JP2016020729A - 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 - Google Patents

配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016020729A
JP2016020729A JP2014145400A JP2014145400A JP2016020729A JP 2016020729 A JP2016020729 A JP 2016020729A JP 2014145400 A JP2014145400 A JP 2014145400A JP 2014145400 A JP2014145400 A JP 2014145400A JP 2016020729 A JP2016020729 A JP 2016020729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cover
joint
fluid
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014145400A
Other languages
English (en)
Inventor
祐治 佐波
Yuji Sawa
祐治 佐波
淳 福元
Atsushi Fukumoto
淳 福元
洋介 内田
Yosuke Uchida
洋介 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2014145400A priority Critical patent/JP2016020729A/ja
Publication of JP2016020729A publication Critical patent/JP2016020729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

【課題】配管から高圧流体が漏洩又は噴出した際にカバーが破壊される事態を防止する構造を提供する。【解決手段】複数の配管10を連結した継手部20を覆う配管継手カバー100において,配管10は,流体が流通する管部11と,この先端に形成されたフランジ部12と,を有しており,継手部20は,配管10のフランジ部12を突き合わせて接合することにより形成されている。ここで,配管継手カバー100は,継手部20を内部に収容可能なカバー本体30を備え,カバー本体30と配管10の管部11との間には,継手部20から漏出した流体を外部へと排出可能な開口を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は,複数の配管の連結する継手部を覆う配管継手カバーや,その配管継手カバーの取付方法に関する。また,本発明は,配管継手カバーと局所排気装置とを備える配管継手部の流体飛散防止装置に関する。
一般的な配管は,流体(気体,液体,又は微粉体など)が流通する管部と,その管部の先端に形成されたフランジ部とを有している。このため,2つの配管を連結する際には,フランジ部同士を突き合わせてボルト締めすることが一般的である。これにより,2つの配管の管部同士が繋がり,流体が連続的に流通するようになる。
ところで,例えば化学薬品を扱う工場などにおいては,上述した配管内を酸性又はアルカリ性の流体が流通することがあり,配管同士の継手部を形成するフランジ部が経時的に劣化及び腐食することがある。このようなフランジ部の劣化が進行すると,配管同士の継手部から,配管内を流通する流体が漏洩したり噴出するという事態が発生する。特に,流体が配管内を高圧状態で流通している場合に,この高圧流体が継手部から漏洩・噴出した際には,大きな衝撃が伴って,フランジ部が破壊されることもある。特に,流体が高圧状態且つ高温状態で配管内を流通している場合,この流体が継手部から漏洩・噴出した場合の危険性は極めて大きい。例えば,配管の継手部から噴出した流体がその傍にいた作業員に付着した場合,熱による通常熱傷や化学薬品による化学熱傷などの被害が生じるおそれがある。このような流体の噴出事故を防止するために,フランジ部のボルト締を徹底するとともに,フランジ部の点検及び整備が定期的に行われているが,このような事故を完全に防止することは難しい。
このため,従来から,配管の継手部から流体が漏洩・噴出した場合であっても,その流体の飛散することを防止するために,この継手部に配管継手カバーを取り付けることが行われている(例えば特許文献1)。特許文献1の配管継手カバーは,例えば,ホテル等の給湯管又は排水管の継手部を覆うカバーに関するものである。特許文献1のカバーは,配管の継手部の周囲を覆うカバー本体に小孔を形成しておき,その小孔からカバー本体内に充填剤を流し込んで完全凝結させた後に,その小孔を閉じることで,配管の継手部の周囲を密閉できるように構成されている。
特開昭51−129928号公報
上記従来の配管継手カバーのように,配管の継手部の周囲を密閉することにより,この継手部から流体が飛散することを防止することは一応可能である。しかしながら,配管内を高圧流体(例えば1.0MPa以上)が流通している場合,配管継手カバーによって継手部の周囲を密閉してしまうと,継手部が破壊されて流体が噴出すると同時に,このカバー自体も破壊されてしまう恐れがある。その結果,大きな衝撃を伴って,配管内の流体がその周囲全方位に飛散するという大事故に繋がる危険性があった。特に,配管内の流体が化学薬品であり,しかも高圧状態且つ高温状態にある場合には,配管継手カバーが損壊又は破壊されてしまったときの被害は極めて甚大なものとなる。また,特許文献1の配管継手カバーのように,カバー本体自体に小孔を設けてしまうと,高圧流体が継手部から噴出して配管継手カバーが衝撃を受けた際に,その小孔が損壊又は破壊の起点となる恐れもある。
このように,従来の配管継手カバーは,配管の継手部の周囲を密閉することで,継手部から流体が飛散することをある程度抑制できるものであるが,配管内を高圧の流体が流通する場合には,損壊又は破壊されしまう危険があるという問題があった。そこで,現在では,配管の継手部から流体が漏洩・噴出した場合であっても,少なくとも配管継手カバーが損壊又は破壊されることを防止し,流体の飛散状態をコントロールして,流体の漏洩・噴出時の被害を最小限に抑えることのできる技術が求められている。
そこで,本発明の発明者らは,従来発明の問題を解決する手段について鋭意検討した結果,配管継手カバーのカバー本体によって配管同士の継手部の周囲を覆うとともに,このカバー本体と配管の管部との間に,あえて開口を形成することとした。これにより,仮に配管同士の継手部から流体が漏洩・噴出してしまった場合であっても,カバー本体と管部の間の開口から,漏洩・噴出した流体が外部へと排出されることとなる。このため,配管の継手部から高圧流体が漏洩・噴出した場合でも,配管継手カバー内の内圧を外部へと逃すことができるため,少なくとも配管継手カバーが損壊したり破壊されたりすることを防止できる。また,配管継手カバーが破壊されずに配管の継手部の周囲に留まり続けることで,流体の漏洩・噴出時の被害を最小限に抑えることが可能である。そして,本発明者らは,上記知見に基づけば,従来発明の問題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。具体的に説明すると,本発明は以下の構成又は工程を有する。
本発明の第1の側面は,配管継手カバーに関する。
本発明の配管継手カバーは,複数の配管10を連結した継手部20を覆うためのカバー部材である。前提として,配管10は,流体が流通する管部11と,この管部11の先端に形成されたフランジ部12と,を有している。また,継手部20は,配管10のフランジ部12を突き合わせて接合することにより形成されたものである。
ここで,本発明の配管継手カバー100は,継手部20を内部に収容可能なカバー本体30を備える。
そして,本発明の配管継手カバー100は,カバー本体30と配管10の管部11との間に,継手部20から漏出した流体を外部へと排出可能な開口40が形成されている。
上記構成のように,本発明の配管継手カバーは,カバー本体30によって配管10同士の継手部20の周囲を覆いつつ,このカバー本体30と配管10の管部11との間に,あえて開口40を形成する。これにより,配管10の継手部20から高圧流体が漏洩・噴出した場合でも,配管継手カバー内の内圧を外部へと逃すことができるため,少なくとも配管継手カバーが欠損したり破壊されたりすることを防止できる。その結果,高圧流体が配管10の継手部の周囲全方位に飛散するという事態を防止できる。また,カバー本体30と管部11との間に開口40を形成することで,漏洩又は噴出した高圧流体の排出方向を,最も被害が少ない安全な方向にコントロールすることができる。つまり,配管10の管部11の延伸方向には,工場内の作業員が存在している可能性は低いと考えられるため,この管部11の延伸方向に沿って高圧流体が排出されるようにすることで,作業員に及ぶ危険を最小限に留めることができる。さらに,高圧流体の排出方向が予め判っていれば,作業員に対して注意喚起を行うことができるとともに,流体の漏洩・噴出時の対策を取りやすくなる。また,本発明では,カバー本体30自体に開口を形成することはせずに,カバー本体30と管部11との隙間を利用して,高圧流体を排出する開口40を形成している。これにより,高圧流体が継手部から噴出して配管継手カバーが衝撃を受けた場合であっても,この開口40が損壊又は破壊の起点となりにくくなる。従って,本発明の配管継手カバーによれば,配管10同士の継手部20から流体の漏洩・噴出した際の被害を最小限に抑えることができる。
本発明の配管継手カバーは,上記した開口40を維持するための開口維持手段50をさらに備えることが好ましい。
上記の構成のように,開口維持手段50によって,カバー本体30と管部11の間の開口の間隔を一定に維持することで,高圧流体の排出方向を確実にコントロールすることができる。
本発明の配管継手カバーにおいて,上記の開口維持手段50は,カバー本体30と配管10の管部11との間に設けられたスペーサ51であることとしてもよい。スペーサ51は,複数個設けられていることが好ましく,各スペーサ51の間には,流体が流通する隙間が設けられている。
上記構成のように,カバー本体30と管部11との間にスペーサ51を挟み込んでおくことで,確実に開口40の間隔を維持できる。また,スペーサ51をゴム材などの摩擦係数の高い部材で形成することで,カバー本体30と管部11との位置ずれを防止できる。さらに,スペーサ51をゴム材などの可撓性材料で形成することで,高圧流体の漏洩時にカバー本体30に伝わる衝撃を緩和することもできる。
本発明の配管継手カバーにおいて,開口維持手段50は,配管10の管部11に固定される固定部材52と,この固定部材52に対してカバー本体30を支持するように設けられた支持部材53と,有する構造であってもよい。
上記構成のように,固定部材52と支持部材53とによっても,カバー本体30と管部11との間の開口40を維持することができる。このような構造によれば,開口40の開口面積の拡大を図ることができるため,より効率的に高圧流体を排出することができる。
本発明の配管継手カバーにおいて,カバー本体30は,金属から構成されていることが好ましい。
上記構成のように,カバー本体30を金属製とすることで,配管継手カバーは,耐熱性に優れ,しかも高圧流体の漏洩・噴出時の耐衝撃性及び耐破壊性に優れたものとなる。このため,金属製の配管継手カバーは,高温高圧流体(例えば100℃以上,1.0MPa以上)が流通する配管の継手部を保護するものとして好適に用いることができる。
本発明の第2の側面は,配管継手部の流体飛散防止装置に関する。
本発明の流体飛散防止装置は,複数の配管10を連結した継手部20から流体が飛散することを防止するための装置である。
本発明の流体飛散防止装置は,継手部20を覆う配管継手カバー100と,流体を吸い込んで外部へと排出可能な局所排気装置200と,を備える。
配管継手カバー100は,継手部20を内部に収容可能なカバー本体30を有する。そして,配管継手カバー100は,カバー本体30と配管10の管部11との間に,継手部20から漏出した流体を外部へと排出可能な開口40が形成されている。
また,局所排気装置200は,配管継手カバー100の開口40から排出された流体を吸い込むことのできる位置に配置されている。
上記構成のように,配管継手カバー100のカバー本体30と配管10の管部11との間に開口40を形成することで,漏洩又は噴出した高圧流体の排出方向を,最も被害が少ない安全な方向にコントロールすることができる。また,高圧流体の排出方向をコントロールすることで,高圧流体の排出される方向を容易に把握できるため,その開口40の先に局所排気装置200を配置するという対策を取りやすくなる。従って,配管10の継手部20から高圧流体が漏洩・噴出した場合であっても,開口40から排出される流体のほぼ全量を局所排気装置200によって吸い込んで外部へと排出することできるようになる。これにより,漏洩事故時の危険性をさらに低くすることができる。
本発明の第3の側面は,配管継手カバーの取付方法に関する。
本発明の取付方法は,複数の配管10を連結した継手部20を覆うように,配管継手カバー100を取り付ける方法である。
本発明の取付方法は,継手部20を内部に収容可能な配管継手カバー100のカバー本体30と配管10の管部11との間に,継手部20から漏出した流体を外部へと排出可能な開口40が形成されるように,配管継手カバー100を配管10に対して取り付ける。
上記のようにして,配管継手カバー100を配管10の継手部20に取り付けることで,この継手部20から流体の漏洩・噴出した際の被害を最小限に抑えることができる。
本発明は,配管の継手部から流体が漏洩又は噴出した場合であっても,少なくとも配管継手カバーが損壊又は破壊されることを防止し,流体の飛散状態をコントロールして,流体の漏洩時又は噴出時の被害を最小限に抑えることができる。
図1は,第1の実施形態に係る配管継手カバーの構造を示した分解斜視図である。 図2は,第1の実施形態に係る配管継手カバーの外観を示した斜視図である。 図3は,第1の実施形態に係る配管継手カバーの開口の断面図である。 図4は,第1の実施形態に係る配管継手カバー全体の断面図である。 図5は,第2の実施形態に係る配管継手カバーの構造を示した分解斜視図である。 図6は,第2の実施形態に係る配管継手カバーの外観を示した斜視図である。 図7は,第2の実施形態に係る配管継手カバー全体の断面図である。 図8は,流体飛散防止装置の好ましい実施形態を示した外観図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
[1.第1の実施形態に係る配管継手カバー]
図1〜図4を参照して,本発明の配管継手カバーの第1の実施形態について説明する。
図1は,第1の実施形態に係る配管継手カバー100を分解した状態を示している。図1に示されるように,配管継手カバー100は,2つの配管10同士を連結した継手部20を覆って保護するためのカバーである。
本発明の配管継手カバー100は,流体が流通する一般的な配管10に取り付けることができる。配管10の形状は特に限定されない。配管10は,直線状のものであってもよいし,曲線的に折れ曲がっている形状であってもよい。図1に示されるように,配管10は,流体が流通する管状の管部11と,その管部11の先端に形成されたフランジ部12とを有している。2つの配管10は,それぞれのフランジ部12を突き合わせて,ボルト13などによって互いに接合することによって連結されている。配管10同士を連結すると,それぞれの管部11内を連続的に流体が流れるようになる。図1において,流体の流れ方向は,実線の矢印Fで示している。図1に示されるように,2つのフランジ部12を合掌状態で接合した部分が,配管10同士の継手部20となる。
配管10内を流通する流体は,制限されない。流体は,気体であってもよいし,液体や,微粉体などであってもよい。ただし,配管10を流通する流体が高圧状態のものである場合,2つのフランジ部12を接合して形成した継手部20から,流体が漏洩したり噴出したりする可能性が高まる。例えば,図1では,配管継手カバー100を装着する前の段階において,配管10同士の継手部20から流体が噴出する可能性のある方向を,破線の矢印Sで示している。図1に示した矢印Sの方向には,作業員などが存在している可能性があるため,流体が飛散した場合の危険性が非常に高い。特に,流体が,高圧状態且つ高温状態にある場合には,さらに危険性が増加する。このため,少なくとも,矢印Sの方向に向かって流体が飛散することを防止する必要がある。そこで,このような方向への流体の飛散を防止するために,本発明の配管継手カバー100が用いられる。
図1に示されるように,配管継手カバー100は,配管10同士の継手部20を内部に収容可能なカバー本体30を有している。第1の実施形態において,このカバー本体30は,二個一対の半割筒体31,32を有している。第1の半割筒体31と第2の半割筒体32は,それぞれ,継手部20(配管10のフランジ部12)の周囲を覆う継手カバー部31a,32aと,配管10の管部11の周囲を覆う管カバー部31b,32bとを含んで構成されている。流体の流れ方向Fを「前後方向」とした場合に,管カバー部31b,32bは,継手カバー部31a,32aの前後方向の両側に形成されている。配管10の継手部20(フランジ部12)は,配管10の管部11よりも直径が大きくなっている箇所である。このため,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32も同様に,継手カバー部31a,32aの方が,管カバー部31b,32bよりも直径が大きくなっている。
また,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32は,それぞれ,前後方向(流体の流れ方向F)全体に亘って,接合フランジ31c,32cが形成されている。この接合フランジ31c,32cは,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32の左右両縁に沿って形成されたものである。接合フランジ31c,32cには,それぞれ,複数のネジ孔が形成されている。従って,接合フランジ31c,32cのネジ孔のそれぞれに,ボルト33を挿し込んで,そのボルト33に対してナット34を螺合することで,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32とを連結することができる。第1の半割筒体31と第2の半割筒体32とを連結することで,配管10同士の継手部20(フランジ部12)と,その周囲の管部11とを覆うカバー本体30が形成される。
図2には,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32とを連結させて,配管10同士の継手部20及び管部11を,カバー本体30の内部に収容した状態が示されている。図2に示されるように,カバー本体30によって少なくとも継手部20の周囲を覆うことで,フランジ部12同士の継ぎ目から流体が,図1に示した矢印Sの方向に向かって噴出することを防止できる。つまり,カバー本体30が少なくともフランジ部12同士の継ぎ目の周囲を覆っているため,配管10を流通する流体が,その流れ方向Fと直交する方向(図1に示した矢印Sの方向)に噴出する事態を回避することができる。流れ方向Fと直交する方向は,工場内の作業員などが立っている可能性の最も高い方向である。従って,この方向への流体の噴出を防止することで,作業員に対する危険性を低下させることができる。
上記のように,配管継手カバー100は,高圧(例えば1.0MPa以上)且つ高温(例えば100℃以上)の流体の飛散を防止するための用途で用いることが好ましい。このため,配管継手カバー100のうち,少なくともカバー本体30は,金属によって構成されていることが好ましい。カバー本体30を構成する金属の種類は特に限定されないが,例えば,カバー本体30は,鋼鈑製,銅製,ステンレス製,アルミニウム製,又はその他合金製とすることができる。ただし,配管継手カバー100は,金属製だけでなく,その他の剛性の高いガラス製や合成樹脂(プラスチック)製とすることも可能である。
ここで,図1及び図2に示されるように,本発明の配管継手カバー100は,カバー本体30と配管10の管部11との間に,開口40が形成されている。つまり,第1の実施形態では,カバー本体30の管カバー部31b,32bが,配管10の管部11に直接接しないように,管カバー部31b,32bの直径と厚みが調整されている。これにより,管カバー部31b,32bと配管10の管部11との間に隙間が形成されて,この隙間が開口40となる。この開口40は,カバー本体30の内部空間と連通している。このため,配管10内の流体が,継手部20からカバー本体30の内部空間に漏洩又は噴出した場合であっても,このカバー本体30内に充満している流体は,開口40を通じて,外部へと排出される。このため,カバー本体30内の内圧(気圧や液圧)が高まり過ぎて,カバー本体30に損壊や破壊が生じることを防止できる。
例えば,配管10の管部11の外面とカバー本体30(管カバー部31b,32b)の内面との間の隙間は,1mm〜100mm,5mm〜80mm,又は10mm〜50mmであることが好ましい。特に,カバー本体30内の内圧を効率的に下げるために,配管10の管部11の外面とカバー本体30の内面との間の隙間は,5mm以上であることが好ましく,10mm以上であることがさらに好ましく,15mm以上であることが特に好ましい。
ここで,本発明の配管継手カバー100は,さらに,上記の開口40の維持するための開口維持手段50を備えていることが好ましい。図1〜図4に示されるように,第1の実施形態において,開口維持手段50は,スペーサ51によって実現されている。
図1及び図2に示されるように,スペーサ51は,カバー本体30の内面に取り付けられており,カバー本体30の内面と,配管10の管部11の外面との間に設けられる。具体的には,スペーサ51は,カバー本体30のうち,管カバー部31b,32bの内面に取り付けられている。スペーサ51は,公知の粘着剤などによって取り付けることが可能である。また,スペーサ51は,2つの配管10の管部11のそれぞれに対し,複数個ずつ設けられていることが好ましい。例えば,図1に示した例では,一つの配管10の管部11に対して,6個ずつ,スペーサ51が設けられている。ただし,スペーサ51の数は,図示したものに限定されず,例えば2〜20個,又は4〜10個ずつ設けられていてもよい。また,複数のスペーサ51は,互いに隙間を空けて配置されている。スペーサ51は,開口40の一部を塞ぐものであるが,隙間を空けてスペーサ51を配置することで,スペーサ51の間の隙間が開口40となる。
図3は,配管継手カバー100に開口40が形成される部分の断面図を示している。図3に示されるように,配管10の管部11と,カバー本体30の管カバー部31b,32bとの間には,流体が流通可能な開口40が形成されている。また,配管10の管部11の外面と,カバー本体30の管カバー部31b,32bの内面の間には,複数のスペーサ51が設けられている。複数のスペーサ51は,それぞれ隙間を空けて配置される。この複数のスペーサ51によって,開口40が維持されている。従って,開口40からは,カバー本体30内に充満した流体が均一に外部へと排出されるようになる。
スペーサ51を形成する材料としては,例えば,ゴムやシリコーンなどのように,カバー本体30を形成する材料(例えば金属)よりも摩擦係数の大きい材料を用いることが好ましい。これにより,配管10の管部11とカバー本体30との位置ずれを防止することができる。また,スペーサ51を形成する材料は,ゴムやシリコーンなどのような可撓性材料であることが特に好ましい。これにより,スペーサ51が緩衝材として機能して,配管10同士の継手部20から流体が噴出した際の衝撃が,カバー本体30に伝わりにくくなるため,カバー本体30に損壊が発生することを防止できる。
また,図4は,配管継手カバー100と配管10の全体の断面図を示している。図4では,配管継手カバー100と配管10の位置関係が示されている。図4に示されるように,配管継手カバー100のカバー本体30のうち,継手カバー部31a,32aは,配管10のフランジ部12の継ぎ目(継手部20)を塞ぐことなく,この継ぎ目との間の隙間を保持したまま支持されていることが好ましい。これにより,フランジ部12の継ぎ目から漏出又は噴出した流体が遮られることなく,カバー本体30の内部空間へと導かれる。例えば,配管継手カバー100のカバー本体30は,複数のスペーサ51のみによって,配管10の継手部20の周囲に支持されていることが好ましい。つまり,配管継手カバー100は,スペーサ51のみが配管10の管部11に対して当接しており,これにより,配管10に対して支持されている。これにより,配管継手カバー100のカバー本体30と,フランジ部12の継ぎ目との間の隙間が保持される。フランジ部12の継ぎ目から漏出又は噴出した流体は,カバー本体30の内部空間へと導かれ,カバー本体30内に充満する。カバー本体30内に充満した流体は,次第に,カバー本体30と管部11との間に形成された開口40を通じて,外部へと排出される。これにより,カバー本体30内の内圧を外部へと逃して,カバー本体30の損壊及び破壊を防止することができる。
また,図2及び図4には,配管継手カバー100を配管10に装着した状態において,この配管10の継手部20から噴出した流体が外部へと排出される経路が,破線の矢印Sで示されている。図2及び図4に示されるように,継手部20から噴出した流体は,開口40を通じて外部へと排出される。このときの流体の排出経路は,配管10の管部11の延伸方向と同じ方向となる。この配管10の延伸方向は,作業員などが存在しにくい方向である。このため,流体が開口40から排出されたとしても,作業員などに対して被害が及びにくい。従って,開口40を有する配管継手カバー100を配管10に装着することで,図1に示した矢印Sのように,流体が作業員の存在する方向に向かって直接的に噴出するような事態を効果的に防止できる。
また,その他,配管継手カバー100と配管10の継手部20との間に,耐熱性材料や耐薬品性材料などで形成されたシート部材(図示省略)を介在させることとしてもよい。特に,これらのシート部材によって,配管10の継手部20を被覆することが好ましい。また,配管継手カバー100の外側を,耐熱性材料や耐薬品性材料などで形成されたシート部材で被覆することもできる。耐熱性材料や耐薬品性材料としては,公知の材料を用いることができる。
また,配管継手カバー100の開口40から排出される流体に接触する位置に,pH表示パッチ(図示省略)を取り付けることが好ましい。pH表示パッチは,配管10内を流れる流体が酸性又はアルカリ性である場合に,このような流体に接触したときに化学反応を起こして表示色が変わる指示薬を有している。pH表示パッチは,公知のものを用いることができる。pH表示パッチを設けることで,流体の漏洩又は噴出を迅速に知らせることができる。また,例えば,開口40を維持するためのスペーサ51自体を,pH表示パッチとして機能させることもできる。つまり,スペーサ51に流体が接触したときにその色が変わるように,例えばゴム材などの材料にpH指示薬を混練して,スペーサ51を形成することとしてもよい。pH指示薬としては,フェノールフタレインや,ブロモチモールブルー,ブロムクレゾールパープルなどの公知の指示薬を用いることができる。
[2.第2の実施形態に係る配管継手カバー]
続いて,図5〜図7を参照して,本発明の配管継手カバーの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態については,上述した第1の実施形態と同様の構造については説明を割愛し,第1の実施形態と異なる構造を中心に説明を行う。
図5は,第2の実施形態に係る配管継手カバー100を分解した状態を示している。また,図6は,第1の実施形態に係る配管継手カバー100を配管10に取り付けた状態を示している。図5及び図6に示されるように,第2の実施形態において,配管継手カバー100のカバー本体30は,第1の実施形態と同様に,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32とを連結することによって構成されている。ただし,第2の実施形態では,第1の実施形態とは異なり,カバー本体30に管カバー部31b,32bが形成されておらず,カバー本体30が,継手カバー部31a,32aと,接合フランジ31c,32cのみによって構成されている。このため,第2の実施形態に係る配管継手カバー100では,カバー本体30の継手カバー部31a,32aと,配管10の管部11との間に,比較的大きな開口40が形成されている。
ここで,第2の実施形態は,開口40を維持するための開口維持手段50の構造が,第1の実施形態とは大きく異なる。つまり,第2の実施形態において,開口維持手段50は,固定部材52と支持部材53とによって構成されている。固定部材52は,配管10の管部11に固定される部材である。また,支持部材53は,固定部材52に対してカバー本体30を支持する部材である。固定部材52と支持部材53は,第1の半割筒体31と第2の半割筒体32のそれぞれに設けられている。また,固定部材52と支持部材53は,連結する2つの配管10のそれぞれに対応するように前後両側に設けられている。第1の半割筒体31の固定部材52と,第2の半割筒体32の固定部材52とは,配管10の管部11の周囲を囲うことのできる半円筒状であり,これらの両部材を接合することによって管部11に対して固定されている。また,支持部材53は,一つの固定部材52からカバー本体30に対して,複数本延びるように設けられていることが好ましい。また,複数の支持部材53は,互いに隙間を空けて設けられている。これにより,支持部材53の間を流体が通過するようになっている。
図5及び図6に示されるように,固定部材52と支持部材53とによって,カバー本体30と配管10との間の開口40を維持することとしてもよい。例えば,図1〜4に示した第1の実施形態では,開口40の大きさは,スペーサ51の大きさに依存するものとなるため,隙間の大きい開口40を形成することは難しい。これに対し,固定部材52と支持部材53とを用いて開口40を維持することで,図6に示すように,比較的大きい隙間の開口40を形成することが可能となる。
また,図7には,配管継手カバー100と配管10の全体の断面図が示されている。図7に示されるように,カバー本体30に管カバー部31b,32b(図4等参照)が形成されていないことと,開口維持手段50が固定部材52と支持部材53とによって構成されていることによって,比較的大きい開口40が形成されていることがわかる。これにより,配管10同士の継手部20から漏洩・噴出した流体が,カバー本体30の内部空間に導かれた後に,開口40を介して,外部へと排出され易くなっている。
上記のように,本発明の配管継手カバー100は,第1の実施形態と第2の実施形態のどちらであっても,従来発明の問題を解決することができる。第1の実施形態と第2の実施形態のどちらを採用するかは,配管10の形状や,配管10内を流通する流体の状況に応じて,適宜選択することができる。
[3.流体飛散防止装置]
図8は,配管継手部の流体飛散防止装置の概要を示している。図8に示されるように,流体飛散防止装置は,配管継手カバー100と局所排気装置200とを備えている。ここでは,配管継手カバー100として,図1〜図4に示した第1の実施形態に係る構造が採用されている。ただし,配管継手カバー100としては,図5〜図7に示した第2の実施形態に係る構造を採用することも可能である。また,局所排気装置200は,配管継手カバー100が有する2つの開口40のそれぞれに対応するように,少なくとも1機ずつ設けられる。例えば,局所排気装置200は,配管継手カバー100の2つの開口40に対して,複数機ずつ設けることも可能である。
局所排気装置200は,例えば,気体や微粉体をフード210などから吸い込んで,ダクト220などを通じて外部へと排気することのできる換気装置である。図8に示されるように,局所排気装置200は,配管継手カバー100の開口40の近傍に配置されており,この開口40から排出された流体を吸引可能なものであることが好ましい。このように,配管継手カバー100から排出された流体を局所排気装置200によって吸引して,例えば工場の外部へと排出することで,配管10から漏洩・噴出した流体によって,工場内部の環境が汚染されることを未然に防止できる。
局所排気装置200は,図8に示したようなキャノピー型のものに限られず,例えば,スロット型や,ルーバ型,グリット型などの公知のタイプのものを採用することができる。
流体飛散防止装置は,その他に,配管継手カバー100の開口40からの流体の排出を検出するためのセンサ(図示省略)を備えていてもよい。この場合,このセンサによって流体排出が検出されたときに,局所排気装置200を作動させるか,若しくは既に作動している局所排気装置200の吸気能力をハイパワーとすることが好ましい。これにより,配管10から流体が漏洩・噴出した緊急時に,その流体が飛散することがないように迅速に対応することができる。
本発明の流体飛散防止装置においては,配管継手カバー100の構造によって,配管から漏洩・噴出した流体の排出方向及び排出位置がコントロールされている。このため,漏洩・噴出した流体を吸引するために,局所排気装置200やそのセンサ(図示省略)を設ける位置を特定し易い。つまり,配管継手カバー100に開口40が形成されているため,この配管継手カバー100は損壊や破壊されにくくなっており,しかもこの開口40から流体が排出されることを容易に把握できる。従って,配管継手カバー100の開口40の先に,局所排気装置200の吸引部(フード210)やその起動センサを設けておくことで,この開口40から排出される流体を,迅速かつ効率的に吸引して外部へと排出することができる。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
本発明は,配管継手カバーや,その配管継手カバーの取付方法,その配管継手カバーを備えた流体飛散防止装置に関する。本発明は,例えば,配管を通じて高圧状態の化学薬品などを搬送する必要のある工場内などで好適に利用し得る。
10…配管 11…管部 12…フランジ部
13…ボルト 20…継手部 30…カバー本体
31…第1の半割筒体 31a…継手カバー部 31b…管カバー部
31c…接合フランジ 32…第2の半割筒体 32a…継手カバー部
32b…管カバー部 32c…接合フランジ 33…ボルト
34…ナット 40…開口 50…開口維持手段
51…スペーサ 52…固定部材 53…支持部材
100…配管継手カバー 200…局所排気装置 210…フード
220…ダクト

Claims (7)

  1. 複数の配管(10)を連結した継手部(20)を覆う配管継手カバー(100)であって,
    前記配管(10)は,流体が流通する管部(11)と,前記管部(11)の先端に形成されたフランジ部(12)と,を有しており,
    前記継手部(20)は,前記配管(10)の前記フランジ部(12)を突き合わせて接合することにより形成されたものであり,
    前記配管継手カバー(100)は,
    前記継手部(20)を内部に収容可能なカバー本体(30)を備え,
    前記カバー本体(30)と前記配管(10)の前記管部(11)との間には,前記継手部(20)から漏出した流体を外部へと排出可能な開口(40)が形成されている
    配管継手カバー。
  2. 前記開口(40)を維持するための開口維持手段(50)をさらに備える
    請求項1に記載の配管継手カバー。
  3. 前記開口維持手段(50)は,前記カバー本体(30)と前記配管(10)の前記管部(11)との間に設けられたスペーサ(51)である
    請求項2に記載の配管継手カバー。
  4. 前記開口維持手段(50)は,
    前記配管(10)の前記管部(11)に固定される固定部材(52)と,
    前記固定部材(52)に対して前記カバー本体(30)を支持するように設けられた支持部材(53)と,有する
    請求項2に記載の配管継手カバー。
  5. 前記カバー本体(30)は,金属から構成されている
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の配管継手カバー。
  6. 複数の配管(10)を連結した継手部(20)から流体が飛散することを防止するための装置であって,
    前記配管(10)は,流体が流通する管部(11)と,前記管部(11)の先端に形成されたフランジ部(12)と,を有しており,
    前記継手部(20)は,前記配管(10)の前記フランジ部(12)を突き合わせて接合することにより形成されたものであり,
    前記装置は,
    継手部(20)を覆う配管継手カバー(100)と,
    流体を吸い込んで外部へと排出可能な局所排気装置(200)と,を備え,
    前記配管継手カバー(100)は,
    前記継手部(20)を内部に収容可能なカバー本体(30)を有し,
    前記カバー本体(30)と前記配管(10)の前記管部(11)との間には,前記継手部(20)から漏出した流体を外部へと排出可能な開口(40)が形成されており,
    前記局所排気装置(200)は,
    前記配管継手カバー(100)の前記開口(40)から排出された流体を吸い込むことのできる位置に配置されている
    配管継手部の流体飛散防止装置。
  7. 複数の配管(10)を連結した継手部(20)を覆うように,配管継手カバー(100)を取り付ける方法であって,
    前記配管(10)は,流体が流通する管部(11)と,前記管部(11)の先端に形成されたフランジ部(12)と,を有しており,
    前記継手部(20)は,前記配管(10)の前記フランジ部(12)を突き合わせて連結することにより形成されたものであり,
    前記方法は,
    前記継手部(20)を内部に収容可能な前記配管継手カバー(100)のカバー本体(30)と前記配管(10)の前記管部(11)との間に,前記継手部(20)から漏出した流体を外部へと排出可能な開口(40)が形成されるように,前記配管継手カバー(100)を前記配管(10)に対して取り付ける工程を含む
    配管継手カバーの取付方法。
JP2014145400A 2014-07-15 2014-07-15 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置 Pending JP2016020729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014145400A JP2016020729A (ja) 2014-07-15 2014-07-15 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014145400A JP2016020729A (ja) 2014-07-15 2014-07-15 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016020729A true JP2016020729A (ja) 2016-02-04

Family

ID=55265671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014145400A Pending JP2016020729A (ja) 2014-07-15 2014-07-15 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016020729A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021105411A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 株式会社水道技術開発機構 流体機器の取替方法
CN113513641A (zh) * 2021-05-18 2021-10-19 高中彦 一种天然气运输管道包覆式连接方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169253A (ja) * 1987-12-25 1989-07-04 Hitachi Ltd 作業場の換気設備
JPH0495197U (ja) * 1990-12-27 1992-08-18
JPH0538773A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Kurimoto Ltd 異形複合管の製造方法
JPH10220681A (ja) * 1997-02-04 1998-08-21 Osaka Gas Co Ltd 管覆い具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169253A (ja) * 1987-12-25 1989-07-04 Hitachi Ltd 作業場の換気設備
JPH0495197U (ja) * 1990-12-27 1992-08-18
JPH0538773A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Kurimoto Ltd 異形複合管の製造方法
JPH10220681A (ja) * 1997-02-04 1998-08-21 Osaka Gas Co Ltd 管覆い具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021105411A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 株式会社水道技術開発機構 流体機器の取替方法
JP7371909B2 (ja) 2019-12-26 2023-10-31 株式会社水道技術開発機構 流体機器の取替方法
CN113513641A (zh) * 2021-05-18 2021-10-19 高中彦 一种天然气运输管道包覆式连接方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297061B2 (ja) フランジ接合構造
BR112014006602A2 (pt) aparelho e método para a vedação de um tubo incluindo meios de aperto interno e externo
JP2016020729A (ja) 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置
EP2634380A1 (en) Gas turbine burner fuel feeding system
KR101553573B1 (ko) 가스 누출 차단 장비
TWI750938B (zh) 連接導通口及配管端部的連接構造、開關閥裝置,及密封構件的拆卸方法
KR101951935B1 (ko) 배관 보수장치
US20160238180A1 (en) Pipe structure and aircraft
US20150034191A1 (en) Bellows valve and double valve body incorporating the same
KR20090038160A (ko) 관 이음부 커버 어셈블리
KR20150000286U (ko) 하이드로 테스트시 파이프 플랜지의 리크 예방장치
KR101003942B1 (ko) 관체 연결 장치
KR102541108B1 (ko) 플랜지 어셈블리
JP2016023790A (ja) 配管継手カバー及び配管継手カバーの取付方法
JP6237560B2 (ja) 配管継手カバー,配管継手カバーの取付方法,及び配管継手部の流体飛散防止装置
JP2019018361A (ja) 配管内面のゴムライニング用加硫方法及びその加硫装置
KR20130005163U (ko) 배관 기밀 시험용 지그
JP5260263B2 (ja) フランジ接合構造
US10309571B2 (en) Pipe structure and aircraft
KR20190000331U (ko) 배관 플랜지의 가스 누설 검지장치
JP4624254B2 (ja) 管路末端機器の漏洩補修継手
US7278440B2 (en) Safety system hose
ITMI20061740A1 (it) Dispositivo a flangia e contro-flangia di giunzione fissa amovibile per tubi
JP4960017B2 (ja) フレキシブルチューブ
KR200479377Y1 (ko) 수직배관 플랜지의 누출비산 방지기구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180403