JP6241138B2 - 緊急制動表示灯の制御装置 - Google Patents

緊急制動表示灯の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6241138B2
JP6241138B2 JP2013177059A JP2013177059A JP6241138B2 JP 6241138 B2 JP6241138 B2 JP 6241138B2 JP 2013177059 A JP2013177059 A JP 2013177059A JP 2013177059 A JP2013177059 A JP 2013177059A JP 6241138 B2 JP6241138 B2 JP 6241138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
predetermined
threshold value
deceleration
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013177059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015044489A (ja
Inventor
洋仁 安松
洋仁 安松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2013177059A priority Critical patent/JP6241138B2/ja
Publication of JP2015044489A publication Critical patent/JP2015044489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6241138B2 publication Critical patent/JP6241138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、緊急制動表示灯の制御装置に関するものである。
車両においては、車両の減速度が所定のしきい値以上となる急減速時に、ハザードランプを点灯させて(点滅させて)、後続車両に注意を喚起することが考えられている。上記所定のしきい値(所定減速度)を小さい値に設定すると、高車速のときは少ないブレーキ操作によっても減速度が大きくなるので、ハザードランプが自動点灯されてしまう機会がいたずらに増大してしまい、煩わしさを与える原因となる。逆に、所定のしきい値を大きい値に設定すると、低車速時での急減速時にハザードランプが自動点灯されにくくなってしまうことになる。
上記問題を解消するために、特許文献1には、車速と車両の減速度と減速幅との3つのパラメータを用いて、ハザードランプの自動点灯制御を行うものが開示されている。具体的には、車速が所定車速以上で、車両の減速度が所定のしきい値(所定の減速度)以上で、かつ車両の減速幅が所定以上という全ての条件を満足したときに、ハザードランプを自動点灯させるものが開示されている。
特開平7−125572号公報
前記特許文献1に記載のものでは、低車速時から高車速時までの広い車速範囲に渡ってハザードランプを適切に自動点灯できるものの、制御が複雑となってしまうことになる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、簡単な制御によって、低車速時から高車速時までの広い車速範囲に渡ってハザードランプを適切に自動点灯できるようにした緊急制動表示灯の制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、すなわち、
車両の急減速時にハザードランプを自動的に点灯させるようにした緊急制動表示灯の制御装置であって、
車速を検出する車速検出手段と、
車両の減速度を検出する減速度検出手段と、
前記減速度検出手段で検出される減速度が所定のしきい値以上となったときに、ハザードランプを点灯させる点灯制御手段と、
車速に応じて前記所定のしきい値を変更するしきい値変更手段と、
を備え、
前記しきい値変更手段は、車速が第1設定車速未満のときは、前記しきい値を車速の増大に応じて徐々に大きくなるように変更し、車速が該第1所定車速以上でかつ該第1所定車速よりも大きい車速に設定された第2所定車速未満のときは、前記しきい値を該第1所定車速未満のときに設定される最大しきい値に設定し、車速が該第2所定車速以上のときは、前記しきい値を該最大しきい値よりも小さい値に設定する、
ようにしてある。上記解決手法によれば、車速に応じて所定のしきい値(所定の減速度)を変更するという簡単な制御によって、低車速時から高車速時までの広い車速範囲に渡ってハザードランプを適切に自動点灯させることができる。
また、低車速時でのハザードランプの自動点灯が確実に行えるようにしつつ、高車速時での少ないブレーキ操作によっていたずらにハザードランプが自動点灯されてしまう事態を防止することができる。
さらに、超高速時には、ハザードランプが自動点灯される機会を増大させることにより速度の出し過ぎを警報して、安全運転を促す上で好ましいものとなる。
本発明によれば、簡単な制御によって、低車速時から高車速時までの広い車速範囲に渡ってハザードランプを適切に自動点灯させることができる。
ハザードランプを自動点灯させて後続車両に注意を喚起している状態を示す簡略説明図。 本発明の制御系統例を示すブロック図。 車速に応じた所定のしきい値(所定の減速度)の参考例を示す図。 車速に応じた所定のしきい値(所定の減速度)の設定例を示す図。 本発明の制御例を示すフローチャート。
図1において、自車両としての先行車両が1で示され、その後続車両が3で示される。先行車両1が急減速したとき、そのハザードランプ2が自動的に点灯されて(点滅表示となる)、後続車両3に対して追突等を防止するための注意喚起が行われる。なお、ハザードランプ2は、左右の方向指示灯で構成されている。
図2は、先行車両1に構成されて、ハザードランプ2を自動点灯制御するための制御系統例を示す。この図2において、10は、ハザードランプ2の駆動回路で、この駆動回路10は、既知のように、運転者によりマニュアル操作されるハザードスイッチ11がON操作されると、ハザードランプ2(つまり左右両方の方向指示灯)が点灯される(点滅表示)。また、ターンスイッチ12が操作されると、その操作方向に応じた左右一方のハザードランプ2(方向指示灯)が点灯される(点滅表示)。
駆動回路10は、さらに、マイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラ(制御ユニット)21からの点灯指令を受けたときに、ハザードランプ2を点灯させる。このコントローラ21には、車速センサ22からの車速信号が入力される。コントローラ21は、車速センサ22で検出された車速に基づいて(車速を微分することにより)、車両の減速度を算出するようになっている(減速度検出手段)。
コントローラ21から駆動回路10への点灯指令は、車両の減速度が所定のしきい値(所定の減速度)以上のときに行われる。そして、この所定のしきい値が、例えば図3の実線で示すように、車速に応じて変更されるようになっている。すなわち、車速センサ22で検出される車速があらかじめ設定された所定車速V1(例えば80km/h)未満のときは、所定のしきい値が小さい値G1(例えば0.6gで、gは重力加速度)として設定される。また、車速センサ22で検出される車速が上記所定車速V1以上のときは、所定のしきい値が大きい値G2(例えば0.7g)として設定される(ステップ式にしきい値Gを変更)。
図3は参考例としての特定を示すもので、図中、実線は、基本設定特性を示し、車両のスリップ(ブレーキ時における車輪のロック)を防止するためのABS制御手段23(図2参照)が非作動のときを想定した設定とされている。また、図3中破線は、ABS制御手段23が作動したときを想定した設定とされている(車輪のスリップつまりロックを防止するための制御が実行されているときを想定した設定)。ただし、実施形態では、図3の実線の特性のみがコントローラ21内の記憶手段に記憶されており、破線の特性は実線の特性を所定割合(例えば10%)小さい値に補正することにより算出するようにしてある。勿論、破線で示す特性を別途記憶手段に記憶させておくこともできる。
コントローラ21によるハザードランプ2の自動点灯制御は、例えば次のように行われる。まず、車速センサ22で検出される車速が所定車速V1未満のときは、所定のしきい値がG1に設定される。これにより、低車速時においては、車速センサ22で検出される車速を微分して得られる減速度がG1以上の急減速時に、ハザードランプ2が自動点灯されることになる。低車速時にハザードランプ2を自動点灯させるときの所定のしきい値がG1というように小さい値に設定されているので、低車速時おいて確実にハザードランプ2を自動点灯させることができる。
車速センサ22で検出される車速が所定車速V1以上のときは、所定のしきい値がG2に設定される。これにより、高車速時においては、車速センサ22で検出される車速を微分して得られる減速度がG2以上の急減速時に、ハザードランプ2が自動点灯されることになる。高車速時にハザードランプ2を自動点灯させるときの所定のしきい値がG2というように大きい値に設定されているので、高車速時おいて、少ないブレーキ操作したときに不必要にハザードランプ2を自動点灯させてしまうという事態が回避されることになる。
図4は、本発明おける設定例を示すものである。この図4の実線で示す基本特性は、所定車速V1未満のときは、車速の増大に応じて徐々にしきい値Gが大きくなるように変更される(線形的な増大で、連続可変式に変更)。また、極めて大きな所定車速V2(例えば120km/hで、V2>V1)が設定されて、車速がV1とV2の間にあるときは、大きなしきい値G2に設定され、車速がV2以上のときは、しきい値Gがステップ的にG3というように小さい値に変更される。なお、実施形態では、G3>G1としてあるが、G3をG1と同じ値かそれ以下の値に設定することもできる。図4に示す特性は、特に超高速での走行時に、ハザードランプ2が自動点灯され易くして、速度の出し過ぎを運転者に警報するために好ましい設定となる。なお、ABS制御手段23の作動時には、図4破線で示すように、非作動時に比してしきい値Gが小さい値に設定(補正)される。
次に、ABS制御手段23の作動状態をも加味したコントローラ21の制御内容について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、図5の制御は、ブレーキ時でかつ車速があらかじめ設定された所定車速(例えば50km/h)以上であることを前提として実行される(車速が上記所定車速未満のときは、ハザードランプ2の自動点灯なし)。また、以下の説明でQはステップを示す。
まず、Q1において、車速センサ22で検出された車速Vが読み込まれる。次いで、Q2において、Q1で読み込まれた車速Vに基づいて、しきい値Gが設定される(図3または図4の実線の特性に基づく設定)。
Q2の後、Q3において、ABS制御手段23が作動しているか否か(スリップ防止制御が実行されているか否か)が判別される。このQ3の判別でYESのときは、Q4において、Q2で設定されたしきい値Gが小さい値(例えば10%だけ小さい値)に補正される。Q4の後、あるいはQ3の判別でNOのときは、それぞれQ5において、車速センサ22で検出された車速を微分することにより、車両の実際の減速度βが算出される。
Q5の後、Q6において、実際の減速度βが、しきい値G以上であるか否かが判別される。このQ6の判別でNOのときは、Q1に戻る(ハザードランプ2の自動点灯なし)。Q6の判別でYESのときは、Q7において、ハザードランプ2が自動点灯される(コントローラ21から駆動回路10に対して点灯指令信号が出力される)。
Q7の後、Q8において、ハザードランプ2の自動点灯開始から、あらかじめ設定された所定時間(例えば3〜5秒)経過したか否かが判別される。このQ8の判別でNOのときは、Q7に戻る(ハザードランプ2の自動点灯の継続)。Q8の判別でYESのときは、Q9において、ハザードランプ2が消灯される。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。ハザードランプ2の自動点灯制御は、走行中の全ての車速域において行うようにしてもよい。車速に応じたしきい値Gの変更(設定)は、車速の読み込みタイミング毎に行うようにしてもよいが、変更(設定)タイミングを、例えば、アクセルペダルの踏み込みが解放されたとき、あるいはブレーキペダルの踏み込みが開始されたときに行うようにしてもよく、また、ブレーキペダルの踏み込み量、踏み込み速度あるいは踏み込み力が、あらかじめ設定された所定値以上になったときに行うようにしてもよい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、ハザードランプの自動点灯を利用した注意喚起を行って、安全上好ましいものとなる。
1:先行車両
2:ハザードランプ
3:後続車両
10:駆動回路
21:コントローラ
22:車速センサ
23:ABS制御手段

Claims (1)

  1. 車両の急減速時にハザードランプを自動的に点灯させるようにした緊急制動表示灯の制御装置であって、
    車速を検出する車速検出手段と、
    車両の減速度を検出する減速度検出手段と、
    前記減速度検出手段で検出される減速度が所定のしきい値以上となったときに、ハザードランプを点灯させる点灯制御手段と、
    車速に応じて前記所定のしきい値を変更するしきい値変更手段と、
    を備え、
    前記しきい値変更手段は、車速が第1設定車速未満のときは、前記しきい値を車速の増大に応じて徐々に大きくなるように変更し、車速が該第1所定車速以上でかつ該第1所定車速よりも大きい車速に設定された第2所定車速未満のときは、前記しきい値を該第1所定車速未満のときに設定される最大しきい値に設定し、車速が該第2所定車速以上のときは、前記しきい値を該最大しきい値よりも小さい値に設定する、
    ことを特徴とする緊急制動表示灯の制御装置。
JP2013177059A 2013-08-28 2013-08-28 緊急制動表示灯の制御装置 Active JP6241138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177059A JP6241138B2 (ja) 2013-08-28 2013-08-28 緊急制動表示灯の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177059A JP6241138B2 (ja) 2013-08-28 2013-08-28 緊急制動表示灯の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015044489A JP2015044489A (ja) 2015-03-12
JP6241138B2 true JP6241138B2 (ja) 2017-12-06

Family

ID=52670428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013177059A Active JP6241138B2 (ja) 2013-08-28 2013-08-28 緊急制動表示灯の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6241138B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03135851A (ja) * 1989-10-19 1991-06-10 Mazda Motor Corp ハザード自動点灯装置
JPH04358935A (ja) * 1991-06-03 1992-12-11 Honda Motor Co Ltd 減速ランプ駆動制御回路
DE4305186C2 (de) * 1993-02-19 1996-02-01 Gerhaher Max Verfahren zur Reduzierung der Gefahr von Auffahrunfällen im Straßenverkehr durch eine Verzögerungswarnung und Verzögerungswarnanlage
JPH09142203A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Aisin Seiki Co Ltd 自動車用追突警報装置
US7834751B2 (en) * 2007-03-27 2010-11-16 Gm Global Technology Operations, Inc. Method and apparatus for vehicle brake light control

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015044489A (ja) 2015-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10773647B2 (en) Method for triggering an automatic emergency braking process with variable warning time period
JP6241139B2 (ja) 緊急制動表示灯の制御装置
US7646290B2 (en) Deceleration warning device and method for a motor vehicle
JP2014091380A (ja) 運転走行支援装置
JP2009012554A (ja) 車両用灯具システム
KR20120026879A (ko) 차량의 긴급 제동 경보 장치 및 방법
JP2009190686A (ja) 危険回避支援システム
KR101536677B1 (ko) 차량 추돌사고 예방 장치
KR101756034B1 (ko) 뒤차량의 속도변화에 대응하는 차량 후방 미등 휘도의 자동조절 방법 및 장치
JP2006069245A (ja) 車両用警告灯装置
JP6241138B2 (ja) 緊急制動表示灯の制御装置
JP2012120368A (ja) 自動車
JPH03135851A (ja) ハザード自動点灯装置
JP6241140B2 (ja) 緊急制動表示灯の制御装置
KR101855705B1 (ko) 차량 충돌 방지 테일 램프
JP2015101308A (ja) 緊急制動表示灯の制御装置
JP2004182148A (ja) 車輌用制動灯制御装置
JP6241200B2 (ja) 緊急制動表示灯の制御装置
JP2010143332A (ja) 制御装置
JP2006004242A (ja) 車輌用走行制御装置
JP2005233378A (ja) 車両用無段変速機の制御方法及び制御装置
JP6506152B2 (ja) 車両用装置及びコンピュータプログラム
US20240043028A1 (en) Driving support device
JP2015101307A (ja) 緊急制動表示灯の制御装置
JP4978599B2 (ja) 制動灯制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6241138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150