JP6237560B2 - 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 - Google Patents
配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6237560B2 JP6237560B2 JP2014203567A JP2014203567A JP6237560B2 JP 6237560 B2 JP6237560 B2 JP 6237560B2 JP 2014203567 A JP2014203567 A JP 2014203567A JP 2014203567 A JP2014203567 A JP 2014203567A JP 6237560 B2 JP6237560 B2 JP 6237560B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joint
- cover
- fluid
- cover body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
本発明の配管継手カバー100は,複数の配管10を連結した継手部20を覆うことができる。
配管10は,流体が流通する管部11と,管部11の先端に形成されたフランジ部12と,を有している。また,継手部20は,配管10のフランジ部12を突き合わせた状態で,ボルト13とナット14を含む連結手段15を介してフランジ部12同士を締め合わせることにより形成されたものである。
ここで,配管継手カバー100は,カバー本体30と取付手段40とを備える。
カバー本体30は,継手部20を収容可能な筒状の部材である。また,取付手段40は,カバー本体30の一方の端部を継手部20に固定するための手段である。取付手段40は,単一の部材によって構成することとしてもよいいし,複数の部材によって構成することとしてもよい。
そして,カバー本体30の他方の端部には,継手部20から漏出した流体を外部へと排出可能な開口50が形成されている。
側面当接部41は,連結手段15が嵌め込まれる嵌合孔41aを有する。この側面当接部41は,嵌合孔41aに連結手段15が嵌め込まれた状態で,フランジ部12の側面12aに当接する部分である。中継部42は,側面当接部41に連結しており,フランジ部12の周面12bに沿って延出する部分である。起立部43,44は,中継部42に連結しており,フランジ部12の周面12bに対して起立する部分である。カバー取付部45は,起立部43,44に連結しており,配管10の管部11が延びる方向に向かって延出する部分である。カバー取付部45には,カバー本体30の一方の端部が固定される。
本発明の流体飛散防止装置は,複数の配管10を連結した継手部20から流体が飛散することを防止するための装置である。
本発明の流体飛散防止装置は,継手部20を覆う配管継手カバー100と,流体を吸い込んで外部へと排出可能な局所排気装置200と,を備える。
配管継手カバー100は,継手部20を内部に収容可能なカバー本体30を有する。配管継手カバー100は,継手部20を収容可能な筒状のカバー本体30と,このカバー本体30の一方の端部を継手部20に固定するための取付手段40と,を備える。また,カバー本体30の他方の端部には,継手部20から漏出した流体を外部へと排出可能な開口50が形成されている。
また,局所排気装置200は,配管継手カバー100の開口50から排出された流体を吸い込むことのできる位置に配置されている。
本発明の取付方法は,複数の配管10を連結した継手部20を覆うように,配管継手カバー100を取り付ける方法である。
本発明の取付方法は,筒状のカバー本体30の一方の端部側において連結手段15が露出するように,カバー本体30の一方の端部を,取付手段40を介して,継手部20に固定する工程を含む。
図1〜図3を参照して,本発明の配管継手カバーの実施形態について説明する。
図1は,配管継手カバーを取り付ける前の配管の状態を示している。また,図2は,複数の配管の継手部に配管継手カバーを取り付けた状態を示している。また,図3は,配管継手カバーの取付手段の具体的構造を示した模式図である。
図4は,配管継手部の流体飛散防止装置の概要を示している。図4に示されるように,流体飛散防止装置は,配管継手カバー100と局所排気装置200とを備えている。ここで,配管継手カバー100は,図2及び図3を参照して説明したものと同じ構造となっている。また,局所排気装置200は,配管継手カバー100の開口50から排出された流体を吸い込むことのできる位置に配置されている。例えば,局所排気装置200は,配管継手カバー100の開口50付近に,少なくとも1機設けられる。また,局所排気装置200は,配管継手カバー100の開口50付近に,複数機設けることも可能である。
12…フランジ部 13…ボルト
14…ナット 15…連結手段
16…ネジ孔 20…継手部
30…カバー本体 40…取付手段
41…押えリング(側面当接部) 41a…嵌合孔
42…継ぎ板(中継部) 43…ベースリング(起立部)
44…継ぎリング(起立部) 45…パンチングプレート(カバー取付部)
46…ボルト 47…ナット
48…固定用プレート 49…押えボルト
50…開口 100…配管継手カバー
200…局所排気装置 210…フード
220…ダクト
Claims (5)
- 複数の配管(10)を連結した継手部(20)を覆う配管継手カバー(100)であって,
前記配管(10)は,流体が流通する管部(11)と,前記管部(11)の先端に形成されたフランジ部(12)と,を有しており,
前記継手部(20)は,前記配管(10)の前記フランジ部(12)を突き合わせた状態で,ボルト(13)とナット(14)を含む連結手段(15)を介して前記フランジ部(12)同士を締め合わせることにより形成されたものであり,
前記配管継手カバー(100)は,
前記継手部(20)を収容可能な筒状のカバー本体(30)と,
前記カバー本体(30)の一方の端部を前記継手部(20)に固定するための取付手段(40)と,を備え,
前記カバー本体(30)の他方の端部には,前記継手部(20)から漏出した流体を外部へと排出可能な開口(50)が形成されている
配管継手カバー。 - 前記取付手段(40)は,前記カバー本体(30)の前記一方の端部側において前記連結手段(15)が露出するように,前記カバー本体(30)を前記継手部(20)に固定する
請求項1に記載の配管継手カバー。 - 前記取付手段(40)は,
前記連結手段(15)が嵌め込まれる嵌合孔(41a)を有し,前記嵌合孔(41a)に前記連結手段(15)が嵌め込まれた状態で前記フランジ部(12)の側面(12a)に当接する側面当接部(41)と,
前記側面当接部(41)に連結しており,前記フランジ部(12)の周面(12b)に沿って延出する中継部(42)と,
前記中継部(42)に連結しており,前記フランジ部(12)の周面(12b)に対して起立する起立部(43,44)と,
前記起立部(43,44)に連結しており,前記配管(10)の管部(11)が延びる方向に向かって延出し,前記カバー本体(30)の前記一方の端部が固定されるカバー取付部(45)と,を含む
請求項2に記載の配管継手カバー。 - 複数の配管(10)を連結した継手部(20)から流体が飛散することを防止するための装置であって,
前記配管(10)は,流体が流通する管部(11)と,前記管部(11)の先端に形成されたフランジ部(12)と,を有しており,
前記継手部(20)は,前記配管(10)の前記フランジ部(12)を突き合わせた状態で,ボルト(13)とナット(14)を含む連結手段(15)を介して前記フランジ部(12)同士を締め合わせることにより形成されたものであり,
前記装置は,
継手部(20)を覆う配管継手カバー(100)と,
流体を吸い込んで外部へと排出可能な局所排気装置(200)と,を備え,
前記配管継手カバー(100)は,
前記継手部(20)を収容可能な筒状のカバー本体(30)と,
前記カバー本体(30)の一方の端部を前記継手部(20)に固定するための取付手段(40)と,を備え,
前記カバー本体(30)の他方の端部には,前記継手部(20)から漏出した流体を外部へと排出可能な開口(50)が形成されており,
前記局所排気装置(200)は,
前記配管継手カバー(100)の前記開口(50)から排出された流体を吸い込むことのできる位置に配置されている
配管継手部の流体飛散防止装置。 - 複数の配管(10)を連結した継手部(20)を覆うように,配管継手カバー(100)を取り付ける方法であって,
前記配管(10)は,流体が流通する管部(11)と,前記管部(11)の先端に形成されたフランジ部(12)と,を有しており,
前記継手部(20)は,前記配管(10)の前記フランジ部(12)を突き合わせた状態で,ボルト(13)とナット(14)を含む連結手段(15)を介して前記フランジ部(12)同士を締め合わせることにより形成されたものであり,
前記方法は,
筒状のカバー本体(30)の一方の端部側において前記連結手段(15)が露出するように,前記カバー本体(30)の一方の端部を,取付手段(40)を介して,前記継手部(20)に固定する工程を含む
配管継手カバーの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014203567A JP6237560B2 (ja) | 2014-10-02 | 2014-10-02 | 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014203567A JP6237560B2 (ja) | 2014-10-02 | 2014-10-02 | 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016070469A JP2016070469A (ja) | 2016-05-09 |
JP6237560B2 true JP6237560B2 (ja) | 2017-11-29 |
Family
ID=55864374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014203567A Active JP6237560B2 (ja) | 2014-10-02 | 2014-10-02 | 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6237560B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109681721A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-04-26 | 中海油能源发展股份有限公司 | 一种法兰及由壬的专用防护装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5367919U (ja) * | 1976-11-11 | 1978-06-07 | ||
JPH01169253A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-04 | Hitachi Ltd | 作業場の換気設備 |
JPH0448497U (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-24 | ||
JPH04132680A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 有機金属気相成長装置 |
CA2144100C (en) * | 1995-03-07 | 1999-01-19 | Jaromir Friedrich | Seal and clamp assembly for pipeline flanged connection |
JP3276285B2 (ja) * | 1996-03-15 | 2002-04-22 | 三菱重工業株式会社 | ローディングアーム |
JP2005125434A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | Showa Denko Kk | 被液などの防止カバー付レンチおよびドレンキャップ |
JP2005233211A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Cosmo Koki Co Ltd | フランジ接合装置 |
US7427084B1 (en) * | 2006-06-09 | 2008-09-23 | Betz James C | Hose-in-hose coupler with longitudinally shiftable sleeve |
-
2014
- 2014-10-02 JP JP2014203567A patent/JP6237560B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016070469A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5095627B2 (ja) | パイプ留め具 | |
US20160047509A1 (en) | Water main break repair tool | |
JP6237560B2 (ja) | 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 | |
KR200474712Y1 (ko) | 유체 이송관의 파손에 따른 유체 유출 대응 기구 | |
US6745795B2 (en) | Method and device for plugging a gas main | |
JP6733096B2 (ja) | 消火設備配管の接続構造及びスプリンクラーヘッド | |
JP2016020729A (ja) | 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 | |
KR20130005163U (ko) | 배관 기밀 시험용 지그 | |
KR20130134093A (ko) | 수지제관 이음매 록킹장치 | |
US20180223507A1 (en) | Hydrant stem coupling with ribs | |
JP3217571U (ja) | ハウジング形管継手 | |
JP6588593B2 (ja) | フランジ接続装置 | |
JP2006247468A (ja) | スクラバーの液漏れ防止装置 | |
JP6468857B2 (ja) | 既設油送管の撤去方法 | |
WO2015143266A1 (en) | Installation aid for water pipeline repair clamp | |
US4923224A (en) | Coupling device for high pressure hoses | |
JP3018876U (ja) | 管の取り付け具 | |
US4320910A (en) | Protective shield for a pipe flange connection | |
JP2006029365A (ja) | 管継手 | |
KR20130003346U (ko) | 누출 여부에 대한 육안 식별 확인이 용이한 폐수 및 화학물질 수송 및 이송용 파이프 | |
US7721904B2 (en) | Hydraulic tank access cover with self-centering and anti-rotation device | |
KR200443198Y1 (ko) | 원자력 발전소용 오수배출관 연결구 | |
JP2004316789A (ja) | 耐圧閉止装置 | |
JP2004092874A (ja) | 配管連結装置 | |
JP4606225B2 (ja) | 配管機外取出口 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6237560 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |