは、予め定められたフォーマットに各商品の名称等が自動的に入力されるようにすればよい。例えば、販促対象の商品に関するメッセージとして“本日のおすすめ「AAA」B割引き!”とのフォーマットを用意する。そして、CPU10が当該フォーマットの“AAA”の部分に販促対象の商品の名称を入力する。また、販促対象の商品との同時購入をおすすめする商品に関するメッセージとして“AAAなら!栄養満点!CCC!”とのフォーマットを用意する。そして、CPU10が当該フォーマットの“AAA”の部分に販促対象の商品の名称を入力し、“CCC”の部分にステップS303にて特定した商品の名称を入力する。
ステップS304の後、CPU10は、生成した画面データをサイネージ端末2に送信(出力)する(ステップS305)。サイネージ端末2のCPU20は、サーバ1から送信された画面データを通信ユニット24が受信したとき、当該画面データに基づくサイネージ画面100をディスプレイ25に表示させる。さらに、CPU20は、当該画面データに含まれるメッセージを読み上げる音声や音楽をスピーカ26に発生させる。
ステップS305の後、CPU10の動作はステップS301に戻る。このような画像データ生成処理によれば、サイネージ画面100に含まれるエリア102の内容が、現在の客層にリンクして随時変化することになる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るサーバ1のCPU10は、販促対象の商品に対しておすすめ実績マスタ52(第1マスタ)に規定された商品分類と店内の客層との組み合せに対して客層別おすすめマスタ53(第2マスタ)に規定されたおすすめ商品に関する情報と、販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成する生成手段と、生成手段が生成したサイネージ画面データをサイネージ端末2(表示装置)に出力する出力手段と、として機能する。
ここで、図4〜図7を用いて画面データ生成処理の具体例を挙げる。
例えば販促対象の商品が“鶏肉”である場合、図6の最上層に示すレコードから、同時購入をおすすめする商品分類は売上順位が1位である“カレー”となる(ステップS301)。さらに、例えば現在の客層が“子供連れが多い”である場合、図7の最上層に示すレコードから、“XXカレー(甘口)”と“YYカレー(甘口)”がおすすめ商品群となる(ステップS302)。図5の最上層に示すレコードから、“XXカレー(甘口)”と“YYカレー(甘口)”のうち売上順位が高いのは“XXカレー(甘口)”となる(ステップS303)。したがって、ディスプレイ25に表示されるサイネージ画面100は、図4に示すようにエリア101に“鶏肉”に関する情報が配置され、エリア102に“XXカレー(甘口)”に関する情報が配置されたものとなる(ステップS304,S305)。
このように、本実施形態に係るサイネージシステムは、販促対象の商品に関する情報だけでなく、当該商品との同時購入をすすめる商品に関する情報を配置したサイネージ画面100を表示する。さらに、サイネージシステムは、同時購入をおすすめする商品を店内の客層に基づいて選定する。このような構成であれば、店舗の客層の変動等によらず、良好な販促効果を得ることができる。
また、サイネージシステムは、店内の客層をカメラ3が撮像した画像に基づいて自動的に判別するので、店員が現在の客層を入力するなどの作業を行う必要もない。
また、サイネージシステムは、同時購入をおすすめする商品として売上実績の良い商品を選定するので、客に対する同時購入の提案力が高まる。
実施形態にて開示した構成は、適宜変形することができる。
例えば、サーバ1のCPU10が実行するとした実績更新処理、客層判定処理、および画面データ生成処理等の一部または全てを、サイネージ端末2のCPU20が実行してもよい。また、売上実績DB51、おすすめ実績マスタ52、および客層別おすすめマスタ53の一部または全てをサイネージ端末2が備えてもよい。
また、客層は、“子供連れが多い”と“子供連れが少ない”の2つに限られず、“男性が多い”、“女性が多い”、“お年寄りが多い”などの他の基準を採用してもよい。これらの他の基準を採用する場合には、ステップS203にて判定する客の属性に、男性、女性、お年寄りなどを加えればよい。
また、カメラ3の撮像領域は、店内ではなく店外に設定されてもよい。例えばサイネージ端末2の表示面を店外に向けて客の店舗への呼び込みを行う場合、カメラ3の撮像領域を店外に向けておけば、店外の通行人の属性から求まる客層に応じたサイネージ画面の表示が可能となる。
また、実績更新処理、客層判定処理、および画面データ生成処理等に関するコンピュータプログラムは、当初からROM11やROM21に記憶されている必要はなく、同様のプログラムがネットワークからサーバ1やサイネージ端末2にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムがサーバ1やサイネージ端末2にインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
また、クラウドコンピューティングを利用して実績更新処理、客層判定処理、および画面データ生成処理等を実現することも可能である。この場合、例えば複数のサーバを備えるクラウドとサイネージシステムとを通信接続し、サーバ1やサイネージ端末2が実行するとした処理の一部をクラウドに分担させればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…サーバ、2…サイネージ端末、3…カメラ、4…POS端末、10…サーバのCPU、20…サイネージ端末のCPU、25…ディスプレイ、26…スピーカ、51…売上実績DB、52…実績マスタ、53…おすすめ実績マスタ、100…サイネージ画面

Claims (6)

  1. 商品ごとに同時購入を薦める商品分類を規定した第1マスタ、および、商品分類および客層の組み合せごとにおすすめ商品を規定した第2マスタにアクセス可能なサイネージ処理装置であって、
    販促対象の商品に対して前記第1マスタに規定された商品分類および客層の組み合せに対して前記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、前記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成したサイネージ画面データを表示装置に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするサイネージ処理装置。
  2. 撮像領域を撮像して得られる画像データに含まれる人物像に基づき、当該人物の属性を特定する属性特定手段と、
    所定期間内に前記属性特定手段が特定した1又は複数の人物の属性に基づき、客層を判別する客層判別手段と、
    をさらに備え、
    前記生成手段は、販促対象の商品に対して前記第1マスタに規定された商品分類および前記客層判別手段によって判別された客層の組み合せに対して前記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、前記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成することを特徴とする請求項1に記載のサイネージ処理装置。
  3. 各商品の売上実績を記憶したデータベースにアクセス可能であり、
    前記第2マスタは、商品分類および客層の組み合せごとに複数のおすすめ商品を規定し、
    前記生成手段は、販促対象の商品に対して前記第1マスタに規定された商品分類および客層の組み合せに対して前記第2マスタに規定された複数のおすすめ商品のうち、前記データベースに記憶された売上実績が高い商品に関する情報と、前記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のサイネージ処理装置。
  4. 商品ごとに同時購入を薦める商品分類を規定した第1マスタ、および、商品分類および客層の組み合せごとにおすすめ商品を規定した第2マスタにアクセス可能なコンピュータを、
    販促対象の商品に対して前記第1マスタに規定された商品分類および客層の組み合せに対して前記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、前記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成する生成手段、
    前記生成手段が生成したサイネージ画面データを表示装置に出力する出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  5. 商品ごとに同時購入を薦める商品分類を規定した第1マスタ、および、商品分類および客層の組み合せごとにおすすめ商品を規定した第2マスタにアクセス可能であって、販促対象の商品に対して前記第1マスタに規定された商品分類および客層の組み合せに対して前記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、前記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成する生成手段を備えるサイネージ処理装置と、
    前記生成手段によって生成されたサイネージ画面データを表示する表示装置と、
    を含むことを特徴とするサイネージシステム。
  6. 撮像領域を撮像して画像データを生成するカメラをさらに備え、
    前記情報処理装置は、
    前記カメラが生成した画像データに含まれる人物像に基づき、当該人物の属性を特定する属性特定手段と、
    所定期間内に前記属性特定手段が特定した1又は複数の人物の属性に基づき、客層を判別する客層判別手段と、
    をさらに備え、
    前記生成手段は、販促対象の商品に対して前記第1マスタに規定された商品分類および前記客層判別手段によって判別された客層の組み合せに対して前記第2マスタに規定されたおすすめ商品に関する情報と、前記販促対象の商品に関する情報とを含むサイネージ画面データを生成することを特徴とする請求項5に記載のサイネージシステム。
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