JP6239950B2 - 段ボール製の緩衝材 - Google Patents
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Description
特許文献1の段ボール製の緩衝材は、一枚の段ボールシートから折り上げられ、コ字状の本体部の両端部に連接された胴巻き片を、本体部と直角方向からコ字状に折り込んで、本体部に穿設したスロットに差込み連結している。
一方、使用した段ボール製の緩衝材を廃棄する場合は、嵩張らないように、できれば、シート状に展開するのが望ましいのであるが、コ字状に折り込んだものを差込み連結した緩衝材は、差込片が強固に嵌合結合しているので、簡単には展開できない。
このため、ナイフなどで切断したり踏みつけて扁平状にしているが、手間が掛かかりすぎるという問題がある。
また、被包装物の重量が大きい場合は、段ボールシートを両側からコ字状に折り込んで複数の連なった角筒を形成する手段が採られるが、この角筒を展開することは簡単ではなく、処理に時間を費やしている。
段ボールシートを両側からコ字状に折り曲げて外側が高い段差のある複数の連なった角筒に形成した筒体と、該筒体の両端部に連設した連設材で該筒体を巻きつけるように上下方向からコ字状に折り曲げて該筒体に差し込み連結した枠体とで構成したので、段ボールシートを折り曲げて組み立てるだけで、衝撃に対しても潰れることなく緩衝性の高い緩衝材となった。
そして、枠体を該筒体から切り離すためのジッパー切口を連設材の筒体と連接した連接部に設け、該筒体の複数の連なった角筒の折込部に指が係止できる係止穴を形成するとともに、対向する角筒の背面に長手方向の切込みを形成したので、廃棄するときに、ジッパー切口を破ることにより、連結片を簡便に切り離しでき、受台との差込み連結を容易に解くことができる。また、受台には角筒の折込部に指を係止するための係止穴を形成するとともに、対向する角筒の底部に長手方向の切込みを形成したので、係止穴に指をかけて容易に拡げることができ、簡便に複数の角筒をシート状に展開できる。
しかも、ジッパー切口や角筒の底部の切込みは、強度上および緩衝性上影響のない位置で
あるので、緩衝材としての機能を損なうことはない。
図1は、ガスふろ給湯器90を包装箱(図示してない)へ包装した場合の状態を示す斜視図で、緩衝材は、包装箱の底部に装着された緩衝材100Aと、ガスふろ給湯器90の上端部の右端側に装着された緩衝材200Aと、左端側に装着された緩衝材200Bとからなる。図において、矢印Xの方向を左右方向、矢印Yの方向を前後方向というものとする。
図2は、緩衝材100Aの全体を示す斜視図で、トレー状体101Aと、左右の受台102A、102Bと、左右の後部のスペーサ103A、103Bと、左右の前部のスペーサ104A、104Bとから構成されている。
ガスふろ給湯器90は、右側の受台102Aおよび左側の受台102Bの上に載置され、左右の端部はトレー状体101Aの両端部の前後側壁3A、3Bに接し、後部はスペーサ103A、103Bに接し、前端部は、ガスふろ給湯器90のフランジ部90aが抜穴3eに嵌入している。なお、図2において6は右側の受台102Aと左側の受台102Bを連結する継板である。
また、左右側壁片2a、2bには、それぞれ左右端部に突片2cが設けられている。また、左右側壁片2bには継板6が切り離し可能に付設されている。
前後側壁3は、内壁片3aと外壁片3bに分けられる折り目C、D、Eが前後方向に設けられている。そして、内壁片3aには抜穴3eが、外壁片3bには係止穴3dと手穴3gが形成されている。また、折り目C、Dの中央部には切れ目3cが形成され、折り目Eには丸穴からなる合印3hが設けられている。この合印は右側が2個で左側が1個の丸穴としている。
差込片4aには凸部4fと係合溝4eが設けられるとともに、折り目4hが設けられ、折曲部4gが形成されている。
連結片5は、折り目H、Jが前後方向に設けられ、連接部5bと連接部5dと、係合溝5e、5fを備えた差込片5aに分けられる。そして、連接部5bには傾斜したジッパー切口5cが設けられ、その終点5Pは、折り目Hの上端である。
受台102Aは、図4(a)に示す段ボールシート102を折り上げて作られる。
段ボールシート102には、前後方向に折り目K、L、M、N、P、Qが設けられ、内板11、上板12、外板13、下板14、外板15、上板16、内板17に分けられる。 内板11と上板12にかけて係止穴11aが、また、内板17と上板16にかけて係止穴17aが設けられている。11b、16a、17bは切欠穴で、16bはスリットである。また、11c、11e、13a、17c、17d、15a、15bは係合溝で、11dは半切線である。 また、下板14には切れ目14fと折り目14gが設けられ、係合溝14cを備えた切起片14aおよび切起片14bが形成されている。なお、14dは切れ目であり、14eは半切線である。また、外板13に設けられた2個の半丸穴は合印13bである。
内板21と上板22にかけて係止穴21aが、また、内板27と上板26にかけて係止穴27aが設けられている。21b、22a、27bは切欠穴で、22bはスリットである。また、21d、21c、23a、23b、25a、27eは係合溝で、27dは半切線である。
また、下板24には切れ目24fと折り目24gが設けられ、係合溝24cを備えた切起片24aおよび切起片24bが形成されている。なお、24dは切れ目であり、24eは半切線である。また、外板25に設けられた1個の半丸穴は合印25bである。
始めに、複数の連なった角筒からなる受台102A、102Bを作る。
受台102Aは、段ボールシート102の折り目14gを上方へ折り曲げて切起片14a、14bを立設し、前後方向の折り目K、L、M、N、P、Qを左右両側から順次内側に折り曲げて、内板11と内板17の裏面同士を接触させる。そして、係合溝11eと係合溝17dを係合溝14cへ係合させて差し込んで組み上げる。図6は折り上げる途中の状態を示すものである。
同様に、段ボールシート103の折り目24gを上方へ折り曲げて、切起片24a、24bを立設し、前後方向の折り目R、S、T、U、V、Wを左右両側から順次内側に折り曲げて、内板21と内板27の裏面同士を接触させる。そして、係合溝21dと係合溝27dを係合溝24cへ係合させて差し込むことによって受台102Bを作る。
この状態で、先に組み上げた受台102A、102Bを前後側壁3A、3Bへそれぞれ当接させて置き、継板6で連結する。受台102Aと受台102Bはそっくりだが、同じものではないので、間違いやすい。受台102Aを前後側壁3A側に配置するときは、半丸穴が2個ある合印13bが合印3hが2個の丸穴であることを確認すれば簡便に配置間違えを防止できる。
なお、継板6の連結は、継板6の一方の係合溝6aを右の受台102Aの係合溝15aに、他方の係合溝6aを左の受台102Bの係合溝23aに嵌合させて差し込むことによって行う。
この作業は、まず、前後側壁3Aに連設している連結片4を折り目Bから上方へ折り曲げて前後側壁3Aの側端を塞ぐように立設させる。続いて折り目Fと折り目Gを折り曲げてコ字状に形成し(図5、図8参照)、さらに、折り目4hを折り曲げて、凸部4fを受台102Aの上板16のスリット16bへ差し込んで連結する。これでスペーサ103Aが組み上がる。なお、折曲部4gは受台102Aの上端面に接している。
同様にして、前後側壁3Bに連設している連結片4を折り上げて、コ字状に形成し、凸部4fを受台102Bの上板22のスリット22bへ差し込んで連結し、スペーサ103Bを組み上げる。
同様に、前後側壁3Bに連設された連結片5を折り上げて、コ字状に形成し、差込片5aの係合溝5eと係合溝5fを受台102Bの係合溝21cおよび係合溝27cと、係合溝23bにそれぞれ嵌合させて差し込んで連結する。これによりスペーサ104Bが組み上がる。
以上により、図2に示す底部の緩衝材100Aが組み上がる。
ガスふろ給湯器90を包装箱へ収納するときは、包装箱の底部に緩衝材100Aを装着し、受台102Aと受台102Bの上に載せる。ガスふろ給湯器90の左右は前後側壁3Aと前後側壁3Bの内側に接し、背面はスペーサ103Aと103Bに接する。そして、ガスふろ給湯器90の前面にはフランジ90aがあり、これが、抜穴3eに嵌入し当接部3fに接する。なお、前後側壁3A、3Bに形成された手穴3gは、載置された緩衝材100Aを引き出す場合や、複数個重ねて持ち運ぶ場合に手を掛けて使用する。
まず、継板6を外し、4個の突片2cを係止穴3dから外して左右側壁片2aおよび左右側壁片2bを下方へ折り曲げて拡げる。このときの状態は、図7の前後側壁3B側、および、図8のスペーサ103A側に示すように、スペーサ103A、104Aとスペーサ103B、104Bは、差込片4a,5aが受台102A、102Bに上から差込まれて強固に連結されており、差込片4a,5aは上方へ引き上げることができず、外れない。
また、連結片5の連接部5bに設けられているジッパー切口5cを切断する。これにより、連結片5は外壁片3bに連接する連接部5bの中程から連接部5bの端部である終点5pまで切断され、外壁片3bから切り離される。
連結片4、5をジッパー切口4c、5cから切り離すことにより、受台102A、102Bはトレー状体101Aから取り出すことができるので、これを取り出し、トレー状体101Aを、前後側壁3A、3Bを拡げてシート状にする。
これにより、下板14の切込み14dと、切起片14a、14bの係合溝14cの下部に形成されている半切線14eが切断されて、係合溝14cが拡がる。そして、内板11および内板17は簡単に引き出すことができるので、拡げてシート状にする。
同様に、受台102Bも係止穴21a、27aに親指を掛けて左右へ拡げて係合溝24cを拡げ(下板24の切込み24dと、切起片24a、24bの係合溝24cの下部に形成した半切線24eが切断される)、内板21および内板27を引き出して平面上に拡げる。
以上の作業により緩衝材100Aは、折りグセは存在するものの、ほぼシート状に展開できる。
緩衝材200Aは、平面視略コ字状で、中央部の筒体201Aと後部の枠体202Aと前部の枠体203Aとから構成され、複数の折り目および切れ目が設けられた図10に示す段ボールシート200を折り上げて作られる。また、緩衝材200Bは、緩衝材200Aと左右勝手であり、筒体201Bと後部の枠体202Bと前部の枠体203Bとから構成され、図11に示す段ボールシート201を折り上げて作られる。
筒材30には前後方向の折り目30a、30b、30c、30d、30e、30f、30gが設けられ、内板31、下板32、外板33、上板34、外板35、下板36、内板37、上板38に分けられる。
内板31と下板32にかけて係止穴32aが、また、スリット32b、切欠穴32cが設けられている。また、外板33と上板34にかけて、切欠部34cが設けられている。また、上板34には、切込み34a、34bが設けられている。また、下板36には切れ目が設けられ、切起片36a、36bが形成される。なお、31a、31b、33a、33b、37aは、組立連結するための係合溝である。
連設材40は、前後方向の折り目40a、40b、40c、40dが設けられ、差込片41、連接部42、連接部43、連接部44、差込片45に分けられる。また、連接部43には左右方向の折り目40eが設けられている。
そして、連接部42および連接部44には切れ目42aおよび切れ目44aが設けられ、連接部43にはハ字状のジッパー切口43aが設けられている。ジッパー切口43aは、そのハ字状の末広がりの終点40pが左右方向の折り目40eと折り目40bとの交点と、折り目40eと折り目40cの交点としている。なお、42bは目印である。
差込片41には係合溝41a、41bが、差込片45には係合溝45aが設けられている。
差込片51には係合溝51a、51bが、差込片55には係合溝55aが設けられている。
筒材60には前後方向の折り目60a、60b、60c、60d、60e、60f、60gが設けられ、内板61、下板62、外板63、上板64、外板65、下板66、内板67、上板68に分けられる。内板61と下板62の中央部に係止穴62aが設けられ、内板62から外板63にかけてスリット62bと切欠穴62cが設けられている。
また、外板63と上板64にかけて、切欠部64cが設けられ、下板66には切起片66a、66bを形成する切れ目が設けられている。また、上板64には、切れ目64a、64bが設けられている。なお、61a、61b、63a、63b、67aは係合溝である。
連設材70は、前後方向の折り目70a、70b、70c、70dが設けられ、差込片71、連接部72、連接部73、連接部74、差込片75に分けられる。そして、差込片71には半切線71cが設けられ、連接部72には切れ目72aが半切線71cに連続して設けられている。さらに、連接部73にはハ字状のジッパー切口73aが設けられている。ジッパー切口73aは、そのハ字状の末広がりの終点70pが左右方向の折り目60hと折り目70bとの交点と、折り目60hと折り目70cの交点としている。
差込片71には係合溝71a、71bが、差込片75には係合溝75aが設けられている。
さらに、連接部83にはハ字状のジッパー切口83aが設けられている。ジッパー切口83aは、そのハ字状の末広がりの終点80pが左右方向の折り目80eと折り目80bとの交点と、折り目80eと折り目80cの交点としている。なお、82bは目印である。 差込片81には係合溝81a、81bが、差込片85には係合溝85aが設けられている。
まず、段ボールシート201の下板66の切起片66a、66bを上方へ起こし、前後方向の折り目60a、60b、60c、60dを順次内側に折り曲げるともに、折り目60g、60f、60eを順次内側に折り曲げる。これにより、内板61と内板67が背中合わせとなった連なった段差のある角筒が形成される。図12は、この作業の途中の状態を示すものである。
また、折り目70dおよび折り目70cを折り曲げ、差込片75を、係合溝75aがスリット62bに嵌合するように誘導して差し込む。
以上により、左後の枠体202Bが筒体201Bに連結されて形成されるとともに、左前の枠体203Bが筒体201Bに連結されて形成され、緩衝材200Bが完成する。
図14は、図9の緩衝材200Bを裏返しにした状態の斜視図である。
ガスふろ給湯器90は、その左側後部上端部が枠体202Bの差込片75に当接するとともに、左側部端部が筒体201Bの内板67に当接して保持される。
なお、上端部の緩衝材200A、200Bは、似ているので、をガスふろ給湯器90へ装着するときに左右を間違いやすい。目印42bおよび目印82bは、これを防止するためのもので、目印42bおよび目印82bが前側に位置するようにすれば、簡便に配置できる。
まず、外板65を下にして置き、枠体202Bに形成されたジッパー切口73aを上から引き下げ、終点70pまで切断する。同様に、枠体203Bに形成されたおよびジッパー切口83aを、80pまで切断する。
これにより、連接部82を持って、差込片81を筒体201Bから容易に抜き取ることができ、また、反対側の差込片85も、連接部84を持って筒体201Bから簡単に引き抜くことができる。
なお、差込片71が抜けづらい場合は、切れ目72aからジッパー切口73aまでを破り、半切線71cを切断すれば、より引抜きやすくなる。
枠体202B、203Bがなくなれば、筒体は簡単に展開して拡げることができる。
B、C 折り目
D、E、F 折り目
G、H、J 折り目
K,L、M 折り目
N、P、Q 折り目
R、S、T 折り目
U、V、W 折り目
X 左右方向
Y 前後方向
100A 緩衝材(底部用)
101A トレー状体
102A 受台(右)
102B 受台(左)
103A スペーサ(右後)
103B スペーサ(左後)
104A スペーサ(右前)
104B スペーサ(左前)
200A 緩衝材(上端部右)
200B 緩衝材(上端部左)
201A 筒体(右)
201B 筒体(左)
202A 枠体(右後)
202B 枠体(左後)
203A 枠体(右前)
203B 枠体(左前)
101 段ボールシート(トレー状体用)
102 段ボールシート(受台右用)
103 段ボールシート(受台左用)
200 段ボールシート(緩衝材上端部右用)
201 段ボールシート(緩衝材上端部左用)
1 底面
2A 左右側壁(前)
2B 左右側壁(後)
2a 左右側壁片(前)
2b 左右側壁片(後)
2c 突片
3A 前後側壁(右)
3B 前後側壁(左)
3 前後側壁片
3a 内壁片
3b 外壁片
3c 切れ目
3d 係止穴
3e 抜穴
3f 当接部
3g 手穴
3h 合印
4 連結片(スペーサ後用)
4a 差込片
4b 係合溝
4c ジッパー切口
4d 連接部
4e 係合溝
4f 凸部
4g 折曲部
4h 折り目
4j 切れ目
4p 終点
5 連結片(スペーサ前用)
5a 差込片
5b 連接部
5c ジッパー切口
5d 連接部
5e 係合溝
5f 係合溝
5p 終点
6 継板
6a 係合溝
10A 折込部
11 内板
11a 係止穴
11b 切欠穴
11c 係合溝
11d 半切線
11e 係合溝
12 上板
13 外板
13a 係合溝
13b 合印
14 下板
14a 切起片
14b 切起片
14c 係合溝
14d 切込み
14e 半切線
14f 切れ目
14g 折り目
14h 折り目
15 外板
15a 係合溝
15b 係合溝
16 上板
16a 切欠穴
16b スリット
17 内板
17a 係止穴
17b 切欠穴
17c 係合溝
17d 係合溝
20A 折込部
21 内板
21a 係止穴
21b 切欠穴
21c 係合溝
21d 係合溝
22 上板
22a 切欠穴
22b スリット
23 外板
13a 係合溝
24 下板
24a 切起片
24b 切起片
24c 係合溝
24d 切込み
24e 半切線
24f 切れ目
24g 折り目
24h 折り目
25 外板
25a 係合溝
25b 合印
26 上板
27 内板
27a 係止穴
27b 切欠穴
27c 係合溝
27d 半切線
27e 係合溝
30 筒材
30A 折込部
30a、30b、30c 折り目
30d、30e、30f 折り目
30g、30h 折り目
31 内板
31a 係合溝
31b 係合溝
32 下板
32a 係止穴
32b スリット
32c 切欠穴
33 外板
33a 係合溝
33b 係合溝
34 上板
34a 切込み
34b 切込み
34c 切欠部
35 外板
36 下板
36a 切起片
36b 切起片
37 内板
37a 係合溝
38 上板
40 連設材
40a、40b、40c、40d 折り目
40e 半切線
40p 終点
41 差込片
41a 係合溝
41b 係合溝
42 連接部
42a 切れ目
42b 目印
43 連接部
43a ジッパー切口
44 連接部
45 差込片
45a 係合溝
50 連設材
50a、50b、50c、50d 折り目
50p 終点
51 差込片
51a 係合溝
51b 係合溝
52 連接部
52a 切れ目
53 連接部
53a ジッパー切口
54 連接部
54a 切起片
55 差込片
55a 係合溝
60 筒材
60A 折込部
60a、60b、60c 折り目
60d、60e、60f 折り目
60g、60h 折り目
61 内板
61a 係合溝
61b 係合溝
62 下板
62a 係止穴
63 外板
63a 係合溝
63b 係合溝
64 上板
64a 切れ目
64b 切れ目
64c 切欠部
65 外板
66 下板
66a 切起片
66b 切起片
67 内板
67a 係合溝
68 上板
70 連設材
70a、70b、70c、70d 折り目
70p 終点
71 差込片
71a 係合溝
71b 係合溝
71c 半切線
72 連接部
72a 切れ目
73 連接部
73a ジッパー切口
74 連接部
74a 切起片
75 差込片
75a 係合溝
80 連設材
80a、80b、80c、80d 折り目
80e 折り目
80p 終点
81 差込片
81a 係合溝
81b 係合溝
81c 半切線
82 連接部
82a 切れ目
82b 目印
83 連接部
83a ジッパー切口
84 連接部
85 差込片
85a 係合溝
90 ガスふろ給湯器
90a フランジ
Claims (2)
- ガスふろ給湯器など略直方体状の被包装物を包装箱へ包装するに際して包装箱の底部と
被包装物の上端部に装着される段ボール製の緩衝材において、
該上端部の緩衝材は、被包装物の左側上端部と右側上端部にそれぞれ前後の両端部に亘って配置され、それぞれ段ボールシートを両側からコ字状に折り曲げて外側が高い段差のある複数の連なった角筒に形成された筒体と、該筒体の両端部に連設した連設材で該筒体を巻きつけるように上下方向からコ字状に折り曲げて該筒体に差し込み連結した枠体とから構成され、
該枠体を形成する連設材は、該筒体の高い方の角筒の外側材片に連設され、内側に直角に折り曲げて包装箱の左右内壁に沿って立設する連接部と、その上部と下部に連接されそれぞれ直角に折り曲げて一方は高い筒体の長手方向に沿う連接部と、他方は対向した筒体の長手方向に沿う連接部と、それぞれその先に連接された直角に折り曲げて該筒体に係止される差込片とからなり、該枠体を該筒体から切り離すためのジッパー切口を該角筒に連設された包装箱の左右内壁に沿って立設する連接部にハ字状に形成され、その終点を筒体の長手方向に沿う連接部の筒体寄り端部とし、該筒体の複数の連なった角筒の折込部に指が係止できる係止穴を形成するとともに、対向する角筒の背面に長手方向の切込みを形成したことを特徴とする段ボール製の緩衝材。 - 前記枠体を該筒体から切り離すためのハ字状に形成されたジッパー切口は、該角筒に連設された包装箱の左右内壁に沿って立設する連接部に、その終点を筒体の長手方向に沿う連接部の筒体寄り端部とし、かつ、該他方の長手方向に沿う連接部に該終点から平行な切り目を設けたことを特徴とする請求項1に記載の段ボール製の緩衝材。
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