JP6241201B2 - 電子デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子デバイス及びその製造方法に関する。
電子デバイス、例えば半導体デバイスにおいて、リーク電流を抑制し低消費電力化するために、半導体チップの動作温度を下げることは重要である。半導体チップの放熱技術としては、半導体チップとヒートシンクとの間の接続を改善したもの等がある(特許文献1,2を参照)。また、半導体チップの発熱体に熱伝導率の高い材料を直接接続して、放熱を行う構成等も案出されている(特許文献3を参照)。
特開2010−50170号公報 特開2010−114120号公報 特開2005−109133号公報
近時では、熱伝導性に優れているカーボンナノチューブ(CNT)をサーマルTSV及びサーマルインターフェースマテリアル(TIM)に適用し、排熱特性を向上させることが提案されている。CNTの熱伝導率は、実験的に数10W/mK〜1000W/mKが得られており、従来のTIM材ハンダ(50W/mK)やSi基板(168W/mK)と比較して数倍から一桁の高い熱伝導性が期待できる。
CNTをサーマルTSVとTIMに適用する場合、半導体チップの発熱部分(ホットスポット)から放出された熱は、サーマルTSVを通ってTIMでヒートスプレッダに伝達し、冷却ユニットから排熱される。
ところがこの場合、CNT自体の熱伝導率が高くても、サーマルTSVとTIMとの界面やTIMとヒートスプレッダとの界面等の接触熱抵抗が大きいと、期待される程度の排熱効果が得られないという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、電子部品に配設する熱伝導材料の優れた熱伝導性を可及的に発揮せしめることにより、当該熱伝導材料に期待される高い排熱効果を十分に得ることを可能とする電子デバイス及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の電子デバイスは、裏面に孔が形成されており、前記裏面に前記孔内を埋め込む熱伝導材料が配設された電子部品と、前記電子部品と熱的に接続される放熱機構とを含み、前記放熱機構は、開口が形成され、内部に作動液が封入された中空部を有しており、前記熱伝導材料は、その一部が前記開口から前記中空部内に進入し、前記作動液に浸漬している。
本発明の電子デバイスの製造方法は、電子部品の裏面に孔が形成されており、前記裏面に前記孔内を埋め込む熱伝導材料を配設する工程と、前記電子部品と放熱機構とを熱的に接続する工程とを含み、前記放熱機構は、開口が形成された中空部を有しており、前記熱伝導材料の一部を前記開口から前記中空部内に進入させ、前記熱伝導材料が前記中空部内に注入された作動液に浸漬するように、前記電子部品を放熱機構に接続して封止する。
本発明によれば、電子部品に配設する熱伝導材料の優れた熱伝導性を可及的に発揮せしめることにより、当該熱伝導材料に期待される高い排熱効果を十分に得ることが可能となる。
本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図1に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図2に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図3に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図4に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図5に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図6に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図7に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図8に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 図9に引き続き、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。 本実施形態による半導体装置の素子層の形成工程を工程順に示す概略断面図である。 図11に引き続き、本実施形態による半導体装置の素子層の形成工程を工程順に示す概略断面図である。 本実施形態による半導体装置のヒートスプレッダを示す概略断面図である。 本実施形態による半導体装置における放熱メカニズムを説明するための概略断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、電子デバイスとして、パッケージ基板上に半導体チップが実装されてなる半導体装置について、その製造方法と共に説明する。
図1〜図10は、本実施形態による半導体装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
先ず、図1に示すように、シリコン基板1の裏面1aに複数の孔1Aを形成する。
基板として、例えばシリコン基板1を用意する。シリコン基板1は、例えば775μm程度の厚みとされている。
シリコン基板1の裏面をリソグラフィー及びドライエッチングにより所定深さまで加工する。これにより、シリコン基板1の裏面に非貫通の複数の孔1Aが形成される。孔1Aは、例えばその径が20μm〜100μm程度、ここでは50μm程度とされ、深さが基板の厚さ以下、例えば、700μm程度とされる。
続いて、図2に示すように、シリコン基板1の裏面1a及び孔1Aの底面1a1に、下地材料2及び触媒材料3を順次形成する。
詳細には、先ず、ALD法、スパッタ法等により、例えばTa,TaN等を15nm程度の厚みに堆積する。これにより、シリコン基板1の裏面1a及び孔1Aの底面1a1にには、バリアメタルである下地材料2が形成される。
次に、真空蒸着法等により、触媒材料を数nm、例えば、1nm程度の厚みに堆積する。触媒材料としては、Co,Ni,Fe等から選ばれた1種又は2種以上と、Ti,TiN,TiO2,V,Al等から選ばれた1種又は2種以上との混合材料を用いる。例えばCo/Ti又はFe/Alが選ばれる。これにより、シリコン基板1の裏面1a及び孔1Aの底面1a1には、下地材料2上に触媒材料3が形成される。
続いて、図3に示すように、シリコン基板1の裏面1a及び孔1A内に、高熱伝導材料、例えば炭素の線状構造体であるCNT4を形成する。なお、CNTの代わりに例えばカーボンナノファイバーを形成することもできる。
詳細には、プラズマCVD法や熱CVD法により、成長温度を基板材料の融点以下、例えば、800℃程度に設定し、電界の印加方向を基板表面に垂直な方向として、カーボンナノチューブ(CNT)の成長処理を実行する。これにより、シリコン基板1の裏面1a及び孔1Aの底面1a1に存する触媒材料2から起立するようにCNT4が形成される。CNT4は、裏面1a及び孔1Aの底面1a1からそれぞれ成長し、孔1Aを充填し孔1Aから突出する所定長さに形成される。
続いて、図4に示すように、複数のCNT4により形成される先端面を平坦化する。
詳細には、CNT4の先端面を整えるべく、例えばCNT4の先端部分に化学機械研磨(CMP)を行う。これにより、裏面1aから成長したCNT4と、孔1Aの底面1a1から成長したCNT4とで、CNT4の裏面1aからの長さが略同一とされ、複数のCNT4より形成される先端面が平坦となる。
なお、この平坦化工程は行わない場合もある。
続いて、図5に示すように、シリコン基板1を適宜薄化する。
詳細には、CNT4を形成した後に、シリコン基板1の表面1bを、下地材料2が露出しない限度でグラインド等により研削する。これにより、シリコン基板1を適宜薄化する。なお、この基板薄化工程は省略する場合もある。
続いて、図6に示すように、シリコン基板1の表面1b上に、機能素子として例えばMOS構造のトランジスタ素子及びその配線構造を備えた素子層5を形成する。なお、図6〜図10では、図示の便宜上、素子層5の内部構造の図示は省略する。
素子層5の形成工程について、図11及び図12を用いて説明する。なお、図11及び図12では、シリコン基板1の表層部分のみを示す。
先ず、図11(a)に示すように、トランジスタ素子20aを形成する。
詳細には、先ず、シリコン基板1の表層に例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法により素子分離構造11を形成し、素子活性領域を確定する。
次に、素子活性領域に所定の導電型の不純物をイオン注入し、ウェル12を形成する。
次に、素子活性領域に熱酸化等によりゲート絶縁膜13を形成し、ゲート絶縁膜13上にCVD法により多結晶シリコン膜及び膜厚例えばシリコン窒化膜を堆積し、シリコン窒化膜、多結晶シリコン膜、及びゲート絶縁膜13をリソグラフィー及びそれに続くドライエッチングにより電極形状に加工することにより、ゲート絶縁膜13上にゲート電極14をパターン形成する。このとき同時に、ゲート電極14上にはシリコン窒化膜からなるキャップ膜15がパターン形成される。
次に、キャップ膜15をマスクとして素子活性領域にウェル12と逆導電型の不純物をイオン注入し、いわゆるエクステンション領域16を形成する。
次に、全面に例えばシリコン酸化膜をCVD法により堆積し、このシリコン酸化膜をいわゆるエッチバックすることにより、ゲート電極14及びキャップ膜15の側面のみにシリコン酸化膜を残してサイドウォール絶縁膜17を形成する。
次に、キャップ膜15及びサイドウォール絶縁膜17をマスクとして素子活性領域にエクステンション領域16と同じ導電型の不純物をイオン注入し、エクステンション領域16と重畳されるソース/ドレイン領域18を形成する。以上により、トランジスタ素子20aが形成される。
続いて、図11(b)に示すように、層間絶縁膜19を形成する。
詳細には、トランジスタ素子20aを覆うように、例えばシリコン酸化物を堆積し、層間絶縁膜19を形成する。層間絶縁膜19は、化学機械研磨(CMP)によりその表面を研磨する。
続いて、図11(c)に示すように、層間絶縁膜19にコンタクト孔19aを形成する。
詳細には、層間絶縁膜19をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工する。これにより、ソース/ドレイン領域18の表面の一部を露出するコンタクト孔19aが形成される。
続いて、図12(a)に示すように、コンタクトプラグ21を形成する。
詳細には、コンタクト孔19aを埋め込む厚みに、層間絶縁膜19上に導電材料、例えばタングステン(W)をCVD法等により堆積する。
WをCMPで表面研磨し、コンタクト孔19a内のみにWを残す。以上により、コンタクト孔19aをWで充填してなるコンタクトプラグ21が形成される。
続いて、図12(b)に示すように、配線構造20bを形成する。
詳細には、先ず、層間絶縁膜19上に配線材料、例えばアルミニウム(Al)合金をスパッタ法等により堆積し、リソグラフィー及びドライエッチングによりAl合金を加工する。以上により、層間絶縁膜19上に、コンタクトプラグ21と電気的に接続された配線22が形成される。
次に、層間絶縁膜19上に配線22を覆うように、例えばシリコン酸化物を堆積し、層間絶縁膜23を形成する。
次に、層間絶縁膜23をリソグラフィー及びドライエッチングにより加工し、配線22の表面の一部を露出するビア孔23aを形成する。
次に、ビア孔23aを埋め込む厚みに、層間絶縁膜23上に導電材料、例えばタングステン(W)をCVD法等により堆積する。WをCMPで表面研磨し、ビア孔23a内のみにWを残す。以上により、ビア孔23aをWで充填してなるビアプラグ24が形成される。
次に、層間絶縁膜23上に配線材料、例えばAl合金をスパッタ法等により堆積し、リソグラフィー及びドライエッチングによりAl合金を加工する。以上により、層間絶縁膜23上に、ビアプラグ24と電気的に接続された配線25が形成される。
しかる後、層間絶縁膜23の表面に、配線25と電気的に接続された、外部接続用の電極パッド26を形成する。
以上により、層間絶縁膜19,23内にトランジスタ素子20a及び配線構造20bを備え、表面に電極パッド26を有する素子層5が形成される。
なお、上記の例では、素子層5の配線構造20bを2層の配線で形成したが、更に多層に配線を積層形成し、素子層を形成するようにしても良い。
続いて、図7に示すように、ダイシングによりシリコン基板1を加工し、各半導体チップ10を切り出す。
続いて、図8に示すように、半導体チップ10をパッケージ基板20に搭載する。
詳細には、所定の配線層が積層形成されてなるパッケージ基板20を用意する。パッケージ基板20の表面に半導体チップ10の表面1bを対向させ、ハンダバンプ32により半導体チップ10の電極パッド26とパッケージ基板20の所定部位とを電気的に接続する。半導体チップ10とパッケージ基板20との間の空隙は、所定の絶縁性の樹脂33により封止される。
続いて、図9に示すように、半導体チップ10に放熱機構であるヒートスプレッダ30を配設する。
ヒートスプレッダ30は、図13に示すように、Cu等の高熱伝導材料からなる底を有しない筐体状部材であり、上面部分が中空部31とされている。中空部31には、その内側の主面に開口31aが形成されている。
半導体チップ10にヒートスプレッダ30を配設する際には、所定の真空の環境中において、中空部31内に作動液34を注入する。作動液34は、水、フッ素系溶剤、及びアルコール類から選ばれた1種が用いられる。CNTは疎水性であることから、フッ素系溶剤又はアルコール類を作動34として用いることにより、CNT4が作動液34と優れた親和性をもって接触することになる。なお、水は熱容量が大きく、作動液34として適しているが、水を作動液34として用いる場合には、CNT4との親和性を確保すべく、CNT4の表面を親水性とするためにCNT4に所定の化学修飾(例えば、カルボキシル基(−COOH)による化学修飾)を施すことが好適である。
次に、半導体チップ10のCNT4の所定長さの先端部分を開口31aから中空部31内に進入させ、CNT4を作動液34に浸漬させる。この状態で、所定の接着剤35を用いて、半導体チップ10を中空部31に密封固定する。そして、ヒートスプレッダ30の先端部をパッケージ基板20の表面に接着固定する。
なお、中空部31内に作動液34を注入する工程に先立って、所定の真空の環境中において、先ず半導体チップ10のCNT4の先端部分を開口31aから中空部31内に進入させ、接着剤35で半導体チップ10を中空部31に密封固定するようにしても良い。この場合、半導体チップ10を中空部31に密封固定した後に、中空部31の所定部位から中空部31内に作動液34を注入し、当該所定部位を閉じる。
続いて、図10に示すように、CuやIn等の金属材料等からなるTIM36により、ヒートスプレッダ30の中空部31の上面を、空冷式又は水冷式等の所定の冷却ユニット37と熱的に接続される。
以上により、本実施形態による半導体装置が形成される。この半導体装置は、パッケージ基板20の裏面にハンダバンプを配設し、例えば所定のマザーボード等に実装される。
以下、本実施形態による半導体装置における放熱メカニズムについて、図14を用いて説明する。図14では、説明の便宜上、本実施形態による半導体装置のうち、半導体チップ10及びヒートスプレッダ30の中空部31のみを示す。
この半導体装置では、半導体チップ10のCNT4の先端部分が中空部31内に進入し、作動液34に浸漬している。作動液34は、CNT4と親和性に優れており、CNT4に沿って半導体チップ10の孔1A内でCNT4の先端部分まで浸透する。
半導体装置では、半導体チップ10の素子層5の所定部分が発熱部位(ホットスポット)41となり、以下のような一連の相変化減少(ヒートパイプの原理)により排熱される。
ホットスポット41からの放熱によりCNT4が加熱され、CNT4で作動液34が蒸発して蒸発潜熱の吸収が起こる。蒸気は孔1A内を通ってヒートスプレッダ30の中空部31内へ移動し、比較的低温の中空部31の内壁で蒸気が凝縮し、蒸発潜熱が放出される。放出された蒸発潜熱は、TIM36を介して冷却ユニット37に排熱される。一方、凝縮した作動液34は、毛細管現象又は重力により比較的高温のCNT4に環流される。
本実施形態では、半導体チップ10におけるホットスポット41とヒートスプレッダ30の中空部31との間に存する熱伝導部材が、CNT間の界面を有しない連続したCNT4のみとされている。半導体チップ10の孔1Aの底部1a1には極めて微量の薄い下地材料2及び触媒材料3が存するが、熱伝導に与える影響は殆どなく、無視し得るものである。即ちこの場合、実質的に熱抵抗を生じる界面は、CNT4と半導体チップ10の基板部分の1つのみとなり、高効率な排熱効果が得られる。
以上説明したように、本実施形態によれば、半導体チップ10に配設する熱伝導材料であるCNT4の優れた熱伝導性を可及的に発揮せしめることにより、CNT4に期待される高い排熱効果を十分に得ることが可能となる。
なお、本発明は、上記した半導体装置のみならず、例えば複数の半導体チップが平面実装されてなる、いわゆる2.5D積層チップ等にも適用することができる。この場合、ヒートスプレッダの中空部に、並列する複数の半導体チップが本実施形態と同様に配設されることになる。
電子デバイス及びその製造方法の諸態様を、付記として以下にまとめて記載する。
(付記1)裏面に熱伝導材料が配設された電子部品と、
前記電子部品と熱的に接続される放熱機構と
を含み、
前記放熱機構は、開口が形成され、内部に作動液が封入された中空部を有しており、
前記熱伝導材料は、その一部が前記開口から前記中空部内に進入し、前記作動液に浸漬していることを特徴とする電子デバイス。
(付記2)前記熱伝導材料は、炭素の線状構造体であることを特徴とする付記1に記載の電子デバイス。
(付記3)前記電子部品は、前記裏面に孔が形成されており、
前記熱伝導材料は、前記孔内を埋め込むことを特徴とする付記1又は2に記載の電子デバイス。
(付記4)前記作動液は、水、フッ素系溶剤、及びアルコール類から選ばれた1種であることを特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載の電子デバイス。
(付記5)電子部品の裏面に熱伝導材料を配設する工程と、
前記電子部品と放熱機構とを熱的に接続する工程と
を含み、
前記放熱機構は、開口が形成された中空部を有しており、
前記熱伝導材料の一部を前記開口から前記中空部内に進入させ、前記熱伝導材料が前記中空部内に注入された作動液に浸漬するように、前記電子部品を放熱機構に接続して封止することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
(付記6)前記熱伝導材料は、炭素の線状構造体であることを特徴とする付記5に記載の電子デバイスの製造方法。
(付記7)前記電子部品は、前記裏面に孔が形成されており、
前記熱伝導材料は、前記孔内を埋め込むことを特徴とする付記5又は6に記載の電子デバイスの製造方法。
(付記8)前記作動液は、水、フッ素系溶剤、及びアルコール類から選ばれた1種であることを特徴とする付記5〜7のいずれか1項に記載の電子デバイスの製造方法。
1 シリコン基板
1A 孔
1a 裏面
1a1 底面
1b 表面
2 下地材料
3 触媒材料
4 CNT
5 素子層
10 半導体チップ
11 素子分離構造
12 ウェル
13 ゲート絶縁膜
14 ゲート電極
15 キャップ膜
16 エクステンション領域
17 サイドウォール絶縁膜
18 ソース/ドレイン領域
19,23 層間絶縁膜
19a コンタクト孔
20 パッケージ基板
20a トランジスタ素子
20b 配線構造
21 コンタクトプラグ
22,25 配線
23a ビア孔
24 ビアプラグ
26 電極パッド26
30 ヒートスプレッダ
31 中空部
31a 開口
32 ハンダバンプ
33 樹脂
34 作動液
35 接着剤
36 TIM
37 冷却ユニット
41 ホットスポット

Claims (6)

  1. 裏面に孔が形成されており、前記裏面に前記孔内を埋め込む熱伝導材料が配設された電子部品と、
    前記電子部品と熱的に接続される放熱機構と
    を含み、
    前記放熱機構は、開口が形成され、内部に作動液が封入された中空部を有しており、
    前記熱伝導材料は、その一部が前記開口から前記中空部内に進入し、前記作動液に浸漬していることを特徴とする電子デバイス。
  2. 前記熱伝導材料は、炭素の線状構造体であることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記作動液は、水、フッ素系溶剤、及びアルコール類から選ばれた1種であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子デバイス。
  4. 電子部品の裏面に孔が形成されており、前記裏面に前記孔内を埋め込む熱伝導材料を配設する工程と、
    前記電子部品と放熱機構とを熱的に接続する工程と
    を含み、
    前記放熱機構は、開口が形成された中空部を有しており、
    前記熱伝導材料の一部を前記開口から前記中空部内に進入させ、前記熱伝導材料が前記中空部内に注入された作動液に浸漬するように、前記電子部品を放熱機構に接続して封止することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  5. 前記熱伝導材料は、炭素の線状構造体であることを特徴とする請求項に記載の電子デバイスの製造方法。
  6. 前記作動液は、水、フッ素系溶剤、及びアルコール類から選ばれた1種であることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子デバイスの製造方法。
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