JP6241367B2 - 複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造およびリンク連結方法 - Google Patents
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Description
2…ロアリンク
3…アッパリンク(リンク部材)
4…コントロールリンク(リンク部材)
6…クランクピン
10…アッパピン
11…ピストンピン
12…ピストン
14…コントロールピン
17a,17b…アッパピン用ピン穴
20…ロアリンクアッパ
21…ロアリンクロア
24…軸受支持部
24a,24b…軸受フランジ部
26…受容溝
27…ピン穴
37a,37b…アッパピン用ピン穴
47a,47b…アッパピン用ピン穴
57a,57b…アッパピン用ピン穴
120…ロアリンクアッパ
220…ロアリンクアッパ
Claims (8)
- ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、
このアッパリンクの他端にピンを介して連結され、且つクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、
一端が機関本体に揺動可能に支持され、且つ他端が上記ロアリンクにピンを介して連結されたコントロールリンクと、
を備え、
リンク部材であるアッパリンクまたはコントロールリンクと上記ロアリンクとの連結部の構造として、
上記ロアリンクの一部に対向配置された一対の軸受フランジ部をもって二股状の軸受支持部を設けてあるとともに、
上記軸受支持部の軸受フランジ部同士の間の受容溝に相手側となるリンク部材を挿入し、
上記一対の軸受フランジ部とリンク部材とに跨ってピンを圧入することによりロアリンクに対してリンク部材を回動可能に連結してある内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構のリンク連結構造において、
上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅を底部側の溝幅よりも予め大きく形成してある一方、
上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入された状態では、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになるように設定してあることを特徴とする複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。 - 上記ピンが圧入されるピン穴を一対の軸受フランジ部にそれぞれに形成してあることを特徴とする請求項1に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
- 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅が底部側の溝幅よりも大きくなるように一対の軸受フランジ部の開放端側が互いに外側に開いていて、
上記開放端側が外側に開いているそれぞれの軸受フランジ部に面直角のかたちでピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。 - 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅が底部側の溝幅よりも大きくなるように一対の軸受フランジ部の開放端側が互いに外側に開いていて、
上記開放端側が外側に開いているそれぞれの軸受フランジ部に当該軸受フランジ部に圧入されるピンの軸心と平行にピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。 - 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記一対の軸受フランジ部の外側面同士が互いに平行であって、且つそれら一対の軸受フランジ部の先端部側の厚み寸法を根元部側の厚み寸法よりも小さく形成してあるとともに、それぞれの軸受フランジ部の外側面に面直角のかたちでピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
- 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記一対の軸受フランジ部の外側面同士が互いに平行であって、且つそれら一対の軸受フランジ部の先端部側の厚み寸法を根元部側の厚み寸法よりも小さく形成してあるとともに、それぞれの軸受フランジ部の内側面に面直角のかたちでピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
- 上記一対の軸受フランジ部のピン穴とそれに圧入されるピンとのはめ合いの関係が締まりばめであることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
- 請求項2〜7のいずれか一つに記載のリンク連結構造のためのリンク連結方法であって、
上記一対の軸受フランジ部にピンを圧入するに際して、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになるように双方の軸受フランジ部を弾性変形させた状態でピン穴にピンを圧入し、
上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入された状態では、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになる当該ピンの圧入状態を双方の軸受フランジ部の弾性復元力によって自己保持させることを特徴とする複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構方法。
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JP2014106605A JP6241367B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造およびリンク連結方法 |
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JP2015222034A JP2015222034A (ja) | 2015-12-10 |
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Family Applications (1)
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