JP6238603B2 - ケーブルコンジット方法、ケーブルコンジット構造および電子機器 - Google Patents

ケーブルコンジット方法、ケーブルコンジット構造および電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、1本以上の導線、導線を個々に覆う絶縁体、および絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造のケーブルコンジット方法ケーブルコンジット構造および電子機に関するものである。
電子機器内外にケーブルを挿通する場合、電子機器の筐体には、ケーブルを挿通するための孔が必然的に設けられる。一方、この孔を通って筐体内への液体(水や油など)の侵入が電子機器本体(電子回路など)に悪影響を与えることがある。そこで、ケーブル周辺に樹脂成形したコンジットを設け、これを孔と嵌合させることで封止構造を形成している(例えば特許文献1参照)。またこの際、図8に示すように、コンジット3をケーブル2のシース23端と、導線21を覆う絶縁体22とに跨って樹脂成形することで、シース23と絶縁体22との間のシールを行うことができる。
特開2010−205894号公報
しかしながら、従来技術では、コンジット3を樹脂成形する際に、図9に示すように、ケーブル2のセットに精密な位置精度が要求されるという課題があった(図9に示す例では、ケーブル型締ラインより突出して配置されるケーブル2のシース23幅を0.7mmとする必要がある)。すなわち、コンジット3の樹脂成形を行う際に、型締圧力の影響でケーブル型締ライン前後のケーブル2のシース23が伸びるため、シース23のシール不良や突き出し不良などが発生する恐れがあり、精密な位置精度が必要となる。そのため、品質の問題やサイクルタイム(コスト)の増大が発生してしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コンジットを樹脂成形する際にケーブルの位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減を図ることができるケーブルコンジット方法、ケーブルコンジット構造および電子機を提供することを目的としている。
の発明に係るケーブルコンジット方法は、1本以上の導線、導線を個々に覆う絶縁体、および絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造のケーブルコンジット方法において、シースを切断し、間隙を有した2つのシースとするシースストリップステップと、シースストリップステップの後、ケーブルを、コンジット成型用金型の下型に、2つのシース上にケーブル型締ラインが位置するように配置する配置ステップと、配置ステップの後、コンジット成型用金型の上型を取り付け、コンジットの樹脂成形を行う樹脂成形ステップとを有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、コンジットを樹脂成形する際にケーブルの位置決めを容易に行うことができ、品質問題の解消とサイクルタイムの削減を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット構造の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるケーブルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるコンジットの樹脂成形を行う際のケーブルの位置決めを説明する図である。 この発明の実施の形態1におけるコンジットの樹脂成形を行う際の型締圧力によるシースの伸びを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット構造が適用された電子機器の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるケーブルの構成を示す図である。 従来のケーブルコンジット構造の構成を示す図であり、(a)ケーブルの構成を示す図であり、(b)ケーブルコンジット構造の構成を示す図である。 従来のケーブルコンジット構造の課題を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るケーブルコンジット構造1の構成を示す図であり、図2はケーブル2の構成を示す図である。
ケーブルコンジット構造1は、図1に示すように、ケーブル2と、ケーブル2の外周に設けられたコンジット3とから構成されている。ケーブル2には、1本以上の導線21が設けられている。図1の例では3本の導線21を有するケーブル2を示している。この導線21は、個々に絶縁体22により覆われている。そして、絶縁体22は、シース23によりまとめて覆われている。そして、コンジット3は、ケーブル2のシース23端と絶縁体22とに跨って樹脂成形される。
ここで、シース23は、図2に示すように、切断されて間隙を有した2つのシース23a,23bから構成されている。なお、2つのシース23a,23b間隙は、コンジット3の樹脂成形の際に当該2つのシース23a,23b上にケーブル型締ラインが位置するような間隔に設定されている。
次に、上記のように構成されたケーブルコンジット構造1の成形方法について、図3を参照しながら説明する。
ケーブル2にコンジット3を樹脂成形してケーブルコンジット構造1を構成する場合、図3に示すように、まず、ケーブル2のシース23端の一部を切断し、間隙を有した2つのシース23a,23bを構成する(ステップST1、シースストリップステップ)。これにより、図2に示すようなシース23a,23bを有するケーブル2を構成する。
次いで、コンジット成型用金型の下型にケーブル2を配置する(ステップST2、配置ステップ)。この際、図4に示すように、間隙を有した2つのシース23a,23b上に、シールをとりたい面に位置するケーブル型締ラインが当たるように、ケーブル2を位置決めする。
次いで、コンジット成型用金型の上型を取り付け、コンジット3の樹脂成形を行う(ステップST3、樹脂成形ステップ)。これにより、シース23a,23bと絶縁体22との間のシールを行うことができる。なお樹脂成形の際、図5に示すように、型締圧力によりケーブル型締ラインが当たる2つのシース23a,23bがそれぞれ軸心方向に伸びる。そのため、ケーブル2の位置決めに厳密な精度を求めずとも、シース23のシール不良や突き出し不良などの発生を低減させることができる。よって、品質の確保とサイクルタイムの削減が可能となる。
次に、上記のようにして構成されたケーブルコンジット構造1を電子機器4に取り付けた場合を図6に示す。
ここで、電子機器4には、図6に示すように、ケーブルコンジット構造1の導線21が接続される電子回路41が設けられている。また、電子機器4には、コンジット3と嵌合可能な孔42を有し、上部材43aと下部材43bとからなる筐体43が設けられている。そして、この筐体43により、電子回路41およびケーブルコンジット構造1のコンジット3より電子回路41側が内包される。
以上のように、この実施の形態1によれば、2段階にシースストリップしたケーブル2を用い、当該両シース23a,23b上にコンジット成型用金型のケーブル型締ラインが当たるようにケーブル2を配置するように構成したので、コンジット3の樹脂成形の際に型締圧力により両シース23a,23bが軸心方向に伸びるため、精密な位置決め精度は必要ではなくなり、品質の確保とサイクルタイムの削減が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、シースストリップしたケーブル2を用いてシース23a,23bと絶縁体22との間のシールを行う場合について示した。しかしながら、この場合、絶縁体22と導線21との間のシールはされておらず、そこから液体(水や油など)が侵入する恐れがある。そこで、実施の形態2では、絶縁体22と導線21との間のシールも行う場合について示す。
この場合、図7に示すように、シースストリップした際に、さらに、2つのシース23a,23b間において、絶縁体22を切断して間隙を有した2つの絶縁体22a,22bを構成する。その後、実施の形態1と同様にコンジット3の樹脂成形を行う。これにより、シース23a,23bと絶縁体22間のシールを行うのと同時に、絶縁体22a,22bと導線21間のシールも行うことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ケーブルコンジット構造
2 ケーブル
3 コンジット
4 電子機器
21 導線
22,22a,22b 絶縁体
23,23a,23b シース
41 電子回路
42 孔
43 筐体
43a 上部材
43b 下部材

Claims (4)

  1. 1本以上の導線、前記導線を個々に覆う絶縁体、および前記絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、前記ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造のケーブルコンジット方法において、
    前記シースを切断し、間隙を有した2つのシースとするシースストリップステップと、
    前記シースストリップステップの後、前記ケーブルを、前記コンジット成型用金型の下型に、前記2つのシース上にケーブル型締ラインが位置するように配置する配置ステップと、
    前記配置ステップの後、前記コンジット成型用金型の上型を取り付け、前記コンジットの樹脂成形を行う樹脂成形ステップと
    を有することを特徴とするケーブルコンジット方法。
  2. 1本以上の導線、前記導線を個々に覆う絶縁体、および前記絶縁体をまとめて覆うシースからなるケーブルと、前記ケーブルのシース端と絶縁体とに跨って樹脂成形されたコンジットとを備えたケーブルコンジット構造において、
    請求項1記載のケーブルコンジット方法を用いて製造され、
    前記シースは、切断されて間隙を有した2つのシースからなり、前記コンジットの樹脂成形の際に当該2つのシース上にケーブル型締ラインが位置する
    ことを特徴とするケーブルコンジット構造。
  3. 前記絶縁体は、前記2つのシース間において、切断されて間隙を有した2つの絶縁体からなる
    ことを特徴とする請求項2記載のケーブルコンジット構造。
  4. 請求項2または請求項3記載のケーブルコンジット構造の導線が接続された電子回路と、
    前記コンジットと嵌合可能な孔を有し、前記電子回路および前記ケーブルコンジット構造の当該コンジットより当該電子回路側を内包する筐体と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
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